JPH0627245A - X線分析装置およびこのようなx線分析装置に用いるに好適な検出器読み取り回路手段 - Google Patents
X線分析装置およびこのようなx線分析装置に用いるに好適な検出器読み取り回路手段Info
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- JPH0627245A JPH0627245A JP5099513A JP9951393A JPH0627245A JP H0627245 A JPH0627245 A JP H0627245A JP 5099513 A JP5099513 A JP 5099513A JP 9951393 A JP9951393 A JP 9951393A JP H0627245 A JPH0627245 A JP H0627245A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/17—Circuit arrangements not adapted to a particular type of detector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線検出器へのX線光子の入射率を増加させ
て、X線分析、例えばX線分光やX線回折を信頼性良く
かつ正確に行うX線分析装置を提供する。 【構成】 X線ガス電離検出器で発生するパルスは、X
線光子とガス原子とが相互に影響する検出器内の位置に
依存して異なる時間形態を持つ。Mcts-1に等しい高
速でのX線分析装置のエネルギー分析を、リセット可能
なパルス積分器を用いて改善する。可制御積分器は、デ
ュアルゲート電界効果型トランジスタ(FET)および
広帯域電流帰還型演算増幅器を用いて構成する。寄生容
量によるクロストークは、デュアルゲートFETの2つ
のゲートのうちの1つに適切なDC電圧を印加すること
で減少する。そのゲートは、積分器の出力に基づいて制
御する。
て、X線分析、例えばX線分光やX線回折を信頼性良く
かつ正確に行うX線分析装置を提供する。 【構成】 X線ガス電離検出器で発生するパルスは、X
線光子とガス原子とが相互に影響する検出器内の位置に
依存して異なる時間形態を持つ。Mcts-1に等しい高
速でのX線分析装置のエネルギー分析を、リセット可能
なパルス積分器を用いて改善する。可制御積分器は、デ
ュアルゲート電界効果型トランジスタ(FET)および
広帯域電流帰還型演算増幅器を用いて構成する。寄生容
量によるクロストークは、デュアルゲートFETの2つ
のゲートのうちの1つに適切なDC電圧を印加すること
で減少する。そのゲートは、積分器の出力に基づいて制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線源、サンプルホ
ルダおよび検出器読み取り回路手段を具えるX線検出器
を有するX線分析装置、およびX線検出器によって発生
された信号を読み取る検出器読み取り回路手段に関する
ものである。
ルダおよび検出器読み取り回路手段を具えるX線検出器
を有するX線分析装置、およびX線検出器によって発生
された信号を読み取る検出器読み取り回路手段に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種のX線分析装置は、欧州特許出願
第EP 0,288,116号に記載されている。
第EP 0,288,116号に記載されている。
【0003】この引用文献に記載されたX線分析装置で
は、パルス信号が単一または多数の積分されたパルス信
号かを識別して、その単一または多数の積分されたパル
ス信号をパルス信号数として記録するために、検出器読
み取り回路手段を用いている。このようにして、X線検
出器へのX線光子の入射速度を増加し、X線光子がX線
検出器にほぼ同時に入射して、積分したパルスが重なっ
た場合に、実際のパルス信号数と測定したパルス信号数
との間の誤差をどのように回避するかの問題を解決する
ようにしている。
は、パルス信号が単一または多数の積分されたパルス信
号かを識別して、その単一または多数の積分されたパル
ス信号をパルス信号数として記録するために、検出器読
み取り回路手段を用いている。このようにして、X線検
出器へのX線光子の入射速度を増加し、X線光子がX線
検出器にほぼ同時に入射して、積分したパルスが重なっ
た場合に、実際のパルス信号数と測定したパルス信号数
との間の誤差をどのように回避するかの問題を解決する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】正確な測定値を得るた
めには、十分に大きいパルス振幅値までパルスを積分す
べきである。X線検出器によって発生されるパルス信号
の振幅は、X線検出器に入射するX線光子のとエネルギ
ー値に対応する。したがって、X線エネルギー分布を正
確に測定するためには、パルス信号の積分として十分高
いX線エネルギーを考慮すべきである。
めには、十分に大きいパルス振幅値までパルスを積分す
べきである。X線検出器によって発生されるパルス信号
の振幅は、X線検出器に入射するX線光子のとエネルギ
ー値に対応する。したがって、X線エネルギー分布を正
確に測定するためには、パルス信号の積分として十分高
いX線エネルギーを考慮すべきである。
【0005】この発明の目的は、特に、X線検出器への
X線光子の入射率を増加させて、X線分析、例えばX線
分光やX線回折を信頼性良くかつ正確に行うX線分析装
置を提供することにある。
X線光子の入射率を増加させて、X線分析、例えばX線
分光やX線回折を信頼性良くかつ正確に行うX線分析装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明のX線分析装置は、上記の検出器読み取り
回路手段が、前記X線検出器で発生される信号の積分値
に対応する信号を供給するリセット可能な信号積分手段
および高帯域増幅手段を具えることを特徴とするもので
ある。
め、この発明のX線分析装置は、上記の検出器読み取り
回路手段が、前記X線検出器で発生される信号の積分値
に対応する信号を供給するリセット可能な信号積分手段
および高帯域増幅手段を具えることを特徴とするもので
ある。
【0007】検出器読み取り回路手段の積分器の非測定
時間を減らすことで、大きなエネルギー値まで積分しな
くても、十分正確な分析を行うことができる。
時間を減らすことで、大きなエネルギー値まで積分しな
くても、十分正確な分析を行うことができる。
【0008】この発明によるX線分析装置の好適実施例
においては、前記リセット可能な積分手段は、並列に接
続された積分コンデンサおよび可制御放電手段を具え、
前記検出器読み取り回路手段は、前記可制御放電手段を
活性化する制御信号を供給する信号手段を具えることを
特徴とするものである。
においては、前記リセット可能な積分手段は、並列に接
続された積分コンデンサおよび可制御放電手段を具え、
前記検出器読み取り回路手段は、前記可制御放電手段を
活性化する制御信号を供給する信号手段を具えることを
特徴とするものである。
【0009】積分器の非測定時間は、積分コンデンサに
並列に接続した抵抗の値によって決定される。非測定時
間は、上記の抵抗値を低くすることによって減少するこ
とができ、それによって積分コンデンサを放電するのに
要する時定数を減少することができる。しかしながら、
時間的に広がっているパルスは、上記の抵抗値を低くす
ると、そのパルスが十分に積分される以前に、積分コン
デンサの放電が開始されるため、不正確に積分されるこ
とになる。この不正確な積分は、X線検出器に入射する
異なるX線光子のエネルギーの分析能力にとっては有害
となる。したがって、非測定時間を減少して、分析能力
を維持するため、この発明によるX線分析装置において
は、リセット可能な信号積分手段、すなわち積分コンデ
ンサを放電させる可制御抵抗を有するリセット可能な信
号積分手段を具える。そのため、可制御放電手段、特
に、可制御抵抗を、例えば電界効果型トランジスタ、光
結合トランジスタ、サイリスタまたはバイポーラトラン
ジスタを有する回路手段を用いて構成する。
並列に接続した抵抗の値によって決定される。非測定時
間は、上記の抵抗値を低くすることによって減少するこ
とができ、それによって積分コンデンサを放電するのに
要する時定数を減少することができる。しかしながら、
時間的に広がっているパルスは、上記の抵抗値を低くす
ると、そのパルスが十分に積分される以前に、積分コン
デンサの放電が開始されるため、不正確に積分されるこ
とになる。この不正確な積分は、X線検出器に入射する
異なるX線光子のエネルギーの分析能力にとっては有害
となる。したがって、非測定時間を減少して、分析能力
を維持するため、この発明によるX線分析装置において
は、リセット可能な信号積分手段、すなわち積分コンデ
ンサを放電させる可制御抵抗を有するリセット可能な信
号積分手段を具える。そのため、可制御放電手段、特
に、可制御抵抗を、例えば電界効果型トランジスタ、光
結合トランジスタ、サイリスタまたはバイポーラトラン
ジスタを有する回路手段を用いて構成する。
【0010】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記可制御放電手段は、電界効果型ト
ランジスタを具え、前記信号手段は、前記電界効果型ト
ランジスタのゲートにスイッチング信号を供給するよう
に配置したことを特徴とするものである。
施例においては、前記可制御放電手段は、電界効果型ト
ランジスタを具え、前記信号手段は、前記電界効果型ト
ランジスタのゲートにスイッチング信号を供給するよう
に配置したことを特徴とするものである。
【0011】可制御抵抗は、電界効果型トランジスタ
(FET)を用いることによって、きわめて簡単に構成
することができる。このFETのソース−ドレイン通路
を、積分コンデンサを放電するのに用い、制御信号をF
ETのゲートに供給する。積分コンデンサを放電する可
制御抵抗は、ソースおよびドレインを有する上記の電界
効果型トランジスタを用い、そのトランジスタのソース
−ドレイン通路を積分コンデンサと並列に接続して、ト
ランジスタのゲートに印加されるゲート電圧によって制
御されるソース−ドレイン通路のコンダクタンスに応じ
て、入力信号を供給する抵抗を経て積分コンデンサを充
電すると共に、トランジスタのソース−ドレイン通路を
経て積分コンデンサを放電するよう構成する。
(FET)を用いることによって、きわめて簡単に構成
することができる。このFETのソース−ドレイン通路
を、積分コンデンサを放電するのに用い、制御信号をF
ETのゲートに供給する。積分コンデンサを放電する可
制御抵抗は、ソースおよびドレインを有する上記の電界
効果型トランジスタを用い、そのトランジスタのソース
−ドレイン通路を積分コンデンサと並列に接続して、ト
ランジスタのゲートに印加されるゲート電圧によって制
御されるソース−ドレイン通路のコンダクタンスに応じ
て、入力信号を供給する抵抗を経て積分コンデンサを充
電すると共に、トランジスタのソース−ドレイン通路を
経て積分コンデンサを放電するよう構成する。
【0012】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記検出器読み取り回路手段は、前記
制御信号から前記積分コンデンサを保護する高周波減結
合手段を具えることを特徴とするものである。
施例においては、前記検出器読み取り回路手段は、前記
制御信号から前記積分コンデンサを保護する高周波減結
合手段を具えることを特徴とするものである。
【0013】積分コンデンサを活性化する制御信号の高
周波成分による不具合を解決するため、他のコンデンサ
をFETのゲートに接続して、積分コンデンサを制御信
号から保護する。
周波成分による不具合を解決するため、他のコンデンサ
をFETのゲートに接続して、積分コンデンサを制御信
号から保護する。
【0014】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記トランジスタは、デュアルゲート
電界効果型トランジスタから成り、前記検出器読み取り
回路手段は、前記デュアルゲート電界効果型トランジス
タの第2のゲートとドレインとの間のクロストークを減
少させるために、該デュアルゲート電界効果型トランジ
スタの第1のゲートに電圧を印加するDC電圧源を具
え、前記信号手段は、前記デュアルゲート電界効果型ト
ランジスタの第2のゲートに信号を供給するように配置
したことを特徴とするものである。
施例においては、前記トランジスタは、デュアルゲート
電界効果型トランジスタから成り、前記検出器読み取り
回路手段は、前記デュアルゲート電界効果型トランジス
タの第2のゲートとドレインとの間のクロストークを減
少させるために、該デュアルゲート電界効果型トランジ
スタの第1のゲートに電圧を印加するDC電圧源を具
え、前記信号手段は、前記デュアルゲート電界効果型ト
ランジスタの第2のゲートに信号を供給するように配置
したことを特徴とするものである。
【0015】デュアルゲートFETの第2のゲートとド
レインとの間の寄生容量によって生じるクロストーク
は、デュアルゲートFETの第1のゲートに高周波減結
合を持つ適切な電圧を印加することによって減少され
る。この好適実施例では、可制御信号積分手段を得るた
め、トランジスタを、第1および第2のゲートを有する
デュアルゲート電界効果型トランジスタ(FET)をも
って構成する。
レインとの間の寄生容量によって生じるクロストーク
は、デュアルゲートFETの第1のゲートに高周波減結
合を持つ適切な電圧を印加することによって減少され
る。この好適実施例では、可制御信号積分手段を得るた
め、トランジスタを、第1および第2のゲートを有する
デュアルゲート電界効果型トランジスタ(FET)をも
って構成する。
【0016】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記信号手段は、前記X線検出器で発
生される信号に基づいて前記第2のゲートに前記スイッ
チング信号を供給するトリガ回路を具えることを特徴と
するものである。
施例においては、前記信号手段は、前記X線検出器で発
生される信号に基づいて前記第2のゲートに前記スイッ
チング信号を供給するトリガ回路を具えることを特徴と
するものである。
【0017】非測定時間は、X線検出器がパルス信号を
発生するときにのみ、積分手段を活性化することによ
り、特に有効に減少される。これは、X線検出器から発
生されるパルス信号から制御信号を生成するトリガ回路
を用いることによって達成される。
発生するときにのみ、積分手段を活性化することによ
り、特に有効に減少される。これは、X線検出器から発
生されるパルス信号から制御信号を生成するトリガ回路
を用いることによって達成される。
【0018】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記高帯域増幅手段は、反転入力端
子、非反転入力端子、出力端子を有し、前記非反転入力
端子と基準電位との間に接続した前記積分コンデンサを
有する高周波演算増幅器を具えることを特徴とするもの
である。
施例においては、前記高帯域増幅手段は、反転入力端
子、非反転入力端子、出力端子を有し、前記非反転入力
端子と基準電位との間に接続した前記積分コンデンサを
有する高周波演算増幅器を具えることを特徴とするもの
である。
【0019】速いカウント速度(例えば、1Mcts-1
以上の範囲)での動作を可能にするため、可制御信号積
分手段を、広帯域増幅手段をもって構成する。好適実施
例においては、上記の広帯域増幅手段は、積分コンデン
サに接続され、かつX線検出器で発生されたパルス信号
を受ける非反転入力端子を有する高周波演算増幅器から
成る。
以上の範囲)での動作を可能にするため、可制御信号積
分手段を、広帯域増幅手段をもって構成する。好適実施
例においては、上記の広帯域増幅手段は、積分コンデン
サに接続され、かつX線検出器で発生されたパルス信号
を受ける非反転入力端子を有する高周波演算増幅器から
成る。
【0020】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、前記高帯域増幅手段は、反転入力端
子、非反転入力端子、出力端子を有し、前記反転入力端
子と前記出力端子との間に接続した抵抗を有し、前記非
反転入力端子と第1の基準電位との間に接続した前記積
分コンデンサを有する電流帰還型演算増幅器を具え、前
記可制御放電手段を、前記非反転入力端子と第2の基準
電位との間に接続したことを特徴とするものである。
施例においては、前記高帯域増幅手段は、反転入力端
子、非反転入力端子、出力端子を有し、前記反転入力端
子と前記出力端子との間に接続した抵抗を有し、前記非
反転入力端子と第1の基準電位との間に接続した前記積
分コンデンサを有する電流帰還型演算増幅器を具え、前
記可制御放電手段を、前記非反転入力端子と第2の基準
電位との間に接続したことを特徴とするものである。
【0021】この好適実施例においては、上記の広帯域
増幅手段を、広帯域電流帰還型演算増幅器をもって構成
する。電流帰還型演算増幅器を安定に動作させるため、
固定抵抗を電流帰還型演算増幅器の反転入力端子と出力
端子との間に接続する。積分コンデンサは、抵抗を経て
入力信号、特にX線検出器で発生されるパルス信号を供
給することにより充電する。電流帰還型演算増幅器を有
するリセット可能な信号積分手段を構成するため、この
発明の好適実施例では、可制御抵抗、例えば電界効果型
トランジスタのゲートに印加されるゲート電圧で制御さ
れるソース−ドレイン通路のコンダクタンスに応じて積
分コンデンサを放電するように、積分コンデンサと並列
に接続したソース−ドレイン通路を有する電界効果型ト
ランジスタを用いる。速いカウント速度でリセット可能
な信号積分手段の動作の信頼性を得るため、可制御抵
抗、例えばFETの第1のゲートは、リセット可能な信
号積分手段の出力信号から独立して制御する。積分コン
デンサおよびFETのソースは、安定基準電位、好適に
はFETのソースおよび積分コンデンサの双方をグラン
ド電位に接続する。
増幅手段を、広帯域電流帰還型演算増幅器をもって構成
する。電流帰還型演算増幅器を安定に動作させるため、
固定抵抗を電流帰還型演算増幅器の反転入力端子と出力
端子との間に接続する。積分コンデンサは、抵抗を経て
入力信号、特にX線検出器で発生されるパルス信号を供
給することにより充電する。電流帰還型演算増幅器を有
するリセット可能な信号積分手段を構成するため、この
発明の好適実施例では、可制御抵抗、例えば電界効果型
トランジスタのゲートに印加されるゲート電圧で制御さ
れるソース−ドレイン通路のコンダクタンスに応じて積
分コンデンサを放電するように、積分コンデンサと並列
に接続したソース−ドレイン通路を有する電界効果型ト
ランジスタを用いる。速いカウント速度でリセット可能
な信号積分手段の動作の信頼性を得るため、可制御抵
抗、例えばFETの第1のゲートは、リセット可能な信
号積分手段の出力信号から独立して制御する。積分コン
デンサおよびFETのソースは、安定基準電位、好適に
はFETのソースおよび積分コンデンサの双方をグラン
ド電位に接続する。
【0022】この発明によるX線分析装置の他の好適実
施例においては、検出器読み取り回路手段は、前記非反
転入力端子と前記反転入力端子との間の電位差を調整す
るオフセット調整手段を具えることを特徴とするもので
ある。
施例においては、検出器読み取り回路手段は、前記非反
転入力端子と前記反転入力端子との間の電位差を調整す
るオフセット調整手段を具えることを特徴とするもので
ある。
【0023】演算増幅器は、しばしば理想的動作からの
誤差を生じる。特に頻繁に生じる誤差は、演算増幅器の
非反転入力端子と反転入力端子との間に生じる不所望な
電位差に基づいている。このような電位差は、信号積分
手段において検出器読み取り回路の出力信号にエラーを
生じさせることになる。非反転入力端子と反転入力端子
との間の不所望な電位差を調整するオフセット調整手段
を用いて、検出器読み取り回路手段からより正確な出力
信号を得る。
誤差を生じる。特に頻繁に生じる誤差は、演算増幅器の
非反転入力端子と反転入力端子との間に生じる不所望な
電位差に基づいている。このような電位差は、信号積分
手段において検出器読み取り回路の出力信号にエラーを
生じさせることになる。非反転入力端子と反転入力端子
との間の不所望な電位差を調整するオフセット調整手段
を用いて、検出器読み取り回路手段からより正確な出力
信号を得る。
【0024】X線検出器に入射する高速度の光子に正確
に動作するのに適した検出器読み取り回路手段は、好適
にはX線検出器で発生される信号の積分に応じた信号を
供給するリセット可能な積分手段および高帯域増幅器を
有する。
に動作するのに適した検出器読み取り回路手段は、好適
にはX線検出器で発生される信号の積分に応じた信号を
供給するリセット可能な積分手段および高帯域増幅器を
有する。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1に示すX線分析装置は、X線源
1、サンプルホルダ2、コリメータ3および4、分析用
結晶5およびX線検出器6を具える。特に、X線検出器
6は、ガス電離検出器からなる。X線ビーム7は、サン
プル8に投射して、サンプル8からX線蛍光を発生させ
る。蛍光X線ビーム9は、コリメータ3を経て分析用結
晶5の表面10に投射し、ここでブラッグ反射により反
射されるX線ビーム11をコリメータ4を経てX線検出
器6に入射させる。
ついて説明する。図1に示すX線分析装置は、X線源
1、サンプルホルダ2、コリメータ3および4、分析用
結晶5およびX線検出器6を具える。特に、X線検出器
6は、ガス電離検出器からなる。X線ビーム7は、サン
プル8に投射して、サンプル8からX線蛍光を発生させ
る。蛍光X線ビーム9は、コリメータ3を経て分析用結
晶5の表面10に投射し、ここでブラッグ反射により反
射されるX線ビーム11をコリメータ4を経てX線検出
器6に入射させる。
【0026】分析用結晶5は、駆動モータ12および伝
達ギア13を経て、紙面に対し垂直な軸の回りに選択的
に回転させる。この回転によって、X線検出器6に入射
するX線ビームのエネルギーを、狭い範囲内で選択す
る。駆動モータ12は、伝達ギア14を経て、X線検出
器6を分析用結晶5の回転に同期して、同様に紙面に対
して垂直な軸の回りに回転させる。この回転により、X
線検出器6を、円弧15に沿って移動させる。
達ギア13を経て、紙面に対し垂直な軸の回りに選択的
に回転させる。この回転によって、X線検出器6に入射
するX線ビームのエネルギーを、狭い範囲内で選択す
る。駆動モータ12は、伝達ギア14を経て、X線検出
器6を分析用結晶5の回転に同期して、同様に紙面に対
して垂直な軸の回りに回転させる。この回転により、X
線検出器6を、円弧15に沿って移動させる。
【0027】このX線検出器6で発生した信号の振幅
は、ゲインコントロール回路17によって制御されるパ
ルス計数増幅器16で増幅する。このX線検出器6で発
生した信号の振幅は、X線検出器6に入射するX線光子
のエネルギーに対応する。このX線検出器6からの信号
は、図2において後述するリセット可能な信号積分手段
を有する検出器読み取り回路手段18で処理する。この
検出器読み取り回路手段18は、ゲイン制御回路17に
よってパルス計数増幅器16を調整するための補正信号
を供給する手段も有する。
は、ゲインコントロール回路17によって制御されるパ
ルス計数増幅器16で増幅する。このX線検出器6で発
生した信号の振幅は、X線検出器6に入射するX線光子
のエネルギーに対応する。このX線検出器6からの信号
は、図2において後述するリセット可能な信号積分手段
を有する検出器読み取り回路手段18で処理する。この
検出器読み取り回路手段18は、ゲイン制御回路17に
よってパルス計数増幅器16を調整するための補正信号
を供給する手段も有する。
【0028】図2は、この発明に従うX線分析装置に用
いる検出器読み取り回路の詳細なブロック図を示すもの
である。電流帰還型演算増幅器19から成る高帯域増幅
手段を安定に動作させるため、電流帰還型演算増幅器1
9の出力端子21と反転入力端子22との間に固定抵抗
20を接続する。一例として、電流帰還型演算増幅器1
9は、好ましくは約100MHzの帯域幅、ほぼ10n
sの整定時間およびほぼ500V/μsのスルーレート
を有する。抵抗23は、電流帰還型演算増幅器19の出
力端子21と非反転入力端子24との間に接続する。X
線検出器で発生した信号は、抵抗25を経て検出器読み
取り回路に入力信号として供給する。
いる検出器読み取り回路の詳細なブロック図を示すもの
である。電流帰還型演算増幅器19から成る高帯域増幅
手段を安定に動作させるため、電流帰還型演算増幅器1
9の出力端子21と反転入力端子22との間に固定抵抗
20を接続する。一例として、電流帰還型演算増幅器1
9は、好ましくは約100MHzの帯域幅、ほぼ10n
sの整定時間およびほぼ500V/μsのスルーレート
を有する。抵抗23は、電流帰還型演算増幅器19の出
力端子21と非反転入力端子24との間に接続する。X
線検出器で発生した信号は、抵抗25を経て検出器読み
取り回路に入力信号として供給する。
【0029】電流帰還型演算増幅器19をバランスさせ
るため、反転入力端子22は抵抗26を経て安定基準電
位、この実施例ではグランドに接続する。検出器読み取
り回路18を安定に動作させるため、抵抗20,23,
25および26は、好ましくは、抵抗20の抵抗値と抵
抗26の抵抗値との比率が、抵抗23の抵抗値と抵抗2
5の抵抗値との比率にほぼ等しくなるように、それらの
抵抗値を選択する。抵抗25および26の抵抗値は、検
出器読み取り回路手段の瞬時的動作を有効に利用するよ
うに選択することもできる。
るため、反転入力端子22は抵抗26を経て安定基準電
位、この実施例ではグランドに接続する。検出器読み取
り回路18を安定に動作させるため、抵抗20,23,
25および26は、好ましくは、抵抗20の抵抗値と抵
抗26の抵抗値との比率が、抵抗23の抵抗値と抵抗2
5の抵抗値との比率にほぼ等しくなるように、それらの
抵抗値を選択する。抵抗25および26の抵抗値は、検
出器読み取り回路手段の瞬時的動作を有効に利用するよ
うに選択することもできる。
【0030】抵抗23を抵抗20とほぼ等しい抵抗値に
選択することによって、電流帰還型演算増幅器はバラン
スするので、抵抗25に0ボルトの電圧が印加される場
合には、該増幅器は出力信号を発生しない。積分コンデ
ンサ27は、非反転入力端子24に接続する。この積分
コンデンサ27を放電するため、デュアルゲート電界効
果型トランジスタ(FET)28を用い、このFETを
可制御放電手段として、リセット可能な積分手段を構成
する。
選択することによって、電流帰還型演算増幅器はバラン
スするので、抵抗25に0ボルトの電圧が印加される場
合には、該増幅器は出力信号を発生しない。積分コンデ
ンサ27は、非反転入力端子24に接続する。この積分
コンデンサ27を放電するため、デュアルゲート電界効
果型トランジスタ(FET)28を用い、このFETを
可制御放電手段として、リセット可能な積分手段を構成
する。
【0031】デュアルゲートFET28の第2のゲート
30とドレイン31との間の寄生容量を通してのクロス
トークを減少するため、デュアルゲートFET28の第
1のゲート29に一定電位を印加すると共に、これを高
周波減結合する。一定電位は、DC電圧源32によって
与え、高周波減結合は、高周波減結合手段33、特に適
切な容量を有するコンデンサによって行う。
30とドレイン31との間の寄生容量を通してのクロス
トークを減少するため、デュアルゲートFET28の第
1のゲート29に一定電位を印加すると共に、これを高
周波減結合する。一定電位は、DC電圧源32によって
与え、高周波減結合は、高周波減結合手段33、特に適
切な容量を有するコンデンサによって行う。
【0032】X線検出器によって発生される信号に基づ
いて、トリガ回路34により、第2のゲート30に電圧
を印加する。したがって、信号がX線検出器によって印
加されるごとに、その信号は積分コンデンサ27に蓄積
されて積分される。したがって、トリガ回路34は信号
手段を形成する。デュアルゲートFET28のソース3
5は、デュアルゲートFET28を安定に動作させるた
めに任意の安定基準電位、特に図2に示す実施例では、
グランドに接続する。
いて、トリガ回路34により、第2のゲート30に電圧
を印加する。したがって、信号がX線検出器によって印
加されるごとに、その信号は積分コンデンサ27に蓄積
されて積分される。したがって、トリガ回路34は信号
手段を形成する。デュアルゲートFET28のソース3
5は、デュアルゲートFET28を安定に動作させるた
めに任意の安定基準電位、特に図2に示す実施例では、
グランドに接続する。
【0033】積分コンデンサ27も任意の安定基準電
位、特に図2に示す実施例では、デュアルゲートFET
28が導通状態に切り変わったときに、積分コンデンサ
27を0ボルトに放電できるようにするためにグランド
に接続する。検出器読み取り回路手段18の出力は、さ
らに出力処理回路36に供給する。
位、特に図2に示す実施例では、デュアルゲートFET
28が導通状態に切り変わったときに、積分コンデンサ
27を0ボルトに放電できるようにするためにグランド
に接続する。検出器読み取り回路手段18の出力は、さ
らに出力処理回路36に供給する。
【図1】非測定時間を減少するリセット可能な積分手段
および高帯域電流帰還型演算増幅器を具える検出器読み
取り回路手段を用いるX線分析装置の線図である。
および高帯域電流帰還型演算増幅器を具える検出器読み
取り回路手段を用いるX線分析装置の線図である。
【図2】非測定時間を減少するリセット可能な積分手段
および高帯域電流帰還型演算増幅器のブロック図であ
る。
および高帯域電流帰還型演算増幅器のブロック図であ
る。
1 X線源 2 サンプルホルダ 3,4 コリメータ 5 分析用結晶 6 X線検出器 8 サンプル 16 パルス計数増幅器 17 ゲイン制御回路 18 検出器読み取り回路手段 19 電流帰還型演算増幅器 20,23,25,26 抵抗 27 積分コンデンサ 28 デュアルゲート電界効果型トランジスタ(FE
T) 32 DC電圧源 33 高周波減結合手段 34 トリガ回路 36 出力処理回路
T) 32 DC電圧源 33 高周波減結合手段 34 トリガ回路 36 出力処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘオルヘス カルレス ペトロネラ ツィ ルティエンス オランダ国 アルメロ レリイウェッハ 1
Claims (10)
- 【請求項1】 X線源、サンプルホルダおよび検出器読
み取り回路手段を具えるX線検出器を有するX線分析装
置において、前記検出器読み取り回路手段は、前記X線
検出器で発生される信号の積分値に対応する信号を供給
するリセット可能な信号積分手段および高帯域増幅手段
を具えることを特徴とするX線分析装置。 - 【請求項2】 前記リセット可能な積分手段は、並列に
接続された積分コンデンサおよび可制御放電手段を具
え、前記検出器読み取り回路手段は、前記可制御放電手
段を活性化する制御信号を供給する信号手段を具えるこ
とを特徴とする請求項1記載のX線分析装置。 - 【請求項3】 前記可制御放電手段は、電界効果型トラ
ンジスタを具え、前記信号手段は、前記電界効果型トラ
ンジスタのゲートにスイッチング信号を供給するように
配置したことを特徴とする請求項2記載のX線分析装
置。 - 【請求項4】 前記検出器読み取り回路手段は、前記制
御信号から前記積分コンデンサを保護する高周波減結合
手段を具えることを特徴とする請求項3記載のX線分析
装置。 - 【請求項5】 前記トランジスタは、デュアルゲート電
界効果型トランジスタから成り、前記検出器読み取り回
路手段は、前記デュアルゲート電界効果型トランジスタ
の第2のゲートとドレインとの間のクロストークを減少
させるために、該デュアルゲート電界効果型トランジス
タの第1のゲートに電圧を印加するDC電圧源を具え、
前記信号手段は、前記デュアルゲート電界効果型トラン
ジスタの第2のゲートに信号を供給するように配置した
ことを特徴とする請求項3または4記載のX線分析装
置。 - 【請求項6】 前記信号手段は、前記X線検出器で発生
される信号に基づいて前記第2のゲートに前記スイッチ
ング信号を供給するトリガ回路を具えることを特徴とす
る請求項2〜5のいずれか記載のX線分析装置。 - 【請求項7】 前記高帯域増幅手段は、反転入力端子、
非反転入力端子、出力端子を有し、前記非反転入力端子
と基準電位との間に接続した前記積分コンデンサを有す
る高周波演算増幅器を具えることを特徴とする請求項2
〜6のいずれか記載のX線分析装置。 - 【請求項8】 前記高帯域増幅手段は、反転入力端子、
非反転入力端子、出力端子を有し、前記反転入力端子と
前記出力端子との間に接続した抵抗を有し、前記非反転
入力端子と第1の基準電位との間に接続した前記積分コ
ンデンサを有する電流帰還型演算増幅器を具え、前記可
制御放電手段を、前記非反転入力端子と第2の基準電位
との間に接続したことを特徴とする請求項2〜6のいず
れか記載のX線分析装置。 - 【請求項9】 前記検出器読み取り回路手段は、前記非
反転入力端子と前記反転入力端子との間の電位差を調整
するオフセット調整手段を具えることを特徴とする請求
項7または8記載のX線分析装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか記載のX線分
析装置に適用し得る検出器読み取り回路手段であって、
前記X線検出器で発生される信号の積分値に対応する信
号を供給するリセット可能な信号積分手段および高帯域
増幅手段を具えることを特徴とする検出器読み取り回路
手段。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL92201177:0 | 1992-04-28 | ||
| EP92201177 | 1992-04-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627245A true JPH0627245A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=8210576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5099513A Pending JPH0627245A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | X線分析装置およびこのようなx線分析装置に用いるに好適な検出器読み取り回路手段 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5345491A (ja) |
| JP (1) | JPH0627245A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121623A (en) * | 1997-10-03 | 2000-09-19 | Hitachi, Ltd. | Parallel radiation detector |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7113120B1 (en) * | 2004-07-19 | 2006-09-26 | Analogic Corporation | Charge transfer system and method |
| KR20060075922A (ko) * | 2004-12-29 | 2006-07-04 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | X선 검출기 및 이를 이용한 시료 분석 장치 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4334154A (en) * | 1977-12-02 | 1982-06-08 | General Electric Company | Tomographic scanning apparatus |
| US4654531A (en) * | 1985-02-19 | 1987-03-31 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Gated strip proportional detector |
| NL8700949A (nl) * | 1987-04-22 | 1988-11-16 | Philips Nv | Inrichting voor het meten van stralingsquanta, impulsonderscheidingsinrichting geschikt voor gebruik in en spectrometer voorzien van een dergelijke inrichting. |
| US4815118A (en) * | 1987-06-29 | 1989-03-21 | General Electric Company | Data converter for CT data acquisition system |
| FR2626432B1 (fr) * | 1988-01-25 | 1995-10-13 | Commissariat Energie Atomique | Appareil de tomographie a rayons x |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP5099513A patent/JPH0627245A/ja active Pending
- 1993-04-26 US US08/053,943 patent/US5345491A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121623A (en) * | 1997-10-03 | 2000-09-19 | Hitachi, Ltd. | Parallel radiation detector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5345491A (en) | 1994-09-06 |
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