JPH06268207A - 絶縁ゲート型電力用半導体素子 - Google Patents
絶縁ゲート型電力用半導体素子Info
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- JPH06268207A JPH06268207A JP5049533A JP4953393A JPH06268207A JP H06268207 A JPH06268207 A JP H06268207A JP 5049533 A JP5049533 A JP 5049533A JP 4953393 A JP4953393 A JP 4953393A JP H06268207 A JPH06268207 A JP H06268207A
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10D12/411—Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/441—Vertical IGBTs
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/124—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of semiconductor bodies or of junctions between the regions
- H10D62/126—Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions
- H10D62/127—Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions of cellular field-effect devices, e.g. multicellular DMOS transistors or IGBTs
-
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/17—Semiconductor regions connected to electrodes not carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. channel regions
- H10D62/393—Body regions of DMOS transistors or IGBTs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オン抵抗の増加を招かずに寄生サイリスタのラ
ッチアップを防止できる絶縁ゲート型電力用半導体素子
を提供すること。 【構成】P+ 型エミッタ層3に接したN型ベース層1
と、N型ベース層1に接したP型ベース層2と、P型ベ
ース層2の表面に設けられたN+ 型エミッタ層4と、P
型ベース層2の表面に設けられたP+ 型不純物拡散層1
0と、P+ 型不純物拡散層10の表面の一部からP型ベ
ース層2の表面にまたがって設けられたN+ 型不純物拡
散層5と、N+ 型不純物拡散層5とN+ 型エミッタ層4
との間のP型ベース層2上にゲート絶縁膜6を介して設
けられたゲート電極7と、N+ 型不純物拡散層5に設け
られたカソード電極8と、P+ 型エミッタ層3に設けら
れたアノード電極9とを有し、N+ 型不純物拡散層5内
にP+ 型不純物拡散層10およびカソード電極8に接す
るのP+ 型不純物拡散層12が設けられていることを特
徴とする。
ッチアップを防止できる絶縁ゲート型電力用半導体素子
を提供すること。 【構成】P+ 型エミッタ層3に接したN型ベース層1
と、N型ベース層1に接したP型ベース層2と、P型ベ
ース層2の表面に設けられたN+ 型エミッタ層4と、P
型ベース層2の表面に設けられたP+ 型不純物拡散層1
0と、P+ 型不純物拡散層10の表面の一部からP型ベ
ース層2の表面にまたがって設けられたN+ 型不純物拡
散層5と、N+ 型不純物拡散層5とN+ 型エミッタ層4
との間のP型ベース層2上にゲート絶縁膜6を介して設
けられたゲート電極7と、N+ 型不純物拡散層5に設け
られたカソード電極8と、P+ 型エミッタ層3に設けら
れたアノード電極9とを有し、N+ 型不純物拡散層5内
にP+ 型不純物拡散層10およびカソード電極8に接す
るのP+ 型不純物拡散層12が設けられていることを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用半導体素子に係
り、特に絶縁ゲート型電力用半導体素子に関する。
り、特に絶縁ゲート型電力用半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや通信機器の重要部
分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達成
するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成し
た集積回路(IC)が多用されている。このようなIC
中で、高耐圧素子を含むものはパワーICと呼ばれてい
る。
分には、多数のトランジスタや抵抗等を電気回路を達成
するようにむすびつけ、1チップ上に集積化して形成し
た集積回路(IC)が多用されている。このようなIC
中で、高耐圧素子を含むものはパワーICと呼ばれてい
る。
【0003】高耐圧素子の一つとして従来よりEST
(Emitter Switched Tyhristor)と呼ばれる絶縁ゲート
型電力用半導体素子が知られている(B.J.Baliga,Proce
eding.of 1990 Ineternational Symposium on Power Se
miconductor Devices &ICs p.117-121)。図7は、従来
のESTの構造を示す図、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのF−F´断面図を示
している。
(Emitter Switched Tyhristor)と呼ばれる絶縁ゲート
型電力用半導体素子が知られている(B.J.Baliga,Proce
eding.of 1990 Ineternational Symposium on Power Se
miconductor Devices &ICs p.117-121)。図7は、従来
のESTの構造を示す図、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのF−F´断面図を示
している。
【0004】このESTは、N型ベース層81と、この
N型ベース層81の一方の表面に形成され、不純物濃度
が高いP+ 型エミッタ層83と、N型ベース層81の他
方の表面に選択的に形成されたP型ベース層82と、こ
のP型ベース層82の表面に選択的に形成され、不純物
濃度が高いN+ 型エミッタ層84とを有している。これ
ら半導体層81,83,82,84によりPNPNサイ
リスタ構造が形成されている。更に、P型ベース層82
の表面には不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層91が
選択され、このP+ 型不純物拡散層91の表面の一部か
らP型ベース層82の表面にかけては不純物濃度が高い
N+ 型不純物拡散層85が選択的に形成されている。
N型ベース層81の一方の表面に形成され、不純物濃度
が高いP+ 型エミッタ層83と、N型ベース層81の他
方の表面に選択的に形成されたP型ベース層82と、こ
のP型ベース層82の表面に選択的に形成され、不純物
濃度が高いN+ 型エミッタ層84とを有している。これ
ら半導体層81,83,82,84によりPNPNサイ
リスタ構造が形成されている。更に、P型ベース層82
の表面には不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層91が
選択され、このP+ 型不純物拡散層91の表面の一部か
らP型ベース層82の表面にかけては不純物濃度が高い
N+ 型不純物拡散層85が選択的に形成されている。
【0005】また、N+ 型エミッタ層84とN+ 型不純
物拡散層85と間のP型ベース層82上にはゲート絶縁
膜86を介してゲート電極87が配設されている。更
に、P型エミッタ層83の表面にはアノード電極89が
配設され、そして、N+ 型不純物拡散層85およびP+
型不純物拡散層91にコンタクトするカソード電極88
がゲート絶縁膜90を介してゲート電極87と隣接して
配設されている。
物拡散層85と間のP型ベース層82上にはゲート絶縁
膜86を介してゲート電極87が配設されている。更
に、P型エミッタ層83の表面にはアノード電極89が
配設され、そして、N+ 型不純物拡散層85およびP+
型不純物拡散層91にコンタクトするカソード電極88
がゲート絶縁膜90を介してゲート電極87と隣接して
配設されている。
【0006】このように構成されたESTをターンオン
するには、アノード電極89,カソード電極88にそれ
ぞれ正電圧,負電圧を印加した状態で、ゲート電極87
に正電圧を印加する。
するには、アノード電極89,カソード電極88にそれ
ぞれ正電圧,負電圧を印加した状態で、ゲート電極87
に正電圧を印加する。
【0007】このような電圧が印加されると、ゲート電
極87の下部のP型ベース層82の表面にN型チャネル
が形成され、N+ 型エミッタ層84とカソード電極88
とが短絡される。この状態にて、図示はされていない
が、例えば、p型ベース層82の端部に設けられたオン
用MOSFETによりトリガ電圧を与えると、N+ 型エ
ミッタ層84からN型ベース層81に電子が注入され、
P+ 型エミッタ層83からP型ベース層82に正孔が注
入される。このような電子,正孔の流れによって半導体
層81,83,82,84で構成されたサイリスタがタ
ーンオンする。一方、ターンオフにするには、ゲート電
極87に負電圧を印加して上記N型チャネルを消滅さ
せ、N+ 型エミッタ層84への電子の供給を遮断すれば
良い。しかしながら、この種のESTには次のような問
題があった。
極87の下部のP型ベース層82の表面にN型チャネル
が形成され、N+ 型エミッタ層84とカソード電極88
とが短絡される。この状態にて、図示はされていない
が、例えば、p型ベース層82の端部に設けられたオン
用MOSFETによりトリガ電圧を与えると、N+ 型エ
ミッタ層84からN型ベース層81に電子が注入され、
P+ 型エミッタ層83からP型ベース層82に正孔が注
入される。このような電子,正孔の流れによって半導体
層81,83,82,84で構成されたサイリスタがタ
ーンオンする。一方、ターンオフにするには、ゲート電
極87に負電圧を印加して上記N型チャネルを消滅さ
せ、N+ 型エミッタ層84への電子の供給を遮断すれば
良い。しかしながら、この種のESTには次のような問
題があった。
【0008】素子内の正孔は、ターンオフの際に、N+
型不純物拡散層85の下部のP+ 型不純物拡散層91を
通ってカソード電極88から素子外に排出される。この
ような正孔の流れ(ホール電流)によりP+ 型不純物拡
散層91に電圧降下が生じるため、P+ 型不純物拡散層
91の電位がN+ 型不純物拡散層85のそれより高くな
る。このため、メインのサイリスタがオフ状態であって
も、N+ 型不純物拡散層85からN型ベース層81に電
子が注入され、半導体層81,83,85,91で構成
された寄生サイリスタがラッチアップし、アノード・カ
ソード間に電流が流れ続けるという問題があった。
型不純物拡散層85の下部のP+ 型不純物拡散層91を
通ってカソード電極88から素子外に排出される。この
ような正孔の流れ(ホール電流)によりP+ 型不純物拡
散層91に電圧降下が生じるため、P+ 型不純物拡散層
91の電位がN+ 型不純物拡散層85のそれより高くな
る。このため、メインのサイリスタがオフ状態であって
も、N+ 型不純物拡散層85からN型ベース層81に電
子が注入され、半導体層81,83,85,91で構成
された寄生サイリスタがラッチアップし、アノード・カ
ソード間に電流が流れ続けるという問題があった。
【0009】このような寄生サイリスタのラッチアップ
は、N+ 型不純物拡散層85のチャネル方向の寸法を小
さくすれば、N+ 型不純物拡散層85の下部におけるP
型ベース層82の電圧降下が小さくなるので防止でき
る。しかしながら、この場合、N+ 型不純物拡散層85
とカソード電極88とのコンタクト面積が小さくなるの
で、オン抵抗が大きくなるという問題があった。
は、N+ 型不純物拡散層85のチャネル方向の寸法を小
さくすれば、N+ 型不純物拡散層85の下部におけるP
型ベース層82の電圧降下が小さくなるので防止でき
る。しかしながら、この場合、N+ 型不純物拡散層85
とカソード電極88とのコンタクト面積が小さくなるの
で、オン抵抗が大きくなるという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のE
STにあっては、ターンオフの際に、N+ 型不純物拡散
層の下部のp+ 型不純物拡散層に電圧降下が生じる結
果、寄生サイリスタがラッチアップし、オフ駆動ができ
なくなるという問題があった。この問題を解決するため
に、N+ 型不純物拡散層のチャネル方向の寸法を小さく
するという手法が提案されたが、この場合、N+ 型不純
物拡散層とカソード電極88とのコンタクト面積が小さ
くなり、オン抵抗が大きくなるという問題があった。
STにあっては、ターンオフの際に、N+ 型不純物拡散
層の下部のp+ 型不純物拡散層に電圧降下が生じる結
果、寄生サイリスタがラッチアップし、オフ駆動ができ
なくなるという問題があった。この問題を解決するため
に、N+ 型不純物拡散層のチャネル方向の寸法を小さく
するという手法が提案されたが、この場合、N+ 型不純
物拡散層とカソード電極88とのコンタクト面積が小さ
くなり、オン抵抗が大きくなるという問題があった。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、オン抵抗の増加を招か
ずに寄生サイリスタのラッチアップを防止できる絶縁ゲ
ート型電力用半導体素子を提供することにある。
ので、その目的とするところは、オン抵抗の増加を招か
ずに寄生サイリスタのラッチアップを防止できる絶縁ゲ
ート型電力用半導体素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の絶縁ゲート型電力用半導体素子は、1導
電型エミッタ層に接した第2導電型ベース層と、この第
2導電型ベース層に接した第1導電型ベース層と、この
第1導電型ベース層の表面に選択的に形成された第2導
電型エミッタ層と、この第2導電型エミッタ層とは別に
前記第1導電型ベース層の表面に選択的に形成された第
1の第1導電型半導体層と、この第1の第1導電型半導
体層の表面の一部から、前記第2導電型エミッタ層側の
前記第1導電型ベース層の表面にまたがって形成された
第2導電型半導体層と、この第2導電型半導体層と前記
第2導電型エミッタ層との間の前記第1導電型ベース層
上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、こ
のゲート電極と電気的に分離され、前記第2導電型半導
体層に設けられた第1の主電極と、前記第1導電型エミ
ッタ層に設けられた第2の主電極とを有する絶縁ゲート
型電力用半導体素子において、前記第2導電型半導体層
内に設けられ、且つ前記第1の第1導電型半導体層およ
び前記第1の主電極に接した第2の第1導電型半導体
層、並びに前記第2導電型エミッタ層内に設けられ、且
つ前記第1導電型ベース層および前記第1の主電極に接
続した第2の第1導電型半導体層の少なくとも一方の前
記第2の第1導電型半導体層を有することを特徴とする
めに、本発明の絶縁ゲート型電力用半導体素子は、1導
電型エミッタ層に接した第2導電型ベース層と、この第
2導電型ベース層に接した第1導電型ベース層と、この
第1導電型ベース層の表面に選択的に形成された第2導
電型エミッタ層と、この第2導電型エミッタ層とは別に
前記第1導電型ベース層の表面に選択的に形成された第
1の第1導電型半導体層と、この第1の第1導電型半導
体層の表面の一部から、前記第2導電型エミッタ層側の
前記第1導電型ベース層の表面にまたがって形成された
第2導電型半導体層と、この第2導電型半導体層と前記
第2導電型エミッタ層との間の前記第1導電型ベース層
上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、こ
のゲート電極と電気的に分離され、前記第2導電型半導
体層に設けられた第1の主電極と、前記第1導電型エミ
ッタ層に設けられた第2の主電極とを有する絶縁ゲート
型電力用半導体素子において、前記第2導電型半導体層
内に設けられ、且つ前記第1の第1導電型半導体層およ
び前記第1の主電極に接した第2の第1導電型半導体
層、並びに前記第2導電型エミッタ層内に設けられ、且
つ前記第1導電型ベース層および前記第1の主電極に接
続した第2の第1導電型半導体層の少なくとも一方の前
記第2の第1導電型半導体層を有することを特徴とする
【0013】ここで、上記第2導電型半導体層内に設け
られた第2の第1導電型半導体層は、第1の第1導電型
半導体層と同一のものでも良いし、また、第1の第1導
電型半導体層とは別の第2の第1導電型半導体層であっ
ても良い。同様に、上記第2導電型エミッタ層内に設け
られた第2の第1導電型半導体層は、第1導電型ベース
層と同一のものでも良いし、また、第1導電型ベース層
とは別の第2の第1導電型半導体層であっても良い。
られた第2の第1導電型半導体層は、第1の第1導電型
半導体層と同一のものでも良いし、また、第1の第1導
電型半導体層とは別の第2の第1導電型半導体層であっ
ても良い。同様に、上記第2導電型エミッタ層内に設け
られた第2の第1導電型半導体層は、第1導電型ベース
層と同一のものでも良いし、また、第1導電型ベース層
とは別の第2の第1導電型半導体層であっても良い。
【0014】また、上記第2導電型半導体層内に設けら
れた第2の第1導電型半導体層は、単数でも複数でも良
い。同様に、上記第2導電型エミッタ層内に設けられた
第2の第1導電型半導体層も、単数でも複数でも良い。
れた第2の第1導電型半導体層は、単数でも複数でも良
い。同様に、上記第2導電型エミッタ層内に設けられた
第2の第1導電型半導体層も、単数でも複数でも良い。
【0015】
【作用】本発明の絶縁ゲート型電力用半導体素子は、第
1の第1導電型半導体層および第1の主電極と接した第
2の第1導電型半導体層、並びに第2導電型エミッタ層
内に設けられ、且つ第1導電型ベース層および第1の主
電極に接続した第2の第1導電型半導体層の少なくとも
一方の第2の第1導電型半導体層を備えている。すなわ
ち、第2導電型半導体層は第2の第1導電型半導体層に
より複数の領域に分けられるか、又は第2導電型エミッ
タ層は第2の第1導電型半導体層により複数の領域に分
けられるか、又は第2導電型半導体層および第2導電型
エミッタ層は第1導電型半導体層により複数の領域に分
けられる。
1の第1導電型半導体層および第1の主電極と接した第
2の第1導電型半導体層、並びに第2導電型エミッタ層
内に設けられ、且つ第1導電型ベース層および第1の主
電極に接続した第2の第1導電型半導体層の少なくとも
一方の第2の第1導電型半導体層を備えている。すなわ
ち、第2導電型半導体層は第2の第1導電型半導体層に
より複数の領域に分けられるか、又は第2導電型エミッ
タ層は第2の第1導電型半導体層により複数の領域に分
けられるか、又は第2導電型半導体層および第2導電型
エミッタ層は第1導電型半導体層により複数の領域に分
けられる。
【0016】ここで、第2導電型半導体層が第2の第1
導電型半導体層により複数の領域に分けられている場合
には、ターンオフ時における個々の領域の第2導電型半
導体層の下部の第1の第1導電型半導体層内におけるキ
ャリア(第1導電型エミッタ層の多数キャリア)の走行
距離は、いずれも第2の第1導電型半導体層が無い従来
の場合のそれに比べて小さいものとなる。
導電型半導体層により複数の領域に分けられている場合
には、ターンオフ時における個々の領域の第2導電型半
導体層の下部の第1の第1導電型半導体層内におけるキ
ャリア(第1導電型エミッタ層の多数キャリア)の走行
距離は、いずれも第2の第1導電型半導体層が無い従来
の場合のそれに比べて小さいものとなる。
【0017】このため、第1の主電極と第2導電型半導
体層とのコンタクト面積を大きくしても、ターンオフ時
における個々の領域の第2導電型半導体層の下部の第1
の第1導電型半導体層の電圧降下は、いずれも第2の第
1導電型半導体層が無い従来の場合のそれに比べて小さ
いものとなる。
体層とのコンタクト面積を大きくしても、ターンオフ時
における個々の領域の第2導電型半導体層の下部の第1
の第1導電型半導体層の電圧降下は、いずれも第2の第
1導電型半導体層が無い従来の場合のそれに比べて小さ
いものとなる。
【0018】したがって、オン抵抗の増加を招くこと無
く、第1導電型エミッタ層,第2導電型ベース層,第1
導電型ベース層および第1の第1導電型半導体層で構成
された寄生サイリスタのラッチアップを防止できる。
く、第1導電型エミッタ層,第2導電型ベース層,第1
導電型ベース層および第1の第1導電型半導体層で構成
された寄生サイリスタのラッチアップを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
る。
【0020】図1は、本発明の第1の実施例に係るES
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのA−A´断面図を示
している。
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのA−A´断面図を示
している。
【0021】図中、1はN型ベース層1(第2導電型ベ
ース層)を示しており、このN型ベース層1の一方の表
面には不純物濃度が高いP+ 型エミッタ層3(第1導電
型エミッタ層)が接し、このP+ 型エミッタ層3にはア
ノード電極9(第2の主電極)が設けられている。ま
た、N型ベース層1の他方の表面にはP型ベース層2
(第1導電型ベース層)が接しており、このP型ベース
層2の表面には不純物濃度が高いN+ 型エミッタ層4
(第2導電型エミッタ層)が選択的に形成されている。
更に、不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層10(第1
の第1導電型半導体層)がP型ベース層2の表面にN+
型エミッタ層4と別に選択的に形成されている。
ース層)を示しており、このN型ベース層1の一方の表
面には不純物濃度が高いP+ 型エミッタ層3(第1導電
型エミッタ層)が接し、このP+ 型エミッタ層3にはア
ノード電極9(第2の主電極)が設けられている。ま
た、N型ベース層1の他方の表面にはP型ベース層2
(第1導電型ベース層)が接しており、このP型ベース
層2の表面には不純物濃度が高いN+ 型エミッタ層4
(第2導電型エミッタ層)が選択的に形成されている。
更に、不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層10(第1
の第1導電型半導体層)がP型ベース層2の表面にN+
型エミッタ層4と別に選択的に形成されている。
【0022】上記P+ 型不純物拡散層10の表面の一部
からP型ベース層2の表面にかけては不純物濃度が高い
N+ 型不純物拡散層5(第2導電型半導体層)が選択的
に形成され、このN+ 型不純物拡散層5内にはP+ 型不
純物拡散層10およびカソード電極8(第1の主電極)
に接する複数の不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層1
2(第2の第1導電型半導体層)が設けられている。す
なわち、カソード電極8はN+ 型不純物拡散層5にコン
タクトするとともに、P+ 型不純物拡散層12を介して
P+ 型不純物拡散層10にもコンタクトしている。
からP型ベース層2の表面にかけては不純物濃度が高い
N+ 型不純物拡散層5(第2導電型半導体層)が選択的
に形成され、このN+ 型不純物拡散層5内にはP+ 型不
純物拡散層10およびカソード電極8(第1の主電極)
に接する複数の不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散層1
2(第2の第1導電型半導体層)が設けられている。す
なわち、カソード電極8はN+ 型不純物拡散層5にコン
タクトするとともに、P+ 型不純物拡散層12を介して
P+ 型不純物拡散層10にもコンタクトしている。
【0023】更に、図1(b)に示すように、P+ 型不
純物拡散層12により分けられた個々の領域のN+ 型不
純物拡散層5のチャネル方向の寸法Lは、ホール電流に
よって生じる個々のN+ 型不純物拡散層5の下部のP+
型不純物拡散層10の電圧降下が、P+ 型不純物拡散層
10とN+ 型不純物拡散層5とで形成されるPN接合の
ビルトイン電圧よりも小さくなるように選ばれている。
また、N+ 型不純物拡散層5のチャネル方向の寸法は、
ゲート電極7から離れほど小さくする。
純物拡散層12により分けられた個々の領域のN+ 型不
純物拡散層5のチャネル方向の寸法Lは、ホール電流に
よって生じる個々のN+ 型不純物拡散層5の下部のP+
型不純物拡散層10の電圧降下が、P+ 型不純物拡散層
10とN+ 型不純物拡散層5とで形成されるPN接合の
ビルトイン電圧よりも小さくなるように選ばれている。
また、N+ 型不純物拡散層5のチャネル方向の寸法は、
ゲート電極7から離れほど小さくする。
【0024】このようなP+ 型不純物拡散層12は、例
えば、P+ 型不純物拡散層10を形成した後、N型不純
物をP+ 型不純物拡散層10に選択的に拡散して形成し
たり、P+ 型不純物拡散層10を形成し、更に、このP
+ 型不純物拡散層10の表面全体にN+ 型不純物拡散層
5を形成した後、P型不純物をN+ 型不純物拡散層5に
選択的に拡散して形成しても良い。すなわち、P+ 型不
純物拡散層12とP+ 型不純物拡散層10とはもともと
同じものであっても良いし、別工程で形成されたもので
あっても良い。
えば、P+ 型不純物拡散層10を形成した後、N型不純
物をP+ 型不純物拡散層10に選択的に拡散して形成し
たり、P+ 型不純物拡散層10を形成し、更に、このP
+ 型不純物拡散層10の表面全体にN+ 型不純物拡散層
5を形成した後、P型不純物をN+ 型不純物拡散層5に
選択的に拡散して形成しても良い。すなわち、P+ 型不
純物拡散層12とP+ 型不純物拡散層10とはもともと
同じものであっても良いし、別工程で形成されたもので
あっても良い。
【0025】また、N+ 型エミッタ層4とN+ 型不純物
拡散層5との間のP型ベース層2上にはゲート絶縁膜6
を介してゲート電極7が配設されている。このゲート電
極7は絶縁膜11によりカソード電極と電気的に分離さ
れている。
拡散層5との間のP型ベース層2上にはゲート絶縁膜6
を介してゲート電極7が配設されている。このゲート電
極7は絶縁膜11によりカソード電極と電気的に分離さ
れている。
【0026】このように構成されたESTをターンオン
するには、アノード電極9,カソード電極8にそれぞれ
正電圧,負電圧を印加した状態で、ゲート電極7に正電
圧を印加する。
するには、アノード電極9,カソード電極8にそれぞれ
正電圧,負電圧を印加した状態で、ゲート電極7に正電
圧を印加する。
【0027】このような電圧が印加されると、ゲート電
極7の下部のP型ベース層2の表面にN型チャネルが形
成され、N+ 型エミッタ層4とカソード電極8とが短絡
される。この状態にて、図示はされていないが、例え
ば、p型ベース層2の端部に設けられたオン用MOSF
ETによりトリガ電圧を与えると、N+ 型エミッタ層4
からN型ベース層1に電子が注入され、P+ 型エミッタ
層3からP型ベース層2に正孔が注入される。
極7の下部のP型ベース層2の表面にN型チャネルが形
成され、N+ 型エミッタ層4とカソード電極8とが短絡
される。この状態にて、図示はされていないが、例え
ば、p型ベース層2の端部に設けられたオン用MOSF
ETによりトリガ電圧を与えると、N+ 型エミッタ層4
からN型ベース層1に電子が注入され、P+ 型エミッタ
層3からP型ベース層2に正孔が注入される。
【0028】このような電子,正孔の流れによって、P
+ 型エミッタ層3,N型ベース層1およびP型ベース層
2で構成されたトランジスタと、N型ベース層1,P型
ベース層2およびN型エミッタ層4で構成されたトラン
ジスタとが互いのコレクタ電流を増幅し合う結果、半導
体層1,2,3,4で構成されたサイリスタがターンオ
ンする。
+ 型エミッタ層3,N型ベース層1およびP型ベース層
2で構成されたトランジスタと、N型ベース層1,P型
ベース層2およびN型エミッタ層4で構成されたトラン
ジスタとが互いのコレクタ電流を増幅し合う結果、半導
体層1,2,3,4で構成されたサイリスタがターンオ
ンする。
【0029】一方、ターンオフにするには、ゲート電極
7に負電圧を印加して上記N型チャネルを消滅させ、N
+ 型エミッタ層4への電子の供給を遮断すれば良い。こ
のとき、素子内に蓄積されていた正孔は、N+ 型不純物
拡散層5下部のP+ 型不純物拡散層10を通った後、P
+ 型不純物拡散層12を通ってカソード電極8から素子
外に排出される。
7に負電圧を印加して上記N型チャネルを消滅させ、N
+ 型エミッタ層4への電子の供給を遮断すれば良い。こ
のとき、素子内に蓄積されていた正孔は、N+ 型不純物
拡散層5下部のP+ 型不純物拡散層10を通った後、P
+ 型不純物拡散層12を通ってカソード電極8から素子
外に排出される。
【0030】ここで、個々の領域のN+ 型不純物拡散層
5のチャネル方向の寸法Lは、上述した条件の寸法に選
んであるので、P+ 型不純物拡散層10内にホール電流
が流れても、N+ 型不純物拡散層5からN型ベース層1
に電子が注入されることはない。このため、ターンオフ
時に半導体層1,3,5,10で構成された寄生サイリ
スタがラッチアップし、アノード・カソード間に電流が
流れ続けるという問題は生じない。
5のチャネル方向の寸法Lは、上述した条件の寸法に選
んであるので、P+ 型不純物拡散層10内にホール電流
が流れても、N+ 型不純物拡散層5からN型ベース層1
に電子が注入されることはない。このため、ターンオフ
時に半導体層1,3,5,10で構成された寄生サイリ
スタがラッチアップし、アノード・カソード間に電流が
流れ続けるという問題は生じない。
【0031】また、個々の領域のN+ 型不純物拡散層5
とカソード電極8とのコンタクト面積は小さいものとな
るが、全体としては大きいものとなるので、N+ 型不純
物拡散層5とカソード電極8とのコンタクト抵抗が増加
するという問題は生じない。以上述べたように本実施例
によれば、N+ 型不純物拡散層5内にカソード電極8お
よびP+ 型不純物拡散層10に接するP+ 型不純物拡散
層12を設けて、各領域のN+ 型不純物拡散層5のチャ
ネル方向の寸法を従来より短くすることにより、コンタ
クト抵抗の増加を招くこと無く、寄生サイリスタのラッ
チアップを防止できる。なお、本実施例では、P+ 型不
純物拡散層10を設けたがP+ 型不純物拡散層12の分
布を適当に選ぶことにより省くことも可能である。
とカソード電極8とのコンタクト面積は小さいものとな
るが、全体としては大きいものとなるので、N+ 型不純
物拡散層5とカソード電極8とのコンタクト抵抗が増加
するという問題は生じない。以上述べたように本実施例
によれば、N+ 型不純物拡散層5内にカソード電極8お
よびP+ 型不純物拡散層10に接するP+ 型不純物拡散
層12を設けて、各領域のN+ 型不純物拡散層5のチャ
ネル方向の寸法を従来より短くすることにより、コンタ
クト抵抗の増加を招くこと無く、寄生サイリスタのラッ
チアップを防止できる。なお、本実施例では、P+ 型不
純物拡散層10を設けたがP+ 型不純物拡散層12の分
布を適当に選ぶことにより省くことも可能である。
【0032】図2は、本発明の第2の実施例に係るES
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのB−B´断面図を示
している。なお、以下の実施例で参照する図において、
図1のESTと対応する部分には図1と同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのB−B´断面図を示
している。なお、以下の実施例で参照する図において、
図1のESTと対応する部分には図1と同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0033】本実施例のESTが先の実施例のそれと主
として異なる点は、N+ 型不純物拡散層5でなく、N+
型エミッタ層4内に不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散
層13を設けたことにある。また、カソード電極8はN
+ 型エミッタ層4側まで延在しており、更に、この延在
したカソード電極8はN+ 型エミッタ層4にコンタクト
しないようにP+ 型不純物拡散層13上に開口部が形成
された絶縁膜を介してP+ 型不純物拡散層13にコンタ
クトしている。
として異なる点は、N+ 型不純物拡散層5でなく、N+
型エミッタ層4内に不純物濃度が高いP+ 型不純物拡散
層13を設けたことにある。また、カソード電極8はN
+ 型エミッタ層4側まで延在しており、更に、この延在
したカソード電極8はN+ 型エミッタ層4にコンタクト
しないようにP+ 型不純物拡散層13上に開口部が形成
された絶縁膜を介してP+ 型不純物拡散層13にコンタ
クトしている。
【0034】このように構成されたESTによれば、タ
ーンオフ時における正孔の排出経路は、P+ 型エミッタ
層3,N型ベース層1,P+ 型不純物拡散層10,カソ
ード電極8という従来の排出経路の他に、P+ 型エミッ
タ層3,N型ベース層1,P型ベース層2,P+ 型不純
物拡散層13,カソード電極8という排出経路が追加さ
れる。
ーンオフ時における正孔の排出経路は、P+ 型エミッタ
層3,N型ベース層1,P+ 型不純物拡散層10,カソ
ード電極8という従来の排出経路の他に、P+ 型エミッ
タ層3,N型ベース層1,P型ベース層2,P+ 型不純
物拡散層13,カソード電極8という排出経路が追加さ
れる。
【0035】したがって、本実施例によれば、新たな排
出経路が増えた分だけP+ 型不純物拡散層10に流れる
正孔の量が減少するので、ターンオフ時およびターンオ
ン時におけるN+ 型不純物拡散層5の下部のP+ 型不純
物拡散層10の電圧降下が小さくなり、寄生サイリスタ
のラッチアップが起こり難くなる。また、オン状態のと
きは、新たな排出経路により、N+ 型エミッタ層4の下
部のN型ベース層1およびP型ベース層2中の正孔の密
度が高くなるので、オン抵抗が小さくなる。
出経路が増えた分だけP+ 型不純物拡散層10に流れる
正孔の量が減少するので、ターンオフ時およびターンオ
ン時におけるN+ 型不純物拡散層5の下部のP+ 型不純
物拡散層10の電圧降下が小さくなり、寄生サイリスタ
のラッチアップが起こり難くなる。また、オン状態のと
きは、新たな排出経路により、N+ 型エミッタ層4の下
部のN型ベース層1およびP型ベース層2中の正孔の密
度が高くなるので、オン抵抗が小さくなる。
【0036】図3は、本発明の第3の実施例に係るES
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのC−C´断面図を示
している。
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのC−C´断面図を示
している。
【0037】本実施例のESTは図1のESTと図2の
ESTとを組み合わせたものとなっている。すなわち、
N+ 型不純物拡散層5,N+ 型エミッタ層4内にそれぞ
れP+ 型不純物拡散層12,13が設けられている。
ESTとを組み合わせたものとなっている。すなわち、
N+ 型不純物拡散層5,N+ 型エミッタ層4内にそれぞ
れP+ 型不純物拡散層12,13が設けられている。
【0038】このように構成されたESTによれば、素
子内の電流密度が高くなって、P型ベース層2中を横方
向に流れるホール電流が増加した場合でも、N+ 型不純
物拡散層5からN型ベース層1への電子注入を招かずに
カソード電極8にホール電流を流すことができ、寄生サ
イリスタのラッチアップ耐量を大幅に増大させることが
可能となる。
子内の電流密度が高くなって、P型ベース層2中を横方
向に流れるホール電流が増加した場合でも、N+ 型不純
物拡散層5からN型ベース層1への電子注入を招かずに
カソード電極8にホール電流を流すことができ、寄生サ
イリスタのラッチアップ耐量を大幅に増大させることが
可能となる。
【0039】図4は、本発明の第4の実施例に係るES
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのD−D´断面図を示
している。
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのD−D´断面図を示
している。
【0040】本実施例のESTは図2のESTの一部を
変形したのもので、ゲート絶縁膜6とN型ベース層1と
の距離を縮めた例である。本実施例のESTによれば、
図2のESTに比べて、P型ベース層2中を横方向に流
れるホール電流が減少するので、寄生サイリスタのラッ
チアップ耐量が大きくなる。
変形したのもので、ゲート絶縁膜6とN型ベース層1と
の距離を縮めた例である。本実施例のESTによれば、
図2のESTに比べて、P型ベース層2中を横方向に流
れるホール電流が減少するので、寄生サイリスタのラッ
チアップ耐量が大きくなる。
【0041】図5は、本発明の第5の実施例に係るES
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのE−E´断面図を示
している。
Tの構造を示す図であり、同図(a)は平面図を示し、
同図(b)は同図(a)のESTのE−E´断面図を示
している。
【0042】本実施例のESTは図4のESTの一部を
変形したのもので、ゲート絶縁膜6とN型ベース層1と
が接している例である。本実施例のESTによれば、図
4のESTに比べて、P型ベース層2中を横方向に流れ
るホール電流が更に減少するので、寄生サイリスタのラ
ッチアップ耐量がより大きくなる。図6は、本発明の第
6の実施例に係るIGBTの構造を示す図である。本実
施例のIGBTが従来のそれと異なる点は、図2のES
Tの場合と同様に、N型エミッタ層4内にP+ 型不純物
拡散層13が設けられてることにある。
変形したのもので、ゲート絶縁膜6とN型ベース層1と
が接している例である。本実施例のESTによれば、図
4のESTに比べて、P型ベース層2中を横方向に流れ
るホール電流が更に減少するので、寄生サイリスタのラ
ッチアップ耐量がより大きくなる。図6は、本発明の第
6の実施例に係るIGBTの構造を示す図である。本実
施例のIGBTが従来のそれと異なる点は、図2のES
Tの場合と同様に、N型エミッタ層4内にP+ 型不純物
拡散層13が設けられてることにある。
【0043】このように構成されたIGBTによれば、
チャネル総長の減少やチャネル抵抗を招かずに、N+ 型
エミッタ層4,P型ベース層2およびN型ベース層1で
構成された寄生トランジスタのラッチアップを防止でき
る。
チャネル総長の減少やチャネル抵抗を招かずに、N+ 型
エミッタ層4,P型ベース層2およびN型ベース層1で
構成された寄生トランジスタのラッチアップを防止でき
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
2導電型半導体層内に設けられ、第1の第1導電型半導
体層および第1の主電極に接した第2の第1導電型半導
体層によって、第1の主電極と第2導電型半導体層との
コンタクト面積の低下を招くこと無く、ターンオフ時に
おける第2導電型半導体層の下部の第1の第1導電型半
導体層の電圧降下を小さくできるので、オン抵抗の増加
を招くこと無く寄生サイリスタのラッチアップの防止で
きる。
2導電型半導体層内に設けられ、第1の第1導電型半導
体層および第1の主電極に接した第2の第1導電型半導
体層によって、第1の主電極と第2導電型半導体層との
コンタクト面積の低下を招くこと無く、ターンオフ時に
おける第2導電型半導体層の下部の第1の第1導電型半
導体層の電圧降下を小さくできるので、オン抵抗の増加
を招くこと無く寄生サイリスタのラッチアップの防止で
きる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るESTの構造を示
す図。
す図。
【図2】本発明の第2の実施例に係るESTの構造を示
す図。
す図。
【図3】本発明の第3の実施例に係るESTの構造を示
す図。
す図。
【図4】本発明の第4の実施例に係るESTの構造を示
す図。
す図。
【図5】本発明の第5の実施例に係るESTの構造を示
す図。
す図。
【図6】本発明の第6の実施例に係るIGBTの構造を
示す図。
示す図。
【図7】従来のESTの構造を示す図。
1…N型ベース層(第2導電型ベース層) 2…P型ベース層(第1導電型ベース層) 3…P+ 型エミッタ層(第1導電型エミッタ層) 4…N+ 型エミッタ層(第2導電型エミッタ層) 5…N+ 型不純物拡散層(第2導電型半導体層) 6…ゲート絶縁膜 7…ゲート電極 8…カソード電極(第1の主電極) 9…アノード電極(第2の主電極) 10…P+ 型半導体層(第1の第1導電型半導体層) 11…絶縁膜 12,13…P+ 型半導体層(第2の第1導電型半導体
層)
層)
Claims (1)
- 【請求項1】第1導電型エミッタ層に接した第2導電型
ベース層と、 この第2導電型ベース層に接した第1導電型ベース層
と、 この第1導電型ベース層の表面に選択的に形成された第
2導電型エミッタ層と、 この第2導電型エミッタ層とは別に前記第1導電型ベー
ス層の表面に選択的に形成された第1の第1導電型半導
体層と、 この第1の第1導電型半導体層の表面の一部から、前記
第2導電型エミッタ層側の前記第1導電型ベース層の表
面にまたがって形成された第2導電型半導体層と、 この第2導電型半導体層と前記第2導電型エミッタ層と
の間の前記第1導電型ベース層上にゲート絶縁膜を介し
て設けられたゲート電極と、 このゲート電極と電気的に分離され、前記第2導電型半
導体層に設けられた第1の主電極と、 前記第1導電型エミッタ層に設けられた第2の主電極と
を有する絶縁ゲート型電力用半導体素子において、 前記第2導電型半導体層内に設けられ、且つ前記第1の
第1導電型半導体層および前記第1の主電極に接した第
2の第1導電型半導体層、並びに前記第2導電型エミッ
タ層内に設けられ、且つ前記第1導電型ベース層および
前記第1の主電極に接続した第2の第1導電型半導体層
の少なくとも一方の前記第2の第1導電型半導体層を有
することを特徴とする絶縁ゲート型電力用半導体素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5049533A JPH06268207A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 絶縁ゲート型電力用半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5049533A JPH06268207A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 絶縁ゲート型電力用半導体素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06268207A true JPH06268207A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12833807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5049533A Pending JPH06268207A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 絶縁ゲート型電力用半導体素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06268207A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100713904B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2007-05-07 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 제조방법 |
| CN109887992A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-06-14 | 章美云 | 一种金属氧化物半导体关断晶闸管及其制作方法 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP5049533A patent/JPH06268207A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100713904B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2007-05-07 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 제조방법 |
| CN109887992A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-06-14 | 章美云 | 一种金属氧化物半导体关断晶闸管及其制作方法 |
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