JPH06273034A - 断熱箱体および断熱扉 - Google Patents

断熱箱体および断熱扉

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JPH06273034A
JPH06273034A JP6078593A JP6078593A JPH06273034A JP H06273034 A JPH06273034 A JP H06273034A JP 6078593 A JP6078593 A JP 6078593A JP 6078593 A JP6078593 A JP 6078593A JP H06273034 A JPH06273034 A JP H06273034A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating material
box
heat
foam
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Pending
Application number
JP6078593A
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English (en)
Inventor
Toshio Kotorii
敏夫 小鳥井
Yoshiro Murono
芳朗 室野
Makoto Ebisawa
誠 海老沢
Junichi Nakada
純一 中田
Takuya Matsumoto
卓也 松本
Nobuo Ohashi
伸夫 大橋
Kazuhiro Morikiyo
和宏 森清
Shingo Obata
慎吾 小畑
Kazuo Shimabara
和雄 嶋原
Hiroshi Tsujita
博志 辻田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】冷蔵庫やショーケースに使用される断熱箱体に
おいて、冷却時における発泡断熱材の収縮を原因とする
変形を防止しかつ組立作業性の改善を図る。 【構成】たとえば発泡材などの廃材をスライスして作ら
れたスラブをプレス機で圧縮成形し、この気泡が完全に
つぶれた圧縮高密度断熱材製スペーサー10を用いて、
これを外箱2と内箱3の間の壁厚が周囲の壁厚に比べて
急激に変化する部分6に対応する内箱3や外箱2の内面
に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫、ショーケース
などに使用される断熱箱体および断熱扉に関する。
【0002】
【従来の技術】図14および図15は従来の断熱箱体を
示す斜視図およびその要部断面図である。図14,図1
5において、1は断熱箱体、2,3は断熱箱体1を構成
する外箱および内箱、4は両箱2,3の間に形成される
密閉空間、5は密閉空間4に充填された発泡断熱材、6
は壁厚が急激に変化する部分、7は壁厚が急激に変化す
る部分6に対応する外箱2の内面に貼り付けられたスペ
ーサーで、発泡スチロールなどで作られている。しかし
ながら、発泡断熱材5を注入する際の発泡熱により発泡
スチロール製のスペーサー7が変形し、断熱箱体1が変
形するという問題があった。そこで実公昭56−125
53号公報に示すように、ボール紙製スペーサー9を用
いる方法があるが、厚みを確保するには2枚以上を重ね
合わすなどにより、強度を確保し、冷却時における発泡
断熱材5の収縮変形を吸収して断熱箱体1の変形を防止
することができる。
【0003】また外箱2と内箱3の間の隙間部分から密
閉空間4に充填されている発泡断熱材5の洩れが発生す
るという問題があった。そこで特公昭52−44787
号公報に示すように、軟質ウレタンフォームや軟質ポリ
エチレンフォームを貼り付け、発泡断熱材5の洩れを防
止したり、ウレタン触媒(発泡断熱材と反応する、発泡
硬化用の触媒と同一の原料触媒)をハケ塗りなどにより
塗布し硬化させ、発泡断熱材5の洩れを防止することが
できる。
【0004】また、図16および図17の従来の断熱箱
体の一部を示す斜視図およびその要部断面図において、
外箱2と、底部を形成している外箱2a,2bで、2と
2aの接合および2aと2bの接合は、実公昭52−1
1250号公報に示すように、ビス23で固定する方法
があった。しかしながら、ビス23が締め付けられてい
ない部分では隙間11ができ、密閉空間4に充填されて
いる発泡断熱材5が洩れるという問題があった。そこ
で、隙間11には、軟質ウレタンフォーム22を挿入
し、これにより、発泡断熱材5の洩れを防止することが
できる。
【0005】図18および図19の他の従来の断熱箱体
を示す斜視図およびその要部断面図において、放熱など
のパイプ12は金属箔テープ26により外箱2の内側に
配設されているが、金属箔テープ26の浮き上がりなど
により、密閉空間4に充填されている発泡断熱材5がパ
イプ12と外箱2の間に浸入し、パイプ12から外箱2
への熱伝導を阻害し、放熱が悪くなるという問題があっ
た。これに対応するため、実公昭59−13591号公
報に示すように、金属箔テープ26の代わりに剛性を有
する押さえ板(図示せず)をスポット溶接により固定す
る方法が用いられていた。
【0006】また、図20(a)(b)の従来の断熱扉
を示す要部断面図において、断熱扉14は、図20
(a)に示すように、樹脂製の枠体17が内板15と外
板16の端縁に配されて、それらの間に断熱空間19が
形成され、図20(b)に示すように、この断熱空間1
9に発泡断熱材5が充填されて構成されている。この場
合も、外板16と樹脂製枠体17の隙間18から発泡断
熱材5の洩れが発生する問題がおこるが、軟質ウレタン
フォームや軟質ポリエチレンフォーム(図示せず)を挿
入して発泡断熱材5の洩れを防止することができる。
【0007】この場合、さらに、発泡断熱材5の発泡剤
に樹脂への影響が大なるものを用いることができないと
いう問題を有している。そこで、樹脂製枠材17と発泡
断熱材5が接触するのを防止して、樹脂への影響の大き
い発泡剤の使用を可能にするために、たとえば実公昭5
4−38622号公報に示すような発泡スチロール製の
スペーサー(図示せず)を用い、このスペーサーと内板
15および外板16の間の断熱空間19に発泡断熱材5
を充填することにより対応する方法を用いることが可能
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に構成された従来の断熱箱体1は、内箱3が棚用のリブ
などを形成するため複雑な形状をしている場合、この部
分にボール紙製スペーサー9を設置できず、冷却時にお
ける発泡断熱材5の収縮に対して断熱箱体1の変形防止
することができないという問題があった。
【0009】また、発泡断熱材5の洩れ防止において
も、外箱2の隙間部分あるいは外箱2と内箱3の隙間部
分に挿入される軟質ウレタンフォームや軟質ポリエチレ
ンフォームは、圧接作用により取りつけられているが、
軟質ウレタンフォームや軟質ポリエチレンフォームは軟
質ゆえに、隙間部分の全周に渡って完全に圧接するのは
難しく、部分的に発泡断熱材5が洩れることがある。そ
こで、硬質ポリエチレンフォームを用いる方法もある
が、硬質ポリエチレンフォームの発泡剤が発泡断熱材5
を荒らすという問題があり、また前記ウレタン触媒を塗
布する方法も、組立工程では作業性が悪く、作業者に対
する安全性などの問題があった。しかも、これらの部材
は外気中に含まれる湿気の吸湿に問題があり、隙間から
の吸湿による発泡断熱材の断熱性劣化を防止することは
困難であった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、組立作業性を
改善でき、冷却時における発泡断熱材の収縮が原因とな
る断熱箱体1の変形を防止し、さらには外箱の隙間部分
あるいは外箱と内箱の間の隙間部分からの発泡断熱材の
洩れ防止や吸湿防止などを図るようにした断熱箱体を提
供することを目的とするものである。
【0011】また、パイプ12を外箱2に配設する場合
においても、従来のような、剛性を有する押さえ板をス
ポット溶接により固定する方法は、工数がかかり、外箱
2にスポット跡を残すという問題があった。本発明は上
記問題点に鑑み、組立作業性を改善でき、使用する金属
箔テープの浮き上がりもない状態で、パイプ12を外箱
2に簡単確実に配設できるようにした断熱箱体を提供す
ることを目的とするものである。
【0012】また、断熱扉14においても、外板16と
枠板17の隙間18からの発泡断熱材5の洩れ防止につ
いて軟質ウレタンフォームや軟質ポリエチレンフォーム
を挿入する場合は、断熱箱体のときと同様に、軟質ゆえ
に隙間部分の全周に渡って完全に圧接するのは難しく、
硬質ポリエチレンフォームを使用するときも、同様に硬
質ポリエチレンフォームの発泡剤が発泡断熱材5を荒ら
すという問題があり、さらには隙間からの吸湿による発
泡断熱材の断熱性劣化という問題もあった。本発明は上
記問題に鑑み、外枠と枠体との間の隙間部分からの発泡
断熱材の洩れ防止や吸湿防止などを図るようにした断熱
扉を提供することを目的とするものである。
【0013】また、断熱扉14において、枠材17と発
泡断熱材5が接触するのを防止するために発泡スチロー
ル製のスペーサを用いる場合、この発泡スチロール製の
スペーサーを切削加工、または金型成型により別途作る
必要があり、しかも発泡断熱材5が発泡スチロール製の
スペーサーを荒らすという問題もあった。本発明は上記
問題点に鑑み、スペーサが発泡断熱材5により荒らされ
ることがないようにし、しかも、簡単に所定の形状に成
形できるようにした断熱扉を提供することを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の断熱箱体は、内、外箱間の壁厚が周
囲の壁厚に比べて急激に変化する部分の外箱または内箱
もしくはその両者の内面に、それに添うような形状にあ
らかじめ圧縮して成形された圧縮高密度断熱材のスペー
サーを貼り付けた構成にしたものであり、リブ形状など
の複雑な形状をした外箱あるいは内箱に対しても隙間を
発生させることなく、また密閉空間に配設された部品の
形状に合うように成形することもできるので、圧縮高密
度断熱材のスペーサーは外箱あるいは内箱に対して完全
に密着した状態で設置でき、組立作業性の改善、および
冷却時における発泡断熱材の収縮が原因となる断熱箱体
の変形を防止することができる。
【0015】また、本発明の断熱箱体は、外箱の隙間部
分、あるいは外箱と内箱の隙間部分に圧縮された圧縮高
密度断熱材製の板材をはめ込み、しかる後に内箱および
外箱を組み込むように構成したものであり、さらには、
圧縮して圧縮高密度断熱材を造る際、外箱の内面に配設
されるパイプに合う形状でかつ熱伝導性の良い金属箔テ
ープを貼り付けて仕上げられた圧縮高密度断熱材を用
い、これを外箱のパイプを貼り付けた部分に設置し、し
かる後に内箱および外箱を組み込むように構成したもの
である。
【0016】また本発明の断熱扉は、内板と外板と枠材
で構成される空間部に発泡断熱材を充填することにより
形成される断熱扉において、互いに接合される枠材と外
板の間の隙間に、圧縮して造られた圧縮高密度断熱材を
設置し、しかる後に前記空間部に発泡断熱材を充填して
構成したものであり、さらには、前記空間部内の前記枠
材に接する位置に、前記枠材の形状に添う圧縮高密度断
熱材を設置した後、残りの空間部に発泡断熱材を充填し
て構成したものである。
【0017】
【作用】本発明の断熱箱体は、上記した構成により、外
箱と内箱から成る密閉空間で壁厚が急激に変化する部分
に圧縮高密度断熱材で作られたスペーサーを設置するこ
とにより、冷却時における発泡断熱材の収縮で断熱箱体
が変形するようなことはなく、また、スペーサーは設置
される箇所の内面に合うような形状に圧縮して成形する
ことができるので、組み立て作業性を改善することがで
きる。
【0018】また、外箱の隙間部分または外箱と内箱の
隙間部分に対して吸湿性のない圧縮高密度断熱材で作ら
れたスペーサーを細長く切り出した形状にして、これを
隙間部分に詰めるので、外気中に含まれる湿気の吸湿を
防止し、発泡断熱材の吸湿による断熱性の劣化といった
問題を防止することができる。さらには、発泡断熱材と
圧縮高密度断熱材は同質のものであるから、従来のよう
にポリエチレンフォームと発泡断熱材の間で発生してい
た発泡断熱材の荒れを防止することができる。
【0019】また、圧縮して圧縮高密度断熱材を造る
際、外箱の内面に配設されるパイプに合う形状に成形
し、かつ成形時に圧縮の力で熱伝導性の良い金属箔テー
プも同時にパイプ12に合う形状に貼りつけた状態に圧
縮高密度断熱材を仕上げ、外箱のパイプを配設した箇所
に設置するので、組み立て作業性の改善が図れる。また
金属箔テープが外箱より浮き上がり、浮き上がった箇所
に発泡断熱材5が浸入して金属箔テープと外箱の間の熱
交換を阻害したり、従来のように、押え板をスポット溶
接により固定する場合、外箱にスポット跡を残したりす
るという問題もなくなる。
【0020】また、断熱扉は、枠材と外板の間の隙間に
吸湿性のない圧縮高密度断熱材を細長く切り出したもの
を設置するので、断熱箱体の場合と同様に、隙間からの
吸湿による発泡断熱材の断熱性劣化を防止することがで
き、また従来のように、ポリエチレンフォームと発泡断
熱材の間で発生していた発泡断熱材の荒れも防止するこ
とができる。
【0021】また、断熱扉は、あらかじめ圧縮高密度断
熱材を樹脂製枠材の形状に合うように成形したスペーサ
ーを、枠材にはめておき、しかる後に、密閉空間に発泡
断熱材を充填するので、このスペーサーにより発泡断熱
材が樹脂製枠材に接触することはなくなり、発泡断熱材
の発泡剤に樹脂劣化の大きなものを用いても、樹脂製枠
材がこの発泡剤に侵されて割れに至るというような問題
を防止することができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例の断熱箱体を示す斜
視図、図2はその要部断面図、図3および図4は本発明
で使用する圧縮高密度断熱材を圧縮してスペーサーに成
形する工程を説明する斜視図および成形されたスペーサ
ーの斜視図であり、図14、図15で説明した従来例と
同一部材については、同一番号を付してその詳細な説明
を省略する。
【0023】まず本発明に用いる圧縮高密度断熱材より
なるスペーサーの成形について説明する。図3におい
て、25は独立発泡の硬質ウレタン発泡材などの廃材を
スライスして作られたスラブである。その厚さは約t1
5、密度は30〜40kg/m 3 、縦弾性係数は76〜
95kgf/cm2 であり、これをプレス機24によ
り、プレス温度160℃、圧縮速度10mm/分で40
kg/cm2 の力を加え、t2〜3に圧縮した後、6秒
間固定し冷却する。こうして、成形されたスラブ25は
気泡が完全につぶれ、図4のような厚さt2〜3で密度
が210〜280kg/m3 、縦弾性係数は980〜2
670kgf/cm2 の圧縮高密度断熱材製スペーサー
10ができ上がる。このスペーサー10はポリエチレン
フォームや軽量の皮革のような仕上がりで、前述の材料
の代替として使用することができる。
【0024】このようにして成形された圧縮高密度断熱
材製スペーサー10は、図2に示されるように棚用リブ
の形成箇所や密閉空間4内の分岐箇所などの壁厚が急激
に変化する部分6に対応する内箱3や外箱2の内面に沿
って設置される。なお、圧縮高密度断熱材製スペーサー
10は、密閉空間4に配設された部品の形状あるいは内
箱3や外箱2の形状に合うような形状にあらかじめ成形
することができるので、圧縮高密度断熱材製スペーサー
10は外箱2や内箱3に対して完全に密閉された状態で
設置されることができるものであり、組立作業性の改
善、および冷却時における発泡断熱材5の収縮が原因と
なる断熱箱体1の変形を防止することができる。
【0025】図5および図6は本発明の第2の実施例の
断熱箱体の一部を示す斜視図およびその要部断面図であ
り、図16,図17で説明した従来例と同一部材につい
ては同一番号を付してその詳細な説明を省略する。図5
および図6において、断熱箱体の外箱2と外箱2aの接
合および外箱2aと外箱2bの接合における隙間11に
対して、吸湿性のない圧縮高密度断熱材を細長く切り出
した形状の圧縮高密度断熱材製スペーサー10を隙間1
1に詰める。これにより、従来用いていた軟質ポリエチ
レンフォームなどに比べて組立作業が容易になるととも
に、外気中に含まれる湿気の吸湿を防止し、発泡断熱材
5の吸湿による断熱性の劣化といった問題を防止するこ
とができる。また、発泡断熱材5と圧縮高密度断熱材製
スペーサー10は同質のものであるから、軟質ポリエチ
レンフォームと発泡断熱材5の間で発生していた発泡断
熱材5の荒れを防止することができる。
【0026】図7および図8は本発明の第3の実施例の
断熱箱体を示す斜視図およびその要部断面図、図9〜図
11は本実施例に使用する圧縮高密度断熱材製スペーサ
ーの成形工程を説明する図およびスペーサーの斜視図と
その断面図であり、図18、図19で説明した従来例と
同一部材については同一番号を付してその詳細な説明を
省略する。
【0027】圧縮高密度断熱材製スペーサー10を作る
には、図9〜図11に示すように外箱2の内面に配設さ
れるパイプ12に合う形状に成形し、かつ成形時に圧縮
の力で熱伝導性の良い金属箔を基材した金属箔両面テー
プ13も同時にパイプ12に合う形状に貼り付けた状態
に圧縮高密度断熱材製スペーサー10を仕上げ、これを
外箱2のパイプ12を配設した箇所に設置する。これに
より、組立作業性の改善が図られ、また従来例のように
金属箔両面テープ13が外箱12に取り付けられたとき
に発生する凹凸もなくなり、発泡断熱材充填時の流れが
阻害されるという問題も防止できるのである。
【0028】図12は本発明の第4の実施例の断熱扉を
示す要部断面図であり、図20で説明した従来例と同一
部材については同一番号を符してその詳細な説明を省略
する。断熱扉20は、図12に示すように、内板15と
外板16の端縁に樹脂製枠材17が配されて、それらの
間に形成される密閉空間19に発泡断熱材5が充填され
て構成されている。このとき、枠材と外板16の間の隙
間18に圧縮高密度断熱材を細長く切り出した形状の圧
縮高密度断熱材製スペーサー10を設置することによ
り、断熱箱体の場合と同様に、組立作業が容易になり、
また発泡断熱材の吸湿による断熱性の劣化を防止し、さ
らには、軟質ポリエチレンフォームと発泡断熱材の間で
発生していた発泡断熱材の荒れを防止する。
【0029】図13は本発明の第5の実施例の断熱扉を
示す要部断面図であり、図20で説明した従来例と同一
部材については、同一番号を付してその詳細な説明を省
略する。断熱扉20は、図13に示すように、内板14
と外板15の端縁に樹脂製枠体17か配されてそれらの
間に形成される密閉空間19に発泡断熱材5が充填され
て構成されており、このとき、あらかじめ圧縮高密度断
熱材を樹脂製枠材17の内面形状に合うように成形した
スペーサー21を枠材17にはめておき、しかる後に密
閉空間19に発泡断熱材5を充填して構成している。こ
のスペーサー21により発泡断熱材5は樹脂製枠材17
に接触しないので、発泡断熱材5の発泡材に樹脂を劣化
させるものを用いても、樹脂製枠材17がこの発泡剤に
侵されることが原因となっておこる、割れ発生という問
題を防止することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の断熱箱体は、内箱と外箱で構成された密閉空間の壁厚
が急激に変化する部分に、これに合うように圧縮した圧
縮高密度断熱材で作られたスペーサーを配置することに
より、組立作業性の改善、および冷却時において壁厚が
急激に変化している部分で発泡断熱材の変形を防止する
ことができる。
【0031】また、本発明の断熱箱体は、外箱の隙間部
分あるいは外箱と内箱の隙間部分に対して吸湿性のない
圧縮高密度断熱材を細長く切り出した形状にして詰める
ので、従来用いていた軟質ポリエチレンフォームなどに
比べて組立作業が容易となり、また発泡断熱材の吸湿に
よる断熱材の劣化といった問題を防止でき、さらには、
発泡断熱材5と圧縮高密度断熱材は同質であることか
ら、軟質ポリエチレンフォームと発泡断熱材の間で発生
していた発泡断熱材の荒れを防止できる。
【0032】また、本発明の断熱箱体は、圧縮高密度断
熱材製スペーサーを作る際、外箱の内面に配設されるパ
イプに合う形状に成形し、かつ成形時に圧縮の力で熱伝
導性の良い金属箔テープも同時にパイプに合う形状に貼
り付けた状態に圧縮高密度断熱材製スペーサーを仕上
げ、前記外箱のパイプを配設した箇所に設置することに
より、組立作業性の改善が図られ、また金属箔テープが
外箱に取り付けられたときに発生する凹凸もなくなり、
発泡断熱材充填に流れが阻害されるという問題も防止で
きる。
【0033】また、本発明の断熱扉は、枠材と外板の間
の隙間に圧縮高密度断熱材を細長く切り出したものを配
設することにより、断熱箱体の場合と同様に、組立作業
が容易となり、また発泡断熱材5の吸湿による断熱材の
劣化を防止でき、さらには軟質ポリエチレンフォームと
発泡断熱材の間で発生していた発泡断熱材の荒れをも防
止することができる。
【0034】また、本発明の断熱扉は、あらかじめ圧縮
高密度断熱材を樹脂製枠材の内面形状に合うように成形
したスペーサーを、枠材にはめておき、しかる後に密閉
空間に発泡断熱材を充填することにより、スペーサーに
より、発泡断熱材は樹脂製枠材に接触しないので、発泡
断熱材の発泡材に樹脂を劣化させるものを用いても、樹
脂製枠材がこの発泡剤に侵されることが原因となってお
こる、割れ発生という問題を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における断熱箱体の斜視
【図2】本発明の第1の実施例における断熱箱体の要部
断面図
【図3】本発明の第1の実施例における圧縮高密度断熱
材製スペーサーの圧縮工程図
【図4】本発明の第1の実施例における圧縮高密度断熱
材製スペーサーの斜視図
【図5】本発明の第2の実施例における断熱箱体の一部
斜視図
【図6】本発明の第2の実施例における断熱箱体の要部
断面図
【図7】本発明の第3の実施例における断熱箱体の斜視
【図8】本発明の第3の実施例における断熱箱体の要部
断面図
【図9】本発明の第3の実施例における圧縮高密度断熱
材製スペーサーの圧縮工程図
【図10】本発明の第3の実施例における圧縮高密度断
熱材製スペーサーの斜視図
【図11】本発明の第3の実施例における圧縮高密度断
熱材製スペーサーの断面図
【図12】本発明の第4の実施例における断熱扉の要部
断面図
【図13】本発明の第5の実施例における断熱扉の要部
断面図
【図14】従来例における断熱箱体の斜視図
【図15】同従来例における断熱箱体の要部断面図
【図16】他の従来例における断熱箱体の一部斜視図
【図17】同他の従来例における断熱箱体の要部断面図
【図18】さらに他の従来例における断熱箱体の斜視図
【図19】同さらに他の従来例における断熱箱体の要部
断面図
【図20】従来例における断熱扉の要部断面図
【符号の説明】
1 断熱箱体 2 外箱 3 内箱 4 密閉空間 5 発泡断熱材 6 壁厚が急激に変化する部分 10 圧縮高密度断熱材製スペーサー 11 隙間 12 パイプ 13 金属箔両面テープ 14 断熱扉 15 内板 16 外板 17 樹脂製枠材 18 隙間 19 密閉空間 20 断熱扉 21 圧縮高密度断熱材製スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 純一 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 松本 卓也 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 大橋 伸夫 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 森清 和宏 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 小畑 慎吾 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 嶋原 和雄 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 辻田 博志 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内箱と外箱で形成される空間部に発泡断
    熱材を充填することにより構成される断熱箱体であっ
    て、前記内、外箱間の壁厚が周囲の壁厚に比べ急激に変
    化する部分の外箱または内箱もしくはその両者の内面に
    圧縮して造られた圧縮高密度断熱材製の板材を貼り付け
    たことを特徴とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 内箱と外箱で形成される空間部に発泡断
    熱材を充填することにより構成される断熱箱体であっ
    て、外箱の隙間部分、あるいは外箱と内箱の隙間部分
    に、圧縮して造られた圧縮高密度断熱材製の板材をはめ
    込んだことを特徴とする断熱箱体。
  3. 【請求項3】 内箱と外箱で形成された空間部に発泡断
    熱材を充填することにより構成された断熱箱体であっ
    て、外箱の内面に配設されるパイプに合う形状でかつ熱
    伝導性の良い金属箔テープを貼り付けて仕上げられた圧
    縮高密度断熱材を前記外箱のパイプを配設した部分に設
    置したことを特徴とする断熱箱体。
  4. 【請求項4】 内板と外板と枠材で形成される空間部に
    発泡断熱材を充填することにより構成される断熱扉であ
    って、互いに接合される枠材と外板の間の隙間に、圧縮
    して造られた圧縮高密度断熱材を設置し、前記空間部に
    発泡断熱材を充填したことを特徴とする断熱扉。
  5. 【請求項5】 内板と外板と枠材で形成される空間部に
    発泡断熱材を充填することにより構成される断熱扉であ
    って、前記空間部内の前記枠材に接する位置に、前記枠
    材の形状に添うように圧縮して造られた圧縮高密度断熱
    材を設置し、残りの空間部に発泡断熱材を充填したこと
    を特徴とする断熱扉。
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