JPH06276732A - 直列スイッチングコンバータ - Google Patents
直列スイッチングコンバータInfo
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- JPH06276732A JPH06276732A JP5919193A JP5919193A JPH06276732A JP H06276732 A JPH06276732 A JP H06276732A JP 5919193 A JP5919193 A JP 5919193A JP 5919193 A JP5919193 A JP 5919193A JP H06276732 A JPH06276732 A JP H06276732A
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- switching
- switching element
- series
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Abstract
(57)【要約】
【目的】出力電圧を高めるためスイッチングコンバータ
を直列接続しても、コモンモード電流の少ない直列スイ
ッチングコンバータの提供。 【構成】出力電圧を零に設定したとき、PおよびN母線
と大地との間の容量に対する充放電電流が、一方に充電
電流が流れるとき、もう一方には放電電流が流れるよう
に、かつ、M母線において接続する奇数号機と偶数号機
の電源の電位が常に逆になるように、スイッチング素子
1〜4を接続してスイッチングを行うことにより、コモ
ンモード電流が大幅に低減する。
を直列接続しても、コモンモード電流の少ない直列スイ
ッチングコンバータの提供。 【構成】出力電圧を零に設定したとき、PおよびN母線
と大地との間の容量に対する充放電電流が、一方に充電
電流が流れるとき、もう一方には放電電流が流れるよう
に、かつ、M母線において接続する奇数号機と偶数号機
の電源の電位が常に逆になるように、スイッチング素子
1〜4を接続してスイッチングを行うことにより、コモ
ンモード電流が大幅に低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い直流出力電圧を得
るために、スイッチングコンバータを複数台直列に接続
して運転する直列スイッチングコンバータに関する。
るために、スイッチングコンバータを複数台直列に接続
して運転する直列スイッチングコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直列スイッチングコンバータは、
図4の如く複数台のスイッチングコンバータを直列接続
して高い直流出力電圧を得ていた。図4は、独立した直
流電源と4つのスイッチング素子からなるスイッチング
コンバータA,Bを2台直列接続した接続構成図であ
る。図4において、1,2,3,4はスイッチング素
子、5は直流電源、6は負荷である。
図4の如く複数台のスイッチングコンバータを直列接続
して高い直流出力電圧を得ていた。図4は、独立した直
流電源と4つのスイッチング素子からなるスイッチング
コンバータA,Bを2台直列接続した接続構成図であ
る。図4において、1,2,3,4はスイッチング素
子、5は直流電源、6は負荷である。
【0003】スイッチングコンバータA,Bにおいて
は、スイッチング素子1とスイッチング素子3は直列に
接続され、また、スイッチング素子2とスイッチング素
子4も直列に接続されていて、スイッチング素子1およ
びスイッチング素子2が直流電源5の陽極側に来るよう
に、かつ、直流電源5に対して並列に接続されている。
また、直流電源5は電位的にそれぞれ独立していて、か
つ、出力電圧は同一である。
は、スイッチング素子1とスイッチング素子3は直列に
接続され、また、スイッチング素子2とスイッチング素
子4も直列に接続されていて、スイッチング素子1およ
びスイッチング素子2が直流電源5の陽極側に来るよう
に、かつ、直流電源5に対して並列に接続されている。
また、直流電源5は電位的にそれぞれ独立していて、か
つ、出力電圧は同一である。
【0004】スイッチングコンバータAにおけるスイッ
チング素子2とスイッチング素子4との接続点と、スイ
ッチングコンバータBにおけるスイッチング素子1とス
イッチング素子3との接続点とをM母線によって接続
し、スイッチングコンバータAのスイッチング素子1と
スイッチング素子3との接続点をP母線を介して負荷6
に接続し、スイッチングコンバータBのスイッチング素
子2とスイッチング素子4との接続点とをN母線を介し
て負荷6に接続している。
チング素子2とスイッチング素子4との接続点と、スイ
ッチングコンバータBにおけるスイッチング素子1とス
イッチング素子3との接続点とをM母線によって接続
し、スイッチングコンバータAのスイッチング素子1と
スイッチング素子3との接続点をP母線を介して負荷6
に接続し、スイッチングコンバータBのスイッチング素
子2とスイッチング素子4との接続点とをN母線を介し
て負荷6に接続している。
【0005】スイッチング素子1は、図示していない制
御装置よりスイッチング指令を受けるとスイッチングコ
ンバータA,Bにおいて同時にスイッチングされ、同様
にスイッチング素子2,3,4も、図示していない制御
装置よりスイッチング指令を受けるとスイッチングコン
バータA,Bにおいて同時にスイッチングされる。ここ
で、図4に示したスイッチングコンバータA,Bから負
荷6に対して出力される出力電圧が零に設定されたとき
について、図5のスイッチタイミングおよび出力波形の
比較図を用いて説明する。
御装置よりスイッチング指令を受けるとスイッチングコ
ンバータA,Bにおいて同時にスイッチングされ、同様
にスイッチング素子2,3,4も、図示していない制御
装置よりスイッチング指令を受けるとスイッチングコン
バータA,Bにおいて同時にスイッチングされる。ここ
で、図4に示したスイッチングコンバータA,Bから負
荷6に対して出力される出力電圧が零に設定されたとき
について、図5のスイッチタイミングおよび出力波形の
比較図を用いて説明する。
【0006】出力電圧が零になるように設定されている
ため、図5(a),(b)および(c),(d)の如
く、スイッチング素子1と2、およびスイッチング素子
3と4はそれぞれ同時にオン・オフし、オン・オフの間
隔T、すなわち、時刻t1 とt 2 ,時刻t2 とt3 との
間の時間は等しい。時刻t1 において、スイッチング素
子3および4をオフし、同時にスイッチング素子1およ
び2をオンする。図4のスイッチングコンバータの出力
を負荷へ供給するP母線およびN母線の電位は図5
(e),(f)の如く、それぞれPA ,PB となり、M
母線によりPA ,PB が等電位となって出力電圧は零に
なる。次に、時刻t2 においてスイッチング素子1およ
び2をオフし、同時にスイッチング素子3および4をオ
ンする。すると、P母線およびN母線の電位は図5
(e),(f)の如く、それぞれNA ,NB となり、M
母線によりNA ,NB が等電位となり、出力電圧は零に
なる。
ため、図5(a),(b)および(c),(d)の如
く、スイッチング素子1と2、およびスイッチング素子
3と4はそれぞれ同時にオン・オフし、オン・オフの間
隔T、すなわち、時刻t1 とt 2 ,時刻t2 とt3 との
間の時間は等しい。時刻t1 において、スイッチング素
子3および4をオフし、同時にスイッチング素子1およ
び2をオンする。図4のスイッチングコンバータの出力
を負荷へ供給するP母線およびN母線の電位は図5
(e),(f)の如く、それぞれPA ,PB となり、M
母線によりPA ,PB が等電位となって出力電圧は零に
なる。次に、時刻t2 においてスイッチング素子1およ
び2をオフし、同時にスイッチング素子3および4をオ
ンする。すると、P母線およびN母線の電位は図5
(e),(f)の如く、それぞれNA ,NB となり、M
母線によりNA ,NB が等電位となり、出力電圧は零に
なる。
【0007】このあと時刻t3 において、スイッチング
素子3および4をオフし、再びスイッチング素子1およ
び2をオンして、以下、このスイッチングを繰り返す。
これまで説明したスイッチングによると、スイッチング
が理想的な場合に、図5(g)の如く出力電圧が零にな
る。
素子3および4をオフし、再びスイッチング素子1およ
び2をオンして、以下、このスイッチングを繰り返す。
これまで説明したスイッチングによると、スイッチング
が理想的な場合に、図5(g)の如く出力電圧が零にな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スイッチングコンバー
タにより可変直流電力を得る場合、出力電圧の最大値を
高めるためには直流電源の電圧を高めることである程度
は対応できる。しかし、スイッチング素子の耐圧には限
界があるため、高い出力電圧を得るために電源電圧を高
めるだけでは対応できない場合がある。
タにより可変直流電力を得る場合、出力電圧の最大値を
高めるためには直流電源の電圧を高めることである程度
は対応できる。しかし、スイッチング素子の耐圧には限
界があるため、高い出力電圧を得るために電源電圧を高
めるだけでは対応できない場合がある。
【0009】そこで、スイッチング素子の耐圧を上回る
ような出力電圧を必要とする場合には、図4に示すよう
に複数のスイッチングコンバータを直列に接続して所望
の高い出力電圧を得ていた。図4に示す接続で、スイッ
チングコンバータを直列に接続して高い出力電圧を得よ
うとすると次の問題が生じる。
ような出力電圧を必要とする場合には、図4に示すよう
に複数のスイッチングコンバータを直列に接続して所望
の高い出力電圧を得ていた。図4に示す接続で、スイッ
チングコンバータを直列に接続して高い出力電圧を得よ
うとすると次の問題が生じる。
【0010】出力電圧を零に設定した場合に、P母線,
N母線の電位はそれぞれ図5(e),(f)のごとく変
動していても、P母線,N母線の電位差が零のため、見
かけ上の出力電圧は図5(g)の如く零になる。しか
し、スイッチングコンバータの出力を負荷6に供給する
P母線,N母線は大地に対して容量的な結合をもってお
り、PおよびN母線の電位が大地に対して変動すると前
記容量へ充放電電流が流れる。
N母線の電位はそれぞれ図5(e),(f)のごとく変
動していても、P母線,N母線の電位差が零のため、見
かけ上の出力電圧は図5(g)の如く零になる。しか
し、スイッチングコンバータの出力を負荷6に供給する
P母線,N母線は大地に対して容量的な結合をもってお
り、PおよびN母線の電位が大地に対して変動すると前
記容量へ充放電電流が流れる。
【0011】つまり、t1 において、スイッチング素子
3,4をオフし、スイッチング素子1,2をオンしたと
きには、P母線の電位はNA からPA に上昇し、同様に
N母線の電位もNB からPB へと上昇する。よって両母
線が大地との間に持っている容量には充電電流が流れ
る。t2 においては、この逆の動作、すなわち、前記容
量から大地へ放電が行われる。この前記容量と大地との
間に流れる充放電電流がコモンモード電流となる。
3,4をオフし、スイッチング素子1,2をオンしたと
きには、P母線の電位はNA からPA に上昇し、同様に
N母線の電位もNB からPB へと上昇する。よって両母
線が大地との間に持っている容量には充電電流が流れ
る。t2 においては、この逆の動作、すなわち、前記容
量から大地へ放電が行われる。この前記容量と大地との
間に流れる充放電電流がコモンモード電流となる。
【0012】3台以上のスイッチングコンバータを直列
接続すると、前記コモンモード電流がさらに顕著となる
が、該コモンモード電流は前述の如く、スイッチング動
作に伴いP,N両母線と大地との間に流れてしまうた
め、電源における制御ができない。したがって、スイッ
チングコンバータによって得られる直流電力を用いる機
器,装置のうち、出力電圧を零に設定する必要があるも
のにおいては、出力電圧を零に設定したにもかかわら
ず、電源ラインとアースとの間に流れてしまうコモンモ
ード電流が、機器,装置の性能を向上させる上で大きな
障害となっていた。
接続すると、前記コモンモード電流がさらに顕著となる
が、該コモンモード電流は前述の如く、スイッチング動
作に伴いP,N両母線と大地との間に流れてしまうた
め、電源における制御ができない。したがって、スイッ
チングコンバータによって得られる直流電力を用いる機
器,装置のうち、出力電圧を零に設定する必要があるも
のにおいては、出力電圧を零に設定したにもかかわら
ず、電源ラインとアースとの間に流れてしまうコモンモ
ード電流が、機器,装置の性能を向上させる上で大きな
障害となっていた。
【0013】よって本発明は、上記従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、出力電圧を高めるために複
数台直列接続したスイッチングコンバータにおいて、出
力電圧を零に設定しても、コモンモード電流の発生を抑
えることのできる直列スイッチングコンバータの提供を
目的とする。
鑑みてなされたものであり、出力電圧を高めるために複
数台直列接続したスイッチングコンバータにおいて、出
力電圧を零に設定しても、コモンモード電流の発生を抑
えることのできる直列スイッチングコンバータの提供を
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、スイッチングコンバータを複数
台、特に偶数台直列に接続して運転し、出力電圧を零に
設定した場合に、前記スイッチングコンバータのPおよ
びN母線と大地との間で流れる充放電電流が、一方に充
電電流が流れるとき、もう一方には放電電流が流れるよ
うに、かつ、M母線において接続する奇数号機と偶数号
機の電源の電位が常に逆になるように、スイッチング素
子を接続してスイッチングを行う。
に、本発明においては、スイッチングコンバータを複数
台、特に偶数台直列に接続して運転し、出力電圧を零に
設定した場合に、前記スイッチングコンバータのPおよ
びN母線と大地との間で流れる充放電電流が、一方に充
電電流が流れるとき、もう一方には放電電流が流れるよ
うに、かつ、M母線において接続する奇数号機と偶数号
機の電源の電位が常に逆になるように、スイッチング素
子を接続してスイッチングを行う。
【0015】
【作用】直流電源の電位が、奇数号機と偶数号機との間
で逆になるようにスイッチング素子を接続してスイッチ
ングを行うことにより、コンバータの出力電圧が零のと
き、奇数号機グループおよび偶数号機グループの直流電
源の電位が、一方のグループがP側電位のとき、もう一
方のグループはN側電位になるため、相互に打ち消し合
う。
で逆になるようにスイッチング素子を接続してスイッチ
ングを行うことにより、コンバータの出力電圧が零のと
き、奇数号機グループおよび偶数号機グループの直流電
源の電位が、一方のグループがP側電位のとき、もう一
方のグループはN側電位になるため、相互に打ち消し合
う。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。図
1は本発明による、n台の(nは偶数)スイッチングコ
ンバータを直列に接続した直列スイッチングコンバータ
の構成図であり、図2は本発明によるスイッチタイミン
グおよび出力波形の比較図である。
1は本発明による、n台の(nは偶数)スイッチングコ
ンバータを直列に接続した直列スイッチングコンバータ
の構成図であり、図2は本発明によるスイッチタイミン
グおよび出力波形の比較図である。
【0017】図1において、スイッチングコンバータ各
号機は直流電源5と4つのスイッチング素子1,2,
3,4から構成されている。直流電源5の出力電圧は各
号機とも同じものとする。まず、スイッチング素子の接
続構成について説明する。1つのスイッチングコンバー
タを構成する4個のスイッチング素子について、スイッ
チング素子1とスイッチング素子3とを直列に接続し、
同様に、スイッチング素子2とスイッチング素子4とを
直列に接続する。
号機は直流電源5と4つのスイッチング素子1,2,
3,4から構成されている。直流電源5の出力電圧は各
号機とも同じものとする。まず、スイッチング素子の接
続構成について説明する。1つのスイッチングコンバー
タを構成する4個のスイッチング素子について、スイッ
チング素子1とスイッチング素子3とを直列に接続し、
同様に、スイッチング素子2とスイッチング素子4とを
直列に接続する。
【0018】また、前記スイッチング素子の直列回路
を、奇数号機においては、スイッチング素子1および2
が直流電源の陽極側に来るように、かつ、直流電源に対
して並列に接続し、同様に、前記スイッチング素子の直
列回路を、偶数号機においては、スイッチング素子3お
よび4が直流電源の陽極側に来るように、かつ、直流電
源に対して並列に接続する。
を、奇数号機においては、スイッチング素子1および2
が直流電源の陽極側に来るように、かつ、直流電源に対
して並列に接続し、同様に、前記スイッチング素子の直
列回路を、偶数号機においては、スイッチング素子3お
よび4が直流電源の陽極側に来るように、かつ、直流電
源に対して並列に接続する。
【0019】n台直列に接続されているスイッチングコ
ンバータのうち、第1号機におけるスイッチング素子1
とスイッチング素子3との接続点をP母線を介して負荷
6に接続し、第n号機におけるスイッチング素子1とス
イッチング素子3との接続点をN母線を介して負荷6に
接続する。また、第1号機におけるスイッチング素子2
とスイッチング素子4との接続点と、第2号機における
スイッチング素子2とスイッチング素子4との接続点と
をM1 母線によって接続する。さらに、第2号機におけ
るスイッチング素子1とスイッチング素子3との接続点
と、第3号機におけるスイッチング素子1とスイッチン
グ素子3との接続点とをM2 母線によって接続する。
ンバータのうち、第1号機におけるスイッチング素子1
とスイッチング素子3との接続点をP母線を介して負荷
6に接続し、第n号機におけるスイッチング素子1とス
イッチング素子3との接続点をN母線を介して負荷6に
接続する。また、第1号機におけるスイッチング素子2
とスイッチング素子4との接続点と、第2号機における
スイッチング素子2とスイッチング素子4との接続点と
をM1 母線によって接続する。さらに、第2号機におけ
るスイッチング素子1とスイッチング素子3との接続点
と、第3号機におけるスイッチング素子1とスイッチン
グ素子3との接続点とをM2 母線によって接続する。
【0020】以下同様に、奇数号機におけるスイッチン
グ素子2とスイッチング素子4との接続点と、次の偶数
号機におけるスイッチング素子2とスイッチング素子4
との接続点とをMx 母線によって(xは奇数)接続し、
偶数号機におけるスイッチング素子1とスイッチング素
子3との接続点と、次の奇数号機におけるスイッチング
素子1とスイッチング素子3との接続点とをMy 母線に
よって(yは偶数)接続する。
グ素子2とスイッチング素子4との接続点と、次の偶数
号機におけるスイッチング素子2とスイッチング素子4
との接続点とをMx 母線によって(xは奇数)接続し、
偶数号機におけるスイッチング素子1とスイッチング素
子3との接続点と、次の奇数号機におけるスイッチング
素子1とスイッチング素子3との接続点とをMy 母線に
よって(yは偶数)接続する。
【0021】そして、スイッチング素子1には図示して
いない制御装置よりスイッチング指令を受けると全号機
同時にスイッチングされ、スイッチング素子2,3,4
においても同様に図示していない制御装置よりスイッチ
ング指令を受けると全号機同時にスイッチングされる。
次に、図1に示したスイッチングコンバータの出力電圧
が零に設定されたときのスイッチング動作について、図
2のスイッチタイミングおよび出力波形の比較図を用い
て説明する。
いない制御装置よりスイッチング指令を受けると全号機
同時にスイッチングされ、スイッチング素子2,3,4
においても同様に図示していない制御装置よりスイッチ
ング指令を受けると全号機同時にスイッチングされる。
次に、図1に示したスイッチングコンバータの出力電圧
が零に設定されたときのスイッチング動作について、図
2のスイッチタイミングおよび出力波形の比較図を用い
て説明する。
【0022】時刻t1 において、スイッチング素子3お
よび4をオフすると同時にスイッチング素子1および2
をオンする。この時、P母線の電位はP1 であり、N母
線の電位はNn である。また、M1 母線はスイッチング
素子1および2がオンしていることにより、P1 とN2
とが等電位となり、同様にMn-1 母線もスイッチング素
子1および2がオンしていることにより、Pn-1 とNn
とが等電位となるので、図2(g)の如く出力電圧は零
となる。
よび4をオフすると同時にスイッチング素子1および2
をオンする。この時、P母線の電位はP1 であり、N母
線の電位はNn である。また、M1 母線はスイッチング
素子1および2がオンしていることにより、P1 とN2
とが等電位となり、同様にMn-1 母線もスイッチング素
子1および2がオンしていることにより、Pn-1 とNn
とが等電位となるので、図2(g)の如く出力電圧は零
となる。
【0023】次に、時刻t2 において、スイッチング素
子1および2をオフすると同時にスイッチング素子3お
よび4をオンする。この時、P母線の電位はN1 であ
り、N母線の電位はPn である。また、M1 母線はスイ
ッチング素子3および4がオンしていることにより、N
1 とP2 とが等電位となり、同様にMn-1 母線もスイッ
チング素子3および4がオンしていることによりNn-1
とPn とが等電位となるので、図2(g)の如く出力電
圧は零となる。
子1および2をオフすると同時にスイッチング素子3お
よび4をオンする。この時、P母線の電位はN1 であ
り、N母線の電位はPn である。また、M1 母線はスイ
ッチング素子3および4がオンしていることにより、N
1 とP2 とが等電位となり、同様にMn-1 母線もスイッ
チング素子3および4がオンしていることによりNn-1
とPn とが等電位となるので、図2(g)の如く出力電
圧は零となる。
【0024】さらに、時刻t3 において、スイッチング
素子3および4をオフすると同時にスイッチング素子1
および2を再びオンする。以下、このスイッチングを繰
り返す。出力電圧が零に設定されている場合であるの
で、時刻t1 とt2 、時刻t2 とt3 との間の時間Tは
一定である。
素子3および4をオフすると同時にスイッチング素子1
および2を再びオンする。以下、このスイッチングを繰
り返す。出力電圧が零に設定されている場合であるの
で、時刻t1 とt2 、時刻t2 とt3 との間の時間Tは
一定である。
【0025】スイッチング素子のスイッチング切り換え
時、例えば、スイッチング素子1および2がオンの状態
から、スイッチング素子3および4がオンの状態に切り
換わるとき、P母線の電位は、P1 からN1 へ変化し、
N母線の電位はNn からPnへ変化する。P母線の電位
が、P1 からN1 へ変化すると、大地に対しての容量は
電位が低下するので放電電流が流れ、N母線の電位がN
n からPn へ変化すると、大地に対しての容量は電位が
上昇するので充電電流が流れる。
時、例えば、スイッチング素子1および2がオンの状態
から、スイッチング素子3および4がオンの状態に切り
換わるとき、P母線の電位は、P1 からN1 へ変化し、
N母線の電位はNn からPnへ変化する。P母線の電位
が、P1 からN1 へ変化すると、大地に対しての容量は
電位が低下するので放電電流が流れ、N母線の電位がN
n からPn へ変化すると、大地に対しての容量は電位が
上昇するので充電電流が流れる。
【0026】次に図3を用いて奇数台(n+1台)のス
イッチングコンバータを直列接続した場合について説明
する。偶数台のスイッチングコンバータを直列接続した
場合と同様に直流電源と4つのスイッチング素子とを接
続する。図1と同様にスイッチングコンバータ第1号機
と第2号機,偶数号機と奇数号機の接続も偶数台のスイ
ッチングコンバータを直列接続した場合と同様である。
ただし、最終号機が第n+1号機となるため、第1号機
のスイッチング素子1と3との接続点がP母線を介し
て、また、第n+1号機のスイッチング素子2と4との
接続点がN母線を介して負荷6に接続されている。
イッチングコンバータを直列接続した場合について説明
する。偶数台のスイッチングコンバータを直列接続した
場合と同様に直流電源と4つのスイッチング素子とを接
続する。図1と同様にスイッチングコンバータ第1号機
と第2号機,偶数号機と奇数号機の接続も偶数台のスイ
ッチングコンバータを直列接続した場合と同様である。
ただし、最終号機が第n+1号機となるため、第1号機
のスイッチング素子1と3との接続点がP母線を介し
て、また、第n+1号機のスイッチング素子2と4との
接続点がN母線を介して負荷6に接続されている。
【0027】P母線,N母線,出力電圧の波形は図5
(e),(f),(g)と同じになるが、M母線におい
てそれぞれP電位とN電位を打ち消しているため、3台
以上直列にスイッチングコンバータを接続した場合で
も、コモンモード電流を従来の接続構成で2台直列接続
した場合と同程度に抑えることができる。なお、ここま
では出力電圧が零に設定されている場合を例にとって実
施例を説明してきたが、本発明が、出力電圧を他の状態
に設定した場合においても実施可能であることは勿論で
ある。
(e),(f),(g)と同じになるが、M母線におい
てそれぞれP電位とN電位を打ち消しているため、3台
以上直列にスイッチングコンバータを接続した場合で
も、コモンモード電流を従来の接続構成で2台直列接続
した場合と同程度に抑えることができる。なお、ここま
では出力電圧が零に設定されている場合を例にとって実
施例を説明してきたが、本発明が、出力電圧を他の状態
に設定した場合においても実施可能であることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明による直列スイッチングコンバー
タは、スイッチングコンバータの出力を零に設定したと
き、図2(e),(f)の如くt1 においてスイッチン
グ素子1,3がオン、2,4がオフすることによりP母
線の電位はN1 からP1 へ上昇して大地との間の容量に
充電電流が流れ、N母線の電位はPn からNn へ下降し
て大地との間の容量に放電電流が流れる。t2 において
はこの逆の動作が行われる。
タは、スイッチングコンバータの出力を零に設定したと
き、図2(e),(f)の如くt1 においてスイッチン
グ素子1,3がオン、2,4がオフすることによりP母
線の電位はN1 からP1 へ上昇して大地との間の容量に
充電電流が流れ、N母線の電位はPn からNn へ下降し
て大地との間の容量に放電電流が流れる。t2 において
はこの逆の動作が行われる。
【0029】つまり、P母線とN母線の大地との結合に
よる容量に対して、一方の母線に充電電流が流れている
とき、他方の母線には放電電流が流れるため、大地に対
して流れる充放電電流は相互に打ち消し合う。したがっ
て、複数台、特に、偶数台のスイッチングコンバータを
直列接続した場合には、従来の接続方法に比べてコモン
モード電流を大幅に抑えることができる。また、奇数台
の(3台以上)スイッチングコンバータを直列接続した
場合でも、充電電流および放電電流がそれぞれ重畳され
るのを避けることができるため、コモンモード電流を従
来の接続方法に比べて抑えることができる。
よる容量に対して、一方の母線に充電電流が流れている
とき、他方の母線には放電電流が流れるため、大地に対
して流れる充放電電流は相互に打ち消し合う。したがっ
て、複数台、特に、偶数台のスイッチングコンバータを
直列接続した場合には、従来の接続方法に比べてコモン
モード電流を大幅に抑えることができる。また、奇数台
の(3台以上)スイッチングコンバータを直列接続した
場合でも、充電電流および放電電流がそれぞれ重畳され
るのを避けることができるため、コモンモード電流を従
来の接続方法に比べて抑えることができる。
【図1】本発明による直列スイッチングコンバータの構
成図
成図
【図2】本発明によるスイッチタイミングおよび出力波
形の比較図
形の比較図
【図3】本発明による直列スイッチングコンバータの構
成図
成図
【図4】従来の技術による直列スイッチングコンバータ
の構成図
の構成図
【図5】従来の技術によるスイッチタイミングおよび出
力波形の比較図
力波形の比較図
1,2,3,4 スイッチング素子 5 直流電源 6 負荷
Claims (2)
- 【請求項1】独立した直流電源と4個のスイッチング素
子によって構成されるスイッチングコンバータを、偶数
台直列接続して運転する直列スイッチングコンバータに
おいて、 4個のスイッチング素子のうち、第1のスイッチング素
子と第3のスイッチング素子とを直列に接続し、同様
に、第2のスイッチング素子と第4のスイッチング素子
とを直列に接続し、 前記スイッチング素子の直列回路を、奇数号機において
は、第1,第2のスイッチング素子が直流電源の陽極側
に来るように、かつ、直流電源に対して並列に接続し、 同様に、前記スイッチング素子の直列回路を、偶数号機
においては、第3,第4のスイッチング素子が直流電源
の陽極側に来るように、かつ、直流電源に対して並列に
接続し、 偶数台直列に接続されているスイッチングコンバータの
うち、第1号機における第1のスイッチング素子と第3
のスイッチング素子との接続点と、最終号機における第
1のスイッチング素子と第3のスイッチング素子との接
続点とを、負荷を介して接続し、 奇数号機における第2のスイッチング素子と第4のスイ
ッチング素子との接続点と、次の偶数号機における第2
のスイッチング素子と第4のスイッチング素子との接続
点とを接続し、 最終号機を除く他の偶数号機の第1のスイッチング素子
と第3のスイッチング素子との接続点と、次の奇数号機
の第1のスイッチング素子と第3のスイッチング素子と
の接続点とを接続したことを特徴とする直列スイッチン
グコンバータ。 - 【請求項2】独立した直流電源と4個のスイッチング素
子によって構成されるスイッチングコンバータを、奇数
台直列接続して運転する直列スイッチングコンバータに
おいて、 4個のスイッチング素子のうち、第1のスイッチング素
子と第3のスイッチング素子とを直列に接続し、同様
に、第2のスイッチング素子と第4のスイッチング素子
とを直列に接続し、 前記スイッチング素子の直列回路を、奇数号機において
は、第1,第2のスイッチング素子が直流電源の陽極側
に来るように、かつ、直流電源に対して並列に接続し、 同様に、前記スイッチング素子の直列回路を、偶数号機
においては、第3,第4のスイッチング素子が直流電源
の陽極側に来るように、かつ、直流電源に対して並列に
接続し、 奇数台直列に接続されているスイッチングコンバータの
うち、第1号機における第1のスイッチング素子と第3
のスイッチング素子との接続点と、最終号機における第
2のスイッチング素子と第4のスイッチング素子との接
続点とを、負荷を介して接続し、 第1号機を除く奇数号機における第2のスイッチング素
子と第4のスイッチング素子との接続点と、次の偶数号
機における第2のスイッチング素子と第4のスイッチン
グ素子との接続点とを接続し、 偶数号機の第1のスイッチング素子と第3のスイッチン
グ素子との接続点と、次の奇数号機の第1のスイッチン
グ素子と第3のスイッチング素子との接続点とを接続し
たことを特徴とする直列スイッチングコンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5919193A JPH06276732A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 直列スイッチングコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5919193A JPH06276732A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 直列スイッチングコンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276732A true JPH06276732A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13106284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5919193A Pending JPH06276732A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 直列スイッチングコンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06276732A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09275682A (ja) * | 1996-04-03 | 1997-10-21 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 電源装置 |
| KR101303002B1 (ko) * | 2012-08-17 | 2013-09-03 | 한국전력공사 | 전력용 반도체를 이용한 직렬 연결형 전력 변환 장치와 그 방법 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5919193A patent/JPH06276732A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09275682A (ja) * | 1996-04-03 | 1997-10-21 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 電源装置 |
| KR101303002B1 (ko) * | 2012-08-17 | 2013-09-03 | 한국전력공사 | 전력용 반도체를 이용한 직렬 연결형 전력 변환 장치와 그 방법 |
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