JPH06276675A - 電解コンデンサバンク - Google Patents
電解コンデンサバンクInfo
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- JPH06276675A JPH06276675A JP8819193A JP8819193A JPH06276675A JP H06276675 A JPH06276675 A JP H06276675A JP 8819193 A JP8819193 A JP 8819193A JP 8819193 A JP8819193 A JP 8819193A JP H06276675 A JPH06276675 A JP H06276675A
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- voltage
- unit electrolytic
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- parallel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単位電解コンデンサを複数個直列に接続した
電解コンデンサバンクにおいて、上記単位電解コンデン
サの過電圧の防止と、電解コンデンサバンクの放電時の
逆極性残留電圧による電解コンデンサの劣化を防止す
る。 【構成】 ほぼ同定格の単位電解コンデンサを複数個直
列に接続した電解コンデンサバンクにおいて、上記単位
電解コンデンサ毎に定電圧ダイオ−ドを接続し、かつ上
記単位電解コンデンサが有極性である場合、該単位電解
コンデンサと並列に該単位電解コンデンサに逆電圧が加
わらない方向に整流ダイオ−ドを接続した電解コンデン
サバンク。
電解コンデンサバンクにおいて、上記単位電解コンデン
サの過電圧の防止と、電解コンデンサバンクの放電時の
逆極性残留電圧による電解コンデンサの劣化を防止す
る。 【構成】 ほぼ同定格の単位電解コンデンサを複数個直
列に接続した電解コンデンサバンクにおいて、上記単位
電解コンデンサ毎に定電圧ダイオ−ドを接続し、かつ上
記単位電解コンデンサが有極性である場合、該単位電解
コンデンサと並列に該単位電解コンデンサに逆電圧が加
わらない方向に整流ダイオ−ドを接続した電解コンデン
サバンク。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単位電解コンデンサを
複数個直列に接続した電解コンデンサバンクに関し、電
力回路の平滑回路、エネルギ−蓄積システムなどに使用
するものである。
複数個直列に接続した電解コンデンサバンクに関し、電
力回路の平滑回路、エネルギ−蓄積システムなどに使用
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電力回路の平滑回路、エネルギ−
蓄積システムなどには紙又はプラスチックフィルムを誘
導体に用いて絶縁油を含浸した油入紙又はフィルムコン
デンサが用いられてきたが、最近電解コンデンサの技術
進歩とその品質向上によって、上記油入紙又はフィルム
コンデンサに代って電解コンデンサが多く登場するよう
になった。
蓄積システムなどには紙又はプラスチックフィルムを誘
導体に用いて絶縁油を含浸した油入紙又はフィルムコン
デンサが用いられてきたが、最近電解コンデンサの技術
進歩とその品質向上によって、上記油入紙又はフィルム
コンデンサに代って電解コンデンサが多く登場するよう
になった。
【0003】しかしながら、上記電解コンデンサは誘電
体組成の本質的な問題から、単位電解コンデンサの定格
電圧は400Vないし500V.DCと低電圧であるた
め、多くの電力回路が要求するそれ以上の高電圧回路で
は、上記電解コンデンサを直列接続して使用しなければ
ならない。
体組成の本質的な問題から、単位電解コンデンサの定格
電圧は400Vないし500V.DCと低電圧であるた
め、多くの電力回路が要求するそれ以上の高電圧回路で
は、上記電解コンデンサを直列接続して使用しなければ
ならない。
【0004】また電解コンデンサは、従来の油入紙又は
フィルムコンデンサとは本質的に異なり、コンデンサ自
体が一定の内部抵抗を有することから電圧印加した時に
洩れ電流が流れる。しかもこの洩れ電流の値は、単位電
解コンデンサの内部抵抗のバラツキから一定ではなく、
このため複数個の電解コンデンサを直列接続すると、各
単位電解コンデンサの分担電圧がアンバランスになる。
このため通常は上記電圧分担のアンバランスを緩和する
ために単位電解コンデンサと並列に分圧抵抗を接続して
いる。この分圧抵抗の値はCR値で200〜500ΩF
である。
フィルムコンデンサとは本質的に異なり、コンデンサ自
体が一定の内部抵抗を有することから電圧印加した時に
洩れ電流が流れる。しかもこの洩れ電流の値は、単位電
解コンデンサの内部抵抗のバラツキから一定ではなく、
このため複数個の電解コンデンサを直列接続すると、各
単位電解コンデンサの分担電圧がアンバランスになる。
このため通常は上記電圧分担のアンバランスを緩和する
ために単位電解コンデンサと並列に分圧抵抗を接続して
いる。この分圧抵抗の値はCR値で200〜500ΩF
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】定格電圧350〜45
0V.DC、静電容量1mF〜10mFの単位電解コン
デンサの定格電圧付近での洩れ電流から換算した内部抵
抗Rと、この単位電解コンデンサの静電容量Cとの積C
R値は正常状態で20℃の値がほぼ7000ΩFである
が、長期間放置した場合や劣化した場合にはCR値が5
00ΩF以下に低下することがある。また高温になると
同様にCR値が低下する。
0V.DC、静電容量1mF〜10mFの単位電解コン
デンサの定格電圧付近での洩れ電流から換算した内部抵
抗Rと、この単位電解コンデンサの静電容量Cとの積C
R値は正常状態で20℃の値がほぼ7000ΩFである
が、長期間放置した場合や劣化した場合にはCR値が5
00ΩF以下に低下することがある。また高温になると
同様にCR値が低下する。
【0006】一例として、図5に示すように定格静電容
量10mF、定格電圧400V.DCの単位電解コンデ
ンサC1 ,C2 を直列に接続した回路を考え、単位電解
コンデンサC1 のCR値は正常で7000ΩF、単位電
解コンデンサC2 のCR値は劣化して500ΩFとし、
上記単位電解コンデンサC1 ,C2 にそれぞれ20kΩ
の分圧抵抗R01,R02を並列に接続する。
量10mF、定格電圧400V.DCの単位電解コンデ
ンサC1 ,C2 を直列に接続した回路を考え、単位電解
コンデンサC1 のCR値は正常で7000ΩF、単位電
解コンデンサC2 のCR値は劣化して500ΩFとし、
上記単位電解コンデンサC1 ,C2 にそれぞれ20kΩ
の分圧抵抗R01,R02を並列に接続する。
【0007】単位電解コンデンサC1 の内部抵抗R1 は
700kΩ、単位電解コンデンサC2 の内部抵抗R2 は
50kΩであり、単位電解コンデンサC1 と分圧抵抗器
R01の合成抵抗値は19.4kΩ、単位電解コンデンサ
C2 と分圧抵抗R2 の合成抵抗値は14.3kΩとな
る。端子1,2間に700V.DCを印加したとする
と、充電初期は単位電解コンデンサC1 ,C2 の静電容
量で分圧された電圧350V.DCがそれぞれの単位電
解コンデンサC1 ,C2 に印加される。
700kΩ、単位電解コンデンサC2 の内部抵抗R2 は
50kΩであり、単位電解コンデンサC1 と分圧抵抗器
R01の合成抵抗値は19.4kΩ、単位電解コンデンサ
C2 と分圧抵抗R2 の合成抵抗値は14.3kΩとな
る。端子1,2間に700V.DCを印加したとする
と、充電初期は単位電解コンデンサC1 ,C2 の静電容
量で分圧された電圧350V.DCがそれぞれの単位電
解コンデンサC1 ,C2 に印加される。
【0008】しかし長時間電圧を印加すると、単位電解
コンデンサC1 ,C2 の分担電圧は抵抗分圧となり単位
電解コンデンサC1 には端子1,2間の電圧700Vの
57.6%の403V.DCが、単位電解コンデンサC
2 には端子1,2間の電圧700Vの42.4%の29
7V.DCがそれぞれ印加され、単位電解コンデンサC
1 の電圧は定格電圧400Vを超えることになる。
コンデンサC1 ,C2 の分担電圧は抵抗分圧となり単位
電解コンデンサC1 には端子1,2間の電圧700Vの
57.6%の403V.DCが、単位電解コンデンサC
2 には端子1,2間の電圧700Vの42.4%の29
7V.DCがそれぞれ印加され、単位電解コンデンサC
1 の電圧は定格電圧400Vを超えることになる。
【0009】次に、C1 ,C2 に並列接続した分圧抵抗
R01,R02の発熱量が問題となり、単位電解コンデンサ
C1 に並列接続した分圧抵抗器R01の発熱量W1 は
R01,R02の発熱量が問題となり、単位電解コンデンサ
C1 に並列接続した分圧抵抗器R01の発熱量W1 は
【0010】
【数1】
【0011】となり、放熱の点から大形の分圧抵抗器を
必要とし、さらに上記単位電解コンデンサC1 ,C2 の
分担電圧を均一化しようとすると、分圧抵抗器の抵抗値
を低減しなければならず益々発熱量が増加する欠点があ
る。
必要とし、さらに上記単位電解コンデンサC1 ,C2 の
分担電圧を均一化しようとすると、分圧抵抗器の抵抗値
を低減しなければならず益々発熱量が増加する欠点があ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の欠点を
解決した電解コンデンサバンクを提供しようとするもの
で、単位電解コンデンサバンクと並列に定電圧ダイオ−
ドを接続し、単位電解コンデンサの過電圧印加を防止す
るものである。さらに本発明では、上記単位電解コンデ
ンサの過電圧印加防止の手段として接続した定電圧ダイ
オ−ドによって生じる端子1−2間の電源を開放し放電
した場合に生じる単位電解コンデンサの逆極性電圧の印
加防止を行うものである。
解決した電解コンデンサバンクを提供しようとするもの
で、単位電解コンデンサバンクと並列に定電圧ダイオ−
ドを接続し、単位電解コンデンサの過電圧印加を防止す
るものである。さらに本発明では、上記単位電解コンデ
ンサの過電圧印加防止の手段として接続した定電圧ダイ
オ−ドによって生じる端子1−2間の電源を開放し放電
した場合に生じる単位電解コンデンサの逆極性電圧の印
加防止を行うものである。
【0013】すなわち、 (1) ほぼ同定格の単位電解コンデンサを複数個直列
に接続してなる電解コンデンサバンク、または上記電解
コンデンサバンクをさらに複数個並列に接続してなる電
解コンデンサバンクにおいて、上記単位電解コンデンサ
または並列コンデンサバンク毎に回路上の定格電圧より
高電圧で、かつ単位電解コンデンサの定格電圧より低電
圧の定電圧ダイオ−ドを並列接続したことを特徴とする
電解コンデンサバンク。 (2) 上記定電圧ダイオ−ドに抵抗R11,R12・・・
・を直列に接続し、上記単位電解コンデンサの静電容量
Cとの積CR11,CR12・・・・を100ΩF以下とし
た上記(1)記載の電解コンデンサバンク。 (3) 上記単位電解コンデンサが有極性である場合、
上記単位電解コンデンサと並列に該単位電解コンデンサ
に逆極性電圧が加わらない方向に整流ダイオ−ドを接続
した上記(1)または(2)記載の電解コンデンサバン
ク。 (4) 上記整流ダイオ−ドに抵抗R21,R22・・・・
を直列に接続し、上記単位電解コンデンサの静電容量C
との積CR21,CR22・・・・を1ΩF以下とした上記
(3)記載の電解コンデンサバンク。である。
に接続してなる電解コンデンサバンク、または上記電解
コンデンサバンクをさらに複数個並列に接続してなる電
解コンデンサバンクにおいて、上記単位電解コンデンサ
または並列コンデンサバンク毎に回路上の定格電圧より
高電圧で、かつ単位電解コンデンサの定格電圧より低電
圧の定電圧ダイオ−ドを並列接続したことを特徴とする
電解コンデンサバンク。 (2) 上記定電圧ダイオ−ドに抵抗R11,R12・・・
・を直列に接続し、上記単位電解コンデンサの静電容量
Cとの積CR11,CR12・・・・を100ΩF以下とし
た上記(1)記載の電解コンデンサバンク。 (3) 上記単位電解コンデンサが有極性である場合、
上記単位電解コンデンサと並列に該単位電解コンデンサ
に逆極性電圧が加わらない方向に整流ダイオ−ドを接続
した上記(1)または(2)記載の電解コンデンサバン
ク。 (4) 上記整流ダイオ−ドに抵抗R21,R22・・・・
を直列に接続し、上記単位電解コンデンサの静電容量C
との積CR21,CR22・・・・を1ΩF以下とした上記
(3)記載の電解コンデンサバンク。である。
【0014】
【作用】ほぼ同定格の単位電解コンデンサを複数個直列
接続した電解コンデンサバンクにおいて、単位電解コン
デンサ毎に、単位電解コンデンサの定格電圧以下の定格
の定電圧ダイオ−ドを並列接続すれば、単位電解コンデ
ンサの内部抵抗の変化による電圧分担の変化が生じて
も、該単位電解コンデンサが自己の定格電圧を超える過
電圧になることが防止できる。また定電圧ダイオ−ドに
直列に保護抵抗R11〜R15を入れてもその部分回路の充
放電時定数を1秒以下、すなわちCR値を1ΩF以下と
すれば、充分の効果が認められる。
接続した電解コンデンサバンクにおいて、単位電解コン
デンサ毎に、単位電解コンデンサの定格電圧以下の定格
の定電圧ダイオ−ドを並列接続すれば、単位電解コンデ
ンサの内部抵抗の変化による電圧分担の変化が生じて
も、該単位電解コンデンサが自己の定格電圧を超える過
電圧になることが防止できる。また定電圧ダイオ−ドに
直列に保護抵抗R11〜R15を入れてもその部分回路の充
放電時定数を1秒以下、すなわちCR値を1ΩF以下と
すれば、充分の効果が認められる。
【0015】また、上記単位電解コンデンサが有極性で
ある場合、該単位電解コンデンサと並列に整流ダイオ−
ドを接続することによって、電解コンデンサバンクの放
電時における単位コンデンサへの逆極性電圧の印加によ
って生じる該電解コンデンサの劣化を防止する作用があ
る。また整流ダイオ−ドに直列に保護抵抗器R21〜R25
を入れても、逆電圧放電の時定数を1秒以下とすればコ
ンデンサの劣化を防止できる。
ある場合、該単位電解コンデンサと並列に整流ダイオ−
ドを接続することによって、電解コンデンサバンクの放
電時における単位コンデンサへの逆極性電圧の印加によ
って生じる該電解コンデンサの劣化を防止する作用があ
る。また整流ダイオ−ドに直列に保護抵抗器R21〜R25
を入れても、逆電圧放電の時定数を1秒以下とすればコ
ンデンサの劣化を防止できる。
【0016】
【実施例】本発明は、図4に示すように従来の回路(図
5)において、分圧抵抗器R01,R02に代えて定格電圧
400V.DCの定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 を並
列に接続した回路で、この回路について説明する。
5)において、分圧抵抗器R01,R02に代えて定格電圧
400V.DCの定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 を並
列に接続した回路で、この回路について説明する。
【0017】端子1−2間に700V.DCの電圧を印
加し、前記と同様にC1 の内部抵抗は正常な700k
Ω、C2 の内部抵抗は劣化して50kΩとなった場合、
定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 が接続されていない
と、単位電解コンデンサC1 に加わる電圧は
加し、前記と同様にC1 の内部抵抗は正常な700k
Ω、C2 の内部抵抗は劣化して50kΩとなった場合、
定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 が接続されていない
と、単位電解コンデンサC1 に加わる電圧は
【0018】
【数2】
【0019】となるが、400Vの定電圧ダイオ−ドZ
D1 ,ZD2 が接続されていると、この定電圧ダイオ−
ドZD1 によって単位電解コンデンサC1 に加わる電圧
は400V以上にならない。このとき、単位電解コンデ
ンサC2 には300V.DCの電圧が印加されることに
なり、内部抵抗R2 による洩れ電流は300(V)÷5
0(kΩ)=6(mA)となる。
D1 ,ZD2 が接続されていると、この定電圧ダイオ−
ドZD1 によって単位電解コンデンサC1 に加わる電圧
は400V以上にならない。このとき、単位電解コンデ
ンサC2 には300V.DCの電圧が印加されることに
なり、内部抵抗R2 による洩れ電流は300(V)÷5
0(kΩ)=6(mA)となる。
【0020】単位電解コンデンサC1 には400V.D
Cの電圧が印加されるため、内部抵抗R1 による洩れ電
流は400(V)÷700(kΩ)=0.57(mA)
となり、定電圧ダイオ−ドZD1 には6(mA)−0.
57(mA)=5.43(mA)が流れ、定電圧ダイオ
−ドZD1 の発熱は400(V)×5.43(mA)=
2.17(W)となり、上記分圧抵抗器R01による分圧
より著しく発熱量が減少する。
Cの電圧が印加されるため、内部抵抗R1 による洩れ電
流は400(V)÷700(kΩ)=0.57(mA)
となり、定電圧ダイオ−ドZD1 には6(mA)−0.
57(mA)=5.43(mA)が流れ、定電圧ダイオ
−ドZD1 の発熱は400(V)×5.43(mA)=
2.17(W)となり、上記分圧抵抗器R01による分圧
より著しく発熱量が減少する。
【0021】なお、定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 に
は事故電流による損傷を避けるために図3に示すように
定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 に10kΩ以下の抵抗
R11,R12をそれぞれ接続しても充分な効果が得られ
る。すなわち、第3図に示すごとく上記定電圧ダイオ−
ドに抵抗R11,R12を直列に接続し、上記単位電解コン
デンサの静電容量C1 ,C2 との積C1 R11,C2R12
を100ΩF以下とすることにより充分な効果が得られ
る。これが請求項2記載の電解コンデンサバンクであ
る。
は事故電流による損傷を避けるために図3に示すように
定電圧ダイオ−ドZD1 ,ZD2 に10kΩ以下の抵抗
R11,R12をそれぞれ接続しても充分な効果が得られ
る。すなわち、第3図に示すごとく上記定電圧ダイオ−
ドに抵抗R11,R12を直列に接続し、上記単位電解コン
デンサの静電容量C1 ,C2 との積C1 R11,C2R12
を100ΩF以下とすることにより充分な効果が得られ
る。これが請求項2記載の電解コンデンサバンクであ
る。
【0022】上記図3に示す回路で端子間1−2に70
0V.DCを印加すると、単位電解コンデンサC1 には
400V、同C2 には300Vが分圧印加される。この
時電源を開放し端子1−2間で放電し、端子1−2間の
電圧をゼロとした場合、単位電解コンデンサC1 には正
方向の電圧50Vが残留し、単位電解コンデンサC2に
は逆方向の電圧−50Vが印加されることになる。
0V.DCを印加すると、単位電解コンデンサC1 には
400V、同C2 には300Vが分圧印加される。この
時電源を開放し端子1−2間で放電し、端子1−2間の
電圧をゼロとした場合、単位電解コンデンサC1 には正
方向の電圧50Vが残留し、単位電解コンデンサC2に
は逆方向の電圧−50Vが印加されることになる。
【0023】上記単位電解コンデンサが有極性である場
合には、電解コンデンサはこの逆極性印加電圧によって
容易に劣化する。そこで、上記逆極性電圧の印加を防止
するための手段として図3に示すように整流ダイオ−ド
D1 ,D2 を、上記単位電解コンデンサC1 ,C2 にそ
れぞれ並列接続する。このことによって、上記C1 の正
方向残留電圧(50V)も、C2 の逆方向印加電圧(−
50V)も印加されることなく、上記端子1−2間の印
加電圧を開放し、放電して端子間電圧をゼロにすればC
1 ,C2 の残留電圧もゼロとなる。
合には、電解コンデンサはこの逆極性印加電圧によって
容易に劣化する。そこで、上記逆極性電圧の印加を防止
するための手段として図3に示すように整流ダイオ−ド
D1 ,D2 を、上記単位電解コンデンサC1 ,C2 にそ
れぞれ並列接続する。このことによって、上記C1 の正
方向残留電圧(50V)も、C2 の逆方向印加電圧(−
50V)も印加されることなく、上記端子1−2間の印
加電圧を開放し、放電して端子間電圧をゼロにすればC
1 ,C2 の残留電圧もゼロとなる。
【0024】なお、上記整流ダイオ−ドD1 ,D2 には
回路の急放電時に整流器へのサ−ジ大電流を抑制し整流
器を保護するために第2図に示すごとく該整流ダイオ−
ドD1 ,D2 と直列に抵抗R21,R22をそれぞれ接続す
れば、該整流ダイオ−ド回路の放電時の∫i2 dt値を
減少することができる。この場合の抵抗値はCR<1Ω
Fとし放電時定数を1秒以下とすることにより単位電解
コンデンサC1 ,C2の劣化を大幅に減少することがで
きる。すなわち、上記整流ダイオ−ドに抵抗R21,R22
・・・・を直列に挿入し、上記単位電解コンデンサの静
電容量C1 ,C2 との積C1 R21およびC2 R22を1Ω
F以下とした請求項4記載の電解コンデンサバンクであ
る。
回路の急放電時に整流器へのサ−ジ大電流を抑制し整流
器を保護するために第2図に示すごとく該整流ダイオ−
ドD1 ,D2 と直列に抵抗R21,R22をそれぞれ接続す
れば、該整流ダイオ−ド回路の放電時の∫i2 dt値を
減少することができる。この場合の抵抗値はCR<1Ω
Fとし放電時定数を1秒以下とすることにより単位電解
コンデンサC1 ,C2の劣化を大幅に減少することがで
きる。すなわち、上記整流ダイオ−ドに抵抗R21,R22
・・・・を直列に挿入し、上記単位電解コンデンサの静
電容量C1 ,C2 との積C1 R21およびC2 R22を1Ω
F以下とした請求項4記載の電解コンデンサバンクであ
る。
【0025】図1は単位電解コンデンサを複数個(本図
では5個)直列に接続した本発明の電解コンデンサバン
クの回路図で、C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 は単位電
解コンデンサ、ZD1 ,ZD2 ,ZD3 ,ZD4 ,ZD
5 は定電圧ダイオ−ド、D1,D2 ,D3 ,D4 ,D5
は整流ダイオ−ド、R11,R12,R13,R14,R15は定
電圧ダイオ−ドに直列に接続した抵抗、R21,R22,R
23,R24,R25は整流ダイオ−ドに直列に接続した抵抗
である。
では5個)直列に接続した本発明の電解コンデンサバン
クの回路図で、C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 は単位電
解コンデンサ、ZD1 ,ZD2 ,ZD3 ,ZD4 ,ZD
5 は定電圧ダイオ−ド、D1,D2 ,D3 ,D4 ,D5
は整流ダイオ−ド、R11,R12,R13,R14,R15は定
電圧ダイオ−ドに直列に接続した抵抗、R21,R22,R
23,R24,R25は整流ダイオ−ドに直列に接続した抵抗
である。
【0026】また、上記図に示す単位電解コンデンサを
複数個並列としたものでも同様である。また、上記電解
コンデンサバンクを、複数個並列に接続した電解コンデ
ンサバンクとしてもよい。
複数個並列としたものでも同様である。また、上記電解
コンデンサバンクを、複数個並列に接続した電解コンデ
ンサバンクとしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、単位電解コンデンサ又は複数
の単位電解コンデンサを並列結線したものを複数個直列
接続した電解コンデンサバンクにおいて、単位電解コン
デンサ又は複数の並列コンデンサ毎に定電圧ダイオ−ド
を並列に接続し、しかも、上記単位電解コンデンサが有
極性の場合、該単位電解コンデンサと並列に整流ダイオ
−ドを接続した電解コンデンサバンクで、単位電解コン
デンサへの過電圧の印加防止と、単位電解コンデンサの
逆極性電圧の印加による劣化を防止することができるな
どの効果があり、工業的にならびに実用的に価値は極め
て大なるものがある。
の単位電解コンデンサを並列結線したものを複数個直列
接続した電解コンデンサバンクにおいて、単位電解コン
デンサ又は複数の並列コンデンサ毎に定電圧ダイオ−ド
を並列に接続し、しかも、上記単位電解コンデンサが有
極性の場合、該単位電解コンデンサと並列に整流ダイオ
−ドを接続した電解コンデンサバンクで、単位電解コン
デンサへの過電圧の印加防止と、単位電解コンデンサの
逆極性電圧の印加による劣化を防止することができるな
どの効果があり、工業的にならびに実用的に価値は極め
て大なるものがある。
【図1】単位電解コンデンサを複数個直列に接続し、か
つ単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流
ダイオ−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクで
ある。
つ単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流
ダイオ−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクで
ある。
【図2】単位電解コンデンサを2個直列に接続し、単位
電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流ダイオ
−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクを説明す
るための回路図である。
電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流ダイオ
−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクを説明す
るための回路図である。
【図3】単位電解コンデンサを2個直列に接続し、かつ
単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流ダ
イオ−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクを説
明するための回路図である。
単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドと整流ダ
イオ−ドを接続した本発明の電解コンデンサバンクを説
明するための回路図である。
【図4】単位電解コンデンサを2個直列に接続し、かつ
単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドを接続し
た本発明の電解コンデンサバンクを説明するための回路
図である。
単位電解コンデンサと並列に定電圧ダイオ−ドを接続し
た本発明の電解コンデンサバンクを説明するための回路
図である。
【図5】単位電解コンデンサを2個直列に接続し、かつ
単位電解コンデンサと並列に分圧抵抗器を接続した従来
の電解コンデンサバンクを説明するための回路図であ
る。
単位電解コンデンサと並列に分圧抵抗器を接続した従来
の電解コンデンサバンクを説明するための回路図であ
る。
C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 :単位電解コンデンサ ZD1 ,ZD2 ,ZD3 ,ZD4 ,ZD5 :定電圧ダイ
オ−ド D1 ,D2 ,D3 ,D4 ,D5 :整流ダイオ−ド R11,R12,R13,R14,R15:定電圧ダイオ−ドと直
列に接続した抵抗 R21,R22,R23,R24,R25:整流ダイオ−ドと直列
に接続した抵抗 R1 ,R2 :単位電解コンデンサの内部抵抗 R01,R02:分圧抵抗器 1,2,3:端子
オ−ド D1 ,D2 ,D3 ,D4 ,D5 :整流ダイオ−ド R11,R12,R13,R14,R15:定電圧ダイオ−ドと直
列に接続した抵抗 R21,R22,R23,R24,R25:整流ダイオ−ドと直列
に接続した抵抗 R1 ,R2 :単位電解コンデンサの内部抵抗 R01,R02:分圧抵抗器 1,2,3:端子
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ同定格の単位電解コンデンサを複数
個直列に接続してなる電解コンデンサバンク、または上
記電解コンデンサバンクをさらに複数個並列に接続して
なる電解コンデンサバンクにおいて、上記単位電解コン
デンサまたは並列コンデンサバンク毎に回路上の定格電
圧より高電圧で、かつ単位電解コンデンサの定格電圧よ
り低電圧の定電圧ダイオ−ドを並列接続したことを特徴
とする電解コンデンサバンク。 - 【請求項2】 上記定電圧ダイオ−ドに抵抗R11,
R12,・・・・を直列に接続し、上記単位電解コンデン
サの静電容量Cとの積CR11,CR12・・・・を100
ΩF以下としたことを特徴とする請求項1記載の電解コ
ンデンサバンク。 - 【請求項3】 上記単位電解コンデンサが有極性である
場合、上記単位電解コンデンサと並列に該単位電解コン
デンサに逆極性電圧が加わらない方向に整流ダイオ−ド
を接続したことを特徴とする請求項1または2記載の電
解コンデンサバンク。 - 【請求項4】 上記整流ダイオ−ドに抵抗R21,R22,
・・・・を直列に接続し、上記単位電解コンデンサの静
電容量Cとの積CR21,CR22・・・・を1ΩF以下と
したことを特徴とする請求項3記載の電解コンデンサバ
ンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8819193A JPH06276675A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 電解コンデンサバンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8819193A JPH06276675A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 電解コンデンサバンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276675A true JPH06276675A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13936018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8819193A Pending JPH06276675A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 電解コンデンサバンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06276675A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100451553B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2004-10-08 | 삼성전자주식회사 | 영상 디스플레이 장치의 전원회로 |
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| JP2011223785A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Daikin Ind Ltd | 電圧平滑回路 |
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-
1993
- 1993-03-22 JP JP8819193A patent/JPH06276675A/ja active Pending
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