JPH0627168U - 書類綴じ支援具 - Google Patents

書類綴じ支援具

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JPH0627168U
JPH0627168U JP6560192U JP6560192U JPH0627168U JP H0627168 U JPH0627168 U JP H0627168U JP 6560192 U JP6560192 U JP 6560192U JP 6560192 U JP6560192 U JP 6560192U JP H0627168 U JPH0627168 U JP H0627168U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】売上伝票等のように経時的に積み重ねられて分
量を増す書類の積み重ね整理と、一定分量に達した時点
での綴じ紐による綴じ作業の容易化を図る。 【構成】書類綴じ支援具2には、机上等に置かれる直方
体状のベース部材4と、このベース部材4の一対の差込
穴6,6に差し込まれて立設される中空棒状の綴じ紐直
立化部材8,8が備えられている。差込穴6,6はベー
ス部材4の一端寄りに綴じ幅に相当する間隔をもって形
成されているとともに綴じ紐直立化部材8の下端部8a
を密接に収容できる大きさに形成されている。差込穴
6,6間には綴じ紐10が圧力を加えられて移動可能な
幅を有する仮止め溝12が連通して形成されており、綴
じ紐10は、端部がベース部材4の裏面から差込穴6,
6に挿通されて表面側に引上げられ、綴じ紐直立化部材
8内にその下端8aから押込挿入されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、綴じ紐で伝票等の書類を綴じる場合に用いられるもので、詳しく は、綴じ紐を常設状態で直立化できる支援具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バインダやファイル等の表紙付専用部材で書類を保護して綴じることが行われ ている一方で、売上伝票等のあまり厳密な保存状態を要せず分量のある書類を綴 じ紐で簡易に束ねることが行われている。綴じ紐による場合、取扱が簡単で分厚 い量でも容易に対応できる利点を有しており、幅広い需要がある。
【0003】 綴じ紐で書類を綴じる場合、所定分量が既にまとまって存在する場合には積み 重ねられた書類のパンチ穴に綴じ紐を挿し通して綴じられるが、この種の書類は 売上伝票等のように経時的に逐次追加されて分量が増すものが殆どであり、この の場合、一定の分量になるまで逐一綴じ紐を解いて新しい書類を追加した後綴じ 直す面倒さを避けられない。
【0004】 このため、従来、机上等に置かれるベース部材とこのベース部材に綴じ幅間隔 をもって一体的に立設された2本の挿通棒とから構成されるスタッカー部材が用 いられており、一定分量になった時点で書類の束を引き抜いて綴じ紐を挿通し、 綴じている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のようなスタッカー部材を用いる方法では、一定分量になるま での積み上げ整理はできるものの、分量のある書類を挿通棒から引き抜かなけれ ばならないとともに、引き抜いた後で綴じ紐を挿し通さなければならない面倒さ があり、分量が多くて引き抜き過程でパンチ穴がずれた場合には穴合わせを要す るなど煩雑であった。
【0006】 また、パンチ穴の無い書類をスタッカー部材の挿通棒に強制的に刺し通して積 み上げた場合には、引き抜いた後の穴は閉塞気味となるので、綴じ紐の端部が合 成樹脂等のバインダ剤で硬直化されているとはいえ、パンチ穴を有する場合に比 べて著しく面倒となる現状にある。
【0007】 そこで、この考案は、経時的な積み上げ整理を行えるとともに、パンチ穴の有 無に拘らず積み上げられた書類を積み上げ後における綴じ紐の挿通工程を要する ことなく容易に綴じることができる書類綴じ支援具の提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、その特徴は、綴じ紐を 挿し通して綴じられる書類の綴じ幅に相当する間隔をもって少なくとも一対の差 込穴が形成されたベース部材と、下端から綴じ紐の挿し通し部分が押込挿入され た状態で下端部が前記差込穴に差し込まれて立設されるとともに書類を一定分量 挿し通した後引き抜かれる中空棒状の綴じ紐直立化部材とが備えられている構成 にある。
【0009】 また、前記差込穴が前記綴じ紐直立化部材の下端部を密接に差し込み可能な大 きさに形成されているとともに当該差込穴に綴じ紐の折曲部を収容する収容溝が 連設されている構成とすることができるとともに、さらに、前記差込穴間には綴 じ紐を押込みによって埋没させる仮止め溝が左右方向をもって形成されている構 成とすることができる。
【0010】 さらにまた、前記仮止め溝が前記収容溝を兼ねるとともに当該仮止め溝と前記 差込穴が前記ベース部材の厚み方向に貫通して形成されている構成とすることが できる。
【0011】 また、前記綴じ紐直立化部材の上端部が書類を刺し通し可能に尖鋭化されてい る構成とすることができるとともに、前記ベース部材に前記綴じ紐直立化部材の 収納部が形成された構成とすることができる。
【0012】
【作用】
この考案によれば、綴じ紐の両側の挿し通し部分がそれぞれ各綴じ紐直立化部 材に下端から押し込んで挿入され、この状態で各綴じ紐直立化部材の下端部が各 差込穴に綴じ紐とともに差し込まれて立設される。かかる状態で書類がパンチ穴 を介して綴じ紐直立化部材に挿し通されて積み重ねられ、整理される。書類が一 定の分量になった時点で綴じ紐直立化部材が引き抜かれ、既に書類を挿し通した 状態で残る綴じ紐が結ばれて書類が綴じられる。
【0013】 差込穴に収容溝が形成される場合には当該収容溝に綴じ紐の折曲部が収容され て綴じ紐直立化部材の差し込み時の窮屈さが回避され、仮止め溝が形成される場 合には、綴じ紐の綴じ幅相当部分がベース部材の表面から埋没して表面の平坦が 維持されるとともに埋没による引っ掛かりによって綴じ紐直立化部材への綴じ紐 の挿入時の仮止めがなされる。
【0014】 また、仮止め溝と差込穴が貫通形成される場合には、綴じ紐はベース部材の裏 面から差込穴に端部を挿通されて綴じ紐直立化部材に挿入され、書類を綴じる時 には綴じ紐の綴じ幅相当部分が仮止め溝を上昇してベース部材から分離する。
【0015】 また、綴じ紐直立化部材の上端部が尖鋭化されている場合には、パンチ穴の無 い書類でもスムーズに刺し通されて積み重ねられ、ベース部材に収納部が形成さ れている場合には綴じ紐直立化部材が収納されて不使用時における高さの嵩張り が回避される。
【0016】
【実施例】
図1乃至図6はこの考案の一実施例を示す。書類綴じ支援具2には、机上等に 置かれる直方体状のベース部材4と、このベース部材4の一対の差込穴6,6に 差し込まれて立設される中空棒状の綴じ紐直立化部材8,8が備えられており、 綴じ紐直立化部材8の上端部は書類14を刺し通し可能に尖鋭化されている。
【0017】 差込穴6,6はベース部材4の一端寄りに綴じ幅Lに相当する間隔をもって形 成されているとともに綴じ紐直立化部材8の下端部8aを密接に収容できる大き さに形成されており、ベース部材4の厚み方向に貫通して形成されている。また 、差込穴6,6間には綴じ紐10が圧力を加えられて移動可能な幅を有する仮止 め溝12が連通して形成されており、この仮止め溝12もベース部材4の厚み方 向に貫通されている。また、ベース部材4の他端寄りには綴じ紐直立化部材8を 埋没状態に収納可能な収納溝13,13が形成されている。なお、この例ではベ ース部材4と綴じ紐直立化部材8は共に合成樹脂で形成されている。
【0018】 綴じ紐10は、合成樹脂のバインダ剤等で硬直化された端部10a,10bが ベース部材4の裏面から差込穴6,6に挿通されて表面側に引上げられ、綴じ紐 直立化部材8内にその下端8aから押込挿入されている。この場合、綴じ紐10 は強く引上げられないため、図3に示すように、その綴じ幅に相当する部分Dは 仮止め溝12の下面に位置する。綴じ紐10の挿し通し部分Sの大部分が綴じ紐 直立化部材8内に挿入された状態で各綴じ紐直立化部材8が差込穴6,6に差し 込まれ、図1に示すように、売上伝票等の書類14を積み重ねて整理可能な状態 となる。符号14aはパンチ穴を示す。また、符号15は机上等の載置面を示す 。
【0019】 書類14が積み重ねられて一定の分量になると、図4に示すように、綴じ紐直 立化部材8,8が引き抜かれる。各綴じ紐直立化部材8が引き抜かれると、綴じ 紐10は既に書類14群のパンチ穴14aを挿し通された状態となっており、こ の状態で綴じ紐10を結ぶと、図5に示すように、綴じ紐10の綴じ幅に相当す る部分Dが仮止め溝12を通過してベース部材4から分離し、書類14群が綴じ られる。
【0020】 このように、上述の構成によれば、綴じ紐直立化部材8を引き抜くだけという 極めて簡単な操作で書類14群に綴じ紐10が既に挿し通された状態を得ること ができ、その後直ちに綴じ紐10を結ぶことで書類14群を綴じることができる 。
【0021】 従って、一定の分量になった書類14群を一旦引き抜く面倒さと、引き抜いた 書類14群のパンチ穴14aに綴じ紐10を挿し通すという二重の面倒さを一掃 することができるとともに、引き抜いた後のパンチ穴14aのずれといった問題 も一掃される。換言すれば、従来のスタッカー部材と同じ積み重ね作業の過程に おいて綴じ紐10の挿し通し作業が同時進行するもので、これによって書類綴じ 作業の大幅な簡易化並びに能率向上がなされる。また、既にまとまった分量が存 在する場合の使用においても、直立化した綴じ紐10への挿し通し作業となるの で作業が容易となる。
【0022】 また、綴じ紐直立化部材8は上端部が尖鋭化されているので、パンチ穴14a を有しない書類14でも容易に刺し通して積み重ねることができる。積み重ね作 業と同時に綴じ紐10の挿し通し作業が進行するので、以降はパンチ穴14aを 有する場合と全く同様に書類14群を綴じることができ、パンチ穴14aを有し ない場合に生じていた綴じ紐10の著しい挿し通し作業の困難さも一掃すること ができる。
【0023】 書類綴じ支援具2は、不使用時には図6に示すように、綴じ紐直立化部材8が 収納溝13に収納されて高さ方向の嵩張りが無い状態にコンパクト化される。収 納溝13の幅を綴じ紐直立化部材8がやや密接に収容される大きさとすることに よって綴じ紐直立化部材8の収納保持をなし得るが、例えばピン16で回動可能 に軸支された抑え片18で抑える構成とすることもできる。また、綴じ紐直立化 部材8の収納構造はこの例に限らず、例えばベース部材4の一側から長手方向に 延びる長穴を形成して挿入する構成とすることもでき、あるいはベース部材4に ペンシルケース態様の蓋付開口部を形成してその中に収納する構成とできるなど 、種々採用できる。
【0024】 次に図7は他の実施例を示すもので、上記例が綴じ紐10をベース部材4の裏 面からセッティングしたのに対して表面側からセッティングするタイプである。 なお、上記例と同一部分には同一の符号を付している(以下同じ)。書類綴じ支 援具20には、一対の差込穴22,22が形成されたベース部材24と、綴じ紐 直立化部材8,8が備えられており、各差込穴22は綴じ紐直立化部材8の下端 部8aより大きい径を有している。
【0025】 綴じ紐10の挿し通し部分Sの大部分が綴じ紐直立化部材8内に挿入された状 態で綴じ紐直立化部材8の下端部8aが綴じ紐10の折曲部と共に差込穴22へ 密接状態に差し込まれて立設される。以降の綴じ工程は上記例と同様である。
【0026】 次に図8及び図9はさらに他の実施例を示すものである。書類綴じ支援具26 のベース部材28には、綴じ紐直立化部材8の下端部8aを密接に収容する差込 穴6,6が形成されているとともに綴じ紐10の折曲部を収容する収容溝30が 差込穴6,6に連設されている。また、各収容溝30間は仮止め溝32で連通さ れている。
【0027】 使用動作を説明すると、まず図8に示すように、綴じ紐10の綴じ幅相当部分 が仮止め溝32に押圧して埋没され、ベース部材28に綴じ紐10が位置決めさ れた状態で綴じ紐10の各片方がそれぞれ綴じ紐直立化部材8に挿入され、挿入 後綴じ紐直立化部材8が差込穴6,6に差し込まれる。なお、綴じ紐直立化部材 8の立設状態に多少のガタを生じる場合には、例えば図10に示すように、径の 大きい差込穴34を形成して綴じ紐直立化部材8の下端部8aの外面にゴムやス ポンジ等の弾力的に密着する薄肉層35を被覆する構成を採用できる。
【0028】 なお、上記各例ではベース部材4と綴じ紐直立化部材8とを共に合成樹脂で形 成したが、これに限られるものではなく、アルミニューム合金等種々の素材を採 用できるものである。また、2穴綴じの構成を例示したが、差込穴6,6及び綴 じ紐直立化部材8を複数対設ける構成とすることによって寸法の大きい書類にも 対応できるものである。
【0029】
【考案の効果】
この考案によれば、セッティングした後は、一定の分量になった時点で綴じ紐 直立化部材を引き抜くだけで書類群に綴じ紐が既に挿し通された状態を得ること ができ、その後直ちに綴じ紐を結ぶことで綴じることができるので、書類群を引 き抜いて綴じ紐を挿し通すといった面倒さを回避することができる。これによっ て書類綴じ作業の大幅な簡易化並びに能率向上を図ることができる。
【0030】 また、パンチ穴の有無に拘らず綴じ作業を容易且つ迅速に行えるので、より一 層の使用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る書類綴じ支援具の一実施例を示
す使用状態の斜視図である。
【図2】要部拡大分解斜視図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】図3の状態から綴じ紐直立化部材を引き抜いた
状態の断面図である。
【図5】図4の状態から綴じ紐を結んだ状態の断面図で
ある。
【図6】綴じ紐直立化部材を収納した状態の斜視図であ
る。
【図7】他の実施例の要部断面図である。
【図8】他の実施例における綴じ紐の仮止め状態を示す
要部断面図である。
【図9】図8の状態から綴じ紐直立化部材を差し込んだ
状態の断面図である。
【図10】図8及び図9で示した例の綴じ紐直立化部材
の下端部の変形例である。
【符号の説明】
4,24,28 ベース部材 6,22,34 差込穴 8 綴じ紐直立化部材 8a 下端部 10 綴じ紐 12,32 仮止め溝 13 収納溝(収容部) 14 書類 30 収容溝 D 挿し通し部分 L 綴じ幅

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】綴じ紐を挿し通して綴じられる書類の綴じ
    幅に相当する間隔をもって少なくとも一対の差込穴が形
    成されたベース部材と、下端から綴じ紐の挿し通し部分
    が押込挿入された状態で下端部が前記差込穴に差し込ま
    れて立設されるとともに書類を一定分量挿し通した後引
    き抜かれる中空棒状の綴じ紐直立化部材とが備えられて
    いる書類綴じ支援具。
  2. 【請求項2】前記差込穴が前記綴じ紐直立化部材の下端
    部を密接に差し込み可能な大きさに形成されているとと
    もに当該差込穴に綴じ紐の折曲部を収容する収容溝が連
    設されている請求項1記載の書類綴じ支援具。
  3. 【請求項3】前記差込穴間には綴じ紐を押込みによって
    埋没させる仮止め溝が左右方向をもって形成されている
    請求項1又は2記載の書類綴じ支援具。
  4. 【請求項4】前記仮止め溝が前記収容溝を兼ねるととも
    に当該仮止め溝と前記差込穴が前記ベース部材の厚み方
    向に貫通して形成されている請求項1記載の書類綴じ支
    援具。
  5. 【請求項5】前記綴じ紐直立化部材の上端部が書類を刺
    し通し可能に尖鋭化されている請求項1,2,3又は4
    記載の書類綴じ支援具。
  6. 【請求項6】前記ベース部材に前記綴じ紐直立化部材の
    収納部が形成されている請求項5記載の書類綴じ支援
    具。
JP1992065601U 1992-09-21 1992-09-21 書類綴じ支援具 Expired - Lifetime JP2598429Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014013111A1 (es) * 2012-07-19 2014-01-23 Ismael Igual Pechuan Dispositivo y procedimiento de encuadernación inviolable

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