JPH06265230A - 液化冷凍装置の運転制御方法及び装置 - Google Patents
液化冷凍装置の運転制御方法及び装置Info
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- JPH06265230A JPH06265230A JP5061493A JP5061493A JPH06265230A JP H06265230 A JPH06265230 A JP H06265230A JP 5061493 A JP5061493 A JP 5061493A JP 5061493 A JP5061493 A JP 5061493A JP H06265230 A JPH06265230 A JP H06265230A
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- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍負荷の変動にかかわらず、寒冷発生用の
膨張機を常時安定して効率良く運転する。 【構成】 タービンライン30において熱交換器19,
17の低温側にそれぞれ高温タービン31及び低温ター
ビン32が設けられた液化冷凍装置の運転制御方法及び
装置。JT弁14出口の冷媒を低温ヘリウム供給ライン
44及び分岐ライン45,46を介して上記熱交換器1
9,17の入口側に各々供給する。圧力制御器40によ
り、低温タービン入口圧力計36の検出圧力が許容範囲
内に収まるようにタービン入口弁34の開度制御を行
う。同時に温度制御器40により、高温タービン入口温
度計37及び低温タービン入口温度計38の検出温度に
基づき、各分岐ライン45,46のバイパス弁47,4
8の開度制御を行う。
膨張機を常時安定して効率良く運転する。 【構成】 タービンライン30において熱交換器19,
17の低温側にそれぞれ高温タービン31及び低温ター
ビン32が設けられた液化冷凍装置の運転制御方法及び
装置。JT弁14出口の冷媒を低温ヘリウム供給ライン
44及び分岐ライン45,46を介して上記熱交換器1
9,17の入口側に各々供給する。圧力制御器40によ
り、低温タービン入口圧力計36の検出圧力が許容範囲
内に収まるようにタービン入口弁34の開度制御を行
う。同時に温度制御器40により、高温タービン入口温
度計37及び低温タービン入口温度計38の検出温度に
基づき、各分岐ライン45,46のバイパス弁47,4
8の開度制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリウム液化冷凍装置
をはじめとする液化冷凍装置の運転制御方法及び装置に
関するものである。
をはじめとする液化冷凍装置の運転制御方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘリウム液化冷凍装置をはじめとする極
低温液化冷凍装置では、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮
されかつ逆転温度まで冷却された冷媒を膨張させてこれ
を液化するJT弁(ジュール−トムソン弁)とが設けら
れ、このJT弁の開度を変化させることにより、被冷却
体の冷凍負荷に応じて装置の液化能力と冷凍能力の割合
が調節される。具体的には、図2(a)に示されるよう
に、JT弁を開くことにより液化量の削減及び冷凍能力
の割合の増加が行われ、逆にJT弁を絞ることにより冷
凍能力の割合の削減及び液化量の増加が行われる。
低温液化冷凍装置では、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮
されかつ逆転温度まで冷却された冷媒を膨張させてこれ
を液化するJT弁(ジュール−トムソン弁)とが設けら
れ、このJT弁の開度を変化させることにより、被冷却
体の冷凍負荷に応じて装置の液化能力と冷凍能力の割合
が調節される。具体的には、図2(a)に示されるよう
に、JT弁を開くことにより液化量の削減及び冷凍能力
の割合の増加が行われ、逆にJT弁を絞ることにより冷
凍能力の割合の削減及び液化量の増加が行われる。
【0003】さらに、上記液化冷凍装置には、高圧冷媒
の一部を膨張させて寒冷を発生させるタービン式膨張機
が一般に装備される。このタービン式膨張機による寒冷
量を増やすには、タービン入口圧力を上げればよいが、
このタービン入口圧力を過度に上昇させると、タービン
式膨張機の回転数が異常に増大し、焼き付き等のトラブ
ルを起こすおそれがある。このため従来は、例えば特開
平1−159568号公報に示されるように、上記ター
ビン式膨張機の入口側にタービン入口弁を設けるととも
に、上記タービン式膨張機の入口圧力を検出し、この検
出圧力が許容範囲に収まるように上記タービン入口弁の
開度を制御することが行われている。
の一部を膨張させて寒冷を発生させるタービン式膨張機
が一般に装備される。このタービン式膨張機による寒冷
量を増やすには、タービン入口圧力を上げればよいが、
このタービン入口圧力を過度に上昇させると、タービン
式膨張機の回転数が異常に増大し、焼き付き等のトラブ
ルを起こすおそれがある。このため従来は、例えば特開
平1−159568号公報に示されるように、上記ター
ビン式膨張機の入口側にタービン入口弁を設けるととも
に、上記タービン式膨張機の入口圧力を検出し、この検
出圧力が許容範囲に収まるように上記タービン入口弁の
開度を制御することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記液化冷凍装置で
は、上記JT弁の開度調節によって液化能力と冷凍能力
の割合が変動するのに伴い、タービン入口温度も大きく
変動する。具体的には、図2(b)に示すように、冷凍
能力の割合が減り、液化能力の割合が高まるにつれて、
タービン入口温度は上昇することとなる。
は、上記JT弁の開度調節によって液化能力と冷凍能力
の割合が変動するのに伴い、タービン入口温度も大きく
変動する。具体的には、図2(b)に示すように、冷凍
能力の割合が減り、液化能力の割合が高まるにつれて、
タービン入口温度は上昇することとなる。
【0005】従って上記従来装置では、タービン入口弁
の開度が一定であっても、冷凍負荷変動によってタービ
ン入口温度が変動することによりタービン入口圧力も大
きく変化することになる。このため、タービン入口弁の
開度制御を行うだけではタービン回転数を安定させにく
く、最悪の場合には過回転を招くおそれがある。
の開度が一定であっても、冷凍負荷変動によってタービ
ン入口温度が変動することによりタービン入口圧力も大
きく変化することになる。このため、タービン入口弁の
開度制御を行うだけではタービン回転数を安定させにく
く、最悪の場合には過回転を招くおそれがある。
【0006】また、上記タービン式膨張機を最も効率良
く運転できるタービン運転温度及びタービン流量は決ま
っているが、上記従来装置ではタービン入口圧力を制御
しているだけなので冷凍負荷変動によってタービン入口
温度が自由に変動することになり、またこの入口温度の
変動にかかわらずタービン入口圧力を許容範囲に抑える
ようとするためにタービン入口弁を操作して図2(c)
に示すようにタービン流量も大きく動かされることにな
るので、効率の高い運転を常時維持することができな
い。
く運転できるタービン運転温度及びタービン流量は決ま
っているが、上記従来装置ではタービン入口圧力を制御
しているだけなので冷凍負荷変動によってタービン入口
温度が自由に変動することになり、またこの入口温度の
変動にかかわらずタービン入口圧力を許容範囲に抑える
ようとするためにタービン入口弁を操作して図2(c)
に示すようにタービン流量も大きく動かされることにな
るので、効率の高い運転を常時維持することができな
い。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、冷凍負
荷の変動にかかわらず、寒冷発生用の膨張機を常時安定
して効率良く運転することができる液化冷凍装置の運転
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
荷の変動にかかわらず、寒冷発生用の膨張機を常時安定
して効率良く運転することができる液化冷凍装置の運転
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷媒を圧送す
る圧縮機と、上記圧縮機で圧縮された冷媒を膨張させて
液化する膨張弁と、上記圧縮機から膨張弁に高圧冷媒を
供給する高圧ラインと、上記膨張弁で膨張した低圧冷媒
を上記圧縮機へ戻す低圧ラインと、上記高圧冷媒と低圧
冷媒との間で熱交換を行わせることにより上記高圧冷媒
を冷却する複数段の熱交換器と、上記膨張弁をバイパス
して高圧ラインと低圧ラインとを結ぶ膨張機ラインと、
この膨張機ラインの途中に設けられた寒冷発生用の膨張
機とを備えた液化冷凍装置において、上記膨張弁出口側
の冷媒を低圧ラインにおいて上記膨張機よりも高温側の
熱交換器の入口側に供給し、上記膨張機の入口温度を検
出してこの入口温度を予め定めた目標温度に近付けるよ
うに上記膨張弁出口側の冷媒の供給流量を制御するもの
である(請求項1)。
る圧縮機と、上記圧縮機で圧縮された冷媒を膨張させて
液化する膨張弁と、上記圧縮機から膨張弁に高圧冷媒を
供給する高圧ラインと、上記膨張弁で膨張した低圧冷媒
を上記圧縮機へ戻す低圧ラインと、上記高圧冷媒と低圧
冷媒との間で熱交換を行わせることにより上記高圧冷媒
を冷却する複数段の熱交換器と、上記膨張弁をバイパス
して高圧ラインと低圧ラインとを結ぶ膨張機ラインと、
この膨張機ラインの途中に設けられた寒冷発生用の膨張
機とを備えた液化冷凍装置において、上記膨張弁出口側
の冷媒を低圧ラインにおいて上記膨張機よりも高温側の
熱交換器の入口側に供給し、上記膨張機の入口温度を検
出してこの入口温度を予め定めた目標温度に近付けるよ
うに上記膨張弁出口側の冷媒の供給流量を制御するもの
である(請求項1)。
【0009】ここで、上記膨張弁出口側の冷媒は上記膨
張機よりも低温側の熱交換器に通してから低圧ラインに
供給するようにしてもよい(請求項2)。
張機よりも低温側の熱交換器に通してから低圧ラインに
供給するようにしてもよい(請求項2)。
【0010】また本発明は、上記液化冷凍装置におい
て、上記膨張機の入口圧力を検出する入口圧力検出手段
と、この検出圧力に基づいて上記膨張機の入口流量を制
御する入口圧力制御手段と、上記膨張機の入口温度を検
出する入口温度検出手段と、上記膨張弁の出口側と低圧
ラインにおいて上記膨張機よりも高温側の熱交換器の入
口側とを接続する低温冷媒供給ラインと、上記入口温度
検出手段で検出される入口温度を予め定めた目標温度に
近付けるように上記低温冷媒供給ラインの冷媒流量を制
御する供給流量制御手段とを備えたものである(請求項
3)。
て、上記膨張機の入口圧力を検出する入口圧力検出手段
と、この検出圧力に基づいて上記膨張機の入口流量を制
御する入口圧力制御手段と、上記膨張機の入口温度を検
出する入口温度検出手段と、上記膨張弁の出口側と低圧
ラインにおいて上記膨張機よりも高温側の熱交換器の入
口側とを接続する低温冷媒供給ラインと、上記入口温度
検出手段で検出される入口温度を予め定めた目標温度に
近付けるように上記低温冷媒供給ラインの冷媒流量を制
御する供給流量制御手段とを備えたものである(請求項
3)。
【0011】上記膨張機ラインの途中に高温側膨張機及
び低温側膨張機を直列に配した場合には、上記入口温度
検出手段を、各膨張機の入口温度を検出する高温側入口
温度検出手段と低温側入口温度検出手段とで構成し、上
記低温冷媒供給ラインを上記膨張弁の出口側と低圧ライ
ンにおいて上記各膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口
側とをそれぞれ接続するように構成し、上記供給流量制
御手段を、上記高温側入口温度検出手段及び低温側入口
温度検出手段で検出される入口温度を各々について予め
定められた目標温度に近付けるように上記低温冷媒供給
ラインの冷媒流量を制御するようにすればよい(請求項
4)。
び低温側膨張機を直列に配した場合には、上記入口温度
検出手段を、各膨張機の入口温度を検出する高温側入口
温度検出手段と低温側入口温度検出手段とで構成し、上
記低温冷媒供給ラインを上記膨張弁の出口側と低圧ライ
ンにおいて上記各膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口
側とをそれぞれ接続するように構成し、上記供給流量制
御手段を、上記高温側入口温度検出手段及び低温側入口
温度検出手段で検出される入口温度を各々について予め
定められた目標温度に近付けるように上記低温冷媒供給
ラインの冷媒流量を制御するようにすればよい(請求項
4)。
【0012】また、上記低温冷媒供給ラインは上記膨張
機よりも低温側の熱交換器に通してもよい(請求項
5)。
機よりも低温側の熱交換器に通してもよい(請求項
5)。
【0013】
【作用】請求項1,3記載の方法及び装置によれば、膨
張機の入口圧力に基づいて膨張機入口流量が制御される
と同時に、膨張弁出口側の冷媒を低圧ラインにおいて上
記膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口側に供給し、か
つその流量を調節することにより、上記膨張機の入口温
度を予め定めた目標温度に保つ制御が行われる。このた
め、冷凍負荷の変動にかかわらず上記膨張機の入口温度
及び入口圧力が安定な状態に保たれ、膨張機は安定した
状態で効率良く運転される。
張機の入口圧力に基づいて膨張機入口流量が制御される
と同時に、膨張弁出口側の冷媒を低圧ラインにおいて上
記膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口側に供給し、か
つその流量を調節することにより、上記膨張機の入口温
度を予め定めた目標温度に保つ制御が行われる。このた
め、冷凍負荷の変動にかかわらず上記膨張機の入口温度
及び入口圧力が安定な状態に保たれ、膨張機は安定した
状態で効率良く運転される。
【0014】ここで、上記膨張弁出口側から抽出される
冷媒は非常に低温であるため、この冷媒をそのまま上記
低圧ラインに供給すると、その供給流量を僅かに増やす
だけでもタービン入口温度は大きく下がることになる
が、請求項2,5記載の方法及び装置では、上記膨張弁
出口側の冷媒が、一旦上記膨張機よりも低温側の熱交換
器を通って昇温した後に低圧ラインに供給されるので、
この冷媒供給による膨張機入口温度の変化の割合が小さ
くなる。このため、膨張機入口温度の制御はより安定化
される。
冷媒は非常に低温であるため、この冷媒をそのまま上記
低圧ラインに供給すると、その供給流量を僅かに増やす
だけでもタービン入口温度は大きく下がることになる
が、請求項2,5記載の方法及び装置では、上記膨張弁
出口側の冷媒が、一旦上記膨張機よりも低温側の熱交換
器を通って昇温した後に低圧ラインに供給されるので、
この冷媒供給による膨張機入口温度の変化の割合が小さ
くなる。このため、膨張機入口温度の制御はより安定化
される。
【0015】また、請求項4記載の装置では、高温側膨
張機及び低温側膨張機の入口温度がそれぞれ個別に検出
され、各膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口側にそれ
ぞれ膨張弁出口側の冷媒が供給され、かつその供給流量
が制御されるため、両膨張機の入口温度が同時に制御さ
れることとなる。
張機及び低温側膨張機の入口温度がそれぞれ個別に検出
され、各膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入口側にそれ
ぞれ膨張弁出口側の冷媒が供給され、かつその供給流量
が制御されるため、両膨張機の入口温度が同時に制御さ
れることとなる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例におけるヘリウ
ム液化冷凍装置を示したものである。
ム液化冷凍装置を示したものである。
【0017】この装置は、ヘリウム圧縮用の圧縮機10
及び保冷箱12を備え、保冷箱12内には、ヘリウム液
化用のJT弁(ジュール−トムソン弁)14及び複数段
(図例では5段)の熱交換器15,16,17,18,
19が低温側から順に設けられている。そして、上記J
T弁14の入口側が高圧ライン21を介して上記圧縮機
10の吐出側に接続されるとともに、JT弁14の出口
側が低圧ライン22を介して上記圧縮機10の吸込み側
に接続されている。上記高圧ライン21及び低圧ライン
22は上記熱交換器15〜19を通っており、低圧ライ
ン22において最低温側熱交換器15とJT弁14との
間に気液分離器20が設けられている。この気液分離器
20の底部は、液体ヘリウム供給ライン25を介して保
冷箱12外部の被冷却体20に接続され、この被冷却体
20は、ヘリウムガス戻りライン26を介し、上記低圧
ライン22において上記気液分離器20と熱交換器15
との間の位置に接続されている。
及び保冷箱12を備え、保冷箱12内には、ヘリウム液
化用のJT弁(ジュール−トムソン弁)14及び複数段
(図例では5段)の熱交換器15,16,17,18,
19が低温側から順に設けられている。そして、上記J
T弁14の入口側が高圧ライン21を介して上記圧縮機
10の吐出側に接続されるとともに、JT弁14の出口
側が低圧ライン22を介して上記圧縮機10の吸込み側
に接続されている。上記高圧ライン21及び低圧ライン
22は上記熱交換器15〜19を通っており、低圧ライ
ン22において最低温側熱交換器15とJT弁14との
間に気液分離器20が設けられている。この気液分離器
20の底部は、液体ヘリウム供給ライン25を介して保
冷箱12外部の被冷却体20に接続され、この被冷却体
20は、ヘリウムガス戻りライン26を介し、上記低圧
ライン22において上記気液分離器20と熱交換器15
との間の位置に接続されている。
【0018】なお、図において28は、圧縮機10と並
列に接続されたリカバリタンクである。
列に接続されたリカバリタンクである。
【0019】上記高圧ライン21において上記熱交換器
18,19の間に位置する部分と、低圧ライン22にお
いて熱交換器15,16の間に位置する部分とは、ター
ビンライン30を介して接続されている。このタービン
ライン30は熱交換器17を通っており、このタービン
ライン熱交換器17よりも高温側の位置に高温側タービ
ン式膨張機(以下、単に「高温タービン」と称する。)
31が設けられ、熱交換器17よりも低温側の位置に低
温側タービン式膨張機(以下、単に「低温タービン」と
称する。)32が設けられている。従って、両タービン
31,32は熱交換器17を挾んでタービンライン30
に相互直列に配された状態となっている。
18,19の間に位置する部分と、低圧ライン22にお
いて熱交換器15,16の間に位置する部分とは、ター
ビンライン30を介して接続されている。このタービン
ライン30は熱交換器17を通っており、このタービン
ライン熱交換器17よりも高温側の位置に高温側タービ
ン式膨張機(以下、単に「高温タービン」と称する。)
31が設けられ、熱交換器17よりも低温側の位置に低
温側タービン式膨張機(以下、単に「低温タービン」と
称する。)32が設けられている。従って、両タービン
31,32は熱交換器17を挾んでタービンライン30
に相互直列に配された状態となっている。
【0020】タービンライン30において、上記高圧ラ
イン21から高温タービン31に至るまでの部分には、
タービン入口弁34及び高温タービン入口温度計(高温
側入口温度検出手段)37が設けられ、上記タービンラ
イン熱交換器17から低温タービン32に至るまでの部
分には、低温タービン入口圧力計(入口圧力検出手段を
構成)36及び低温タービン入口温度計(低温側入口温
度検出手段を構成)38が設けられている。上記低温タ
ービン入口圧力計36の検出信号は圧力制御器40に、
上記高温タービン入口温度計37及び低温タービン入口
温度計38の検出信号は温度制御器42にそれぞれ入力
され、上記圧力制御器40は、上記低温タービン入口圧
力計36で検出される低温タービン入口圧力が予め設定
された圧力許容範囲内、より具体的には低温タービン3
2が過回転とならない圧力範囲内に収まるように、ター
ビン入口弁34の開度を制御するように構成されてい
る。
イン21から高温タービン31に至るまでの部分には、
タービン入口弁34及び高温タービン入口温度計(高温
側入口温度検出手段)37が設けられ、上記タービンラ
イン熱交換器17から低温タービン32に至るまでの部
分には、低温タービン入口圧力計(入口圧力検出手段を
構成)36及び低温タービン入口温度計(低温側入口温
度検出手段を構成)38が設けられている。上記低温タ
ービン入口圧力計36の検出信号は圧力制御器40に、
上記高温タービン入口温度計37及び低温タービン入口
温度計38の検出信号は温度制御器42にそれぞれ入力
され、上記圧力制御器40は、上記低温タービン入口圧
力計36で検出される低温タービン入口圧力が予め設定
された圧力許容範囲内、より具体的には低温タービン3
2が過回転とならない圧力範囲内に収まるように、ター
ビン入口弁34の開度を制御するように構成されてい
る。
【0021】すなわち、上記圧力制御器40及びタービ
ン入口弁34により、タービン入口圧力に基づいてター
ビン入口流量を制御する入口流量制御手段が構成されて
いる。
ン入口弁34により、タービン入口圧力に基づいてター
ビン入口流量を制御する入口流量制御手段が構成されて
いる。
【0022】上記低圧ライン22においてJT弁14と
気液分離器20との間に位置する部分には、低温ヘリウ
ム供給ライン(低温冷媒供給ライン)44が接続されて
いる。この低温ヘリウム供給ライン44は、前記熱交換
器15を通り、その下流側で分岐ライン45,46に分
岐しており、分岐ライン45が上記低圧ライン22にお
いて熱交換器18,19の間に位置する部分(すなわち
高温タービン31よりも高温側の熱交換器19の入口
側)に接続され、分岐ライン46が上記低圧ライン22
において熱交換器16,17の間に位置する部分(すな
わち低温タービン32よりも高温側の熱交換器17の入
口側)に接続されている。また、各分岐ライン45,4
6の途中には、開度調節可能なバイパス弁47,48が
設けられている。
気液分離器20との間に位置する部分には、低温ヘリウ
ム供給ライン(低温冷媒供給ライン)44が接続されて
いる。この低温ヘリウム供給ライン44は、前記熱交換
器15を通り、その下流側で分岐ライン45,46に分
岐しており、分岐ライン45が上記低圧ライン22にお
いて熱交換器18,19の間に位置する部分(すなわち
高温タービン31よりも高温側の熱交換器19の入口
側)に接続され、分岐ライン46が上記低圧ライン22
において熱交換器16,17の間に位置する部分(すな
わち低温タービン32よりも高温側の熱交換器17の入
口側)に接続されている。また、各分岐ライン45,4
6の途中には、開度調節可能なバイパス弁47,48が
設けられている。
【0023】ここで、前記温度制御器42は、後に詳述
するように、前記高温タービン入口温度計37及び低温
タービン入口温度計38の検出温度に基づき、各検出温
度をそれぞれについて予め設定された目標温度に近付け
るように上記バイパス弁47,48の開度を制御するよ
うに構成されており、上記各目標温度は、高温タービン
31及び低温タービン32をそれぞれ最も高い効率で運
転できる温度に設定されている。
するように、前記高温タービン入口温度計37及び低温
タービン入口温度計38の検出温度に基づき、各検出温
度をそれぞれについて予め設定された目標温度に近付け
るように上記バイパス弁47,48の開度を制御するよ
うに構成されており、上記各目標温度は、高温タービン
31及び低温タービン32をそれぞれ最も高い効率で運
転できる温度に設定されている。
【0024】すなわち、上記温度制御器42及び各バイ
パス弁47,48によって本発明の供給流量制御手段が
構成されている。
パス弁47,48によって本発明の供給流量制御手段が
構成されている。
【0025】次に、この装置の作用を説明する。
【0026】圧縮機10により圧縮されたヘリウムガス
は、高圧ライン21を通りながら熱交換器19で液体窒
素と熱交換し、これによって冷却される。この冷却され
たガスの一部は、タービンライン30の高温タービン3
1及び低温タービン32を順に通過して寒冷を発生す
る。残りのヘリウムガスは熱交換器19〜15を通って
さらに逆転温度以下まで冷却された後、JT弁14で膨
張することにより液化され、気液分離器20でガス相と
液相とに分けられる。液体ヘリウムは液体ヘリウム供給
ライン25を通じて被冷却体24に供給され、被冷却体
24からヘリウムガス排出ライン26を通じて排出され
た低圧ヘリウムガスは気液分離器20内の低圧ヘリウム
ガスとともに低圧ライン22を通りながら熱交換器15
〜19で上記高圧ライン21内の高圧ヘリウムガスを冷
却し、ほぼ常温の状態で圧縮機10の吸込み側に戻され
る。
は、高圧ライン21を通りながら熱交換器19で液体窒
素と熱交換し、これによって冷却される。この冷却され
たガスの一部は、タービンライン30の高温タービン3
1及び低温タービン32を順に通過して寒冷を発生す
る。残りのヘリウムガスは熱交換器19〜15を通って
さらに逆転温度以下まで冷却された後、JT弁14で膨
張することにより液化され、気液分離器20でガス相と
液相とに分けられる。液体ヘリウムは液体ヘリウム供給
ライン25を通じて被冷却体24に供給され、被冷却体
24からヘリウムガス排出ライン26を通じて排出され
た低圧ヘリウムガスは気液分離器20内の低圧ヘリウム
ガスとともに低圧ライン22を通りながら熱交換器15
〜19で上記高圧ライン21内の高圧ヘリウムガスを冷
却し、ほぼ常温の状態で圧縮機10の吸込み側に戻され
る。
【0027】ここで、上記被冷却体24の冷凍負荷が変
動した場合には、この変動に応じてJT弁14が図略の
調節器により操作され、装置全体の液化能力と冷凍能力
との割合が調節される。具体的には、前記図2(a)に
示すように、JT弁14の開度を大きくすることにより
液化能力の割合が増加され、JT弁14の開度を小さく
することにより冷凍能力の割合が増加される。
動した場合には、この変動に応じてJT弁14が図略の
調節器により操作され、装置全体の液化能力と冷凍能力
との割合が調節される。具体的には、前記図2(a)に
示すように、JT弁14の開度を大きくすることにより
液化能力の割合が増加され、JT弁14の開度を小さく
することにより冷凍能力の割合が増加される。
【0028】このJT弁14を通過した直後の低温ヘリ
ウムの一部は、低温ヘリウム供給ライン44に沿って熱
交換器15を通過した後、各分岐ライン45,46から
低圧ライン22において熱交換器17の入口部分及び熱
交換器19の入口部分にそれぞれ直接供給される。従っ
て、分岐ライン45を通じての低温ヘリウムの供給流量
が多いほど、熱交換器19の温度が低下し、分岐ライン
46を通じての低温ヘリウムの供給流量が多いほど、熱
交換器17〜19の温度が低下することとなる。
ウムの一部は、低温ヘリウム供給ライン44に沿って熱
交換器15を通過した後、各分岐ライン45,46から
低圧ライン22において熱交換器17の入口部分及び熱
交換器19の入口部分にそれぞれ直接供給される。従っ
て、分岐ライン45を通じての低温ヘリウムの供給流量
が多いほど、熱交換器19の温度が低下し、分岐ライン
46を通じての低温ヘリウムの供給流量が多いほど、熱
交換器17〜19の温度が低下することとなる。
【0029】前記タービンライン30においては、低温
タービン入口圧力計36の検出圧力に基づき、この検出
圧力が許容範囲内に収まるように圧力制御器40によっ
てタービン入口弁34の開度が制御されるが、上記被冷
却体24の冷凍負荷の変動に伴い、上記JT弁14の操
作で液化能力と冷凍能力の比が変えられると、図2
(b)に示すように各タービン31,32の入口温度が
変動しようとし、これに伴ってタービン入口圧力もター
ビン入口弁34の開度が一定であるにもかかわらず大き
く変動しようとする。
タービン入口圧力計36の検出圧力に基づき、この検出
圧力が許容範囲内に収まるように圧力制御器40によっ
てタービン入口弁34の開度が制御されるが、上記被冷
却体24の冷凍負荷の変動に伴い、上記JT弁14の操
作で液化能力と冷凍能力の比が変えられると、図2
(b)に示すように各タービン31,32の入口温度が
変動しようとし、これに伴ってタービン入口圧力もター
ビン入口弁34の開度が一定であるにもかかわらず大き
く変動しようとする。
【0030】ここで従来は、上記圧力調節器40による
圧力制御が、上記のような冷凍負荷及びタービン入口温
度の変動に伴うタービン入口圧力の変動に追従しきれ
ず、運転状態が不安定となって最悪の場合にはタービン
31,32(特に低温タービン32)の過回転を招くお
それがあるが、この装置では、各タービン入口温度計3
7,38の検出温度に基づき、各検出温度をそれぞれに
ついて予め設定された目標温度に近付けるように温度制
御器42によってバイパス弁47,48の開度が制御さ
れるので、上記負荷変動に伴うタービン入口温度の変動
が抑えられ、両タービン31,32の入口温度がそれぞ
れ常に理想温度に近い温度に保たれることにより、両タ
ービン31,32は常に効率良く安定した状態で運転さ
れることとなる。
圧力制御が、上記のような冷凍負荷及びタービン入口温
度の変動に伴うタービン入口圧力の変動に追従しきれ
ず、運転状態が不安定となって最悪の場合にはタービン
31,32(特に低温タービン32)の過回転を招くお
それがあるが、この装置では、各タービン入口温度計3
7,38の検出温度に基づき、各検出温度をそれぞれに
ついて予め設定された目標温度に近付けるように温度制
御器42によってバイパス弁47,48の開度が制御さ
れるので、上記負荷変動に伴うタービン入口温度の変動
が抑えられ、両タービン31,32の入口温度がそれぞ
れ常に理想温度に近い温度に保たれることにより、両タ
ービン31,32は常に効率良く安定した状態で運転さ
れることとなる。
【0031】具体的に、高温タービン入口温度計37の
検出温度が目標値よりも高い場合には、バイパス弁47
の開度を開いて熱交換器19入口への低温ヘリウムの供
給量を増やすことにより、高温タービン入口温度の低下
が図られ、逆に高温タービン入口温度計37の検出温度
が目標値よりも低い場合には、バイパス弁47の開度を
絞って熱交換器19入口への低温ヘリウムの供給量を減
らすことにより、高温タービン入口温度の上昇が図られ
る。低温タービン入口温度計38の検出温度が目標値よ
りも高い場合には、バイパス弁48の開度を開いて熱交
換器17入口への低温ヘリウムの供給量を増やすことに
より、低温タービン入口温度の低下が図られ、逆に低温
タービン入口温度計38の検出温度が目標値よりも低い
場合には、バイパス弁48の開度を絞って熱交換器17
入口への低温ヘリウムの供給量を減らすことにより、低
温タービン入口温度の上昇が図られる。また、バイパス
弁48の開度変化に伴って熱交換器19の温度が目標温
度から離れる方向に変化する場合には、上記バイパス弁
48の開度調節と並行してバイパス弁47の開度調節も
行われる。
検出温度が目標値よりも高い場合には、バイパス弁47
の開度を開いて熱交換器19入口への低温ヘリウムの供
給量を増やすことにより、高温タービン入口温度の低下
が図られ、逆に高温タービン入口温度計37の検出温度
が目標値よりも低い場合には、バイパス弁47の開度を
絞って熱交換器19入口への低温ヘリウムの供給量を減
らすことにより、高温タービン入口温度の上昇が図られ
る。低温タービン入口温度計38の検出温度が目標値よ
りも高い場合には、バイパス弁48の開度を開いて熱交
換器17入口への低温ヘリウムの供給量を増やすことに
より、低温タービン入口温度の低下が図られ、逆に低温
タービン入口温度計38の検出温度が目標値よりも低い
場合には、バイパス弁48の開度を絞って熱交換器17
入口への低温ヘリウムの供給量を減らすことにより、低
温タービン入口温度の上昇が図られる。また、バイパス
弁48の開度変化に伴って熱交換器19の温度が目標温
度から離れる方向に変化する場合には、上記バイパス弁
48の開度調節と並行してバイパス弁47の開度調節も
行われる。
【0032】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
れるものでなく、例として次のような態様をとることも
可能である。
【0033】(1) 上記実施例では、高温タービン入口温
度及び低温タービン入口温度の双方を制御するものを示
したが、いずれか一方の入口温度、例えば入口圧力の制
御対象となる低温タービン32の入口温度のみを制御す
るようにしてもよい。この場合には、前記高温タービン
入口温度計37及びバイパス弁47を省略し、図3に示
すように低温タービン入口温度計38の検出温度に基づ
いてバイパス弁48の開度を調節するようにすればよ
い。
度及び低温タービン入口温度の双方を制御するものを示
したが、いずれか一方の入口温度、例えば入口圧力の制
御対象となる低温タービン32の入口温度のみを制御す
るようにしてもよい。この場合には、前記高温タービン
入口温度計37及びバイパス弁47を省略し、図3に示
すように低温タービン入口温度計38の検出温度に基づ
いてバイパス弁48の開度を調節するようにすればよ
い。
【0034】(2) 上記実施例では、低温ヘリウム供給ラ
イン44が熱交換器15を通るものを示したが、図4に
示すように低温ヘリウム供給ライン44が熱交換器15
を迂回するものであっても良い。ただし、前記実施例の
ように低温ヘリウム供給ライン44を熱交換器15に通
せば、低温ヘリウムを熱交換器15で一旦加温した後に
低圧ライン22に供給することができるため、この低温
ヘリウムの供給による熱交換器17〜19の急激な温度
低下が避けられ、温度制御がより容易になり、またより
安定した状態で行うことができる。一般にこの効果は、
低温ヘリウム供給ライン44をこれによる低温ヘリウム
供給位置よりも低温側の熱交換器に通すことにより、得
ることができる。
イン44が熱交換器15を通るものを示したが、図4に
示すように低温ヘリウム供給ライン44が熱交換器15
を迂回するものであっても良い。ただし、前記実施例の
ように低温ヘリウム供給ライン44を熱交換器15に通
せば、低温ヘリウムを熱交換器15で一旦加温した後に
低圧ライン22に供給することができるため、この低温
ヘリウムの供給による熱交換器17〜19の急激な温度
低下が避けられ、温度制御がより容易になり、またより
安定した状態で行うことができる。一般にこの効果は、
低温ヘリウム供給ライン44をこれによる低温ヘリウム
供給位置よりも低温側の熱交換器に通すことにより、得
ることができる。
【0035】(3) 本発明において、熱交換器及び膨張機
の具体的な段数は問わず、これらを備えた種々の液化冷
凍装置について本発明を適用することができる。
の具体的な段数は問わず、これらを備えた種々の液化冷
凍装置について本発明を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、膨張機の入口圧
力に基づいてその入口流量を制御すると同時に、液化用
の膨張弁出口側の冷媒を低圧ラインにおいて上記膨張機
よりも高温側の熱交換器の入口側に供給し、かつその流
量を調節することにより、上記膨張機の入口温度を予め
定めた目標温度に保つ制御を行うようにしたものである
ので、このような温度制御によって冷凍負荷の変動に伴
う膨張機入口温度の変動を抑えることができ、これによ
り上記圧力制御を安定した状態で行うことができる。従
って、膨張機を常に安定して効率の良い温度及び圧力状
態で運転することができる効果がある。しかも、特別な
加温もしくは冷却手段を用いず、装置内を流れる冷媒の
冷熱を利用するだけで上記効果を得ることができる。
力に基づいてその入口流量を制御すると同時に、液化用
の膨張弁出口側の冷媒を低圧ラインにおいて上記膨張機
よりも高温側の熱交換器の入口側に供給し、かつその流
量を調節することにより、上記膨張機の入口温度を予め
定めた目標温度に保つ制御を行うようにしたものである
ので、このような温度制御によって冷凍負荷の変動に伴
う膨張機入口温度の変動を抑えることができ、これによ
り上記圧力制御を安定した状態で行うことができる。従
って、膨張機を常に安定して効率の良い温度及び圧力状
態で運転することができる効果がある。しかも、特別な
加温もしくは冷却手段を用いず、装置内を流れる冷媒の
冷熱を利用するだけで上記効果を得ることができる。
【0037】さらに、請求項2,5記載の方法及び装置
では、上記膨張弁出口側の低温冷媒を、一旦上記膨張機
よりも低温側の熱交換器を通して高圧冷媒と熱交換させ
てから低圧ラインに供給することにより、上記低温冷媒
を熱交換器に通さない場合に比べてより高い温度で低圧
ラインに供給するようにしているので、この冷媒供給量
の変化に伴う膨張機入口温度の急激な変動を防ぐことが
でき、これにより膨張機入口温度の制御をより安定して
行うことができる効果がある。
では、上記膨張弁出口側の低温冷媒を、一旦上記膨張機
よりも低温側の熱交換器を通して高圧冷媒と熱交換させ
てから低圧ラインに供給することにより、上記低温冷媒
を熱交換器に通さない場合に比べてより高い温度で低圧
ラインに供給するようにしているので、この冷媒供給量
の変化に伴う膨張機入口温度の急激な変動を防ぐことが
でき、これにより膨張機入口温度の制御をより安定して
行うことができる効果がある。
【0038】また、請求項4記載の装置では、高温側膨
張機及び低温側膨張機の入口温度をそれぞれ個別に検出
する高温側入口温度検出手段と低温側入口温度検出手段
とを備え、各検出温度に基づき、各膨張機のすぐ高温側
の熱交換器の入口側への低温冷媒の供給量を制御するよ
うにしたものであるので、両膨張機の入口温度を同時に
制御することができ、これによって両膨張機を安定して
運転することができる効果がある。
張機及び低温側膨張機の入口温度をそれぞれ個別に検出
する高温側入口温度検出手段と低温側入口温度検出手段
とを備え、各検出温度に基づき、各膨張機のすぐ高温側
の熱交換器の入口側への低温冷媒の供給量を制御するよ
うにしたものであるので、両膨張機の入口温度を同時に
制御することができ、これによって両膨張機を安定して
運転することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるタービン式膨張機の
全体構成を示すフローシートである。
全体構成を示すフローシートである。
【図2】(a)はJT弁流量と液化能力及び冷凍能力の
比との関係を示すグラフ、(b)は液化能力及び冷凍能
力の比とタービン入口温度との関係を示すグラフ、
(c)は従来装置における液化能力及び冷凍能力の比と
タービン流量との比を示すグラフである。
比との関係を示すグラフ、(b)は液化能力及び冷凍能
力の比とタービン入口温度との関係を示すグラフ、
(c)は従来装置における液化能力及び冷凍能力の比と
タービン流量との比を示すグラフである。
【図3】本発明の他の実施例におけるタービン式膨張機
の全体構成を示すフローシートである。
の全体構成を示すフローシートである。
【図4】本発明の他の実施例におけるタービン式膨張機
の全体構成を示すフローシートである。
の全体構成を示すフローシートである。
10 圧縮機 14 JT弁(膨張弁) 15〜19 熱交換器 20 気液分離器 21 高圧ライン 22 低圧ライン 24 被冷却体 30 タービンライン 31 高温タービン(高温側タービン式膨張機) 32 低温タービン(低温側タービン式膨張機) 34 タービン入口弁(入口流量制御手段を構成) 36 低温タービン入口圧力計(入口圧力検出手段) 37 高温タービン入口温度計(高温側入口温度検出手
段を構成) 38 低温タービン入口温度計(低温側入口温度検出手
段を構成) 40 圧力制御器(入口流量制御手段を構成) 42 温度制御器(供給流量制御手段を構成) 44 低温ヘリウム供給ライン(低温冷媒供給ライン) 47,48 バイパス弁(供給流量制御手段を構成)
段を構成) 38 低温タービン入口温度計(低温側入口温度検出手
段を構成) 40 圧力制御器(入口流量制御手段を構成) 42 温度制御器(供給流量制御手段を構成) 44 低温ヘリウム供給ライン(低温冷媒供給ライン) 47,48 バイパス弁(供給流量制御手段を構成)
Claims (5)
- 【請求項1】 冷媒を圧送する圧縮機と、上記圧縮機で
圧縮された冷媒を膨張させて液化する膨張弁と、上記圧
縮機から膨張弁に高圧冷媒を供給する高圧ラインと、上
記膨張弁で膨張した低圧冷媒を上記圧縮機へ戻す低圧ラ
インと、上記高圧冷媒と低圧冷媒との間で熱交換を行わ
せることにより上記高圧冷媒を冷却する複数段の熱交換
器と、上記膨張弁をバイパスして高圧ラインと低圧ライ
ンとを結ぶ膨張機ラインと、この膨張機ラインの途中に
設けられた寒冷発生用の膨張機とを備えた液化冷凍装置
において、上記膨張機の入口圧力を検出し、この検出圧
力に基づいて上記膨張機の入口流量を制御すると同時
に、上記膨張弁出口側の冷媒を低圧ラインにおいて上記
膨張機よりも高温側の熱交換器の入口側に供給し、上記
膨張機の入口温度を検出してこの入口温度を予め定めた
目標温度に近付けるように上記膨張弁出口側の冷媒の供
給流量を制御することを特徴とする液化冷凍装置の運転
制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の液化冷凍装置の運転制御
方法において、上記膨張弁出口側の冷媒を上記膨張機よ
りも低温側の熱交換器に通してから低圧ラインにおいて
上記膨張機よりも高温側の熱交換器の入口側に供給する
ことを特徴とする液化冷凍装置の運転制御方法。 - 【請求項3】 冷媒を圧送する圧縮機と、上記圧縮機で
圧縮された冷媒を膨張させて液化する膨張弁と、上記圧
縮機から膨張弁に高圧冷媒を供給する高圧ラインと、上
記膨張弁を通過した低圧冷媒を上記圧縮機へ戻す低圧ラ
インと、上記高圧冷媒と低圧冷媒との間で熱交換を行わ
せることにより上記高圧冷媒を冷却する複数段の熱交換
器と、上記膨張弁をバイパスして高圧ラインと低圧ライ
ンとを結ぶ膨張機ラインと、この膨張機ラインの途中に
設けられた寒冷発生用の膨張機とを備えた液化冷凍装置
において、上記膨張機の入口圧力を検出する入口圧力検
出手段と、この検出圧力に基づいて上記膨張機の入口流
量を制御する入口圧力制御手段と、上記膨張機の入口温
度を検出する入口温度検出手段と、上記膨張弁の出口側
と低圧ラインにおいて上記膨張機よりも高温側の熱交換
器の入口側とを接続する低温冷媒供給ラインと、上記入
口温度検出手段で検出される入口温度を予め定めた目標
温度に近付けるように上記低温冷媒供給ラインの冷媒流
量を制御する供給流量制御手段とを備えたことを特徴と
する液化冷凍装置の運転制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の液化冷凍装置の運転制御
装置において、上記膨張機ラインの途中に高温側膨張機
及び低温側膨張機を直列に配するとともに、上記入口温
度検出手段を、各膨張機の入口温度を検出する高温側入
口温度検出手段と低温側入口温度検出手段とで構成し、
上記低温冷媒供給ラインを上記膨張弁の出口側と低圧ラ
インにおいて上記各膨張機のすぐ高温側の熱交換器の入
口側とをそれぞれ接続するように構成し、上記供給流量
制御手段を、上記高温側入口温度検出手段及び低温側入
口温度検出手段で検出される入口温度を各々について予
め定められた目標温度に近付けるように上記低温冷媒供
給ラインの冷媒流量を制御するように構成したことを特
徴とする液化冷凍装置の運転制御装置。 - 【請求項5】 請求項3または4記載の液化冷凍装置の
運転制御装置において、上記低温冷媒供給ラインを上記
膨張機よりも低温側の熱交換器に通したことを特徴とす
る液化冷凍装置の運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061493A JPH06265230A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 液化冷凍装置の運転制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061493A JPH06265230A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 液化冷凍装置の運転制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06265230A true JPH06265230A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12863859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5061493A Pending JPH06265230A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 液化冷凍装置の運転制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06265230A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007017010A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Railway Technical Res Inst | タービン型冷凍機の冷凍能力制御方法及び装置 |
| US7185501B2 (en) * | 2004-12-16 | 2007-03-06 | General Electric Company | Cryogenic cooling system and method with backup cold storage device |
| JP2010536002A (ja) * | 2007-08-03 | 2010-11-25 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 流体消費者へ供給するためのヘリウムなどの流体を冷却する方法及び対応の設備 |
| CN102812310A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-05 | 乔治洛德方法研究和开发液化空气有限公司 | 用于脉冲负荷制冷的方法和设备 |
| WO2016103295A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 日揮株式会社 | 冷凍装置 |
| KR20170015568A (ko) * | 2010-05-12 | 2017-02-08 | 브룩스 오토메이션, 인크. | 극저온 냉각용 시스템 및 방법 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5061493A patent/JPH06265230A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7185501B2 (en) * | 2004-12-16 | 2007-03-06 | General Electric Company | Cryogenic cooling system and method with backup cold storage device |
| JP2007017010A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Railway Technical Res Inst | タービン型冷凍機の冷凍能力制御方法及び装置 |
| JP2010536002A (ja) * | 2007-08-03 | 2010-11-25 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 流体消費者へ供給するためのヘリウムなどの流体を冷却する方法及び対応の設備 |
| CN102812310A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-05 | 乔治洛德方法研究和开发液化空气有限公司 | 用于脉冲负荷制冷的方法和设备 |
| KR20170015568A (ko) * | 2010-05-12 | 2017-02-08 | 브룩스 오토메이션, 인크. | 극저온 냉각용 시스템 및 방법 |
| WO2016103295A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 日揮株式会社 | 冷凍装置 |
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