JPH06269276A - 微生物検査用濾過袋 - Google Patents
微生物検査用濾過袋Info
- Publication number
- JPH06269276A JPH06269276A JP8248793A JP8248793A JPH06269276A JP H06269276 A JPH06269276 A JP H06269276A JP 8248793 A JP8248793 A JP 8248793A JP 8248793 A JP8248793 A JP 8248793A JP H06269276 A JPH06269276 A JP H06269276A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- bag
- filtration
- solution chamber
- opening
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は主として食品等の固形物又は固形物
を含む検体中の微生物を検査する際に、試料を調製する
ために使用する濾過袋であって、濾過速度が早く、作業
性のよい濾過袋を提供することを目的とする。 【構成】 表面フィルム11と裏面フィルム13の中間
に濾過用フィルム12を挟んで、縦シール14と横シー
ル15の三方をシールして原液室と検液室を設けた濾過
袋。前記濾過袋の表面フィルムに一軸延伸フィルム等の
引裂き性のよいフィルムを使用して、縦シール部14の
一部に非シール部を設け、更にこの非シール部に開封用
のU字型切り込みを設けて検液室を容易に開封できるよ
うな構成とした。
を含む検体中の微生物を検査する際に、試料を調製する
ために使用する濾過袋であって、濾過速度が早く、作業
性のよい濾過袋を提供することを目的とする。 【構成】 表面フィルム11と裏面フィルム13の中間
に濾過用フィルム12を挟んで、縦シール14と横シー
ル15の三方をシールして原液室と検液室を設けた濾過
袋。前記濾過袋の表面フィルムに一軸延伸フィルム等の
引裂き性のよいフィルムを使用して、縦シール部14の
一部に非シール部を設け、更にこの非シール部に開封用
のU字型切り込みを設けて検液室を容易に開封できるよ
うな構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として食品等の固形
物又は固形物を含む検体中の微生物を検査する際に、試
料を調製するために使用する濾過袋に関するものであ
る。
物又は固形物を含む検体中の微生物を検査する際に、試
料を調製するために使用する濾過袋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、食品等の固形物に含まれる微生物
を検査するために試料を調製するには、検体、例えば、
生魚や野菜サラダ等を滅菌したプラスチック製袋に入
れ、滅菌した生理食塩水を加えてその袋を密封してスト
マッカー等の機械にかけて、検体を揉むようにして検体
中の微生物を生理食塩水中に懸濁させて、その上澄液を
ピペット等で採取して微生物数を測定する方法が取られ
ている。また、袋の内部の一部に濾過材を用いてシール
することにより原液室と検液室に区分したり、濾過用フ
ィルムを袋の構成フィルムの側面に接着して原液室と検
液室に区分したりして濾過袋としている。前記濾過袋を
使用する場合は、原液室に検体と滅菌生理食塩水を入れ
て袋を密封してストマッカー等の機械にかけて、検体を
揉むようにして検体中の微生物を生理食塩水中に懸濁さ
せて検体の懸濁液を作製する。前記懸濁液が濾過材によ
り濾過されて濾液のみが検液室を満たすことになる。こ
の場合、ストマッカー等の機械にかけている間に、試験
液は固形物と分離されて検液室に満たされるので、検体
を一定時間攪拌後、直ちに試験液をピペット等で採取し
て微生物を測定することができるので、比較的精度の高
い測定が可能となる。
を検査するために試料を調製するには、検体、例えば、
生魚や野菜サラダ等を滅菌したプラスチック製袋に入
れ、滅菌した生理食塩水を加えてその袋を密封してスト
マッカー等の機械にかけて、検体を揉むようにして検体
中の微生物を生理食塩水中に懸濁させて、その上澄液を
ピペット等で採取して微生物数を測定する方法が取られ
ている。また、袋の内部の一部に濾過材を用いてシール
することにより原液室と検液室に区分したり、濾過用フ
ィルムを袋の構成フィルムの側面に接着して原液室と検
液室に区分したりして濾過袋としている。前記濾過袋を
使用する場合は、原液室に検体と滅菌生理食塩水を入れ
て袋を密封してストマッカー等の機械にかけて、検体を
揉むようにして検体中の微生物を生理食塩水中に懸濁さ
せて検体の懸濁液を作製する。前記懸濁液が濾過材によ
り濾過されて濾液のみが検液室を満たすことになる。こ
の場合、ストマッカー等の機械にかけている間に、試験
液は固形物と分離されて検液室に満たされるので、検体
を一定時間攪拌後、直ちに試験液をピペット等で採取し
て微生物を測定することができるので、比較的精度の高
い測定が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記濾過袋は
原液室と検液室の開口部が同じであるため、試験液を他
の容器に移そうとする場合、原液室の液がこぼれないよ
うに配慮する必要があり、取扱が不便である。また、上
記濾過袋はフレキシブルで作業性が悪く、検液室の開口
部が狭くなっているため、原液室の液をこぼさず試験液
を採取するにはかなりの困難が伴う。
原液室と検液室の開口部が同じであるため、試験液を他
の容器に移そうとする場合、原液室の液がこぼれないよ
うに配慮する必要があり、取扱が不便である。また、上
記濾過袋はフレキシブルで作業性が悪く、検液室の開口
部が狭くなっているため、原液室の液をこぼさず試験液
を採取するにはかなりの困難が伴う。
【0004】
【課題を解決するための手段】プラスチックフィルムか
らなる微生物検査用試料の調製袋であって、微多孔質フ
ィルム、不織布等の固形物を濾過することができるフィ
ルムをプラスチックフィルムの中間に挟んで三方をシー
ルして袋とする構成とした。また、袋を構成する少なく
とも一方の面に引裂性のよいフィルムを使用し、このフ
ィルムの上にフィルムの引裂方向にあるシール部の一部
に非シール部を設け、この非シール部内に開封開始用の
V字型、U字型等の切り込みを設ける構成とした。
らなる微生物検査用試料の調製袋であって、微多孔質フ
ィルム、不織布等の固形物を濾過することができるフィ
ルムをプラスチックフィルムの中間に挟んで三方をシー
ルして袋とする構成とした。また、袋を構成する少なく
とも一方の面に引裂性のよいフィルムを使用し、このフ
ィルムの上にフィルムの引裂方向にあるシール部の一部
に非シール部を設け、この非シール部内に開封開始用の
V字型、U字型等の切り込みを設ける構成とした。
【0005】次に、図面を参照にしながら更に詳細に説
明する。図1は本発明による濾過袋の斜視図であり、図
2は濾過袋の開口部の断面図である。表面フィルム11
と裏面フィルム13の中間に濾過用フィルム12を挟ん
で、縦シール14と横シール15を行って、三方シール
の濾過袋とする。
明する。図1は本発明による濾過袋の斜視図であり、図
2は濾過袋の開口部の断面図である。表面フィルム11
と裏面フィルム13の中間に濾過用フィルム12を挟ん
で、縦シール14と横シール15を行って、三方シール
の濾過袋とする。
【0006】微生物測定用の検体は滅菌生理食塩水と一
緒に裏面フィルム13と濾過用フィルム12で構成され
る原液室16に入れて、開口部をヒートシールするか、
クランプで挟む等して密封する。次に、ストマッカー等
の機械にかけて、検体を揉むようにして検体中の微生物
を生理食塩水中に懸濁させて検体の懸濁液を作製する。
ストマッカー等の機械にかけている間に、液体や微粒子
は濾過用フィルム12を自由に移動できるので、微生物
を含む微粒子は液体と一緒に表面フィルム11と濾過用
フィルム12に挟まれた検液室17に移動する。検液室
に入ってくる液体は濾過用フィルムにより濾過されてい
るので、ピペット等で直接採取して測定用試料とするこ
とができる。一定時間振動することにより、検体から微
生物が分離され、更に原液室と検液室の微生物濃度が平
衡に達する。微生物濃度が平衡に達した状態で機械を止
め、開口部を開いて検液室より試料を採取して微生物を
測定する。
緒に裏面フィルム13と濾過用フィルム12で構成され
る原液室16に入れて、開口部をヒートシールするか、
クランプで挟む等して密封する。次に、ストマッカー等
の機械にかけて、検体を揉むようにして検体中の微生物
を生理食塩水中に懸濁させて検体の懸濁液を作製する。
ストマッカー等の機械にかけている間に、液体や微粒子
は濾過用フィルム12を自由に移動できるので、微生物
を含む微粒子は液体と一緒に表面フィルム11と濾過用
フィルム12に挟まれた検液室17に移動する。検液室
に入ってくる液体は濾過用フィルムにより濾過されてい
るので、ピペット等で直接採取して測定用試料とするこ
とができる。一定時間振動することにより、検体から微
生物が分離され、更に原液室と検液室の微生物濃度が平
衡に達する。微生物濃度が平衡に達した状態で機械を止
め、開口部を開いて検液室より試料を採取して微生物を
測定する。
【0007】上記濾過袋に開封用の切り込みを設けた場
合を図3、図4示す。図3に示す濾過袋を構成する表面
フィルム11に一軸延伸フィルムのような引裂性のよい
フィルムを使用し、濾過用フィルム12を中間に挟んで
裏面フィルム13と共にヒートシールして図3に示す濾
過袋を作製する。一軸延伸フィルムの延伸方向は袋の横
方向になるように製袋し、袋を構成する表面フィルム1
1は横方向に裂け易くする。
合を図3、図4示す。図3に示す濾過袋を構成する表面
フィルム11に一軸延伸フィルムのような引裂性のよい
フィルムを使用し、濾過用フィルム12を中間に挟んで
裏面フィルム13と共にヒートシールして図3に示す濾
過袋を作製する。一軸延伸フィルムの延伸方向は袋の横
方向になるように製袋し、袋を構成する表面フィルム1
1は横方向に裂け易くする。
【0008】上記濾過袋を製袋する際、図3に示すよう
に、延伸フィルムの引裂方向にあるヒートシール部即ち
縦シール部14の一部に非シール部22を設け、この非
シール部内に開封開始用のV字型、U字型等の切り込み
23を設けて開封が容易にできる構成とする。
に、延伸フィルムの引裂方向にあるヒートシール部即ち
縦シール部14の一部に非シール部22を設け、この非
シール部内に開封開始用のV字型、U字型等の切り込み
23を設けて開封が容易にできる構成とする。
【0009】前期濾過袋の使用方法としては、濾過袋の
裏面フィルム13と濾過用フィルム12に挟まれた原液
室に検体と滅菌生理食塩水を一緒に入れて、表面フィル
ム11と一緒に開口部をヒートシールし、図4に示すよ
うにシール部24を形成して密封する。次に、ストマッ
カー等の機械にかけて、検体を揉むようにして検体中の
微生物を生理食塩水中に懸濁させて検体の懸濁液を作製
する。一定時間振動して延伸フィルムを使用している表
面フィルム11と濾過用フィルム12に挟まれた検液室
17に微生物試験用の試験液を移動させる。
裏面フィルム13と濾過用フィルム12に挟まれた原液
室に検体と滅菌生理食塩水を一緒に入れて、表面フィル
ム11と一緒に開口部をヒートシールし、図4に示すよ
うにシール部24を形成して密封する。次に、ストマッ
カー等の機械にかけて、検体を揉むようにして検体中の
微生物を生理食塩水中に懸濁させて検体の懸濁液を作製
する。一定時間振動して延伸フィルムを使用している表
面フィルム11と濾過用フィルム12に挟まれた検液室
17に微生物試験用の試験液を移動させる。
【0010】試験液の取り出しは図3の開封開始用のU
字型切り込み23を利用して横方向に引っ張るとフィル
ム21は引き裂かれ、図4に示すように、引裂き片25
により試験液の取り出し口26ができる。この取り出し
口26より試験液をピペット等で採取して微生物の測定
に当てることができる。又この取り出し口を利用して他
の容器に移し替えることもできる。いずれの場合も、原
液室はヒートシールにより密封されているため、液が溢
れる心配はなく、必要に応じて取り出し口の大きさも自
由にできるので、作業性がよく、外からの微生物の汚染
も非常に少なくなり、精度の高い微生物の測定が可能と
なる。
字型切り込み23を利用して横方向に引っ張るとフィル
ム21は引き裂かれ、図4に示すように、引裂き片25
により試験液の取り出し口26ができる。この取り出し
口26より試験液をピペット等で採取して微生物の測定
に当てることができる。又この取り出し口を利用して他
の容器に移し替えることもできる。いずれの場合も、原
液室はヒートシールにより密封されているため、液が溢
れる心配はなく、必要に応じて取り出し口の大きさも自
由にできるので、作業性がよく、外からの微生物の汚染
も非常に少なくなり、精度の高い微生物の測定が可能と
なる。
【0011】
【作用】本発明により構成された濾過袋は、濾過用フィ
ルムの面積が大きいため、濾過速度が早く濾過用フィル
ムにより区分された原液室と検液室の微生物濃度が平衡
に達し易く、また、原液室をシールした状態で検液室を
容易に開封できるので、作業性がよく、外からの微生物
の汚染が少なくなり、精度の高い微生物の測定が可能と
なる。
ルムの面積が大きいため、濾過速度が早く濾過用フィル
ムにより区分された原液室と検液室の微生物濃度が平衡
に達し易く、また、原液室をシールした状態で検液室を
容易に開封できるので、作業性がよく、外からの微生物
の汚染が少なくなり、精度の高い微生物の測定が可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下に、実施例に基づいて図面を参照にしな
がら本発明を詳細に説明する。図1に基づいて第一の実
施例を説明する。プラスチックフィルムとして、延伸ナ
イロン(以下ONとする)フィルム15μmと低密度ポ
リエチレン(以下LDPEとする)フィルム60μmを
ドライラミネートして積層フィルムを製作した。上記積
層フィルムのLDPE面を内側にした2枚のフィルムの
間に、濾過用フィルムの低密度ポリエチレン製微多孔質
フィルム60μm(孔径10〜20μm)を挟んで三方
をヒートシールして図1に示すような濾過袋を製作し
た。図5は袋の開口部の断面図で、フィルム構成を示し
たものである。袋のサイズは300×180mm、縦、
横のシール幅はそれぞれ12mmとした。
がら本発明を詳細に説明する。図1に基づいて第一の実
施例を説明する。プラスチックフィルムとして、延伸ナ
イロン(以下ONとする)フィルム15μmと低密度ポ
リエチレン(以下LDPEとする)フィルム60μmを
ドライラミネートして積層フィルムを製作した。上記積
層フィルムのLDPE面を内側にした2枚のフィルムの
間に、濾過用フィルムの低密度ポリエチレン製微多孔質
フィルム60μm(孔径10〜20μm)を挟んで三方
をヒートシールして図1に示すような濾過袋を製作し
た。図5は袋の開口部の断面図で、フィルム構成を示し
たものである。袋のサイズは300×180mm、縦、
横のシール幅はそれぞれ12mmとした。
【0013】濾過袋を構成するプラスチックフィルムと
しては、リニアー低密度ポリエチレン(以下L−LDP
Eとする)、ポリプロピレン(以下PPとする)、ON
/L−LDPE、ON/LDPE/L−LDPE、ポリ
エチレンテレフタレート(以下PETとする)/LDP
E、PET/L−LDPE等が使用できる。これらのフ
ィルムで袋を構成する場合、一般的には同じフィルムを
両面に使用して中間に濾過用フィルムを挟んで製袋する
が、両面に異なる種類のフィルムを使用して製袋するこ
ともできる。濾過材としては、微多孔質のLDPE、L
−LDPE、PP、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の
フィルム又はシート、合成樹脂製の不織布、繊維製品等
が使用できる。
しては、リニアー低密度ポリエチレン(以下L−LDP
Eとする)、ポリプロピレン(以下PPとする)、ON
/L−LDPE、ON/LDPE/L−LDPE、ポリ
エチレンテレフタレート(以下PETとする)/LDP
E、PET/L−LDPE等が使用できる。これらのフ
ィルムで袋を構成する場合、一般的には同じフィルムを
両面に使用して中間に濾過用フィルムを挟んで製袋する
が、両面に異なる種類のフィルムを使用して製袋するこ
ともできる。濾過材としては、微多孔質のLDPE、L
−LDPE、PP、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の
フィルム又はシート、合成樹脂製の不織布、繊維製品等
が使用できる。
【0014】第2の実施例は濾過袋を構成するプラスチ
ックフィルムの片面に延伸フィルムを使用して、開封を
容易にして作業性を良くした場合について説明する。引
裂き易いフィルムとして、一軸延伸PPフィルム25μ
mにLDPEフィルム30μmをエクストルージョン法
にてラミネートして製作した。また、PET12μ/一
軸延伸PE25μ/LDPE30μの構成も使用でき
る。次に、前記フィルムとL−LDPEフィルム60μ
mの中間に濾過用フィルムとして微多孔質LDPEフィ
ルム60μm(孔径10〜20μm)を挟んでヒートシ
ールして濾過袋を製作した。袋サイズは第1の実施例と
同じとした。
ックフィルムの片面に延伸フィルムを使用して、開封を
容易にして作業性を良くした場合について説明する。引
裂き易いフィルムとして、一軸延伸PPフィルム25μ
mにLDPEフィルム30μmをエクストルージョン法
にてラミネートして製作した。また、PET12μ/一
軸延伸PE25μ/LDPE30μの構成も使用でき
る。次に、前記フィルムとL−LDPEフィルム60μ
mの中間に濾過用フィルムとして微多孔質LDPEフィ
ルム60μm(孔径10〜20μm)を挟んでヒートシ
ールして濾過袋を製作した。袋サイズは第1の実施例と
同じとした。
【0015】図6に示すように、一軸延伸PPフィルム
25μm/LDPEフィルム30μmの積層フィルム3
4は延伸方向が袋の横方向になるようにして、微多孔質
LDPEフィルム33をL−LDPEフィルム35との
間にを挟んで製袋し、横に引裂き易い構成にした。前記
濾過袋の縦シール部14の一部に非シール部22を設
け、更にその非シール部内にU字型の切り込み23を設
けた。前記濾過袋はL−LDPEフィルム35と微多孔
質LDPEフィルム33に囲まれた部分が原液室とな
り、積層フィルム34と微多孔質LDPEフィルム33
に囲まれた部分が検液室となる。
25μm/LDPEフィルム30μmの積層フィルム3
4は延伸方向が袋の横方向になるようにして、微多孔質
LDPEフィルム33をL−LDPEフィルム35との
間にを挟んで製袋し、横に引裂き易い構成にした。前記
濾過袋の縦シール部14の一部に非シール部22を設
け、更にその非シール部内にU字型の切り込み23を設
けた。前記濾過袋はL−LDPEフィルム35と微多孔
質LDPEフィルム33に囲まれた部分が原液室とな
り、積層フィルム34と微多孔質LDPEフィルム33
に囲まれた部分が検液室となる。
【0016】上記濾過袋を使用する場合、原液室に検体
と滅菌生理食塩水を入れてヒートシールして、ストマッ
カー等の機械にかけて検体中の微生物を十分に生理食塩
水中に分散させ、更に微生物の懸濁液を検液室に移行さ
せて、測定用の試験液を調製する。上記濾過袋を機械よ
り取り外してクリーンベンチ等に持ち込み、袋の表面を
消毒液又は殺菌液等をしみ込ませたガーゼ等で拭いて除
菌する。次に、U字型の切り込み23を利用してフィル
ムを横に引っ張ると積層フィルム34は図4のように引
き裂かれ、検液取出口26ができる。検液取出口26よ
り試験液をピペット等で採取して微生物を測定すること
ができる。また、検液取出口26より別の容器に移し替
えることもできる。
と滅菌生理食塩水を入れてヒートシールして、ストマッ
カー等の機械にかけて検体中の微生物を十分に生理食塩
水中に分散させ、更に微生物の懸濁液を検液室に移行さ
せて、測定用の試験液を調製する。上記濾過袋を機械よ
り取り外してクリーンベンチ等に持ち込み、袋の表面を
消毒液又は殺菌液等をしみ込ませたガーゼ等で拭いて除
菌する。次に、U字型の切り込み23を利用してフィル
ムを横に引っ張ると積層フィルム34は図4のように引
き裂かれ、検液取出口26ができる。検液取出口26よ
り試験液をピペット等で採取して微生物を測定すること
ができる。また、検液取出口26より別の容器に移し替
えることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明により構成された濾過袋は、濾過
用フィルムの面積が大きいため、濾過速度が早く濾過用
フィルムにより区分された原液室と検液室の微生物濃度
が平衡に達し易く、試料調製の効率化が図れる。また、
原液室をシールした状態で検液室を容易に開封できるの
で、作業性がよく、外からの微生物の汚染も少なくな
り、微生物測定の精度を向上させることができる。
用フィルムの面積が大きいため、濾過速度が早く濾過用
フィルムにより区分された原液室と検液室の微生物濃度
が平衡に達し易く、試料調製の効率化が図れる。また、
原液室をシールした状態で検液室を容易に開封できるの
で、作業性がよく、外からの微生物の汚染も少なくな
り、微生物測定の精度を向上させることができる。
【図1】本発明による濾過袋の斜視図
【図2】本発明による濾過袋の開口部の断面図
【図3】濾過袋に引裂性のよいフィルムを使用して引裂
開始部を設けた図
開始部を設けた図
【図4】引裂性のフィルムを使用して引裂開始部から開
封した状態を示した図
封した状態を示した図
【図5】第1の実施例で作製した濾過袋の開口部の断面
図
図
【図6】第2の実施例で作製した濾過袋の斜視図
1 濾過袋 11 濾過袋の表面フィルム 12 濾過用フィルム 13 濾過袋の裏面フィルム 14 縦シール部 15 横シール部 16 原液室 17 検液室 21 延伸フィルムを積層した表面フィルム 22 開封用非シール部 23 開封用U字型切り込み 24 開口部のシール部 25 引裂き片 31 ONフィルム 32 LDPEフィルム 33 微多孔質のLDPEフィルム 34 一軸延伸PPとLDPEの積層フィルム 35 L−LDPEフィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックフィルムからなる微生物検
査用試料の調製袋であって、微多孔質の濾過用フィルム
をプラスチックフィルムの中間に挟んで三方をシールし
て袋形態としたことを特徴とする濾過袋。 - 【請求項2】 袋を構成する少なくとも一方の面に引裂
性のよいフィルムを使用し、このフィルムの上にフィル
ムの引裂方向にあるシール部の一部に非シール部を設
け、この非シール部内に開封開始用の切り込みを設けた
ことを特徴とする請求項1記載の濾過袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248793A JPH06269276A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 微生物検査用濾過袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248793A JPH06269276A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 微生物検査用濾過袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269276A true JPH06269276A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13775872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248793A Pending JPH06269276A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 微生物検査用濾過袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06269276A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2298272A (en) * | 1995-02-21 | 1996-08-28 | Mini Agriculture & Fisheries | Preparing food samles for assay for microorganisms |
| KR100420898B1 (ko) * | 2000-06-19 | 2004-03-02 | 가부시키가이샤 아이.바이오 | 필터 백 |
| JP2011095236A (ja) * | 2008-11-19 | 2011-05-12 | Isokami Mamiko | 濾過液採取を容易にする装置付き袋、特に濾過する袋 |
| JP2013000107A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-07 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 微生物回収装置、微生物回収方法および液体菌捕集カートリッジ |
| JP2014174038A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-09-22 | Dainippon Printing Co Ltd | ホモジナイズ袋 |
| JP2016171788A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-09-29 | インターサイエンス | 培養液粉末を内包する分析バッグを実装する微生物培養プロセス |
| JP2018512147A (ja) * | 2015-04-08 | 2018-05-17 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 直立ガセット付きフィルターバッグ |
| CN113308350A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-08-27 | 艾流生物制品(上海)有限公司 | 一种高效采样增菌取样的装置及其使用方法 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP8248793A patent/JPH06269276A/ja active Pending
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