JPH06274616A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JPH06274616A
JPH06274616A JP6197593A JP6197593A JPH06274616A JP H06274616 A JPH06274616 A JP H06274616A JP 6197593 A JP6197593 A JP 6197593A JP 6197593 A JP6197593 A JP 6197593A JP H06274616 A JPH06274616 A JP H06274616A
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JP6197593A
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Masato Yamazaki
真人 山崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの符号化方式で使用するフィルタ回路の
いずれにも使用できるハード規模の小さいフィルタ回路
を提供する。 【構成】 横または縦に隣接するデータを同時に取り出
すレジスタ101,102、またはライン遅延素子10
7,108、レジスタ109と、前記データを動作モー
ドに応じた方法で平均化するシフタ103,116,1
17、選択器104および加算器105、またはシフタ
111,118,119、選択器110,112および
加算器113と、平均化したデータがブロックのエッジ
部分に該当しないとき該データを、エッジ部分に該当す
るとき平均化しないデータを選択して出力する選択器1
06または選択器114とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画等の符号化方式で
使用されるフィルタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画等の符号化方式の国際標準としてC
CITT(国際電信電話諮問委員会)による勧告H.2
61や、ISO(国際標準化機構)によるMPEG等が
あり、その符号化方式は、例えば文献、安田浩編「マル
チメディア符号化の国際標準」(平3−6−30)丸善
P.88−91,P.128−129に紹介されてい
る。
【0003】CCITT勧告H.261による符号化方
式は、まず動き補償フレーム間予測を行い、次にその予
測誤差を8×8のブロックサイズでDCTしたあと、量
子化・可変長符号化するハイブリッド方式であり、動き
補償フレーム間予測により時間的変化にかかわる冗長度
が、直交変換符号化によりフレーム内の空間的変化にか
かわる冗長度が除かれる。そして、この方式では、符号
化に際して発生する雑音がフレームメモリの中に累積し
て再生画面を汚し、また予測効率を下げることを防止す
るために、図2に示すように定められたループフィルタ
を用いている。
【0004】一方、ISO MPEGによる符号化方式
は、まず時間軸方向の冗長度を落とすため動き補償を行
い画像間の差分をとり、その後空間軸方向の冗長度を落
とすためDCTと可変長符号を使う方式である。この方
式で用いられるハーフペル動き補償は図3に示すよう
に、予測画素の位置が2画素の間なら2画素値の平均、
4画素間なら4画素値の平均という簡単なものである
(平均とは丸めを含む平均計算)。そのため、ハーフペ
ル動き補償はその予測精度向上の意味合いだけでなく、
空間的なローパスフィルタの働きを持つ。
【0005】CCITT勧告H.261では121型の
ブロック内に閉じた2次元ループ内フィルタが使われて
いたが、MPEGでは比較的ビットレートが高いため、
強いローパスフィルタは不必要とされ、ループ内フィル
タはもたないが、かわりにこのハーフペルの動き補償が
ループ内フィルタの代替的役割を持つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた2つの符号化方式で用いるいわゆる空間フィルタ回
路は互いに相違しているので、2つの符号化方式を同一
の符号化装置で実現しようとするとそれぞれ別の空間フ
ィルタ回路が必要になり、データバス切り替え回路も含
めハード規模が大きく、複雑になるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、以上述べた2つの符号化方式を
同一の装置で実現しようとするとそれぞれ別の空間フィ
ルタ回路が必要になり、切り替え回路を含めハード規模
が大きく、複雑になると言う問題点を回避するために、
2つの符号化方式の空間フィルタ回路をモード切り換え
のみで実現できる空間フィルタ回路を提供する事を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、N×Nブロック単位で入力される画像データ
に対してモード1またはモード2で動作するフィルタ回
路において、前記画像データを1クロック遅延させた第
1のデータと2クロック遅延させた第2のデータとを出
力する第1の遅延手段と、モード1のとき前記画像デー
タをそのまま出力し、モード2のときその値を2倍にし
て出力する第1のシフタと、モード1のとき前記第1の
遅延手段からの第2のデータを出力し、モード2のとき
値が零のデータを出力する第1の選択器と、前記第1の
シフタからのデータと、前記第1の遅延手段からの第1
のデータと、前記第1の選択器からのデータとを加算す
る第1の加算手段と、前記第1の加算手段からのデータ
がブロックのエッジ部分に該当しないとき該データを出
力し、エッジ部分に該当するとき前記第1の遅延手段か
らの第1のデータを出力する第2の選択器と、モード1
のとき前記第2の選択器からのデータをそのまま出力
し、モード2のときその値を2倍にして出力する第2の
シフタと、前記第2の選択器からのデータをNクロック
遅延させた第3のデータと2Nクロック遅延させた第4
のデータとを出力する第2の遅延手段と、前記第2の遅
延手段からの第3のデータを1クロック遅延させて出力
する第3の遅延手段と、モード1のとき前記第2の遅延
手段からの第3のデータを出力し、モード2のとき前記
第3の遅延手段からのデータを出力する第3の選択器
と、モード1のとき前記第2の遅延手段からの第4のデ
ータを出力し、モード2のとき値が零のデータを出力す
る第4の選択器と、前記第2のシフタからのデータと、
前記第3の選択器からのデータと、前記第4の選択器か
らのデータとを加算する第2の加算手段と、前記第2の
加算器からのデータがブロックのエッジ部分に該当しな
いとき該データを出力し、エッジ部分に該当するとき前
記第3の選択器からのデータを出力する第5の選択器と
を備えたものである。
【0009】
【作用】第1の遅延手段で入力データから横に隣接する
データを同時に取り出し、第1の加算手段で加算して平
均化し、平均化したデータがブロックのエッジ部分に該
当しないときは該データを、エッジ部分に該当するとき
は平均化されていないオリジナルデータを第2の選択器
で選択して出力する。続いて第2、第3の遅延手段で縦
に隣接するデータを同時に取り出し、第2の加算手段で
加算して平均化し、平均化したデータがブロックのエッ
ジ部分に該当しないときは該データを、エッジ部分に該
当するときは平均化されていないデータを第5の選択器
で選択して出力する。
【0010】ここで、モード1、モード2の切り換えに
対応して第1、第2のシフタ、第1、第2及び第3の選
択器の動作を切り換え、第1、第2の加算手段で加算さ
れるデータを変更してモードに応じた平均化を実現す
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【0012】図1において、画像データの通過経路に関
する接続は次のようになっている。すなわち、入力デー
タ端子IN1はレジスタ101の入力とシフタ103の
入力とに接続されている。レジスタ101の出力はシフ
タ116の入力とレジスタ102の入力と選択器106
のポートBとに接続され、シフタ103の出力は加算器
105のポートAに接続されている。シフタ116の出
力は加算器105のポートBに接続され、レジスタ10
2の出力は選択器104のポートAに接続されている。
選択器104のポートBはグランドGND(すなわち値
0)に接続され、その出力は加算器105のポートCに
接続されている。加算器105の出力はシフタ117の
入力に接続され、シフタ117の出力は選択器106の
ポートAに接続されている。
【0013】更に、選択器106の出力はシフタ111
の入力とライン遅延素子107の入力とに接続されてい
る。シフタ111の出力は加算器113のポートAに接
続され、ライン遅延素子107の出力は選択器110の
ポートAとライン遅延素子108の入力と切り替えスイ
ッチSW1の端子Aとに接続されている。ライン遅延素
子108の出力は選択器112のポートAと切り替えス
イッチSW1の端子Bとに接続されている。切り替えス
イッチSW1の端子Yはレジスタ109の入力に接続さ
れ、レジスタ109の出力は選択器110のポートBに
接続されている。選択器110の出力はシフタ118の
入力と選択器114のポートBとに接続され、シフタ1
18の出力は加算器113のポートBに接続されてい
る。選択器112のポートBはグランドGND(すなわ
ち値0)に接続され、その出力は加算器113のポート
Cに接続されている。加算器113の出力はシフタ11
9の入力に接続され、シフタ119の出力は選択器11
4のポートAに接続され、選択器114の出力は出力デ
ータ端子OUT1に接続されている。
【0014】一方、制御信号の通過経路に関する接続は
次のようになっている。すなわち、入力端子IN2,I
N3はコントローラ115の入力に接続され、入力端子
IN3は更にシフタ103,111および選択器10
4,110,112とに接続されている。コントローラ
115の第1の出力は選択器106に、第2の出力は選
択器114に、第3の出力は出力端子OUT2にそれぞ
れ接続されている。
【0015】なお、選択器106,114は、コントロ
ーラ115からの制御信号COLEDGE,ROW E
DGEがハイレベルのときポートAから入力されるデー
タを選択して出力し、ローレベルのときポートBから入
力されるデータを選択して出力するものである。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。
【0017】まず、本実施例がCCITT勧告H.26
1で規定される符号化方式等で用いられるループフィル
タとして動作する場合(以下モード1という)について
説明する。
【0018】モード1の場合、入力端子IN3から入力
されるモード信号MODEは常にローレベルである。こ
れにより、シフタ103,111は入力データをビット
シフトすることなくそのまま出力し、選択器104,1
10,112はポートAに入力されるデータを選択して
出力するように設定される。
【0019】従って、入力データ端子IN1に入力した
データはシフタ103をそのまま通過して加算器105
のポートAに入力し、同時にレジスタ101で1クロッ
ク遅延され、シフタ116で左に1ビットシフトされて
(すなわち値が2倍される)加算器105のポートBに
入力すると共に、レジスタ101および102で計2ク
ロック遅延され、選択器104を通過して加算器105
のポートCに入力する。従って、加算器105のポート
Bに入力するデータを基準に考えると、ポートA,Cに
はそれぞれ前記データの左側、右側に隣接するデータが
入力することになる。ポートA,B,Cにそれぞれ入力
したデータは加算器105で加算され、シフタ117で
右に2ビットシフトされ(すなわち値が1/4にされ
る)、選択器106のポートAに入力する。すなわち、
このポートAには横方向にループフィルタのかかったデ
ータが入力する。選択器106はポートAに入力したデ
ータを選択して出力する。但し、入力するブロック画像
のエッジ部分はループフィルタをかけないので、選択器
106のポートAにエッジ部分に該当するデータが入力
するとき、コントローラ115から選択器106へ供給
される制御信号COLEDGEをローレベルにすること
によりレジスタ101から出力し選択器106のポート
Bに入力するデータ、すなわち横方向にループフィルタ
のかかっていないオリジナルデータを選択して出力す
る。
【0020】選択器106から出力したデータはシフタ
111をそのまま通過して加算器113のポートAに入
力し、同時にライン遅延素子107(入力する画像が8
×8ブロックの場合、8段のレジスタで構成される。ラ
イン遅延素子108も同様)で8クロック遅延され、選
択器110を通過し、シフタ118で左に1ビットシフ
トされて加算器113のポートBに入力すると共に、ラ
イン遅延素子107,108で計16クロック遅延さ
れ、選択器112を通過して加算器113のポートCに
入力する。従って加算器113のポートBに入力するデ
ータを基準に考えると、ポートA,Cには前記データの
上側、下側に隣接するデータが入力することになる。ポ
ートA,B,Cにそれぞれ入力したデータは加算器11
3で加算され、シフタ119で右に2ビットシフトさ
れ、選択器114のポートAに入力する。すなわち、こ
のポートAには縦方向にループフィルタのかかったデー
タが入力することになる。選択器113はポートAに入
力したデータを選択して出力する。但し、入力する画像
のエッジ部分はループフィルタをかけないので、選択器
114のポートAにエッジ部分に該当するデータが入力
するとき、コントローラ115から選択器114へ供給
される制御信号ROW EDGEをローレベルにするこ
とにより、選択器106から出力しライン遅延素子10
7および選択器110を通過し選択器114のポートB
に入力するデータ、すなわち縦方向にループフィルタの
かかっていないデータを選択器114で選択して出力す
る。
【0021】更に、図4に示すラスタスキャンで8×8
ブロックの画像データが入力した場合の動作を図6に示
すタイムチャートを用いて説明する。なお、図4におい
て、データA1〜A8,H1〜H8は縦方向のエッジ
部、データA1〜H1,A8〜H8は横方向のエッジ部
である。
【0022】図6に示すように、入力端子IN2にスタ
ート信号STARTが入力すると、同時に入力データ端
子IN1にデータA1,A2,A3,…が順次入力す
る。最初のデータA1がレジスタ101から出力すると
き、選択器106のポートAに入力するデータはエッジ
部分に該当するので、コントローラ115から選択器1
06に供給される制御信号COL EDGEをローレベ
ルにすることにより、レジスタ101から出力し選択器
106のポートBに入力するデータA1を選択器106
で選択して出力する。次のデータA2がレジスタ101
から出力するとき、選択器106のポートAに入力する
データはデータA1と、データA2を2倍にしたデータ
と、データA3とを加算してそれを1/4にしたデータ
(ループフィルタがかかったデータ)であり、エッジ部
分には該当しないので、前記制御信号COL EDGE
をハイレベルにすることにより、選択器106のポート
Aに入力するループフィルタがかかったデータを選択
し、これをデータA2′として出力する。以下同様にし
て、データA8,B1,B8,C1,C8,…がレジス
タ101から出力するとき、選択器106でポートBに
入力するこれらのデータを選択して出力し、それ以外の
データがレジスタ101から出力するとき、選択器10
6でポートAに入力されるループフィルタのかかったデ
ータを選択し、これらをデータA3′,A4′,…,A
7′,B2′,B3′,…として出力する。
【0023】このようにして横方向のループフィルタが
かかったデータは、次段で縦方向のフィルタがかけられ
る。以下その動作を説明する。
【0024】選択器106から出力したデータは前述の
ように、シフタ111を通過して加算器113のポート
Aに、ライン遅延素子107、選択器110、シフタ1
18を通過して加算器113のポートBに、ライン遅延
素子107,108、選択器112を通過して加算器1
13のポートCにそれぞれ入力する。ライン遅延素子1
07はデータを8クロック遅延させるので、ライン遅延
素子107からデータA1が出力するとき、丁度選択器
106からデータB1が出力し、従って加算器113で
加算されシフタ119でシフトされて選択器114のポ
ートAに入力するデータは縦方向のエッジ部分に当るの
で、コントローラ115から選択器114に供給される
制御信号ROW EDGEをローレベルにすることによ
り、ライン遅延素子107から選択器110を通過して
選択器114のポートBに入力するデータA1を選択器
114で選択して出力する。この時、コントローラ11
5からデータ同期信号D−SYNCが出力端子OUT2
へ出力する。次いで、データA2′,A3′,…,A
7′,A8がライン遅延素子107から出力するとき、
それらに対応して選択器114のポートAに入力するデ
ータはいずれも縦方向のエッジ部に該当するので、前記
制御信号ROW EDGEは引続いてローレベルに維持
され選択器114から前記データA2′,A3′,…,
A7′,A8が出力する。
【0025】続いてライン遅延素子107からデータB
1が出力するとき、加算器113にはデータC1と、デ
ータB1を2倍したデータと、データA1が入力される
ので、選択器114のポートAにはデータC1と、デー
タB1を2倍したデータA1とを加算してそれを1/4
にしたデータ(ループフィルタがかかったデータ)が入
力される。このデータはエッジ部分に該当しないので前
記制御信号ROW EDGE をハイレベルにすること
により、選択器114のポートAに入力するデータを選
し、これをデータB1°として出力する。次いで、デー
タB2′,B3′,…がライン遅延素子から出力すると
き、選択器114のポートAに入力するループフィルタ
のかかったデータを選択し、これをデータB2°,B3
°,…として出力する。
【0026】このようにして、入力データ端子IN1に
入力されたデータは縦横方向のループフィルタがかけら
れ出力データ端子OUT1から出力する。
【0027】次に、本実施例がISOに定めるMPEG
による符号化方式等で用いられるハーフペル動き補償と
して動作する場合(以下モード2という)について説明
する。
【0028】モード2の場合、入力端子IN3から入力
するモード信号MODEは常にハイレベルに維持され
る。これにより、シフタ103,111は入力データを
左へ1ビットシフトして(入力データの値を2倍にす
る)出力し、選択器104,110,112はそれぞれ
のポートBに入力されるデータを選択して出力するよう
に設定される。
【0029】従って、入力データ端子IN1に入力され
たデータはシフタ103で左へ1ビットシフトされて加
算器105のポートAに入力し、同時にレジスタ101
で1クロック遅延されシフタ116で左へ1ビットシフ
トされて加算器105のポートBに入力する。なお、加
算器105のポートCには選択器104を介して値0が
入力する。従って、加算器105のポートBに入力する
データを基準に考えると、ポートAには前記データの左
側に隣接するデータが入力することになる。ポートA,
B,Cにそれぞれ入力したデータは加算器105で加算
され、シフタ117で右に2ビットシフトされて選択器
106のポートAに入力する。すなわち、選択器106
のポートAには横に隣接する2つのデータの平均値を有
するデータが入力することになる。
【0030】選択器106で選択されたデータはシフタ
111で左へ1ビットシフトされて加算器113のポー
トAに入力し、同時にライン遅延素子107およびレジ
スタ109で計9クロック(入力する画像が9×9ブロ
ックからなる場合)、またはライン遅延素子107,1
08およびレジスタ109で計17クロック(入力する
画像が17×17ブロックからなる場合)遅延され、選
択器110を通過し、シフタ118で左に1ビットシフ
トされて加算器113のポートBに入力する。なお、加
算器113のポートCには選択器112を介して値0が
入力する。従って、加算器113のポートBに入力する
データを基準に考えると、ポートAには前記データの下
側に隣接するデータが入力することになる。ポートA,
B,Cにそれぞれ入力したデータは加算器113で加算
され、シフタ119で右へ2ビットシフトされ、選択器
114のポートAに入力する。すなわち、選択器114
のポートAには加算器113のポートA,Bに入力する
データの平均値を有するデータが入力することになる。
【0031】次に、上述のモード2において、図5に示
す9×9のブロックの中からハーフペルでX,Y軸共に
0.5ずつずらした8×8のブロックデータ(点線で示
す範囲のデータ)を取り出す場合の動作を図7に示すタ
イムチャートを用いて説明する。この時、切り替えスイ
ッチSW1は端子Aを選択する。
【0032】図7に示すように、入力端子IN2にスタ
ート信号STARTが入力すると、同時に入力データ端
子IN1から図6に示すラスタスキャンでブロックの画
像データA1,A2,A3,…が順次入力する。最初の
データA1がレジスタ101から出力するとき、加算器
105のポートA,BにはデータA2,A1をそれぞれ
2倍したデータが入力するので選択器106のポートA
にはデータAとデータBを平均したデータA12が入力
する。ここで、選択器106はポートAの入力データを
選択するように設定してあるので選択器106からデー
タA12が出力する。このデータA12はライン遅延素
子107で8クロック遅延され、更にレジスタ109で
1クロック遅延され、シフタ118で2倍されて加算器
113のポートBに入力する。この時丁度、データB1
2(データB1とデータB2の平均)が選択器106か
ら出力し、シフタ111で2倍されて加算器113のポ
ートAに入力する。従って、選択器114のポートAに
はデータA12とデータB12を平均したデータAB1
2が入力する。ここで、選択器114はポートAの入力
データを選択するように設定してあるので、選択器11
4からデータAB12が出力する。この時、コントロー
ラ115からデータ同期信号D−SYNCが出力端子O
UT2へ出力する。以下同様にして選択器114からデ
ータAB23,AB34,…が順次出力する。
【0033】但し、データA9がレジスタ101から出
力するとき、加算器105のポートA,BにはデータA
9,B1をそれぞれ2倍したデータが入力するので、選
択器106からデータA9とデータB1を平均したデー
タが出力する。しかし、このデータは丁度ラインの折り
返えしに該当するので、取り出したいブロックデータと
は関係がない。そこで、選択器106から出力する前記
データに関係するデータが選択器114から出力すると
き(図7ではレジスタ101からデータB9が出力する
とき)、出力端子OUT2から出力しているデータ同期
信号D−SYNCをローレベルにし、出力データ端子O
UT1から出力するデータは無効であることを示すこと
としている。
【0034】このようにして、入力データ端子IN1か
ら入力した9×9のブロックデータからハーフペルで
X,Y軸共に0.5ずつずらした8×8のブロックデー
タを取り出し、出力データ端子OUT2から出力する。
【0035】次に、モード2において、図5に示す9×
9のブロックデータの中からハーフペルでX軸だけ0.
5ずらした8×8のブロックデータを取り出す場合の動
作を説明する。なお、切り替えスイッチSW1は端子A
を選択する。
【0036】この場合、コントローラ115は選択器1
06に対して上述のX,Y軸共に0.5ずつずらす場合
と同様の制御信号COL EDGEを供給し、選択器1
14に対しては常にローレベルの制御信号ROW ED
GEを供給し、選択器110の出力を選択器114から
出力するように設定する。
【0037】これにより、入力データ端子IN1から入
力したデータは、上述のX,Y軸共に0.5ずつずらす
場合と同様にしてX軸方向に平均化され、選択器106
から出力する。選択器106から出力したデータはライ
ン遅延素子107およびレジスタ109で計9クロック
遅延され、選択器110,114を通過して出力データ
端子OUT1から出力する。
【0038】このように、選択器114に供給する制御
信号ROW EDGEを常にローレベルに設定すること
により、9×9のブロックデータの中からX軸方向にの
み0.5ずらした8×8のブロックデータを取り出すこ
とができる。
【0039】次に、モード2において、図5に示す9×
9のブロックデータの中からハーフペルでY軸だけ0.
5ずらした8×8のブロックデータを取り出す場合の動
作を説明する。なお、切り替えスイッチSW1は端子A
を選択する。
【0040】この場合、コントローラ115は選択器1
14に対しては上述のX,Y軸共に0.5ずつずらす場
合と同様の制御信号ROW EDGEを供給するが、選
択器106に対しては常にローレベルの制御信号COL
EDGEを供給し、レジスタ101から出力されるデ
ータをそのまま選択器106から出力するように設定す
る。
【0041】これにより、入力データ端子IN1から入
力したデータはレジスタ101で1クロック遅延された
後そのまま選択器106から出力する。選択器106か
ら出力したデータは、上述のX,Y軸共に0.5ずつず
らす場合と同様にしてY軸方向に平均化されて選択器1
14から出力する。
【0042】このように、選択器106に供給する制御
信号COL EDGEを常にローレベルに設定すること
により、9×9のブロックデータの中からY軸方向にの
み0.5ずらした8×8のブロックデータを取り出すこ
とができる。
【0043】また、上述のモード2において切り替えス
イッチSW1を端子Bに接続すれば、ライン遅延素子1
07およびライン遅延素子108によりデータを計16
クロック遅延させることができるので17×17のブロ
ックデータの中からハーフペルでX,Y軸ともに0.5
ずつずらした16×16のブロックデータを取り出すこ
ともできる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、回路素子の接続を選択器により切り替えることに
より、CCITT勧告H.261等による符号化方式で
用いられるフィルタ回路とISO MPEG等の符号化
方式で用いられるフィルタ回路とに共用できるようにし
たので、上記の2つの符号化方式を同一の装置で実現す
る場合にそのハード規模を小さくすることができる。
【0045】また、回路構成がパイプライン処理で実現
しているので、フィルタ回路の入出力データ用のメモリ
等も必要なくなり、ハード規模に加えて高速処理も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】CCITT勧告H.261による符号化方式で
使用されるループフィルタを示す図である。
【図3】ISO MPEGによる符号化方式で使用され
るハーフペル動き補償を示す図である。
【図4】モード1時のブロックのラスタスキャンを示す
図である。
【図5】モード2時のブロックのラスタスキャンを示す
図である。
【図6】モード1時の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図7】モード2時の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
101,102,109 レジスタ 103,111,116,117,118,119
シフタ 104,106,110,112,114 選択器 105,113 加算器 107,108 ライン遅延素子 115 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N×Nブロック単位で入力される画像デ
    ータに対してモード1またはモード2で動作するフィル
    タ回路において、 前記画像データを1クロック遅延させた第1のデータと
    2クロック遅延させた第2のデータとを出力する第1の
    遅延手段と、 モード1のとき前記画像データをそのまま出力し、モー
    ド2のときその値を2倍にして出力する第1のシフタ
    と、 モード1のとき前記第1の遅延手段からの第2のデータ
    を出力し、モード2のとき値が零のデータを出力する第
    1の選択器と、 前記第1のシフタからのデータと、前記第1の遅延手段
    からの第1のデータと、前記第1の選択器からのデータ
    とを加算する第1の加算手段と、 前記第1の加算手段からのデータがブロックのエッジ部
    分に該当しないとき該データを出力し、エッジ部分に該
    当するとき前記第1の遅延手段からの第1のデータを出
    力する第2の選択器と、 モード1のとき前記第2の選択器からのデータをそのま
    ま出力し、モード2のときその値を2倍にして出力する
    第2のシフタと、 前記第2の選択器からのデータをNクロック遅延させた
    第3のデータと2Nクロック遅延させた第4のデータと
    を出力する第2の遅延手段と、 前記第2の遅延手段からの第3のデータを1クロック遅
    延させて出力する第3の遅延手段と、 モード1のとき前記第2の遅延手段からの第3のデータ
    を出力し、モード2のとき前記第3の遅延手段からのデ
    ータを出力する第3の選択器と、 モード1のとき前記第2の遅延手段からの第4のデータ
    を出力し、モード2のとき値が零のデータを出力する第
    4の選択器と、 前記第2のシフタからのデータと、前記第3の選択器か
    らのデータと、前記第4の選択器からのデータとを加算
    する第2の加算手段と、 前記第2の加算器からのデータがブロックのエッジ部分
    に該当しないとき該データを出力し、エッジ部分に該当
    するとき前記第3の選択器からのデータを出力する第5
    の選択器とからなることを特徴とするフィルタ回路。
JP6197593A 1993-03-22 1993-03-22 フィルタ回路 Pending JPH06274616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543183A (ja) * 2005-05-25 2008-11-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の映像規格に従った映像符号化の際のブロックノイズ除去フィルタリング技術

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543183A (ja) * 2005-05-25 2008-11-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の映像規格に従った映像符号化の際のブロックノイズ除去フィルタリング技術
JP4847521B2 (ja) * 2005-05-25 2011-12-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の映像規格に従った映像符号化の際のブロックノイズ除去フィルタリング技術

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