JPH0627352A - 多心光ファイバコネクタおよびその製造装置 - Google Patents
多心光ファイバコネクタおよびその製造装置Info
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- JPH0627352A JPH0627352A JP18377792A JP18377792A JPH0627352A JP H0627352 A JPH0627352 A JP H0627352A JP 18377792 A JP18377792 A JP 18377792A JP 18377792 A JP18377792 A JP 18377792A JP H0627352 A JPH0627352 A JP H0627352A
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- connector
- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超低損失の接続が得られる多心光ファイバコ
ネクタとその製造装置を提供する。 【構成】 多心光ファイバを整列保持するためのフェル
ール部(4)に個々の軸調心用光ファイバ微移動手段
(21)の着脱が可能な開口(11)を設け、製造過程
において前記微移動手段(21)により個々の光ファイ
バ5Aの軸調心を可能とした多心光ファイバおよび前記
光ファイバ微移動手段(21)を有する軸心微調整機構
を具えた多心光ファイバコネクタの製造装置。
ネクタとその製造装置を提供する。 【構成】 多心光ファイバを整列保持するためのフェル
ール部(4)に個々の軸調心用光ファイバ微移動手段
(21)の着脱が可能な開口(11)を設け、製造過程
において前記微移動手段(21)により個々の光ファイ
バ5Aの軸調心を可能とした多心光ファイバおよび前記
光ファイバ微移動手段(21)を有する軸心微調整機構
を具えた多心光ファイバコネクタの製造装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心光ファイバコネク
タおよびその製造装置に関し、詳しくは、コネクタの製
造中にその接続される個々の心線の調整を可能とするこ
とにより、超低損失とすることのできる多心光ファイバ
コネクタおよびその製造装置に関する。
タおよびその製造装置に関し、詳しくは、コネクタの製
造中にその接続される個々の心線の調整を可能とするこ
とにより、超低損失とすることのできる多心光ファイバ
コネクタおよびその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からテープ心線のように複数の光フ
ァイバを纏めて被覆したものを接続するための多心光フ
ァイバコネクタにMTコネクタ(Mechanical
lyTransferable Connector)
がある。この種のコネクタは、図6に示すように、互い
に対向する接続面1A,1Aを有する2個のコネクタ
(プラグ部材)1,1とこれらのコネクタ1同士を正確
な接続状態に保持するために双方のピン孔1Bに挿入さ
れるガイドピン2と、接続状態を確保するためのクリッ
プ部材3とで構成されている。
ァイバを纏めて被覆したものを接続するための多心光フ
ァイバコネクタにMTコネクタ(Mechanical
lyTransferable Connector)
がある。この種のコネクタは、図6に示すように、互い
に対向する接続面1A,1Aを有する2個のコネクタ
(プラグ部材)1,1とこれらのコネクタ1同士を正確
な接続状態に保持するために双方のピン孔1Bに挿入さ
れるガイドピン2と、接続状態を確保するためのクリッ
プ部材3とで構成されている。
【0003】また、コネクタ1には単心,4心あるいは
8心といった数の平行配置された光ファイバを正確に整
列保持するためのフェルール部4が形成されていて、こ
のフェルール部4内に上記光ファイバが固定される。5
は上記複数の光ファイバ上に被覆が施されている接続対
象の光ファイバテープである。なお接続面1Aには複数
の光ファイバ5Aの端面が露出されていて、これらのフ
ァイバ端面同士の接合によって生じるフレネル反射を抑
制するために、一般にはその端面に屈折率整合材を塗布
したり研磨がなされている。
8心といった数の平行配置された光ファイバを正確に整
列保持するためのフェルール部4が形成されていて、こ
のフェルール部4内に上記光ファイバが固定される。5
は上記複数の光ファイバ上に被覆が施されている接続対
象の光ファイバテープである。なお接続面1Aには複数
の光ファイバ5Aの端面が露出されていて、これらのフ
ァイバ端面同士の接合によって生じるフレネル反射を抑
制するために、一般にはその端面に屈折率整合材を塗布
したり研磨がなされている。
【0004】ついで、このようなMT多心光ファイバコ
ネクタの従来の製造組立手順を図7の(A)〜(D)に
従って説明する。
ネクタの従来の製造組立手順を図7の(A)〜(D)に
従って説明する。
【0005】まず、図6に示したようなコネクタ1の外
筐が用意されたならば、光ファイバテープ5の被覆を除
去して光ファイバ5Aを露出させた状態となし、図7の
(A)に示すようにフェルール部4に導入して各光ファ
イバ5Aをフェルール部4内に形成されたガイド溝4A
に位置決めする。次に(B)に示すようにしてフェルー
ル部4の充填孔4Bに熱硬化接着剤6を注入し、この状
態で(C)に示すように個々の光ファイバ5Aを接続面
1Aに穿設したファイバ孔7に挿入する。そして充填し
終えたあと(D)に示す段階で充填した熱硬化接着剤6
を加熱により硬化せしめ、各光ファイバ5Aをそのまま
固定し、さらに接続面1Aを正しく研磨して接続面1A
が光ファイバ5Aに対して鉛直に保たれるように仕上げ
られる。
筐が用意されたならば、光ファイバテープ5の被覆を除
去して光ファイバ5Aを露出させた状態となし、図7の
(A)に示すようにフェルール部4に導入して各光ファ
イバ5Aをフェルール部4内に形成されたガイド溝4A
に位置決めする。次に(B)に示すようにしてフェルー
ル部4の充填孔4Bに熱硬化接着剤6を注入し、この状
態で(C)に示すように個々の光ファイバ5Aを接続面
1Aに穿設したファイバ孔7に挿入する。そして充填し
終えたあと(D)に示す段階で充填した熱硬化接着剤6
を加熱により硬化せしめ、各光ファイバ5Aをそのまま
固定し、さらに接続面1Aを正しく研磨して接続面1A
が光ファイバ5Aに対して鉛直に保たれるように仕上げ
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の多心光ファイバコネクタではそのコネクタ1の
接続面1Aに設けられるファイバ孔7の位置の正誤によ
って各光ファイバ5Aの相対姿勢が決まってしまい、そ
の位置誤差や孔7によって保持される光ファイバ5Aの
偏心等のために接続損失が融着接続の場合に比べてどう
しても大きくなり、MT多心コネクタの場合は平均接続
損失が0.34dBにも及ぶ。そして、このような接続
損失は従来の装置による組立技術では到底向上が望めな
かった。
た従来の多心光ファイバコネクタではそのコネクタ1の
接続面1Aに設けられるファイバ孔7の位置の正誤によ
って各光ファイバ5Aの相対姿勢が決まってしまい、そ
の位置誤差や孔7によって保持される光ファイバ5Aの
偏心等のために接続損失が融着接続の場合に比べてどう
しても大きくなり、MT多心コネクタの場合は平均接続
損失が0.34dBにも及ぶ。そして、このような接続
損失は従来の装置による組立技術では到底向上が望めな
かった。
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題の解決を
図るべく、超低接続損失とすることができる多心光ファ
イバコネクタおよびその製造装置を提供することにあ
る。
図るべく、超低接続損失とすることができる多心光ファ
イバコネクタおよびその製造装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明多心光ファイバコネクタは、多心光ファイ
バを整列保持するためのフェルール部に個々の軸調心用
光ファイバ微移動手段の着脱が可能な開口を設け、製造
過程において前記光ファイバ微移動手段による個々の光
ファイバの軸調心を可能としたことを特徴とするもので
ある。
めに、本発明多心光ファイバコネクタは、多心光ファイ
バを整列保持するためのフェルール部に個々の軸調心用
光ファイバ微移動手段の着脱が可能な開口を設け、製造
過程において前記光ファイバ微移動手段による個々の光
ファイバの軸調心を可能としたことを特徴とするもので
ある。
【0009】また、本発明の多心光ファイバコネクタ製
造装置は、多心光ファイバのコアがガイドピンと共に正
確に位置決めされている基準コネクタと、該基準コネク
タと前記ガイドピンを介して位置決め接合され、前記光
ファイバを軸心調整のために整列保持するフェルールに
開口を有する被調整コネクタと、該被調整コネクタに保
持される光ファイバに光を入射するファイバ光源と、前
記被調整コネクタのフェルールに設けた開口に着脱自在
な光ファイバ微移動手段を有する軸心微調整機構と、前
記被調整コネクタの光ファイバに入射された光を接合さ
れた基準コネクタの光ファイバを介して取出し、その出
力光を測定可能な光パワー測定手段と、該光パワー測定
手段からの測定情報に基づき、前記軸心微調整機構の軸
心微調整動作を制御する制御手段と、を具備したことを
特徴とするものである。
造装置は、多心光ファイバのコアがガイドピンと共に正
確に位置決めされている基準コネクタと、該基準コネク
タと前記ガイドピンを介して位置決め接合され、前記光
ファイバを軸心調整のために整列保持するフェルールに
開口を有する被調整コネクタと、該被調整コネクタに保
持される光ファイバに光を入射するファイバ光源と、前
記被調整コネクタのフェルールに設けた開口に着脱自在
な光ファイバ微移動手段を有する軸心微調整機構と、前
記被調整コネクタの光ファイバに入射された光を接合さ
れた基準コネクタの光ファイバを介して取出し、その出
力光を測定可能な光パワー測定手段と、該光パワー測定
手段からの測定情報に基づき、前記軸心微調整機構の軸
心微調整動作を制御する制御手段と、を具備したことを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の多心光ファイバコネクタによれば、そ
のコネクタの製造過程においてフェルール部に設けた開
口に個々の光ファイバを微移動させる手段を挿入してフ
ェルール部に整列保持される個々の光ファイバの軸調心
を行うことができるもので、これにより仕上げられた後
での接続状態による軸ずれ誤差を十分に抑制することが
可能となり、超低損失の多心光ファイバコネクタを提供
することができる。
のコネクタの製造過程においてフェルール部に設けた開
口に個々の光ファイバを微移動させる手段を挿入してフ
ェルール部に整列保持される個々の光ファイバの軸調心
を行うことができるもので、これにより仕上げられた後
での接続状態による軸ずれ誤差を十分に抑制することが
可能となり、超低損失の多心光ファイバコネクタを提供
することができる。
【0011】また、本発明にかかる多心光ファイバコネ
クタの製造装置によれば、その製造過程の被調整コネク
タに対してフェルール部の開口に着脱自在な光ファイバ
微移動手段を有する軸心微調整機構により個々の光ファ
イバに対して軸心の微移動による調整を可能とするもの
で、その調整動作はファイバ光源からの光を基準コネク
タを介して光パワー測定手段に入射させ、その出力を測
定して制御手段による前記軸心微調整機構の制御駆動に
よって実現することができる。かくして、低損失の安定
した多心光ファイバコネクタの製造に貢献することがで
きる。
クタの製造装置によれば、その製造過程の被調整コネク
タに対してフェルール部の開口に着脱自在な光ファイバ
微移動手段を有する軸心微調整機構により個々の光ファ
イバに対して軸心の微移動による調整を可能とするもの
で、その調整動作はファイバ光源からの光を基準コネク
タを介して光パワー測定手段に入射させ、その出力を測
定して制御手段による前記軸心微調整機構の制御駆動に
よって実現することができる。かくして、低損失の安定
した多心光ファイバコネクタの製造に貢献することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
細かつ具体的に説明する。
【0013】図1は本発明による超低損失の多心光ファ
イバコネクタをその多心光ファイバ組込後の軸調心段階
で示すものである。図1の(A)において、10は本発
明にかかる多心光ファイバコネクタであり、本例では4
心の光ファイバテープ5用のものを示す。そして、その
フェルール部4のガイド溝4Aには光ファイバテープ5
の被覆を除去した裸の光ファイバ5Aが保持されている
が、本発明にかかる多心光ファイバコネクタ10ではそ
のフェルール部4のガイド溝4Aが形成されている底面
に、後で詳述する軸心微調整機構の微移動部材21を着
脱するための開口11が設けられている。また、接続面
1Aに穿設されるファイバ孔17は軸調心が可能なよう
に幾分孔径に余裕が持たせてある。
イバコネクタをその多心光ファイバ組込後の軸調心段階
で示すものである。図1の(A)において、10は本発
明にかかる多心光ファイバコネクタであり、本例では4
心の光ファイバテープ5用のものを示す。そして、その
フェルール部4のガイド溝4Aには光ファイバテープ5
の被覆を除去した裸の光ファイバ5Aが保持されている
が、本発明にかかる多心光ファイバコネクタ10ではそ
のフェルール部4のガイド溝4Aが形成されている底面
に、後で詳述する軸心微調整機構の微移動部材21を着
脱するための開口11が設けられている。また、接続面
1Aに穿設されるファイバ孔17は軸調心が可能なよう
に幾分孔径に余裕が持たせてある。
【0014】そこで、このように構成した多心光ファイ
バコネクタ10では、図1の(A),(B)に示したよ
うな多心光ファイバ5Aの保持状態でフェルール部4の
下部に設けた開口11に上述の微移動部材21の先端部
を挿入し、多心光ファイバ5Aを各ファイバごとに微調
整可能な状態に保つ。そして、各光ファイバごとの微調
整が完了したならば瞬間接着剤などで仮どめし、開口1
1から微移動部材21を引下げる。そして、テープやプ
ラスチック板などで開口11を閉鎖した上、上部の充填
孔4Bから熱硬化接着剤を注入し、加熱硬化させたう
え、接続面1Aを仕上げることにより、超低損失の多心
光ファイバコネクタを実現することができる。なお、こ
こでは4心用のものについて説明したが、8心用,16
心用などのような多心のものにあっても同様にして超低
損失のコネクタを具現化することができることはいうま
でもない。
バコネクタ10では、図1の(A),(B)に示したよ
うな多心光ファイバ5Aの保持状態でフェルール部4の
下部に設けた開口11に上述の微移動部材21の先端部
を挿入し、多心光ファイバ5Aを各ファイバごとに微調
整可能な状態に保つ。そして、各光ファイバごとの微調
整が完了したならば瞬間接着剤などで仮どめし、開口1
1から微移動部材21を引下げる。そして、テープやプ
ラスチック板などで開口11を閉鎖した上、上部の充填
孔4Bから熱硬化接着剤を注入し、加熱硬化させたう
え、接続面1Aを仕上げることにより、超低損失の多心
光ファイバコネクタを実現することができる。なお、こ
こでは4心用のものについて説明したが、8心用,16
心用などのような多心のものにあっても同様にして超低
損失のコネクタを具現化することができることはいうま
でもない。
【0015】ついで、図2により本発明にかかる上述し
たような超低損失の多心光ファイバコネクタ製造装置の
構成について説明する。
たような超低損失の多心光ファイバコネクタ製造装置の
構成について説明する。
【0016】この装置は、基本的にいうと、基準コネク
タ30,これからその製造過程において軸心調整が行わ
れる未調整の多心光ファイバコネクタ(以下で被調整コ
ネクタという)10,多心光ファイバの個別軸心微調整
機構20,基準コネクタ30を介して得られる光出力を
測定する光パワー測定機40,軸心微調整機構20に設
けられる圧電素子22の駆動を制御するための圧電素子
コントローラ50および光ファイバ用光源60によって
構成されるものである。なお、基準コネクタ30は装置
本体100に固定されており、基準コネクタ30には位
置決め用のガイドピン2が固定されている。なお、被調
整コネクタ10は装置本体100に着脱自在に保持され
るものである。
タ30,これからその製造過程において軸心調整が行わ
れる未調整の多心光ファイバコネクタ(以下で被調整コ
ネクタという)10,多心光ファイバの個別軸心微調整
機構20,基準コネクタ30を介して得られる光出力を
測定する光パワー測定機40,軸心微調整機構20に設
けられる圧電素子22の駆動を制御するための圧電素子
コントローラ50および光ファイバ用光源60によって
構成されるものである。なお、基準コネクタ30は装置
本体100に固定されており、基準コネクタ30には位
置決め用のガイドピン2が固定されている。なお、被調
整コネクタ10は装置本体100に着脱自在に保持され
るものである。
【0017】ついで、軸心微調整機構20の構成につい
て、その概要を説明する。この軸心微調整機構20は本
出願人が先に特願平3−205763号の「多心光ファ
イバ心線接続装置」として提案したものに開示されてお
り、図3はその概要を示す。
て、その概要を説明する。この軸心微調整機構20は本
出願人が先に特願平3−205763号の「多心光ファ
イバ心線接続装置」として提案したものに開示されてお
り、図3はその概要を示す。
【0018】ここで、23は圧電素子22の下端を支持
すると共に複数の微移動部材21(図3の(A)では紙
面に鉛直な方向に板状に形成された微移動部材21が重
なった状態で示されている)を揺動自在に支持する基
台、24は各微移動部材21に設けられている脚部であ
り、それぞれの脚部24は図4に示すように微移動部材
21ごとにその取付位置が変えてある。また、微移動部
材21は本例の場合4本の裸の光ファイバ5Aをそれぞ
れ対で支持するように構成されており、図3の(D)に
示すように対の移動部材21,21ごとにその頂部に、
向い合った形のテーパ面21A,21Bを具えている。
すると共に複数の微移動部材21(図3の(A)では紙
面に鉛直な方向に板状に形成された微移動部材21が重
なった状態で示されている)を揺動自在に支持する基
台、24は各微移動部材21に設けられている脚部であ
り、それぞれの脚部24は図4に示すように微移動部材
21ごとにその取付位置が変えてある。また、微移動部
材21は本例の場合4本の裸の光ファイバ5Aをそれぞ
れ対で支持するように構成されており、図3の(D)に
示すように対の移動部材21,21ごとにその頂部に、
向い合った形のテーパ面21A,21Bを具えている。
【0019】このように構成した軸心微調整機構20で
は、対をなす微移動部材21をそれぞれ圧電素子22の
駆動により上下させ、保持される個々の光ファイバ5A
を上下左右に自在に微変位させることを可能とするもの
で、例えば図3の(D)に(a)として示すように対を
なす微移動部材21を同時に上方に持ち上げるようにそ
の圧電素子22を駆動することで双方のテーパ面21
A,21Bにより光ファイバ5Aを直上方向に微移動さ
せることができる。同様に直下に微移動させたければ
(b)に示すように、またいずれか一方の斜め上方に微
移動させたければ(C)または(D)に示すように圧電
素子22を操作すればよい。かくしてサブミクロンオー
ダで各光ファイバ5Aを2次元的に微移動させることが
できる。
は、対をなす微移動部材21をそれぞれ圧電素子22の
駆動により上下させ、保持される個々の光ファイバ5A
を上下左右に自在に微変位させることを可能とするもの
で、例えば図3の(D)に(a)として示すように対を
なす微移動部材21を同時に上方に持ち上げるようにそ
の圧電素子22を駆動することで双方のテーパ面21
A,21Bにより光ファイバ5Aを直上方向に微移動さ
せることができる。同様に直下に微移動させたければ
(b)に示すように、またいずれか一方の斜め上方に微
移動させたければ(C)または(D)に示すように圧電
素子22を操作すればよい。かくしてサブミクロンオー
ダで各光ファイバ5Aを2次元的に微移動させることが
できる。
【0020】なお、図2に示す軸心微調整機構20の基
台23は不図示の駆動手段により微移動部材21を含む
他の全体機構を上下させる機能を具えている。かくし
て、図2に示すように基準コネクタ30とガイドピン2
を介して結合された被調整コネクタ10に対し、そのフ
ェルール部4の開口11(図1参照)下部から微移動部
材21を挿入または引下げることができる。そこで、図
2に示すように軸心微調整機構20の微移動部材21を
被調整コネクタ10の開口11(ここでは不図示)に挿
入し、個々の光ファイバの調整が可能な状態としたあと
光ファイバ光源60からの光を光ファイバテープ5によ
り被調整コネクタ10に導くようにする。
台23は不図示の駆動手段により微移動部材21を含む
他の全体機構を上下させる機能を具えている。かくし
て、図2に示すように基準コネクタ30とガイドピン2
を介して結合された被調整コネクタ10に対し、そのフ
ェルール部4の開口11(図1参照)下部から微移動部
材21を挿入または引下げることができる。そこで、図
2に示すように軸心微調整機構20の微移動部材21を
被調整コネクタ10の開口11(ここでは不図示)に挿
入し、個々の光ファイバの調整が可能な状態としたあと
光ファイバ光源60からの光を光ファイバテープ5によ
り被調整コネクタ10に導くようにする。
【0021】かくして光を被調整コネクタ10の接続面
および基準コネクタ30の接続面を介して光パワー測定
器40に導くようにすることで、個々の光ファイバから
の出力光を光パワー測定器40により測定することがで
き、その測定データに基づいて圧電素子コントローラ5
0により圧電素子22を駆動制御し、光ファイバを正し
い状態に修正することができる。
および基準コネクタ30の接続面を介して光パワー測定
器40に導くようにすることで、個々の光ファイバから
の出力光を光パワー測定器40により測定することがで
き、その測定データに基づいて圧電素子コントローラ5
0により圧電素子22を駆動制御し、光ファイバを正し
い状態に修正することができる。
【0022】ここで、あらためて上述した多心光ファイ
バコネクタ製造装置による製造過程を図5の(A)〜
(F)の順に従って説明する。図5の(A)は本発明に
よる被調整コネクタ10の光ファイバ挿入前の状態を示
す。このような多心の被調整コネクタ10に(B)に示
すように光ファイバテープ5の被覆を取除いた光ファイ
バ5Aをフェルール部4のガイド溝4Aに位置合せし
て、例えば瞬間接着剤8により光ファイバ5Aの根本部
分を仮止めする。ついで(C)に示すように軸心微調整
機構の微移動部材21を開口11に挿入して微移動部材
21による各光ファイバ5Aの微調整が可能な状態と
し、この状態で先に述べたようにして各光ファイバ5A
の位置を補正し、軸調心を行う。
バコネクタ製造装置による製造過程を図5の(A)〜
(F)の順に従って説明する。図5の(A)は本発明に
よる被調整コネクタ10の光ファイバ挿入前の状態を示
す。このような多心の被調整コネクタ10に(B)に示
すように光ファイバテープ5の被覆を取除いた光ファイ
バ5Aをフェルール部4のガイド溝4Aに位置合せし
て、例えば瞬間接着剤8により光ファイバ5Aの根本部
分を仮止めする。ついで(C)に示すように軸心微調整
機構の微移動部材21を開口11に挿入して微移動部材
21による各光ファイバ5Aの微調整が可能な状態と
し、この状態で先に述べたようにして各光ファイバ5A
の位置を補正し、軸調心を行う。
【0023】そして、軸調心が終了したならば、(D)
に示すようにフェルール部4内で各光ファイバ5Aを瞬
間接着剤8によって再び仮止めした上、微移動部材21
を開口11から引下げて開口11を閉鎖する(図5の
(E))。そして(F)に示すように充填孔4Bに熱硬
化接着剤6を充填し、熱硬化させた上、接続面1Aを研
磨して仕上げることにより超低損失の多心光ファイバコ
ネクタとすることができる。
に示すようにフェルール部4内で各光ファイバ5Aを瞬
間接着剤8によって再び仮止めした上、微移動部材21
を開口11から引下げて開口11を閉鎖する(図5の
(E))。そして(F)に示すように充填孔4Bに熱硬
化接着剤6を充填し、熱硬化させた上、接続面1Aを研
磨して仕上げることにより超低損失の多心光ファイバコ
ネクタとすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明多心光
ファイバコネクタによれば、多心光ファイバを整列保持
するためのフェルール部に個々の軸調心用光ファイバ微
移動手段の着脱が可能な開口を設け、製造過程において
前記光ファイバ微移動手段による個々の光ファイバの軸
調心を可能としたので、従来これまでに困難であった多
心光ファイバコネクタにおける個々の光ファイバの高精
度の軸合せを具現化することが可能となり、従来に比べ
て極めて低損失であると同時に安定した特性を維持でき
る多心光ファイバコネクタを提供することが可能となっ
た。
ファイバコネクタによれば、多心光ファイバを整列保持
するためのフェルール部に個々の軸調心用光ファイバ微
移動手段の着脱が可能な開口を設け、製造過程において
前記光ファイバ微移動手段による個々の光ファイバの軸
調心を可能としたので、従来これまでに困難であった多
心光ファイバコネクタにおける個々の光ファイバの高精
度の軸合せを具現化することが可能となり、従来に比べ
て極めて低損失であると同時に安定した特性を維持でき
る多心光ファイバコネクタを提供することが可能となっ
た。
【0025】また、本発明にかかる多心光ファイバ製造
装置によれば、多心光ファイバのコアがガイドピンと共
に正確に位置決めされている基準コネクタと、該基準コ
ネクタと前記ガイドピンを介して位置決め接合され、前
記光ファイバを軸心調整のために整列保持するフェルー
ルに開口を有する被調整コネクタと、該被調整コネクタ
に保持される光ファイバに光を入射するファイバ光源
と、前記被調整コネクタのフェルールに設けた開口に着
脱自在な光ファイバ微移動手段を有する軸心微調整機構
と、前記被調整コネクタの光ファイバに入射された光を
接合された基準コネクタの光ファイバを介して取出し、
その出力光を測定可能な光パワー測定手段と、該光パワ
ー測定手段からの測定情報に基づき、前記軸心微調整機
構の軸心微調整動作を制御する制御手段と、を具備した
ことによって、製造過程において、その軸合せすべき被
調整コネクタに対しフェルール部に設けた開口に軸心微
調整機構の微移動手段を装備し、フェルール部に保持さ
れる個々の光ファイバの軸心の微調整を実施することが
できるようになり、これによって仕上げられた多心光フ
ァイバコネクタの接続損失を著しく低く抑制することが
できる。
装置によれば、多心光ファイバのコアがガイドピンと共
に正確に位置決めされている基準コネクタと、該基準コ
ネクタと前記ガイドピンを介して位置決め接合され、前
記光ファイバを軸心調整のために整列保持するフェルー
ルに開口を有する被調整コネクタと、該被調整コネクタ
に保持される光ファイバに光を入射するファイバ光源
と、前記被調整コネクタのフェルールに設けた開口に着
脱自在な光ファイバ微移動手段を有する軸心微調整機構
と、前記被調整コネクタの光ファイバに入射された光を
接合された基準コネクタの光ファイバを介して取出し、
その出力光を測定可能な光パワー測定手段と、該光パワ
ー測定手段からの測定情報に基づき、前記軸心微調整機
構の軸心微調整動作を制御する制御手段と、を具備した
ことによって、製造過程において、その軸合せすべき被
調整コネクタに対しフェルール部に設けた開口に軸心微
調整機構の微移動手段を装備し、フェルール部に保持さ
れる個々の光ファイバの軸心の微調整を実施することが
できるようになり、これによって仕上げられた多心光フ
ァイバコネクタの接続損失を著しく低く抑制することが
できる。
【図1】本発明の軸調心前の被調整コネクタと調整用微
移動部材との関係を斜視図(A)として、またそのフェ
ルールにおける調整前の状態を上面図(B)として示す
説明図である。
移動部材との関係を斜視図(A)として、またそのフェ
ルールにおける調整前の状態を上面図(B)として示す
説明図である。
【図2】本発明にかかる多心光ファイバコネクタの製造
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図3】図2の製造装置に適用する多心光ファイバ軸心
微調整機構の構成の概要を側面図(A),前面図
(B),上面図(C)および正面からの動作図(D)に
よって示す説明図である。
微調整機構の構成の概要を側面図(A),前面図
(B),上面図(C)および正面からの動作図(D)に
よって示す説明図である。
【図4】図3に示す軸心微調整機構の個々の調整用微移
動部材の側面図である。
動部材の側面図である。
【図5】本発明による多心光ファイバコネクタの製造過
程を(A)〜(F)の段階ごとに示す説明図である。
程を(A)〜(F)の段階ごとに示す説明図である。
【図6】従来の多心光ファイバコネクタの構成図であ
る。
る。
【図7】従来の多心光ファイバコネクタの組立順序を
(A)〜(D)の順に従って示す説明図である。
(A)〜(D)の順に従って示す説明図である。
1A 接続面 2 ガイドピン 4 フェルール部 4A ガイド溝 4B 充填孔 5 光ファイバテープ 5A 光ファイバ 6 熱硬化接着剤 8 瞬間接着剤 10 多心光ファイバコネクタ(被調整コネクタ) 11 開口 17 ファイバ孔 20 軸心微調整機構 21 微移動部材 21A,21B テーパ面 22 圧電素子 23 基台 24 脚部 30 基準コネクタ 40 光パワー測定機 50 圧電素子コントローラ 60 ファイバ光源
Claims (2)
- 【請求項1】 多心光ファイバを整列保持するためのフ
ェルール部に個々の軸調心用光ファイバ微移動手段の着
脱が可能な開口を設け、製造過程において前記光ファイ
バ微移動手段による個々の光ファイバの軸調心を可能と
したことを特徴とする多心光ファイバコネクタ。 - 【請求項2】 多心光ファイバのコアがガイドピンと共
に正確に位置決めされている基準コネクタと、 該基準コネクタと前記ガイドピンを介して位置決め接合
され、前記光ファイバを軸心調整のために整列保持する
フェルールに開口を有する被調整コネクタと、 該被調整コネクタに保持される光ファイバに光を入射す
るファイバ光源と、 前記被調整コネクタのフェルールに設けた開口に着脱自
在な光ファイバ微移動手段を有する軸心微調整機構と、 前記被調整コネクタの光ファイバに入射された光を接合
された基準コネクタの光ファイバを介して取出し、その
出力光を測定可能な光パワー測定手段と、 該光パワー測定手段からの測定情報に基づき、前記軸心
微調整機構の軸心微調整動作を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする多心光ファイバコネクタの
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18377792A JPH0627352A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 多心光ファイバコネクタおよびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18377792A JPH0627352A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 多心光ファイバコネクタおよびその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627352A true JPH0627352A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16141767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18377792A Pending JPH0627352A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 多心光ファイバコネクタおよびその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627352A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025070310A1 (ja) * | 2023-09-29 | 2025-04-03 | 慶應義塾 | 一括成型マルチ光伝送シートアセンブリの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63296008A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Fujikura Ltd | 多心光ファイバ接続用フェル−ル |
| JPH0593815A (ja) * | 1991-10-01 | 1993-04-16 | Fujikura Ltd | 光フアイバの調心装置 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18377792A patent/JPH0627352A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63296008A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-02 | Fujikura Ltd | 多心光ファイバ接続用フェル−ル |
| JPH0593815A (ja) * | 1991-10-01 | 1993-04-16 | Fujikura Ltd | 光フアイバの調心装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025070310A1 (ja) * | 2023-09-29 | 2025-04-03 | 慶應義塾 | 一括成型マルチ光伝送シートアセンブリの製造方法 |
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