JPH06277275A - 水頭症を救うための装置 - Google Patents

水頭症を救うための装置

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JPH06277275A
JPH06277275A JP5299528A JP29952893A JPH06277275A JP H06277275 A JPH06277275 A JP H06277275A JP 5299528 A JP5299528 A JP 5299528A JP 29952893 A JP29952893 A JP 29952893A JP H06277275 A JPH06277275 A JP H06277275A
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JP
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distal end
shunt
hypotube
catheter
tubular member
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JP5299528A
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English (en)
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Donald Cohen
ドナルド・コーエン
Lance Kumm
ランス・カム
John Aoki
ジョン・アオキ
Rith N Kimm
ライス・エヌ・キム
Shea Bassett
シーア・バゼット
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Neuro Navigational Corp
Original Assignee
Neuro Navigational Corp
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    • A61M27/00Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • A61M27/002Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
    • A61M27/006Cerebrospinal drainage; Accessories therefor, e.g. valves
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
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    • A61B1/00165Optical arrangements with light-conductive means, e.g. fibre optics
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/042Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by a proximal camera, e.g. a CCD camera

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水頭症を救うために患者の脳にシャントを位
置させるための装置を提供する。 【構成】 水頭症を救うためのシャント84は、閉じた
末端88とこの末端88に形成された開口部90を有し
ている。中空のハイポチューブ14は、末端を有し、こ
のハイポチューブ14は、この末端を越えて突出した画
像ファイバ52を保持している。このハイポチューブ1
4はシャント84内に位置させられ、その末端をシャン
ト84の末端88に当接させ、画像ファイバ52を開口
部90を通して突出させている。シャント84を伴った
ハイポチューブ14が患者の脳内へ進められ、一方外科
医は、画像ファイバに接続された近くのビデオモニタ3
5上に前進路を見る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して、神経外科器
具、さらに詳しくは脳室シャント(shunt)カテー
テルの生体内設置のための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および本発明の目的】脳における水として
俗にしられている水頭症は、子供を含め、多くの人々を
冒す苦痛である。この危険な病気の症状の一つは、被害
者の脳における増大する液体圧で、もしもそれが軽減さ
れなければ、被害者に身を切られる程の痛みをもたら
し、もしかすると脳に傷を引き起こす。
【0003】水頭症は、脳における液体圧のゆっくりと
した、連続的な上昇をもたらす。さらに詳しくは、水頭
症に苦しめられている患者において、過剰な体液(脳脊
髄液)が、ゆっくりと、かつ連続的に脳室内に蓄積され
る。脳室から過剰な体液を抽出するために、そしてそれ
により脳における液圧を軽減するために、多くは最小限
侵襲的な技術が、蓄積された液体のエリアから頭蓋腔の
外側のエリアに液体を通じさせるための通路を作るため
に開発されてきた。
【0004】一つのそのような最小限侵襲的な技術の例
として、“シャント”として知られている長く、かつ細
いカテーテルが水頭症に苦しめられている患者の頭蓋骨
の小さい入口の位置から前進させられ、このシャントの
末端域部分が脳室の一つの中に位置させられる。このシ
ャントの基部の端部は、過剰な脳脊髄液の頭蓋骨から他
の体腔、例えば腹膜、或は静脈系への流れを調節する弁
に接続されている。換言すれば、頭蓋骨内の正常な圧力
の回復のために(即ち、正常な頭蓋骨内圧力を回復する
ために)、頭蓋骨内の過剰な脳脊髄液はシャントを介し
て排出される。
【0005】典型的なものとしては、複数の小孔が、シ
ャントカテーテルの末端域部分に形成され、脳室内に蓄
積された液体がこの小孔に入り、シャントを介して流出
し、それにより脳における液体圧が軽減される。不幸に
も、このシャントの末端域部分のふさがれた状態になる
ことがあり、それにより頭蓋腔からの過剰な液体の排出
を妨げることになる。より具体的には、脈絡叢として知
られている脳の部分は、シャントの末端域部分の小孔内
に成長して、小孔をふさぐ。このことが起こると、シャ
ントを脳から取り除き、このシャントを他のふさがって
いないシャントと取り替える必要がある。
【0006】したがって、シャントを脈絡叢の余り近く
に位置させることは避け、結果的に生じるシャントのふ
さがりを避けるのが望ましい。他方、シャントが過剰な
脳脊髄液を効果的に排出するのを保証するために、シャ
ントカテーテルの小孔は、脳室内の正確な場所(それ
は、患者の状態によって変わる)に位置させなければな
らない。
【0007】しかしながら、シャントが効果的に過剰な
脳の液体を排出する一方で、脈絡叢によってふさがれて
いない状態のままにするように、シャントを正確に位置
させることは簡単ではない。これは、主として、殆どの
シャント設置行為において、外科医が、脳内へのシャン
トの前進中、シャントの脳への前進の道筋を直接見るこ
とができないからである。
【0008】代わりに、時々、シャントの設置に先立
ち、患者の脳の像を作り出すために磁気共鳴結像スキャ
ン(magnetic resonance imaging scan)、即ちCTス
キャンが行われる。この像は、シャント設置行為の間、
手術室において引き続き表示され、外科医は、スキャン
によって前もって作り出された像に基づきシャントの正
確な設置を“見詰める”。換言すれば、外科医は脳のリ
アルタイム像を見ながらではなく、手術に先立って作り
出された脳の静物画像(still-life image)を定期的に
ちらりと見ながら患者の脳内にシャントを進める。驚く
までもなく、斯る条件下でシャントの正確な設置は必ず
しも最善に遂行されるとは限らない。
【0009】したがって、本発明の目的は、水頭症を救
うために患者の脳にシャントを位置させるための装置を
提供することにある。本発明のもう一つの目的は、設置
行為の間、患者の脳内にシャントを進める通路の像を見
せる装置を提供することにある。本発明のさらなる目的
は、使い易く、かつ製造コスト効率の高いシャントを位
置させるための装置を提供することにある。
【0010】
【発明の概要】患者の脳における水頭症を救済するため
の装置は、末端部を有するシャントを含み、このシャン
トの末端部に開口部が形成されている。管状部材が、シ
ャント内に位置させることが可能となっている。この管
状部材は、シャントの末端部と当接させる末端部を有し
ているが、上記開口部を通り越して突出はしない。した
がって、この管状部材は、脳内のシャントを進めるため
に脳内へ進めることが可能である。
【0011】また、光学画像ファイバも管状部材内に位
置させられ、そしてこの光学画像ファイバは、管状部材
の末端部およびシャントの開口部を越えて突出する末端
部を有している。好ましくは、ビデオモニタが脳の画像
を見せるために画像ファイバに機能的に接続されるのが
よい。
【0012】目下のところの好ましい一実施例では、シ
ャントは柔軟なカテーテルであって、開口部はスリット
である。この実施例では、管状部材は、ステンレススチ
ールの皮下注射管(ハイポチューブ(hypotube))であ
り、少なくとも一つの光学照射ファイバが画像ファイバ
の近くのハイポチューブ内に位置させられている。
【0013】さらに、灌注液流路がハイポチューブと画
像ファイバとの間に作られ、そして灌注液源が灌注液流
路と液連通状態にある。さらに、真空状態の流路が、ハ
イポチューブと画像ファイバとの間に作られ、真空源が
この真空状態の流路と液連通状態にある。したがって、
脳内における手術位置は、手術位置の明瞭な画像を作り
出すのに助けとなるために灌注され、吸い出される。
【0014】本発明のもう一つの面では、閉じた末端部
と、この末端部に形成された開口部とを有する柔軟な中
空のシャントを患者の脳内に位置させるための装置が開
示されている。この装置は、末端部とシャントの内径よ
りも小さく、上記開口部よりも大きい外径を有する管を
含んでいる。また、この装置は、この管内に位置させら
れた光学画像ファイバをも有している。この画像ファイ
バは、管の末端部を越えて突出した末端部を有し、そし
てこの管は、シャント内に位置させられることが可能
で、この管の末端部がシャントの末端部に当接し、画像
ファイバの末端部はシャントの開口部を越えて突出する
ようになっている。
【0015】さらに本発明のもう一つの面では、患者の
脳内にシャントを位置させるための方法が開示されてい
る。このシャントは、開口部を形成された閉じた末端部
を有し、そしてこの方法は、末端部を有する中空管を設
け、管内に光学画像ファイバを位置させるステップを含
んでいる。画像ファイバは、管の末端部を越えて突出す
る末端部を有している。
【0016】この画像ファイバからの脳の画像は、ビデ
オモニタに表示され、そして管は、シャントの末端部と
開口部を越えて突出する画像ファイバの末端部とに当接
する管の末端部とともにシャント内に位置させられる。
それから、シャントを伴った管が患者の脳内に進められ
る一方、外科医は、画像モニタによって作り出された脳
の画像をモニタ上に見る。
【0017】もう一つの好ましい実施例では、患者の脳
内の水頭症を救うための装置は、末端部を有する脳室カ
テーテルを含み、このカテーテルの末端部は、スリット
を形成されている。管状部材がカテーテル内に設置可能
で、この管状部材はカテーテルの末端部に当接する末端
部を有している。
【0018】また、光伝送部材、好ましくは光学画像フ
ァイバが管状部材内に位置させられ、そしてこの光学画
像ファイバが管状部材の末端部の近くに位置させられる
末端部を有している。カテーテルを伴ったこの管状部材
は、脳内に進められ、そして一旦カテーテルが適切に位
置させられると、管状部材がカテーテルのスリットを通
して押され、光をカテーテルの末端部の向こうから光伝
送部材の末端部に入るのを許容している。
【0019】目下のところ好ましい一実施例では、カテ
ーテルは柔軟なシャントである。この実施例では、管状
部材はステンレススチールの皮下注射管(ハイポチュー
ブ)で、少なくとも一つの光学照射ファイバが画像ファ
イバの近くに位置させられている。
【0020】本発明の別の実施例のもう一つの面では、
閉じた末端部と、この末端部に形成された開口部とを有
する柔軟な中空シャントを患者の脳内に位置させるため
の装置が開示されている。この装置は、末端部と、シャ
ントの内径よりも小さく、開口部よりも大きい外径とを
有する管を含んでいる。また、この装置は、管内に位置
させられた光伝送部材、好ましくは光学画像ファイバを
も有している。この画像ファイバは、管の末端部に並列
した末端部を有し、そしてこの管はシャントの開口部を
通して位置させられることが可能で、シャントの末端部
の向こうからの光が画像ファイバに入ることが可能とな
っている。
【0021】さらに、本発明のもう一つの面では、患者
の脳内にシャントを位置させるための方法が開示されて
いる。このシャントは、開口部を形成された閉じた末端
部を有し、そしてこの方法は、末端部を有する中空管を
設け、管内に光学画像ファイバを配置するステップを含
んでいる。この画像ファイバは、管の末端部の近くに位
置させられる末端部を有している。
【0022】この画像ファイバからの脳の画像は、ビデ
オモニタに表示され、そしてこの管はシャントの末端部
に近接して配置された管の末端部を伴ったシャントの内
側に位置させられる。それから、シャントを伴った管
は、患者の脳内に進められる。一旦、シャントが適切に
位置させられると、管は、シャントの開口部を通して進
められ、そして外科医は画像ファイバによって作り出さ
れた脳の画像をモニタ上に見る。本発明の詳細は、構造
および作用の双方について、添付図面を参照して最もよ
く理解でき、そこでは同様の部分については同一番号が
付してある。
【0023】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。最初に図1を参照すると、シャント設置用内
視鏡装置が示されており、全体的に10で表されてい
る。図示するように、内視鏡装置10は、管状部材、好
ましくは軸方向に剛体的なステンレススチールの中空皮
下注射管(ハイポチューブ)14内に配設されている。
順に、ハイポチューブ14は硬質プラスチック或は金属
製取っ手16に固定されている。
【0024】図1は、目下のところの好ましい実施例を
示しており、取っ手16は末端部でテーパを付けた円錐
台状のノーズ部18と基部装着部20とを有し、そして
基部装着部20は、二つの対向する平行で、かつ平らな
面22,24を備えた、全体的に三角形状をしている。
また、基部装着部20は平らな基端部プラグ26を有
し、そしていくつかの装着具がこの基端部プラグ26に
接続される。
【0025】さらに詳しくは、図1および2を相互参照
すると、中空の、全体的に柱状の画像ファイバハブ28
が、取っ手16のプラグ26内に形成されたハブ通路3
0内に位置させられている。好ましくは、画像ファイバ
ハブ28は、プラグ26に植え付けられるのがよい。ビ
デオカプラ32が画像ファイバハブ28に係合可能で、
このカプラ32は、当該技術分野で周知の手段によって
モニタ35を伴ったビデオカメラに接続されたビデオ伝
送ライン33に順に接続されている。
【0026】さらに、中空の全体的に柱状の照射ケーブ
ルコネクタ34は、取っ手16のプラグ26内に形成さ
れたケーブルコネクタ通路36内に位置させられてい
る。好ましくは、この照射ケーブルコネクタ34は、プ
ラグ26に植え付けられるのがよい。光伝送ケーブル3
8は、カプラ34に係合可能で、このケーブル38は、
当該技術分野で周知の手段によって照射光源(図示せ
ず)に順に接続されている。
【0027】加えて、中空の、全体的に柱状の灌注液コ
ネクタ40が取っ手16のプラグ26内に形成された灌
注液コネクタ流路42内に位置させられている。好まし
くは、灌注液コネクタ40は雌側ルア嵌合部(a female
luer fitting)として形成され、プラグ26に植え付
けられるのがよい。液ラインを伴った雄側ルア嵌合部
(a male luer fitting)44は、コネクタ40に係合
可能で、そして液ラインは、当該技術分野で周知の手段
によって灌注液源(図示せず)に順に接続されている。
【0028】さらにまた、中空の、全体的に柱状の真空
引き嵌合部46は、取っ手16のプラグ26内に形成さ
れた真空引き嵌合部流路48に位置させられている。好
ましくは、真空引き嵌合部46は、雌側ルア嵌合部とし
て形成され、そしてプラグ26に植え付けられるのがよ
い。液ラインを伴った雄側ルア嵌合部50は、当該技術
分野で周知の手段によって真空引き源(図示せず)に順
に接続されている。
【0029】図2は、画像ファイバ52が画像ファイバ
ハブ28に接続されていることを最もよく示している。
したがって、画像ファイバ52は、ビデオカプラ32に
機能的に係合している。目下のところ、好ましい一実施
例では、画像ファイバ52は、光学ファイバの束を含む
住友画像ファイバアッセンブリである。
【0030】また、照射ファイバ束54は、照射ケーブ
ルコネクタ34に接続されている。したがって、束54
は、照射光源に機能的に係合している。図2に示されて
いるように、束54と画像ファイバ52とは、内視鏡1
2を形成するために光学ファイバ束内に並列させられて
いる。
【0031】さらに、薄い壁の、高強度灌注液管56
は、好ましくはポリイミド樹脂から形成されるのがよ
く、灌注液コネクタ40に接続され、そして灌注液管5
6は灌注液通路を形成する。灌注液管56は、灌注液源
に機能的に係合している。同様に、高強度真空引き管5
8が真空引き流路を形成し、真空引き流路は、真空引き
源に機能的に係合している。取っ手16の内部は密閉さ
れている故、真空引き管58は省いてもよい。
【0032】さらに、図2を参照すると、内視鏡12,
灌注液管56、および真空引き管58は、ハイポチュー
ブ14の基部60内に延びている。図示するように、ハ
イポチューブ14は、好ましくはノーズ部18内にハイ
ポチューブ14をエポキシ樹脂で植え付けることによ
り、取っ手16のノーズ部18内に保持されている。
【0033】ここで、図3および4を参照すると中空の
ステンレススチール製のハイポチューブ14の詳細が分
かる。図3に最もよく示されているように、ハイポチュ
ーブ14は、約1000分の50インチ(0.05
0”)の外径62と、約1000分の45インチ(0.
045”)の内径64を有している。灌注液管56は、
ハイポチューブ14内に配設され、約1000分の12
インチ(0.012”)の外径66と、約1000分の
10インチ(0.010”)の内径68を有している。
【0034】さらに、図3は、画像ファイバ52が約1
000分の18インチ(0.018”)径70を有する
ことを示している。図3および4を参照すると、画像フ
ァイバ52は適当なレンズ72(図4)、例えばロッド
レンズ(a rod lens)を含むことが理解され、それは光
を集め、画像ファイバ52を通して戻ってきた光を伝え
るために、当該技術分野で周知の手段により、画像ファ
イバ52の末端部に取り付けられている。
【0035】図3はまた、光学照射ファイバが、光学フ
ァイバ52から径方向に離れ、画像ファイバ52に平行
な複数の照射ファイバを含んでいることも示している。
目下のところ、好ましい実施例では、束54は、6本の
光学照射ファイバを含み、各々が約1000分の10イ
ンチ(0.010”)の径74を有している。
【0036】さらに図3および4を参照すると、エポキ
シ樹脂材76が、当該技術分野で周知の手段で、灌注液
管56,画像ファイバ52、および照射ファイバの束5
4の間の空間のハイポチューブ14内に充填されてい
る。エポキシ樹脂材76の充填の間、マンドレル(図示
せず)がハイポチューブ14内に位置させられ、エポキ
シ樹脂材が凝固すると、マンドレルは、真空引き流路を
形成するために取り除かれる。
【0037】図1,3,4および5を相互参照すると分
かるように、エポキシ樹脂材76は、ハイポチューブ1
4の末端域部分80(図1および4)のみを満たし、真
空引き流路78は(図3および4)は、ハイポチューブ
14の残りによって形成された管の間の空の隙間82
(図4および5)と液連通状態にある。この真空引き管
58(図1)は、ハイポチューブ14の管の間の隙間8
2と液連通状態にある。
【0038】したがって、灌注液(例:塩水)は灌注液
管56を介してシャント設置の間、観察が意図されてい
る場所に灌注するために導かれる。この場所に灌注する
ことにより、画像ファイバ52の視野は澄んだ状態にさ
れる。同時に、破片、および過剰な液は、真空引き流路
78,管の間の隙間82、および真空引き管58を介し
て観察されている場所から吸い出される。好ましくは、
真空引き流路78を介して吸い出される液の量(即ち、
質量流量)は、灌注液管56を介して導かれる灌注液の
量に等しいのがよい。内視鏡装置10を介して流入量お
よび流出量を適正なものにすることにより、そして装置
10の出口を適正な高さに位置させることにより、患者
の脳内圧を予め決めた圧力に維持できる。
【0039】ここで、図4を参照すると、装置10の働
きが分かる。第一に、ハイポチューブ14が、脳室シャ
ントカテーテル84内に進められる。特に、ハイポチュ
ーブ14は、ハイポチューブ14の末端部によって形成
される肩部86がシャント84の閉じた末端部88に当
接するまでシャント84内を進められる。
【0040】図4に示すように、シャント84の閉じた
末端部88は、開口部90を形成され、そして、画像フ
ァイバ52の末端域部分92は開口部90を通して突出
している。本発明にしたがって、開口部90は、スリッ
トでもよく、円形断面,長円形(卵形,楕円形)断面,
矩形断面、或は別の適当な形状を有してもよい。もしも
望むならば、末端部にテーパを付けたスリット93を有
する挿入物91を、強度のため、そして肩部86を案内
して挿入物91に接触させるために開口部90内に位置
させることができる。
【0041】どのような場合でも、開口部90は、画像
ファイバ52の末端域部分92が開口部90を通して突
出するのを許容するために十分に大きいが、開口部90
を通してハイポチューブ14の肩部86が突出するのを
防ぐのに十分に小さい。
【0042】ハイポチューブ14が、シャント84の末
端部88に当接する肩部86とともにシャント84内に
進んだ後、シャント84を伴ったハイポチューブ14
は、マニュアルで患者に向かって装置10を押すことに
より、患者の脳内に進められる。当該技術分野の者によ
って理解されるように、装置10に対する押し付け力
は、ハイポチューブ14の肩部86を介してシャント8
4の閉じた末端部88に伝えられる。
【0043】シャント84が患者内に進められるにつれ
て、意図する前進路からの光が画像ファイバ52に入
り、ビデオモニタ35に表示され(図1)、そしてそれ
は画像ファイバ52に機能的に係合していることを思い
出されるであろう。好ましくは、このビデオモニタ35
は、外科医の近くにおくのがよく、その結果外科医は、
患者内にシャント84を進めながら、ビデオモニタ35
上のシャント84の前進路を見ることができる。
【0044】また、シャント84を伴ったハイポチュー
ブ14は患者内を進められている間、灌注液が前進路を
灌注するために、灌注液管56を通して導かれることも
可能である。別の言い方をすると、灌注液が、通常、脊
髄、および脳を取り囲み、そして通常、濁ったCSF生
物学的液状物を移動させるために灌注液管56を通して
導くことが可能である。さらに、破片および過剰な液は
真空引き流路78を通して前進路から吸い出される。こ
れにより、シャント84の意図する前進路の澄んでい
て、濁りのない視野がビデオモニタ35に表示される。
【0045】ここで図6を参照すると、本発明の内視鏡
装置の別の実施例が示されており、全体的に100で示
されている。図示するように、装置100はハイポチュ
ーブは含まず、代わりに、例えばポリビニルクロライド
(PVC),ナイロン,ポリスルホン、或はポリカーボ
ネートのような高モジュラス,高強度の熱可塑性樹脂の
突出部からなるスコープ本体102を有している。図示
するように、スコープ本体102は、柱状の基部10
4,柱状の末端域部分106および円錐台形状のテーパ
部108を有している。図示するように、テーパ部10
8は基部104から末端域部分106に向かって内方に
テーパを付されている。基部104は、取っ手16に類
似の取っ手(図示せず)に接続されており、図1に示す
ように、好ましくは約1000分の50インチ(0.0
50”)の外径110を有するのがよい。
【0046】図6はまた、装置100が画像形成部11
2を含むことを示している。図示するように、画像形成
部112は、画像ファイバ114および複数の照射ファ
イバ116を含んでいる。さらに、画像形成部112
は、灌注用流路118と真空引き用流路120とを有し
ている。さらに、図示するように、エポキシ樹脂材12
2が画像形成部112の構成要素間に配されている。肩
部124が、末端域部分106の末端部によって形成さ
れている。この肩部124は、シャントカテーテル(図
示していないが、図4に示されたシャント84に類似し
ている)の末端部に当接しており、一方画像形成部11
2は、シャントカテーテル内に形成された開口部を通し
て突出し、同様にして肩部86は、図4におけるシャン
トカテーテル84の末端部88に当接している。
【0047】ここで図7および8を参照すると、ニュー
ロ内視鏡が示されており、全体的に200で示されてい
る。この内視鏡200は、取っ手16(図1)に類似の
取っ手202を有している。なかでも、取っ手202
は、それぞれ図1に示されたハブ28,コネクタ40、
およびコネクタ34と基本的なすべての点で同一の画像
ファイバハブ204,灌注液コネクタ206、および照
射ファイバハブ208,を有している。しかしながら、
取っ手16とは対照的に、取っ手202は真空引きコネ
クタを含んでいない。
【0048】図8は、管状部材210が取っ手202の
末端部212を通り抜けて、好ましくはそこに植え付け
られるのがよいことを最もよく示している。好ましく
は、管状部材210は、ステンレススチールのハイポチ
ューブであるのがよい。この管状部材210は、内視鏡
211の末端部が、ハイポチューブ210の開いた末端
部と同一平面にある点を除き、図1に示された内視鏡1
2と基本的なすべての点で同一の内視鏡211(図9お
よび10に示されている)を保持している。また、深度
帯(depth bands)213も、患者内へのハイポチュー
ブ210の前進の程度の視覚的な指示を提供するために
ハイポチューブ210の外周面上に刻設されている。
【0049】本発明により意図されているように、内視
鏡211は、複数の光学照射ファイバ214、および光
伝送部材216、好ましくは可干渉性光学画像ファイバ
216を含んでいる。別の実施例では、光伝送部材21
6は、一連の剛体的なロッドレンズ、例えば、好ましく
は単一のフォーピッチ・グリン・ロッド(four-pitch gri
n rod)に結合された末端部のクォーターピッチ・グリン
・ロッド(quarter-pitch Grin rod)でもよい。順に、
フォーピッチ・グリン・ロッドは、光を拡大し、、図1に
示すビデオカプラ32のようなビデオカプラに光を伝え
るために、基部凸リレーレンズに接続される。上述した
グリン・ロッドは、セルフォック・アール・レンズ(Selfo
cR lenses)でもよい。さらに別の実施例では、光伝送
部材は、一連の間隔をあけたリレーレンズ(spaced rel
ay lenses)でもよい。
【0050】照射ファイバ214は、照射ファイバハブ
208に機能的に接続される一方、画像ファイバ216
は、画像ファイバハブ204に機能的に接続されてい
る。ファイバ214,216のすべては、ファイバ5
2,54が内視鏡12内に配設ているのと実質的に同様
に内視鏡211内に配設されている。ビデオ表示装置
(図示せず)が、ファイバハブ204,208に機能的
に係合していることは理解されるべきである。
【0051】ハイポチューブ14が真空引き流路78と
灌注液管56とを含むことを思い起こして下さい。この
に対して、ハイポチューブ210は、低液圧で外科手術
現場の改善された灌注を行うために、2本の灌注液流路
(図示せず)を含み、真空引き流路は含んでいない。両
灌注液流路は、第一液管218によって取り囲まれ、支
持された内方灌注管(図示せず)に接続され、そして第
一液管218は、順に、当該技術分野で周知の手段によ
って第二液管220に接続されている。図8に最もよく
示されているように、第二液管220は、灌注液コネク
タ206に取り付けられている。好ましくは、第一液管
218はストレイン・リリーフ管(strain lelief tub
e)であるのがよい。
【0052】図8は、ハイポチューブ210が基部22
2を有すること、ストレイン・リリーフ・シュリンク管
(strain lelief shrink tube)224が画像、照射フ
ァイバ216,214と、第一灌注液管218とを保護
するために、基部222をぴったりと取り囲んでいる。
また、ポリビニルクロライド(PVC)保護管226も
照射ファイバ214を取り囲み、かつ保護している。図
示するように、このPVC管226は、照射ファイバハ
ブ208とは間隔をあけて基部終端部227を有してい
る。
【0053】ここで、図9および10を参照すると、ニ
ューロ内視鏡200の働きは理解できる。シャント、好
ましくは脳室カテーテル228は閉じた末端部230を
有し、そしてスリット232は、末端部230を貫いて
縦方向に形成されている。このカテーテル228は、ハ
イポチューブ210の末端域部分233の周りに位置さ
せられており、そして図9に示すようにカテーテル22
8の末端部230は、ハイポチューブ210の末端部2
34と間隔をあけて配置されている。当該技術分野の者
であれば、カテーテル228の部分は、これを図9に示
す関係に保持するために、ニューロ内視鏡200に対し
て内方に締め付け、或は絞れることは理解できるであろ
う。
【0054】図9に示す状態(即ち、前進状態)のカテ
ーテル228でもって、カテーテル228を伴ったニュ
ーロ内視鏡200は患者の脳内へ前進させられることが
可能である。前進位置において、スリット232は実質
的に閉じられ、即ち液は、スリット232を通過できな
い。周期的に、ハイポチューブ210の末端部234
(したがって、内視鏡211の末端)は、カテーテル2
28の末端部230を越えてきた光を集めるために、カ
テーテル228のスリット232を通して図10に示す
位置(即ち、視覚位置)に選択的に、そしてマニュアル
で前進させることが可能である。視覚位置において、カ
テーテル228のスリットを形成したエリアは、ハイポ
チューブ210を、ぴったりと取り囲んでいる。望むな
らば、内視鏡211の末端部234は、患者内へのカテ
ーテル228の前進を再開するために、カテーテル22
8内へ引っ込ませられることが可能である。
【0055】ハイポチューブ210の末端部234が図
10に示す視覚位置にあるとき、カテーテル228に対
して正に末端部の脳の部分の画像を、画像ファイバハブ
204(図7および8)に機能的に接続されたビデオモ
ニタ(図示せず)上に表示することが可能である。した
がって、外科医は、患者の脳内へカテーテル228を適
切に位置させる助けのために、カテーテル228の意図
する前進の道筋を見ることができる。
【0056】ここに詳細に示され、記述されたシャント
設置のための特有の内視鏡は、十分に本発明の上述した
目的を達成することができるが、それは、目下のところ
本発明の好ましい実施例であって、本発明によって広く
熟慮されている課題の代表的なものであり、本発明の範
囲は、当業者に明らかな他の実施例も包含し、したがっ
て本発明の範囲、特許請求の範囲以外のものによって限
定されるべきでないことを理解すべきである。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、水頭症の患者の脳内へのシャントの設置行為
において、外科医はシャントの脳への前進の道筋を直接
見ながら、シャントを意図する位置に正確に導くことが
可能になり、水頭症の患者の救済に寄与できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシャント設置のための内視鏡の斜視
図であって、離脱された部分および分解して相互の関係
を示した関係する補助的な構成要素を伴い、ビデオモニ
タの概略が示されている。
【図2】 図1の2−2線に沿って切った、本発明のシ
ャント設置用の内視鏡の一部破断正面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿って切った、本発明のシ
ャント設置用の内視鏡の断面図で、この内視鏡と機能的
に係合した状態に示された脳室シャントカテーテルの末
端部を伴っている。
【図4】 図1の4−4線に沿って切った、本発明のシ
ャント設置用の内視鏡の断面図で、離脱された部分を伴
っている。
【図5】 図1の5−5線に沿って切った、本発明のシ
ャント設置用の内視鏡の断面図である。
【図6】 本発明の別の実施例の末端部の斜視図で、離
脱された部分と明瞭のために取り除かれた取っ手を伴っ
ている。
【図7】 本発明の別の実施例の斜視図である。
【図8】 図7の8−8線に沿って切った、断面図で、
離脱された部分を伴っている。
【図9】 図7の9−9線に沿って切った部分断面図
で、前進位置で脳室カテーテルと機能的に係合した内視
鏡を伴っている。
【図10】 図7の9−9線に沿って切った部分断面図
で、観察位置で脳室カテーテルと機能的に係合した内視
鏡を伴っている。
【符号の説明】
10 内視鏡装置 12 内視鏡 14 ハイポチューブ 33 ビデオ伝送ライ
ン 35 モニタ 38 光伝送ケーブル 52 画像ファイバ 54 照射ファイバ束 56 灌注液管 58 真空引き管 72 レンズ 78 真空引き流路 84 脳室シャントカテーテル 86 肩部 88 末端部 93 スリット 100 内視鏡装置 112 画像形成部 114 画像ファイバ 116 照射ファイバ 118 灌注用流路 120 真空引き流路 124 肩部 200 ニューロ内視
鏡 210 ハイポチューブ 211 内視鏡 212 末端部 214 照射ファイバ 216 画像ファイバ 228 脳室カテーテ
ル 230 末端部 232 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランス・カム アメリカ合衆国92680カリフォルニア州タ スティン、ウォールナット・アベニュー 1260番 ナンバー32 (72)発明者 ジョン・アオキ アメリカ合衆国90706カリフォルニア州ベ ルフラワー、サウス・ウッドラフ16109番 アパートメント・ディ (72)発明者 ライス・エヌ・キム アメリカ合衆国92688カリフォルニア州ラ ンチョ・サンタ・マルガリータ、クルシロ 11番 (72)発明者 シーア・バゼット アメリカ合衆国92663カリフォルニア州ニ ューポート・ビーチ、カナル・ストリート 415番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットを形成した末端部を有する脳室
    カテーテルと、このカテーテル内に位置させることが可
    能で、末端部を有する管状部材と、この管状部材内に位
    置させられ、上記管状部材の末端部の近くに位置させら
    れる末端部を有する光伝送部材とを備え、上記カテーテ
    ルの末端部から上記光伝送部材の末端部に入るのを許容
    するために、上記管状部材の末端部が、脳室カテーテル
    のスリットを通して前進可能な患者の脳における水頭症
    を救うための装置。
  2. 【請求項2】 上記脳室カテーテルが柔軟なシャント
    で、上記光伝送部材が光学画像ファイバである請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記脳室カテーテルが、柔軟なシャント
    で、上記光伝送部材が、少なくとも一つの剛体的なロッ
    ドレンズを含む請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記脳室カテーテルが、柔軟なシャント
    で、上記管状部材がハイポチューブである請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 脳の画像を表示するために上記光伝送部
    材に機能的に接続されたビデオモニタを備えた請求項4
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記ハイポチューブと上記光伝送部材と
    の間に灌注液流路が形成された請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記ハイポチューブと上記光伝送部材と
    の間に真空引き流路が形成された請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 (a) 末端部を有する中空管を設ける
    ステップと; (b) 上記管の末端部近くに位置させられる末端部を
    有する画像ファイバを上記管内に配置するステップと; (c) 患者の画像を表示するために画像ファイバにビ
    デオモニタを接続するステップと; (d) 開口部とともに形成された閉じた末端部を有す
    るカテーテルのこの開口部を越えて突出した上記管の末
    端部とともに上記管を上記カテーテル内に配置するステ
    ップと;そして、 (e) 上記カテーテルの末端部の向こうの構造の画像
    を表示するステップとからなる患者内にカテーテルを位
    置させる方法。
  9. 【請求項9】 開口部とともに形成された末端部を有す
    るシャントと、このシャント内に位置させることが可能
    で、上記シャントの末端部と当接する肩部を有する管状
    部材と、上記管状部材内に位置させられ、上記管状部材
    の末端部、および上記シャントの開口部を越えて突出し
    た末端部を有する画像ファイバとを備えた、患者の脳に
    おける水頭症を救うための装置。
  10. 【請求項10】 上記管状部材がハイポチューブで、上
    記灌注液流路が上記ハイポチューブと上記画像ファイバ
    との間に形成され、真空引き流路が、上記ハイポチュー
    ブと上記画像ファイバとの間に形成された装置であっ
    て、スリットが形成され、上記シャントの開口部内に位
    置させられる挿入部を有する請求項9に記載の装置。
JP5299528A 1992-11-30 1993-11-30 水頭症を救うための装置 Pending JPH06277275A (ja)

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