JPH06277194A - 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置 - Google Patents
遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置Info
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- JPH06277194A JPH06277194A JP6005201A JP520194A JPH06277194A JP H06277194 A JPH06277194 A JP H06277194A JP 6005201 A JP6005201 A JP 6005201A JP 520194 A JP520194 A JP 520194A JP H06277194 A JPH06277194 A JP H06277194A
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-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アン
テナ装置において、高周波の磁界成分を損なうことなく
遮蔽作用を改善する。 【構成】 アンテナ4の導体構造体9は薄板12a、1
2bにより覆われており、これらの薄板は、検査空間の
長手方向に延在し、検査空間を取り囲む遮蔽体3とアン
テナの端部において大きな面で結合されている。
テナ装置において、高周波の磁界成分を損なうことなく
遮蔽作用を改善する。 【構成】 アンテナ4の導体構造体9は薄板12a、1
2bにより覆われており、これらの薄板は、検査空間の
長手方向に延在し、検査空間を取り囲む遮蔽体3とアン
テナの端部において大きな面で結合されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮蔽体を備えた核スピン
断層撮影装置用アンテナ装置に関する。この場合、アン
テナは検査空間の周囲に配置され該検査空間の長手方向
に延在する面状の導体構造体から成り、該アンテナは部
分的に遮蔽部材により覆われており、該遮蔽部材は前記
検査空間を取り囲む遮蔽体と結合されている。
断層撮影装置用アンテナ装置に関する。この場合、アン
テナは検査空間の周囲に配置され該検査空間の長手方向
に延在する面状の導体構造体から成り、該アンテナは部
分的に遮蔽部材により覆われており、該遮蔽部材は前記
検査空間を取り囲む遮蔽体と結合されている。
【0002】
【従来の技術】この形式のアンテナ装置は、ヨーロッパ
特許出願公開第0105550号により公知である。こ
の場合、アンテナは、検査空間の長手方向に延在する2
つの高周波コイルにより構成されている。検査空間の長
手方向に延在する高周波コイルの導体間のスペースは、
導電性の部材から成るくし形構造体により橋絡される。
これにより導体周囲の電界は遮蔽され、したがって高周
波コイルのQ値がいっそう高められるとともに、導体と
くし形構造体との間で一定の漂遊容量が得られる。この
漂遊容量は、検査対象物の幾何学的形状によってもある
いはその特性によってもほとんど影響を受けない。この
ため検査対象物に応じて高周波回路を調整する必要がな
くなる。
特許出願公開第0105550号により公知である。こ
の場合、アンテナは、検査空間の長手方向に延在する2
つの高周波コイルにより構成されている。検査空間の長
手方向に延在する高周波コイルの導体間のスペースは、
導電性の部材から成るくし形構造体により橋絡される。
これにより導体周囲の電界は遮蔽され、したがって高周
波コイルのQ値がいっそう高められるとともに、導体と
くし形構造体との間で一定の漂遊容量が得られる。この
漂遊容量は、検査対象物の幾何学的形状によってもある
いはその特性によってもほとんど影響を受けない。この
ため検査対象物に応じて高周波回路を調整する必要がな
くなる。
【0003】このようなくし形構造体の場合、個々の部
材はすべて一方の側で互いに結合され、高周波コイルの
外側でアースされる。しかしこのこのとの欠点は、殊に
くし形構造体中央の部材に関して、アース点に至るまで
著しく長い経路が生じることになり、これは無視できな
いインダクタンスを有することになる。そしこのインダ
クタンスにより遮蔽作用が低減されてしまう。
材はすべて一方の側で互いに結合され、高周波コイルの
外側でアースされる。しかしこのこのとの欠点は、殊に
くし形構造体中央の部材に関して、アース点に至るまで
著しく長い経路が生じることになり、これは無視できな
いインダクタンスを有することになる。そしこのインダ
クタンスにより遮蔽作用が低減されてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた形式の装置において、高周波の場の
磁界成分を損なうことなく遮蔽作用を改善することにあ
る。
題は、冒頭で述べた形式の装置において、高周波の場の
磁界成分を損なうことなく遮蔽作用を改善することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、遮蔽部材は、検査空間の長手方向に延在しており、
アンテナの端部で大きな面で遮蔽体と結合されているこ
とにより解決される。
は、遮蔽部材は、検査空間の長手方向に延在しており、
アンテナの端部で大きな面で遮蔽体と結合されているこ
とにより解決される。
【0006】択一的な別の解決手段として、遮蔽部材は
方位方向に延在しており、各部分アンテナの個々の長手
方向周縁部で幅の広い面状導体を介して遮蔽体と結合さ
れており、前記導体間にはそれぞれ開放された横断面が
残されている。
方位方向に延在しており、各部分アンテナの個々の長手
方向周縁部で幅の広い面状導体を介して遮蔽体と結合さ
れており、前記導体間にはそれぞれ開放された横断面が
残されている。
【0007】
【発明の利点】これら両方の解決手段において、遮蔽部
材とアンテナ外側の遮蔽体との間で短い接続路が形成さ
れ、しかもこれは大きな面で形成されている。これによ
り遮蔽部材とアースとの間のインダクタンスは小さく保
たれ、その結果、遮蔽作用を損なうおそれのある障害を
及ぼす電圧降下が発生しなくなる。
材とアンテナ外側の遮蔽体との間で短い接続路が形成さ
れ、しかもこれは大きな面で形成されている。これによ
り遮蔽部材とアースとの間のインダクタンスは小さく保
たれ、その結果、遮蔽作用を損なうおそれのある障害を
及ぼす電圧降下が発生しなくなる。
【0008】従属請求項には有利な実施形態が示されて
いる。
いる。
【0009】次に、図1〜図10に基づき本発明の実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0010】
【実施例の説明】図1には、核スピン断層撮影装置の横
断面が略示されている。一般的に超導電性である磁石1
は検査空間7内において均質な基本磁界を発生し、この
磁界は検査空間7の長手方向つまりこの図平面に対し垂
直に配向されている。この基本磁界により、核スピンは
1つの方向に配向される。核スピンを所定の周波数の高
周波の場により静止位置から遷移し、次に、静止位置に
再び戻るときに送信された高周波信号を受信することに
より、核共鳴信号が得られる。送信および受信のために
アンテナ4が必要であり、このアンテナはこの実施例で
は検査空間7の周囲にわたり配分された4つの部分アン
テナ4a〜4dにより構成されている。送信状態におい
て高周波が外部へ向かって放射されること、ならびに受
信状態において外部からアンテナに及ぼされる障害作用
を回避するために、アンテナ4は遮蔽体3により取り囲
まれている。核共鳴信号の位置分解能は、均質な基本磁
界を勾配磁界と重畳することにより得られ、したがって
核スピンの共鳴周波数の位置依存性が生じる。このため
相応の勾配コイルを設ける必要がある。これらのコイル
はリング2内に配置されていて、線形の勾配磁界を発生
する。この勾配磁界が加えられた結果、磁束が貫通する
あらゆる導電性の部分においてうず電流が誘導される可
能性がある。このことを十分に抑圧するために好適に
は、検査空間7と勾配コイルとの間のすべての導電性部
材に、うず電流の電流路が遮断されるようにスリットが
設けられる。
断面が略示されている。一般的に超導電性である磁石1
は検査空間7内において均質な基本磁界を発生し、この
磁界は検査空間7の長手方向つまりこの図平面に対し垂
直に配向されている。この基本磁界により、核スピンは
1つの方向に配向される。核スピンを所定の周波数の高
周波の場により静止位置から遷移し、次に、静止位置に
再び戻るときに送信された高周波信号を受信することに
より、核共鳴信号が得られる。送信および受信のために
アンテナ4が必要であり、このアンテナはこの実施例で
は検査空間7の周囲にわたり配分された4つの部分アン
テナ4a〜4dにより構成されている。送信状態におい
て高周波が外部へ向かって放射されること、ならびに受
信状態において外部からアンテナに及ぼされる障害作用
を回避するために、アンテナ4は遮蔽体3により取り囲
まれている。核共鳴信号の位置分解能は、均質な基本磁
界を勾配磁界と重畳することにより得られ、したがって
核スピンの共鳴周波数の位置依存性が生じる。このため
相応の勾配コイルを設ける必要がある。これらのコイル
はリング2内に配置されていて、線形の勾配磁界を発生
する。この勾配磁界が加えられた結果、磁束が貫通する
あらゆる導電性の部分においてうず電流が誘導される可
能性がある。このことを十分に抑圧するために好適に
は、検査空間7と勾配コイルとの間のすべての導電性部
材に、うず電流の電流路が遮断されるようにスリットが
設けられる。
【0011】図2には、図1による装置構成における高
周波の場の経過が縦断面図で略示されている。わかりや
すくするために、以下の考察では次のようなアンテナ構
造を用いて説明する。すなわちこのアンテナは2つの部
分アンテナしか有しておらず、これらの部分アンテナは
それぞれ、広い面状であって検査空間7に応じて湾曲さ
れている検査空間7上方の導体構造体9aないし下方の
導体構造体9bにより構成されている。高周波信号RF
はそのつど、アースと接続された並列分岐コンデンサ8
aと直列分岐コンデンサ8bから成る整合回路8を介し
て供給される。この信号供給は、両方の導体構造体9
a、9bにおいて互いに逆方向に行われるので、互いに
逆方向の電流経過Iが生じる。これらの導体構造体9
a、9bの長手方向端部はコンデンサCを介してアース
と接続されている。
周波の場の経過が縦断面図で略示されている。わかりや
すくするために、以下の考察では次のようなアンテナ構
造を用いて説明する。すなわちこのアンテナは2つの部
分アンテナしか有しておらず、これらの部分アンテナは
それぞれ、広い面状であって検査空間7に応じて湾曲さ
れている検査空間7上方の導体構造体9aないし下方の
導体構造体9bにより構成されている。高周波信号RF
はそのつど、アースと接続された並列分岐コンデンサ8
aと直列分岐コンデンサ8bから成る整合回路8を介し
て供給される。この信号供給は、両方の導体構造体9
a、9bにおいて互いに逆方向に行われるので、互いに
逆方向の電流経過Iが生じる。これらの導体構造体9
a、9bの長手方向端部はコンデンサCを介してアース
と接続されている。
【0012】逆極性の高周波電流I1、I2により、電
界成分Eも磁界成分Bも有する電磁界が生じる。図2の
場合、磁界成分Bはこの図平面に対し実質的に垂直であ
る。
界成分Eも磁界成分Bも有する電磁界が生じる。図2の
場合、磁界成分Bはこの図平面に対し実質的に垂直であ
る。
【0013】図3には、この電磁界経過がここでは横断
面図で示されている。この場合に明かであるのは、磁力
線Bが導体構造体9a、9bの周囲を取り囲んでいるの
に対し、電気力線Eは導体構造体9a、9b間に走行し
ていることである。
面図で示されている。この場合に明かであるのは、磁力
線Bが導体構造体9a、9bの周囲を取り囲んでいるの
に対し、電気力線Eは導体構造体9a、9b間に走行し
ていることである。
【0014】核共鳴作用のためには磁界成分だけが有用
であり、他方、電界成分によりいくつかの欠点がもたら
される。
であり、他方、電界成分によりいくつかの欠点がもたら
される。
【0015】基本的にこれらの欠点とは以下のものであ
る。すなわち、 1)患者における電気損失。これによりアンテナのQ値
が低減され、患者が加熱される。この加熱は高周波印加
の最大許容値を選定する際に考慮しなければならない。
る。すなわち、 1)患者における電気損失。これによりアンテナのQ値
が低減され、患者が加熱される。この加熱は高周波印加
の最大許容値を選定する際に考慮しなければならない。
【0016】2)患者を検査空間へ運び入れる際にアン
テナが離調するので、一般的に個々の患者に依存した同
調が必要である。
テナが離調するので、一般的に個々の患者に依存した同
調が必要である。
【0017】3)検査空間内へ導入される導線において
電界により定在波が生ずる。
電界により定在波が生ずる。
【0018】4)環状のシステムの場合、各部分アンテ
ナは電界を介して互いに結合される。
ナは電界を介して互いに結合される。
【0019】アンテナの電界成分を遮蔽することによ
り、これらの不利な影響を少なくとも低減することがで
きる。
り、これらの不利な影響を少なくとも低減することがで
きる。
【0020】図4(縦断面図)および図5(横断面図)
には、導体構造体9a、9bがアースされた遮蔽部材1
1、12で覆われている場合の、電界および磁界の経過
が示されている。この場合、電界Eは、導体構造体9
a、9bと遮蔽部材11、12の間のスペースにしかほ
とんど存在していない。検査空間7は広範囲にわたって
電界によって占められていない。しかし磁界Bは導体構
造体9a、9bの周囲を取り囲んでおり、検査空間7を
貫通している。
には、導体構造体9a、9bがアースされた遮蔽部材1
1、12で覆われている場合の、電界および磁界の経過
が示されている。この場合、電界Eは、導体構造体9
a、9bと遮蔽部材11、12の間のスペースにしかほ
とんど存在していない。検査空間7は広範囲にわたって
電界によって占められていない。しかし磁界Bは導体構
造体9a、9bの周囲を取り囲んでおり、検査空間7を
貫通している。
【0021】図6および図7には、遮蔽部材の機械的な
構成に関する2つの択一的な実施形態が示されている。
この場合、図6による遮蔽部材は、個々の薄板を備えた
2つのくし形の構造体12a、12bにより構成されて
おり、これらはアンテナ9の長手方向に延在している。
遮蔽部材12aの薄板と遮蔽部材12bの薄板との間に
おいて、アンテナ中央部には幅cを有する切り欠きが残
されている。遮蔽部材12a、12bの薄板は、両方の
端面でこの遮蔽部材12a、12bの全幅を有する導体
部材を介して外側の遮蔽体3と接続されており、したが
ってアースと接続されている。
構成に関する2つの択一的な実施形態が示されている。
この場合、図6による遮蔽部材は、個々の薄板を備えた
2つのくし形の構造体12a、12bにより構成されて
おり、これらはアンテナ9の長手方向に延在している。
遮蔽部材12aの薄板と遮蔽部材12bの薄板との間に
おいて、アンテナ中央部には幅cを有する切り欠きが残
されている。遮蔽部材12a、12bの薄板は、両方の
端面でこの遮蔽部材12a、12bの全幅を有する導体
部材を介して外側の遮蔽体3と接続されており、したが
ってアースと接続されている。
【0022】遮蔽部材12a、12bに対して以下の要
求が課題せられる。
求が課題せられる。
【0023】1.勾配磁界によっても、これらの遮蔽部
材12a、12bにおいてできるかぎり僅かなうず電流
しか発生しないようにすべきである。このことは、個々
の薄板に分割したこと、ならびに遮蔽部材12a、12
bに2分割したことにより達成される。
材12a、12bにおいてできるかぎり僅かなうず電流
しか発生しないようにすべきである。このことは、個々
の薄板に分割したこと、ならびに遮蔽部材12a、12
bに2分割したことにより達成される。
【0024】2.アースに対する個々の薄板のインダク
タンスをできるかぎり僅かにすべきである。このことは
薄板を大きな面で構成すること、大きな面でアースと接
続すること、ならびにアースへの短い接続路により達成
される。
タンスをできるかぎり僅かにすべきである。このことは
薄板を大きな面で構成すること、大きな面でアースと接
続すること、ならびにアースへの短い接続路により達成
される。
【0025】3.とりわけ重要なことは、高周波の場の
磁界成分が遮蔽部材におけるうず電流によっても障害を
受けないことである。図5に示されているように、磁力
線Bはアンテナの導体構造体9a、9bを長手方向面で
包み込んでいる。ここで重要なことは、これらの磁力線
の領域では、殊にこれらの曲線に対し垂直方向には、い
かなる導電性の部分も存在しておらず、あるいは可能な
かぎり僅かにしか導電性の部分が位置していないことで
ある。図6による配置構成の場合、アンテナの長辺を取
り囲む導電性の部分は遮蔽体にはないので、磁界は障害
を受けない。
磁界成分が遮蔽部材におけるうず電流によっても障害を
受けないことである。図5に示されているように、磁力
線Bはアンテナの導体構造体9a、9bを長手方向面で
包み込んでいる。ここで重要なことは、これらの磁力線
の領域では、殊にこれらの曲線に対し垂直方向には、い
かなる導電性の部分も存在しておらず、あるいは可能な
かぎり僅かにしか導電性の部分が位置していないことで
ある。図6による配置構成の場合、アンテナの長辺を取
り囲む導電性の部分は遮蔽体にはないので、磁界は障害
を受けない。
【0026】4.遮蔽体は、電界を可能なかぎり完全に
遮蔽すべきである。この目的で、個々の薄板間の間隔b
と遮蔽体の両方の半部の間の間隔cを相応に選定する必
要がある。
遮蔽すべきである。この目的で、個々の薄板間の間隔b
と遮蔽体の両方の半部の間の間隔cを相応に選定する必
要がある。
【0027】アンテナのあらゆる特性の最適化は、薄板
の幅a、各薄板間の間隔b、両方のアンテナ半部間の間
隔c、ならびに遮蔽体とアンテナとの間の間隔dを相応
に選定することにより可能である。
の幅a、各薄板間の間隔b、両方のアンテナ半部間の間
隔c、ならびに遮蔽体とアンテナとの間の間隔dを相応
に選定することにより可能である。
【0028】図7による択一的な実施形態の場合、遮蔽
部材12a、12bはやはりくし形の構造体として構成
されているが、この場合には図6とは異なり個々の薄板
は、アンテナの構造体9を端面から包み込んでいるので
はなく、長手方向面両側から取り囲んでいる。遮蔽部材
はやはり2分割されており、その際、遮蔽部材12aと
12bとの間には幅cを有する切り欠きが残されている
が、この分割はここでは図6の実施形態とは異なり長手
方向で行われている。
部材12a、12bはやはりくし形の構造体として構成
されているが、この場合には図6とは異なり個々の薄板
は、アンテナの構造体9を端面から包み込んでいるので
はなく、長手方向面両側から取り囲んでいる。遮蔽部材
はやはり2分割されており、その際、遮蔽部材12aと
12bとの間には幅cを有する切り欠きが残されている
が、この分割はここでは図6の実施形態とは異なり長手
方向で行われている。
【0029】この実施形態の場合、遮蔽部材12aおよ
び12bの個々の薄板は、それぞれ端面においてアース
と接続されている。これによりさらにいっそう短い導電
路が形成され、したがってインダクタンスもいっそう小
さくなる。しかしこの場合、薄板12a、12bとアー
スとの間の接続部材12cは必然的に、長辺を取り囲む
磁力線の領域内に位置する。うず電流によるこれらの接
続部材の磁界への作用を低減する目的で、薄板は全面で
アースと接続されているわけではない。
び12bの個々の薄板は、それぞれ端面においてアース
と接続されている。これによりさらにいっそう短い導電
路が形成され、したがってインダクタンスもいっそう小
さくなる。しかしこの場合、薄板12a、12bとアー
スとの間の接続部材12cは必然的に、長辺を取り囲む
磁力線の領域内に位置する。うず電流によるこれらの接
続部材の磁界への作用を低減する目的で、薄板は全面で
アースと接続されているわけではない。
【0030】図8〜図10には、接続部材12cのため
の種々異なる構成が示されている。図8による実施形態
の場合、接続部材12cは切り欠きの領域で互いに対向
して位置する半円状の切り欠きを有しており、この切り
欠きを通って磁力線が通り抜けることができる。これら
の接続部材における環状の切り欠き自体はまず始めに容
易に思いつくように、この切り欠きを通る磁力線による
磁界により切り欠きの周囲に円電流が生じてしまうとい
う欠点を有する。しかし図8による構成の場合にはこの
ことは生じ得ない。それというのはこの円形の切り欠き
周囲には閉じた電流経路が存在しないからである。同じ
利点は図9による実施形態にもあてはまり、図9の場合
にはこの切り欠きは三角形である。
の種々異なる構成が示されている。図8による実施形態
の場合、接続部材12cは切り欠きの領域で互いに対向
して位置する半円状の切り欠きを有しており、この切り
欠きを通って磁力線が通り抜けることができる。これら
の接続部材における環状の切り欠き自体はまず始めに容
易に思いつくように、この切り欠きを通る磁力線による
磁界により切り欠きの周囲に円電流が生じてしまうとい
う欠点を有する。しかし図8による構成の場合にはこの
ことは生じ得ない。それというのはこの円形の切り欠き
周囲には閉じた電流経路が存在しないからである。同じ
利点は図9による実施形態にもあてはまり、図9の場合
にはこの切り欠きは三角形である。
【0031】図10による構成の場合、薄板とアースと
の間に大きな面状の接続部材12cが設けられている
が、この部材は薄板の方向に、つまりは磁力線に平行に
配置されている。したがって磁力線はこの導体部材を貫
通することはないので、うず電流も誘導されない。
の間に大きな面状の接続部材12cが設けられている
が、この部材は薄板の方向に、つまりは磁力線に平行に
配置されている。したがって磁力線はこの導体部材を貫
通することはないので、うず電流も誘導されない。
【0032】図7に示されている構成はさらに、患者が
アンテナに最も近づく領域において殊に、電界が最も低
減されるという利点を有する。図1から明らかなよう
に、患者はアンテナ4の個別部材の長辺4e、4gの領
域においてアンテナに対し最も小さい間隔を有してお
り、したがって電界に最も強く曝される。これらの長辺
の領域においてまさに、図7による遮蔽がとりわけ効果
的である。場合によっては患者6の上方および下方の長
辺4fと4hにおける遮蔽体を省略できる。それという
のはここでは患者との間隔が比較的大きいからである。
アンテナに最も近づく領域において殊に、電界が最も低
減されるという利点を有する。図1から明らかなよう
に、患者はアンテナ4の個別部材の長辺4e、4gの領
域においてアンテナに対し最も小さい間隔を有してお
り、したがって電界に最も強く曝される。これらの長辺
の領域においてまさに、図7による遮蔽がとりわけ効果
的である。場合によっては患者6の上方および下方の長
辺4fと4hにおける遮蔽体を省略できる。それという
のはここでは患者との間隔が比較的大きいからである。
【0033】さらに図7には、検査空間中央へ向かうに
つれて薄板12a、12bが短くなるようにする構成が
破線で示されている。このことが可能な理由は−図2に
示されているように−電界Eは検査領域の両方の長手方
向面周縁部で最も強く、中央へ向かうにつれて弱くなる
からである。
つれて薄板12a、12bが短くなるようにする構成が
破線で示されている。このことが可能な理由は−図2に
示されているように−電界Eは検査領域の両方の長手方
向面周縁部で最も強く、中央へ向かうにつれて弱くなる
からである。
【0034】
【発明の効果】本発明により、遮蔽体を備えた核スピン
断層撮影装置用アンテナ装置において、高周波の場の磁
界成分を損なうことなく遮蔽作用を改善することができ
る。
断層撮影装置用アンテナ装置において、高周波の場の磁
界成分を損なうことなく遮蔽作用を改善することができ
る。
【図1】核スピン断層撮影装置の横断面の概略図であ
る。
る。
【図2】図1による装置構成における高周波の場の経過
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図3】電磁界経過の横断面図である。
【図4】導体構造体がアースされた遮蔽部材で覆われて
いる場合の電界および磁界の経過を示す縦断面図であ
る。
いる場合の電界および磁界の経過を示す縦断面図であ
る。
【図5】導体構造体がアースされた遮蔽部材で覆われて
いる場合の電界および磁界の経過を示す横断面図であ
る。
いる場合の電界および磁界の経過を示す横断面図であ
る。
【図6】遮蔽部材の機械的な構成に関する実施形態を示
す図である。
す図である。
【図7】遮蔽部材の機械的な構成に関する実施形態を示
す図である。
す図である。
【図8】接続部材のための実施形態を示す図である。
【図9】接続部材のための実施形態を示す図である。
【図10】接続部材のための実施形態を示す図である。
1 磁石 2 リング 3 遮蔽体 4 アンテナ 4a〜4d 部分アンテナ 4e〜4h 長辺 5 患者寝椅子 6 患者 7 検査空間 8 整合回路 9,9a,9b 導体構造体 10a,10b,11,12,12a,12b 遮蔽部
材 12c 接続部材 12e 切り欠き B 磁界成分 E 電界成分
材 12c 接続部材 12e 切り欠き B 磁界成分 E 電界成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルートガー フライゼン ドイツ連邦共和国 エアランゲン ハイン リッヒ−ヘルツ−シュトラーセ 13
Claims (5)
- 【請求項1】 アンテナ(4)は、検査空間(7)の周
囲に配置され該検査空間の長手方向に延在する面状の導
体構造体(9)から成り、該アンテナは部分的に遮蔽部
材(11,12)により覆われており、該遮蔽部材は前
記検査空間(7)を取り囲む遮蔽体(3)と結合されて
いる、 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置に
おいて、 遮蔽部材(11,12)は、検査空間(7)の長手方向
に延在しており、アンテナ(4)の端部で大きな面で遮
蔽体(3)と結合されていることを特徴とする、遮蔽体
を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置。 - 【請求項2】 前記遮蔽部材(11,12)は検査空間
(7)の中央部で分割されており、アンテナ(4)の両
端部で遮蔽体(3)と結合されている、請求項1記載の
アンテナ装置。 - 【請求項3】 アンテナ(4)は複数個の部分アンテナ
から成り、該部分アンテナはそれぞれ、検査空間(7)
の周囲に配置され該検査空間の長手方向に延在する導体
構造体(9)から成り、該部分アンテナはくし形状に配
置された遮蔽部材(11,12)により部分的に覆われ
ており、該遮蔽部材は、前記検査空間(7)を取り囲む
遮蔽体(3)と結合されている、 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置に
おいて、 遮蔽部材(11,12)は方位方向に延在しており、各
部分アンテナ(4)の個々の長手方向周縁部で幅の広い
面状導体(12c)を介して遮蔽体(3)と結合されて
おり、前記導体(12c)間にはそれぞれ開放された横
断面が残されていることを特徴とする、 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置。 - 【請求項4】 前記の開放された横断面は、前記導体
(12c)が切り欠き(12e)を有することにより拡
大され、該切り欠きは開放された横断面に対向してい
る、請求項3記載のアンテナ装置。 - 【請求項5】 前記導体(12c)は、検査空間(7)
の長手方向軸に対し垂直に配置されている、請求項3記
載のアンテナ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4301557A DE4301557C2 (de) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | Antennenanordnung mit Abschirmung für ein Kernspintomographiegerät |
| DE4301557.3 | 1993-01-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277194A true JPH06277194A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=6478647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6005201A Withdrawn JPH06277194A (ja) | 1993-01-21 | 1994-01-21 | 遮蔽体を備えた核スピン断層撮影装置用アンテナ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5396174A (ja) |
| JP (1) | JPH06277194A (ja) |
| DE (1) | DE4301557C2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006320423A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Neomax Co Ltd | Mri用信号検出装置 |
| JP2011517598A (ja) * | 2008-04-09 | 2011-06-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Sar低減型高磁場mrのための2層多素子rfストリップコイルアンテナ |
| JP2014004476A (ja) * | 2010-08-17 | 2014-01-16 | Hitachi Medical Corp | 高周波コイルおよびそれを用いた磁気共鳴撮像装置 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19503833C2 (de) * | 1995-02-06 | 1998-05-14 | Siemens Ag | Kernspintomographiegerät mit einer Kombination aus Hochfrequenzantenne und Gradientenspule |
| US5777519A (en) * | 1996-07-18 | 1998-07-07 | Simopoulos; Anastasios V. | High efficiency power amplifier |
| DE19640359C1 (de) * | 1996-09-30 | 1998-04-23 | Siemens Ag | Antennenanordnung für ein diagnostisches Magnetresonanzgerät |
| DE10016229B4 (de) * | 2000-03-31 | 2005-12-22 | Siemens Ag | Polarisierende Antenne für ein Magnetresonanzgerät |
| US7038118B1 (en) * | 2002-02-14 | 2006-05-02 | Reel George Productions, Inc. | Method and system for time-shortening songs |
| DE102005013853B4 (de) * | 2005-03-24 | 2009-06-25 | Siemens Ag | Magnetresonanzanlage mit einer Hochfrequenz-Sendeantenne |
| US9335390B2 (en) | 2009-12-02 | 2016-05-10 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Apparatus for detecting signals |
| RU188624U1 (ru) * | 2018-12-27 | 2019-04-18 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский национальный исследовательский университет информационных технологий, механики и оптики" (Университет ИТМО) | Приемно-передающая радиочастотная-катушка для магнитно-резонансного томографа |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8203621A (nl) * | 1982-09-20 | 1984-04-16 | Philips Nv | Kernspintomograaf met faraday kooi. |
| DE3347597A1 (de) * | 1983-12-30 | 1985-07-18 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Hochfrequenz-spulenanordnung zum erzeugen und/oder empfangen von wechselmagnetfeldern |
| DE3410204A1 (de) * | 1984-03-20 | 1985-10-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Hochfrequenz-antenneneinrichtung in einer apparatur zur kernspintomographie und verfahren zum betrieb dieser einrichtung |
| US4740751A (en) * | 1984-08-16 | 1988-04-26 | Picker International, Inc. | Whole body MRI resonator |
| US4636730A (en) * | 1984-08-16 | 1987-01-13 | General Electric Company | NMR spectroscopy body probes with at least one surface coil |
| DE3515190A1 (de) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Kernspin-tomographiegeraet |
| DE3522401A1 (de) * | 1985-06-22 | 1987-01-02 | Bruker Medizintech | Probenkopf fuer die nmr-tomographie |
| US4712408A (en) * | 1985-09-23 | 1987-12-15 | Anderson-Cook, Inc. | Coarse pitch spline rolling |
| US4766383A (en) * | 1987-02-24 | 1988-08-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Quadrature antenna for magnetic resonance imaging using elliptical coils |
| US4876510A (en) * | 1987-06-04 | 1989-10-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Apparatus for nuclear spin tomography having superconducting base field magnetic coils and a radiation shield |
| US4878022A (en) * | 1988-10-14 | 1989-10-31 | The Regents Of The University Of California | Widened and shaped MRI surface coil having increased signal-to-noise ratio |
| DE4032707A1 (de) * | 1990-10-15 | 1992-04-16 | Siemens Ag | Entstoerfilter fuer eine gradientenspule in einem kernspinresonanz-bildgeraet |
-
1993
- 1993-01-21 DE DE4301557A patent/DE4301557C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-28 US US08/174,408 patent/US5396174A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-21 JP JP6005201A patent/JPH06277194A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006320423A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Neomax Co Ltd | Mri用信号検出装置 |
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| JP2014004476A (ja) * | 2010-08-17 | 2014-01-16 | Hitachi Medical Corp | 高周波コイルおよびそれを用いた磁気共鳴撮像装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5396174A (en) | 1995-03-07 |
| DE4301557A1 (de) | 1994-07-28 |
| DE4301557C2 (de) | 1995-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |