JPH06266302A - ビデオ・ディスプレイ・システム - Google Patents
ビデオ・ディスプレイ・システムInfo
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- JPH06266302A JPH06266302A JP4229418A JP22941892A JPH06266302A JP H06266302 A JPH06266302 A JP H06266302A JP 4229418 A JP4229418 A JP 4229418A JP 22941892 A JP22941892 A JP 22941892A JP H06266302 A JPH06266302 A JP H06266302A
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- video
- video signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/18—Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals
- H04N9/20—Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals with more than one beam in a tube
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G1/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラー陰極線管ビデオ・ディスプレイ・シス
テムによって生じる電磁妨害雑音を低減させる。 【構成】 各原色のビデオ信号が、他の全ての原色ビデ
オ信号に対して時間的に遅延させられる。陰極線管ディ
スプレイに表示されると、時間的に遅延したビデオ信号
によって、表示される各イメージ毎に、分離したカラー
・パターンが生じる。分離したカラー・イメージは、各
カラー毎に、電子ビームの水平及び垂直変位に作用する
電子ビーム偏向制御装置を用いて、後で、アライメント
がとり直される。遠視野ポイントにおけるEMIの測定
結果は、ビデオ信号の周波数及び誘発される時間遅延量
に応じて、ゼロ(無EMI)と測定可能なEMIの無減
衰との間で変動する。
テムによって生じる電磁妨害雑音を低減させる。 【構成】 各原色のビデオ信号が、他の全ての原色ビデ
オ信号に対して時間的に遅延させられる。陰極線管ディ
スプレイに表示されると、時間的に遅延したビデオ信号
によって、表示される各イメージ毎に、分離したカラー
・パターンが生じる。分離したカラー・イメージは、各
カラー毎に、電子ビームの水平及び垂直変位に作用する
電子ビーム偏向制御装置を用いて、後で、アライメント
がとり直される。遠視野ポイントにおけるEMIの測定
結果は、ビデオ信号の周波数及び誘発される時間遅延量
に応じて、ゼロ(無EMI)と測定可能なEMIの無減
衰との間で変動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ・ディスプレイ
・システムに関するものであり、とりわけ、陰極線管
(CRT)ディスプレイを用いたビデオ・ディスプレイ
・システムからの電磁妨害雑音(EMT)放出の低減に
関するものである。
・システムに関するものであり、とりわけ、陰極線管
(CRT)ディスプレイを用いたビデオ・ディスプレイ
・システムからの電磁妨害雑音(EMT)放出の低減に
関するものである。
【0002】
A.CRTモニタの背景 従来のCRTビデオ・ディスプレイ・モニタの場合、入
力ビデオ信号に従って光子投射表面を電子ビームで走査
することによって、イメージが形成される。カラーCR
Tディスプレイの場合、3原色ビデオ信号が、3原色電
子銃を駆動することによって、各電子銃から電子流が放
出され、これが、その後、特定のカラーの蛍光体にぶつ
かることになる。個々の蛍光体の明るさは、そのカラー
に関する入力ビデオ信号に従って、その蛍光体にぶつか
る電子の数によって制御される。従来のCRTカラー・
ディスプレイの場合、カラー・イメージは、独立した
赤、緑、青の蛍光体によって放出される光の合成によっ
て形成され、離れて見ると、完全なカラー・イメージを
なすように見える。カラー・CRTディスプレイの場
合、赤の陰極、すなわち、電子銃からの電子は、陽極の
高電圧によってCRTスクリーンに向かって加速され
る。赤の陰極から放出される電子が、赤の蛍光体にぶつ
かると、赤い光が放出される。赤の陰極からの電子は、
CRTのネックまわりにおける電子ビーム・偏向板によ
って、赤の蛍光体だけにぶつかるように、偏向される。
偏向は、固定永久磁石、電磁石、または、静電偏向コイ
ルによって実施することができる。同様に、緑及び青の
電子銃からの電子が、陽極の高電圧によってCRTスク
リーンに向かって加速され、それぞれ、緑と青の蛍光体
にぶつかると、緑と青の光が生じる。
力ビデオ信号に従って光子投射表面を電子ビームで走査
することによって、イメージが形成される。カラーCR
Tディスプレイの場合、3原色ビデオ信号が、3原色電
子銃を駆動することによって、各電子銃から電子流が放
出され、これが、その後、特定のカラーの蛍光体にぶつ
かることになる。個々の蛍光体の明るさは、そのカラー
に関する入力ビデオ信号に従って、その蛍光体にぶつか
る電子の数によって制御される。従来のCRTカラー・
ディスプレイの場合、カラー・イメージは、独立した
赤、緑、青の蛍光体によって放出される光の合成によっ
て形成され、離れて見ると、完全なカラー・イメージを
なすように見える。カラー・CRTディスプレイの場
合、赤の陰極、すなわち、電子銃からの電子は、陽極の
高電圧によってCRTスクリーンに向かって加速され
る。赤の陰極から放出される電子が、赤の蛍光体にぶつ
かると、赤い光が放出される。赤の陰極からの電子は、
CRTのネックまわりにおける電子ビーム・偏向板によ
って、赤の蛍光体だけにぶつかるように、偏向される。
偏向は、固定永久磁石、電磁石、または、静電偏向コイ
ルによって実施することができる。同様に、緑及び青の
電子銃からの電子が、陽極の高電圧によってCRTスク
リーンに向かって加速され、それぞれ、緑と青の蛍光体
にぶつかると、緑と青の光が生じる。
【0003】CRTスクリーンに表示すべきオブジェク
トの位置は、カラー・イメージを構成する各原色に関す
る電子ビームの偏向量、及びビデオ信号がディスプレイ
のビデオ入力に生じる時間の両方の関数である。各変数
は、他の変数から独立している。電子ビームの偏向量を
変化させると、その電子ビームに関連した全てのカラー
・イメージが同時に移動する。スクリーンに表示すべき
オブジェクトを構成するビデオ信号が、ビデオ入力に生
じる時間を変化させると、そのオブジェクトだけが移動
する。赤、緑、青の全ての原色に関する電子ビームは、
上から下へ、左から右へと、走査を行うので、時間的に
遅れて発生するオブジェクトに関するビデオ信号は、先
に発生した別のオブジェクトに比べて、CRTディスプ
レイのさらに右に生じるか、あるいは、その下部へと降
下することになる。
トの位置は、カラー・イメージを構成する各原色に関す
る電子ビームの偏向量、及びビデオ信号がディスプレイ
のビデオ入力に生じる時間の両方の関数である。各変数
は、他の変数から独立している。電子ビームの偏向量を
変化させると、その電子ビームに関連した全てのカラー
・イメージが同時に移動する。スクリーンに表示すべき
オブジェクトを構成するビデオ信号が、ビデオ入力に生
じる時間を変化させると、そのオブジェクトだけが移動
する。赤、緑、青の全ての原色に関する電子ビームは、
上から下へ、左から右へと、走査を行うので、時間的に
遅れて発生するオブジェクトに関するビデオ信号は、先
に発生した別のオブジェクトに比べて、CRTディスプ
レイのさらに右に生じるか、あるいは、その下部へと降
下することになる。
【0004】B.電磁妨害雑音(EMI)の背景 電磁妨害雑音、すなわち、EMIは、いくつかの発生源
から生じる可能性がある。ビデオ・ディスプレイ・シス
テムの各コンポーネント部分が、ビデオ・ディスプレイ
・システム全体によって発生する全EMIの部分的原因
をなしている。例えば、ビデオ発生器は、一般に、冷却
通風のためいくつかの開口部を設ける必要があるが、こ
の結果、高周波(RF)放射がビデオ発生器のエンクロ
ージャから漏出することになる。さらに、ピーク・ツー
・ピーク信号レベルで5ボルトで動作する内部デジタル
論理回路が、全EMIの一因となるが、ビデオ発生器か
らの最終ビデオ出力は、ピーク・ツー・ピークでわずか
0.7ボルトしかない。ビデオ発生器は、ケーブル配線
を介して、CRTディスプレイを含むビデオ・ディスプ
レイ・システムの他のコンポーネントに接続されてい
る。ケーブルにシールドが施されていないと、RFエネ
ルギがケーブルから放射され、ディスプレイ・システム
に対する測定可能なEMIの一因となる。
から生じる可能性がある。ビデオ・ディスプレイ・シス
テムの各コンポーネント部分が、ビデオ・ディスプレイ
・システム全体によって発生する全EMIの部分的原因
をなしている。例えば、ビデオ発生器は、一般に、冷却
通風のためいくつかの開口部を設ける必要があるが、こ
の結果、高周波(RF)放射がビデオ発生器のエンクロ
ージャから漏出することになる。さらに、ピーク・ツー
・ピーク信号レベルで5ボルトで動作する内部デジタル
論理回路が、全EMIの一因となるが、ビデオ発生器か
らの最終ビデオ出力は、ピーク・ツー・ピークでわずか
0.7ボルトしかない。ビデオ発生器は、ケーブル配線
を介して、CRTディスプレイを含むビデオ・ディスプ
レイ・システムの他のコンポーネントに接続されてい
る。ケーブルにシールドが施されていないと、RFエネ
ルギがケーブルから放射され、ディスプレイ・システム
に対する測定可能なEMIの一因となる。
【0005】ビデオ・ディスプレイ・システムに対する
全EMIに最も強く影響するのは、ビデオ・モニタであ
る。たいていの場合、電子銃陰極内において動作する信
号レベルは、相互接続用のケーブル内における信号レベ
ルの50倍を超えることになる。発生するEMIの大き
さは、ソース信号の振幅に正比例する。従って、信号レ
ベルがかなり高いビデオ・モニタの場合、全EMIにか
なり高い割合で影響を及ぼすことになる。さらに、モニ
タ内における電力消費及び消散が大きくなるので、冷却
通風の必要が増大し、モニタ・エンクロージャ内におけ
る空気の移動のため、通風用開口部とファンの両方また
は一方を追加することが必要になる。最後に、CRTス
クリーンは、表示が見えるように「開放」されていなけ
ればならないので、EMIの放出は、CRT電子銃及び
加速陽極が完全に密閉されている場合よりも増すことに
なる。CRTディスプレイ内には、何らかのシールドを
施すことが可能であるが、一般には、妥協が必要にな
り、ディスプレイ・スクリーンから測定可能なEMIが
放出される。通常、シールディング及びフィルタリング
が用いられるが、ディスプレイ・モニタにおけるEMI
の放出を低減させる技術において周知の技法である。従
来は、全ての放射回路が単独のシールド、または複合的
なシールドを施された金属エンクロージャ内に納められ
る。さらに、放射メカニズムの周波数に基づき、RLC
回路またはフェライト・チョークのような他の消散素子
を用いて、シールドされたコンポーネントから外部環境
に延びる全てのワイヤに、フィルタリングを施さなけれ
ばならない。一般に、交流電力線及びユーザ制御装置に
は、上述の方法にしたがったフィルタリングを施す必要
がある。特定の用途に関して許容し得るEMIのレベル
に基づき、既知のフィルタリング及びシールディング技
法でEMIを低減する場合、ビデオ・ディスプレイ・シ
ステムに用いられるCRTディスプレイのコストにかな
りの費用が追加されることになる可能性がある。
全EMIに最も強く影響するのは、ビデオ・モニタであ
る。たいていの場合、電子銃陰極内において動作する信
号レベルは、相互接続用のケーブル内における信号レベ
ルの50倍を超えることになる。発生するEMIの大き
さは、ソース信号の振幅に正比例する。従って、信号レ
ベルがかなり高いビデオ・モニタの場合、全EMIにか
なり高い割合で影響を及ぼすことになる。さらに、モニ
タ内における電力消費及び消散が大きくなるので、冷却
通風の必要が増大し、モニタ・エンクロージャ内におけ
る空気の移動のため、通風用開口部とファンの両方また
は一方を追加することが必要になる。最後に、CRTス
クリーンは、表示が見えるように「開放」されていなけ
ればならないので、EMIの放出は、CRT電子銃及び
加速陽極が完全に密閉されている場合よりも増すことに
なる。CRTディスプレイ内には、何らかのシールドを
施すことが可能であるが、一般には、妥協が必要にな
り、ディスプレイ・スクリーンから測定可能なEMIが
放出される。通常、シールディング及びフィルタリング
が用いられるが、ディスプレイ・モニタにおけるEMI
の放出を低減させる技術において周知の技法である。従
来は、全ての放射回路が単独のシールド、または複合的
なシールドを施された金属エンクロージャ内に納められ
る。さらに、放射メカニズムの周波数に基づき、RLC
回路またはフェライト・チョークのような他の消散素子
を用いて、シールドされたコンポーネントから外部環境
に延びる全てのワイヤに、フィルタリングを施さなけれ
ばならない。一般に、交流電力線及びユーザ制御装置に
は、上述の方法にしたがったフィルタリングを施す必要
がある。特定の用途に関して許容し得るEMIのレベル
に基づき、既知のフィルタリング及びシールディング技
法でEMIを低減する場合、ビデオ・ディスプレイ・シ
ステムに用いられるCRTディスプレイのコストにかな
りの費用が追加されることになる可能性がある。
【0006】C.櫛形フィルタの背景 従来の電気的フィルタの場合、信号の減衰は、フィルタ
リングを施される信号の周波数によって決まる。こうし
た従来のフィルタは、コンデンサ及びインダクタといっ
た、周波数に依存するコンポーネントによって形成され
る。例えば、コンデンサ及び抵抗器を利用する低域フィ
ルタは、カット・オフ周波数未満の周波数成分について
は、減衰せずに通過させるが、カット・オフ周波数を超
える信号成分は減衰させる。代替案として、先行技術に
おいて既知の、周波数に依存する別タイプのフィルタに
は、横断フィルタがある。横断フィルタは、図1に示す
ように、遅延線と、遅延線に沿ったさまざまなポイント
に設けられたタップから構成される。横断フィルタは、
遅延線に沿って伝送される信号の伝搬時間遅延に頼っ
て、フィルタ内の周波数識別機能を提供するものであ
る。例えば中間点と端部にタップが設けられた2マイク
ロ秒遅延線に信号が加えられるものと仮定する。タップ
が、共に、総和ネットワークに加えられる場合、出力
は、中間点のタップと端部のタップから得られた信号を
合成したものになる。遅延線の入力に1MHz の正弦波
を加える場合、1MHz の正弦波の周期は、1マイクロ
秒のため、第1のタップにおける入力信号は、2マイク
ロ秒遅延線の端部における第2の、すなわち、端末のタ
ップにおける信号の位相と全く同じになる。2つのタッ
プの総和を行うと、出力信号は2倍の振幅の入力信号と
同じ位相になる。代わりに、遅延線の入力に500KH
z の信号を加えると、500KHz の信号の周期は、2
マイクロ秒のため、第1のタップにおける信号と遅延線
の端部における信号は位相が180度ずれることにな
る。第1のタップにおける信号と端末のタップにおける
信号を総和すると、総和ネットワークからの出力がゼロ
になる。従って、可能性のあるあらゆる周波数の入力信
号をフィルタの入力に加えると、第1のタップから取り
出した信号と端末のタップから取り出した信号の位相
が、全くずれることになる、500KHz 、1.5MH
z 、2.5MHz 、3.5MHz 等において一連のゼロ
が生じる。逆に、1MHz 、2MHz 、3MHz 等にお
いては、第1のタップから取り出した信号と端末のタッ
プから取り出した信号の位相が、完全にそろうことにな
るので、出力信号が最大になる。図1に示す結果は、櫛
の外観を有する、従って、「櫛形」フィルタという用語
が与えられ、「歯」がフィルタのゼロにあたる、応答ス
ペクトルである。遅延線のタップ数によって、ゼロの数
及びゼロの生じる周波数が変動する。櫛形フィルタに関
する代表的な論考については、BensonによるTe
levision EngineeringHandb
ook 13:149〜152(1986年)に見受け
られる。
リングを施される信号の周波数によって決まる。こうし
た従来のフィルタは、コンデンサ及びインダクタといっ
た、周波数に依存するコンポーネントによって形成され
る。例えば、コンデンサ及び抵抗器を利用する低域フィ
ルタは、カット・オフ周波数未満の周波数成分について
は、減衰せずに通過させるが、カット・オフ周波数を超
える信号成分は減衰させる。代替案として、先行技術に
おいて既知の、周波数に依存する別タイプのフィルタに
は、横断フィルタがある。横断フィルタは、図1に示す
ように、遅延線と、遅延線に沿ったさまざまなポイント
に設けられたタップから構成される。横断フィルタは、
遅延線に沿って伝送される信号の伝搬時間遅延に頼っ
て、フィルタ内の周波数識別機能を提供するものであ
る。例えば中間点と端部にタップが設けられた2マイク
ロ秒遅延線に信号が加えられるものと仮定する。タップ
が、共に、総和ネットワークに加えられる場合、出力
は、中間点のタップと端部のタップから得られた信号を
合成したものになる。遅延線の入力に1MHz の正弦波
を加える場合、1MHz の正弦波の周期は、1マイクロ
秒のため、第1のタップにおける入力信号は、2マイク
ロ秒遅延線の端部における第2の、すなわち、端末のタ
ップにおける信号の位相と全く同じになる。2つのタッ
プの総和を行うと、出力信号は2倍の振幅の入力信号と
同じ位相になる。代わりに、遅延線の入力に500KH
z の信号を加えると、500KHz の信号の周期は、2
マイクロ秒のため、第1のタップにおける信号と遅延線
の端部における信号は位相が180度ずれることにな
る。第1のタップにおける信号と端末のタップにおける
信号を総和すると、総和ネットワークからの出力がゼロ
になる。従って、可能性のあるあらゆる周波数の入力信
号をフィルタの入力に加えると、第1のタップから取り
出した信号と端末のタップから取り出した信号の位相
が、全くずれることになる、500KHz 、1.5MH
z 、2.5MHz 、3.5MHz 等において一連のゼロ
が生じる。逆に、1MHz 、2MHz 、3MHz 等にお
いては、第1のタップから取り出した信号と端末のタッ
プから取り出した信号の位相が、完全にそろうことにな
るので、出力信号が最大になる。図1に示す結果は、櫛
の外観を有する、従って、「櫛形」フィルタという用語
が与えられ、「歯」がフィルタのゼロにあたる、応答ス
ペクトルである。遅延線のタップ数によって、ゼロの数
及びゼロの生じる周波数が変動する。櫛形フィルタに関
する代表的な論考については、BensonによるTe
levision EngineeringHandb
ook 13:149〜152(1986年)に見受け
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カラ
ー陰極線管ビデオ・ディスプレイ・システムによって生
じる電磁妨害雑音を低減させる方法及び装置を提供する
ことにある。
ー陰極線管ビデオ・ディスプレイ・システムによって生
じる電磁妨害雑音を低減させる方法及び装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】後述のように、本発明
は、表示すべきビデオ・イメージを構成する成分カラー
・ビデオ信号を時間的に遅延させることによって、CR
Tディスプレイから放出されるEMIを低減させる、単
純で、安価ではあるが、有効な装置及び方法を提供する
ものである。時間的に遅延したビデオ信号を導入する
と、さらに、ビデオ・イメージを構成するビデオ信号の
周波数に応じてゼロ信号が生じ、この結果、CRTディ
スプレイに関する全EMI放出が減少することになる。
は、表示すべきビデオ・イメージを構成する成分カラー
・ビデオ信号を時間的に遅延させることによって、CR
Tディスプレイから放出されるEMIを低減させる、単
純で、安価ではあるが、有効な装置及び方法を提供する
ものである。時間的に遅延したビデオ信号を導入する
と、さらに、ビデオ・イメージを構成するビデオ信号の
周波数に応じてゼロ信号が生じ、この結果、CRTディ
スプレイに関する全EMI放出が減少することになる。
【0009】ビデオ・ディスプレイ・システムには、さ
らに、3原色のそれぞれについて、ビデオ発生器が含ま
れている。3原色のカラー・ビデオ・システムの場合、
原色の1つが、非遅延基準として選択される。ある長さ
のシールドされた同軸ケーブルが、各原色ビデオ発生器
とCRTとを接続する。各同軸ケーブルは、固有の長さ
を備えている。非遅延基準原色ビデオ発生器が第1のシ
ールドされた同軸ケーブルを介してCRTに接続されて
いる。第2のシールドされた同軸ケーブルが第2の原色
ビデオ発生器とCRTの間に挿入される。最後に、第3
のシールドされた同軸ケーブルが第3の原色ビデオ発生
器とCRTの間に挿入される。寸法の異なる同軸ケーブ
ルの伝搬遅延によって、構成要素をなす原色ビデオ信号
間に時間遅延及び位相遅延が導入される。CRTに表示
すると、遅延ビデオ信号は、非遅延または基準原色ビデ
オ信号に対して時間と空間の両方において遅延すること
になる。分離されたカラー・イメージは、後で、各原色
毎に電子ビームの水平及び垂直変位を制御する既存の電
子ビーム偏向制御装置を利用することによって、CRT
上でアライメントが取り直される。CRTからの距離が
CRTスクリーンの寸法をかなり上回ることになるポイ
ントでのEMIの測定結果は、原色ビデオ信号の周波数
及び各同軸ケーブルによって導入される伝搬時間の遅延
量によって、EMIの大幅な減衰と測定不能な減衰の間
で変動することになる。
らに、3原色のそれぞれについて、ビデオ発生器が含ま
れている。3原色のカラー・ビデオ・システムの場合、
原色の1つが、非遅延基準として選択される。ある長さ
のシールドされた同軸ケーブルが、各原色ビデオ発生器
とCRTとを接続する。各同軸ケーブルは、固有の長さ
を備えている。非遅延基準原色ビデオ発生器が第1のシ
ールドされた同軸ケーブルを介してCRTに接続されて
いる。第2のシールドされた同軸ケーブルが第2の原色
ビデオ発生器とCRTの間に挿入される。最後に、第3
のシールドされた同軸ケーブルが第3の原色ビデオ発生
器とCRTの間に挿入される。寸法の異なる同軸ケーブ
ルの伝搬遅延によって、構成要素をなす原色ビデオ信号
間に時間遅延及び位相遅延が導入される。CRTに表示
すると、遅延ビデオ信号は、非遅延または基準原色ビデ
オ信号に対して時間と空間の両方において遅延すること
になる。分離されたカラー・イメージは、後で、各原色
毎に電子ビームの水平及び垂直変位を制御する既存の電
子ビーム偏向制御装置を利用することによって、CRT
上でアライメントが取り直される。CRTからの距離が
CRTスクリーンの寸法をかなり上回ることになるポイ
ントでのEMIの測定結果は、原色ビデオ信号の周波数
及び各同軸ケーブルによって導入される伝搬時間の遅延
量によって、EMIの大幅な減衰と測定不能な減衰の間
で変動することになる。
【0010】
【実施例】陰極線管ビデオ・ディスプレイ・システムか
らのEMIを低減するための方法及び装置について、開
示する。解説を目的とした以下の説明において、本発明
の理解を完全なものにするため、特定の数、材料、構成
が提示される。ただし、当業者には明らかなように、本
発明は、これらの特定の明細がなくても、実施すること
が可能である。他の例では、本発明が不必要に曖昧にな
らないようにするため、周知のシステムが、略図または
ブロック図の形で示されている。
らのEMIを低減するための方法及び装置について、開
示する。解説を目的とした以下の説明において、本発明
の理解を完全なものにするため、特定の数、材料、構成
が提示される。ただし、当業者には明らかなように、本
発明は、これらの特定の明細がなくても、実施すること
が可能である。他の例では、本発明が不必要に曖昧にな
らないようにするため、周知のシステムが、略図または
ブロック図の形で示されている。
【0011】図2を参照すると、本発明には、カラーC
RTモニタ25が含まれている。赤のビデオ信号源5、
緑のビデオ信号源7、青のビデオ信号源9によって、そ
れぞれ、モニタ25に表示されるイメージに関する赤、
緑、青の原色ビデオ信号が供給される。赤のビデオ信号
源5とモニタ25の間には、赤の遅延モジュール15が
挿入される。赤の遅延モジュール15によって、モニタ
25に供給される赤のビデオ信号に任意の時間遅延N+
td (赤)が導入されるが、ここで、Nはベース・ライ
ンまたは基準遅延であり、td (赤)は基準遅延Nに対
して導入される一定の補助遅延である。赤の遅延モジュ
ール15は、補助時間遅延td (赤)に関連した対応す
る移相Φd (赤)を導入する機能を果たす。赤の遅延モ
ジュール15は、さらに詳細に後述するように、放出さ
れるEMIを最適に低減するのに必要な任意の量の補助
時間遅延td を導入するように構成されている。現在の
ところ望ましい実施例の場合、赤の遅延モジュール15
はゼロに等しい補助時間遅延td (赤)を導入する。補
助時間遅延td (赤)がなければ、もちろん、赤のビデ
オ信号の対応する移相Φd (赤)もゼロになる。
RTモニタ25が含まれている。赤のビデオ信号源5、
緑のビデオ信号源7、青のビデオ信号源9によって、そ
れぞれ、モニタ25に表示されるイメージに関する赤、
緑、青の原色ビデオ信号が供給される。赤のビデオ信号
源5とモニタ25の間には、赤の遅延モジュール15が
挿入される。赤の遅延モジュール15によって、モニタ
25に供給される赤のビデオ信号に任意の時間遅延N+
td (赤)が導入されるが、ここで、Nはベース・ライ
ンまたは基準遅延であり、td (赤)は基準遅延Nに対
して導入される一定の補助遅延である。赤の遅延モジュ
ール15は、補助時間遅延td (赤)に関連した対応す
る移相Φd (赤)を導入する機能を果たす。赤の遅延モ
ジュール15は、さらに詳細に後述するように、放出さ
れるEMIを最適に低減するのに必要な任意の量の補助
時間遅延td を導入するように構成されている。現在の
ところ望ましい実施例の場合、赤の遅延モジュール15
はゼロに等しい補助時間遅延td (赤)を導入する。補
助時間遅延td (赤)がなければ、もちろん、赤のビデ
オ信号の対応する移相Φd (赤)もゼロになる。
【0012】同様に、緑のビデオ信号供給源7とモニタ
25の間には、緑の遅延モジュール17が挿入される。
緑の遅延モジュール17によって、モニタ25に供給さ
れる緑のビデオ信号に任意の、選択可能な時間遅延N+
td (緑)が導入される。ここで、Nはやはり基準遅延
であり、td (緑)はtd (赤)とは異なる一定の補助
遅延である。同様に緑の遅延モジュール17によって、
移相Φd (緑)が導入されるが、これはその大きさが導
入される特定の補助時間遅延td (緑)に対応する。現
在のところ望ましい実施例の場合、Φd (緑)は、モニ
タ25からのEMI放出の低減が緑の遅延モジュール1
7によって導入される補助時間遅延td(緑)の逆数の
1/3倍の周波数、すなわち、f=1/(3 *td 緑)
で開始するように選択される。
25の間には、緑の遅延モジュール17が挿入される。
緑の遅延モジュール17によって、モニタ25に供給さ
れる緑のビデオ信号に任意の、選択可能な時間遅延N+
td (緑)が導入される。ここで、Nはやはり基準遅延
であり、td (緑)はtd (赤)とは異なる一定の補助
遅延である。同様に緑の遅延モジュール17によって、
移相Φd (緑)が導入されるが、これはその大きさが導
入される特定の補助時間遅延td (緑)に対応する。現
在のところ望ましい実施例の場合、Φd (緑)は、モニ
タ25からのEMI放出の低減が緑の遅延モジュール1
7によって導入される補助時間遅延td(緑)の逆数の
1/3倍の周波数、すなわち、f=1/(3 *td 緑)
で開始するように選択される。
【0013】青のビデオ信号源9から発生する青のビデ
オ信号は、青のビデオ信号源9とモニタ25の間に挿入
された青の遅延モジュール19によって遅延する。上述
の赤と緑のビデオ信号に導入された遅延と同様、青の遅
延モジュール19によって、青のビデオ信号に任意の、
選択可能な時間遅延N+td (青)が導入される。現在
のところ望ましい実施例によれば、青のビデオ信号は、
青の遅延モジュール19によって基準遅延Nに対して、
緑のビデオ信号の2倍の長さ、すなわち、td(青)=
2td (緑)だけ補助的に遅延させられる。読者にはす
ぐ分かるように赤のビデオ信号は、「非遅延」であり、
緑と青のビデオ信号は、赤のビデオ信号に「対して遅
延」している。残りのビデオ信号は、さらに選択された
基準Nに対して遅延することになる。従って、全てのビ
デオ信号に共通の基準遅延Nは、正味の遅延を生じるこ
とはない。遅延モジュール15、17、19によって誘
導されるtd 成分だけが、特定のビデオ信号の遅延に影
響を及ぼすことになる。
オ信号は、青のビデオ信号源9とモニタ25の間に挿入
された青の遅延モジュール19によって遅延する。上述
の赤と緑のビデオ信号に導入された遅延と同様、青の遅
延モジュール19によって、青のビデオ信号に任意の、
選択可能な時間遅延N+td (青)が導入される。現在
のところ望ましい実施例によれば、青のビデオ信号は、
青の遅延モジュール19によって基準遅延Nに対して、
緑のビデオ信号の2倍の長さ、すなわち、td(青)=
2td (緑)だけ補助的に遅延させられる。読者にはす
ぐ分かるように赤のビデオ信号は、「非遅延」であり、
緑と青のビデオ信号は、赤のビデオ信号に「対して遅
延」している。残りのビデオ信号は、さらに選択された
基準Nに対して遅延することになる。従って、全てのビ
デオ信号に共通の基準遅延Nは、正味の遅延を生じるこ
とはない。遅延モジュール15、17、19によって誘
導されるtd 成分だけが、特定のビデオ信号の遅延に影
響を及ぼすことになる。
【0014】全体として、本発明は、下記のようにし
て、3つの独立したビデオ信号をモニタ25に送ること
によって、カラー・ビデオ・イメージを表示する: (i)赤のビデオ信号は赤のビデオ信号源5からモニタ
25に遅延させずに送られる。 (ii)緑の信号源7によって供給される緑のビデオ信号は
td (緑)に等しい補助遅延を誘発する緑の遅延モジュ
ール17を介してモニタ25に送られる。 (iii) 青の信号源9によって供給される青のビデオ信号
はtd (青)=2td(緑)、すなわち緑の遅延モジュ
ール17によって誘発される緑のビデオ信号の遅延の2
倍に等しい補助遅延を誘発する青の遅延モジュール19
を介してモニタ25に送られる。
て、3つの独立したビデオ信号をモニタ25に送ること
によって、カラー・ビデオ・イメージを表示する: (i)赤のビデオ信号は赤のビデオ信号源5からモニタ
25に遅延させずに送られる。 (ii)緑の信号源7によって供給される緑のビデオ信号は
td (緑)に等しい補助遅延を誘発する緑の遅延モジュ
ール17を介してモニタ25に送られる。 (iii) 青の信号源9によって供給される青のビデオ信号
はtd (青)=2td(緑)、すなわち緑の遅延モジュ
ール17によって誘発される緑のビデオ信号の遅延の2
倍に等しい補助遅延を誘発する青の遅延モジュール19
を介してモニタ25に送られる。
【0015】遅延モジュール15、17、19によっ
て、時間と空間の両方において分離された赤、緑、青の
ビデオ成分で、モニタ25にフル・カラー・ビデオ信号
が投射される。すなわち、可視スペクトルの全てのカラ
ー成分から形成された白のビデオラインが、遅延モジュ
ール15、17、19によって処理された後、まず、赤
の成分が示され、赤の成分と同じ長さの緑の成分が後続
し、最後に緑の後に、青の成分が続くラインとして表示
されることになる。従って、単一の白いラインがより長
いラインに変換されたことになり、個々の赤、緑、青の
成分は、空間的に分解される。もちろん、こうした結果
は、フル・カラーCRTディスプレイにとって望ましい
最終結果ではない。通常は、遅延カラー・イメージが、
ビデオ信号源5、7、9によって発生した元のカラー及
び色相を保持するように意図されている。遅延モジュー
ル15、17、19のカラー分離効果は、モニタ25の
水平及び垂直制御装置を調整して、赤、緑、青の電子銃
にそれぞれの電子ビームのアライメントをとり直させ、
フル・カラーの白いラインがもう1度見られるようにす
ることによって、相殺することが可能である。最終結果
において、フル・カラー・イメージの個々のカラー成分
は、互いに一時的に遅延するが、空間的に分解されたカ
ラー成分は、標準的なモニタの偏向磁石を利用して、後
でアライメントをとり直すことによって、個々の赤、
緑、青のカラーが、再び、パンクロ・カラー・イメージ
に統合されることになる。次に、構成要素をなす原色を
時間遅延させる利点について述べることにする。
て、時間と空間の両方において分離された赤、緑、青の
ビデオ成分で、モニタ25にフル・カラー・ビデオ信号
が投射される。すなわち、可視スペクトルの全てのカラ
ー成分から形成された白のビデオラインが、遅延モジュ
ール15、17、19によって処理された後、まず、赤
の成分が示され、赤の成分と同じ長さの緑の成分が後続
し、最後に緑の後に、青の成分が続くラインとして表示
されることになる。従って、単一の白いラインがより長
いラインに変換されたことになり、個々の赤、緑、青の
成分は、空間的に分解される。もちろん、こうした結果
は、フル・カラーCRTディスプレイにとって望ましい
最終結果ではない。通常は、遅延カラー・イメージが、
ビデオ信号源5、7、9によって発生した元のカラー及
び色相を保持するように意図されている。遅延モジュー
ル15、17、19のカラー分離効果は、モニタ25の
水平及び垂直制御装置を調整して、赤、緑、青の電子銃
にそれぞれの電子ビームのアライメントをとり直させ、
フル・カラーの白いラインがもう1度見られるようにす
ることによって、相殺することが可能である。最終結果
において、フル・カラー・イメージの個々のカラー成分
は、互いに一時的に遅延するが、空間的に分解されたカ
ラー成分は、標準的なモニタの偏向磁石を利用して、後
でアライメントをとり直すことによって、個々の赤、
緑、青のカラーが、再び、パンクロ・カラー・イメージ
に統合されることになる。次に、構成要素をなす原色を
時間遅延させる利点について述べることにする。
【0016】図2を参照すると、受信アンテナが、図示
のように、モニタ25からかなりの距離Dを離して配置
されているが、ここで、Dは、モニタ25の寸法「x」
を大幅に上回る。受信アンテナ30は、通常の動作中に
モニタ25から放出されるEMIを受信し、これが適合
するRFテスト計器31によって増幅され、測定され
る。距離Dがモニタの寸法「x」を大幅に上回ることに
よって、モニタ25からの放出が、3つの独立した発生
源ではなく、点発生源によるように見えるので、モニタ
25について測定される全EMIが、各ビデオ信号によ
って生じるEMIの単なる総和になることが保証され
る。テスト計器31による測定によれば、モニタ25の
全EMIは、遅延モジュール15、17、19のそれぞ
れによって誘発される遅延量td に比例した量だけ低減
する。赤、緑、青の各ビデオ信号毎に誘発される遅延の
総量と、結果生じる赤、緑、青のビデオ信号の移相Φd
とが相俟って、モニタ25からノッチ状EMI出力が生
じる。ノッチ状EMI出力は、非遅延ビデオ信号によっ
て生じるEMIに比べると、モニタ25から放出される
全EMIにおいて低減する。従って、遅延モジュール1
5、17、19は、ビデオ信号源5、7、9とモニタ2
5の間に挿入された「仮想」櫛形フィルタから構成され
る。
のように、モニタ25からかなりの距離Dを離して配置
されているが、ここで、Dは、モニタ25の寸法「x」
を大幅に上回る。受信アンテナ30は、通常の動作中に
モニタ25から放出されるEMIを受信し、これが適合
するRFテスト計器31によって増幅され、測定され
る。距離Dがモニタの寸法「x」を大幅に上回ることに
よって、モニタ25からの放出が、3つの独立した発生
源ではなく、点発生源によるように見えるので、モニタ
25について測定される全EMIが、各ビデオ信号によ
って生じるEMIの単なる総和になることが保証され
る。テスト計器31による測定によれば、モニタ25の
全EMIは、遅延モジュール15、17、19のそれぞ
れによって誘発される遅延量td に比例した量だけ低減
する。赤、緑、青の各ビデオ信号毎に誘発される遅延の
総量と、結果生じる赤、緑、青のビデオ信号の移相Φd
とが相俟って、モニタ25からノッチ状EMI出力が生
じる。ノッチ状EMI出力は、非遅延ビデオ信号によっ
て生じるEMIに比べると、モニタ25から放出される
全EMIにおいて低減する。従って、遅延モジュール1
5、17、19は、ビデオ信号源5、7、9とモニタ2
5の間に挿入された「仮想」櫛形フィルタから構成され
る。
【0017】図2aを簡単に参照すると、遅延モジュー
ル15、17、19によって、受信アンテナ30によっ
て測定される図示のような、ノッチ状EMI出力応答が
誘発される。図2aには、実験EMI振幅利得対周波数
が示されているが、ここで、0dBは、モニタ25によ
って発生するフラットな、フィルタリングを施していな
いEMIである。図2aには、特定の周波数の倍数にお
いて、受信アンテナ30によって測定されるEMIが、
同じモニタ25に表示される同じイメージに対して、周
波数に応じて45〜75dBの間で減少するが、赤、
緑、青のビデオ信号が遅延しないことが示されている。
ル15、17、19によって、受信アンテナ30によっ
て測定される図示のような、ノッチ状EMI出力応答が
誘発される。図2aには、実験EMI振幅利得対周波数
が示されているが、ここで、0dBは、モニタ25によ
って発生するフラットな、フィルタリングを施していな
いEMIである。図2aには、特定の周波数の倍数にお
いて、受信アンテナ30によって測定されるEMIが、
同じモニタ25に表示される同じイメージに対して、周
波数に応じて45〜75dBの間で減少するが、赤、
緑、青のビデオ信号が遅延しないことが示されている。
【0018】実際、遅延モジュール15、17、19
は、電子信号を遅延させるためのいくつかの既知の方法
のうち任意のものによって構成することが可能である。
例示の方法には、例えば、所望の最高ビデオ周波数を超
えるカット・オフ周波数を備えた低域フィルタの働きを
するインダクタ・コンデンサ・ネットワークにビデオ信
号を通すことが含まれる。代替案として、フラットな周
波数応答を示すが、移相遅延を誘発するインダクタ・コ
ンデンサ全通過ネットワークを用いることも可能であ
る。時間遅延td を誘発するもう1つの代替案は、伝送
線すなわち同軸ケーブルの利用によるものである。実
際、td は、周波数f=1/(3 *td )で一連のゼロ
を生じるように選択されている。さらに、コンピュータ
によって発生するビデオ信号には、ビデオ信号を発生す
るフレーム・バッファにおけるタイミング結晶によって
誘発される高調波成分が含まれているので、td は、モ
ニタ25に用いられるCRTに関して最適化することが
可能である。従って、タイミング結晶で利用する高調波
成分、すなわち、特定の周波数の倍数は、モニタ25に
用いられているいかなるCRTディスプレイから放出さ
れるEMIにおいても、必ず測定することが可能であ
る。
は、電子信号を遅延させるためのいくつかの既知の方法
のうち任意のものによって構成することが可能である。
例示の方法には、例えば、所望の最高ビデオ周波数を超
えるカット・オフ周波数を備えた低域フィルタの働きを
するインダクタ・コンデンサ・ネットワークにビデオ信
号を通すことが含まれる。代替案として、フラットな周
波数応答を示すが、移相遅延を誘発するインダクタ・コ
ンデンサ全通過ネットワークを用いることも可能であ
る。時間遅延td を誘発するもう1つの代替案は、伝送
線すなわち同軸ケーブルの利用によるものである。実
際、td は、周波数f=1/(3 *td )で一連のゼロ
を生じるように選択されている。さらに、コンピュータ
によって発生するビデオ信号には、ビデオ信号を発生す
るフレーム・バッファにおけるタイミング結晶によって
誘発される高調波成分が含まれているので、td は、モ
ニタ25に用いられるCRTに関して最適化することが
可能である。従って、タイミング結晶で利用する高調波
成分、すなわち、特定の周波数の倍数は、モニタ25に
用いられているいかなるCRTディスプレイから放出さ
れるEMIにおいても、必ず測定することが可能であ
る。
【0019】現在のところ望ましい実施例によれば、遅
延モジュール15、17、19、結果生じる補助時間遅
延td 及び移相Φd は、それぞれのビデオ信号源5、
7、9とモニタ25の間に、適正な長さのシールド電気
同軸ケーブルを挿入することによって誘発される。ビデ
オ周波数が約250MHz のCRTディスプレイに関す
る実験結果によれば、約1.5〜2ナノ秒の遅延を生じ
させる、約30センチメートルの長さのケーブルを用い
ることによって、モニタ25から放出されるEMIが大
幅に減少することが明らかである。赤のビデオ信号は、
緑と青のビデオ信号に対して遅延しないが、「ゼロ遅
延」長のケーブルは、赤のビデオ信号源5とモニタ25
の間に接続する働きをする。緑のビデオ信号を遅延させ
るため、赤のビデオのためのケーブル長に約30センチ
メートルを加えた長さのケーブルが、緑のビデオ信号源
7とモニタ25の間に挿入されて、「単一遅延」モジュ
ール17を形成し、この結果、約1.8ナノ秒に等しい
遅延td (緑)が誘発される。最後に、青のビデオ信号
を遅延させるため、赤のビデオのためのケーブル長に約
60センチメートルに加えた長さのケーブルが、青のビ
デオ信号源9とモニタ25の間に挿入されて、「2倍の
遅延」モジュール19を形成し、この結果、約3.6ナ
ノ秒すなわち、2td (緑)の遅延td (青)が誘発さ
れる。
延モジュール15、17、19、結果生じる補助時間遅
延td 及び移相Φd は、それぞれのビデオ信号源5、
7、9とモニタ25の間に、適正な長さのシールド電気
同軸ケーブルを挿入することによって誘発される。ビデ
オ周波数が約250MHz のCRTディスプレイに関す
る実験結果によれば、約1.5〜2ナノ秒の遅延を生じ
させる、約30センチメートルの長さのケーブルを用い
ることによって、モニタ25から放出されるEMIが大
幅に減少することが明らかである。赤のビデオ信号は、
緑と青のビデオ信号に対して遅延しないが、「ゼロ遅
延」長のケーブルは、赤のビデオ信号源5とモニタ25
の間に接続する働きをする。緑のビデオ信号を遅延させ
るため、赤のビデオのためのケーブル長に約30センチ
メートルを加えた長さのケーブルが、緑のビデオ信号源
7とモニタ25の間に挿入されて、「単一遅延」モジュ
ール17を形成し、この結果、約1.8ナノ秒に等しい
遅延td (緑)が誘発される。最後に、青のビデオ信号
を遅延させるため、赤のビデオのためのケーブル長に約
60センチメートルに加えた長さのケーブルが、青のビ
デオ信号源9とモニタ25の間に挿入されて、「2倍の
遅延」モジュール19を形成し、この結果、約3.6ナ
ノ秒すなわち、2td (緑)の遅延td (青)が誘発さ
れる。
【0020】理論的には、遅延モジュール15、17、
19によって誘発される2つのビデオ信号間における移
相Φd の量は、特定の遅延モジュールに加えられるビデ
オ信号の周波数によって決まる。すなわち、ビデオ信号
の周波数が1/3 *td よりかなり低い場合、時間遅延
td は、3つのカラー信号間における極めてわずかな移
相に対応するので、受信アンテナ30が受信する信号
は、3つの非遅延ビデオ信号の総和とほぼ同じになる。
例えば、1/3 *td に等しい周波数において、緑のビ
デオ信号は、赤の非遅延信号に対して12度だけ遅延
し、青のビデオ信号は、24度だけ遅延することにな
る。位相遅延の関数としての信号振幅は、関係式
19によって誘発される2つのビデオ信号間における移
相Φd の量は、特定の遅延モジュールに加えられるビデ
オ信号の周波数によって決まる。すなわち、ビデオ信号
の周波数が1/3 *td よりかなり低い場合、時間遅延
td は、3つのカラー信号間における極めてわずかな移
相に対応するので、受信アンテナ30が受信する信号
は、3つの非遅延ビデオ信号の総和とほぼ同じになる。
例えば、1/3 *td に等しい周波数において、緑のビ
デオ信号は、赤の非遅延信号に対して12度だけ遅延
し、青のビデオ信号は、24度だけ遅延することにな
る。位相遅延の関数としての信号振幅は、関係式
【0021】 信号振幅遅延=sin(x+0)+sin(x+12)+(x+24) =2.89
【0022】または元の振幅の約96パーセントで示さ
れる。これに対し、周波数1/3 *td において、緑の
ビデオ信号が、赤の非遅延基準信号に対して120度遅
延すると、青のビデオ信号は、240度遅延することに
なる。第2の例の場合、3つのビデオ信号は、互いに相
殺し合うので、
れる。これに対し、周波数1/3 *td において、緑の
ビデオ信号が、赤の非遅延基準信号に対して120度遅
延すると、青のビデオ信号は、240度遅延することに
なる。第2の例の場合、3つのビデオ信号は、互いに相
殺し合うので、
【0023】 遅延した信号振幅=sin(0)+sin 120+sin 240=0、
【0024】になるか、または受信アンテナ30及びテ
スト計器31において測定可能な放出がなくなる。いく
つかの周波数において2つの信号の位相が互いにずれる
が、位相の1つは影響を受けないままである。例えば、
周波数1/2 *td において、緑のビデオ信号と、赤の
ビデオ信号及び青のビデオ信号の両方との位相がずれる
場合、緑のビデオ信号と、赤のビデオ信号または青のビ
デオ信号とが相殺し合うが、残りの信号はそのまま唯一
のビデオ信号としてEMI放出源を形成する。受信アン
テナ30が受信し、テスト計器31によって測定される
EMIは、従って元の振幅の1/3になり、
スト計器31において測定可能な放出がなくなる。いく
つかの周波数において2つの信号の位相が互いにずれる
が、位相の1つは影響を受けないままである。例えば、
周波数1/2 *td において、緑のビデオ信号と、赤の
ビデオ信号及び青のビデオ信号の両方との位相がずれる
場合、緑のビデオ信号と、赤のビデオ信号または青のビ
デオ信号とが相殺し合うが、残りの信号はそのまま唯一
のビデオ信号としてEMI放出源を形成する。受信アン
テナ30が受信し、テスト計器31によって測定される
EMIは、従って元の振幅の1/3になり、
【0025】遅延した信号振幅=sin(X)+sin(x+180)
+(x+360)=1、 及び、 遅延した信号振幅/遅延しない信号振幅非=1/(1+
1+1)=1/3、
+(x+360)=1、 及び、 遅延した信号振幅/遅延しない信号振幅非=1/(1+
1+1)=1/3、
【0026】約10dBの低減になる。
【0027】前パラグラフに示したように、本発明によ
って利用される基本概念は、補助時間遅延td によっ
て、カラーCRTシステムの3原色成分からなるビデオ
信号間に位相遅延Φd を誘発することである。図2aか
ら明らかなように、周波数の関数としてモニタ25から
生じるEMI放出の振幅は、図1に既に示した櫛形フィ
ルタの応答に極めてよく似た、可変応答を示すことにな
る。ビデオ信号成分は、定周波数結晶オシレータから生
じるので、コンピュータ・システムからのEMI放出の
周波数スペクトルは、周知のところである。従って、当
業者であれば、各カラー・ビデオ信号毎に適合する時間
遅延td を選択することによって、ほとんどのひどいE
MI放出をゼロにする、すなわち、「ノッチ」する遅延
モジュール15、17、19を設計することが可能であ
る。
って利用される基本概念は、補助時間遅延td によっ
て、カラーCRTシステムの3原色成分からなるビデオ
信号間に位相遅延Φd を誘発することである。図2aか
ら明らかなように、周波数の関数としてモニタ25から
生じるEMI放出の振幅は、図1に既に示した櫛形フィ
ルタの応答に極めてよく似た、可変応答を示すことにな
る。ビデオ信号成分は、定周波数結晶オシレータから生
じるので、コンピュータ・システムからのEMI放出の
周波数スペクトルは、周知のところである。従って、当
業者であれば、各カラー・ビデオ信号毎に適合する時間
遅延td を選択することによって、ほとんどのひどいE
MI放出をゼロにする、すなわち、「ノッチ」する遅延
モジュール15、17、19を設計することが可能であ
る。
【0028】図3a〜3dを参照すると、本発明を用い
たカラーCRTの変動時間遅延tdに関する代表的な周
波数応答の実験結果が、示されている。図3aの例の場
合、4.5ナノ秒に等しい、2つのビデオ信号間におけ
る時間遅延td に関する周波数応答スペクトルが示され
ている。留意すべきは、図3a〜3dに示すように、ゼ
ロを形成するノッチは、極めて広く、特定のノッチの中
心周波数からかなり離れた周波数において大幅な減衰が
生じるので、補助時間遅延td の選択は、本発明の目的
にとって決定的なものではないという点である。同様
に、2.5、3、3.5ナノ秒に等しい、2つのビデオ
信号間における時間遅延td に関する周波数応答スペク
トルが、それぞれ、図3b〜3dに示されている。
たカラーCRTの変動時間遅延tdに関する代表的な周
波数応答の実験結果が、示されている。図3aの例の場
合、4.5ナノ秒に等しい、2つのビデオ信号間におけ
る時間遅延td に関する周波数応答スペクトルが示され
ている。留意すべきは、図3a〜3dに示すように、ゼ
ロを形成するノッチは、極めて広く、特定のノッチの中
心周波数からかなり離れた周波数において大幅な減衰が
生じるので、補助時間遅延td の選択は、本発明の目的
にとって決定的なものではないという点である。同様
に、2.5、3、3.5ナノ秒に等しい、2つのビデオ
信号間における時間遅延td に関する周波数応答スペク
トルが、それぞれ、図3b〜3dに示されている。
【0029】特定のCRTシステムの目的のため、数ナ
ノ秒を大幅に超える遅延が必要になる場合もある。時間
遅延の延長は、モニタのハウジングにますます厄介にな
る長さのケーブルを挿入するのではなく、CRTフレー
ム・バッファに、抵抗器、コンデンサ、インダクタの範
疇に入る、適合する独立したコンポーネントを挿入する
ことによって誘発することができる。例えば、独立した
コンポーネントは、遅延モジュール15、17、19の
働きをする、適当に調整された低域フィルタとして用い
ることが可能である。代替案として、ビデオ信号源5、
7、9とモニタ25の間に、既知タイプのデジタル・タ
イマまたはクロックを挿入して、特定のCRTに適した
遅延時間を得ることも可能である。
ノ秒を大幅に超える遅延が必要になる場合もある。時間
遅延の延長は、モニタのハウジングにますます厄介にな
る長さのケーブルを挿入するのではなく、CRTフレー
ム・バッファに、抵抗器、コンデンサ、インダクタの範
疇に入る、適合する独立したコンポーネントを挿入する
ことによって誘発することができる。例えば、独立した
コンポーネントは、遅延モジュール15、17、19の
働きをする、適当に調整された低域フィルタとして用い
ることが可能である。代替案として、ビデオ信号源5、
7、9とモニタ25の間に、既知タイプのデジタル・タ
イマまたはクロックを挿入して、特定のCRTに適した
遅延時間を得ることも可能である。
【0030】以上で、CRTビデオ・ディスプレイ・シ
ステムにおけるEMI低減方法及び装置に関する開示を
終えるものとする。本発明は、モニタの保証のため、標
準的な基準アンテナで測定される測定可能なEMIの大
幅な減衰を可能ならしめる。EMI放出の低減は、有害
な周波数及び高調波をゼロにする、すなわち、ノッチす
ることができるように時間遅延を選択することによっ
て、特定のCRTに合わせて実施することが可能であ
る。本発明の解説は、特に、図1〜3を参照し、ビデオ
信号源とモニタの間に挿入されるケーブルの長さを利用
した時間遅延の誘発に重点をおいて行ったが、もちろ
ん、この図は単なる例示のためのものであり、本発明に
対する制限と解釈してはならない。当該技術の通常の技
能の持ち主であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなく、本発明の材料及び構成に対して、変更及び修
正を加えることができるように意図したものである。
ステムにおけるEMI低減方法及び装置に関する開示を
終えるものとする。本発明は、モニタの保証のため、標
準的な基準アンテナで測定される測定可能なEMIの大
幅な減衰を可能ならしめる。EMI放出の低減は、有害
な周波数及び高調波をゼロにする、すなわち、ノッチす
ることができるように時間遅延を選択することによっ
て、特定のCRTに合わせて実施することが可能であ
る。本発明の解説は、特に、図1〜3を参照し、ビデオ
信号源とモニタの間に挿入されるケーブルの長さを利用
した時間遅延の誘発に重点をおいて行ったが、もちろ
ん、この図は単なる例示のためのものであり、本発明に
対する制限と解釈してはならない。当該技術の通常の技
能の持ち主であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなく、本発明の材料及び構成に対して、変更及び修
正を加えることができるように意図したものである。
【図1】信号に櫛形フィルタリングを施して一連の周波
数に依存したゼロを発生する先行技術による方法を表し
た図である。
数に依存したゼロを発生する先行技術による方法を表し
た図である。
【図2】多数の遅延モジュールを利用したカラーCRT
ディスプレイ・システムを表したブロック図と、図2に
示すEMI減衰システムを用いたCRTからの代表的な
EMI放出を表した図(a)である。
ディスプレイ・システムを表したブロック図と、図2に
示すEMI減衰システムを用いたCRTからの代表的な
EMI放出を表した図(a)である。
【図3】成分ビデオ信号に誘発される変動時間遅延に関
して、結果生じるEMI放出周波数スペクトルを表した
図である。
して、結果生じるEMI放出周波数スペクトルを表した
図である。
5 赤のビデオ信号源 7 緑のビデオ信号源 9 青のビデオ信号源 15 赤の遅延モジュール 17 緑の遅延モジュール 19 青の遅延モジュール 25 CRTモニタ 30 受信アンテナ 31 RFテスト計器
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の非遅延原色ビデオ信号を発生する
ビデオ発生器と、複数のビデオ・イメージを表示するカ
ラー陰極線管(CRT)を備えたビデオ・ディスプレイ
・システムによって発生する全体の電磁妨害雑音(EM
I)放出を低減させるためのEMI低減システムにおい
て、 前記ビデオ発生器に結合されて、前記非遅延原色ビデオ
信号に対して時間的に遅延した、複数の遅延原色ビデオ
信号を発生し、さらに、前記非遅延原色ビデオ信号と前
記遅延原色ビデオ信号の間に多数の位相遅延を生じさせ
るビデオ信号遅延手段と、 前記CRTに結合されて、前記多数の遅延原色ビデオ信
号を出力合成ビデオ信号に再収束するビデオ信号再収束
手段とから構成され、前記合成ビデオ信号を用いて前記
CRTに前記ビデオ・イメージを表示する場合、前記ビ
デオ・ディスプレイ・システムによって発生する前記全
EMI放出が、非遅延原色ビデオ信号を用いて前記ビデ
オ・イメージを表示する場合に比べて低減するように、
前記位相遅延が、発生する多数のEMIを極小にするこ
とを特徴とするEMI低減システム。 - 【請求項2】 ビデオ・ディスプレイ・システムによっ
て発生する全体の電磁妨害雑音(EMI)放出を低減さ
せるためのEMI低減システムにおいて、 複数の非遅延原色ビデオ信号を発生するビデオ発生器
と、 前記ビデオ発生器に結合されて、複数のビデオ・イメー
ジを表示するためのCRTを備えたディスプレイ手段
と、 前記ビデオ発生器に結合されて、前記非遅延原色ビデオ
信号に対して時間的に遅延した複数の遅延原色ビデオ信
号を発生し、さらに、前記非遅延原色ビデオ信号と前記
遅延原色ビデオ信号の間に多数の位相遅延を生じさせる
ビデオ信号遅延手段と、 前記CRTに結合されて、前記多数の遅延原色ビデオ信
号を出力合成ビデオ信号に再収束するビデオ信号再収束
手段とから構成され、前記合成ビデオ信号を用いて前記
CRTに前記ビデオ・イメージを表示する場合、前記ビ
デオ・ディスプレイ・システムによって発生する前記全
EMI放出が、非遅延原色ビデオ信号を用いて前記ビデ
オ・イメージを表示する場合に比べて低減するように、
前記位相遅延が、発生する多数のEMIを極小にするこ
とを特徴とするEMI低減システム。 - 【請求項3】 ビデオ・ディスプレイ・システムによっ
て発生する全体の電磁妨害雑音(EMI)放出を低減さ
せるためのEMI低減システムにおいて、 それぞれ、第1、第2、第3の原色ビデオ信号を発生す
るための第1、第2、第3の原色ビデオ発生器と、 前記原色カラー・ビデオ発生器に結合されて、複数のカ
ラー・ビデオ・イメージを表示するCRTを備えたディ
スプレイ手段と、 それぞれ、前記第1、第2、第3の原色ビデオ発生器と
前記ディスプレイ手段との間に結合され、それぞれ、前
記第1、第2、第3の非遅延原色ビデオ信号に対して時
間的に遅延した第1、第2、第3の遅延原色ビデオ信号
を発生し、さらに、前記第1、第2、第3の非遅延原色
ビデオ信号と前記第1、第2、第3の遅延原色ビデオ信
号のと間に第1、第2、第3の位相遅延を生じさせる、
第1、第2、第3の導電性ワイヤと、 前記CRTに結合されて、前記第1、第2、第3の遅延
原色ビデオ信号を出力合成ビデオ信号に再収束させる水
平及び垂直電子ビーム偏向アセンブリとから構成され、
前記合成ビデオ信号を用いて前記CRTに前記ビデオ・
イメージを表示する場合、前記ビデオ・ディスプレイ・
システムによって発生する前記全EMI放出が、非遅延
原色ビデオ信号を用いて前記ビデオ・イメージを表示す
る場合に比べて低減するように、前記第1、第2、第3
の位相遅延が、発生する多数のEMIを極小にすること
を特徴とするEMI低減システム。 - 【請求項4】 複数の非遅延原色ビデオ信号を発生する
ビデオ発生器と、複数のビデオ・イメージを表示するカ
ラー陰極線管(CRT)を備えたビデオ・ディスプレイ
・システムによって発生する全体の電磁妨害雑音(EM
I)放出を低減させるための方法において、 前記非遅延原色ビデオ信号に対して時間的に遅延した、
複数の遅延原色ビデオ信号を発生するステップと、 前記非遅延原色ビデオ信号と前記遅延原色ビデオ信号の
間に多数の位相遅延を生じさせるステップと、 前記多数の遅延原色ビデオ信号を出力合成ビデオ信号に
再収束するステップとから構成され、前記合成ビデオ信
号を用いて前記CRTに前記ビデオ・イメージを表示す
る場合、前記ビデオ・ディスプレイ・システムによって
発生する前記全EMI放出が、非遅延原色ビデオ信号を
用いて前記ビデオ・イメージを表示する場合に比べて低
減するように、前記位相遅延が、発生する多数のEMI
を極小にすることを特徴とするEMI放出低減方法。 - 【請求項5】 ビデオ・ディスプレイ・システムによっ
て発生する全体の電磁妨害雑音(EMI)放出を低減さ
せるための方法において、 複数のカラー・ビデオ・イメージを表示するためのCR
Tを備えたディスプレイ手段を設けるステップと、 それぞれ、第1、第2、第3の非遅延原色ビデオ信号を
発生するための第1、第2、第3の原色ビデオ発生器を
設けるステップと、 それぞれ、前記第1、第2、第3の原色ビデオ発生器と
前記ディスプレイ手段の間に結合され、それぞれ、前記
第1、第2、第3の非遅延原色ビデオ信号に対して時間
的に遅延した第1、第2、第3の遅延原色ビデオ信号を
発生し、さらに、前記第1、第2、第3の非遅延原色ビ
デオ信号と前記第1、第2、第3の遅延原色ビデオ信号
の間に第1、第2、第3の位相遅延を生じさせる、第
1、第2、第3の導電性ワイヤを設けるステップと、 前記CRTに結合されて、前記第1、第2、第3の遅延
原色ビデオ信号を出力合成ビデオ信号に再収束させる水
平及び垂直電子ビーム偏向アセンブリを設けるステップ
とから構成され、前記合成ビデオ信号を用いて前記CR
Tに前記ビデオ・イメージを表示する場合、前記ビデオ
・ディスプレイ・システムによって発生する前記全EM
I放出が、非遅延原色ビデオ信号を用いて前記ビデオ・
イメージを表示する場合に比べて低減するように、前記
位相遅延が、発生する多数のEMIを極小にすることを
特徴とするEMI放出低減方法。
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|---|---|---|---|
| US741782 | 1991-08-06 | ||
| US07/741,782 US5157308A (en) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | Methods and apparatus for reducing electromagnetic interference emission from a cathode ray tube video display system |
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|---|---|
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| JP2727044B2 JP2727044B2 (ja) | 1998-03-11 |
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-
1992
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- 1992-08-06 JP JP4229418A patent/JP2727044B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-06 KR KR1019920014110A patent/KR960008098B1/ko not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|
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