JPH0627091U - スリッタの取幅設定装置 - Google Patents

スリッタの取幅設定装置

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JPH0627091U JP7001292U JP7001292U JPH0627091U JP H0627091 U JPH0627091 U JP H0627091U JP 7001292 U JP7001292 U JP 7001292U JP 7001292 U JP7001292 U JP 7001292U JP H0627091 U JPH0627091 U JP H0627091U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の移動ユニット対を備えるスリッタの取
幅を手動操作にて設定替えするに際し、各移動ユニット
の切刃位置を容易且つ高精度に位置決めすること。 【構成】 スリッタ10の取幅設定装置11において、
第1と第2の移動ユニット12A、12Bのいずれか一
方の側傍に軌道32と磁気スケール33とを延設し、軌
道32上を走行可能とされる走行ユニット30に、該走
行ユニット30を第1と第2の切刃14A、14Bのい
ずれか一方の切刃エッジ14Eに結合せしめるクランプ
装置40を設けるとともに、磁気スケール33を読取る
ための検出ヘッド50を設けてなるもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙、プラスチックフィルム等のウエブを切刃によりパス方向にて連 続的にスリットするスリッタにおいて、切刃位置を調整するスリッタの取幅設定 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スリッタは、複数の移動ユニット対をウエブパス方向に直交する方向に 並設し、各移動ユニット対を構成する第1と第2の移動ユニットをウエブパス方 向に直交する方向において互いに平行移動できるように架台上に設け、第1と第 2の両移動ユニットのそれぞれに第1と第2の互いに対をなす切刃を搭載し、第 1と第2の両切刃によりウエブをスリットするように構成している。
【0003】 このとき、従来のスリッタは、各移動ユニットの移動方向に延在するラックを 架台に設けるとともに、このラックに噛合うピニオンを各移動ユニットに設け、 手動ハンドルによりこのピニオンを回転させることにて、各移動ユニットをウエ ブパス方向に直交する方向に移動し、各移動ユニット上の切刃をウエブの取幅方 向に移動可能としている。
【0004】 そして、従来のスリッタにあっては、取幅を手動操作にて設定替えするに際し 、各移動ユニットの切刃位置を今回のスリット位置に設定替えする方法として、 下記またはの方法を採用可能としている。
【0005】 上記ラックにスケールを並置するとともに、各移動ユニットの上記スケール に対応する切刃エッジライン上に指針を設け、指針に対応するスケールメモリを 目視することにて切刃位置を読取り、この読取り結果によって隣接する切刃間隔 が今回のウエブの取幅に合致するように設定することにて、それらの切刃位置を 今回のスリット位置に設定替え可能とする方法。
【0006】 各移動ユニットの切刃間隔をコンベックスにて手動測定することにて、それ らの切刃位置を今回のスリット位置に設定替え可能とする方法。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術には、手動操作による取幅の設定替えについて、下記 〜の問題点がある。
【0008】 移動ユニット側の指針に対応する架台側のスケールメモリを目視にて読取る 場合には、精度的に±0.2mm 程度を読取ることさえ不可能である。また、指針は 切刃エッジライン上に設けられるものであるから、切刃エッジラインが切刃の研 磨等により変動した場合には、スケールメモリの読取値に切刃エッジラインの変 動量を加減算して切刃位置の設定を行なう必要がある。
【0009】 コンベックスを用いる場合には、移動ユニットを動かすものと、コンベック スを操作して読取るもので、2〜3名の作業者を必要とする。
【0010】 従来技術では、上記、により、切刃位置の高精度設定を容易に行なうこ とができず、切刃位置の設定後に試し切りをして紙幅を実測し、その実測結果に 基づいて切刃位置の再設定を行なうことを繰り返す必要がある。従って、非能率 的である。
【0011】 本考案は、複数の移動ユニット対を備えるスリッタの取幅を手動操作にて設定 替えするに際し、各移動ユニットの切刃位置を容易且つ高精度に位置決めするこ とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、複数の移動ユニット対をウエブパス方向に直交す る方向に並設し、各移動ユニット対を構成する第1と第2の移動ユニットをウエ ブパス方向に直交する方向において互いに平行移動できるように架台上に設け、 第1と第2の両移動ユニットのそれぞれに第1と第2の互いに対をなす切刃を搭 載し、第1と第2の両切刃によりウエブをスリットするスリッタの取幅設定装置 において、第1と第2の移動ユニットのいずれか一方の側傍に、該移動ユニット の移動方向に沿う軌道と磁気スケールとを延設し、上記軌道に走行ユニットを走 行可能に設け、上記走行ユニットに、該走行ユニットを第1と第2の切刃のいず れか一方の切刃エッジに結合せしめるクランプ装置を設けるとともに、磁気スケ ールを読取るための検出ヘッドを設け、検出ヘッドの読取りデータを出力する切 刃位置出力部を備えてなるようにしたものである。
【0013】 請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の本考案において更に、前記クラ ンプ装置が切刃エッジを保持する切刃ホルダを有し、該切刃ホルダは自軸回りに て 180度旋回でき、且つ切刃エッジを保持するホルダ面を自軸を含む平面にて形 成してなるようにしたものである。
【0014】
【作用】
検出ヘッドを備える走行ユニットは、クランプ装置により切刃の切刃エッジ に結合された状態で、切刃を搭載している移動ユニットとともに軌道及び磁気ス ケールに沿って移動し得る。これにより、切刃位置は、切刃エッジが研磨され、 あるいは新規切刃にて入れ替えられたとしても、該切刃エッジに結合された走行 ユニットの検出ヘッドにて、磁気スケールを読取ることにより容易且つ高精度に 検出され得るものとなる。従って、複数の移動ユニット対を備えるスリッタの取 幅を手動操作にて設定替えするに際し、各移動ユニットの切刃位置を容易且つ高 精度に位置決めすることができる。
【0015】 走行ユニットに設けられているクランプ装置が切刃エッジを保持する切刃ホ ルダを有し、該切刃ホルダは自軸回りにて 180度旋回でき、且つ切刃エッジを保 持するホルダ面を自軸を含む平面にて形成するものとすることにより、単一の走 行ユニットを用いて、切刃エッジが反対向きとなっている2以上の切刃のいずれ においても、切刃ホルダの 180度旋回によってそれらの切刃位置を直ちに検出で きる。
【0016】
【実施例】
図1はスリッタを示す側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の平面図 、図4は取幅設定装置を示す正面図、図5は取幅設定装置を示す側面図、図6は 取幅設定作業状態を示す模式図である。
【0017】 スリッタラインは、大径原紙から製品としての小幅巻取紙を製造する場合、図 1に示す如く、大径原紙シートを巻戻ロールから巻取ロールに巻取るとともに、 両ロールの間に設けたスリッタ10にて該シートをスリットし、小幅巻取紙を得 る。そして、スリッタ10は、今回シートの取幅に応じてスリット位置を調整す るため、以下の如くの取幅設定装置11を備えるものである。
【0018】 尚、図1のスリッタ10は、ウエブパスラインが水平となるカッタ用スリッタ の例である。但し、スリッタとしては、ウエブパスラインが鉛直となるワインダ 用スリッタも用いられている。カッタ用スリッタもワインダ用スリッタも、本発 明の実施対象物としては、実質的に同一である。
【0019】 即ち、スリッタ10は、図1に示す如く、第1と第2の移動ユニット12A、 12B(移動ユニット対)をウエブパス方向に直交する方向において互いに平行 移動できるように架台13上に設け、両移動ユニット12A、12Bのそれぞれ に第1と第2の互いに対をなす切刃14A(回転刃)、14B(受刃)を搭載し 、両切刃14A、14Bによりシートをスリットする。
【0020】 尚、スリッタ10は、シートパス方向に直交する方向に4個の移動ユニット対 (4組の移動ユニット12A、12B)を備えており、それらの切刃14A、1 4Bによりシートを多条スリット可能とするものである。
【0021】 このとき、架台13は、第1と第2の主ビーム15A、15Bを有しており、 第1主ビーム15Aの上部に第1移動ユニット12Aを支持し、第2主ビーム1 5Bの側部に第2移動ユニット12Bを支持している。また、各主ビーム15A 、15Bは、ウエブパス方向に直交する方向に延びるリニアレール16A、16 Bを備え、このリニアレール16A、16B上にリニアベアリング17A、17 Bを介して各移動ユニット12A、12Bの取付板18A、18Bを載架してい る。第1移動ユニット12Aの取付板18Aには切刃14Aの切刃モータ19A が取付けられ、第2移動ユニット12Bの取付板18Bには切刃14Bの切刃ホ ルダ19Bが取付けられている。
【0022】 そして、スリッタ10にあっては、第1移動ユニット12Aの移動方向に延在 するラック21を第1主ビーム15Aに設けるとともに、このラック21に噛み 合うピニオン22を第1移動ユニット12Aに設け、手動ハンドル23によりこ のピニオン22を回転させることにて、第1移動ユニット12Aをリニアレール 16Aに沿って移動可能としている。第2移動ユニット12Bの移動方法もこれ と同様である。
【0023】 これにより、スリッタ10にあっては、取幅の設定替えに際し、上記ハンドル 23等により各移動ユニット12A、12Bをリニアレール16A、16Bに沿 って移動することにて、各移動ユニット12A、12B上の切刃14A、14B をウエブの取幅方向に移動し、それら切刃14A、14Bを今回のスリット位置 に設定替えした後、不図示の固定ボルト等によりリニアレール16A、16B上 にロック可能とされるのである。
【0024】 この取幅の設定替えに当たり、スリッタ10にあっては、取幅設定装置11に よりまず切刃14Aの位置決めを行ない、次に切刃14Bの位置を切刃14Aに 合わせる。切刃14Aは切刃14Bが相接する切刃エッジ14Eを基準として設 定される。切刃14Aの切刃エッジ14Eは研磨によって取幅方向に変動するの で、取幅設定装置11は、切刃エッジ14Eの変化に関係なく、該切刃エッジ1 4Eの位置を常に確実に把握するものとし、作業者は考えることなく、容易且つ 正確に切刃エッジ14Eを基準として切刃14Aを位置決め可能とすることが重 要である。以下、取幅設定装置11の構成について詳述する。
【0025】 (A) 走行ユニット30の構成(図2、図4、図5、図6参照) 架台13は、第1移動ユニット12Aを支持する第1主ビーム15Aの側傍に 、該移動ユニット12Aの移動方向に沿うサブビーム31を有している。サブビ ーム31の長手方向には、リニアレール32と磁気スケール33とが平行配置さ れている。33Aはスケールプレートである。
【0026】 そして、リニアレール32上にはリニアベアリング34を介して、走行ユニッ ト30の取付板35が載架されている。取付板35には走行ユニット30のベー ス30Aが4本の支柱30Bにより連結される。これにより、走行ユニット30 は、リニヤレール32に走行可能に支持される。
【0027】 (B) クランプ装置40の構成(図2〜図6参照) 走行ユニット30は、該ユニット30を切刃14Aの切刃エッジ14Eに結合 せしめるクランプ装置40を有している。走行ユニット30はこのクランプ装置 40による切刃14Aのクランプ状態下で、切刃14Aと一体化され、第1移動 ユニット12Aに追従して移動するものとなる。
【0028】 クランプ装置40は、走行ユニット30に固定されているリニアベアリング4 1にリニアシャフト42をその軸方向における前後動、及びその軸回りの旋回動 自在に支持し、リニアシャフト42の先端側に円筒状の支持体43をセットボル ト44により固定している。尚、リニアシャフト42の基端部にはリニアベアリ ング41からの抜け防止のためのストップリング45が装着されている。
【0029】 そして、支持体43には短円柱状の切刃ホルダ46がリニアシャフト42と同 軸的に装着されている。切刃ホルダ46は支持体43内でリニアシャフト42の 軸芯回りにて回動可能であり、その先端部に切刃14Aの切刃エッジ14Eを保 持するホルダ面46Aを切欠形成されており、ホルダ面46Aはホルダ46(及 びリニアシャフト42)の自軸を含む平面にて正確に加工されている。尚、ホル ダ46は切刃14Aの切刃エッジ14Eを損傷せぬよう樹脂製とされている。
【0030】 他方、支持体43の側部には締付ボルト47が螺着され、締付ボルト47のハ ンドル47Aは切刃クランパ48を背面支持しながら、ホルダ46のばか穴49 を貫通する状態にて、支持体43に螺着している。切刃クランパ48は切刃14 Aの切刃エッジ14Eの背面を押圧するクランプ面48Aを備えている。
【0031】 これにより、ハンドル47Aにより締付ボルト47を締め上げると、切刃クラ ンパ48のクランパ面48Aと切刃ホルダ46のホルダ面46Aとが切刃14A の切刃エッジ14Eを正背面両側から挟持し、該切刃エッジ14Eをリニアシャ フト42の軸芯上に設定する状態で、走行ユニット30を切刃エッジ14Eに結 合せしめるものとなる。このとき、切刃ホルダ46は締付ボルト47に遊挿され るばか穴49の存在により、ホルダ面46Aが切刃エッジ14Eの平面に完全密 着するように自動調心せしめられる。
【0032】 ここで、走行ユニット30に設けられるクランプ装置40が、上述の如くに、 切刃エッジ14Eを保持する切刃ホルダ46を有し、切刃ホルダ46が支持体4 3、リニアシャフト42を介して自軸回りにて 180度旋回でき、且つホルダ面4 6Aを自軸を含む平面にて形成した理由は、単一の走行ユニット30を用いて、 切刃エッジ14Eが反対向きとなっている2以上の切刃14Aのいずれにおいて も、切刃ホルダ46の 180度旋回によってそれらの切刃位置を直ちに検出可能と するものである。尚、ホルダ46の旋回は、支持体43のセットボルト44の着 脱を伴う。また、2以上の切刃14Aにおいて、それらの切刃エッジ14Eを反 対向きとするのは、ウエブの両側トリミング部分において、切断精度を向上する ため切刃エッジ14Eをウエブ外側(ウエブの耳側)に向ける必要があるからで あり、ウエブの一方の耳部をスリットする切刃14Aの切刃エッジ14Eと他方 の耳部をスリットする切刃14Aの切刃エッジ14Eとが反対向きとなるのであ る。
【0033】 (C) 検出ヘッド50の構成(図2、図4、図5参照) 走行ユニット30は、サブビーム31の長手方向に設けられている磁気スケー ル33を読取るための検出ヘッド51を有している。検出ヘッド51は、走行ユ ニット30の取付板35に固定されている支持アーム52に片持支持されている 。支持アーム52は、弾性を有しており、検出ヘッド51の両側(走行ユニット 30の走行方向の両側)に位置するワイパ(不図示)を保持し、且つそれらのワ イパを磁気スケール33に圧接する状態で、検出ヘッド50を磁気スケール33 に対する定位置に保持可能とする。
【0034】 尚、磁気スケール33には例えば 0.1mm〜0.5mm 間隔で磁気メモリが着磁され ている。
【0035】 (D) 検出出力システム(図2、図5参照) 走行ユニット30は、検出ヘッド50による読取りデータを、切刃エッジ14 Eの移動量に対応する数のパルスにて出力する切刃位置出力部(デテクタ)60 を有している。また、走行ユニット30は、切刃位置出力部60の出力パルスを 得て、切刃エッジ14Eの移動量をデジタル表示する高速カウンタ61を有して いる。カウンタ61は、リセットキー、プリセットキー、エンターキー、及びカ ウント値表示機能を備える。
【0036】 以下、スリッタ10における取幅設定の具体例について説明する(図6参照) 。 図6において、切刃14A−1、14A−2と14A−3、14A−4とは、 それらの切刃エッジ14Eの向きを反対向きにしている。切刃14A−1と14 A−4の切刃エッジ14Eの向きが反対向きとされているのは、前述した通り、 ウエブの両側耳部トリミングの切断精度向上のためである。従って、走行ユニッ ト30に設けられているクランプ装置40の切刃ホルダ46は、切刃14A−1 、14A−2の切刃エッジ14Eを保持する向きに対し、切刃14A−3、14 A−4の切刃エッジ14Eを保持する向きを 180度回転させている。尚、切刃ホ ルダ46を 180度回転させた前後で、ホルダ面46Aは共に該ホルダ46の自軸 を含む同一面上に設定されることは、前述の通りである。
【0037】 (1) 架台13には基準ブロック70が設けられており、基準ブロック70は架 台13の内側面から距離L0 をなす基準原点を形成する。走行ユニット30は、 クランプ装置40の切刃ホルダ46、切刃クランパ48が基準ブロック70をク ランプする位置にて、カウンタ61の表示をL0 にプリセットする。
【0038】 (2) クランプ装置40の切刃ホルダ46、切刃クランパ48により切刃14A −1の切刃エッジ14Eをクランプし、走行ユニット30を移動ユニット12A −1と一体的に移動可能とする。手動ハンドル23により移動ユニット12A− 1を主ビーム15A上のリニアレール16Aに沿って移動させ、この移動ユニッ ト12A−1と一体移動する走行ユニット30上のカウンタ61が規定の取幅L 1に達したとき、移動ユニット12A−1を固定ボルト等によりリニアレール1 6A上にロックする。切刃14B−1を切刃14A−1に合わせ、移動ユニット 12B−1を同様にロックする。
【0039】 (3) 次に、カウンタ61のリセットキーにより、カウンタ値を0に設定する。 そして、クランプ装置40の切刃ホルダ46、切刃クランパ48により切刃14 A−2の切刃エッジ14Eをクランプする。続いて、ハンドル23により移動ユ ニット12A−2を主ビーム15A上のリニアレール16Aに沿って移動させ、 この切刃12A−2と一体移動する走行ユニット30上のカウンタ61が規定の 取幅L2 に達したとき、移動ユニット12A−2を固定ボルト等によりリニアレ ール16A上にロックする。切刃14B−2を切刃14A−2に合わせ、移動ユ ニット12B−2を同様にロックする。
【0040】 (4) クランプ装置40の切刃ホルダ46を 180度旋回させた後、上記(3) を繰 り返し、切刃14A−3、14A−4を取幅L3 、L4 に対応するように同様に 設定し、移動ユニット12A−3、12A−4を同様にリニアレール16A上に ロックする。また、切刃14B−3、14B−4を切刃14A−3、14A−4 に合わせ、移動ユニット12B−3、12B−4を同様にロックする。
【0041】 (5) 取幅の総合計(L2 +L3 +L4 )が設定寸法に合致しているか否かのチ ェックは、カウンタを更に1個追加することにより、それらのL2 〜L4 を積算 することにて容易になされる。
【0042】 次に、本実施例の作用について説明する。 検出ヘッド50を備える走行ユニット30は、クランプ装置40により切刃 14Aの切刃エッジ14Eに結合された状態で、切刃14Aを搭載している移動 ユニット12Aとともにリニアレール32及び磁気スケール33に沿って移動し 得る。これにより、切刃位置は、切刃エッジ14Eが研磨され、あるいは新規切 刃14Aにて入れ替えられたとしても、該切刃エッジ14Eに結合された走行ユ ニット30の検出ヘッド50にて、磁気スケール33を読取ることにより容易且 つ高精度に検出され得るものとなる。従って、複数の移動ユニット対12A、1 2Bを備えるスリッタ10の取幅を手動操作にて設定替えするに際し、各移動ユ ニット12A、12Bの切刃位置を容易且つ高精度に位置決めすることができる 。
【0043】 走行ユニット30に設けられているクランプ装置40が切刃エッジ14Eを 保持する切刃ホルダ46を有し、該切刃ホルダ46は自軸回りにて 180度旋回で き、且つ切刃エッジ14Eを保持するホルダ面46Aを自軸を含む平面にて形成 するものとすることにより、単一の走行ユニット30を用いて、切刃エッジ14 Eが反対向きとなっている2以上の切刃14Aのいずれにおいても、切刃ホルダ 46の 180度旋回によってそれらの切刃位置を直ちに検出できる。
【0044】 走行ユニット30を基準原点に設定し、カウンタ61の値をプリセットして 取幅の設定を開始するので常に原点からの位置は正確であり、切刃14A−1の 切刃エッジ14Eの位置が確立してクランプされたときのカウンタ61の値も0 とし、改めて所定の取幅に切刃14A−2を設定するので、予め取幅を加減算し ておく必要もなく、バックラッシュもほとんど皆無に等しいので、手動操作によ る設定にかかわらず、極めて高精度な切刃間隔の測定と設定を行なうことができ る。
【0045】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、複数の移動ユニット対を備えるスリッタの取幅 を手動操作にて設定替えするに際し、各移動ユニットの切刃位置を容易且つ高精 度に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はスリッタを示す側面図である。
【図2】図2は図1の要部拡大図である。
【図3】図3は図2の平面図である。
【図4】図4は取幅設定装置を示す正面図である。
【図5】図5は取幅設定装置を示す側面図である。
【図6】図6は取幅設定作業状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 スリッタ 11 取幅設定装置 12A、12B 移動ユニット 14A、14B 切刃 14E 切刃エッジ 30 走行ユニット 32 リニアレール(軌道) 33 磁気スケール 46 切刃ホルダ 46A ホルダ面 50 検出ヘッド 60 切刃位置出力部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動ユニット対をウエブパス方向
    に直交する方向に並設し、各移動ユニット対を構成する
    第1と第2の移動ユニットをウエブパス方向に直交する
    方向において互いに平行移動できるように架台上に設
    け、第1と第2の両移動ユニットのそれぞれに第1と第
    2の互いに対をなす切刃を搭載し、第1と第2の両切刃
    によりウエブをスリットするスリッタの取幅設定装置に
    おいて、 第1と第2の移動ユニットのいずれか一方の側傍に、該
    移動ユニットの移動方向に沿う軌道と磁気スケールとを
    延設し、 上記軌道に走行ユニットを走行可能に設け、 上記走行ユニットに、該走行ユニットを第1と第2の切
    刃のいずれか一方の切刃エッジに結合せしめるクランプ
    装置を設けるとともに、磁気スケールを読取るための検
    出ヘッドを設け、 検出ヘッドの読取りデータを出力する切刃位置出力部を
    備えてなることを特徴とするスリッタの取幅設定装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ装置が切刃エッジを保持す
    る切刃ホルダを有し、該切刃ホルダは自軸回りにて 180
    度旋回でき、且つ切刃エッジを保持するホルダ面を自軸
    を含む平面にて形成してなる請求項1記載のスリッタの
    取幅設定装置。
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