JPH0627331Y2 - 熱間砥石切断装置 - Google Patents

熱間砥石切断装置

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JPH0627331Y2
JPH0627331Y2 JP7786989U JP7786989U JPH0627331Y2 JP H0627331 Y2 JPH0627331 Y2 JP H0627331Y2 JP 7786989 U JP7786989 U JP 7786989U JP 7786989 U JP7786989 U JP 7786989U JP H0627331 Y2 JPH0627331 Y2 JP H0627331Y2
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JP
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grindstone
cooling water
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幸四郎 野村
泰憲 松田
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Kobe Steel Ltd
Aichi Steel Corp
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Noritake Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Aichi Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、圧延工程から冷却床を早送りされて、切断位
置にクランプされる鋼材を切断する熱間砥石切断装置に
関するものである。
「従来の技術及びその問題点」 熱間砥石切断装置の砥石に対して、冷却水を掛けるよう
にしたものは、既に提案されている。
しかしながら、従来装置は砥石に掛ける冷却水が、切断
する鋼材上に降りかかり、該鋼材の硬度を高めて研削ワ
レを生じたりする。
また、砥石に対する不均一な水掛けは、砥石の摩耗度が
異なるいわゆる異形摩耗を生じて、切断端面の品質を損
なう原因となる等の問題点があった。
「考案が解決しようとする課題」 本考案は、前記問題点を解決するためになされたもの
で、冷却水を砥石両側から均等に掛け、砥石温度の上昇
を防止して砥石の均一摩耗及び砥石寿命の長期化を図る
とともに、前記冷却水を回収し切断する鋼材に振り掛か
らないようにして、切断を行うことができる熱間砥石切
断装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 前記目的を達成するための具体的手段は、回転する砥石
の側面に向かって冷却水を噴出するノズルと、水切板
と、前記砥石に付着した冷却水を加圧エヤを噴出して除
去するエヤノズルとを、前記砥石の回転方向に沿って順
に、前記砥石のほぼ上半部を覆う砥石カバーの内部でか
つ前記砥石の両側に配置するとともに、加圧エヤ噴出に
より除去された冷却水及び水切板を伝わり落ちる冷却水
を砥石カバーの外部へ排水するため、前記ノズル、水切
板及びエヤノズルの下方に臨み傾斜姿勢で前記砥石カバ
ー外に延びる冷却水回収樋を前記砥石の両側に配設した
ことを特徴とするものである。
「作用」 前記具体的手段によれば、砥石カバーの内側でかつ砥石
の両側に配置したノズルから、回転する砥石の両側面に
噴出された冷却水は、一部は砥石に付着して砥石温度を
下げ、一部は砥石の側面から跳ね返って、砥石カバー内
壁に付着し、或いは回転する砥石に引き起こされる空気
流に乗って円周方向へ移動するが、前記ノズルとエアノ
ズルとの間に配置された水切板に遮られて、該水切板を
伝わり落ちる。一方、砥石表面に付着した冷却水は、エ
ヤノズルからの加圧エヤの吹き付けにより、除去され飛
散して砥石カバー内壁に付着し、該カバー内壁を伝わり
落ちる。前記エヤノズル,水切板及びノズルの下方に
は、冷却水回収樋を砥石の両側に傾斜姿勢で配設して、
砥石カバーの外部へ延ばしたから、前記砥石カバーの内
壁及び水切板を伝わり落ちる冷却水は、冷却水回収樋上
に回収されて砥石カバーの外部へ排水される。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、熱間砥石切断装置1の概略側面図である。
熱間砥石切断装置1は、設置床面上に敷設された軌条2
上を台車駆動用の可逆モータ3により移動する台車4
と、該台車4の上面の軸5に支持されてシリンダ6の作
動により揺動可能なフレーム7と、該フレーム7上に設
置した砥石駆動モータ8と、その砥石駆動モータ8の出
力軸9と、出力軸9に直交する砥石回転軸10と、砥石
回転軸10に嵌着した砥石11とから構成される。
砥石11は、後に詳述する砥石カバー21によりそのほ
ぼ上半部を覆う。
前記熱間砥石切断装置1に切断される複数本の鋼材W
は、図示しない連続熱処理炉から圧延工程を経た後冷却
床を早送りされて切断位置に搬送される。切断位置では
クランプ装置12を設置し、そのクランプ装置12のシ
リンダ13,13の作動によりピストンロッド14,1
4の下端に設けた溝付のクランプローラ15により鋼材
Wをクランプする。
その他16は、前記軌条2に併設された排水樋であり、
上端に洗浄水噴出ノズル17を配置するとともに、傾斜
下端を設置床面に設けた排水ピット18上に臨ませる。
第2〜4図は、前記砥石カバー21の詳細を示したもの
である。
砥石カバー21は、砥石11の上方から被せて該砥石1
1のほぼ上半部を覆うように、上部カバー22と左右の
側部カバー23と前面カバー24及び背面カバー25と
からなり、背面カバー25を砥石回転軸10の軸承部1
0aに取着固定する。前面カバー24は、左右の側部カ
バー23に固定したヒンジ26により観音開き状に開く
左右の扉24a,24bからなり、扉24aに固定した
ヒンジ27のボルト28を扉24bに締め付けるととも
に、上部カバー22に固定したヒンジ29のボルト30
を扉24aに締め付けてロックできるようにする。
前面カバー24と背面カバー25の内側には、砥石11
の回転方向(第2図矢線)前側から順に、冷却水を砥石
11の側面に噴出するノズル31と、3枚の水切板3
2,33,34と、砥石11に付着した冷却水を除去す
るエヤノズル35とを砥石11を挟んで両側に対称状に
配置する。
ノズル31は砥石11の側面に向かって噴出口31aを
多数開口し、砥石11の外周から半径約1/2に至る側
面に対応するように斜めに配置し、それぞれジョイント
ブロック36,37により前面カバー24の扉24bと
上部カバー22とに固定する。ジョイントブロック3
6,37には冷却水供給ホース38,39を接続する。
3枚の水切板32,33,34は、それぞれ所定の間隔
を置いて半径方向に放射状に配設されるもので、その両
側の対応間隔を砥石11の厚さに極力近付ける。
また、エヤノズル35は砥石側面に向かってエヤ噴出口
35aを多数開口するとともに、ジョイントブロック4
0,41によりそれぞれ前面カバー24の扉24aと、
上部カバー22とに固定し、自由端を下げて斜めに配置
する。ジョイントブロック40,41には、加圧エヤ供
給ホース42,43を接続する。
さらに、前記ノズル31、水切板32,33,34及び
エヤノズル35の下方に冷却水回収樋44を配置する。
冷却水回収樋44は、前面カバー24と、背面カバー2
5の内側に配設されるものであり、前面カバー24に配
設する冷却水回収樋44は、中央部分で分割して扉24
a,24bが開くようにしてある。冷却水回収樋44
は、前記水切板32,33,34の下端に接続して、各
水切板32,33,34を伝わり落ちる冷却水を回収
し、砥石カバー21の外部に排水するため、前記エアノ
ズル35の配置角度と略同じ角度で傾斜する直線形をな
し、その端部に側部カバー23に固定した延長樋45を
接続する。その延長樋45の先端は、前記した排水樋1
6上に臨ませる。
前記構成になる熱間砥石切断装置1の作動について説明
する。
複数本の鋼材Wが切断位置に搬送され所定の寸法を割り
出されてクランプ装置12によりクランプされると、台
車駆動用の可逆モータ3を駆動して台車4を切断位置に
向かって移動させるとともに、砥石駆動モータ8を駆動
して砥石11を回転する。切断位置に砥石11が達する
と、シリンダ6を作動させて台車4の軸5に支持される
フレーム7を揺動し、該フレーム7の前端部即ち砥石1
1を下げ、台車4の移動を続けて砥石11を前進させ鋼
材Wを切断する。鋼材Wは圧延工程で圧延され冷却床を
早送りされて切断位置へ搬送されたもので、最高約70
0℃程度の温度となっている。
砥石11の回転開始とともに、砥石カバー21内では、
ノズル31の噴出口31aから砥石11の側面に向かっ
て冷却水が噴出され、砥石11に付着して砥石温度を下
げ、砥石11から跳ね返った冷却水は砥石カバー21の
内壁や水切板32を伝わり冷却水回収樋44に落ちる。
また、回転する砥石11により引き起こされる空気流に
乗って、水切板32間をすり抜ける冷却水の水滴は、次
の水切板33及び34に触れて、冷却水回収樋44に落
ちる。さらに、エヤノズル35のエヤ噴出口35aから
加圧エヤを吹き付けて、砥石11の表面に付着した冷却
水を飛散除去する。飛散除去された冷却水は、砥石カバ
ー21の内壁を伝わって冷却水回収樋44に落ちる。回
収された冷却水は冷却水回収樋44の後端に接続した延
長樋45の先端から排水樋16に流れ落ちる。排水樋1
6は、熱間砥石切断装置1の台車4が移動する軌条2に
併設され、該台車4の移動につれて移動する砥石カバー
21の延長樋45の下方に対応しているので、回収冷却
水は洩れなく排水ピット18へ排水される。回収冷却水
には、砥石11の表面から剥がれた砥粒とか結合剤、切
粉等が混入しているので、排水樋16に洗浄水噴出ノズ
ル17から洗浄水を噴出して排水ピット18へ洗い落と
す。
切断終了とともに、台車4を停止してシリンダ6の作動
によりフレーム7の先端を上昇するとともに台車4を後
退させて待機し、連続切断に備える。待機中は砥石11
の回転を止め、同時に冷却水の供給を断つが、加圧エヤ
の供給は続行する。
前記熱間砥石切断装置1の始動から切断終了までの一連
の作動は、シーケンス制御により自動的に行われる。
また、本考案は熱間のみならず温間での砥石切断にも適
用可能である。
「考案の効果」 本考案は、前記具体的手段及び作用の説明で明らかにし
たように、砥石カバーの内側でかつ砥石の両側に、該砥
石の回転方向に沿って順に、冷却水を噴出するノズル、
水切板及び砥石に付着した冷却水を除去するエアノズル
を配置し、これらの下方に水切板や砥石カバー内壁を伝
い落ちる冷却水を回収して砥石カバーの外部へ排水する
冷却水回収樋を配設したから、砥石の両側面が均等に冷
却されるばかりでなく、その冷却水が殆ど全部回収され
る。従って、切断する鋼材に振り掛かって硬度が高くな
り研削ワレを生じたり、砥石の異形摩耗による切断端面
の品質を損ねたりする従来の不具合を解消することがで
きる。また、砥石の均一摩耗及び均等冷却により砥石寿
命が長くなり、ランニングコストの節約に寄与すること
ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は熱間砥石切
断装置1の概略側面図、第2〜4図は砥石カバー21の
詳細を示し、第2図は一部切欠側面図、第3図は第2図
I−I線拡大切断面図、第4図は一部切欠拡大平面図で
ある。 1……熱間砥石切断装置、11……砥石、 21……砥石カバー、31……ノズル、32,33,3
4……水切板、35……エヤノズル、44……冷却水回
収樋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する砥石の側面に向かって冷却水を噴
    出するノズルと、水切板と、前記砥石に付着した冷却水
    を加圧エヤを噴出して除去するエヤノズルとを、前記砥
    石の回転方向に沿って順に、前記砥石のほぼ上半部を覆
    う砥石カバーの内部でかつ前記砥石の両側に配置すると
    ともに、加圧エヤ噴出により除去された冷却水及び水切
    板を伝わり落ちる冷却水を砥石カバーの外部へ排水する
    ため、前記ノズル、水切板及びエヤノズルの下方に臨み
    傾斜姿勢で前記砥石カバー外に延びる冷却水回収樋を前
    記砥石の両側に配設したことを特徴とする熱間砥石切断
    装置。
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