JPH0627624B2 - 液状物質の凍結乾燥装置 - Google Patents
液状物質の凍結乾燥装置Info
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- JPH0627624B2 JPH0627624B2 JP60172830A JP17283085A JPH0627624B2 JP H0627624 B2 JPH0627624 B2 JP H0627624B2 JP 60172830 A JP60172830 A JP 60172830A JP 17283085 A JP17283085 A JP 17283085A JP H0627624 B2 JPH0627624 B2 JP H0627624B2
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- freezing
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は食品、医薬品、工業薬品、セラミックス、磁性
材料等の付加価値の高い液状物質を凍結乾燥する装置に
関し、特に凍結と乾燥とを同一の減圧下で行なうように
したことを特徴とするものである。
材料等の付加価値の高い液状物質を凍結乾燥する装置に
関し、特に凍結と乾燥とを同一の減圧下で行なうように
したことを特徴とするものである。
(従来の技術) 連続凍結乾燥装置は凍結装置と真空乾燥装置とから成っ
ていて、液状物質を先ず、凍結させ、然るのちこれを真
空乾燥装置に移して乾燥させるものである。
ていて、液状物質を先ず、凍結させ、然るのちこれを真
空乾燥装置に移して乾燥させるものである。
この装置は材料物質を変質させることなく能率よく乾燥
することができるので、食品や医薬品、工業薬品、セラ
ミックス、磁性材料等の付加価値の高い液状物質を乾燥
するのに適しているのである。
することができるので、食品や医薬品、工業薬品、セラ
ミックス、磁性材料等の付加価値の高い液状物質を乾燥
するのに適しているのである。
(従来の技術の問題点) 反面従来の装置は、凍結装置が常圧で行なうものであっ
て、乾燥装置とは大きな圧力差があるので、凍結装置と
乾燥装置との間にエアロック装置を設けることが必要と
なり、そのため凍結装置からエアロック装置への凍結材
料の供給装置、エアロック装置から真空乾燥装置への供
給ホッパーの設置が必要となり、装置が煩雑となるうえ
設備コストが嵩む欠点があった。
て、乾燥装置とは大きな圧力差があるので、凍結装置と
乾燥装置との間にエアロック装置を設けることが必要と
なり、そのため凍結装置からエアロック装置への凍結材
料の供給装置、エアロック装置から真空乾燥装置への供
給ホッパーの設置が必要となり、装置が煩雑となるうえ
設備コストが嵩む欠点があった。
上記した従来の連続凍結装置は回転ドラム式凍結装置や
ベルトコンベヤ式凍結装置であるが、この装置では液状
物質の冷却は液状物質と回転ドラム又はコンベヤベルト
との熱伝導によるので、凍結能力は25〜60kg/m2・hr程
度と小さく、しかも常温(20℃)の水を−30℃にまで冷
却するのに約115kcal /kgH2O の除熱を必要とするか
ら、冷却コストも嵩むこととなるのである。
ベルトコンベヤ式凍結装置であるが、この装置では液状
物質の冷却は液状物質と回転ドラム又はコンベヤベルト
との熱伝導によるので、凍結能力は25〜60kg/m2・hr程
度と小さく、しかも常温(20℃)の水を−30℃にまで冷
却するのに約115kcal /kgH2O の除熱を必要とするか
ら、冷却コストも嵩むこととなるのである。
勿論、従来も噴霧乾燥凍結装置等の減圧凍結装置も使用
された、しかしながらこの装置は冷却装置は不要となる
が、液状材料は噴霧が可能なものに限定され、ダスティ
ングの処理や自己凍結に必要な時間を保たせるなどのた
め、装置が大きくなる。
された、しかしながらこの装置は冷却装置は不要となる
が、液状材料は噴霧が可能なものに限定され、ダスティ
ングの処理や自己凍結に必要な時間を保たせるなどのた
め、装置が大きくなる。
加えて従来の連続凍結乾燥装置では、真空乾燥装置は加
熱方式として放射加熱方式と伝導加熱方式の何れかが採
られていたのであるが、放射加熱方式の場合では乾燥能
力を上げるために加熱温度を上げると被乾燥材料の表面
部分のものが変質したり焦げたりして製品の劣化をまね
くことから、温度を一定以上に高くすることができな
い。殊に乾燥の後半(減率乾燥期間)では、加熱板の温
度を80〜100 ℃程度にまで下げなければならないので、
極度に乾燥速度が低下することとなるのである。又、伝
導加熱方式の場合には、初期温度を上げるために加熱板
の温度を上げると、加熱面に接触している部分が製品劣
化を起したり、材料によってはベルト等へ付着を起した
りするので、加熱部を品質許容温度にまで上げることが
難しいのである。
熱方式として放射加熱方式と伝導加熱方式の何れかが採
られていたのであるが、放射加熱方式の場合では乾燥能
力を上げるために加熱温度を上げると被乾燥材料の表面
部分のものが変質したり焦げたりして製品の劣化をまね
くことから、温度を一定以上に高くすることができな
い。殊に乾燥の後半(減率乾燥期間)では、加熱板の温
度を80〜100 ℃程度にまで下げなければならないので、
極度に乾燥速度が低下することとなるのである。又、伝
導加熱方式の場合には、初期温度を上げるために加熱板
の温度を上げると、加熱面に接触している部分が製品劣
化を起したり、材料によってはベルト等へ付着を起した
りするので、加熱部を品質許容温度にまで上げることが
難しいのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、液
状材料の凍結を真空乾燥装置と同じ真空度にした凍結室
で行なうもので例えば回転円筒冷却ドラムを凍結室内に
設置し、ドラム面上に液状材料を供給塗布することによ
り、自己蒸発、伝導冷却により液を凍結させる。凍結し
た材料はドラム面上に当てたスクレーパにて掻きとり、
フレーク状の氷結粒を得る。然して液状材料の凍結能率
を高めると共に、凍結装置を真空乾燥装置に直接直結し
て形成してエアロック装置及びこれに付属する供給ホッ
パ等を無くして装置を単純化して設備費や運転費等を低
減させ、更に真空乾燥装置では伝導加熱方式と放射加熱
方式を併用すると共にコンベヤベルトには攪拌機構を取
付けて、高温で能率よく乾燥することができるようにし
たのである。
状材料の凍結を真空乾燥装置と同じ真空度にした凍結室
で行なうもので例えば回転円筒冷却ドラムを凍結室内に
設置し、ドラム面上に液状材料を供給塗布することによ
り、自己蒸発、伝導冷却により液を凍結させる。凍結し
た材料はドラム面上に当てたスクレーパにて掻きとり、
フレーク状の氷結粒を得る。然して液状材料の凍結能率
を高めると共に、凍結装置を真空乾燥装置に直接直結し
て形成してエアロック装置及びこれに付属する供給ホッ
パ等を無くして装置を単純化して設備費や運転費等を低
減させ、更に真空乾燥装置では伝導加熱方式と放射加熱
方式を併用すると共にコンベヤベルトには攪拌機構を取
付けて、高温で能率よく乾燥することができるようにし
たのである。
(実施例) 図中符号1は凍結装置、2は真空乾燥装置である。 凍
結装置1は伝導冷却と自己蒸発とを併用したもので、凍
結室3には冷却ドラム4が設けられると共に真空ポンプ
14が接続されている。 この冷却ドラム4によって液状
材料を伝導冷却するのであって、冷却ドラム4には冷凍
機5が接続されていて、冷却ドラム4内にブライン液を
送り込んでその表面温度を−30℃程度にまで降下させる
ようになっていると共に、該ドラム4の上部には注液ノ
ズル6が取付けられていて、液送ポンプ7によって送り
込まれた液状材料を冷却ドラム4の表面に万遍なく、注
ぎかけて塗布するようになっている。 又、真空ポンプ
14は凍結室3内を0.1〜1torr程度に減圧して冷却ド
ラム4に注ぎかけられた液状材料中の水分の蒸発を促進
させるようになっている。
結装置1は伝導冷却と自己蒸発とを併用したもので、凍
結室3には冷却ドラム4が設けられると共に真空ポンプ
14が接続されている。 この冷却ドラム4によって液状
材料を伝導冷却するのであって、冷却ドラム4には冷凍
機5が接続されていて、冷却ドラム4内にブライン液を
送り込んでその表面温度を−30℃程度にまで降下させる
ようになっていると共に、該ドラム4の上部には注液ノ
ズル6が取付けられていて、液送ポンプ7によって送り
込まれた液状材料を冷却ドラム4の表面に万遍なく、注
ぎかけて塗布するようになっている。 又、真空ポンプ
14は凍結室3内を0.1〜1torr程度に減圧して冷却ド
ラム4に注ぎかけられた液状材料中の水分の蒸発を促進
させるようになっている。
真空乾燥装置2は伝導加熱と放射加熱とを併用したベル
トコンベヤ式乾燥装置であって乾燥室8にはベルトコン
ベヤ9が設けられると共に該ベルトコンベヤ9の移送面
の下側にはベルトに接して伝導加熱板10が取付けれてい
てベルトを−20〜120 ℃程度に加熱するようになってい
ると共に、コンベヤの上部には移送面に向けて放射加熱
板11が取付けられていて、コンベヤ9上を移送される被
乾燥材料に対して100 〜200 ℃程度の熱線を照射するよ
うになっている。
トコンベヤ式乾燥装置であって乾燥室8にはベルトコン
ベヤ9が設けられると共に該ベルトコンベヤ9の移送面
の下側にはベルトに接して伝導加熱板10が取付けれてい
てベルトを−20〜120 ℃程度に加熱するようになってい
ると共に、コンベヤの上部には移送面に向けて放射加熱
板11が取付けられていて、コンベヤ9上を移送される被
乾燥材料に対して100 〜200 ℃程度の熱線を照射するよ
うになっている。
符号12回転バー式の攪拌機である。 このものは、ベル
トコンベヤ9に載せられた被乾燥材料を攪拌して加熱む
らを無くし、過熱による製品劣化やベルトへの付着現象
を起す可能性を抑えることによって、加熱温度を高める
ことと可能にし、加熱能率を向上させるものである。
トコンベヤ9に載せられた被乾燥材料を攪拌して加熱む
らを無くし、過熱による製品劣化やベルトへの付着現象
を起す可能性を抑えることによって、加熱温度を高める
ことと可能にし、加熱能率を向上させるものである。
ところで、凍結室3は真空乾燥室8の始端部の上面に直
接取付けられていて、両室は連通している。 従って両
室の室内圧力は同一になっていて、凍結室3に送り込ま
れた液状材料は、ここで凍結されたのち、被乾燥材料と
して真空乾燥室9上に直接落とし込まれるのである。
接取付けられていて、両室は連通している。 従って両
室の室内圧力は同一になっていて、凍結室3に送り込ま
れた液状材料は、ここで凍結されたのち、被乾燥材料と
して真空乾燥室9上に直接落とし込まれるのである。
(作用) 冷却ドラム4にブライン液を送入してその表面温度を−
30℃程度に冷却すると共に真空ポンプ14を作動させて凍
結室3と真空乾燥室8内を1torr以下に減圧し、然して
液送ポンプ7を作動させて、液状ノズル6より冷却ドラ
ム4に向けて所定量の液状材料を万遍なく注ぎかける。
すると液状材料は冷却ドラム4に熱を奪われて降温す
る。 それと同時に材料中の含有水分が蒸発するので、
その蒸発熱によって更に温度が下がり、やがて自己凍結
する。 そこでこれをスクレーバ13で掻き取り、フレー
ク状の氷結乾燥材料として、真空乾燥装置2のベルトコ
ンベヤ9上に投載するのである。
30℃程度に冷却すると共に真空ポンプ14を作動させて凍
結室3と真空乾燥室8内を1torr以下に減圧し、然して
液送ポンプ7を作動させて、液状ノズル6より冷却ドラ
ム4に向けて所定量の液状材料を万遍なく注ぎかける。
すると液状材料は冷却ドラム4に熱を奪われて降温す
る。 それと同時に材料中の含有水分が蒸発するので、
その蒸発熱によって更に温度が下がり、やがて自己凍結
する。 そこでこれをスクレーバ13で掻き取り、フレー
ク状の氷結乾燥材料として、真空乾燥装置2のベルトコ
ンベヤ9上に投載するのである。
真空乾燥装置2では、被乾燥材料は攪拌機12により攪拌
されコンベヤベルトからの伝導加熱と放射加熱板11から
の放射加熱とによって加熱され、次第に乾燥してやが
て、乾燥製品となって系外に取出されるのである。
されコンベヤベルトからの伝導加熱と放射加熱板11から
の放射加熱とによって加熱され、次第に乾燥してやが
て、乾燥製品となって系外に取出されるのである。
(実験例) 凍結装置において、 回転円筒ドラムを−30℃に冷却し、且つ、0.4〜0.
5torrの真空下に置き、水、デキストリン15%、30%、
40%水溶液、フェライト45%水溶液、乳糖15%水溶液を
供給し、いずれも400 kg/m2・hrの凍結能力を出すこと
ができた。 同装置で大気下で操作した場合、水では25
kg/m2・hrの凍結能力であり、真空下で操作することに
より、16倍近い能力を得ることができた。
5torrの真空下に置き、水、デキストリン15%、30%、
40%水溶液、フェライト45%水溶液、乳糖15%水溶液を
供給し、いずれも400 kg/m2・hrの凍結能力を出すこと
ができた。 同装置で大気下で操作した場合、水では25
kg/m2・hrの凍結能力であり、真空下で操作することに
より、16倍近い能力を得ることができた。
真空乾燥装置において、 乳糖15%水溶液を前記、凍結装置にて凍結し、伝導加熱
乾燥した場合、伝導加熱板の温度を40℃以上に上げると
付着を起こし恒率期間の乾燥能力は、1kg・H2O/m2・hr
程度となる。 また同材料を180 ℃で放射加熱した場
合、恒率期間の乾燥能力は、2.2 kg・H2O/m2・hrとな
る。 また、伝導及び放射を併用することにより約3kg
・H2O/m2・hrの乾燥能力を維持することが可能であっ
た。 またデキストリン15%水溶液を同凍結装置を使用
して、凍らしたものを乾燥テストした結果(デキストリ
ンの場合、伝導加熱板の温度を最初から100 ℃近くまで
上げても付着は起こらない)、伝導加熱100 ℃の場合、
恒率乾燥期間で、2.6kg・H2O/m2・hrの乾燥能力(蒸発能
力)であったが、100 ℃の放射加熱を併用することによ
り、恒率乾燥期間の乾燥能力は、3.5 kg・H2O/m2・hrま
で上げることが出来た。
乾燥した場合、伝導加熱板の温度を40℃以上に上げると
付着を起こし恒率期間の乾燥能力は、1kg・H2O/m2・hr
程度となる。 また同材料を180 ℃で放射加熱した場
合、恒率期間の乾燥能力は、2.2 kg・H2O/m2・hrとな
る。 また、伝導及び放射を併用することにより約3kg
・H2O/m2・hrの乾燥能力を維持することが可能であっ
た。 またデキストリン15%水溶液を同凍結装置を使用
して、凍らしたものを乾燥テストした結果(デキストリ
ンの場合、伝導加熱板の温度を最初から100 ℃近くまで
上げても付着は起こらない)、伝導加熱100 ℃の場合、
恒率乾燥期間で、2.6kg・H2O/m2・hrの乾燥能力(蒸発能
力)であったが、100 ℃の放射加熱を併用することによ
り、恒率乾燥期間の乾燥能力は、3.5 kg・H2O/m2・hrま
で上げることが出来た。
また、減率乾燥期間においては、デキストリン15%水溶
液を同凍結装置にて、凍らしたものを100 ℃で伝導加熱
だけ行なった場合と伝導及び放射加熱共に100 ℃で併用
して乾燥したものとを比較した結果、減率期間の平均乾
燥能力はいずれも1.9kg・H2O/m2・hrでほとんど差は見ら
れなかった。 ちなみに100 ℃の放射加熱だけの場合
は、減率期間の平均乾燥能力は、0.8kg・H2O/m2・hrとな
り、非常に小さなものとなった。
液を同凍結装置にて、凍らしたものを100 ℃で伝導加熱
だけ行なった場合と伝導及び放射加熱共に100 ℃で併用
して乾燥したものとを比較した結果、減率期間の平均乾
燥能力はいずれも1.9kg・H2O/m2・hrでほとんど差は見ら
れなかった。 ちなみに100 ℃の放射加熱だけの場合
は、減率期間の平均乾燥能力は、0.8kg・H2O/m2・hrとな
り、非常に小さなものとなった。
また、デキストリン15%水溶液を同凍結装置で、凍結し
たものを100 ℃の伝導加熱を行ない乾燥すると攪拌を行
なわない場合、恒率乾燥期間は56.7%D.Bから水分20
0%D.Bまでとなるが、攪拌を行なうと、80〜100%D.
Bまで延び、恒率期間(100%D.Bまでの)での平均乾
燥能力を1.8kg・H2O/m2・hrから2.6kg・H2O/m2・hrまで上
げることが出来た。 また、減率期間(100%D.B以
下)での平均乾燥能力も、0.6kg・H2O/m2・hrから1.9kg・
H2O/m2・hrまで上げることができた。 尚、攪拌する効
果は、乾燥能力をupするだけではなく、均一加熱させる
作用が有り、水分ムラを押えることによる品質の向上を
生む。 恒率期間で放射加熱と伝導加熱を併用する効果
は、前述した効果の他に、伝導加熱だけ場合に比較して
氷結粒の粒径分布が広くても、均一加熱が可能となり、
事実実験においても材料中に若干の塊状物(5mm程度)
であっても、水分ムラを、押えることが可能であった。
たものを100 ℃の伝導加熱を行ない乾燥すると攪拌を行
なわない場合、恒率乾燥期間は56.7%D.Bから水分20
0%D.Bまでとなるが、攪拌を行なうと、80〜100%D.
Bまで延び、恒率期間(100%D.Bまでの)での平均乾
燥能力を1.8kg・H2O/m2・hrから2.6kg・H2O/m2・hrまで上
げることが出来た。 また、減率期間(100%D.B以
下)での平均乾燥能力も、0.6kg・H2O/m2・hrから1.9kg・
H2O/m2・hrまで上げることができた。 尚、攪拌する効
果は、乾燥能力をupするだけではなく、均一加熱させる
作用が有り、水分ムラを押えることによる品質の向上を
生む。 恒率期間で放射加熱と伝導加熱を併用する効果
は、前述した効果の他に、伝導加熱だけ場合に比較して
氷結粒の粒径分布が広くても、均一加熱が可能となり、
事実実験においても材料中に若干の塊状物(5mm程度)
であっても、水分ムラを、押えることが可能であった。
(効果) 以上詳述した様に本発明は凍結装置1の凍結室3を減圧
して、液状材料を伝導冷却と自己蒸発とを併用して凍結
するようにし、これによって従来の常圧の回転冷却ドラ
ム方式の凍結装置に比べて凍結能力を5〜10倍に高める
と共に真空乾燥装置2では伝導加熱と放射加熱とを併用
し、更に攪拌機12を取付けることにより被乾燥材料の局
部的加熱を防ぐことにより加熱温度を高めることが出来
るようにして乾燥能率を高めたものであり、殊に凍結室
3と真空乾燥室8の圧力を同一にすることにより、凍結
室3を真空乾燥室8に直接連結して、エアロック装置そ
の他の中間装置を無くし、装置全体を著しく簡素化し、
設備コストを低減すると同時に装置の稼働率を高めたも
のである。
して、液状材料を伝導冷却と自己蒸発とを併用して凍結
するようにし、これによって従来の常圧の回転冷却ドラ
ム方式の凍結装置に比べて凍結能力を5〜10倍に高める
と共に真空乾燥装置2では伝導加熱と放射加熱とを併用
し、更に攪拌機12を取付けることにより被乾燥材料の局
部的加熱を防ぐことにより加熱温度を高めることが出来
るようにして乾燥能率を高めたものであり、殊に凍結室
3と真空乾燥室8の圧力を同一にすることにより、凍結
室3を真空乾燥室8に直接連結して、エアロック装置そ
の他の中間装置を無くし、装置全体を著しく簡素化し、
設備コストを低減すると同時に装置の稼働率を高めたも
のである。
即ち、凍結装置では、凍結室3内を1torr以下に減圧す
ることにより、材料中の水分が蒸発して自己凍結するの
で、冷却ドラム4の単位面積あたりの冷却能力が200〜4
00kg/m2・hrとなるのである。 しかも殆どの液状材料
では凍結に要する除去熱量の80〜90%が自己凍結による
ので、冷凍機5の能力を常圧式の場合に比べて著しく小
さくすることができるし、殊に、凍結し易い材料では伝
導冷却を省くことも出来るので、装置が一段と簡素化さ
れ、冷却エネルギーの消費量が少なくなるのである。
尚、図では凍結装置1を真空ポンプ14との間に捕集機15
を取付けた一例を示したが、液状材料を冷却ドラム4に
注ぎかける方式としたので、従来の噴霧凍結装置の様な
ダストの飛散がないから、このものを必ずしも取付ける
必要はなく、粘着性の高い材料や固形分濃度の高い材料
の供給も可能となり、材料の適用範囲も広くなるのであ
る。
ることにより、材料中の水分が蒸発して自己凍結するの
で、冷却ドラム4の単位面積あたりの冷却能力が200〜4
00kg/m2・hrとなるのである。 しかも殆どの液状材料
では凍結に要する除去熱量の80〜90%が自己凍結による
ので、冷凍機5の能力を常圧式の場合に比べて著しく小
さくすることができるし、殊に、凍結し易い材料では伝
導冷却を省くことも出来るので、装置が一段と簡素化さ
れ、冷却エネルギーの消費量が少なくなるのである。
尚、図では凍結装置1を真空ポンプ14との間に捕集機15
を取付けた一例を示したが、液状材料を冷却ドラム4に
注ぎかける方式としたので、従来の噴霧凍結装置の様な
ダストの飛散がないから、このものを必ずしも取付ける
必要はなく、粘着性の高い材料や固形分濃度の高い材料
の供給も可能となり、材料の適用範囲も広くなるのであ
る。
又、真空乾燥装置は、これに投入される被乾燥材料が10
〜20%の水分を凍結過程で減少しているので、それだけ
装置を小形化することが出来、しかも恒率乾燥期間に放
射及び伝導加熱を採取し、減率乾燥期間に伝導加熱方式
を採用することにより、恒率乾燥期間において、ベルト
に付着しやすい材料では、伝導加熱板の温度を下げて
(−20℃〜40℃)操作しても、上部からの放射加熱によ
り乾燥能力を維持することが可能となり、また放射加熱
温度も極度に高くしなくても、伝導加熱による乾燥も加
わり3〜4kg・H2O/m2・hrの蒸発が可能となる。 又減
率乾燥期間では、放射加熱では、材料の放射率の減少、
また材料の品質劣化を避ける為、放射加熱温度を下げる
ことによる熱線量の低下により、極度に乾燥能力が落ち
るが伝導加熱方式を採用し、且つ、攪拌機構或いは揺動
機構を設けることにより、伝導加熱温度100 ℃前後まで
昇温でき(減率乾燥期間では、粒子表面が乾燥してお
り、ベルトの付着がおきない)、乾燥能力を放射加熱の
2倍近く維持することが可能である。
〜20%の水分を凍結過程で減少しているので、それだけ
装置を小形化することが出来、しかも恒率乾燥期間に放
射及び伝導加熱を採取し、減率乾燥期間に伝導加熱方式
を採用することにより、恒率乾燥期間において、ベルト
に付着しやすい材料では、伝導加熱板の温度を下げて
(−20℃〜40℃)操作しても、上部からの放射加熱によ
り乾燥能力を維持することが可能となり、また放射加熱
温度も極度に高くしなくても、伝導加熱による乾燥も加
わり3〜4kg・H2O/m2・hrの蒸発が可能となる。 又減
率乾燥期間では、放射加熱では、材料の放射率の減少、
また材料の品質劣化を避ける為、放射加熱温度を下げる
ことによる熱線量の低下により、極度に乾燥能力が落ち
るが伝導加熱方式を採用し、且つ、攪拌機構或いは揺動
機構を設けることにより、伝導加熱温度100 ℃前後まで
昇温でき(減率乾燥期間では、粒子表面が乾燥してお
り、ベルトの付着がおきない)、乾燥能力を放射加熱の
2倍近く維持することが可能である。
尚、減率乾燥期間において、放射加熱を採用しないの
は、前述のように乾燥への寄与度が伝導に比べ小さく、
装置の煩雑さを避けることによるのである。
は、前述のように乾燥への寄与度が伝導に比べ小さく、
装置の煩雑さを避けることによるのである。
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は同上
要部わ示す系統図である。 1;凍結装置、2;真空乾燥装置 3;凍結室、4;冷却ドラム 5;冷凍機、6;注液ノズル 7;液送ポンプ、8;乾燥室 9;ベルトコンベヤ、10;伝導加熱板 11;放射加熱板、12;攪拌機 13;スクレーパ、14;真空ポンプ 15;捕集機
要部わ示す系統図である。 1;凍結装置、2;真空乾燥装置 3;凍結室、4;冷却ドラム 5;冷凍機、6;注液ノズル 7;液送ポンプ、8;乾燥室 9;ベルトコンベヤ、10;伝導加熱板 11;放射加熱板、12;攪拌機 13;スクレーパ、14;真空ポンプ 15;捕集機
Claims (1)
- 【請求項1】凍結室に真空ポンプを接続すると共に該室
内に回転冷却ドラムを設け、冷却ドラムの表面に液状材
料を塗布してこれを伝導冷却と自己蒸発とによって凍結
させ、スクレーパで掻きとるようにした凍結装置の凍結
室を、放射加熱板と伝導加熱板を有し、且つ被乾燥材料
の攪拌機を内設した真空乾燥装置の乾燥室に直結すると
共に凍結室内と乾燥室内とを1torr以下の同一圧力にす
ることを特徴とする液状物質の凍結乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172830A JPH0627624B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 液状物質の凍結乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172830A JPH0627624B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 液状物質の凍結乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6233274A JPS6233274A (ja) | 1987-02-13 |
| JPH0627624B2 true JPH0627624B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=15949143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60172830A Expired - Fee Related JPH0627624B2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 液状物質の凍結乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627624B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-08-06 JP JP60172830A patent/JPH0627624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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