JPH06275345A - 高周波同軸コネクター - Google Patents

高周波同軸コネクター

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JPH06275345A
JPH06275345A JP4337774A JP33777492A JPH06275345A JP H06275345 A JPH06275345 A JP H06275345A JP 4337774 A JP4337774 A JP 4337774A JP 33777492 A JP33777492 A JP 33777492A JP H06275345 A JPH06275345 A JP H06275345A
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JP
Japan
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conductor
outer conductor
connector
coaxial connector
frequency coaxial
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JP4337774A
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English (en)
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Yoshiro Wakabayashi
佳郎 若林
Kishizou Ichikawa
岸三 市川
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WAKA SEISAKUSHO KK
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WAKA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】DCより40GHzあるいはそれ以上の周波数
において、電気的に安定した特性を持ちインピーダンス
の不整合及び電波の漏洩がなく、且つ機械的にも秀れた
高周波同軸コネクタを提供する。 【構成】中心導体、誘電体層および外部導体より成る高
周波同軸コネクターにおいて、中心導体の中央部付近に
中心導体小径部6を有し、これに対応する位置の外部導
体内壁に外部導体内径拡大部7を有し、中心導体小径部
6および外部導体内径拡大部7の画する空間に、接着性
硬化型の高誘電体樹脂を充満して硬化せしめ、中心導
体、誘電体層および外部導体を強固に接合するための高
誘電体樹脂層8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波、ミリ波、特
にKuおよびKa帯を含むSHF帯更にはEHF帯にお
いて用いられて、安定した電気的特性を持ち、又機械的
特性にも秀れた高周波同軸コネクターに関するものであ
る。
【0002】SMA型コネクターはDCから18GHz
の分野で広く使用されてきたが、これをK帯域またはそ
れ以上の短波長帯域で使用するのには、中心導体、誘電
体及び外部導体の諸元を変更して、より高い周波数帯域
でも使用可能にすることが行われている。
【0003】しかしながら、マイクロ波またはミリ波に
おいて使用される高周波同軸コネクターにおいては、電
圧定在波比(以下VSWRという)が小さく、電波漏洩
がなく、再現性に秀れたものであることが要求される。
【0004】
【従来の技術】又、高周波同軸コネクターは、如何にし
て導体のVSWRを小さく、電波漏洩を最小にし、しか
も之を如何に強固に支持するかが課題であり、これに対
して従来から用いられる方法としては、例えば特公昭5
2−6474号公報に開示せられる如く外部導体と誘電
体に穴を明け、これにエポキシ樹脂を注入して、中心導
体、誘電体及び外部導体を接合する方法が用いられてい
る。
【0005】しかしながら、この方法によれば、電波漏
洩が増大し、VSWRがKu及びKa波帯域において増
加するという欠点があり、その改良が望まれているのが
現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同軸コネクターは、一
般に長さ方向に一様な断面を有するものを理想とし、長
さ方向の不連続は反射波を起し、マイクロ波に重大な影
響を及ぼすので、コネクター内部で不連続をなくすよう
にしなければならない。しかしながら、必要によりコネ
クターを用いる場合には、上記の如く短い不連続を用い
て、中心導体を安定に保持すると共に、不連続による反
射を最小限に抑えることが必要である。
【0007】ここにおいて、本発明者はVSWRが小さ
く電波漏洩がなく、又秀れた機械的及び電気的特性を持
ち、更に耐湿、耐腐食性等にも秀れた、DCより40G
Hzあるいはそれ以上の超高周波領域においても効率良
く有効に使用できる、SMA型を初めとする高周波同軸
同軸コネクターを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる高周波同軸コネク
ターの中心導体端部は、雄雌の番いに作られて、雄端子
中心導体の雌端子中心導体への挿入により、両者はその
弾性のばね力により強固に接合され、コネクター端部に
おける不連続によるインピーダンスの不整合が避けるよ
う工夫される。
【0009】しかしながら、番いのコネクターの着脱を
反覆した場合には、中心導体と絶縁材等の他のコネクタ
ー部材との間に相対的な軸方向運動が起こり、これを防
ぐには絶縁体を中心導体に固定させる必要がある。又中
心導体が回転し、従ってゆるむ等のことが起こらぬよう
絶縁体及び外部導体の回転運動も制御されなければなら
ない。
【0010】このような中心導体、絶縁体及び外部導体
の相対運動を防止するために、本発明においては、コネ
クターの中心導体の中央部付近に同軸的なくびれ部を設
けると共に、これと対応する位置の外部導体内壁に内径
拡大部を設け、その両者の画する空間に接着性高誘電体
物質を充満させ、コネクターにおける電気的なインピー
ダンスの不整合を除き、且つ誘電体及び外部導体とも−
65°〜+125℃のような過酷な環境においても、機
械的にも強固に接合した状態で安全に使用できることを
見出し、本発明を完成させたものである。
【0011】即ち、本発明は、中心導体、誘電体層およ
び外部導体より成る高周波同軸コネクターにおいて、中
心導体の中央部付近に同軸的な小径部を有し、これに対
応する位置の外部導体内壁に同軸的内径拡大部を有し、
上記小径部および内径拡大部の画する空間に、接着性硬
化型高誘電体樹脂を充満して硬化せしめ、中心導体、誘
電体層および外部導体を強固に接合せしめると共に、高
周波に対して高周波同軸コネクターの特性インピーダン
スと実質的に一致するインピーダンスを与えることを特
徴とする高周波同軸コネクターを提供するものである。
【0012】図面により説明すれば、図1において、径
を有する中心導体5、誘電率εをもつ絶縁体層4
および23、および内径Dを有する外部導体11は一
定の特性インピーダンスを持つ同軸線路を構成するが、
この中心導体5中央部近くに径dのくびれた同軸的小
径部6を設けとともに、外部導体の之と対応する位置に
その内径Dより大きい内径Dを有する内径拡大部7
を設けて、小径部と内径拡大部の画する空間に、絶縁体
層の誘電率εより大きい誘電率を有する接着硬化型誘
電体樹脂を充満して、厚さLの短い同軸部を形成し、こ
れによつて機械的に強固に中心導体5、絶縁体層4およ
び外部導体11を一体化せしめるものである。
【0013】この系において、その理論的解析により求
められる系の反射係数は
【数1】 (式中、Cdはステツプ蓉量、fは周波数、V光速
度、Y、Yは各線路のアドミツタンスを示す)より
簡単に求めることができる。
【0014】通常同軸線路における特性インピーダンス
は規格により50Ωと定められているから、中心導
体の径と絶縁体の誘電率が定まれば、テフロン被覆層の
径D
【数2】 (式、Dおよびdは夫々小径部と内径拡大部の直径を表
わし、εは絶縁体の誘電率を表す。)により容易に求め
られる。
【0015】
【数1】 更に、理論計算により小径部のインピーダンスZを5
1Ω程度に定めた場合に、反射係数は0.01以下とい
う好ましい結果が得られているから、小径部分の中心導
体径dはその中心導体の通常径部分の径dを考慮し
て、これより幾分小さ目に製作されれば、その効果を果
たすことができる。これに機械的強度および電気的性能
を考慮し、エポキシ樹脂の誘電率が2.8であることを
考慮すれば、
【数2】 (式中、各記号は前記の通り。)よりエポキシ樹脂の被
覆径Dは容易に求めることができる。厚さLは機械的
強度および高次モード発生の影響を考慮して決定する。
厚さLは機械的強度および高次モード発生の影響を考慮
して決定する。
【0016】上記の如く、本発明に用いる系は、理論的
解析が容易であり、その計算結果が実測値と好ましい合
致を示すことを、その大きな特徴の1つとするものであ
る。
【0017】さて、図1に示す本発明同軸雄型コネクタ
ー1は、中空部2を有する中空の金属製の管状外部導体
3、中空部2内にあって、中心導体5との間の空間を充
満し、管状の外部導体3と同軸に延びる絶縁体4,23
及び中空部2の中央に同軸に設けられた金属丸棒状の中
心導体5より成る。
【0018】中心導体5はその略中央に小径部6を有
し、外部体はその内壁にこれと対応する位置に内径拡大
部7を有する。小径部6と外部導体の内径拡大部7の画
する空間を充満して円環状の絶縁層8が設けられる。
【0019】外部導体3の先端部は薄肉の短径部9を形
成し、その小断面端部10及び他端のフランジ11で終
る。外部導体3の中空部と中心導体5との間を埋める円
筒状絶縁体4は、上記小端部10とその切り口を揃えた
形で端面12で終っている。
【0020】中心導体5は、端面12より先に出て小断
面雄端部13となり、円錐形の先端をなして終ってい
る。外部導体の薄肉部9より後部には外部導体外壁との
環状溝14内にあるスナップ環15により回転し得るよ
うに固定され、先端内面にネジ山16を有する結合ナッ
ト17が設けられる。ネジ山16と端面12は中空部2
5を形成している。
【0021】外部導体3の薄肉部分9は段差18で終
り、結合ナット17との間は雌型結合体(図示せず)の
先端部と摺合する円筒形中空部19を形成し、外部導体
薄肉部基部には円環状ワッシヤー20が設けられる。
【0022】コネクター1の接合は、夫々の中心導体を
接合し、中空部25及び19を通って挿入され、面12
と接し、ワッシヤー20を経て接合され、且つ結合ナッ
ト17によって螺合せられて雌型結合体(図示せず)と
接合される。
【0023】雄型コネクター1のフランジ11に終る外
部導体後端部と、後方にに伸びる中心導体5′との中空
部21は、更に同軸、同径で先に伸びて平面22で終る
絶縁体23で埋められ、雄型コネクター1はフランジ1
1により他機器に取り付けられ中心導体5′が他機器の
回路に接続されて用いられる。
【0024】図2は、図1の雄型コネクターに対応する
雌型コネクターを図示するもので、雄型コネクターの場
合と同様な部分であって、同様の機能を行うものには同
じ番号を付し、これに小文字のaが附記せられている。
雌コネクター1aは、雌端部分13aに終っている同径
の中心導体5a,5a′を有し、中心導体中央部には小
径部6aを有しこれに対応する外部導体内壁には径拡大
部7aが形成され、その両者の画する空間には高誘電率
絶縁体8aが充填せられ、これに隣接して中心導体5
a,5a′と外部導体3aとの間の中空部を絶縁体層4
a,23aが埋めて、後端部には更に伸びる円筒型絶縁
体4a及び23aが設けられる。
【0025】中心導体13の薄肉小端部5aの先端部1
3aは、雄型コネクター中心導体5の端部分13を受け
る孔を有し、これがその長さ方向に切り開かれて、これ
に挿入される番いとなる雄型コネクターの雄先端13を
弾性的に掴むようになっている。
【0026】中心導体13aの薄肉小端面部13a′と
絶縁体4aの端面とはその切り口を揃えた形で終り、端
面12aを形成している。外部導体3aは端面12aと
接する所でその内径を拡大して薄肉端面12aと共に中
空部25aを形成し、その外周にネジ山部16aを有し
ている。
【0027】雌コネクター1aは外部導体薄肉部3a′
が相手方ワッシャーに接し、又面12aが相手方接合面
と接する様結合ナットによってネジ山16aにより螺合
せられる雄型結合体(図示せず)と接合せられる。
【0028】雌コネクター1aは、フランジ11aによ
り他機器に取り付けられ、中心導体5a′は他機器の回
路に接続されて用いられる。雄型コネクター及び雌型コ
ネクターを取り付けられた機器は、夫々先端に雌コネク
ターまたは雄コネクターを有するセミリジッドケーブル
により他機器に接続されるか、または終端器等の高周波
デバイスに接続される。
【0029】本コネクターの組立は雄及び雌の何れも中
心導体の一方より一方の円筒型テフロン絶縁体を圧入し
て、これを中心導体の小径部と外部導体内壁径拡大部を
合わせるように外部導体に挿入し、次いで中心導体小径
部と外部導体内壁の径拡大部の画する空間に自動定量注
入器により一定量の接着性高誘電体樹脂例えばエポキシ
樹脂を注入してこれが固化しない内に他端より他方の円
筒型テフロン絶縁体を挿入し、接着性高誘電率樹脂が固
化すれば、内部導体及び外部導体がエポキシ樹脂により
接着され強固に接合される。
【0030】以下実施例により本発明を説明する。
【実施例】図1に示す高周波同軸コネクターにおいて、
=1.0φ、D=4.4φ、L=1mmとしてS
MAコネクタの内部に特性インピーダンス51Ωの同軸
を構成し、図1および図2に示す本発明高周波同軸コネ
クターを作成し、これらを一対として測定して、図3の
結果を得た。この結果は測定系の残留反射係数を約0.
05を含みながらも、計算結果が示す傾向を良く現わし
ている。測定はマイクロ波ネットワーク、アナライザに
より行なった。比較のためd=0.95、d=1.
05として、Zを夫々49Ω、53Ωの試料を作り測
定して、その結果を図3に示した。
【0031】
【効果】本高周波同軸コネクターは、その反射減衰量等
の計算値が、実測値とよく符号して、各周波数において
VSWRが概ね1.05以下のものが得られた。このコ
ネクターは製作が容易で安価であり、電気的性能のみな
らず機械的性能にも秀れ、金属部分には一般に使用せら
れているように、ステンレス鋼、ベリリウム銅等を使用
し、ガスケットにシリコンゴム等を使用して、耐振性、
耐衝撃性、耐腐食性、耐湿性及び高温から低温、低温か
ら高温の昇温−冷却サイクル、例えば−65℃〜+12
5℃という過酷な条件下にも使用し得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明雄型高周波同軸コネクターの断面図
【図2】 本発明雌型高周波同軸コネクターの断面図
【図3】 実施例で得られた本発明高周波同軸コネクタ
ーにより得られたVSWRを示すグラフ図。
【符号の説明】
1,1a:雄及び雌型コネクター、4,23,4a,a
4a:誘電体、6,6a:中心導体小径部、7,7a:
外部導体内径拡大部、8,8a:高誘電体樹脂層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体、誘電体層および外部導体より
    成る高周波同軸コネクターにおいて、中心導体の中央部
    付近に同軸的な小径部を有し、これに対応する位置の外
    部導体内壁に同軸的内径拡大部を有し、上記小径部およ
    び内径拡大部の画する空間に、接着性硬化型高誘電体樹
    脂を充満して硬化せしめ、中心導体、誘電体層および外
    部導体を強固に接合せしめると共に、高周波に対して高
    周波同軸コネクターの特性インピーダンスと実質的に一
    致するインピーダンスを与えることを特徴とする上記高
    周波同軸コネクター。
JP4337774A 1992-11-05 1992-11-05 高周波同軸コネクター Pending JPH06275345A (ja)

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