JPH06266840A - 移動物体の状態検出装置 - Google Patents

移動物体の状態検出装置

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JPH06266840A
JPH06266840A JP5050374A JP5037493A JPH06266840A JP H06266840 A JPH06266840 A JP H06266840A JP 5050374 A JP5050374 A JP 5050374A JP 5037493 A JP5037493 A JP 5037493A JP H06266840 A JPH06266840 A JP H06266840A
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JP
Japan
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moving
moving object
state
image
distribution pattern
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JP5050374A
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English (en)
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政雄 ▲高▼藤
Masao Takato
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、移動物体(領域)の動き情報
を示す特徴量分布パターンを用いて全体の動きの状況や
特異な動きをする物体(領域)を精度良く認識すること
である。 【構成】画像情報から各物体の位置,移動距離,移動速
度,移動方向,移動方向の変化量、移動ベクトルと初期
ベクトルとの方向差等の動きに関する特徴量の分布パタ
ーンを生成し、該分布パターンから全体の動き(群流)
の状態、または特異な動きをする物体を自動的に認識す
ることにより達成される。 【効果】駅の構内や地下街,商店街等における全体の動
き(群流)の状態や特異な動きをする物体(人間等)を
自動的に監視し、認識できるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動物体の状態、すなわ
ち全体の動きの状況や特異な動きをする物体あるいは領
域を認識する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特異な動きをする領域を把握する
ために直線運動をする物体の移動方向の平均値を基準方
向とし、該基準方向からのずれにより特異領域を求める
方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は全物体
の平均値を用いて基準方向を求めていたので、外乱の影
響で基準方向が正しく求まらないといった問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、移動物体(領域)全体の
動きの状況や特異な動きをする物体(領域)を外乱の影
響を受けることなく、精度良く認識し得る移動物体の状
態検出装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力された画像情報から各物体の位置,
移動距離,移動速度,移動方向,移動方向の変化量,移
動ベクトルと初期ベクトルとの方向差等の動きに関する
特徴量の分布パターンを生成し、この分布パターンから
移動物体の動的状態を認識するようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明に係る移動物体の状態検出装置によれ
ば、移動物体全体の動的状態や他のものと異なった動き
をする物体あるいは領域が特徴量の分布パターンとして
求められるため、外乱の影響を受けることなく、精度良
く自動的に認識できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。
【0008】本実施例に係る移動物体の状態検出装置9
0は、対象物体の画像を取り込むカメラ101に取込ま
れた画像から物体の特徴量を抽出する画像処理部10
0,装置全体の制御や画像処理部100の処理結果から
移動物体の状態を検出するCPU112,計測結果等を
記憶するメモリ113,画像や種々の情報を表示するモ
ニタ114,監視センタ120との通信を行う通信装置
115を有する。
【0009】画像処理部100は、A/D変換器10
2,画像メモリ104,画像間演算回路105,2値化
回路106,ラベリング回路107,特徴量抽出回路1
08,D/A変換器110を備えている。
【0010】画像メモリ104は、例えば256×25
6画素の濃淡メモリがk枚G1〜Gk備わつており、ま
た、必要に応じて2値画像を格納する2値画像メモリを
j枚B1〜Bj備える。
【0011】以下その動作について説明する。
【0012】CPU112からの指令に基づいて、画像
処理部100は、カメラ101によって撮影された画像
信号を取込み、A/D変換器102によつて、例えば1
28階調の濃度データ等に変換して画像メモリ104に
記憶する。
【0013】さらに、該画像処理部100は、CPU1
12の指令に基づいて、画像メモリ104のデータを用
いて、画像間演算,2値化,ラベリング,特徴量抽出等
の処理を、それぞれ画像間演算回路105,2値化回路
106,ラベリング回路107,特徴量抽出回路108等で
処理し、必要に応じて処理結果等をD/A変換器110に
よって映像信号に変換してモニタ114に表示する。続
いて、CPU112は後述する特異物体(領域)を検出
し、その有無を判定し、有る場合には、モニタ114や
通信装置115を介して、さらにはアラーム音,音声等
を用いて現場あるいは監視センタ120の監視員にその
旨を報知する。
【0014】また、別のシステム構成例を図15に示
す。移動物体の状態検出装置90′は、カメラ101
a,101b,101c,101d等の複数のカメラか
ら画像処理部100′に画像を取り込み、画像処理部1
00′ではカメラ切替器116により一つずつ入力画像
を選択し、処理する。複数の画像の処理結果はCPU11
2へ送られ、CPU112で逐次的に移動物体の状態認
識を行い、複数画像あるいは複数地点の移動状態の関係
を総合的に判断するか、あるいは逐次的な処理結果を監
視センタ120へ送信し、監視センタ120で複数画像
あるいは複数地点の移動状態の関係を総合的に判断す
る。本構成例ではカメラが4台の場合を示したが、個数
はなんら限定されない。
【0015】また、別のシステム構成例を図16に示
す。移動物体の状態検出装置90″は、カメラ101
a,101b,101c,101d等の複数のカメラか
ら画像処理部100″に画像を取り込み、画像処理部1
00″ではカメラ切替器116により一つずつ入力画像
を選択し、A/D変換後、画面合成器103により画面
を合成し、大画像メモリ104′へ格納する。その後、
該大画像メモリ104′を処理する。画像の処理結果は
CPU112へ送られ、CPU112で移動物体の状態
認識を行い、複数地点の移動状態の関係を総合的に判断
するか、あるいは処理結果を監視センタ120へ送信
し、監視センタ120で複数地点の移動状態の関係を総
合的に判断する。本構成例ではカメラが4台の場合を示
したが、個数はなんら限定されない。
【0016】さらにまた、別のシステム構成例を図17
に示す。移動物体の状態検出装置90a,90b,90
c,90dは、それぞれ、カメラ101を用いて画像を
取り込み、画像処理部100で処理する。画像の処理結
果はCPU112へ送られ、CPU112で移動物体の
状態認識を行い、処理結果を監視センタ120へ送信
し、監視センタ120で複数画像あるいは複数地点の移
動状態の関係を総合的に判断する。本構成例では状態検
出装置が4台の場合を示したが、個数はなんら限定され
ない。
【0017】次に、本発明の中心部分である全体の動き
の状況や特異な動きをする物体(領域)を検出する処理
を図2を用いて説明する。
【0018】まず、入力画像取り込み11は、画像処理
部100において、カメラ101から取り込んだ画像を
画像メモリ104に格納する。差分画像抽出12はあら
かじめ画像メモリ104に記憶してある背景画像と上記
入力画像との差分画像s(t)を求める。2値化処理13
は上記差分画像s(t)を所定のしきい値で2値化し、2
値画像b(t)を作成する。その後、ラベリング14によ
り各物体にラベル付けをし、重心計算15で各物体毎の
重心座標を求める。次に、前回の入力画像内の物体との
対応付け16を行う。対応付けの方法としては、テンプ
レートマッチング,相関法,特徴追跡法等種々の方法が
報告されているが、ここでは簡単に特徴追跡法の一つと
して物体の重心間距離が一番小さいもの同士を対応付け
ることにしている。対応付けができると特徴量計算17
で各物体毎の特徴量を求める。特徴量としては、始点座
標,終点座標,移動距離,移動距離の変化量,移動方
向,移動方向の変化量等がある。これらについて、図3
を用いて説明する。図3において物体Aの時刻t−1,
t,t+1における物体位置をAt−1,At,At+
1で表す。物体Aの移動ベクトルをMV,x方向,y方
向の移動距離をdx,dyとすると、時刻t−1から時
刻tまでの間に物体Aが移動した距離Lは、
【0019】
【数1】
【0020】で、移動方向は、
【0021】
【数2】
【0022】で、移動方向の変化量は、
【0023】
【数3】
【0024】で、移動速度は
【0025】
【数4】
【0026】でそれぞれ表される。なお、ここで移動方
向は角度を時計廻りに計測するものとする。
【0027】また、全領域中で部分的に異なる動きをす
る領域、あるいは複数物体が存在する場合は、その中で
他の物体と異なる動きをする物体を特異領域と定義す
る。例えば、ある一定方向の人流の中を人が横切れば、
その人は特異な動きを行ったことになる。図4では物体
25a〜25jの中で物体25c,25jが特異領域と
なる。
【0028】図5は直線的な一定の流れに対する特異領
域の例を示す。矢印26b,26e,26fが特異領域
となる動きの方向を示す。ここで全体の流れの方向を基
準方向と呼ぶ。基準方向を図6に示す頻度分布を用いて
求める。すなわち、数2で各物体ごとに求めた移動方向
θを横軸とした頻度分布を求める。これが図2における
分布パターンの生成18である。このときθはα度単位
(例えば、10度毎)に求める。そして、分布パターン
の認識19では最大頻度をとる方向を求め、これを基準
方向とし、この基準方向と±β度(例えば±10度)以
上の方向の違いがある物体を特異領域として抽出する。
また、基準方向の別の求め方としては、頻度がある一定
値γ以上の方向θを求め、求めた複数の方向θをそれぞ
れ基準方向とすることができる。さらには上記、頻度が
ある一定値γ以上をとる複数の該方向θの平均値を基準
方向とすることもできる。
【0029】以下、円運動の場合、放射状に拡散する場
合、放射状に収縮する場合の分布パターンの生成18及
び分布パターンの認識19の各処理について述べる。
【0030】図7は円運動に対する特異領域の例を示
す。矢印27c,27dが特異領域となる動きの方向を
示す。これは円運動をするものの中で、円の流れに入ら
ない物体あるいは領域である。これに対しては、各物体
の移動方向の変化量を数3で求め、該移動方向の変化量
Δθを横軸とする頻度分布を前述の移動方向の場合と同
様にして求め、最大頻度をとる変化量、またはある一定
頻度γ以上をとる変化量、あるいは頻度がある一定値γ
以上をとる複数の該変化量の平均値を基準方向変化量と
することができる。この基準方向変化量と±β度(例え
ば±10度)以上の方向変化量の違いがある物体を特異
領域として抽出できる。
【0031】図8は放射状に拡散する場合の特異領域の
例を示す。これは中心付近が危険状態になった時の人の
流れやスクランブル交差点における歩道の各地点での人
の流れ等が該当する。矢印28a,28bが特異領域と
なる動きの方向を示す。このような状況の場合は、各物
体の移動ベクトルMVi の始点座標(xis,yis)のx
及びy座標をそれぞれ横軸とする頻度分布を求める。こ
のとき座標値はα単位(例えば、20毎)にもとめる。
そして、最大頻度をとる座標値を基準位置とする。ま
た、前述の移動方向の場合と同様にして、ある一定頻度
以上をとる複数の該座標値の平均値を基準位置とするこ
ともできる。該基準位置から各物体の始点座標までの距
離を求め、この距離がある値β以上の物体を特異領域と
して抽出できる。
【0032】また、別法として、該基準位置から各物体
の始点座標までの各初期ベクトルを求め、移動ベクトル
の移動方向θi と該初期ベクトルの方向θ0iとの方向差
(Δθ0ii−θ0i)を求め、該方向差Δθ0iが±β度
(例えば、±5度)以上の物体を特異領域として抽出で
きる。あるいは、上記該方向差Δθ0iの頻度分布を求
め、前述の移動方向の場合と同様に、最大頻度をとる方
向差、またはある一定頻度γ以上をとる方向差、あるい
は頻度がある一定値γ以上をとる複数の該方向差の平均
値を基準方向差とすることができる。この基準方向差と
±β度(例えば±5度)以上の方向差の違いがある物体
を特異領域として抽出できる。
【0033】図9は放射状に収縮する場合の特異領域の
例を示す。矢印29a,29bが特異領域となる動きの
方向を示す。これは、何か事故や事件,アクシデント等
が起こったとき、大半はその地点に集まるが、一部無関
心者や別の目的を持った人等はそこから離れるような動
きをする場合に相当する。このような状況の場合は、図
8とは逆に各物体の移動ベクトルMVi の終点座標(xi
d,yid)のx及びy座標をそれぞれ横軸とする頻度分布
を求め、前述の放射状に拡散する場合と同様にして基準
位置を求める。該基準位置から各物体の終点座標までの
距離を求め、この距離がある値β以上の物体を特異領域
として抽出できる。
【0034】また、別法として、上述の放射状に拡散す
る場合と同様に該方向差(Δθ0i)を求め、さらに方向差
(Δθ′0i=Δθ0i−180)を求め、該方向差Δθ′
0iが±β度(例えば、±5度)以上の物体を特異領域と
して抽出できる。あるいは、上記該方向差Δθ′0iの頻
度分布を求め、前述の移動方向の場合と同様に、最大頻
度をとる方向差、またはある一定頻度γ以上をとる方向
差、あるいは頻度がある一定値γ以上をとる複数の該方
向差の平均値を基準方向差とすることができる。この基
準方向差と±β度(例えば±5度)以上の方向差の違い
がある物体を特異領域として抽出できる。
【0035】さらに、移動距離Lまたは移動速度Vにつ
いても上記と同様に移動距離Lまたは移動速度Vの頻度
分布をもとめ、それらから基準移動距離または基準移動
速度を求める。そして、この基準移動距離または基準移
動速度と±β(例えば±10)以上の移動距離または移動
速度の違いがある物体を特異領域として抽出できる。以
上述べた移動方向,方向変化量,初期ベクトルと移動ベ
クトルとの方向差等は一時刻の値を使うことも考えられ
るが、より精度を上げるために、各物体の複数時刻にお
ける計測値の平均の値を用いて上記と同様に移動方向,
方向変化量,初期ベクトルと移動ベクトルとの方向差等
を求め、その値を用いて特異領域を抽出することが考え
られる。
【0036】さらに、分布パターンの認識19の処理と
してパターンマッチングやニューラルネットワークを用
いた方法について述べる。
【0037】図10(a)はある道路50を移動してい
る物体の動きを示しており、その移動ベクトルの分布パ
ターンが図10(b)に示される。図10(b)の横軸
は位置を、縦軸は物体の移動距離または物体の個数(出
現頻度)または各物体の移動距離の累積値等を表す。ま
た図10(b)が、複数の監視地点における測定値の分
布パターンを表す場合は、同図の横軸は各地点を表す。
この分布パターンが図11に示すようなシステムであら
かじめ用意したいくつかの基準分布パターンのどれに近
いかを判定することにより現時点での道路の状態や各地
点における移動状態の関係を判断することができる。例
えば、ある道路における正常時の分布パターンが図11
の(a)としたときに、現時点での分布パターンが
(b)となった場合は道路の中央付近に何か抵抗(例え
ば、障害物がある、けんかが発生している等)があるこ
とが分かる。入力の分布パターンの判定は入力分布パタ
ーンと基準分布パターンとのパターンマチングや後述す
るニューラルネットワークにより行える。例えば、図1
0にあてはめてみると、図11(a)は道路の両側に抵
抗があり、中心に比べて速度が遅い、流れる物体の量が
少ない等を表している。図11(b)は逆に、道路の中
心に抵抗があり、両側に比べて速度が遅い、流れる物体
の量が少ない等を表している。図11(c)は道路の右
側に抵抗があり、左側に比べて速度が遅い、流れる物体
の量が少ない等を表している。図11(d)は逆に、道路
の左側に抵抗があり、右側に比べて速度が遅い、流れる
物体の量が少ない等を表している。図11(e)は道路
には特に抵抗がなく全体が同じ速度である、移動する物
体の量が同じである等を表している。以上は一方通行の
流れの例を示しているが、双方向の流れについても図1
2に示す基準分布パターンを用いて同様に判定できる。
また、より複雑な分布パターンに対してはニューラルネ
ットワークを用いて、入力分布パターンが各基準分布パ
ターンのどの程度の割合の組合わせで構成されているか
を判断することができる。すなわち、ニューラルネット
ワークの入力層のニューロン数は分布パターンの入力の
数と同じとし、出力層のニューロン数は基準分布パター
ンの数と同じとしてパターン分類を行う。すなわち、ニ
ューラルネットワークの入力層の各ニューロンに分布パ
ターンの構成要素である各物体の移動距離または物体の
個数または各物体の移動距離の累積値等を入力すること
により、出力層からは各基準分布パターンの構成割合が
出力される。これにより、全体の動き(群流)の状態、
または全体の動き(群流)の中で特異な動きをする物体
あるいは領域を検出することができる。
【0038】以上は直線的に運動する場合について述べ
たが、図13には、放射状に拡散運動をする場合の分布
パターンの例を、図14には、放射状に収縮する場合の
分布パターンの例を示す。図13(b),14(b)に
おいて、横軸はx軸方向を0度としたときの時計廻りに
見た各物体の移動方向(θ)を表す。
【0039】以上、2次元分布パターンを対象とした場
合について説明したが、分布パターンとしては、位置を
x軸のパラメータ,移動距離,移動速度,移動方向,移
動方向の変化量,移動ベクトルと初期ベクトルとの方向
差のうち一つをy軸のパラメータ,頻度をz軸のパラメ
ータとする3次元分布パターンについても同様の考え方
を適用できる。
【0040】以上述べた方法により、分布パターンの認
識を行った後、異常状態,特異物体(領域)の有無判定
20を行う。そして、異常状態または特異物体(領域)
がある場合にはその旨を監視員等に報知するとともに現
状をモニタに表示し、監視員の判断に任せることにより
異常状態,特異物体(領域)の報知21を行う。適当な
処置が終了すると監視員が再度処理の開始を指示するこ
とにより上記と同様の処理を繰り返す。一方、異常状態
または特異物体(領域)が無い場合には最初の処理に戻
り、新たに画像を入力し、上記と同様の処理を繰り返
す。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、全体の動き(群流)の
状態,他のものと異なった状態あるいは動きをする物体
(領域)を認識できるので、駅の構内や地下街,商店街
等における全体の動き(群流)の状態や特異な動きをす
る物体(人間等)を自動的に監視し、認識できるという
効果がある。
【0042】また、複数のカメラから入力される画像を
処理することにより広域的に広がる状況を把握すること
ができ、一つ一つ判断していた監視を全体との関連で把
握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動物体の状態検出装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例である特異物体検出処理の流
れを示すフロー図である。
【図3】特徴量の説明図である。
【図4】特異領域の説明図である。
【図5】直線運動に対する特異領域の説明図である。
【図6】移動方向の頻度分布の説明図である。
【図7】円運動に対する特異領域の説明図である。
【図8】放射状に拡散する場合の特異領域の説明図であ
る。
【図9】放射状に収縮する場合の特異領域の説明図であ
る。
【図10】直線運動の分布パターンの説明図である。
【図11】一方向の基準分布パターンの説明図である。
【図12】双方向の基準分布パターンの説明図である。
【図13】放射状に拡散する場合の分布パターンの説明
図である。
【図14】放射状に収縮する場合の分布パターンの説明
図である。
【図15】移動物体の状態検出装置の別の構成を示すブ
ロック図である。
【図16】移動物体の状態検出装置の別の構成を示すブ
ロック図である。
【図17】移動物体の状態検出装置の別の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100…画像処理部、101…カメラ、112…CP
U、114…モニタ、115…通信装置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象の画像を取り込む画像入力手段と、前
    記画像入力手段により取り込まれた画像に対して各種の
    画像処理を行う画像処理手段と、各種データ処理を行う
    データ処理手段を用いて、移動物体を追跡するものにお
    いて、前記画像入力手段で入力した画像から移動物体の
    動き情報を抽出し、抽出された情報から各物体の位置,
    移動距離,移動速度,移動方向,移動方向の変化量、及
    び移動ベクトルと初期ベクトルとの方向差のうちいずれ
    か一つを横軸のパラメータとし、且つ、少なくとも物体
    頻度,累積移動距離、及び累積移動速度のうちいずれか
    一つを縦軸のパラメータとする2次元分布パターンを生
    成する分布パターン生成手段と、前記分布パターン生成
    手段からの2次元分布パターンに基づいて前記移動物体
    の移動状態を認識する手段と、認識結果あるいは画像を
    表示する表示手段と、前記認識結果あるいは画像を通信
    する通信手段を具備することを特徴とする移動物体の状
    態検出装置。
  2. 【請求項2】対象の画像を取り込む画像入力手段と、前
    記画像入力手段により取り込まれた画像に対して各種の
    画像処理を行う画像処理手段と、各種データ処理を行う
    データ処理手段を用いて、移動物体を追跡するものにお
    いて、前記画像入力手段で入力した画像から移動物体の
    動き情報を抽出し、抽出された情報から各物体の位置を
    一軸のパラメータとし、移動距離,移動速度,移動方
    向,移動方向の変化量及び移動ベクトルと初期ベクトル
    との方向差のうちいずれか一つを他の一軸のパラメータ
    とし、且つ、頻度をさらに他の一軸のパラメータとする
    3次元分布パターンを生成する分布パターン生成手段
    と、前記分布パターン生成手段からの3次元分布パター
    ンに基づいて前記移動物体の移動状態を認識する手段
    と、認識結果あるいは画像を表示する表示手段と、前記
    認識結果あるいは画像を通信する通信手段を具備するこ
    とを特徴とする移動物体の状態検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、複数の画像入力手段による入力画像を処理
    し、該処理結果の全体関係から広域に広がる移動物体の
    状態を把握することを特徴とする移動物体の状態検出装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、複数の画像入力手段による入力画像を合成
    し、該合成画像を処理することにより広域に広がる移動
    物体の状態を把握することを特徴とする移動物体の状態
    検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、各物体の特徴量の基準量として、各物体の
    特徴量の頻度分布から最大頻度をとる特徴量を求め、該
    基準量との差異から、全体の動きである群流の中で特異
    な動きをする物体あるいは領域を認識することを特徴と
    する移動物体の状態検出装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、各物体の特徴量の頻度分布から頻度がある
    一定値以上の特徴量を求め、求めた複数の該特徴量をそ
    れぞれ基準量とし、該基準量との差異から、全体の動き
    である群流の中で特異な動きをする物体あるいは領域を
    認識することを特徴とする移動物体の状態検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、各物体の特徴量の頻度分布から頻度がある
    一定値以上の特徴量を求め、求めた複数の該特徴量の平
    均値を基準量とし、該基準量との差異から、全体の動き
    である群流の中で特異な動きをする物体あるいは領域を
    認識することを特徴とする移動物体の状態検出装置。
  8. 【請求項8】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、各物体の特徴量の分布パターンを求め、あ
    らかじめ用意した基準分布パターンとのマッチングによ
    り、全体の動きの状態を認識することを特徴とする移動
    物体の状態検出装置。
  9. 【請求項9】請求項1または2の移動物体の状態検出装
    置において、各物体の特徴量の分布パターンを求め、こ
    れをあらかじめ用意したニューラルネットワークに入力
    し、そのニューラルネットワークの出力値を用いて、全
    体の動きの状態を認識することを特徴とする移動物体の
    状態検出装置。
  10. 【請求項10】請求項1または2の移動物体の状態検出
    装置において、各物体の特徴量の移動距離,移動方向か
    ら移動ベクトルを求めるとともに、各物体の始点座標ま
    たは終点座標から基準位置を求める手段と、該基準位置
    から各物体の始点座標への初期ベクトルを求め、該初期
    ベクトルの方向と該移動ベクトルの方向との差を求める
    手段と、該手段により抽出された方向差を用いて、物体
    の移動状態を認識することを特徴とする移動物体の状態
    検出装置。
  11. 【請求項11】請求項10の状態検出装置において、複
    数の監視点を設け、該監視点に少なくとも一台の画像入
    力手段を設置し、該入力手段の入力情報を処理し、処理
    結果を監視センタヘ送信し、監視センタで統合処理する
    ことにより、移動物体の状況を監視,把握することを特
    徴とする移動物体の状態検出装置。
  12. 【請求項12】請求項10の状態検出装置において、複
    数の監視点を設け、該監視点に少なくとも一台の画像入
    力手段を設置し、該入力手段の入力情報を合成し、処理
    することにより、移動物体の状況を監視,把握すること
    を特徴とする移動物体の状態検出装置。
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