JPH06277148A - 自販機用コーヒー濾紙 - Google Patents
自販機用コーヒー濾紙Info
- Publication number
- JPH06277148A JPH06277148A JP5067796A JP6779693A JPH06277148A JP H06277148 A JPH06277148 A JP H06277148A JP 5067796 A JP5067796 A JP 5067796A JP 6779693 A JP6779693 A JP 6779693A JP H06277148 A JPH06277148 A JP H06277148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- paper
- mercerized
- filter paper
- coffee
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Materials (AREA)
- Paper (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで滲みレベル、粉落ち、湿潤強度及
び濾水速度が極めてバランスが良い自販機用コーヒー濾
紙を提供する。 【構成】 原料として針葉樹晒クラフトパルプ60〜90
%、マーセル化木材パルプ10〜40%より構成されるパル
プスラリーを用い抄紙する。
び濾水速度が極めてバランスが良い自販機用コーヒー濾
紙を提供する。 【構成】 原料として針葉樹晒クラフトパルプ60〜90
%、マーセル化木材パルプ10〜40%より構成されるパル
プスラリーを用い抄紙する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自販機用コーヒー濾紙に
関する。更に詳しく述べるならば、本発明はコーヒー濾
過速度、粉落ち防止性及び湿紙強度に優れ、強サイズ性
を兼ね備えたコーヒー濾紙に関するものである。
関する。更に詳しく述べるならば、本発明はコーヒー濾
過速度、粉落ち防止性及び湿紙強度に優れ、強サイズ性
を兼ね備えたコーヒー濾紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自販機用コーヒー濾紙は、巻取
形態で広く用いられており、その使用法は、巻取より濾
紙を駆動ロールにて引き出し位置を固定した後、ブリュ
ーワがセットされ、次いでこのブリューワ内の紙の上に
コーヒー粉体を乗せ、熱湯を注いで、吸引若しくは加圧
方法により圧力を掛け、コーヒー成分を抽出するという
ことから成り立っている。コーヒーの抽出が終了した後
の使用済み濾紙は、再度駆動ロールに引張られて廃棄さ
れ、同時にブリューワ位置には新しい未使用の濾紙が供
給される。
形態で広く用いられており、その使用法は、巻取より濾
紙を駆動ロールにて引き出し位置を固定した後、ブリュ
ーワがセットされ、次いでこのブリューワ内の紙の上に
コーヒー粉体を乗せ、熱湯を注いで、吸引若しくは加圧
方法により圧力を掛け、コーヒー成分を抽出するという
ことから成り立っている。コーヒーの抽出が終了した後
の使用済み濾紙は、再度駆動ロールに引張られて廃棄さ
れ、同時にブリューワ位置には新しい未使用の濾紙が供
給される。
【0003】この時、濾紙に存在する孔径が大き過ぎる
とコーヒーを抽出している間に粉末状のコーヒーの一部
が液側に通過して、いわゆる粉落ちが発生する。又、紙
に存在する孔径が小さ過ぎると液体の濾過速度が遅くな
るため、液が完全に濾過されず、ブリューワ内に液残り
の状態が発生する。
とコーヒーを抽出している間に粉末状のコーヒーの一部
が液側に通過して、いわゆる粉落ちが発生する。又、紙
に存在する孔径が小さ過ぎると液体の濾過速度が遅くな
るため、液が完全に濾過されず、ブリューワ内に液残り
の状態が発生する。
【0004】一方、濾紙の湿紙強度が不足すると巻取か
ら断続的に濾紙を引き出し走行させる時に紙切れを発生
する。更に、紙のサイズ性が不足するとコーヒー液が紙
層全体に滲む為、ブリューワにおける紙押え部に濾紙が
張り付き剥がれなくなるので濾紙の走行が不良となる。
特に、コーヒー液はコーヒー豆から抽出された油性成分
が含有されているので、通常の水より表面張力が低く、
濾紙層への滲み現象を起こし易い。
ら断続的に濾紙を引き出し走行させる時に紙切れを発生
する。更に、紙のサイズ性が不足するとコーヒー液が紙
層全体に滲む為、ブリューワにおける紙押え部に濾紙が
張り付き剥がれなくなるので濾紙の走行が不良となる。
特に、コーヒー液はコーヒー豆から抽出された油性成分
が含有されているので、通常の水より表面張力が低く、
濾紙層への滲み現象を起こし易い。
【0005】従って、コーヒー濾紙の物性としてコーヒ
ー粉の捕集性(粉落ち防止性)、コーヒー抽出時の濾過
速度、湿潤強度、サイズ性等をうまくバランスさせるこ
とが要求される。
ー粉の捕集性(粉落ち防止性)、コーヒー抽出時の濾過
速度、湿潤強度、サイズ性等をうまくバランスさせるこ
とが要求される。
【0006】従来から、自販機用コーヒー濾紙は、各種
の麻パルプ、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等の
パルプを原料として抄紙され、濾紙層中の細孔の孔径を
コントロールして、粉落ち防止性と濾過速度とのバラン
スをとり、内添薬品によって強度及びサイズ性に対する
対応をとっている。即ち、NBKPのみでは密度が高く
なり、濾過速度が遅くなる傾向にあるので、水との親和
性に於てNBKPに勝る麻パルプを配合することによっ
て濾過速度を向上させ、サイズ剤及び湿潤強度剤の定着
剤としてカチオン性定着剤とアニオン性定着剤を併用
し、ゼータ電位を−5mV以上+5mV以下にすることにより
サイズ剤及び湿潤強度剤の定着率を高めて、要求される
強度及びサイズ効果を発現させている。
の麻パルプ、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等の
パルプを原料として抄紙され、濾紙層中の細孔の孔径を
コントロールして、粉落ち防止性と濾過速度とのバラン
スをとり、内添薬品によって強度及びサイズ性に対する
対応をとっている。即ち、NBKPのみでは密度が高く
なり、濾過速度が遅くなる傾向にあるので、水との親和
性に於てNBKPに勝る麻パルプを配合することによっ
て濾過速度を向上させ、サイズ剤及び湿潤強度剤の定着
剤としてカチオン性定着剤とアニオン性定着剤を併用
し、ゼータ電位を−5mV以上+5mV以下にすることにより
サイズ剤及び湿潤強度剤の定着率を高めて、要求される
強度及びサイズ効果を発現させている。
【0007】しかし、コーヒー濾紙は使い捨てであるた
め、安価であることが重要であるが、一般に麻パルプは
NBKPに比べ高価であることから、紙層の目詰り構造
を広げるために繊維径の太い麻パルプを多量に用いるこ
とによって、製造コストが高くなってしまうことは避け
られない。又、熱融着性合成繊維を用いることによっ
て、孔径を広げること及び湿紙強度を向上させることの
2つの効果が期待できるが、合成繊維の製造工程中にお
いて繊維表面に塗布される仕上げ剤の量の変動によって
内添薬品間のゼ−タ電位のバランスが壊れ、薬品歩留り
の低下を招くことから好ましくない。
め、安価であることが重要であるが、一般に麻パルプは
NBKPに比べ高価であることから、紙層の目詰り構造
を広げるために繊維径の太い麻パルプを多量に用いるこ
とによって、製造コストが高くなってしまうことは避け
られない。又、熱融着性合成繊維を用いることによっ
て、孔径を広げること及び湿紙強度を向上させることの
2つの効果が期待できるが、合成繊維の製造工程中にお
いて繊維表面に塗布される仕上げ剤の量の変動によって
内添薬品間のゼ−タ電位のバランスが壊れ、薬品歩留り
の低下を招くことから好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる現
状に鑑み鋭意研究した結果、コーヒー濾紙の原料として
NBKPとマーセル化された木材パルプを特定量組合わ
せることによりにより粉落ち防止性と濾過速度を極めて
バランス良くさせる方法を見いだし、本発明を完成させ
るに到った。
状に鑑み鋭意研究した結果、コーヒー濾紙の原料として
NBKPとマーセル化された木材パルプを特定量組合わ
せることによりにより粉落ち防止性と濾過速度を極めて
バランス良くさせる方法を見いだし、本発明を完成させ
るに到った。
【0009】従って本発明の目的は、湿潤強度と強サイ
ズ性が適切に付与され、且つ粉落ち防止性と濾過速度と
のバランスのとれた、しかもコストの安価な自販機用の
コーヒー濾紙を提供することにある。
ズ性が適切に付与され、且つ粉落ち防止性と濾過速度と
のバランスのとれた、しかもコストの安価な自販機用の
コーヒー濾紙を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、原料として針
葉樹漂白パルプ60〜90重量%、マーセル化木材パルプ10
〜40重量%より構成されたことを特徴とする自販機用コ
ーヒー濾紙である。
葉樹漂白パルプ60〜90重量%、マーセル化木材パルプ10
〜40重量%より構成されたことを特徴とする自販機用コ
ーヒー濾紙である。
【0011】本発明のために用いられる針葉樹漂白パル
プはNBKPが安価に入手できるので好ましく、マーセ
ル化木材パルプもNBKPをマーセル化したものが好適
に用いられる。マーセル化はNBKPを強アルカリ液中
に浸漬して処理することにより得られ、このマーセル化
パルプは、繊維の屈曲性が非常に高く、紙の原料として
用いることによって紙の密度を軽減させるのに好都合で
ある。従って、マーセル化パルプを用いて抄造した紙は
非常に嵩高であり、繊維充填率が低く、細孔の孔径が大
きいという特性がある。この特性を利用するため、本発
明ではマーセル化NBKPの配合量は、全パルプ原料当
り10〜40重量%である。配合量が10%未満では、繊維本
数が少な過ぎて、マーセル化NBKPによる濾紙層に存
在する細孔の孔径の拡大効果即ち、濾過速度の向上効果
が発現しない。一方、配合量が40%を越えると濾紙層に
存在する孔径の拡大が著しく、濾過速度の向上は充分発
現するが、コ−ヒ−粉の捕捉能が低下し、コ−ヒ−濾紙
として好ましくないと共に、湿潤強度の低下が著しいの
で不適である。
プはNBKPが安価に入手できるので好ましく、マーセ
ル化木材パルプもNBKPをマーセル化したものが好適
に用いられる。マーセル化はNBKPを強アルカリ液中
に浸漬して処理することにより得られ、このマーセル化
パルプは、繊維の屈曲性が非常に高く、紙の原料として
用いることによって紙の密度を軽減させるのに好都合で
ある。従って、マーセル化パルプを用いて抄造した紙は
非常に嵩高であり、繊維充填率が低く、細孔の孔径が大
きいという特性がある。この特性を利用するため、本発
明ではマーセル化NBKPの配合量は、全パルプ原料当
り10〜40重量%である。配合量が10%未満では、繊維本
数が少な過ぎて、マーセル化NBKPによる濾紙層に存
在する細孔の孔径の拡大効果即ち、濾過速度の向上効果
が発現しない。一方、配合量が40%を越えると濾紙層に
存在する孔径の拡大が著しく、濾過速度の向上は充分発
現するが、コ−ヒ−粉の捕捉能が低下し、コ−ヒ−濾紙
として好ましくないと共に、湿潤強度の低下が著しいの
で不適である。
【0012】本発明のための自販機用コーヒー濾紙の坪
量は、20〜50g/m2である。坪量が20g/m2未満では薄すぎ
てコ−ヒ−粉の捕捉能及び紙の強度が低下し、50g/m2を
越えると厚くなり過ぎて濾過速度が低下し、好ましくな
い。
量は、20〜50g/m2である。坪量が20g/m2未満では薄すぎ
てコ−ヒ−粉の捕捉能及び紙の強度が低下し、50g/m2を
越えると厚くなり過ぎて濾過速度が低下し、好ましくな
い。
【0013】本発明のための自販機用コーヒー濾紙の密
度は、0.2〜0.4g/cm3である。密度が0.2g/cm3未満で
は、孔径が大きすぎてコ−ヒ−粉の捕捉能力及び紙の強
度が不足し、0.4g/cm3を越えると濾過速度が低下し、好
ましくない。
度は、0.2〜0.4g/cm3である。密度が0.2g/cm3未満で
は、孔径が大きすぎてコ−ヒ−粉の捕捉能力及び紙の強
度が不足し、0.4g/cm3を越えると濾過速度が低下し、好
ましくない。
【0014】本発明のコーヒー濾紙は、公知の湿式抄紙
機で容易に製造できる。用いられる抄紙機は、円網、短
網、長網、バーチフォーマー、ロトフォーマー、ハイド
ロフォーマー等のいずれでも良く、乾燥機もヤンキー
型、多筒型、スルー型のいずれでも良い。
機で容易に製造できる。用いられる抄紙機は、円網、短
網、長網、バーチフォーマー、ロトフォーマー、ハイド
ロフォーマー等のいずれでも良く、乾燥機もヤンキー
型、多筒型、スルー型のいずれでも良い。
【0015】サイズ剤としてはアルキルケテンダイマ−
が好ましく、カチオン性定着剤としては、ポリアミドポ
リアミンエピクロルヒドリン樹脂、ポリアミン・エピク
ロルヒドリン樹脂、ポリアクリルアマイド樹脂、カチオ
ン化澱粉等の中から適宜選択して用いられる。アニオン
性定着剤としてはポリアクリルアマイド樹脂が好まし
い。
が好ましく、カチオン性定着剤としては、ポリアミドポ
リアミンエピクロルヒドリン樹脂、ポリアミン・エピク
ロルヒドリン樹脂、ポリアクリルアマイド樹脂、カチオ
ン化澱粉等の中から適宜選択して用いられる。アニオン
性定着剤としてはポリアクリルアマイド樹脂が好まし
い。
【0016】本発明のコーヒー濾紙は、NBKPとマー
セル化パルプとの混合パルプにカチオン性定着剤、サイ
ズ剤、アニオン性定着剤を添加し、パルプスラリーのゼ
ータ電位を−5mV〜+5mVの範囲に調整された紙料を用い
て抄紙機で抄紙されて得られる。
セル化パルプとの混合パルプにカチオン性定着剤、サイ
ズ剤、アニオン性定着剤を添加し、パルプスラリーのゼ
ータ電位を−5mV〜+5mVの範囲に調整された紙料を用い
て抄紙機で抄紙されて得られる。
【0017】パルプスラリーのゼータ電位が+5mVを越
えると、アルキルケテンダイマー及びカチオン性定着剤
の定着率が低下しコストの増加、品質の不均一化、抄紙
系の汚れを生じ、ゼータ電位が−5mV未満では、アニオ
ン性定着剤が流出しコストの増加を生ずるので不適であ
る。
えると、アルキルケテンダイマー及びカチオン性定着剤
の定着率が低下しコストの増加、品質の不均一化、抄紙
系の汚れを生じ、ゼータ電位が−5mV未満では、アニオ
ン性定着剤が流出しコストの増加を生ずるので不適であ
る。
【0018】本発明のコーヒー用濾紙は、木材パルプ
(NBKPとマーセル化パルプ)を主体として構成され
ているので安価であり、マーセル化パルプを用いること
により、NBKPの目詰り構造が適度に広げられ嵩高の
紙を得ることが出来るので、従来の麻パルプのみを原料
として用いたコーヒー濾紙並あるいは更に大きい孔径を
濾紙に含有させることができ、コーヒーの濾過速度が向
上した自販機用コーヒー濾紙が得られる。
(NBKPとマーセル化パルプ)を主体として構成され
ているので安価であり、マーセル化パルプを用いること
により、NBKPの目詰り構造が適度に広げられ嵩高の
紙を得ることが出来るので、従来の麻パルプのみを原料
として用いたコーヒー濾紙並あるいは更に大きい孔径を
濾紙に含有させることができ、コーヒーの濾過速度が向
上した自販機用コーヒー濾紙が得られる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は勿論これによって限定されるものでは
ない。尚、本発明で用いられる%は、全て重量%であ
る。
するが、本発明は勿論これによって限定されるものでは
ない。尚、本発明で用いられる%は、全て重量%であ
る。
【0020】実施例1〜2 NBKP及びマーセル化NBKP(米国ITT Rayonier社
製、商品名:Porosanier-J)をそれぞれ単独に離解し、
NBKPのみはタッピー式ビーターでフリーネス550mlC
SFまで叩解した後、パルプ配合量がNBKP:マーセル
化NBKP=85:15(実施例1)及び63:37(実施例2)
でそれぞれ0.5%濃度のパルプスラリーを調成した。
製、商品名:Porosanier-J)をそれぞれ単独に離解し、
NBKPのみはタッピー式ビーターでフリーネス550mlC
SFまで叩解した後、パルプ配合量がNBKP:マーセル
化NBKP=85:15(実施例1)及び63:37(実施例2)
でそれぞれ0.5%濃度のパルプスラリーを調成した。
【0021】これらのパルプスラリーにパルプ当りカチ
オン性定着剤(ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリ
ン、WS-570、日本PMC製)を1.5%、アルキルケテン
ダイマー(AS-262:カチオン性、日本PMC製)を0.5
%、アニオン性定着剤(ポリアクリルアマイド、ポリス
トロン-194、荒川化学製)を1.5%(実施例1)及び1.7
%(実施例2)、この順序で添加し、パルプスラリーの
ゼータ電位が−1mVの紙料を調成した。
オン性定着剤(ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリ
ン、WS-570、日本PMC製)を1.5%、アルキルケテン
ダイマー(AS-262:カチオン性、日本PMC製)を0.5
%、アニオン性定着剤(ポリアクリルアマイド、ポリス
トロン-194、荒川化学製)を1.5%(実施例1)及び1.7
%(実施例2)、この順序で添加し、パルプスラリーの
ゼータ電位が−1mVの紙料を調成した。
【0022】次いで、これらの紙料を用いて実験室手抄
マシンにおいて坪量25g/m2の手抄き紙を作成し、自販機
用コーヒー濾紙とし、コーヒー濾過速度の指標としての
濾水速度、コーヒー粉落ち、湿潤引張強度、滲みレベル
を測定した。
マシンにおいて坪量25g/m2の手抄き紙を作成し、自販機
用コーヒー濾紙とし、コーヒー濾過速度の指標としての
濾水速度、コーヒー粉落ち、湿潤引張強度、滲みレベル
を測定した。
【0023】比較例1〜3 実施例1で用いたNBKP及びマーセル化NBKPをN
BKP:マーセル化NBKP=100:0(比較例1)、92:
8(比較例2)、55:45(比較例3)の如く配合し、それ
ぞれ0.5%濃度のパルプスラリーとし、これに実施例1
で用いたカチオン性定着剤カチオン性定着剤(WS-570)
を1.5%、アルキルケテンダイマー(AS-262)0.5%、ア
ニオン性定着剤(ポリストロン-194)を1.3%(比較例
1及び2)、2.1%(比較例3)、この順序で添加し、
パルプスラリーのゼータ電位が−2mV(比較例1)、1mV
(比較例2)、0mV(比較例3)の紙料をそれぞれ調成
した。次いで、これらの紙料を用い実験室手抄きマシン
で坪量25g/m2の手抄き紙を作成し、自販機用コーヒー濾
紙とし、濾水速度、コーヒー粉落ち、湿潤引張強度、滲
みレベルを測定した。
BKP:マーセル化NBKP=100:0(比較例1)、92:
8(比較例2)、55:45(比較例3)の如く配合し、それ
ぞれ0.5%濃度のパルプスラリーとし、これに実施例1
で用いたカチオン性定着剤カチオン性定着剤(WS-570)
を1.5%、アルキルケテンダイマー(AS-262)0.5%、ア
ニオン性定着剤(ポリストロン-194)を1.3%(比較例
1及び2)、2.1%(比較例3)、この順序で添加し、
パルプスラリーのゼータ電位が−2mV(比較例1)、1mV
(比較例2)、0mV(比較例3)の紙料をそれぞれ調成
した。次いで、これらの紙料を用い実験室手抄きマシン
で坪量25g/m2の手抄き紙を作成し、自販機用コーヒー濾
紙とし、濾水速度、コーヒー粉落ち、湿潤引張強度、滲
みレベルを測定した。
【0024】評価のために用いた試験方法は次の通り。 (1)濾水速度 濾水速度は、表面張力が30dynとなるように調整された
水とメタノールからなる水溶液60mlが直径80mmのブ
フナー漏斗上に置かれたコーヒー濾紙を通過する時間と
した。 (2)コーヒー粉落ち コーヒー粉落ちは、得られたコーヒー濾紙を用いて120
mlの熱水で gのドリップ用に挽かれた粉状のコー
ヒーを抽出して得られるコーヒー液を30分間静置後、カ
ップの底にたまる沈澱物の多少を目視にて確認して、無
し、微量、多量の3段階で評価した。
水とメタノールからなる水溶液60mlが直径80mmのブ
フナー漏斗上に置かれたコーヒー濾紙を通過する時間と
した。 (2)コーヒー粉落ち コーヒー粉落ちは、得られたコーヒー濾紙を用いて120
mlの熱水で gのドリップ用に挽かれた粉状のコー
ヒーを抽出して得られるコーヒー液を30分間静置後、カ
ップの底にたまる沈澱物の多少を目視にて確認して、無
し、微量、多量の3段階で評価した。
【0025】(3)湿潤強度 湿潤引張強度は、JIS-P-8135の紙及び板紙の湿潤引張強
さ試験方法に準じて測定した。 (4)滲みレベル 滲みレベルは、紙のクレム法による吸水度試験方法(JI
S-P-8141)に使用する20℃の水に替えて、30dynの表面
張力に調整した水とメタノール混合水溶液を用い、同法
に準じ10分間に紙中を上昇する液レベル(mm)を測定し
た。試験液の表面張力を30dynとした理由は、コーヒー
抽出液の実測値が30dynを示したからである。
さ試験方法に準じて測定した。 (4)滲みレベル 滲みレベルは、紙のクレム法による吸水度試験方法(JI
S-P-8141)に使用する20℃の水に替えて、30dynの表面
張力に調整した水とメタノール混合水溶液を用い、同法
に準じ10分間に紙中を上昇する液レベル(mm)を測定し
た。試験液の表面張力を30dynとした理由は、コーヒー
抽出液の実測値が30dynを示したからである。
【0026】実施例及び比較例の測定結果を表1に示
す。
す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から分かるように、マーセル化NBK
Pの配合量が10%未満のコーヒー濾紙(比較例1及び
2)は、本発明のコーヒー濾紙表1に比べ、湿潤引張強
度が高く、滲みレベルが低く、粉落ちも無いので良好で
あるが、濾水速度が遅く、実用に耐えない。マーセル化
NBKPの配合率が40%を越える配合量のコーヒー濾紙
(比較例3)は、本発明のコーヒ濾紙(実施例1及び
2)に比べ、濾水速度は非常に早いが、滲みレベルが高
く、粉落ちが多く、湿潤引張強度が弱くいので実用に耐
えない。
Pの配合量が10%未満のコーヒー濾紙(比較例1及び
2)は、本発明のコーヒー濾紙表1に比べ、湿潤引張強
度が高く、滲みレベルが低く、粉落ちも無いので良好で
あるが、濾水速度が遅く、実用に耐えない。マーセル化
NBKPの配合率が40%を越える配合量のコーヒー濾紙
(比較例3)は、本発明のコーヒ濾紙(実施例1及び
2)に比べ、濾水速度は非常に早いが、滲みレベルが高
く、粉落ちが多く、湿潤引張強度が弱くいので実用に耐
えない。
【0029】
【発明の効果】本発明は、低コストで滲みレベル、粉落
ち、湿潤強度及び濾水速度が極めてバランスの良い自販
機用コーヒー濾紙が提供できるという効果を奏する。
ち、湿潤強度及び濾水速度が極めてバランスの良い自販
機用コーヒー濾紙が提供できるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 11/20
Claims (1)
- 【請求項1】 原料として針葉樹漂白パルプ60〜90%、
マーセル化木材パルプ10〜40%より構成されたことを特
徴とする自販機用コーヒー濾紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5067796A JPH06277148A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自販機用コーヒー濾紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5067796A JPH06277148A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自販機用コーヒー濾紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277148A true JPH06277148A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13355279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5067796A Pending JPH06277148A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自販機用コーヒー濾紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06277148A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227100A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Daio Paper Corp | 包装用袋用紙 |
| WO2003045207A1 (en) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Fuji Cone Seisakusho Co., Ltd. | Cassette filter and method of manufacturing the filter |
| JP2007231458A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Daio Paper Corp | 自動販売機用コーヒー濾紙 |
| JP2014109082A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Daio Paper Corp | 包装材 |
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