JPH06277354A - 遊技球貯溜装置 - Google Patents

遊技球貯溜装置

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JPH06277354A
JPH06277354A JP6098391A JP6098391A JPH06277354A JP H06277354 A JPH06277354 A JP H06277354A JP 6098391 A JP6098391 A JP 6098391A JP 6098391 A JP6098391 A JP 6098391A JP H06277354 A JPH06277354 A JP H06277354A
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JP
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card
identification
cpu
identification code
value
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Application number
JP6098391A
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English (en)
Inventor
Katsunori Tokuda
勝則 徳田
Masahiko Hasegawa
雅彦 長谷川
Mitsuharu Kitajima
光晴 北島
Ichiro Watanabe
一郎 渡邊
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SAN COMMUN KK
Suncorporation
Original Assignee
SAN COMMUN KK
Sun Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紛失した磁気カード等の可搬性記憶手段の不
正使用を防止し、正当な所有者の利益の回復を可能とす
る。 【構成】 払出された遊技球の数をパチンコ機1に挿入
された識別カードの識別コードに対応させて集中管理コ
ンピュータ2のファイル手段に積算的に記憶させること
により、識別カードの状態に関わりなく遊技球の払出し
数を遊技者毎に保存すると共に、記憶された遊技球貯溜
数の値を用いて遊技を開始する際には、パチンコ機1に
挿入された識別カードの識別コードに対応する暗証番号
を集中管理コンピュータ2のファイル手段から検出し
て、この暗証番号と遊技者がパチンコ機1のテンキー2
9を介して入力した暗証番号とを比較し、識別カードが
正当な所有者によって挿入されているか否かを判定して
払出しの可否を決定することにより、識別カードの不正
使用を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技球貯溜装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やスロットマシン等を始め、
遊技結果に応じてパチンコ球やメダル等の遊技球を払出
すようにした従来の遊技機では、遊技場に入場する毎に
玉貸し機等を用いた現金取り引きで遊技球を借り入れて
遊技を開始するのが一般的であり、球貸しに必要とされ
る両替操作や払出し操作が面倒で、しかも、遊技機を交
換して遊技を継続するような場合には、それまでに払出
された遊技球の全てを回収し、この遊技球を持って別の
遊技機に移動しなければならず、遊技球の回収作業や持
ち運び作業が煩わしいといった欠点があった。
【0003】また、購入金額に応じて発券された磁気カ
ードによって球貸し操作を行わせると共に、一連続遊技
で獲得した遊技球の数をこの磁気カードに積算記憶して
遊技者に返却することにより、両替操作や払出し操作お
よび遊技球の回収作業や持ち運び作業を不要とした遊技
装置が特開平1−99580号として提案されている
が、特開平1−99580号として提案された遊技装置
によれば、紛失や盗難によって遊技者が磁気カードを失
ったような場合、それまでに貯溜された遊技球に関する
全ての権利が磁気カードの正当な所有者である遊技者か
ら剥奪されるといった問題があり、また、紛失したカー
ドを拾得した者が不当に遊技を行うといった可能性もあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、両替
操作や払出し操作および遊技球の回収作業や持ち運び作
業等の煩わしさを廃絶し、しかも、遊技者が磁気カード
等の可搬性記憶手段を失った場合であっても紛失した磁
気カード等の拾得による不当な遊技を確実に防止するこ
とができ、望ましくは、磁気カード等の正当な所有者で
ある遊技者の利益を回復することも可能な遊技球貯溜装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技球貯溜装置
は、次の各手段を備えたことを特徴とする構成により前
記目的を達成した。 イ. 識別コードを記憶した可搬性記憶手段。 ロ. 遊技機に配備され、前記可搬性記憶手段に接離自
在に接続して、可搬性記憶手段の識別コードを読込む識
別コード読込み手段。 ハ. 識別データ記憶領域と遊技球貯溜数記憶領域とを
有して識別コード毎に設定された複数の記憶領域からな
るファイル手段と、識別コード読込み手段から入力され
た識別コードに基いて前記ファイル手段を検索し、ファ
イル手段の記憶領域を特定する検索手段と、前記検索手
段によって特定された記憶領域の識別データと識別コー
ド読込み手段からの識別コードに対応して入力された入
力データとが一致すると前記特定された記憶領域に記憶
された遊技球貯溜数の出力を許容するデータ比較手段
と、識別コードと共に入力された遊技球貯溜数を前記検
索手段によって特定された記憶領域の遊技球貯溜数記憶
領域に更新記憶する更新記憶手段とを備えた情報管理手
段。 ニ、 データ入力手段を有し、該データ入力手段を介し
て入力されたデータを情報管理手段に出力する第1のデ
ータ出力手段。 ホ、 情報管理手段から入力された遊技球貯溜数を初期
値として記憶する一方、賞態様検出手段からの検出信号
に応じて遊技球貯溜数の値を更新記憶する再設定手段
と、更新記憶された遊技球貯溜数の現在値に応じて遊技
球の払出しを許容する球貸し手段と、遊技機に配備され
た精算スイッチからの操作信号を受けて遊技球貯溜数の
現在値を可搬性記憶手段の識別コードと共に情報管理手
段に出力する第2のデータ出力手段とを備えた遊技機。
【0006】
【作用】遊技機に配備された識別コード読込み手段に可
搬性記憶手段を接続すると、この可搬性記憶手段に記憶
された識別コードが識別コード読込み手段を介して情報
管理手段に入力される。
【0007】また、識別コード読込み手段からの識別コ
ードに対応してデータ入力手段に入力されたデータは、
第1のデータ出力手段を介して情報管理手段に入力され
る。
【0008】情報管理手段に配備された検索手段は前記
識別コード読込み手段から入力された識別コードを受
け、この識別コードに基いて、該情報管理手段に配備さ
れたファイル手段を検索し、識別データ記憶領域と遊技
球貯溜数記憶領域とを有して識別コード毎に設定された
複数の記憶領域から、識別コード読込み手段を介して入
力された識別コードに対応する記憶領域を特定する。
【0009】情報管理手段に配備されたデータ比較手段
は、前記検索手段によって特定された記憶領域の識別デ
ータと、第1のデータ出力手段を介して識別コード読込
み手段からの識別コードに対応して入力された入力デー
タとを比較し、双方のデータが一致すると、前記検索手
段によって特定された記憶領域に記憶された遊技球貯溜
数の出力を許容する。
【0010】遊技機に配備された再設定手段は情報管理
手段から入力された遊技球貯溜数を初期値として記憶す
る一方、賞態様検出手段からの検出信号を受ける毎に遊
技球貯溜数の値を更新記憶し、また、遊技機に配備され
た球貸し手段は、前記再設定手段によって更新記憶され
た遊技球貯溜数の現在値に応じて遊技球の払出しを許容
する。
【0011】遊技機に配備された精算スイッチを操作す
ると精算スイッチから操作信号が出力され、この操作信
号を受けた第2のデータ出力手段が遊技球貯溜数の現在
値を可搬性記憶手段の識別コードと共に情報管理手段に
出力する。
【0012】情報管理手段の更新記憶手段は識別コード
と共に入力された遊技球貯溜数の現在値を受け、この値
を、前記検索手段によって特定された記憶領域の遊技球
貯溜数記憶領域に更新記憶する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明による遊技球
貯溜装置の実施例について説明する。
【0014】図1は遊技機としてのパチンコ機1を示す
正面図、図2はパチンコ機1の要部を示す機能ブロック
図、図3は情報管理手段としての集中管理コンピュータ
2の要部を示す機能ブロック図、図4は複数のパチンコ
機1をデータ伝送路4で集中管理コンピュータ2に接続
して遊技場内に配設した状態を示すブロック図であり、
第1の実施例を構成する遊技球貯溜装置3は、パチンコ
機1と集中管理コンピュータ2および識別コードを記憶
した磁気カードからなる可搬性記憶手段(以下、識別カ
ードという)によって構成される。
【0015】この内、遊技機としてのパチンコ機1に
は、識別コード読込み手段および第1のデータ出力手段
と第2のデータ出力手段ならびに再設定手段と球貸し手
段、更に、精算スイッチの各々を構成する要素が一体的
に配設され、また、情報管理手段としての集中管理コン
ピュータ2には、ファイル手段と検索手段およびデータ
比較手段と更新記憶手段の各々を構成する要素が一体的
に配設されている。
【0016】次に、遊技機としてのパチンコ機1および
情報管理手段としての集中管理コンピュータ2の各々に
ついて、その構成を詳細に説明する。
【0017】パチンコ機1は、概略において、遊技盤
5、識別カード用カードリーダ6、プリペイドカード用
カードリード&ライタ7、打球ユニット8、ディスプレ
イユニット9および各種のキースイッチ群と集中管理コ
ンピュータ用データ伝送回路10ならびにパネル制御基
盤用データ伝送回路11等からなる。
【0018】識別コード読込み手段を構成する識別カー
ド用カードリーダ6は、パチンコ機1の前面に穿設され
た識別カード挿入口12と連絡してパチンコ機1の内部
に配設され、識別カードの搬入および搬出に用いられる
カード搬送モータM1と、識別カード挿入口12へのカ
ード挿入を検出するカードセンサAと、読込み専用の磁
気ヘッド13とを備える。カード搬送モータM1および
カードセンサAの各々はモータ制御回路14およびセン
サ検出回路15を介してパチンコ機1の筐体制御基板に
配備されたCPU(A)に接続され、また、磁気ヘッド
13は、識別カード挿入口12から挿入されてカード搬
送モータM1で搬入移動される識別カードの磁気ストラ
イプから識別コードを読込み、この識別コードの値をヘ
ッド制御回路16を介してCPU(A)に入力するよう
に構成されている。
【0019】プリペイドカード用カードリード&ライタ
7は、パチンコ機1の前面に穿設されたプリペイドカー
ド挿入口17と連絡してパチンコ機1の内部に配設さ
れ、プリペイドカードの搬入および搬出に用いられるカ
ード搬送モータM2と、プリペイドカード挿入口17へ
のカード挿入を検出するカードセンサBと、読み書き共
用の磁気ヘッド18とを備える。カード搬送モータM2
およびカードセンサBの各々はモータ制御回路19およ
びセンサ検出回路20を介してCPU(A)に接続さ
れ、また、磁気ヘッド18は、プリペイドカード挿入口
17から挿入されてカード搬送モータM2で搬入移動さ
れるプリペイドカードの磁気ストライプから購入可能金
額の残高を読込み、この値をヘッド制御回路21を介し
てCPU(A)に入力する一方、カード搬送モータM2
によって搬出移動されるプリペイドカードの磁気ストラ
イプに、CPU(A)の内部処理によって更新された購
入可能金額の残高、即ち、筐体制御基板のメモリ22に
おけるRAMに設定された残高記憶レジスタR4の現在
値を書込むように構成されている。
【0020】打球ユニット8は、パチンコ球を弾発する
ための打球発射モータM3とパチンコ機1の前面下部に
配設された打球ハンドル23の操作を検出するタッチセ
ンサ24とを有し、打球発射モータM3およびタッチセ
ンサ24の各々は、モータ制御回路25およびセンサ検
出回路26を介してCPU(A)に接続されている。打
球発射モータM3によって駆動される打球杆やスプリン
グ機構等については周知であるから説明を省略する。
【0021】打球センサ27はセンサ検出回路28を介
してCPU(A)に打球検出信号を入力するもので、賞
態様検出手段の一部を構成している。打球センサ27
は、打球ユニット8で発射されてパチンコ機1の遊技盤
5内にまで到達したパチンコ球のみを検出するものであ
って、例えば、遊技盤5における球誘導レールの先端を
通過したパチンコ球を検出する位置に配設されており、
戻り球を検出することはない。
【0022】パチンコ機1は、その前面に、LEDやL
CD等の表示手段からなるディスプレイユニット9,テ
ンキー群29およびデータエントリーキー30からなる
データ入力手段,金額選択キー31,精算スイッチとな
る精算キー32,プリペイドカード用のカード排出キー
33等のキースイッチ群を有し、キースイッチ群の各々
は入力検出回34を介してCPU(A)に接続され、夫
々のキーからの操作信号が識別可能にCPU(A)に入
力されるようになっている。テンキー群29およびデー
タエントリーキー30は第1のデータ出力手段の一部を
構成するデータ入力手段である。
【0023】パチンコ機1の制御基板に配設されたメモ
リ22は、各種のプログラムやガイダンス表示のデータ
等を格納したROMやデータの一時記憶に用いられるR
AM等によって構成され、パチンコ機1の制御基板に
は、更に、メモリ22内のデータを遊技場内の集中管理
コンピュータ2に転送するための集中管理コンピュータ
用データ伝送回路10と、遊技盤5の側に配備されたパ
ネル制御基板(図示せず)からの情報をCPU(A)に
入力するためのパネル制御基板用データ伝送回路11が
配備され、メモリ22のROMには、図6乃至図16に
示されるようなアルゴリズムに沿って形成されたCPU
(A)のための制御プログラムが格納されている。この
実施例における第2のデータ出力手段は、実質上、メモ
リ22のRAMとデータバス35および集中管理コンピ
ュータ用データ伝送回路10等によって構成されてい
る。
【0024】遊技盤5上に配設された入賞装置36の各
々には入賞球を検出するための入賞検出センサ(図示せ
ず)が配備され、各入賞検出センサからの入賞信号は遊
技盤5のパネル制御基板とパチンコ機1側のパネル制御
基盤用データ伝送回路11を介してCPU(A)に入力
されるようになっており、入賞装置36の入賞検出セン
サやパネル制御基板等は実質的に賞態様検出手段の一部
を構成している。
【0025】パチンコ機1は遊技盤5内でパチンコ球を
閉鎖的に循環させて遊技を行う密閉式のパチンコ機であ
って、打球ユニット8の内部には、打球発射モータM3
や打球杆およびスプリング機構等の構成によって規定さ
れた弾発周期や遊技盤5から打球ユニット8へのパチン
コ球の回収速度に関連して、パチンコ遊技を間断なく継
続できるだけの数のパチンコ球が常時確保されており、
パチンコ遊技実施の可否は、全て、CPU(A)が打球
発射モータM3の駆動を許可するか否かに関わってい
る。
【0026】従って、パチンコ機1には賞球や貸し球を
払出すための機械的な球貸し手段は配備されておらず、
賞球や貸し球の実質的な払出し処理は、入賞装置36に
配備された入賞検出センサや発射球を検出する打球セン
サ27からの検出信号に応じ、メモリ22のRAMに配
備された現在値記憶レジスタR2の値をCPU(A)が
増減することによって実施され、現在値記憶レジスタR
2およびCPU(A)等によって再設定手段および球貸
し手段の一部が構成される。金額選択キー31は球貸し
手段に対応したデータ入力手段である。
【0027】集中管理コンピュータ2は、概略におい
て、制御手段としてのCPU(B)、CPU(B)のた
めの制御プログラムを格納したROMやデータの一時記
憶等に用いられるRAM等からなるメモリ37、データ
入力手段としてのキーボード38、表示手段としてのデ
ィスプレイユニット39、外部記憶手段としてのディス
クコントローラ40およびフロッピーディスク41等か
らなり、集中管理コンピュータ2の制御基板には、更
に、パチンコ機用データ伝送回路42と中央管理コンピ
ュータ用データ伝送回路43が設けられ、該集中管理コ
ンピュータ2は、パチンコ機用データ伝送回路42とデ
ータ伝送路4を介して複数のパチンコ機1に接続されて
いる。
【0028】実施例におけるファイル手段はフロッピー
ディスク41によって構成されているが、各種の不揮発
性RAMやハードディスク等によって代替しても一向に
差し支えない。ファイル手段を構成するフロッピーディ
スク41の記憶領域の概念を表1に示す。
【0029】
【表1】 表1に示されるように、フロッピーディスク41の記憶
領域の各々には、少なくとも、識別コードを記憶するた
めの識別コード記憶領域と、暗証番号等を記憶するため
の識別データ記憶領域、および、遊技球の貯溜数を記憶
するための遊技球貯溜数記憶領域の各々が設けられる
が、実施例の場合これらの記憶領域に加えて、更に、使
用禁止フラグ記憶領域、ならびに、氏名,性別,年齢,
職業,住所等のデータを記憶する個人データ記憶領域が
設けられる。次に、各記憶領域の設定データの内容等に
ついて簡単に説明する。
【0030】識別コード記憶領域に記憶された識別コー
ドは、当該遊技場で発券された識別カードの磁気ストラ
イプに記憶された相異なる識別コードの各々に一対一に
対応して設定された既成の値である。
【0031】一方、識別データとなる暗証番号は、識別
カードを貸与した遊技者の要求に応じ、この遊技者の有
する識別カードの識別コードに対応してオペレータがキ
ーボード38を介して設定入力する値であり、遊技者の
覚えやすい数値等を任意に入力設定することができる
が、遊技者の要求に関わりなく識別カードの識別コード
に対応して既成の暗証番号を初期設定しておき、識別カ
ードを遊技者に貸与する段階でその暗証番号を教えるよ
うにすることも可能である。
【0032】また、遊技球貯溜数記憶領域には通常の場
合、初期値0が設定されるが、識別カードを発券する段
階で遊技者からの球貸し要求があったような場合には、
この識別カードの識別コードに対応した遊技球貯溜数記
憶領域に購入金額に応じたパチンコ球の数を初期値とし
て設定入力することもできる。識別カードを発券する段
階で球貸し数の設定入力を行う際には、暗証番号の場合
と同様、オペレータがキーボード38を介して球貸し数
を入力するが、キーボード38から購入金額を入力し、
集中管理コンピュータ2の内部処理によって購入金額に
応じたパチンコ球数を算出し、この値を初期値として自
動的に設定することも可能である。
【0033】個人データ記憶領域には、遊技者の同意に
より、氏名,性別,年齢,職業,住所等のデータがキー
ボード38を介してオペレータの手で適宜に入力される
が、この記憶領域が未設定の状態であっても、パチンコ
遊技の実施やパチンコ球の貯溜のための処理には何等の
影響も与えない。発券段階における使用禁止フラグ記憶
領域の値は全て0に初期化されているが、識別カードの
不正使用が検出されたような場合にはこの領域に1が設
定される。なお、使用禁止フラグが設定された場合であ
っても、キーボード38からの復帰操作により、使用禁
止フラグを強制的にリセットすることができるようにな
っている。
【0034】集中管理コンピュータ2における検索手段
とデータ比較手段は、実質上、制御手段としてのCPU
(B)およびプログラム格納手段としてのメモリ37に
よって構成され、検索手段としてのCPU(B)は、パ
チンコ機1に配備された識別カード用カードリーダ6か
らパチンコ機1の集中管理コンピュータ用データ伝送回
路10とデータ伝送路4および集中管理コンピュータ2
のパチンコ機用データ伝送回路42を介して入力された
識別コードに基いてフロッピーディスク41の記憶領域
を検索することにより、入力識別コードに等しい識別コ
ードを有するフロッピーディスク41の記憶領域を特定
するようになっている。また、フロッピーディスク41
の記憶領域に設定された遊技球貯溜数の値を更新記憶す
る更新記憶手段は、実質上、集中管理コンピュータ2に
おけるCPU(B)およびディスクコントローラ41に
よって構成され、メモリ37のROMには、図17に示
されるようなアルゴリズムに沿って形成されたCPU
(B)のための制御プログラムが格納されている。
【0035】以下、遊技者の操作に対応して本実施例に
おける遊技球貯溜装置3の処理動作を説明する。なお、
遊技者は既に球貸し用のプリペイドカードを購入してお
り、暗証番号を設定した識別カードを貸与されているも
のとする。
【0036】図6はパチンコ機1のCPU(A)が所定
周期毎に繰返し実行する処理の概略を示すフローチャー
トであり、該CPU(A)は、電源投入後、実行処理選
択指標F1の値に応じてSUB(A)乃至SUB(H)
のいずれかの処理を1サイクルずつ選択的に実行する
(ステップJ1〜ステップJ7)。
【0037】電源投入直後の段階では実行処理選択指標
F1の値は0に初期化されているから、CPU(A)
は、まず、SUB(A)の処理に移行し、カードセンサ
AがONとなっているか否か、即ち、パチンコ機1の前
面に配設された識別カード挿入口12に識別カードが手
動挿入されているか否かを判別し(ステップA1)、識
別カードが挿入されていなければ、実行処理選択指標F
1の値に応じ、以降の処理周期でSUB(A)における
ステップA1の判別処理のみを繰返し実行し、識別カー
ドの挿入待つ待機状態に入る。
【0038】そこで、遊技者がパチンコ遊技の開始に際
して識別カード挿入口12に識別カードを挿入すると、
カードセンサAからの検出信号がセンサ検出回路15お
よびデータバス35を介してCPU(A)に入力され、
CPU(A)はステップA1の判別処理で識別カードの
挿入を検出する。
【0039】識別カードの挿入を検出したCPU(A)
は、まず、リトライカウンタC0および暗証番号記憶レ
ジスタR0を初期化し(ステップA2)、モータ制御回
路14を介してカード搬送モータM1の正転を開始し
(ステップA3)、搬入移動される識別カードの磁気ス
トライプから磁気ヘッド13およびヘッド制御回路16
を介して識別コードの読込みを開始し(ステップA
4)、実行処理選択指標F1に1を設定する(ステップ
A5)。
【0040】実行処理選択指標F1に1が設定される結
果、CPU(A)は次周期以降の処理周期でSUB
(B)におけるステップB1の判別処理のみを繰返し実
行し、識別コードの読込み終了を待機することとなる。
【0041】そして、識別コードの読込みが終了する
と、CPU(A)はカード搬送モータM1を停止して識
別カードをカードリーダ6の完全挿入位置に保持し(ス
テップB2)、この識別コードの値を識別コード記憶レ
ジスタR5に記憶した後(ステップB3)、メモリ22
に設定されたパチンコ機1の識別番号IDPと共に識別
コード記憶レジスタR5の値をデータバス35および集
中管理コンピュータ用データ伝送回路10を介して集中
管理コンピュータ2に送信し(ステップB4)、実行処
理選択指標F1に2を設定する(ステップB5)。
【0042】実行処理選択指標F1に2が設定される結
果、CPU(A)は次周期以降の処理周期でSUB
(C)におけるステップC1,ステップC2の判別処理
のみを繰返し実行し、集中管理コンピュータ2からの使
用禁止指令の入力もしくは使用許可指令の入力を待つ待
機状態に入る。
【0043】一方、電源投入の後、図17に示されるよ
うな処理を所定周期毎に繰返し実行している集中管理コ
ンピュータ2のCPU(B)は、ステップK1の判別処
理でパチンコ機1の識別番号IDPと識別コード記憶レ
ジスタR5の値を受信し、ステップK5以降の処理を開
始することとなる。
【0044】ステップK5に移行したCPU(B)は、
パチンコ機1の識別番号IDPと識別コード記憶レジス
タR5の値をスタックして一旦記憶した後、ディスクコ
ントローラ40を駆動してファイル手段を構成するフロ
ッピーディスク41の記憶領域を検索し、識別コード記
憶レジスタR5の値に対応する記憶領域を特定して(ス
テップK6)、この記憶領域に設けられた使用禁止フラ
グ記憶領域に使用禁止フラグがセットされているか否か
を判別し(ステップK7)、使用禁止フラグがセットさ
れていなければ識別番号IDPを有するパチンコ機1に
使用許可指令を出力する一方(ステップK8)、使用禁
止フラグがセットされていれば識別番号IDPを有する
パチンコ機1に使用禁止指令を出力して、当該処理周期
におけるステップK5の処理でスタックされた識別番号
IDPと識別コード記憶レジスタR5の値を消去し(ス
テップK9)、この周期の処理を終了する。
【0045】なお、表3はステップK5でスタックされ
たパチンコ機1の識別番号IDPと識別コード記憶レジ
スタR5の値の記憶方式を示す一例であり、表3に示さ
れるように、パチンコ機1の識別番号IDPと識別コー
ド記憶レジスタR5の値は一対一に対応してスタック用
レジスタに一時記憶されるようになっており、パチンコ
機1の識別番号と該パチンコ機1に挿入されている識別
カードの識別コードとの関係が容易に検索できるように
なっている。表3に示される例では、識別番号0001
のパチンコ機1に識別コード00003の識別カードが
挿入されており、また、識別番号0091のパチンコ機
1に識別コード00001の識別カードが挿入されてい
ることを意味するが、表1に示される如く、識別コード
00001の識別カードに対応する記憶領域には使用禁
止フラグがセットされているので、ステップK9の処理
を実行すると、パチンコ機1の識別番号0091とこれ
に対応する識別コード00001の値がスタックから消
去される結果となる。
【0046】
【表3】 ステップK9の処理で集中管理コンピュータ2から使用
禁止指令が送信された場合、識別番号IDPを有するパ
チンコ機1のCPU(A)は、ステップC1の判別処理
でこの使用禁止指令を受信してカード搬送モータM1を
逆転させ、識別カードの搬出を開始すると共に(ステッ
プC5)、実行処理選択指標F1に3を設定してSUB
(D)の処理に移行する(ステップC6)。
【0047】SUB(D)に移行したCPU(A)は、
所定周期毎の判別処理で、カードセンサAからの検出出
力がOFFとなっているか否か、即ち、逆転するカード
搬送モータM1によってカード挿入位置にまで搬出移動
された識別カードが識別カード挿入口12から既に回収
されているか否かを判別し(ステップD1)、識別カー
ドが回収されていなければ、次周期以降の処理でステッ
プD1の判別処理のみを繰返し実行することとなる。
【0048】そして、カードセンサAからの検出出力が
OFFとなり、遊技者による識別カードの回収が確認さ
れると、CPU(A)はカード搬送モータM1を停止し
(ステップD2)、実行処理選択指標F1に0を設定し
て初期状態に復帰する(ステップD3)。
【0049】即ち、集中管理コンピュータ2から使用禁
止指令が送信された場合には、この識別カードの挿入は
無効とされ、直ちに遊技者に返却される。
【0050】また、ステップK8の処理で集中管理コン
ピュータ2から使用許可指令が送信された場合、パチン
コ機1のCPU(A)は、ステップC2の判別処理でこ
の使用許可指令を受信して、ディスプレイユニット9に
暗証番号入力のためのガイダンス、例えば、「テンキー
で暗証番号を入力した後、データエントリーキーを押し
て下さい」等を表示し(ステップC3)、実行処理選択
指標F1に4を設定してSUB(E)の処理に移行する
(ステップC4)。
【0051】そして、SUB(E)に移行したCPU
(A)は、データエントリーキー30もしくはテンキー
29が操作されたか否かを所定周期毎に検出しつつ(ス
テップE1,ステップE2)、遊技者によるテンキー2
9とデータエントリーキー30の操作を待機する。
【0052】そこで、ディスプレイユニット9のガイダ
ンス表示を参照した遊技者は、まず、テンキー29を順
次操作して、識別カードを発券する際に登録した自らの
暗証番号を入力し、暗証番号の入力完了後、データエン
トリーキー30を操作することとなる。
【0053】この間、テンキー29の操作によって入力
された暗証番号の値は、逐次、暗証番号記憶レジスタR
0に記憶され(ステップE3)、暗証番号を入力した遊
技者がデータエントリーキー30を操作すると、CPU
(A)はステップE1の判別処理でこれを検出し、暗証
番号記憶レジスタR0に設定された暗証番号の値を該パ
チンコ機1の識別コードIDPと共に集中管理コンピュ
ータ2に送信し(ステップE4)、リトライカウンタC
0の値をインクリメントして暗証番号の入力操作が1回
実行されたことを記憶して(ステップE5)、ディスプ
レイユニット9のガイダンス表示をクリアし(ステップ
E6)、実行処理選択指標F1に5を設定してSUB
(F)の処理に移行する(ステップE7)。
【0054】実行処理選択指標F1に5が設定される結
果、CPU(A)は次周期以降の処理周期でSUB
(F)におけるステップF1,ステップF2の判別処理
のみを繰返し実行し、集中管理コンピュータ2からの不
一致信号の入力もしくは一致信号の入力を待つ待機状態
に入る。
【0055】一方、図17に示されるような処理を所定
周期毎に繰返し実行している集中管理コンピュータ2の
CPU(B)は、ステップK2の判別処理でパチンコ機
1の識別番号IDPと暗証番号記憶レジスタR0の値を
受信し、ステップK10以降の処理を開始する。
【0056】ステップK10に移行したCPU(B)
は、ステップK5の処理でスタックされたデータ(表
3)を検索して、当該処理周期のステップK2で受信さ
れた識別番号IDPのパチンコ機1に挿入されている識
別カードの識別コードR5を検出し、この識別コードR
5に基いてフロッピーディスク41の記憶領域を特定す
ると共に、特定された記憶領域に設定された暗証番号の
値を読込んで、この暗証番号の値と当該処理周期のステ
ップK2で受信された暗証番号R0が一致しているか否
かを判別する(ステップK11)。そして、暗証番号が
一致していれば識別番号IDPを有するパチンコ機1に
識別コードR5に対応する貯溜数記憶領域の遊技球貯溜
数と一致信号とを出力する一方(ステップK12)、暗
証番号が一致していなければ識別番号IDPを有するパ
チンコ機1に不一致信号を出力して(ステップK1
3)、この周期の処理を終了する。
【0057】例えば、識別番号0001のパチンコ機1
に識別コード00003の識別カードを挿入した遊技者
がテンキー29を5,9,6,3と操作してデータエン
トリーキー30を操作した場合であれば、SUB(E)
におけるステップE4の処理でパチンコ機1の識別番号
0001と暗証番号5963が集中管理コンピュータ2
に送信され、ステップK2の処理で識別番号0001と
暗証番号5963を受信した集中管理コンピュータ2の
CPU(B)は、表3に示されるようなスタックデータ
から識別番号0001のパチンコ機1に挿入されている
識別カードの識別コードの値00003を検出し、識別
コード00003に基いて表1に示されるようなファイ
ルを検索して識別コード00003に対応する記憶領域
を特定し、該当する暗証番号記憶領域からこの識別カー
ドの発券時に登録された暗証番号5963が読込まれ、
当該処理周期のステップK2で受信した遊技者からの暗
証番号5963と比較される。従って、この場合におけ
るステップK11の判別結果は真であって、識別番号0
001のパチンコ機1には一致信号と共に遊技球の貯溜
数の値□△△が送信されることとなる。
【0058】ステップK12の処理で集中管理コンピュ
ータ2から一致信号と遊技球の貯溜数の値が送信された
場合、識別番号IDPを有するパチンコ機1のCPU
(A)は、ステップF2の判別処理でこれらの値を受信
し、貯溜数記憶レジスタR1および現在値記憶レジスタ
R2の各々に貯溜数の値を記憶する一方、増分記憶レジ
スタR3の値を初期化し(ステップF3)、レジスタR
1,R2,R3の値を各々ディスプレイユニット9の貯
溜数表示領域9a,現在値表示領域9b,増分表示領域
9cに表示して遊技者に知らせ(ステップF4)、実行
処理選択指標F1に6を設定してパチンコ遊技の開始を
許可する(ステップF5)。なお、貯溜数表示領域9a
は遊技開始の段階でこの識別カードに対応して集中管理
コンピュータ2に記憶されていたパチンコ球の貯溜数、
即ち、これまでの遊技結果に対応するパチンコ球の獲得
数の値を表示する領域であり、また、現在値表示領域9
bは前記のパチンコ球貯溜数を初期値とし、遊技態様の
変化に応じて様々に増減するパチンコ球獲得数の現在値
をアブソリュート量で表示する領域であって、増分表示
領域9cには、今回の遊技によるパチンコ球獲得数の増
分または減分が正負の符号と共にインクリメンタル量と
して表示される結果となる。
【0059】また、ステップK13の処理で集中管理コ
ンピュータ2から不一致信号が送信された場合、識別番
号IDPを有するパチンコ機1のCPU(A)は、ステ
ップF1の判別処理でこの不一致信号を受信し、次い
で、リトライカウンタC0の現在値がパラメータ設定さ
れた比較値3よりも大きいか否か、即ち、暗証番号の入
力ミスが同一のパチンコ機1で3回以上連続して発生し
ているか否かを判別することとなる(ステップF6)。
【0060】そして、リトライカウンタC0の現在値が
3未満であって3回以上の入力ミスが生じていなけれ
ば、CPU(A)はディスプレイユニット9に暗証番号
入力のためのガイダンスを再表示して(ステップF1
0)、暗証番号記憶レジスタR0を初期化し(ステップ
F11)、実行処理選択指標F1に4を設定する(ステ
ップF12)。実行処理選択指標F1に4が設定される
結果、CPU(A)は次周期以降の処理で第1回目の暗
証番号入力の場合と同様、SUB(E)の処理を所定周
期毎に繰返し実行するので、暗証番号入力のためのリト
ライ処理が可能となる。
【0061】一方、第1回目の入力処理を含む暗証番号
入力のためのリトライ処理が3回実行されても適切な暗
証番号が入力されない場合には、リトライカウンタC0
の値が3に達してステップF6の判別結果が真となり、
CPU(A)は、該パチンコ機1の識別番号IDPと共
にカード使用禁止指令を集中管理コンピュータ2に出力
し(ステップF7)、カード搬送モータM1を逆転して
識別カードの搬出を開始し、実行処理選択指標F1に3
を設定してSUB(D)の処理に移行する(ステップF
8,ステップF9)。そして、CPU(A)は、SUB
(D)の処理で景品カードの回収を確認した後、カード
搬送モータM1を停止して実行処理選択指標F1に0を
設定して初期状態に復帰する。即ち、第1回目の入力処
理を含む暗証番号入力のためのリトライ処理が3回実行
されても適切な暗証番号が入力されない場合には、暗証
番号の入力ミスではなく識別カードの不正使用が行われ
ているものと見做され、この識別カードの使用が禁止さ
れる結果となる。
【0062】この場合、ステップF7で出力されたパチ
ンコ機1の識別番号IDPとカード使用禁止指令は図1
7に示されるステップK3の処理で集中管理コンピュー
タ2のCPU(B)に検出され、識別番号IDPとカー
ド使用禁止指令を受信したCPU(B)は、表3に示さ
れるようなスタックデータを参照して、当該処理周期の
ステップK3で受信された識別番号IDPのパチンコ機
1に挿入されていた識別カードの識別コードの値R5を
検出し、この識別コードに基いてフロッピーディスク4
1の記憶領域を特定し、特定された使用禁止フラグ記憶
領域に使用禁止フラグをセットしてステップK8に示さ
れる処理の実行を阻害し、この記憶領域の貯溜数記憶領
域に記憶されている貯溜数の読出しを禁止し、かつ、こ
の識別コードR5とこれに対応してスタックされていた
識別番号のデータを消去する(ステップK14)。な
お、使用禁止とされた識別カードをSUB(A)乃至S
UB(B)の処理でパチンコ機1の識別カード挿入口1
2に際挿入した場合には、ステップB4の処理で出力さ
れた識別番号IDPおよび識別コードR5の値が集中管
理コンピュータ2に入力された後、集中管理コンピュー
タ2側のCPU(B)がステップK7の判別処理を実行
し、直ちに、パチンコ機1のCPU(A)に使用禁止指
令を出力するので、CPU(A)におけるSUB(E)
以降の処理は全て非実行とされ、SUB(D)の処理に
よってこの識別カードが直ちに返却される結果となる。
【0063】一方、暗証番号が一致して実行処理選択指
標F1に6が設定された場合、パチンコ機1のCPU
(A)は、次周期の処理周期でSUB(G)に移行し、
以下、所定周期毎に該SUB(G)の処理を繰返し実行
することとなる。
【0064】SUB(G)に移行したCPU(A)は、
まず、プリペイドカードの挿入状態を記憶する状態検出
フラグF2の値を検出し(ステップG1)、状態検出フ
ラグF2の値が0であってプリペイドカード用カードリ
ード&ライタ7が完全に空の状態であれば、更に、カー
ドセンサBがONであるか否か、即ち、パチンコ機1の
前面に配設されたプリペイドカード挿入口17にプリペ
イドカードが手動挿入されているか否かを判別する(ス
テップG2)。この実施例では、識別カードの貸与段階
で予め球貸しが行われている場合であれば、プリペイド
カードが未挿入の状態であっても、球貸し処理を除くS
UB(G)の処理が全て実施可能となるが、ここでは取
り敢えず、プリペイドカードの挿入による球貸しを行っ
てから遊技を開始する場合について説明する。
【0065】この場合、プリペイドカード用カードリー
ド&ライタ7が完全に空の状態であって、しかも、カー
ドセンサBがOFFであれば、CPU(A)は、所定周
期毎の処理でステップG1乃至ステップG4とステップ
G5およびステップG6乃至ステップG8の処理を繰返
し実行し、プリペイドカードの挿入を待機することとな
る。
【0066】そして、遊技者がパチンコ遊技の開始に際
してプリペイドカード挿入口17にプリペイドカードを
挿入すると、カードセンサBからの検出出力がONとな
り、この検出出力を受けたCPU(A)は、まず、モー
タ制御回路19を介してカード搬送モータM2の正転を
開始し(ステップG9)、搬入移動されるプリペイドカ
ードの磁気ストライプから磁気ヘッド18およびヘッド
制御回路21を介して残高の読込みを開始し(ステップ
G10)、状態検出フラグF2に1を設定してプリペイ
ドカードが搬入過程にあることを記憶する(ステップG
11)。
【0067】状態検出フラグF2に1が設定される結
果、CPU(A)は次周期以降の処理周期で、ステップ
G1乃至ステップG2の処理に替えてステップG12乃
至ステップG13の判別処理を繰返し実行し、プリペイ
ドカードの搬入完了を待機することとなる。そして、残
高の読込みが終了すると(ステップG13)、CPU
(A)はカード搬送モータM2を停止し、プリペイドカ
ードをプリペイドカード用カードリード&ライタ7の完
全挿入位置に保持して(ステップG14)、プリペイド
カードから読込んだ残高の値を残高記憶レジスタR4に
記憶した後(ステップG15)、該レジスタR4に記憶
された残高の値をディスプレイユニット9の残高表示領
域9dに表示して遊技者に知らせ(ステップG16)、
状態検出フラグF2に2を設定して、プリペイドカード
の完全挿入状態を記憶する(ステップG17)。状態検
出フラグF2に2が設定されると、CPU(A)は次周
期以降の処理周期で、ステップG12乃至ステップG1
3の処理に替えてステップG18乃至ステップG19の
判別処理を繰返し実行し、プリペイドカードの排出を要
求するカード排出キー33の操作の有無を逐次検出する
こととなる。
【0068】そして、プリペイドカードを挿入した遊技
者がパチンコ球の購入金額を決めて金額選択キー31を
操作すると、金額選択キー31からの金額選択信号$x
が入力検出回路34を介してCPU(A)に入力される
(ステップG3)。所定周期毎の処理で金額選択信号$
xの入力を検出したCPU(A)は、状態検出フラグF
2に2が設定されているか否か、即ち、プリペイドカー
ドがプリペイドカード用カードリード&ライタ7に確実
に挿入されているか否かを判別し(ステップG28)、
プリペイドカードが挿入されていれば、更に、金額選択
信号$xの値が残高記憶レジスタR4の残高の範囲内に
あるか否かを判別する(ステップG29)。そして、金
額選択信号$xの値が残高の範囲内にあれば、残高記憶
レジスタR4の値から金額選択信号$xの値を減じて残
高記憶レジスタR4に更新記憶し、かつ、金額選択信号
$xに対応するパチンコ球の払出し数Nxの値を現在値
記憶レジスタR2の値に加算して更新記憶すると共に、
レジスタR2の現在値から貯溜数記憶レジスタR1の値
を減じて増分R3を算出し(ステップG30)、各レジ
スタR2,R3,R4の値を各々ディスプレイユニット
9の現在値表示領域9b,増分表示領域9c,残高表示
領域9dに更新表示して遊技者に知らせる(ステップG
31)。
【0069】なお、金額選択キー31が操作されない場
合、金額選択キー31が操作されてもプリペイドカード
が挿入されていない場合、および、金額選択キー31に
よって選択された払出し金額が残高記憶レジスタR4の
値よりも大きい場合には球貸し処理は実行されず、識別
カードを挿入した段階で貯溜数表示領域9aに表示され
た貯溜数の値は、後述の精算処理が実行されるまでの
間、貯溜数表示領域9aにそのまま表示される。
【0070】また、CPU(A)は、タッチセンサ24
がONとなって打球ハンドル23が遊技者の手で適切に
操作されているか否か(ステップG4)、および、持ち
球の値を示す現在値記憶レジスタR2に持ち球が記憶さ
れているか否か(ステップG32)を所定周期毎に逐次
検出し、打球ハンドル23が適切に操作され、しかも、
現在値記憶レジスタR2に持ち球が記憶されている場合
に限って打球発射モータM3を駆動し、パチンコ遊技の
実施を許容する一方(ステップG33)、打球ハンドル
23から遊技者の手が離れたり持ち球の値が0になった
りした場合には、打球発射モータM3の駆動を停止して
パチンコ遊技を中止させる(ステップG5)。
【0071】CPU(A)は、更に、打球センサ27が
作動してパチンコ球の発射が確認される毎に現在値記憶
レジスタR2の値をディクリメントして持ち球の値を更
新すると共に(ステップG6,ステップG34)、パネ
ル制御基盤用データ伝送回路11を介して入賞装置36
からの入賞信号が検出される毎に現在値記憶レジスタR
2の値に賞球払出し数N0を加算して持ち球の値を更新
し(ステップG7,ステップG36)、現在値記憶レジ
スタR2の値が更新される毎に、持ち球数を示すレジス
タR2の値および該レジスタR2の値と共に変化する増
分記憶レジスタR4の値を逐次更新して、ディスプレイ
ユニット9の現在値表示領域9bと増分表示領域9cに
更新表示する(ステップG35,ステップG37)。
【0072】このようにしてパチンコ遊技が行われる間
に現在値記憶レジスタR2の値が0となって持ち球がな
くなると、ステップG32およびステップG5の処理に
よって打球発射モータM3の駆動が停止され、CPU
(A)の処理で自動的にパチンコ遊技が中止されるが、
残高記憶レジスタR4の残高が0となるまでは、新たな
払出し操作を繰返し実行することによってパチンコ球を
購入することができる。
【0073】また、残高記憶レジスタR4の残高が0と
なって新たな払出し操作が不能となった場合やプリペイ
ドカードを途中で取り替えるような場合には、カード排
出キー33を操作してプリペイドカードを排出し、再
度、別のプリペイドカードを挿入することとなる。
【0074】遊技者によるカード排出キー33の操作は
所定周期毎に繰返し実行されるステップG19の処理で
CPU(A)によって検出され、カード排出キー33の
操作を検出したCPU(A)は、カード搬送モータM2
を逆転してプリペイドカードの搬出を開始し(ステップ
G20)、搬出移動されるプリペイドカードの磁気スト
ライプに残高記憶レジスタR4の現在値の書込みを開始
し(ステップG21)、状態検出フラグF2に3を設定
してプリペイドカードが搬出過程にあることを記憶する
(ステップG22)。
【0075】状態検出フラグF2に3が設定されるとス
テップG29乃至ステップG31の処理は無効とされる
ので、残高記憶レジスタR4に残高が記憶されている場
合であっても、プリペイドカードの取り替えが完了する
までの間、新たな球貸し操作は自動的に禁止される。次
周期以降の処理周期ではステップG19の処理に替えて
ステップG23の判別処理が繰返し実行され、この間
に、残高記憶レジスタR4の現在値の書込みが完了す
る。そして、プリペイドカードが手動挿入位置にまで搬
出され、遊技者の手動操作によってプリペイドカードが
回収されると、カードセンサBの検出出力がOFFとな
る。
【0076】カードセンサBからの検出出力かOFFと
なってプリペイドカードの回収を検知したCPU(A)
は、カード搬送モータM2の逆転を停止して残高記憶レ
ジスタR4の値を初期化し(ステップG24,ステップ
G25)、ディスプレイユニット9の残高表示をクリア
して(ステップG26)、状態検出フラグF2に0を設
定する(ステップG27)。状態検出フラグF2が0に
再設定されることにより、ステップG1,ステップG2
に続くステップG9以降の処理が可能となり、この状態
でプリペイドカード挿入口17にプリペイドカーを挿入
すれば、第1回目のカード挿入の場合と同様、挿入され
たプリペイドカードの残高が残高記憶レジスタR4に記
憶され、新たな払出し操作が可能となる。
【0077】打球発射モータM3の駆動制御や打球およ
び入賞球の検出処理は、状態検出フラグF2の値に関わ
りなく常に所定周期毎に実行されているから、現在値記
憶レジスタR2に持ち球を残して打球ハンドル23を把
持したままの状態でプリペイドカードの取り替え操作を
行う等の方法により、遊技を一旦中止することなく、球
切れが発生する前の段階で持ち球を補給することが可能
となる。また、識別カードの発券段階でパチンコ球を購
入して集中管理コンピュータ2に登録しておけば、景品
カードの挿入段階で集中管理コンピュータ2から現在値
記憶レジスタR2に読込まれた持ち球を利用することに
より、プリペイドカードがなくても遊技を行うことがで
きるので便利である。
【0078】そして、遊技者の都合で完全に遊技を終了
させる場合には、精算キー32を操作し、現在値記憶レ
ジスタR2の値を集中管理コンピュータ2に記憶させ、
識別カードと、残高を記憶したプリペイドカードを回収
することとなる。
【0079】SUB(G)の処理を所定周期毎に繰返し
実行するCPU(A)は、ステップG8の処理で精算キ
ー32の操作を検出し、識別コード記憶レジスタR5に
記憶された挿入中の識別カードの識別コードと現在値記
憶レジスタR2に記憶された持ち球の値を集中管理コン
ピュータ2に送信した後(ステップG38)、カード搬
送モータM1およびカード搬送モータM2を逆転して識
別カードとプリペイドカードの搬出を開始し(ステップ
G39)、搬出移動されるプリペイドカードの磁気スト
ライプに残高記憶レジスタR4の現在値の書込みを開始
し(ステップG40)、状態検出フラグF2を初期化し
て実行処理選択指標F1に7を設定する(ステップG4
1)。
【0080】実行処理選択指標F1に7が設定される結
果、CPU(A)は、次周期以降の処理周期で、SUB
(H)の処理を所定周期毎に繰返し実行することとな
る。
【0081】SUB(H)の処理に移行したCPU
(A)は、識別カードが手動挿入位置にまで搬出されて
遊技者に回収されたか否か、および、残高記憶レジスタ
R4の現在値の書込みが完了し、プリペイドカードが手
動挿入位置にまで搬出されて遊技者に回収されたか否か
を判別し(ステップH1,ステップH2)、カードセン
サAおよびカードセンサBからの検出出力が共にOFF
となってこれらの事項が確認されると、CPU(A)は
カード搬送モータM1およびカード搬送モータM2の逆
転を停止し(ステップH3)、残高記憶レジスタR4の
値を初期化してディスプレイユニット9の全表示をクリ
アし(ステップH4)、実行処理選択指標F1を初期化
して初期状態に復帰する(ステップH5)。遊技に際し
てプリペイドカードが用いられていない場合やプリペイ
ドカードの排出処理によってプリペイドカードのみが予
め回収されていたような場合では、SUB(H)への移
行直後の段階でカードセンサBがOFFとなっている
が、この段階ではカードセンサAはONであるから、識
別カードの回収が確認されるまでの間、カード搬送モー
タM1およびカード搬送モータM2が共に逆転駆動され
る結果となる。
【0082】なお、この実施例では識別カード挿入口1
2やプリペイドカード挿入口17の入り口近傍にカード
センサAおよびカードセンサBが配設されており、カー
ド挿入口から挿入されたカードの先端がこれらのセンサ
で検出された段階でカード搬送モータM1およびカード
搬送モータM2が正転されて、実質的な搬送手段を構成
するローラやベルト等の入り口側当接面に手動挿入によ
り先端を突入されたカードが自動的に搬入される一方、
カードの搬出完了時には、カード搬送モータM1および
カード搬送モータM2の逆転駆動により、挿入側のカー
ド先端がローラやベルト等の入り口側当接面、即ち、手
動挿入位置にまで搬出されるが、この状態ではカードの
先端がセンサによって検出されているので、遊技者の回
収動作を確認してからカード搬送モータM1およびカー
ド搬送モータM2を停止するようにしている。
【0083】ステップG38の処理でパチンコ機1から
送信された識別コードR5と現在値記憶レジスタR2の
値は、図17に示されるような処理を所定周期毎に繰返
し実行している集中管理コンピュータ2側のCPU
(B)により、ステップK4の判別処理で検出され、こ
れらの値を受信したCPU(B)は、識別コードR5に
基いてフロッピーディスク41の記憶領域を特定し、特
定された記憶領域の貯溜数記憶領域に現在値記憶レジス
タR2の値を貯溜数として更新記憶すると共に、識別コ
ードに対応するスタックデータを消去して、この周期の
処理を終了する(ステップK15)。
【0084】以上に述べたように、本発明の第1の実施
例を構成する遊技球貯溜装置3によれば、遊技によって
獲得されたパチンコ球の総数が常に集中管理コンピュー
タ2のファイル手段に記憶されているので、従来のパチ
ンコ機のように煩わしい両替操作や払出し操作を行う必
要がなく、識別カードをパチンコ機1に挿入するだけで
直ちにパチンコ遊技を開始することができ、しかも、台
替えをして遊技を継続するような場合であってもパチン
コ球を回収して持ち運ぶ必要がない。
【0085】また、識別カードを用いて集中管理コンピ
ュータ2にアクセスする際には識別カードに固有の識別
データである暗証番号の入力が必要とされるので、遊技
者が識別カードを紛失したような場合であってもこれを
悪用されることがなく、更に、獲得したパチンコ球の総
数は集中管理コンピュータ2のファイル手段に貯溜数と
して保存されているから、識別カードを紛失した遊技者
が適切な届け出を行うことにより識別カードの再発行等
が可能となり、識別カードの正当な所有者である遊技者
の利益を回復することもできる。更に、識別カードの発
券時に氏名,性別,年齢,職業,住所等の個人データを
ファイル手段に登録させることにより、性別,年齢,職
業,居住地域等の属性毎に統計的なデータ管理を実施す
ることが可能となり、これらの情報を遊技場の経営やマ
ーケットリサーチ等に利用することができる。
【0086】遊技場に配備した集中管理コンピュータ2
を公衆電話回線等によって相互にオンライン接続した
り、また、図5に示されるように、入出力管理用の中央
管理コンピュータ44を設けてデータの中継手段とする
ことにより、識別カードを持った遊技者が複数の遊技場
に跨がって遊技を行うことも可能となる。
【0087】また、図18は別の実施例におけるパチン
コ機46を示す正面図であり、第1の実施例におけるパ
チンコ機1のテンキー29およびデータエントリーキー
30に替えて指紋検出器45をデータ入力手段および第
1のデータ出力手段として配設し、識別データとして遊
技者の指紋を用いるようにしたものである。指紋検出器
45を除く各部の構成は前記した第1の実施例と同様で
あるので、図18に第1の実施例に対応する各部の符号
を記入して構成に関する説明を省略する。また、パチン
コ機46に対応する情報管理手段の側においては、ファ
イル手段の識別データ記憶領域に指紋のビットイメージ
が記憶される点が前記第1の実施例と異なるのみであっ
て、第1の実施例における集中管理コンュータ2の構成
をそのまま適用することができる。作用および効果の点
では第1の実施例と同様である。
【0088】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この実施例は、パチンコ機に識別カードを挿入す
る毎に暗証番号等の識別データを入力して識別カード使
用の可否を判定するかわりに、遊技場の入り口等に端末
機を配設し、遊技者が遊技場に入退する毎に端末機を操
作させて識別データを確認する一方、この端末機を介し
て遊技者自身が識別カードの使用の可否を設定する点が
前記第1の実施例と異なる。
【0089】図19は遊技機としてのパチンコ機47を
示す正面図、図20はパチンコ機47の要部を示す機能
ブロック図、図21は端末機48を示す正面図、図23
は情報管理手段としての集中管理コンピュータ49の要
部を示す機能ブロック図、図24は複数のパチンコ機4
7と遊技場の入り口等に配設された端末機48をデータ
伝送路50で集中管理コンピュータ49に接続して遊技
場内に配設した状態を示すブロック図であり、第2の実
施例を構成する遊技球貯溜装置51は、パチンコ機47
と集中管理コンピュータ49および端末機48と識別コ
ードを記憶した磁気カードからなる可搬性記憶手段(以
下、識別カードという)によって構成される。
【0090】この内、遊技機としてのパチンコ機47に
は、識別コード読込み手段と第2のデータ出力手段なら
びに再設定手段と球貸し手段、更に、精算スイッチの各
々を構成する要素が一体的に配設され、また、情報管理
手段としての集中管理コンピュータ49には、ファイル
手段と検索手段およびデータ比較手段と更新記憶手段の
各々を構成する要素が一体的に配設されている。また、
端末機1には、パチンコ機47と独立して配備された第
2の識別コード読込み手段と第1のデータ出力手段とが
設けられている。
【0091】次に、遊技機としてのパチンコ機47と情
報管理手段としての集中管理コンピュータ49および端
末機48の各々について、その構成を詳細に説明する。
【0092】パチンコ機47は、概略において、遊技盤
52、識別カード用カードリーダ53、プリペイドカー
ド用カードリード&ライタ54、打球ユニット55、デ
ィスプレイユニット56および各種のキースイッチ群と
集中管理コンピュータ用データ伝送回路57ならびにパ
ネル制御基盤用データ伝送回路58等からなる。
【0093】識別コード読込み手段を構成する識別カー
ド用カードリーダ53は、パチンコ機47の前面に穿設
された識別カード挿入口59と連絡してパチンコ機47
の内部に配設され、識別カードの搬入および搬出に用い
られるカード搬送モータM4と、識別カード挿入口59
へのカード挿入を検出するカードセンサCと、読込み専
用の磁気ヘッド60とを備える。カード搬送モータM4
およびカードセンサCの各々はモータ制御回路61およ
びセンサ検出回路62を介してパチンコ機47の筐体制
御基板に配備されたCPU(C)に接続され、また、磁
気ヘッド60は、識別カード挿入口59から挿入されて
カード搬送モータM4で搬入移動される識別カードの磁
気ストライプから識別コードを読込み、この識別コード
の値をヘッド制御回路63を介してCPU(C)に入力
するように構成されている。
【0094】プリペイドカード用カードリード&ライタ
54は、パチンコ機47の前面に穿設されたプリペイド
カード挿入口64と連絡してパチンコ機47の内部に配
設され、プリペイドカードの搬入および搬出に用いられ
るカード搬送モータM5と、プリペイドカード挿入口6
4へのカード挿入を検出するカードセンサDと、読み書
き共用の磁気ヘッド65とを備える。カード搬送モータ
M5およびカードセンサDの各々はモータ制御回路66
およびセンサ検出回路67を介してCPU(C)に接続
され、また、磁気ヘッド65は、プリペイドカード挿入
口64から挿入されてカード搬送モータM5で搬入移動
されるプリペイドカードの磁気ストライプから購入可能
金額の残高を読込み、この値をヘッド制御回路68を介
してCPU(C)に入力する一方、カード搬送モータM
5によって搬出移動されるプリペイドカードの磁気スト
ライプに、CPU(C)の内部処理によって更新された
購入可能金額の残高、即ち、筐体制御基板のメモリ69
におけるRAMに設定された残高記憶レジスタR12の
現在値を書込むように構成されている。
【0095】打球ユニット55は、パチンコ球を弾発す
るための打球発射モータM6とパチンコ機47の前面下
部に配設された打球ハンドル70の操作を検出するタッ
チセンサ71とを有し、打球発射モータM6およびタッ
チセンサ71の各々は、モータ制御回路72およびセン
サ検出回路73を介してCPU(C)に接続されてい
る。打球発射モータM6によって駆動される打球杆やス
プリング機構等については周知であるから説明を省略す
る。
【0096】打球センサ74はセンサ検出回路75を介
してCPU(C)に打球検出信号を入力するもので、賞
態様検出手段の一部を構成している。打球センサ74
は、打球ユニット55で発射されてパチンコ機47の遊
技盤52内にまで到達したパチンコ球のみを検出するも
のであって、例えば、遊技盤52における球誘導レール
の先端を通過したパチンコ球を検出する位置に配設され
ており、戻り球を検出することはない。
【0097】パチンコ機47は、その前面に、LEDや
LCD等の表示手段からなるディスプレイユニット56
や金額選択キー76,精算スイッチとなる精算キー7
7,プリペイドカード用のカード排出キー78等のキー
スイッチ群を有し、キースイッチ群の各々は入力検出回
79を介してCPU(C)に接続され、夫々のキーから
の操作信号が識別可能にCPU(C)に入力されるよう
になっている。第1の実施例の場合と異なり、このパチ
ンコ機47には第1のデータ出力手段を構成するための
テンキーや指紋検出器等は配設されない。
【0098】パチンコ機47の制御基板に配設されたメ
モリ69は、各種のプログラムやガイダンス表示のデー
タ等を格納したROMやデータの一時記憶に用いられる
RAM等によって構成され、パチンコ機47の制御基板
には、更に、メモリ69内のデータを遊技場内の集中管
理コンピュータ49に転送するための集中管理コンピュ
ータ用データ伝送回路57と、遊技盤52の側に配備さ
れたパネル制御基板(図示せず)からの情報をCPU
(C)に入力するためのパネル制御基板用データ伝送回
路58が配備され、メモリ69のROMには、図25乃
至図33に示されるようなアルゴリズムに沿って形成さ
れたCPU(C)のための制御プログラムが格納されて
いる。この実施例における第2のデータ出力手段は、実
質上、メモリ69のRAMとデータバス80および集中
管理コンピュータ用データ伝送回路57等によって構成
されている。
【0099】遊技盤52上に配設された入賞装置81の
各々には入賞球を検出するための入賞検出センサ(図示
せず)が配備され、各入賞検出センサからの入賞信号
は、遊技盤52のパネル制御基板とパチンコ機47側の
パネル制御基盤用データ伝送回路58を介してCPU
(C)に入力されるようになっており、入賞装置81の
入賞検出センサやパネル制御基板等は実質的に賞態様検
出手段の一部を構成している。
【0100】パチンコ機47は遊技盤52内でパチンコ
球を閉鎖的に循環させて遊技を行う密閉式のパチンコ機
であって、打球ユニット55の内部には、打球発射モー
タM6や打球杆およびスプリング機構等の構成によって
規定された弾発周期や遊技盤52から打球ユニット55
へのパチンコ球の回収速度に関連して、パチンコ遊技を
間断なく継続できるだけの数のパチンコ球が常時確保さ
れており、パチンコ遊技実施の可否は、全て、CPU
(C)が打球発射モータM6の駆動を許可するか否かに
関わっている。
【0101】従って、パチンコ機47には賞球や貸し球
を払出すための機械的な球貸し手段は配備されておら
ず、賞球や貸し球の実質的な払出し処理は、入賞装置8
1に配備された入賞検出センサや発射球を検出する打球
センサ74からの検出信号に応じ、メモリ69のRAM
に配備された現在値記憶レジスタR9の値をCPU
(C)が増減することによって実施され、現在値記憶レ
ジスタR9およびCPU(C)等によって再設定手段お
よび球貸し手段の一部が構成される。金額選択キー76
は球貸し手段に対応したデータ入力手段である。
【0102】集中管理コンピュータ49の構成は第1の
実施例における集中管理コンピュータ2と略同様である
から構成に関する説明は省略する(図3参照)。以下、
集中管理コンピュータ49の中央処理装置をCPU
(E)と称する。
【0103】但し、集中管理コンピュータ49はパチン
コ機用データ伝送回路に加えて端末機用データ伝送回路
を備える点で第1の実施例と異なり、該集中管理コンピ
ュータ49は、パチンコ機用データ伝送回路および端末
機用データ伝送回路とデータ伝送路50を介して、複数
のパチンコ機47および遊技場の入り口等に配設された
端末機48に接続され、ファイル手段を構成するフロッ
ピーディスクには表2に示されるような記憶領域か設定
されている。
【0104】
【表2】 表2に示されるように、フロッピーディスクの記憶領域
の各々には、少なくとも、識別コードを記憶するための
識別コード記憶領域と、暗証番号等を記憶するための識
別データ記憶領域、および、遊技球の貯溜数を記憶する
ための遊技球貯溜数記憶領域の各々が設けられるが、実
施例の場合これらの記憶領域に加えて、更に、使用禁止
フラグ記憶領域と有効フラグ記憶領域、ならびに、氏
名,性別,年齢,職業,住所等のデータを記憶する個人
データ記憶領域が設けられる。各記憶領域の設定データ
の内容等については第1の実施例と同様であるが、有効
フラグ記憶領域の有効フラグは端末機48からの指令に
応じて遊技者の意思で設定もしくは設定解除されるよう
になっている。また、集中管理コンピュータ49のメモ
リには、図34乃至図35に示されるようなアルゴリズ
ムに沿って形成されたCPU(E)のための制御プログ
ラムが格納されている。
【0105】端末機48は、概略において、第2の識別
コード読込み手段となる識別カード用カードリーダ8
2、ディスプレイユニット83および各種のキースイッ
チ群と集中管理コンピュータ用データ伝送回路84等か
らなる。
【0106】識別カード用カードリーダ82は、端末機
48の前面に穿設された識別カード挿入口85と連絡し
て端末機48の内部に配設され、識別カードの搬入およ
び搬出に用いられるカード搬送モータM7と、識別カー
ド挿入口85へのカード挿入を検出するカードセンサE
と、読込み専用の磁気ヘッド86とを備える。カード搬
送モータM7およびカードセンサEの各々はモータ制御
回路87およびセンサ検出回路88を介して端末機48
の制御基板に配備されたCPU(D)に接続され、ま
た、磁気ヘッド86は、識別カード挿入口85から挿入
されてカード搬送モータM7で搬入移動される識別カー
ドの磁気ストライプから識別コードを読込み、この識別
コードの値をヘッド制御回路89を介してCPU(D)
に入力するように構成されている。
【0107】端末機48は、その前面に、LEDやLC
D等の表示手段からなるディスプレイユニット83と、
テンキー群90およびデータエントリーキー91からな
るデータ入力手段、および、有効キー92と無効キー9
3を有し、キースイッチ群の各々は入力検出回94を介
してCPU(D)に接続され、夫々のキーからの操作信
号が識別可能にCPU(D)に入力されるようになって
いる。テンキー群90およびデータエントリーキー91
は第1のデータ出力手段の一部を構成するデータ入力手
段である。
【0108】端末機48の制御基板に配設されたメモリ
95は、各種のプログラムやガイダンス表示のデータ等
を格納したROMやデータの一時記憶に用いられるRA
M等によって構成され、端末機48の制御基板には、更
に、メモリ95内のデータを遊技場内の集中管理コンピ
ュータ49に転送するための集中管理コンピュータ用デ
ータ伝送回路84が配備され、メモリ95のROMに
は、図36乃至図39に示されるようなアルゴリズムに
沿って形成されたCPU(D)のための制御プログラム
が格納されている。
【0109】この実施例における第1のデータ出力手段
の出力部は、実質上、メモリ95のRAMとデータバス
96および集中管理コンピュータ用データ伝送回路84
等によって構成される。
【0110】以下、遊技者の操作に対応して本実施例に
おける遊技球貯溜装置51の処理動作を説明する。な
お、遊技者は既に球貸し用のプリペイドカードを購入し
ており、暗証番号を設定した識別カードを貸与されてい
るものとする。
【0111】本実施例においては、遊技者が遊技場に入
場する段階で、まず、遊技者自らの手で端末機48を操
作することにより、この遊技者の識別カードを使用可能
な状態とする必要がある。
【0112】図36乃至図39は端末機48のCPU
(D)が所定周期毎に繰返し実行する処理の概略を示す
フローチャートであり、所定周期毎の処理を開始したC
PU(D)は、まず、実行処理選択指標F3の値を検出
するが(ステップL1)、識別カード挿入前の初期状態
では実行処理選択指標F3の値が0に初期化されている
から、次いで、カードセンサEがONであるか否か、即
ち、端末機48の前面に配設された識別カード挿入口8
5に識別カードが手動挿入されているか否かを判別する
(ステップL2)。そして、識別カードが挿入されてい
なければ、CPU(D)はステップL1およびステップ
L2の判別処理のみを次周期以降の処理周期で繰返し実
行し、識別カードの挿入を待つ待機状態に入る。
【0113】そこで、遊技場に入場した遊技者が識別カ
ード挿入口85に識別カードを挿入すると、カードセン
サEからの検出信号がセンサ検出回路88およびデータ
バス96を介してCPU(D)に入力され、CPU
(D)はステップL2の判別処理で識別カードの挿入を
検出する。
【0114】識別カードの挿入を検出したCPU(D)
は、リトライカウンタC1および暗証番号記憶レジスタ
R7を初期化し(ステップL3)、モータ制御回路87
を介してカード搬送モータM7の正転を開始し(ステッ
プL4)、搬入移動される識別カードの磁気ストライプ
から磁気ヘッド86およびヘッド制御回路89を介して
識別コードの読込みを開始し(ステップL5)、実行処
理選択指標F3に1を設定する(ステップL6)。
【0115】実行処理選択指標F3に1が設定される結
果、CPU(D)は次周期以降の処理周期でステップL
1およびステップL7乃至ステップL8の判別処理のみ
を繰返し実行し、識別コードの読込み終了を待機するこ
ととなる。
【0116】そして、識別コードの読込みが終了する
と、CPU(D)はカード搬送モータM7を停止して識
別カードをカードリーダ82の完全挿入位置に保持し
(ステップL9)、この識別コードの値を識別コード記
憶レジスタR6に記憶した後(ステップL10)、メモ
リ95に設定された端末機48の識別番号IDUと共に
識別コード記憶レジスタR6の値をデータバス96およ
び集中管理コンピュータ用データ伝送回路84を介して
集中管理コンピュータ49に送信し(ステップL1
1)、実行処理選択指標F3に2を設定する(ステップ
L12)。
【0117】実行処理選択指標F3に2が設定される結
果、CPU(D)は次周期以降の処理周期でステップL
1およびステップL7ならびにステップL13乃至ステ
ップL15の判別処理のみを繰返し実行し、集中管理コ
ンピュータ49からの使用禁止指令の入力もしくは使用
許可指令の入力を待つ待機状態に入る。
【0118】一方、電源投入の後、図34乃至図35に
示されるような処理を所定周期毎に繰返し実行している
集中管理コンピュータ49のCPU(E)は、ステップ
M1の判別処理で端末機48の識別番号IDUと識別コ
ード記憶レジスタR6の値を受信し、ステップM2以降
の処理を開始することとなる。
【0119】ステップM2に移行したCPU(E)は、
端末機48の識別番号IDUと識別コード記憶レジスタ
R6の値をスタックして一旦記憶した後、ファイル手段
を構成するフロッピーディスクの記憶領域を検索し、識
別コード記憶レジスタR6の値に対応する記憶領域を特
定して(ステップM3)、この記憶領域に設けられた使
用禁止フラグ記憶領域に使用禁止フラグがセットされて
いるか否かを判別し(ステップM4)、使用禁止フラグ
がセットされていなければ識別番号IDUを有する端末
機48に使用許可指令を出力する一方(ステップM
5)、使用禁止フラグがセットされていれば識別番号I
DUを有する端末機48に使用禁止指令を出力して、当
該処理周期におけるステップM2の処理でスタックされ
た識別番号IDUと識別コード記憶レジスタR6の値を
消去し(ステップM6)、この周期の処理を終了する。
【0120】ステップM5の処理で集中管理コンピュー
タ49から使用禁止指令が送信された場合、識別番号I
DUを有する端末機48のCPU(D)は、ステップL
14の判別処理でこの使用禁止指令を受信してカード搬
送モータM7を逆転させ、識別カードの搬出を開始する
と共に(ステップL16)、実行処理選択指標F3に3
を設定して(ステップL17)、次周期の処理でステッ
プL1,ステップL7,ステップL13,ステップL2
0を経てステップL21に移行する。
【0121】CPU(D)は、以下、所定周期毎の判別
処理で、カードセンサEからの検出出力がOFFとなっ
ているか否か、即ち、逆転するカード搬送モータM7に
よってカード挿入位置にまで搬出移動された識別カード
が識別カード挿入口85から回収されているか否かを逐
次判別し(ステップL21)、カードセンサEからの検
出出力がOFFとなり、遊技者による識別カードの回収
が確認されると、カード搬送モータM7を停止し(ステ
ップL22)、実行処理選択指標F3に0を設定して初
期状態に復帰する(ステップL23)。
【0122】即ち、集中管理コンピュータ49から使用
禁止指令が送信された場合には、この識別カードの挿入
は無効とされ、直ちに遊技者に返却される。
【0123】また、ステップM6の処理で集中管理コン
ピュータ49から使用許可指令が送信された場合、端末
機48のCPU(D)は、ステップL15の判別処理で
この使用許可指令を受信した後、ディスプレイユニット
83に暗証番号入力のためのガイダンス、例えば、「テ
ンキーで暗証番号を入力した後、データエントリーキー
を押して下さい」等を表示し(ステップL18)、実行
処理選択指標F3に4を設定する(ステップL19)。
【0124】次周期の処理でステップL1,ステップL
7,ステップL13,ステップL20を経てステップL
24に移行したCPU(D)は、データエントリーキー
91もしくはテンキー90が操作されたか否かを検出し
(ステップL25,ステップL26)、いずれのキーも
操作されていなければ、次周期以降の処理でステップL
25およびステップL26の判別処理を繰返し実行し
て、遊技者によるテンキー90とデータエントリーキー
91の操作を待機する。
【0125】そこで、ディスプレイユニット83のガイ
ダンス表示を参照した遊技者は、まず、テンキー90を
順次操作して、識別カードを発券する際に登録した自ら
の暗証番号を入力し、暗証番号の入力完了後、データエ
ントリーキー91を操作することとなる。
【0126】この間、テンキー90の操作によって入力
された暗証番号の値は、逐次、暗証番号記憶レジスタR
7に記憶され(ステップL27)、暗証番号を入力した
遊技者がデータエントリーキー91を操作すると、CP
U(D)は所定周期毎に実行されるステップL25の判
別処理でこれを検出し、暗証番号記憶レジスタR7に設
定された暗証番号の値を該端末機48の識別コードID
Uと共に集中管理コンピュータ49に送信し(ステップ
L28)、リトライカウンタC1の値をインクリメント
して暗証番号の入力操作が1回実行されたことを記憶す
ると共に(ステップL29)、ディスプレイユニット8
3のガイダンス表示をクリアし(ステップL30)、実
行処理選択指標F3に5を設定する(ステップL3
1)。
【0127】次周期の処理でステップL1,ステップL
7,ステップL13,ステップL20,ステップL24
を経てステップL32に移行したCPU(D)は、集中
管理コンピュータ49からの不一致信号もしくは一致信
号が入力されたか否かを判別し(ステップL33,ステ
ップL34)、いずれの信号も入力されていなければ、
次周期以降の処理でステップL33およびステップL3
4の判別処理を繰返し実行して、集中管理コンピュータ
49からの信号入力を待機する。
【0128】一方、図34乃至図35に示されるような
処理を所定周期毎に繰返し実行している集中管理コンピ
ュータ49のCPU(E)は、ステップM7の判別処理
で端末機48の識別番号IDUと暗証番号記憶レジスタ
R7の値を受信し、ステップM8以降の処理を開始す
る。
【0129】ステップM8に移行したCPU(E)は、
ステップM2の処理でスタックされたデータを検索し
て、当該処理周期のステップM7で受信された識別番号
IDUの端末機48に挿入されている識別カードの識別
コードR6を検出し、この識別コードR6に基いてフロ
ッピーディスクの記憶領域を特定すると共に、特定され
た記憶領域に設定された暗証番号の値を読込んで、この
暗証番号の値と当該処理周期のステップM7で受信され
た暗証番号R7が一致しているか否かを判別する(ステ
ップM9)。そして、暗証番号が一致していれば識別番
号IDUを有する端末機48に一致信号を出力する一方
(ステップM10)、暗証番号が一致していなければ識
別番号IDUを有する端末機48に不一致信号を出力し
て(ステップM11)、この周期の処理を終了する。
【0130】ステップM10の処理で集中管理コンピュ
ータ49から一致信号が送信された場合、識別番号ID
Uを有する端末機48のCPU(D)は、ステップL3
4の判別処理でこの信号を受信し、ディスプレイユニッ
ト83に操作手引きのガイダンス、例えば、「入場時に
は有効キーを操作し、また、退場時には無効キーを操作
して下さい」等を表示し(ステップL35)、実行処理
選択指標F3に6を設定する(ステップL36)。そし
て、CPU(D)は、次周期の処理でステップL1,ス
テップL7,ステップL13,ステップL20,ステッ
プL24,ステップL32を経てステップL44に移行
し、以下、ステップL44およびステップL45の判別
処理を繰返し実行して、遊技者による有効キー92もし
くは無効キー93の操作を待つ待機状態に入る。
【0131】そこで、ディスプレイユニット83のガイ
ダンス表示を参照した遊技者は、有効キー92を操作し
て、遊技場への入場を宣言する。
【0132】有効キー92の操作はステップL44の判
別処理で検出され、有効キー92の操作を検出したCP
U(D)はステップL46に移行して、識別コードを記
憶したレジスタR6の値と有効フラグ設定指令を集中管
理コンピュータ49に送信し、カード搬送モータM7を
逆転させて識別カードの搬出を開始すると共に(ステッ
プL48)、実行処理選択指標F3に3を設定し(ステ
ップL49)、次周期の処理でステップL1,ステップ
L7,ステップL13,ステップL20を経てステップ
L21に移行する。
【0133】そして、CPU(D)はステップL21の
判別処理を所定周期毎に繰返し実行し、カードセンサE
からの検出出力がOFFとなっているか否かを逐次判別
し、カードセンサEからの検出出力がOFFとって遊技
者による識別カードの回収が確認されるとカード搬送モ
ータM7を停止して実行処理選択指標F3に0を設定
し、初期状態に復帰する。
【0134】ステップL46の処理で端末機48から送
信された識別コード記憶レジスタR6の値と有効フラグ
設定指令は集中管理コンピュータ49側のCPU(E)
によって検出され(ステップM12)、ステップM13
に移行したCPU(E)は、ファイル手段を構成するフ
ロッピーディスクの記憶領域を検索して識別コードR6
の値に対応する記憶領域を特定し、この記憶領域に設け
られた有効フラグ記憶領域に有効フラグをセットした
後、識別コードR6に対応してステップM2の処理でス
タックされた識別番号IDUと識別コード記憶レジスタ
R6の値を消去して、この周期の処理を終了する。
【0135】ステップM13の処理によって有効フラグ
を設定された識別コードと同じ識別コードを有する識別
カードは、使用禁止フラグがセットされていない限り、
遊技場における全てのパチンコ機47に対してその使用
が許可される。
【0136】一方、ステップM11の処理で集中管理コ
ンピュータ49から不一致信号が送信された場合、識別
番号IDUを有する端末機48のCPU(D)はステッ
プL33の判別処理でこの信号を受信し、次いで、リト
ライカウンタC1の現在値がパラメータ設定値3よりも
大きいか否か、即ち、暗証番号の入力ミスが3回以上連
続して発生しているか否かを判別することとなる(ステ
ップL37)。
【0137】そして、リトライカウンタC1の現在値が
3未満であって3回以上の入力ミスが生じていなけれ
ば、CPU(D)はディスプレイユニット83に暗証番
号入力のためのガイダンスを再表示して(ステップL4
1)、暗証番号記憶レジスタR7を初期化し(ステップ
L42)、実行処理選択指標F3に4を設定する(ステ
ップL43)。
【0138】実行処理選択指標F3に4が設定される結
果、次周期におけるステップL25の処理から暗証番号
入力のためのリトライ処理が開始され、遊技者による暗
証番号の再入力処理が可能となる。
【0139】一方、第1回目の入力処理を含む暗証番号
入力のためのリトライ処理が3回実行されても適切な暗
証番号が入力されない場合には、リトライカウンタC1
の値が3に達してステップL37の判別結果が真とな
る。そこで、CPU(D)は、識別コードを記憶したレ
ジスタR6の値と使用禁止指令を集中管理コンピュータ
49に送信し(ステップL38)、カード搬送モータM
7を逆転させて識別カードの搬出を開始すると共に(ス
テップL39)、実行処理選択指標F3に3を設定し
(ステップL40)、次周期の処理でステップL1,ス
テップL7,ステップL13,ステップL20を経てス
テップL21に移行する。
【0140】そして、CPU(D)はステップL21の
判別処理を所定周期毎に繰返し実行してカードセンサE
からの検出出力がOFFとなっているか否かを逐次判別
し、カードセンサEからの検出出力がOFFとって遊技
者による識別カードの回収が確認されるとカード搬送モ
ータM7を停止し、実行処理選択指標F3に0を設定し
て初期状態に復帰する。
【0141】ステップL38の処理で端末機48から送
信された識別コード記憶レジスタR6の値と使用禁止指
令は集中管理コンピュータ49側のCPU(E)によっ
て検出され(ステップM16)、ステップM17に移行
したCPU(E)は、ファイル手段を構成するフロッピ
ーディスクの記憶領域を検索して識別コードR6の値に
対応する記憶領域を特定し、この記憶領域に設けられた
使用禁止フラグ記憶領域に使用禁止フラグをセットした
後、識別コードR6に対応してステップM2の処理でス
タックされた識別番号IDUと識別コード記憶レジスタ
R6の値を消去して、この周期の処理を終了する。
【0142】即ち、第1回目の入力処理を含む暗証番号
入力のためのリトライ処理が3回実行されても適切な暗
証番号が入力されない場合には、暗証番号の入力ミスで
はなく識別カードの不正使用が行われているものと見做
され、使用禁止フラグの設定により、この識別カードの
使用が禁止される結果となる。
【0143】この段階で、端末機48を操作して入場を
宣言した遊技者は、遊技場内に配設されたパチンコ機4
7を適宜に選択し、識別カードを挿入して遊技を開始す
ることとなる。
【0144】図25はパチンコ機47のCPU(C)が
所定周期毎に繰返し実行する処理の概略を示すフローチ
ャートであり、該CPU(C)は、電源投入後、実行処
理選択指標F4の値に応じてSUB(S)乃至SUB
(X)のいずれかの処理を1サイクルずつ選択的に実行
する(ステップQ1〜ステップQ5)。
【0145】電源投入直後の段階では実行処理選択指標
F4の値は0に初期化されているから、CPU(C)
は、まず、SUB(S)の処理に移行し、カードセンサ
CがONとなっているか否か、即ち、パチンコ機47の
前面に配設された識別カード挿入口59に識別カードが
手動挿入されているか否かを判別し(ステップS1)、
識別カードが挿入されていなければ、実行処理選択指標
F4の値に応じ、以降の処理周期でSUB(S)におけ
るステップS1の判別処理のみを繰返し実行し、識別カ
ードの挿入待つ待機状態に入る。
【0146】そこで、遊技者が識別カード挿入口59に
識別カードを挿入すると、カードセンサCからの検出信
号がセンサ検出回路62およびデータバス80を介して
CPU(C)に入力され、CPU(C)はステップS1
の判別処理で識別カードの挿入を検出する。
【0147】識別カードの挿入を検出したCPU(C)
は、まず、モータ制御回路61を介してカード搬送モー
タM4の正転を開始し(ステップS2)、搬入移動され
る識別カードの磁気ストライプから磁気ヘッド60およ
びヘッド制御回路63を介して識別コードの読込みを開
始し(ステップS3)、実行処理選択指標F4に1を設
定する(ステップS4)。
【0148】実行処理選択指標F4に1が設定される結
果、CPU(C)は次周期以降の処理周期でSUB
(T)におけるステップT1の判別処理のみを繰返し実
行し、識別コードの読込み終了を待機することとなる。
【0149】そして、識別コードの読込みが終了する
と、CPU(C)はカード搬送モータM4を停止して識
別カードをカードリーダ53の完全挿入位置に保持し
(ステップT2)、この識別コードの値を識別コード記
憶レジスタR8に記憶した後(ステップT3)、メモリ
69に設定されたパチンコ機47の識別番号IDPと共
に識別コード記憶レジスタR8の値をデータバス80お
よび集中管理コンピュータ用データ伝送回路57を介し
て集中管理コンピュータ49に送信し(ステップT
4)、実行処理選択指標F4に2を設定する(ステップ
T5)。
【0150】実行処理選択指標F4に2が設定される結
果、CPU(C)は次周期以降の処理周期でSUB
(U)におけるステップU1,ステップU2の判別処理
のみを繰返し実行し、集中管理コンピュータ49からの
使用禁止指令の入力もしくは貯溜数の入力を待つ待機状
態に入る。
【0151】一方、電源投入の後、図34乃至図35に
示されるような処理を所定周期毎に繰返し実行している
集中管理コンピュータ49のCPU(E)は、ステップ
M18の判別処理でパチンコ機47の識別番号IDPと
識別コード記憶レジスタR8の値を受信し、ステップM
19以降の処理を開始することとなる。
【0152】ステップM19に移行したCPU(E)
は、パチンコ機47の識別番号IDPと識別コード記憶
レジスタR8の値をスタックして一旦記憶した後、ファ
イル手段を構成するフロッピーディスクの記憶領域を検
索し、識別コード記憶レジスタR8の値に対応する記憶
領域を特定して、この記憶領域に設けられた使用禁止フ
ラグ記憶領域に使用禁止フラグがセットされているか否
かを判別する(ステップM20)。
【0153】使用禁止フラグがセットされていなけれ
ば、更に、この記憶領域に設けられた有効フラグ記憶領
域に有効フラグが設定されているか否か、即ち、この識
別カードを有する正当な遊技者が自らの手で端末機48
を操作し、適切な方法で入場を宣言しているか否かを判
別し(ステップM21)、有効フラグが設定されていれ
ば、識別番号IDPを有するパチンコ機47にパチンコ
球の貯溜数を送信する一方(ステップM22)、使用禁
止フラグが設定されている場合および有効フラグが設定
されていない場合には、識別番号IDPを有するパチン
コ機47に使用禁止指令を送信し、当該処理周期におけ
るステップM19の処理でスタックされた識別番号ID
Pとこれに対応する識別コード記憶レジスタR8の値を
消去して(ステップM23)、この周期の処理を終了す
る。
【0154】一方、ステップM23の処理で集中管理コ
ンピュータ49から使用禁止指令が送信された場合、識
別番号IDPを有するパチンコ機47のCPU(C)
は、ステップU1の判別処理でこの使用禁止指令を受信
してカード搬送モータM4を逆転させ、識別カードの搬
出を開始すると共に(ステップU6)、実行処理選択指
標F4に3を設定してSUB(V)の処理に移行する
(ステップU7)。
【0155】SUB(V)に移行したCPU(C)は、
所定周期毎の判別処理で、カードセンサCからの検出出
力がOFFとなっているか否か、即ち、逆転するカード
搬送モータM4によってカード挿入位置にまで搬出移動
された識別カードが識別カード挿入口59から既に回収
されているか否かを判別し(ステップV1)、識別カー
ドが回収されていなければ、次周期以降の処理でステッ
プV1の判別処理のみを繰返し実行することとなる。
【0156】そして、カードセンサCからの検出出力が
OFFとなり、遊技者による識別カードの回収が確認さ
れると、CPU(C)はカード搬送モータM4を停止し
(ステップV2)、実行処理選択指標F4に0を設定し
て初期状態に復帰する(ステップV3)。
【0157】即ち、集中管理コンピュータ47から使用
禁止フラグや有効フラグの設定状況に基く使用禁止指令
が送信された場合には、この識別カードの挿入は無効と
され、直ちに遊技者に返却される。
【0158】また、ステップM22の処理で集中管理コ
ンピュータ47からパチンコ球の貯溜数が送信された場
合、パチンコ機47のCPU(C)は、ステップU2の
判別処理で貯溜数の値を受信し、貯溜数記憶レジスタR
10および現在値記憶レジスタR9の各々に貯溜数の値
を記憶する一方、増分記憶レジスタR11の値を初期化
し(ステップU3)、レジスタR10,R9,R11の
値を各々ディスプレイユニット56の貯溜数表示領域5
6a,現在値表示領域56b,増分表示領域56cに表
示して遊技者に知らせ(ステップU4)、実行処理選択
指標F4に4を設定してパチンコ遊技の開始を許可する
(ステップU5)。
【0159】パチンコ遊技の開始を許可されたCPU
(C)は、次周期の処理周期でSUB(W)に移行し、
以下、所定周期毎に該SUB(W)の処理を繰返し実行
することとなる。
【0160】SUB(W)に移行したCPU(C)は、
まず、プリペイドカードの挿入状態を記憶する状態検出
フラグF5の値を検出し(ステップW1)、状態検出フ
ラグF5の値が0であってプリペイドカード用カードリ
ード&ライタ54が完全に空の状態であれば、更に、カ
ードセンサDがONであるか否か、即ち、パチンコ機4
7の前面に配設されたプリペイドカード挿入口64にプ
リペイドカードが手動挿入されているか否かを判別する
(ステップW2)。
【0161】プリペイドカード用カードリード&ライタ
54が完全に空の状態であって、しかも、カードセンサ
DがOFFであれば、CPU(C)は、所定周期毎の処
理でステップW1乃至ステップW2の処理を繰返し実行
し、プリペイドカードの挿入を待機することとなる。
【0162】そして、遊技者がプリペイドカード挿入口
64にプリペイドカードを挿入すると、カードセンサD
からの検出出力がONとなり、この検出出力を受けたC
PU(C)は、まず、カード搬送モータM5の正転を開
始して(ステップW9)、搬入移動されるプリペイドカ
ードの磁気ストライプから残高の読込みを開始すると共
にし(ステップW10)、状態検出フラグF5に1を設
定してプリペイドカードが搬入過程にあることを記憶す
る(ステップW11)。
【0163】状態検出フラグF5に1が設定される結
果、CPU(C)は次周期以降の処理周期で、ステップ
W1乃至ステップW2の処理に替えてステップW12乃
至ステップW13の判別処理を繰返し実行し、プリペイ
ドカードの搬入完了を待機することとなる。
【0164】そして、残高の読込みが終了すると(ステ
ップW13)、CPU(C)はカード搬送モータM5を
停止し、プリペイドカードをプリペイドカード用カード
リード&ライタ54の完全挿入位置に保持して(ステッ
プW14)、プリペイドカードから読込んだ残高の値を
残高記憶レジスタR12に記憶した後(ステップW1
5)、該レジスタR12に記憶された残高の値をディス
プレイユニット56の残高表示領域56dに表示して遊
技者に知らせ(ステップW16)、状態検出フラグF5
に2を設定して、プリペイドカードの完全挿入状態を記
憶する(ステップW17)。
【0165】状態検出フラグF5に2が設定されると、
CPU(C)は次周期以降の処理周期で、ステップW1
2乃至ステップW13の処理に替えてステップW18乃
至ステップW19の判別処理を繰返し実行し、プリペイ
ドカードの排出を要求するカード排出キー78の操作の
有無を逐次検出することとなる。
【0166】そして、プリペイドカードを挿入した遊技
者がパチンコ球の購入金額を決めて金額選択キー76を
操作すると、金額選択キー76からの金額選択信号$
x′が入力検出回路79を介してCPU(C)に入力さ
れる(ステップW3)。
【0167】所定周期毎の処理で金額選択信号$x′の
入力を検出したCPU(C)は、状態検出フラグF5に
2が設定されているか否か、即ち、プリペイドカードが
プリペイドカード用カードリード&ライタ54に確実に
挿入されているか否かを判別し(ステップW28)、プ
リペイドカードが挿入されていれば、更に、金額選択信
号$x′の値が残高記憶レジスタR12の残高の範囲内
にあるか否かを判別する(ステップW29)。そして、
金額選択信号$x′の値が残高の範囲内にあれば、残高
記憶レジスタR12の値から金額選択信号$x′の値を
減じて残高記憶レジスタR12に更新記憶し、かつ、金
額選択信号$x′に対応するパチンコ球の払出し数N
x′の値を現在値記憶レジスタR9の値に加算して更新
記憶すると共に、レジスタR9の現在値から貯溜数記憶
レジスタR10の値を減じて増分R11を算出し(ステ
ップW30)、各レジスタR9,R11,R12の値を
各々ディスプレイユニット56の現在値表示領域56
b,増分表示領域56c,残高表示領域56dに更新表
示して遊技者に知らせる(ステップW31)。
【0168】また、CPU(C)は、タッチセンサ71
がONとなって打球ハンドル70が遊技者の手で適切に
操作されているか否か(ステップW4)、および、持ち
球の値を示す現在値記憶レジスタR9に持ち球が記憶さ
れているか否か(ステップW32)を所定周期毎に逐次
検出し、打球ハンドル70が適切に操作され、しかも、
現在値記憶レジスタR9に持ち球が記憶されている場合
に限って打球発射モータM6を駆動し、パチンコ遊技の
実施を許容する一方(ステップW33)、打球ハンドル
70から遊技者の手が離れたり持ち球の値が0になった
りした場合には、打球発射モータM6の駆動を停止して
パチンコ遊技を中止させる(ステップW5)。
【0169】CPU(C)は、更に、打球センサ74が
作動してパチンコ球の発射が確認される毎に現在値記憶
レジスタR9の値をディクリメントして持ち球の値を更
新すると共に(ステップW6,ステップW34)、パネ
ル制御基盤用データ伝送回路58を介して入賞装置81
からの入賞信号が検出される毎に現在値記憶レジスタR
9の値に賞球払出し数N0′を加算して持ち球の値を更
新し(ステップW7,ステップW36)、現在値記憶レ
ジスタR9の値が更新される毎に、持ち球数を示すレジ
スタR9の値および該レジスタR9の値と共に変化する
増分記憶レジスタR11値を逐次更新して、ディスプレ
イユニット56の現在値表示領域56bと増分表示領域
56cに更新表示する(ステップW35,ステップW3
7)。
【0170】このようにしてパチンコ遊技が行われる間
に現在値記憶レジスタR9の値が0となって持ち球がな
くなると、ステップW32およびステップW5の処理に
よって打球発射モータM6の駆動が停止され、CPU
(C)の処理で自動的にパチンコ遊技が中止されるが、
残高記憶レジスタR12の残高が0となるまでは新たな
払出し操作を繰返し実行することによってパチンコ球を
購入することができる。
【0171】また、残高記憶レジスタR12の残高が0
となって新たな払出し操作が不能となった場合やプリペ
イドカードを途中で取り替えるような場合には、カード
排出キー78を操作してプリペイドカードを排出し、再
度、別のプリペイドカードを挿入することとなる。
【0172】遊技者によるカード排出キー78の操作は
所定周期毎に繰返し実行されるステップW19の処理で
CPU(C)によって検出され、カード排出キー78の
操作を検出したCPU(C)は、カード搬送モータM5
を逆転してプリペイドカードの搬出を開始し(ステップ
W20)、搬出移動されるプリペイドカードの磁気スト
ライプに残高記憶レジスタR12の現在値の書込みを開
始し(ステップW21)、状態検出フラグF5に3を設
定してプリペイドカードが搬出過程にあることを記憶す
る(ステップW22)。
【0173】状態検出フラグF5に3が設定されるとス
テップW29乃至ステップW31の処理は無効とされる
ので、残高記憶レジスタR12に残高が記憶されている
場合であっても、プリペイドカードの取り替えが完了す
るまでの間、新たな球貸し操作は自動的に禁止される。
次周期以降の処理周期ではステップW19の処理に替え
てステップW23の判別処理が繰返し実行され、この間
に、残高記憶レジスタR12の現在値の書込みが完了す
る。そして、プリペイドカードが手動挿入位置にまで搬
出され、遊技者の手動操作によってプリペイドカードが
回収されると、カードセンサDの検出出力がOFFとな
る。
【0174】カードセンサDからの検出出力かOFFと
なってプリペイドカードの回収を検知したCPU(C)
は、カード搬送モータM5の逆転を停止して残高記憶レ
ジスタR12の値を初期化し(ステップW24,ステッ
プW25)、ディスプレイユニット56の残高表示をク
リアして(ステップW26)、状態検出フラグF5に0
を設定する(ステップW27)。状態検出フラグF5が
0に再設定されることにより、ステップW1,ステップ
W2に続くステップW9以降の処理が可能となり、この
状態でプリペイドカード挿入口64にプリペイドカーを
挿入すれば、第1回目のカード挿入の場合と同様、挿入
されたプリペイドカードの残高が残高記憶レジスタR1
2に記憶され、新たな払出し操作が可能となる。
【0175】そして、遊技者の都合で完全に遊技を終了
させる場合には、精算キー77を操作し、現在値記憶レ
ジスタR9の値を集中管理コンピュータ49に記憶さ
せ、識別カードと、残高を記憶したプリペイドカードを
回収することとなる。
【0176】SUB(W)の処理を所定周期毎に繰返し
実行するCPU(C)は、ステップW8の処理で精算キ
ー77の操作を検出し、識別コード記憶レジスタR8に
記憶された挿入中の識別カードの識別コードと現在値記
憶レジスタR9に記憶された持ち球の値を集中管理コン
ピュータ49に送信した後(ステップW38)、カード
搬送モータM4およびカード搬送モータM5を逆転して
識別カードとプリペイドカードの搬出を開始し(ステッ
プW39)、搬出移動されるプリペイドカードの磁気ス
トライプに残高記憶レジスタR12の現在値の書込みを
開始し(ステップW40)、状態検出フラグF5を初期
化して実行処理選択指標F4に5を設定する(ステップ
W41)。
【0177】実行処理選択指標F4に5が設定される結
果、CPU(C)は、次周期以降の処理周期で、SUB
(X)の処理を所定周期毎に繰返し実行することとな
る。
【0178】SUB(X)の処理に移行したCPU
(C)は、識別カードが手動挿入位置にまで搬出されて
遊技者に回収されたか否か、および、残高記憶レジスタ
R12の現在値の書込みが完了し、プリペイドカードが
手動挿入位置にまで搬出されて遊技者に回収されたか否
かを判別し(ステップX1,ステップX2)、カードセ
ンサCおよびカードセンサDからの検出出力が共にOF
Fとなってこれらの事項が確認されると、CPU(C)
はカード搬送モータM4およびカード搬送モータM5の
逆転を停止し(ステップX3)、残高記憶レジスタR1
2の値を初期化してディスプレイユニット56の全表示
をクリアし(ステップX4)、実行処理選択指標F4を
初期化して初期状態に復帰する(ステップX5)。
【0179】ステップW38の処理でパチンコ機47か
ら送信された識別コードR8と現在値記憶レジスタR8
の値は、図34乃至図35に示されるような処理を所定
周期毎に繰返し実行している集中管理コンピュータ49
側のCPU(E)により、ステップM24の判別処理で
検出され、これらの値を受信したCPU(E)は、識別
コードR8の値に基いてフロッピーディスクの記憶領域
を特定し、特定された記憶領域の貯溜数記憶領域に現在
値記憶レジスタR9の値を貯溜数として更新記憶すると
共に、識別コードに対応するスタックデータを消去し
て、この周期の処理を終了する(ステップM25)。
【0180】この実施例によれば、遊技者が遊技情に入
場する段階で端末機48を操作して暗証番号等の識別デ
ータを確認することにより、この遊技者の識別カードの
使用が遊技場内における全てのパチンコ機47に対して
許可されるので、別のパチンコ機47に移動して遊技を
継続するような場合であっても一々暗証番号を再入力す
る必要がなく便利である。
【0181】そして、遊技者が遊技場から退場する場合
には、再度、端末機48を自らの手で操作し、この識別
カードに対応する記憶領域に設定された有効フラグを解
除して、盗難や紛失等による識別カードの不正使用を禁
止する。
【0182】退場する遊技者が端末機48の識別カード
挿入口85に識別カードを挿入すると、CPU(D)の
処理により、入場時の操作と同様にしてステップL2〜
ステップL34の処理が実行されることとなる。
【0183】次いで、端末機48のCPU(D)はディ
スプレイユニット83に操作手引きのガイダンスを表示
して実行処理選択指標F3に6を設定し(ステップL3
5,ステップL36)、次周期の処理でステップL1,
ステップL7,ステップL13,ステップL20,ステ
ップL24,ステップL32を経てステップL44に移
行し、以下、ステップL44およびステップL45の判
別処理を繰返し実行して、遊技者による無効キー93の
操作を待つ待機状態に入る。
【0184】そこで、ディスプレイユニット83のガイ
ダンス表示を参照した遊技者が無効キー93を操作して
退場を宣言すると、CPU(D)はステップL45の判
別処理でこの操作を検出し、この識別カードの識別コー
ドを記憶したレジスタR6の値と有効フラグ設定解除指
令を集中管理コンピュータ49に送信した後(ステップ
L47)、入場時の操作と同様にして識別カードを遊技
者に返却する。
【0185】ステップL47の処理で端末機48から送
信された識別コード記憶レジスタR6の値と有効フラグ
設定解除指令は集中管理コンピュータ49側のCPU
(E)によって検出され(ステップM14)、ステップ
M15に移行したCPU(E)は、ファイル手段を構成
するフロッピーディスクの記憶領域を検索して識別コー
ドR6の値に対応する記憶領域を特定し、この有効フラ
グ記憶領域に設定された有効フラグをリセットした後、
識別コードR6に対応してスタックされた識別番号ID
Uと識別コード記憶レジスタR6の値を消去して、この
周期の処理を終了する。
【0186】有効フラグを設定するための操作であるス
テップL44以降の処理は、識別カードを端末機48に
挿入して適切な暗証番号を入力してからでないと起動さ
れないので、識別カードを拾得した者が不正な遊技を行
うことはできない。また、第2の実施例における遊技球
貯溜装置51は、遊技場に入場した遊技者が別のパチン
コ機47に移動して遊技を継続するような場合であって
も一々暗証番号を再入力する必要がないという実施例固
有の効果に加え、前記第1の実施例で示した遊技球貯溜
装置3と同等の作用および効果を有する。
【0187】図22は別の実施例における端末機97を
示す正面図であり、第2の実施例における端末機48の
テンキー90およびデータエントリーキー91に替えて
指紋検出器98をデータ入力手段および第1のデータ出
力手段として配設し、識別データとして遊技者の指紋を
用いるようにしたものである。指紋検出器98を除く各
部の構成は前記した第2の実施例と同様であるので、図
22に第2の実施例に対応する各部の符号を記入して構
成に関する説明を省略する。端末機97に対応する情報
管理手段の側においては、ファイル手段の識別データ記
憶領域に指紋のビットイメージが記憶される点が前記第
2の実施例と異なるのみであって、第2の実施例におけ
る集中管理コンュータ49の構成をそのまま適用するこ
とができ、作用および効果の点では第2の実施例と同様
である。
【0188】なお、これらの各実施例に示した遊技球貯
溜装置においては、集中管理コンピュータを配設した遊
技場や中央管理コンピュータを配設した管理営業所等に
配備された景品交換装置で識別カードの識別コードと暗
証番号を確認してファイル手段からパチンコ球の貯溜数
を検出することによって景品交換作業が行われ、景品交
換作業によって消費されたパチンコ球の数は、各ファイ
ル手段におけるパチンコ球の貯溜数から減算されて、対
応するファイル手段の記憶領域に逐次更新記憶されるよ
うになっている。
【0189】
【発明の効果】本発明の遊技球貯溜装置によれば、遊技
結果に応じて賞態様検出手段で検出された遊技球の払出
し数の値が遊技者の有する識別カードの識別コードに対
応して情報管理手段の遊技球貯溜数記憶領域に記憶され
るので、遊技球を借りるための面倒な両替操作や払出し
操作を行わなくても遊技を開始することができ、また、
遊技場内で遊技機を交換して遊技を継続するような場合
であっても遊技球を回収したり持ち運んだりする必要が
ない。
【0190】しかも、情報管理手段に記憶された遊技球
貯溜数によって遊技を開始する際には、遊技者の有する
可搬性記憶手段の識別コードに対応して情報管理手段に
設定された識別データと遊技の開始に際して遊技者が入
力した識別データとを比較し、これらの識別データが一
致した場合に限って情報管理手段の遊技球貯溜数の使用
を許可するようにしているので、遊技者が可搬性記憶手
段を紛失したような場合であっても紛失した可搬性記憶
手段によって不当な遊技が行われることがなく、また、
遊技球貯溜数の値は情報管理手段の側に記憶されている
から、識別データや識別コードの確認作業を行って遊技
球貯溜数の値を確認することにより、可搬性記憶手段の
正当な所有者である遊技者の利益を回復することも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるパチンコ機を示
す正面図
【図2】同実施例のパチンコ機の要部を示す機能ブロッ
ク図
【図3】同実施例の集中管理コンピュータの要部を示す
機能ブロック図
【図4】同実施例の遊技球貯溜装置を示す機能ブロック
図
【図5】同実施例の集中管理コンピュータをオンライン
で接続した状態を示す機能ブロック図
【図6】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの処
理の概略を示すフローチャート
【図7】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの処
理の一部を示すフローチャート
【図8】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの処
理の一部を示すフローチャート
【図9】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの処
理の一部を示すフローチャート
【図10】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図11】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図12】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図13】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図14】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャートの続き
【図15】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャートの続き
【図16】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図17】同実施例の集中管理コンピュータに配備され
たCPUの処理の概略を示すフローチャート
【図18】本発明の第1の実施例に対応して別の実施例
のパチンコ機を示す正面図
【図19】本発明の第2の実施例におけるパチンコ機を
示す正面図
【図20】同実施例のパチンコ機の要部を示す機能ブロ
ック図
【図21】同実施例の端末機を示す正面図
【図22】本発明の第2の実施例に対応して別の実施例
の端末機を示す正面図
【図23】本発明の第2の実施例における端末機の要部
を示す機能ブロック図
【図24】同実施例の遊技球貯溜装置を示す機能ブロッ
ク図
【図25】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の概略を示すフローチャート
【図26】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図27】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図28】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図29】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図30】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図31】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャートの続き
【図32】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャートの続き
【図33】同実施例のパチンコ機に配備されたCPUの
処理の一部を示すフローチャート
【図34】同実施例の集中管理コンピュータに配備され
たCPUの処理の概略を示すフローチャート
【図35】同実施例の集中管理コンピュータに配備され
たCPUの処理の概略を示すフローチャートの続き
【図36】同実施例の端末機に配備されたCPUの処理
の概略を示すフローチャート
【図37】同実施例の端末機に配備されたCPUの処理
の概略を示すフローチャートの続き
【図38】同実施例の端末機に配備されたCPUの処理
の概略を示すフローチャートの続き
【図39】同実施例の端末機に配備されたCPUの処理
の概略を示すフローチャートの続き
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 集中管理コンピュータ 3 遊技球貯溜装置 4 データ伝送路 5 遊技盤 6 識別カード用カードリーダ 7 プリペイドカード用カードリード&ライタ 8 打球ユニット 9 ディスプレイユニット 10 集中管理コンピュータ用データ伝送回路 11 パネル制御基板用データ伝送回路 12 識別カード挿入口 13 磁気ヘッド 14 モータ制御回路 15 センサ検出回路 16 ヘッド制御回路 17 プリペイドカード挿入口 18 磁気ヘッド 19 モータ制御回路 20 センサ検出回路 21 ヘッド制御回路 22 メモリ 23 打球ハンドル 24 タッチセンサ 25 モータ制御回路 26 センサ検出回路 27 打球センサ 28 センサ検出回路 29 テンキー 30 データエントリーキー 31 金額設定キー 32 精算キー 33 カード排出キー 34 入力検出回路 35 データバス 36 入賞装置 37 メモリ 38 キーボード 39 ディスプレイユニット 40 ディスクコントローラ 41 フロッピーディスク 42 パチンコ機用データ伝送回路 43 中央管理コンピュータ用データ伝送回路 44 中央管理コンピュータ 45 指紋検出器 46 パチンコ機 47 パチンコ機 48 端末機 49 集中管理コンピュータ 50 データ伝送路 51 遊技球貯溜装置 52 遊技盤 53 識別カード用カードリーダ 54 プリペイドカード用カードリード&ライタ 55 打球ユニット 56 ディスプレイユニット 57 集中管理コンピュータ用データ伝送回路 58 パネル制御基板用データ伝送回路 59 識別カード挿入口 60 磁気ヘッド 61 モータ制御回路 62 センサ検出回路 63 ヘッド制御回路 64 プリペイドカード挿入口 65 磁気ヘッド 66 モータ制御回路 67 センサ検出回路 68 ヘッド制御回路 69 メモリ 70 打球ハンドル 71 タッチセンサ 72 モータ制御回路 73 センサ検出回路 74 打球センサ 75 センサ検出回路 76 金額選択キー 77 精算キー 78 カード排出キー 79 入力検出回路 80 データバス 81 入賞装置 82 識別カード用カードリーダ 83 デイスプレイユニット 84 集中管理コンピュータ用データ伝送回路 85 識別カード挿入口 86 磁気ヘッド 87 モータ制御回路 88 センサ検出回路 89 ヘッド制御回路 90 テンキー 91 データエントリーキー 92 有効キー 93 無効キー 94 入力検出回路 95 メモリ 96 データバス 97 端末機 98 指紋検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 雅彦 愛知県江南市古知野町朝日250 サン電子 株式会社内 (72)発明者 北島 光晴 愛知県江南市古知野町朝日250 サン電子 株式会社内 (72)発明者 渡邊 一郎 東京都新宿区揚場町1−3グロリアビル5 F 株式会社サン・コミュニケーションズ 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各手段よりなる遊技球貯溜装置。 イ. 識別コードを記憶した可搬性記憶手段。 ロ. 遊技機に配備され、前記可搬性記憶手段に接離自
    在に接続して、可搬性記憶手段の識別コードを読込む識
    別コード読込み手段。 ハ. 識別データ記憶領域と遊技球貯溜数記憶領域とを
    有して識別コード毎に設定された複数の記憶領域からな
    るファイル手段と、識別コード読込み手段から入力され
    た識別コードに基いて前記ファイル手段を検索し、ファ
    イル手段の記憶領域を特定する検索手段と、前記検索手
    段によって特定された記憶領域の識別データと識別コー
    ド読込み手段からの識別コードに対応して入力された入
    力データとが一致すると前記特定された記憶領域に記憶
    された遊技球貯溜数の出力を許容するデータ比較手段
    と、識別コードと共に入力された遊技球貯溜数を前記検
    索手段によって特定された記憶領域の遊技球貯溜数記憶
    領域に更新記憶する更新記憶手段とを備えた情報管理手
    段。 ニ、 データ入力手段を有し、該データ入力手段を介し
    て入力されたデータを情報管理手段に出力する第1のデ
    ータ出力手段。 ホ、 情報管理手段から入力された遊技球貯溜数を初期
    値として記憶する一方、賞態様検出手段からの検出信号
    に応じて遊技球貯溜数の値を更新記憶する再設定手段
    と、更新記憶された遊技球貯溜数の現在値に応じて遊技
    球の払出しを許容する球貸し手段と、遊技機に配備され
    た精算スイッチからの操作信号を受けて遊技球貯溜数の
    現在値を可搬性記憶手段の識別コードと共に情報管理手
    段に出力する第2のデータ出力手段とを備えた遊技機。
JP6098391A 1991-03-04 1991-03-04 遊技球貯溜装置 Pending JPH06277354A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292986A (ja) * 1987-05-27 1988-11-30 株式会社 ソフィア 遊技設備
JPH01141684A (ja) * 1987-11-30 1989-06-02 Ryutaro Kishishita パチンコ装置
JPH02185277A (ja) * 1989-01-11 1990-07-19 Glory Ltd 遊技カードシステム

Patent Citations (3)

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