JPH0627094B2 - カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法 - Google Patents

カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法

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JPH0627094B2 JP61082448A JP8244886A JPH0627094B2 JP H0627094 B2 JPH0627094 B2 JP H0627094B2 JP 61082448 A JP61082448 A JP 61082448A JP 8244886 A JP8244886 A JP 8244886A JP H0627094 B2 JPH0627094 B2 JP H0627094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボン酸ジエステルまたはジカルボン酸の製
造方法に関する。
2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフイン型不
飽和化合物を一酸化炭素およびアルコールと接触カルボ
ニル化してカルボン酸エステルにしうることは知られて
いる。しかし知られている方法は工業的規模での使用を
あまり魅力的でないものにする種々の欠点を有する。
1,3−ブタジエンと一酸化炭素およびアルコールまた
は水をパラジウム触媒の存在下に反応させることによる
カルボン酸エステルまたはカルボン酸の製造方法は米国
特許第3,501,518号明細書に記載されている。
パラジウム触媒は(a)パラジウム金属またはパラジウム
カルコゲニド、(b)有機ホスフイン例えばトリアリール
ホスフインおよび(c)酸例えば塩化水素を結合すること
により製造される。パラジウム金属またはパラジウムカ
ルコゲニドは反応混合物中に分散された固相として存在
する。この特許明細書の例15は、非常に高い圧力の一酸
化炭素が使用されたこと、および1,3−ブタジエンか
ら出発してカルボン酸ジエステルが生成しなかつたこと
を示している。
米国特許第3,437,676号明細書によれば、1,
3−ブタジエンを一酸化炭素およびアルコールまたは水
と、式L(ここでLは有機ホスフインである
ことができ、Xはクロライドであることができ、mは1
ないし4の整数であり、nは1または2であり、そして
m+nは2ないし6である)を有するパラジウム触媒の
存在下に反応させることができる。しかし、適用された
圧力は非常に高い:1,3−ブタジエンのカルボニル化
に関する2つの例において709バール。更に、両方の
二重結合のカルボニル化は観察されなかつた:例63に
おいて反応混合物はモノカルボン酸を唯一の反応生成物
として含有した。
英国特許第1,110,405号明細書は、共役ジエン
を一酸化炭素およびアルコールと、パラジウム、有機ホ
スフインおよびハライドイオンを含む触媒の存在下に反
応させることによるカルボン酸エステルの製造方法を記
載している。反応混合物を、例えばその中にトルエンス
ルホン酸を存在させることにより、若干酸性化するのが
好ましい。例31によれば、1,3−ブタジエンはジヨ
−ドビス(トリブチルホスフイン)−パラジウム(II)
およびp−トルエンスルホン酸の存在下に3−ペンテン
酸メチル、2−メチルグルタール酸ジメチルおよびエチ
ルコハク酸ジメチルの混合物に転化されるが、この転化
は1013バールという非常に高い圧力で実施された。
欧州特許出願第0106379号はオレフイン型不飽和
化合物を一酸化炭素で、水、アルコールおよび/または
カルボン酸、パラジウム触媒、パラジウムのグラム原子
当り少なくとも5モルのホスフインPR1R2R3(ここでR
、RおよびRはそれぞれ場合により置換されてい
てもよいアリール基を表わす)およびハロゲン化水素酸
とカルボン酸を除くpKaが2より小さい酸の存在下にカ
ルボニル化する方法を記載している。出願人はこの公知
方法では2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフ
イン型不飽和化合物は、たとえされるとしても、殆んど
転化されないことを見出した。
ここに意外にも、2つの共役炭素−炭素二重結合を有す
るオレフイン型不飽加化合物のカルボニル化において、
反応を以下により厳密に定義する触媒系の存在下に実施
することにより、比較的低い一酸化炭素分圧でカルボン
酸ジエステルの高収率を得ることができることが見出さ
れた。
従つて本発明は2つの共役炭素−炭素二重結合を有する
オレフイン型不飽和化合物と一酸化炭素およびアルコー
ルまたは水を、非プロトン性溶媒および a)二価パラジウム化合物、 b)一般式 (式中R、RおよびRは各々個々に、場合により
1またはそれ以上の電子求引性(electron-withdrawin
g)置換基で置換されていてもよいアリール基を表わ
す) の有機ホスフイン(二価パラジウムのグラム原子当り少
なくとも5グラム原子の三価燐が触媒系中に存在す
る)、および c)触媒系中に存在する三価燐の原子当り少なくとも1
モルの塩化水素、 を結合することにより製造された溶解された触媒系の存
在下に反応させることを含むカルボン酸ジエステルまた
はジカルボン酸の製造方法を提供する。
2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフイン型不
飽和化合物は分子当り好ましくは4ないし30特に4な
いし20個の炭素原子を有する非置換または置換された
アルカジエンまたはシクロアルカジエンであることがで
きる。アルカジエンまたはシクロアルカジエンは例えば
1またはそれ以上のハロゲン原子またはシアノ、エステ
ル、アルコキシ、カルボキシまたはアリール基で置換さ
れていることができる。置換基が反応条件下で不活性で
ないなら、カルボニル化反応は他の反応を伴ないうる。
適当なオレフイン型不飽和化合物の例は1,3−アルカ
ジエン例えば1,3−テトラデカジエンおよび1,3−
ヘキサデカジエンである。他の例は1,3−ブタジエニ
ルシクロヘキサン、5−クロロ−1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエン、6−クロロ−1,3−ヘキ
サジエン、3,5−ペンタジエニルベンゼンおよび4−
(2,4−ブタジエニル)トリエンである。非常に良好
な結果が1,3−ブタジエンで得られており、これは通
常高い選択率で定量的にカルボン酸ジエステルに転化さ
れる。百分率で表わした或化合物への選択率は (ここでaはその或化合物に転化されたオレフイン型不
飽和化合物の量であり、bは転化されたオレフイン型不
飽和化合物の全量である) として定義される。
1,3−ブタジエンはアジピン酸ジメチル、2−メチル
グルタール酸ジメチルおよび2−エチルコハク酸ジメチ
ルに部分転化される。カルボン酸ジエステルが一段階で
生成することは本発明による方法の利点である。アジピ
ン酸ジメチルは容易にアジピン酸に転化され得、これは
繊維またはエンジニアリングプラスチツクスの製造にお
ける出発物質である。2−メチルグルタール酸ジメチル
および2−エチルコハク酸ジメチルは表面活性エステル
混合物(ドイツ公告公報第2,517,354号)およ
び医薬生成物(米国特許第4,105,789および
4,154,937号明細書)の製造に使用しうる。2
−メチルグルタール酸ジメチルは賦香剤(米国特許第
4,168,280号明細書)およびエポキシ樹脂硬化
剤(欧州特許出願第88,047号)の製造に使用しう
る。残部の1,3−ブタジエンは3−ペンテン酸メチル
に転化される。このモノエステルは反応混合物から単離
してカルボン酸ジエステルへの転化のための第2カルボ
ニル化工程にかけることができる。
本発明による方法を、一般式Iのホスフイン中の1,2
または3個のアリール基をアルキルまたはシクロアルキ
ル基で置きかえることによつて、またはp−アルコキシ
基(C−P結合に関してパラ)またはジアルキルアミノ
基のような電子供与置換基を担う1またはそれ以上のア
リール基を使用することによつて改変すると、出発オレ
フイン型不飽和化合物の低転化率およびカルボン酸ジエ
ステル−あるとしても−への低選択率を生ずる。アリー
ル基R、RおよびRの各々は好ましくは18個よ
り多くない、特に6−14個の炭素原子を含む。適当な
、RおよびR基の例はナフチル基および特にフ
エニル基である。
アリール基R、RおよびR上の電子求引置換基の
存在は通常カルボン酸ジエステルへのより高い選択性を
許容する。電子求引性置換基の例は塩素および弗素原子
およびニトロ、トリハロメチル、m−アルコキシおよび
m−アリーロキシ基(C−P結合に関しメタ)であり、
“ハロ”はヨード、ブロモ、クロロまたはフルオロを表
わす。良好な結果がトリフルオロ基で得られた。他の例
はモノハロメチルおよびジハロメチル基である。
本発明の好ましい態様によれば、一般式 (式中R、R、RおよびRは各々個々に、場合
により1またはそれ以上の電子求引置換基で置換されて
いてもよいアリール基を表わし、そしてQは2つの燐原
子の間に直鎖で1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
レン基を表わす) の有機ホスフインをも触媒系と組合せた場合に、出発オ
レフイン型不飽和化合物の同じ転化率で、2つのカルボ
ニル基が1,4−位に配置されたカルボン酸ジエステル
へのかなり高い選択率が得られる。このようにして1,
3−ブタジエンがアジピン酸ジメチルに高い選択率で転
化されうる。この効果は非常に驚くべきである。何故な
らば、一般式IIの有機ホスフインが唯一の有機ホスフイ
ンとして存在する場合にはカルボニル化は起るとしても
非常に僅かだからである。好ましくはR、R、R
およびRはすべき等しくそして特にフエニル基を表わ
す。アルキレン基Qは好ましくは該直鎖中に2ないし6
個の炭素原子を有し、そしてより好ましくは2ないし6
個のメチレン基から成る。非常に良好な結果が1,4−
ジ(ジフエニルホスフイノ)ブタンで得られた。
本方法を、パラジウムのグラム原子当り5グラム原子よ
り少ない三価燐(式IIのホスフインも存在する場合に
は、式IおよびIIのホスフインの合計に基いて計算し
て)を使用することにより改変すると、出発オレフイン
型不飽和化合物の転化率は低く、カルボン酸モノエステ
ルへの選択率は高いことが見出された。適当には、二価
パラジウムのグラム原子当り150グラム原子より多く
ない、そして通常50グラム原子より多くない三価燐が
使用される。
塩化水素を、 a)弗化水素に置替えると、出発オレフイン型不飽和化
合物の転化が全く起らず、 b)沃化水素またはp−トルエンスルホン酸に置替える
と、出発オレフイン型不飽和化合物の転化率は極端に低
く、 c)臭化水素に置替えると、出発化合物の転化率は低
い、 ことも見出された。
本方法を、触媒系中に存在する三価燐の原子当り1モル
より少ない塩化水素を使用することにより改変すると、
カルボン酸ジエステルの生成が低下する。好ましくは、
触媒系中に存在する三価燐のグラム原子当り10モルよ
り多くない塩化水素が使用されるが、しかし所望ならこ
の比は10より高くても、例えば50まででもよい。
本発明による方法で使用されるアルコールは脂肪族、脂
環式または芳香族でもよく、そして出発物質として使用
されるオレフイン型不飽和化合物に関して前述したよう
な置換基の1またはそれ以上で置換されていてもよい。
アルコールは従つてフエノールであつてもよい。アルコ
ールは好ましくは分子当り20より多くない炭素原子を
含む。適当なアルコールの例はメタノール、エタノー
ル、プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イ
ソブタノール、第3ブチルアルコール、2−エチルヘキ
サノール、n−デカノール、ステアリルアルコール、ベ
ンジルアルコール、シクロヘキサノール、アリルアルコ
ール、クロロカプリルアルコール、エチレングリコー
ル、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、1,6−ヘ
キサンジオール、フエノール、クレゾールおよびキシレ
ノールである。分子当り1ないし10個の炭素原子を有
するアルカノールが特に好ましい。非常に良好な結果が
メタノールで得られた。アルコールが分子当り1より多
い水酸基を有するなら、反応体間に存在するモル比に依
つて異なるカルボン酸ジエステルが生成しうる。例え
ば、使用するオレフイン型不飽和化合物の量に依つて、
グリセリンからグリセリンモノエステルかまたはグリセ
リンジエステルが生成しうる。反応混合物中の水の存在
はジカルボン酸の生成を許容する。アルコールと水の混
合物を使用してもよく、その場合にはカルボン酸ジエス
テルとジカルボン酸の混合物が生ずる。
適当な二価パラジウム化合物はパラジウムと例えば塩化
水素、硝酸、硫酸または分子当り12より多くない炭素
原子を有するアルカン酸との塩である。好ましく使用さ
れる触媒は酢酸パラジウムである。パラジウム錯体例え
ばパラジウムアセチルアセトネートまたはビス−トリフ
エニルホスフインパラジウムサルフエートを使用しても
よい。
パラジウム触媒の量は臨界的でない。オレフイン型不飽
和化合物のモル当り10−5ないし10−1グラム原子
パラジウムの範囲の量を使用するのが好ましい。
本発明による方法において一酸化炭素は純粋のままでま
たは窒素、貴ガスまたは二酸化炭素のような不活性ガス
で希釈して使用しうる。一般に10容量%より多い水素
の存在は望ましくない。というのは反応条件下でそれは
オレフイン型化合物の水素化を起しうるからである。一
般に5容量%より少ない水素を含む一酸化炭素含有ガス
または一酸化炭素を使用するのが好ましい。
本方法は50℃ないし200℃の範囲の温度で実施する
のが好ましい。全圧は好ましくは1ないし100、特に
20ないし75バールである。
オレフイン型不飽和化合物のアルコールに対するモル比
は臨界的でない。水酸基とオレフイン型二重結合のモル
比は例えば0.1:1ないし10:1であることができ
る;各炭素−炭素二重結合に対し1当量の最小量を使用
するのが好ましい。
本発明による方法は非プロトン性溶媒の存在下で実施さ
れる;非プロトン性溶媒をプロトン性溶媒例えばメタノ
ールで置替えると出発オレフイン型不飽和化合物の転化
率は非常に小さいことが見出された。エーテル特にアニ
ソール、2,5,8−トリオキサノナン(ジグリムとも云
う)およびジフエニルエーテルで良好な結果が得られ
た。適当なエーテルの他の例はジイソプロピルエーテル
である。芳香族炭化水素特にトルエンでも良好な結果が
得られた;他の例はベンゼンおよびキシレンである。適
当な非プロトン性溶媒の他の例はスルホキシド例えばジ
メチルスルホキシド、およびスルホン例えばジイソプロ
ピルスルホンおよびテトラヒドロチオフエン1,1−ジオ
キシド(スルホランとも云う)である。カルボニル化反
応の反応生成物も溶媒として使用しうる。
本発明による方法はバツチ式、連続式または半連続式に
実施しうる。
本発明を以下の例により更に説明する。
例1−12および比較実験A−Kを次のように実施し
た。
250ml電磁撹拌ハロテロイCオートクレーブ(ハステ
ロイは商標)にメタノール(10ml)および溶媒(40
ml)を入れた。次に1,3−ブタジエンを液中に容積が
10mlだけ増大するまで通した。しかる後、酢酸パラジ
ウム(1ミリモル)、ホスフインおよび酸を添加した。
後の表はどの溶媒、ホスフインおよび酸を使用したか、
およびホスフインおよび酸の量を示す。オートクレーブ
を一酸化炭素でフラツシユし、そして表に示した値の分
圧に達する迄一酸化炭素で加圧し、密封しそして表に示
した温度に加熱した。5時間の反応時間後オートクレー
ブの内容物を気液クロマトグラフイにより分析した。
1,3−ブタジエンの転化率および3−ペンテン酸メチ
ルおよび分子当り6個の炭素原子を有するアルカン酸の
メチルエステルへの選択率を表に示す。この表は分子当
り6個の炭素原子を有するアルカン酸のメチルエステル
中のアジピン酸ジメチルのモル%をも示す。
比較実験A、B、CおよびEはp−トルエンスルホン
酸、沃化水素および弗化水素の存在がジカルボニル化を
生じないことを示す。
比較実験Dは臭化水素の存在が非常に少ないジカルボニ
ル化を生ずることを示す。
ホスフインのパラジウムに対するモル比6を使用した例
1と、この比が3であつて比較実験Fとの比較は、例1
におけるより多いアジピン酸ジメチル部分でのより多い
ジカルボニル化を示す。
塩化水素のホスフインに対するモル比 を使用した例2と、この比が2/3であつた比較実験Gと
の比較は、例2におけるより多いジカルボニル化を示
す。
例2,3および4はそれぞれジグリム、アニソールおよ
びジフエニルエーテルが良好な溶媒であることを示す。
比較実験Hは溶媒としてのメタノール中での無反応を示
す。
比較実験Iはジエチルフエニルホスフインの存在下での
無ジカルボニル化を示す。
比較実験Jはフエニル基上に電子供与置換基を有するホ
スフインの存在下での無ジカルボニル化を示す。
例6と3の比較はアニソールおよびフエニル基上の塩素
置換基の存在下での若干多いジカルボニル化およびアジ
ピン酸ジメチルへの選択率を示す。
例7と4の比較はジフエニルエーテルおよびフエニル基
上の塩素置換基の存在下でのより多いジカルボニル化を
示す。
例5と8の比較はフエニル基上の弗素置換基の存在が塩
素置換基の存在よりも多いジカルボニル化を生ずること
を示す。
例9と3の比較はトリフルオロメチル基の存在が、より
少ないアジピン酸ジメチルの生成でより多いジカルボニ
ル化を与えることを示す。
例10と11の比較はトリ(m−メトキシフエニル)ホ
スフインと組合せた1,4−ジ(ジフエニルホスフイ
ン)ブタンの存在がアジピン酸ジメチルへのかなり高い
選択率を生ずることを示す。例12は前者のホスフイン
をトリ(m−クロロフエニル)ホスフインと組合せるこ
とによつても非常に良好な結果が得られることを示す。
比較実験Kは唯一のホスフインとしての1,4−ジ(ジ
フエニルホスフイン)ブタンの存在下では反応が起らな
いことを示す。
例13 1,3−ブタジエンを1,3−シクロヘキサジエン(1
0ml)に置替えることによりおよび150℃の代りに1
35℃の温度を使用することにより例1を改変した。
1,3−シクロヘキサジエンの転化率は95%、そして
シクロヘキセンモノカルボン酸およびシクロヘキサンジ
カルボン酸への選択率はそれぞれ26%および74%で
あつた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/533 8018−4H // C07B 61/00 300

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオ
    レフイン型不飽和化合物と一酸化炭素およびアルコール
    または水を、非プロトン性溶媒および a)二価パラジウム化合物、 b)一般式 (式中R、RおよびRは各々個々に、場合により
    1またはそれ以上の電子求引性(electron-withdrawin
    g)置換基で置換されていてもよいアリール基を表わ
    す) の有機ホスフイン(二価パラジウムのグラム原子当り少
    なくとも5グラム原子の三価燐が触媒系中に存在す
    る)、および c)触媒系中に存在する三価燐の原子当り少なくとも1
    モルの塩化水素、 を結合することにより製造された溶解された触媒系の存
    在下に反応させることを含むカルボン酸ジエステルまた
    はジカルボン酸の製造方法。
  2. 【請求項2】R、RおよびRで表わされるアリー
    ル基がフエニル基である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  3. 【請求項3】フエニル基が塩素または弗素原子またはト
    リフルオロメチルまたはメトキシ基で置換され、該メト
    キシ基はC−P結合に関しメタ位置にある特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】一般式 (式中R、R、RおよびRは各々個々に、場合
    により1またはそれ以上の電子求引置換基で置換されて
    いてもよいアリール基を表わし、そしてQは2つの燐原
    子の間に直鎖で1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
    レン基を表わす) の有機ホスフインをも触媒系と組合せる特許請求の範囲
    第1ないし3項のいずれか記載の方法。
  5. 【請求項5】R,R,RおよびRが各々フエニ
    ル基を表わす特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】式II中のQが該直鎖中に2ないし6個の炭
    素原子を有する特許請求の範囲第4または5項記載の方
    法。
  7. 【請求項7】1,4−ジ(ジフエニルホスフイノ)ブタ
    ンが触媒系と組合される特許請求の範囲第6項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】二価パラジウムのグラム原子当り150グ
    ラム原子より多くない三価燐が使用される特許請求の範
    囲第1ないし7項のいずれか記載の方法。
  9. 【請求項9】触媒系中に存在する三価燐のグラム原子当
    り10モルより多くない塩化水素が使用される特許請求
    の範囲第1ないし8項のいずれか記載の方法。
  10. 【請求項10】10ないし100バールの範囲の一酸化
    炭素の圧力で実施される特許請求の範囲第1ないし9項
    のいずれか記載の方法。
  11. 【請求項11】50℃ないし200℃の範囲の温度で実
    施される特許請求の範囲第1ないし10項のいずれか記
    載の方法。
  12. 【請求項12】2個の共役炭素−炭素二重結合を有する
    オレフイン型不飽和化合物が分子当り30個までの炭素
    原子を有する場合により置換されていてもよいアルカジ
    エンである特許請求の範囲第1ないし11項のいずれか
    記載の方法。
  13. 【請求項13】オレフイン型不飽和化合物が1,3−ブ
    タジエンである特許請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 【請求項14】アルコールが分子当り20個より多くな
    い炭素原子を有する特許請求の範囲第1ないし13項の
    いずれか記載の方法。
  15. 【請求項15】アルコールが分子当り1ないし10個の
    炭素原子を有するアルカノールである特許請求の範囲第
    14項記載の方法。
JP61082448A 1985-04-15 1986-04-11 カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法 Expired - Lifetime JPH0627094B2 (ja)

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GB8509641 1985-04-15
GB858509641A GB8509641D0 (en) 1985-04-15 1985-04-15 Carboxylic di-esters/acids

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JPS61238756A JPS61238756A (ja) 1986-10-24
JPH0627094B2 true JPH0627094B2 (ja) 1994-04-13

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