JPH0627163B2 - 重合反応の停止方法 - Google Patents
重合反応の停止方法Info
- Publication number
- JPH0627163B2 JPH0627163B2 JP10539586A JP10539586A JPH0627163B2 JP H0627163 B2 JPH0627163 B2 JP H0627163B2 JP 10539586 A JP10539586 A JP 10539586A JP 10539586 A JP10539586 A JP 10539586A JP H0627163 B2 JPH0627163 B2 JP H0627163B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfite
- catalyst
- boron trifluoride
- trioxane
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polyethers (AREA)
- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、新規な重合停止剤を用いてトリオキサン等の
重合反応の触媒を失活させ、重合反応を停止させる方法
に関する。
重合反応の触媒を失活させ、重合反応を停止させる方法
に関する。
更に詳しくは、三フッ化ホウ素系の触媒を用い、トリオ
キサン等を塊状重合させてオキシメチレンホモポリマ又
はコポリマを製造するに際し、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バリウムか
ら成る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸金属塩を
添加して重合反応を停止させる方法に関する。
キサン等を塊状重合させてオキシメチレンホモポリマ又
はコポリマを製造するに際し、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バリウムか
ら成る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸金属塩を
添加して重合反応を停止させる方法に関する。
<従来の技術> トリオキサン単独、又はトリオキサンと環状エーテル及
び/又は環状アセタールを塊状重合させてポリアセター
ルホモポリマ又はコポリマを得ることは、例えば特公昭
44−5234号公報等で公知である。
び/又は環状アセタールを塊状重合させてポリアセター
ルホモポリマ又はコポリマを得ることは、例えば特公昭
44−5234号公報等で公知である。
得られたポリマは、このままでは熱的に不安定であるの
で、ホモポリマの場合にはエステル化などにより末端基
を封鎖して、又コポリマの場合には不安定末端基を分解
除去して安定化されるが、それに先だって、触媒の失活
により反応を停止することが必要である。
で、ホモポリマの場合にはエステル化などにより末端基
を封鎖して、又コポリマの場合には不安定末端基を分解
除去して安定化されるが、それに先だって、触媒の失活
により反応を停止することが必要である。
即ち、トリオキサン等をカチオン重合して得られるポリ
アセタールホモポリマないしはコポリマは、その中に残
存している触媒を失活させないと、徐々に解重合を起こ
し、著しい分子量の低下を生じたり、熱的に極端に不安
定となる。
アセタールホモポリマないしはコポリマは、その中に残
存している触媒を失活させないと、徐々に解重合を起こ
し、著しい分子量の低下を生じたり、熱的に極端に不安
定となる。
三フッ化ホウ素系重合触媒の失活に関しては、米国特許
第2989509号公報に、脂肪族アミンやヘテロ環状
アミンを用いることが提案されており、これらのアミン
化合物で触媒を失活後、洗浄することによってこれらを
除去すればポリマは安定化され、そのまま長期間保存し
ても分子量の低下がみられないことが記載されている。
第2989509号公報に、脂肪族アミンやヘテロ環状
アミンを用いることが提案されており、これらのアミン
化合物で触媒を失活後、洗浄することによってこれらを
除去すればポリマは安定化され、そのまま長期間保存し
ても分子量の低下がみられないことが記載されている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、通常のアミン化合物で失活しても、洗浄
によって触媒をポリマから除去しなければ、ポリマを溶
解又は溶融した場合に、やはり解重合が生じ、分子量の
低下が見られる。
によって触媒をポリマから除去しなければ、ポリマを溶
解又は溶融した場合に、やはり解重合が生じ、分子量の
低下が見られる。
従って、アミン化合物により触媒を失活させた後、十分
な洗浄操作によりポリマから除去することが下可欠であ
った。
な洗浄操作によりポリマから除去することが下可欠であ
った。
本発明者らは、三フッ化ホウ素系触媒の失活と重合反応
の停止について、上記従来技術の欠点を解決するため、
鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
の停止について、上記従来技術の欠点を解決するため、
鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
<問題点を解決するための手段> 即ち本発明は、トリオキサンあるいはトリオキサンと環
状エーテル及び/又は環状アセタールとの混合物を三フ
ッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物及び三フッ化ホウ素
と酸素原子又はイオウ原子を含む有機化合物との配位化
合物から成る群から選ばれる少なくとも一種の重合触媒
の存在下に塊状重合させて得られた重合体に対して、亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムお
よび亜硫酸バリウムから成る群から選ばれる少なくとも
一種の亜硫酸金属塩を添加することを特徴とする塊状重
合反応の停止方法であり、好ましくは亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バ
リウムから成る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸
金属塩及び下記一般式(1)で示されるホスフィンオキ
シド類を添加する上記塊状重合反応の停止方法を提供す
るものである。
状エーテル及び/又は環状アセタールとの混合物を三フ
ッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物及び三フッ化ホウ素
と酸素原子又はイオウ原子を含む有機化合物との配位化
合物から成る群から選ばれる少なくとも一種の重合触媒
の存在下に塊状重合させて得られた重合体に対して、亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムお
よび亜硫酸バリウムから成る群から選ばれる少なくとも
一種の亜硫酸金属塩を添加することを特徴とする塊状重
合反応の停止方法であり、好ましくは亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バ
リウムから成る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸
金属塩及び下記一般式(1)で示されるホスフィンオキ
シド類を添加する上記塊状重合反応の停止方法を提供す
るものである。
(式中、R1、R2、R3は炭素数1〜18の炭化水素
基であり、それぞれ同一であっても異なっていても良
い。) 本発明の重合反応の停止方法は、トリオキサン単独、又
はトリオキサンと環状エーテル及び/又は環状アセター
ルの塊状重合に際して行われるがここに環状エーテル又
は環状アセタールとは、下記一般式(2)で示される化
合物を意味する。
基であり、それぞれ同一であっても異なっていても良
い。) 本発明の重合反応の停止方法は、トリオキサン単独、又
はトリオキサンと環状エーテル及び/又は環状アセター
ルの塊状重合に際して行われるがここに環状エーテル又
は環状アセタールとは、下記一般式(2)で示される化
合物を意味する。
(ただし、式中Y1 〜Y4 は、水素原子、炭素数1〜6
のアルキル基、炭素数1〜6のハロゲン置換アルキル基
を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。
又、Xはメチレン又はオキシメチレン基を表わし、アル
キル基やハロゲン置換アルキル基で置換されていても良
く、mは0〜3の整数を示す。あるいは、Xは−(CH
2)p−O−CH2−又は−O−CH2−(CH2)p
−O−CH2−であっても良く、この場合はm=1であ
って、pは1〜3の整数である) 上記一般式(2)で示される環状エーテル又は環状アセ
タールの中で、特に好ましい化合物として、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、1,3−ジオキソラン、
1,3−ジオキサン、1,3−ジオキセバン、1,3,
5−トリオキセパン、1,3,6−トリオキソカン、エ
ピクロルヒドリンなどが挙げられる。
のアルキル基、炭素数1〜6のハロゲン置換アルキル基
を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。
又、Xはメチレン又はオキシメチレン基を表わし、アル
キル基やハロゲン置換アルキル基で置換されていても良
く、mは0〜3の整数を示す。あるいは、Xは−(CH
2)p−O−CH2−又は−O−CH2−(CH2)p
−O−CH2−であっても良く、この場合はm=1であ
って、pは1〜3の整数である) 上記一般式(2)で示される環状エーテル又は環状アセ
タールの中で、特に好ましい化合物として、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、1,3−ジオキソラン、
1,3−ジオキサン、1,3−ジオキセバン、1,3,
5−トリオキセパン、1,3,6−トリオキソカン、エ
ピクロルヒドリンなどが挙げられる。
本発明の重合触媒は、三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素
水和物及び酸素又はイオウ原子を有する有機化合物と三
フッ化ホウ素との配位化合物の群より選ばれる一種以上
の化合物が、ガス状、液状又は適当な有機溶剤の溶液と
して使用される。
水和物及び酸素又はイオウ原子を有する有機化合物と三
フッ化ホウ素との配位化合物の群より選ばれる一種以上
の化合物が、ガス状、液状又は適当な有機溶剤の溶液と
して使用される。
三フッ化ホウ素との配位化合物を形成する酸素又はイオ
ウ原子を有する有機化合物としては、アルコール、エー
テル、フェノール、スルフィド等が挙げられる。
ウ原子を有する有機化合物としては、アルコール、エー
テル、フェノール、スルフィド等が挙げられる。
これらの触媒の中で、特に三フッ化ホウ素の配位化合物
が好ましく、とりわけ、三フッ化ホウ素・ジエチルエー
テラート、三フッ化ホウ素・ジブチルエーテライトが好
ましく使用される。
が好ましく、とりわけ、三フッ化ホウ素・ジエチルエー
テラート、三フッ化ホウ素・ジブチルエーテライトが好
ましく使用される。
本発明の重合触媒用溶剤としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素、n−ヘキサン、
n−ヘプタン、シクロヘキサンのような脂肪族炭化水
素、メタノール、エタノールなどのアルコール類、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタンの
ようなハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルケトンの
ようなケトン類が使用される。
ン、キシレンのような芳香族炭化水素、n−ヘキサン、
n−ヘプタン、シクロヘキサンのような脂肪族炭化水
素、メタノール、エタノールなどのアルコール類、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、1,2−ジクロルエタンの
ようなハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルケトンの
ようなケトン類が使用される。
重合触媒の添加量は、トリオキサン1モルに対して、5
×10-6〜1×10-1モルの範囲であり、特に好ましく
は1×10-5〜1×10-2モルの範囲である。
×10-6〜1×10-1モルの範囲であり、特に好ましく
は1×10-5〜1×10-2モルの範囲である。
トリオキサン単独又はトリオキサンと環状エーテル及び
/又は環状アセタールを塊状で重合させる種々の装置が
知られているが、本発明の重合反応の停止方法は、特に
装置により限定されるものではなく、又トリオキサンに
対して10重量%以下ならば、シクロヘキサンのような
有機溶媒の存在下で行う重合反応にも適用できる。
/又は環状アセタールを塊状で重合させる種々の装置が
知られているが、本発明の重合反応の停止方法は、特に
装置により限定されるものではなく、又トリオキサンに
対して10重量%以下ならば、シクロヘキサンのような
有機溶媒の存在下で行う重合反応にも適用できる。
塊状重合においては、重合時の急激な固化や発熱が生じ
るため、強力な攪拌能力を有し、かつ反応温度が制御で
きる装置が、特に好ましく使用される。
るため、強力な攪拌能力を有し、かつ反応温度が制御で
きる装置が、特に好ましく使用される。
このような性能を有する本発明の塊状重合装置として
は、シグマ型攪拌翼を有するニーダー、反応帯域として
円筒バレルを用い、そのバレルの中に同軸かつ多数の中
断した山を有するスクリュを備え、この中断部とバレル
内面に突出した歯とが噛み合うように作動する混合機、
加熱又は冷却用のジャケットを有する長いケースに一対
の互いに噛み合うような平行スクリュを持つ通常のスク
リュ押出機、二本の水平攪拌軸に多数のパトルを有し、
該軸を同時に同方向に回転した際に、互いに相手のパド
ル面及びケース内面との間にわずかなクリアランスを保
って回転するセルフクリーニング型混合機等を挙げるこ
とができる。
は、シグマ型攪拌翼を有するニーダー、反応帯域として
円筒バレルを用い、そのバレルの中に同軸かつ多数の中
断した山を有するスクリュを備え、この中断部とバレル
内面に突出した歯とが噛み合うように作動する混合機、
加熱又は冷却用のジャケットを有する長いケースに一対
の互いに噛み合うような平行スクリュを持つ通常のスク
リュ押出機、二本の水平攪拌軸に多数のパトルを有し、
該軸を同時に同方向に回転した際に、互いに相手のパド
ル面及びケース内面との間にわずかなクリアランスを保
って回転するセルフクリーニング型混合機等を挙げるこ
とができる。
又、塊状重合においては、重合反応初期に急速に固化す
るため、強力な攪拌能力が必要であるが、一旦粉砕され
てしまえば、あとは大きな攪拌能力を必要としないた
め、塊状重合工程を二段階に分けても良い。
るため、強力な攪拌能力が必要であるが、一旦粉砕され
てしまえば、あとは大きな攪拌能力を必要としないた
め、塊状重合工程を二段階に分けても良い。
塊状重合反応温度は、トリオキサンの融点近傍から沸点
近傍の温度範囲、即ち60〜110℃の範囲が好まし
く、特に60〜95℃の範囲が好ましい。
近傍の温度範囲、即ち60〜110℃の範囲が好まし
く、特に60〜95℃の範囲が好ましい。
重合初期においては、反応熱や固化することによる摩擦
熱のために、重合反応装置内の温度が特に上昇しがちで
あるので、ジャケットに冷却水を通すなどして反応温度
をコントロールすることが望ましい。
熱のために、重合反応装置内の温度が特に上昇しがちで
あるので、ジャケットに冷却水を通すなどして反応温度
をコントロールすることが望ましい。
本発明で用いる三フッ化ホウ素系触媒を失活させ重合反
応を停止する停止剤、即ち亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カ
リウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バリウムから成
る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸金属塩及び/
又はホスフィンオキシド類はそのままあるいは有機溶媒
溶液ないしは懸濁液として添加され混合される。
応を停止する停止剤、即ち亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カ
リウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫酸バリウムから成
る群から選ばれる少なくとも一種の亜硫酸金属塩及び/
又はホスフィンオキシド類はそのままあるいは有機溶媒
溶液ないしは懸濁液として添加され混合される。
停止剤を添加する際は、解重合が進行しないように温度
は0〜100℃の範囲にコントロールするのが好まし
い。
は0〜100℃の範囲にコントロールするのが好まし
い。
又、停止剤と重合触媒との反応を十分に進行させるため
には、重合体はできる限り細かい粉体状であることが好
ましいので、停止剤の添加前に粉砕機にかけて粉砕して
も良いし、停止剤の添加後に粉砕機にかけてもよい。
には、重合体はできる限り細かい粉体状であることが好
ましいので、停止剤の添加前に粉砕機にかけて粉砕して
も良いし、停止剤の添加後に粉砕機にかけてもよい。
本発明で使用される亜硫酸金属塩としては、亜硫酸ナト
リウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫
酸バリウムから成る群から選ばれる少なくとも一種が用
いられるが、特に好ましくは、亜硫酸ナトリウムが使用
される。
リウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウムおよび亜硫
酸バリウムから成る群から選ばれる少なくとも一種が用
いられるが、特に好ましくは、亜硫酸ナトリウムが使用
される。
又、本発明で使用される前記一般式(1)で示されるホ
スフィンオキシド類としては、トリフェニルホスフィン
オキシド、トリ−n−ブチルホスフィンオキシド、ジ−
n−ブチルベンジルホスフィンオキシド、ジシクロヘキ
シルフェニルホスフィンオキシド、トリトリルホスフィ
ンオキシドなどが挙げられるが、トリフェニルホスフィ
ンオキシドが好ましい。
スフィンオキシド類としては、トリフェニルホスフィン
オキシド、トリ−n−ブチルホスフィンオキシド、ジ−
n−ブチルベンジルホスフィンオキシド、ジシクロヘキ
シルフェニルホスフィンオキシド、トリトリルホスフィ
ンオキシドなどが挙げられるが、トリフェニルホスフィ
ンオキシドが好ましい。
前記本発明の重合停止剤は、そのままの形で添加しても
良いが、重合触媒との接触を促進する意で有機溶媒の溶
液ないしは懸濁液として添加しても良い。その際の有機
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレンのような
芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロ
ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メタノール、エタノ
ールなどのアルコール類、クロロホルム、ジクロルメタ
ン、1,2−ジクロルエタンのようなハロゲン化炭化水
素、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類が
挙げられる。
良いが、重合触媒との接触を促進する意で有機溶媒の溶
液ないしは懸濁液として添加しても良い。その際の有機
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレンのような
芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロ
ヘキサンのような脂肪族炭化水素、メタノール、エタノ
ールなどのアルコール類、クロロホルム、ジクロルメタ
ン、1,2−ジクロルエタンのようなハロゲン化炭化水
素、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類が
挙げられる。
本発明の停止剤の添加量は、使用した重合触媒の三フッ
化ホウ素系触媒に対して当モル以上添加すれば、本発明
の効果は具現されるが、2〜10倍モルの添加量が効率
的である。
化ホウ素系触媒に対して当モル以上添加すれば、本発明
の効果は具現されるが、2〜10倍モルの添加量が効率
的である。
<実施例> 次に実施例および比較例により本発明を説明する。な
お、実施例および比較例中に示される対数粘度ηmhおよ
び加熱分解率Kは次のようにして測定される。
お、実施例および比較例中に示される対数粘度ηmhおよ
び加熱分解率Kは次のようにして測定される。
ηmh 2%のα−ピネンを含有するp−クロロフェノー
ル100ml中に0.5gのポリマーを溶解し60℃に
て測定した。
ル100ml中に0.5gのポリマーを溶解し60℃に
て測定した。
Kx X℃での加熱分解率 約10mgのサンプルを用い、熱天秤により、空気雰囲
気下、一定時間後の分解率をもとめた。
気下、一定時間後の分解率をもとめた。
W0 :加熱前のサンプル重量 W1 :加熱後のサンプル重量 熱天秤は、DuPont社の熱分析機1090/109
1を使用して測定した。
1を使用して測定した。
実施例1 2枚のΣ型攪拌翼を有する3000ccニーダを60℃
に加熱し、トリオキサン3000g、1,3−ジオキソ
ラン75g、さらに触媒として三フッ化ホウ素・ジエチ
ルエーテラートをトリオキサン重量に対して200pp
mを10%ベンゼン溶液として添加し、約30rpmで
攪拌した。
に加熱し、トリオキサン3000g、1,3−ジオキソ
ラン75g、さらに触媒として三フッ化ホウ素・ジエチ
ルエーテラートをトリオキサン重量に対して200pp
mを10%ベンゼン溶液として添加し、約30rpmで
攪拌した。
数分のうちに内容物は固化し反応熱及び摩擦熱によって
系内温度が上昇したので、Σ型攪拌翼内部に圧空を通し
て冷却し、さらに回転数を落として、最高温度を80℃
までにコントロールした。
系内温度が上昇したので、Σ型攪拌翼内部に圧空を通し
て冷却し、さらに回転数を落として、最高温度を80℃
までにコントロールした。
触媒添加から60分後に、温度を40℃に下げ、亜硫酸
ナトリウムの粉末(平均粒子径300ミクロン)を触媒
に対して5倍モル(トリオキサンに対して1%)添加
し、さらに12分間攪拌した後、重合体を取り出した。
ナトリウムの粉末(平均粒子径300ミクロン)を触媒
に対して5倍モル(トリオキサンに対して1%)添加
し、さらに12分間攪拌した後、重合体を取り出した。
得られた重合体は白色の粉末で、固有粘度ηmh=1.3
8の白色粉末であった。
8の白色粉末であった。
比較例1 触媒失活剤として、亜硫酸ナトリウムの代わりにトリエ
チルアミンを2.14g使用した以外は、実施例1と同
様にして行った。得られた重合体は白色の粉末であっ
た。
チルアミンを2.14g使用した以外は、実施例1と同
様にして行った。得られた重合体は白色の粉末であっ
た。
また、固有粘度ηmh=1.21であった。実施例1およ
び比較例1のサンプルの加熱分解率K222の経時変化を
測定し、その結果を表1に示した。
び比較例1のサンプルの加熱分解率K222の経時変化を
測定し、その結果を表1に示した。
表1から、亜硫酸ナトリウムを用いた本発明がポリマの
熱安定性に優れていることが明らかである。
熱安定性に優れていることが明らかである。
実施例2 実施例1と同様にして得たポリマに対して、0.5重量
%のイルガノックス1010(Ciba Geigy社
製ヒンダードフェノール系耐熱剤)、0.1重量%の水
酸化カルシウムを添加し、210℃/30rpmで20
分間混練した。
%のイルガノックス1010(Ciba Geigy社
製ヒンダードフェノール系耐熱剤)、0.1重量%の水
酸化カルシウムを添加し、210℃/30rpmで20
分間混練した。
得られた重合体のηmhK222及びK240を表2に示した。
実施例3〜5 亜硫酸ナトリウムの他に、触媒に対して、0.5倍モ
ル、5倍モル、50倍モルのトリフエニルホスフィンオ
キシドを添加する以外は、実施例2と同様に重合体を製
造した。
ル、5倍モル、50倍モルのトリフエニルホスフィンオ
キシドを添加する以外は、実施例2と同様に重合体を製
造した。
得られた重合体のηmh、K222及びK240を表2に併せて
示した。
示した。
比較例2 触媒失活剤として、トリエチルアミンのみを触媒に対し
て5倍モルを使用した以外、実施例2〜5と同様にして
重合体を製造した。
て5倍モルを使用した以外、実施例2〜5と同様にして
重合体を製造した。
この重合体のηmh、K222及びK240を表2に示した。
比較例3 触媒失活剤として、トリフェニルホスフィンオキシドの
みを触媒に対して5倍モル添加した以外は、実施例2と
同様にして重合体を製造した。
みを触媒に対して5倍モル添加した以外は、実施例2と
同様にして重合体を製造した。
得られた重合体のηmh、K222及びK240を表2に示し
た。
た。
表2から明らかなように、トリフェニルホスフィンオキ
シド単独あるいはトリエチルアミン単独の添加では、触
媒の失活効果が低いため、ηmhが低く、熱安定性も著し
く悪い。
シド単独あるいはトリエチルアミン単独の添加では、触
媒の失活効果が低いため、ηmhが低く、熱安定性も著し
く悪い。
一方、亜硫酸ナトリウムの触媒失活効果は大きく、ポリ
マの熱安定性が良好である。更に、トリフェニルホスフ
ィンオキシドと併用することにより、触媒失活効果が増
大し、ポリマの熱安定性も増大する。
マの熱安定性が良好である。更に、トリフェニルホスフ
ィンオキシドと併用することにより、触媒失活効果が増
大し、ポリマの熱安定性も増大する。
<発明の効果> 本発明による重合反応の停止方法は、触媒を除去する必
要がないため、製造プロセスを大幅に簡略化できるばか
りでなく、耐熱安定性の著しく高いポリマを得ることが
できる。
要がないため、製造プロセスを大幅に簡略化できるばか
りでなく、耐熱安定性の著しく高いポリマを得ることが
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】トリオキサンあるいはトリオキサンと環状
エーテルおよび/または環状アセタールとの混合物を三
フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物および三フッ化ホ
ウ素と酸素原子またはイオウ原子を含む有機化合物との
配位化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種の重
合触媒の存在下に塊状重合させて得られた重合体に対し
て、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシ
ウムおよび亜硫酸バリウムから成る群から選ばれる少な
くとも一種の亜硫酸金属塩を添加することを特徴とする
塊状重合反応の停止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10539586A JPH0627163B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 重合反応の停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10539586A JPH0627163B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 重合反応の停止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62263215A JPS62263215A (ja) | 1987-11-16 |
| JPH0627163B2 true JPH0627163B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=14406446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10539586A Expired - Lifetime JPH0627163B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 重合反応の停止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627163B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP10539586A patent/JPH0627163B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62263215A (ja) | 1987-11-16 |
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