JPH0627595Y2 - 貯水槽における底設ピット - Google Patents
貯水槽における底設ピットInfo
- Publication number
- JPH0627595Y2 JPH0627595Y2 JP4894689U JP4894689U JPH0627595Y2 JP H0627595 Y2 JPH0627595 Y2 JP H0627595Y2 JP 4894689 U JP4894689 U JP 4894689U JP 4894689 U JP4894689 U JP 4894689U JP H0627595 Y2 JPH0627595 Y2 JP H0627595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pit
- hole
- step portion
- flange
- grout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、プレキャストコンクリート製貯水槽におけ
る底部残留水の集水用底設ピットに関するものである。
る底部残留水の集水用底設ピットに関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」 従来、都市防災用の防火水槽あるいは農業用の貯水槽等
として、錆や腐蝕等に強いプレキャストコンクリートブ
ロックを連結一体化することにより構成する貯水槽が知
られている。
として、錆や腐蝕等に強いプレキャストコンクリートブ
ロックを連結一体化することにより構成する貯水槽が知
られている。
そして、この貯水槽には、その上板に吸管投入孔を設け
ると共に、その吸管投入孔直下の貯水槽底板に残留水を
集水し、吸水用ホースによる吸水を完全にするための底
設ピットが設けられている。
ると共に、その吸管投入孔直下の貯水槽底板に残留水を
集水し、吸水用ホースによる吸水を完全にするための底
設ピットが設けられている。
しかしながら、従来の貯水槽における底設ピットは箱形
プレキャストコンクリートブロックとして成形され、こ
れを貯水槽の底板に設けた据付孔に据え付ける際には、
ブロック及び据付孔の両接合部に予め埋設された接続用
鉄筋を現場施工により溶接するのが一般的であり、その
ための溶接工や工数を多く要すると共に、溶接不良にお
ける接続不良等の問題があった。
プレキャストコンクリートブロックとして成形され、こ
れを貯水槽の底板に設けた据付孔に据え付ける際には、
ブロック及び据付孔の両接合部に予め埋設された接続用
鉄筋を現場施工により溶接するのが一般的であり、その
ための溶接工や工数を多く要すると共に、溶接不良にお
ける接続不良等の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 この考案は前記従来の課題を解決するために、防錆塗料
を塗布した鋼製の箱形ピット本体を用い、これを貯水槽
底板のピット据付孔からその下方のピット受穴内に嵌合
し、ピット本体の上端開口の外周に設けたフランジをピ
ット据付孔の上端周囲に設けた凹段部に係合し、このフ
ランジ上に設けたグラウト注入孔及びこれに連通して凹
段部に設けたグラウト導入孔からピット本体とピット受
穴との間隙内に注入したグラウトにより固結一体化する
と共に、フランジ上の凹段部をモルタルで被覆すること
により、溶接工や煩雑な溶接作業を要することなく、ボ
ルト及びモルタルとから簡単に設置できるようにした底
設ピットを提案するものである。
を塗布した鋼製の箱形ピット本体を用い、これを貯水槽
底板のピット据付孔からその下方のピット受穴内に嵌合
し、ピット本体の上端開口の外周に設けたフランジをピ
ット据付孔の上端周囲に設けた凹段部に係合し、このフ
ランジ上に設けたグラウト注入孔及びこれに連通して凹
段部に設けたグラウト導入孔からピット本体とピット受
穴との間隙内に注入したグラウトにより固結一体化する
と共に、フランジ上の凹段部をモルタルで被覆すること
により、溶接工や煩雑な溶接作業を要することなく、ボ
ルト及びモルタルとから簡単に設置できるようにした底
設ピットを提案するものである。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明すると、
第1図に示すように貯水槽1は、一方の接合面が開放さ
れた両端の中空箱形状のコンクリート製端部ブロック
2,2間に、前後の接合面が開放された複数のコンクリ
ート製中空箱型状の中間部材3を配して互いに接合し、
これらをPC鋼棒で締結一体化することによって構成さ
れている。
第1図に示すように貯水槽1は、一方の接合面が開放さ
れた両端の中空箱形状のコンクリート製端部ブロック
2,2間に、前後の接合面が開放された複数のコンクリ
ート製中空箱型状の中間部材3を配して互いに接合し、
これらをPC鋼棒で締結一体化することによって構成さ
れている。
端部ブロック2の上板2aの所定位置には吸管投入孔3
が設けられ、また底板2bには吸管投入孔3の直下に上
端周囲に凹段部4を設けたピット据付孔5が底板2bを
貫通して設けられ、このピット据付孔5には鋼製のピッ
ト本体6が嵌合されている。
が設けられ、また底板2bには吸管投入孔3の直下に上
端周囲に凹段部4を設けたピット据付孔5が底板2bを
貫通して設けられ、このピット据付孔5には鋼製のピッ
ト本体6が嵌合されている。
ピット本体6は第3図に示すように、上面開口の外周に
フランジ7を設けた箱形状に形成され、その内外面全体
は防錆用樹脂塗料で被覆されており、フランジ7には所
要数のボルト挿通孔8及びグラウト注入孔9が所定位置
に設けられている。
フランジ7を設けた箱形状に形成され、その内外面全体
は防錆用樹脂塗料で被覆されており、フランジ7には所
要数のボルト挿通孔8及びグラウト注入孔9が所定位置
に設けられている。
ピット本体6はピット本体据付孔5からその下方の地盤
に設けたピット受穴10に嵌合され、そのフランジ7は
ピット据付孔5の凹段部4に係止されており、このフラ
ンジ7のボルト挿通孔8からピット据付孔5の凹段部4
に埋設したねじ込みインサート11にねじ込んだボルト
12により締結されている。
に設けたピット受穴10に嵌合され、そのフランジ7は
ピット据付孔5の凹段部4に係止されており、このフラ
ンジ7のボルト挿通孔8からピット据付孔5の凹段部4
に埋設したねじ込みインサート11にねじ込んだボルト
12により締結されている。
なお、ボルト12は予めピット据付孔5の凹段部4上に
突設しておいて、これをフランジ7のボルト挿通孔8に
挿通し、ナットで締結するようにしてもよい。
突設しておいて、これをフランジ7のボルト挿通孔8に
挿通し、ナットで締結するようにしてもよい。
また、ピット据付孔5の凹段部4にはフランジ7のグラ
ウト注入孔9に対応する位置にグラウト導入孔13が設
けられており、これらのグラウト注入孔9及びグラウト
導入孔13から注入されたモルタル等のグラウト14を
ピット本体6とピット受穴10との間に生じた間隙内に
注入充填することにより、ピット本体6はピット受穴1
0内に固結一体化されている。
ウト注入孔9に対応する位置にグラウト導入孔13が設
けられており、これらのグラウト注入孔9及びグラウト
導入孔13から注入されたモルタル等のグラウト14を
ピット本体6とピット受穴10との間に生じた間隙内に
注入充填することにより、ピット本体6はピット受穴1
0内に固結一体化されている。
以上の構成において貯水槽1の設置に際しては、第1図
に示すように地盤に貯水槽1の埋設穴を掘削し、さらに
その底面にピット受穴10の掘削穴を掘削し、それぞれ
底面に栗石を敷設した上で基礎コンクリート15を打設
し、その上面にレベル出しのための均しモルタル16を
施工する。
に示すように地盤に貯水槽1の埋設穴を掘削し、さらに
その底面にピット受穴10の掘削穴を掘削し、それぞれ
底面に栗石を敷設した上で基礎コンクリート15を打設
し、その上面にレベル出しのための均しモルタル16を
施工する。
次に、基礎コンクリート15の硬化後、その上に両端の
端部ブロック2,2及びその間に複数の中間部材3を吊
り込んでこれらを接合し、PC鋼棒で締結一体化するこ
とにより、貯水槽1を据え付ける。
端部ブロック2,2及びその間に複数の中間部材3を吊
り込んでこれらを接合し、PC鋼棒で締結一体化するこ
とにより、貯水槽1を据え付ける。
このように据え付けられた貯水槽1内において、端部ブ
ロック2の底板2aに設けたピット据付孔5にピット本
体6を嵌合すると共に、ボルト12にて締結一体化した
後、グラウト注入孔9及びグラウト導入孔13よりピッ
ト本体6とピット受穴10との間隙内にグラウト14を
注入充填し、さらにフランジ7上の凹段部4を樹脂モル
タル17により被覆する。
ロック2の底板2aに設けたピット据付孔5にピット本
体6を嵌合すると共に、ボルト12にて締結一体化した
後、グラウト注入孔9及びグラウト導入孔13よりピッ
ト本体6とピット受穴10との間隙内にグラウト14を
注入充填し、さらにフランジ7上の凹段部4を樹脂モル
タル17により被覆する。
このようにして、設置された貯水槽1の周囲を土砂で埋
戻すことにより施工を完了する。
戻すことにより施工を完了する。
「考案の効果」 以上の通りこの考案によれば、貯水槽の底面に設けた上
端開口周囲に凹段部を有するピット据付孔と、その下方
の地盤に設置したピット受穴と、ピット据付孔からピッ
ト受穴内に嵌合され、上端開口の外周に設けたフランジ
を凹段部に係合して据え付けた防錆塗料を塗布した鋼製
の箱形ピット本体と、このピット本体のフランジ上に設
けたグラウト注入孔及びこれに連通して凹段部に設けた
グラウト導入孔からピット本体とピット受穴との間隙内
に注入されて硬化したグラウトと、フランジ上の凹段部
を被覆したモルタルとからなるので、施工現場において
ピット据付孔からピット受穴に嵌合したピット本体のフ
ランジをピット据付孔の凹段部に係合し、このフランジ
をボルトによりと凹段部に締結一体化すると共に、グラ
ウト注入孔より注入したグラウトによりピット本体をピ
ット受穴に一体化し、このフランジを樹脂モルタルで被
覆することにより、溶接作業並びにそのための溶接工を
要することなく、ボルト締結及びモルタル充填という誰
でも施工可能な作業と単純な工程により、極めて簡単に
底設ピットを設置することができると共に、従来のよう
に溶接不良による接続不良等の心配が無く、また金属等
の露出部分が全く無いので錆や腐蝕に強い底設ピットを
構成することができる。
端開口周囲に凹段部を有するピット据付孔と、その下方
の地盤に設置したピット受穴と、ピット据付孔からピッ
ト受穴内に嵌合され、上端開口の外周に設けたフランジ
を凹段部に係合して据え付けた防錆塗料を塗布した鋼製
の箱形ピット本体と、このピット本体のフランジ上に設
けたグラウト注入孔及びこれに連通して凹段部に設けた
グラウト導入孔からピット本体とピット受穴との間隙内
に注入されて硬化したグラウトと、フランジ上の凹段部
を被覆したモルタルとからなるので、施工現場において
ピット据付孔からピット受穴に嵌合したピット本体のフ
ランジをピット据付孔の凹段部に係合し、このフランジ
をボルトによりと凹段部に締結一体化すると共に、グラ
ウト注入孔より注入したグラウトによりピット本体をピ
ット受穴に一体化し、このフランジを樹脂モルタルで被
覆することにより、溶接作業並びにそのための溶接工を
要することなく、ボルト締結及びモルタル充填という誰
でも施工可能な作業と単純な工程により、極めて簡単に
底設ピットを設置することができると共に、従来のよう
に溶接不良による接続不良等の心配が無く、また金属等
の露出部分が全く無いので錆や腐蝕に強い底設ピットを
構成することができる。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、第2図は
同要部の拡大縦断側面図、第3図はこの考案に係るピッ
ト本体の斜視図である。 1……貯水槽、2……端部ブロック、2a……上板、2
b……底板、3……中間ブロック、4……凹段部、5…
…ピット据付孔、6……ピット本体、7……フランジ、
8……ボルト挿通孔、9……グラウト注入孔、10……
ピット受穴、11……ねじ込みインサート、12……ボ
ルト、13……グラウト導入孔、14……グラウト、1
5……基礎コンクリート、16……均しモルタル、17
……樹脂モルタル。
同要部の拡大縦断側面図、第3図はこの考案に係るピッ
ト本体の斜視図である。 1……貯水槽、2……端部ブロック、2a……上板、2
b……底板、3……中間ブロック、4……凹段部、5…
…ピット据付孔、6……ピット本体、7……フランジ、
8……ボルト挿通孔、9……グラウト注入孔、10……
ピット受穴、11……ねじ込みインサート、12……ボ
ルト、13……グラウト導入孔、14……グラウト、1
5……基礎コンクリート、16……均しモルタル、17
……樹脂モルタル。
Claims (1)
- 【請求項1】貯水槽の底面に設けた上端開口周囲に凹段
部を有するピット据付孔と、その下方の地盤に設置した
ピット受穴と、前記ピット据付孔から前記ピット受穴内
に嵌合され、上端開口の外周に設けたフランジを前記凹
段部に係合して据え付けた防錆塗料を塗布した鋼製の箱
形ピット本体と、前記ピット本体のフランジ上に設けた
グラウト注入孔及びこれに連通して前記凹段部に設けた
グラウト導入孔から前記ピット本体とピット受穴との間
隙内に注入されて硬化したグラウトと、前記フランジ上
の凹段部を被覆したモルタルとからなることを特徴とす
る貯水槽における底設ピット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4894689U JPH0627595Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 貯水槽における底設ピット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4894689U JPH0627595Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 貯水槽における底設ピット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141393U JPH02141393U (ja) | 1990-11-28 |
| JPH0627595Y2 true JPH0627595Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31566209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4894689U Expired - Lifetime JPH0627595Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 貯水槽における底設ピット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627595Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5240613B2 (ja) * | 2009-05-08 | 2013-07-17 | 興建産業株式会社 | 防火水槽地下埋設基礎の構築方法 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP4894689U patent/JPH0627595Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141393U (ja) | 1990-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2011122386A (ja) | 地下構造物の構築方法及び地下構造物、並びにそのためのプレキャストコンクリート側壁又は中間壁/柱 | |
| NZ511899A (en) | Foundation and wall assembly with pre-cast wall received in foundation pad, typically via groove | |
| JP2017057642A (ja) | フーチング基礎構造 | |
| KR100553979B1 (ko) | 지하터널 형성용 구조물 설치방법 및 그 구조 | |
| JP4684479B2 (ja) | 杭と杭頭構造物の接続部の構造 | |
| JP3129400B2 (ja) | 組立用ブロックとその組立方法 | |
| JPH084033A (ja) | 建物地下外周耐圧壁の構築方法 | |
| JPH0324541B2 (ja) | ||
| JP2763506B2 (ja) | 地下貯水槽 | |
| JP2971810B2 (ja) | 立体駐車場の地下構造物の構築方法 | |
| KR200351426Y1 (ko) | 지하터널 형성용 구조물 설치구조 | |
| JPS5811754Y2 (ja) | 耐震性鋼製地下タンク | |
| JP2779836B2 (ja) | 空所を埋め込むコンクリ製品接合構造 | |
| JPS6124626Y2 (ja) | ||
| JP2003040392A (ja) | 地下タンク貯蔵装置及びその施工方法 | |
| JPH05287763A (ja) | 杭上部と梁との接合構造 | |
| JPS6124623Y2 (ja) | ||
| JPH0223671Y2 (ja) | ||
| JP3050729U (ja) | 耐震性貯水槽 | |
| JPS6211133B2 (ja) | ||
| JPH1037215A (ja) | 立体駐車場の地下構造物およびその構築方法 | |
| JPH072718Y2 (ja) | 鋼管矢板の防食構造 | |
| CN104294846A (zh) | 一种地下管网检查井混凝土组件及其快速沉井方法 | |
| JPS6124627Y2 (ja) | ||
| JPS603580B2 (ja) | モルタル入り鋼管による法面防護工法 |