JPH0627757A - トナー像形成装置 - Google Patents

トナー像形成装置

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JPH0627757A
JPH0627757A JP4123188A JP12318892A JPH0627757A JP H0627757 A JPH0627757 A JP H0627757A JP 4123188 A JP4123188 A JP 4123188A JP 12318892 A JP12318892 A JP 12318892A JP H0627757 A JPH0627757 A JP H0627757A
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toner image
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Masayasu Anzai
正保 安西
Yasuo Kikuchi
康夫 菊池
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント記録体の表裏にトナー像を高速、確
実に形成することを可能とする。 【構成】 感光体2上に形成され、かつ誘電体ベルト1
9に転写された第1面トナー像25と、感光体2上に形
成した第2面トナー像18の2つのトナー像25、18
を記録紙26の表裏に同時に転写し、ヒートローラ3
0、31で定着することを特徴とする。 【効果】 1回の通紙で両面へプリントができるように
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法、静電記録法、磁気記
録法を用いて記録用紙等にプリントする方式が多数提案
され、特に電子写真法を用いた複写機や電子写真法とレ
ーザ走査露光法とを組合せたレーザプリンタが広く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし特開平3−22
8467号公報、特開昭55−83070号公報、特開
平3−221976号公報、特開平3−18182号公
報に開示されているように、記録紙ヘのプリントは片面
のみであり、またUSP4、477、176号公報、U
SP4、095、979号公報には両面にプリントする
方法が記載されているが、使用できる用紙の種類が限定
される、機構が複雑で信頼性に欠けるなどの欠点があっ
た。
【0004】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、プリント記録体の表裏にトナー像を高速、確実に形
成することを可能としたトナー像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の記録
媒体上に第1のトナー像を形成し、これを第2の記録媒
体上に転写させ、第1の記録媒体上に第2のトナー像を
形成し、これら第1、第2のトナー像を記録体の表裏に
転移するようにすることにより、達成される。
【0006】また、感光体記録媒体上に安定した2種類
のトナー像を得るには、感光体の帯電電圧と残留電圧を
測定し、帯電電流と露光光量を制御することにより達成
できる。
【0007】また、トナー像形成に用いる現像器からの
トナーの無駄を防ぐには、現像ロールの上流ならびに下
流に回転部材を設けることにより、達成できる。
【0008】また、2種類のトナー像を形成するに必要
なトナーの無駄をなくすために回収して使用するには、
正または負に帯電した2種類のトナーを混合して用い現
像時に交流バイアスを重畳することにより、達成でき
る。
【0009】また、トナー像としてカラー像を形成し記
録体上に選択的に順次カラー像を高速に形成するために
は、無端状の記録体を用いてベルト背面よりベルトを駆
動することにより、達成できる。
【0010】
【作用】上記手段を設けたので、1回の通紙で両面へプ
リントができるようになる。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0012】本発明によるトナー像は静電記録、電子写
真記録、磁気記録、機械的な押印手段或は散布等により
第1の記録媒体に形成できるものであり、従って本発明
はそれらの記録法を用いた単色から複数色のプリントに
適用できるものであるが、以下の実施例では電子写真記
録法とレーザ走査露光方式と組合せたレーザプリンタに
適用した例で説明する。
【0013】〔実施例 1〕図1には本発明の一実施例
が示されている。同図は第1の記録媒体として光導電感
光体を用いて2色像のような2種類のトナー像を記録紙
の表裏に同時に転写形成するものある。同図に示されて
いるように、第1の記録体はドラム基体1にベルト状の
感光体2が巻回されたもので、感光体2は一定量使用す
るとドラム基体1内から繰り出され、使用後は再びドラ
ム基体1内にまき込み収納されるようになっている。ド
ラム基体1上の感光体2の表面は回転につれ帯電器3に
て一様にコロナ帯電される。帯電器3には帯電電圧をコ
ントロールするグリット4が設置されており、帯電器3
のコロナワイヤには高圧電源5aが、グリット4にはグ
リット電源6が接続されている。本実施例では感光体2
は負に帯電されるものとして記してある。続いてレーザ
光源7から出射されたレーザ光8を照射して感光体2上
に記録すべき情報に対応した電荷潜像を形成する。この
とき記録情報源9からの信号でレーザ光源7をドライブ
する。レーザ光の照射により、2種類のトナー像(例え
ば2色)を形成するための2種類の電荷潜像を形成する
(後述図2参照)ので、2種類の電荷潜像が正しく、一
定範囲の大きさに作られるように、帯電器3により帯電
する表面電圧とレーザ光8の光量を制御する。感光体2
の表面電圧を電位センサ10を用いて、レーザ光を照射
しない非露光部の表面電圧V0、第1の情報源で露光し
た部位の表面電圧V1R、第2の情報源で露光した部位の
表面電圧(残留電圧)V2Rのうち少なくとも2つを測定
し、V0−V1RならびにV1R−V2Rが一定範囲内になる
ように、コントローラ11にてグリット電源6、レーザ
光源7をドライブして制御するのである。各々の表面電
圧は後述の現像特性によっても変わるが、V0−V1R
1R−V2Rは略等しく、各々はV0の略1/2で200
〜500V程度であるのが好ましい。感光体2として有
機光導電体を用いる場合V2Rは50〜150Vで、使用
温度や使用時間にともない変化、変動するために上述の
ように表面電圧を検出し、V0−V1RおよびV1R−V
2Rの値を制御することにより、安定した2種類の画像
が得られるのである。
【0014】次に、このようにして形成された2つの電
荷潜像を、2種のトナーを用いて現像する。例えば黒色
トナーと有彩色カラートナー、磁性トナーと非磁性トナ
ーをを用いて2種類のトナー像を形成する。以下では説
明上2色のトナーを用いた場合について述べる。黒色と
有彩色カラートナーを用いる場合、混色による画像汚れ
の防止ならびに黒色によるシャープな像を得るために第
1の現像をカラートナーによる正規現像、第2の現像を
黒色トナーによる反転現像が好ましい。カラー現像器の
カラー現像ロール12にはバイアス電源V13が接続し
てあり、バイアス電圧Vb1を印加し、カラートナーと
しては正極性に帯電したトナーを用いる。│V0│>│
b1│>│V1R│(共に極性は負)なる値に設定する
と、正に帯電したカラートナーはVb1より大きい負の表
面電圧をもつ所には付着し、第1の潜像が顕像化(正規
現像)される。続いて第2の現像器の黒色現像ロール1
4にはバイアス電源V15が接続されており、バイアス
電圧Vb2が印加されている。黒色トナーとしては負に帯
電したトナーを用いる。│V1R│>│Vb2│>│V2R
(共に極性は負)なる値に設定すると、負に帯電した黒
トナーはVb2より小さい負の表面電圧をもつ所に付着し
第2の潜像が顕像化(反転現像)される。このようにし
て2種類のトナー像が感光体2上に形成される。上記の
現像に際し、現像剤として磁性キャリアとトナーとから
成る2成分現像剤を用いる場合、電荷潜像の周辺効果に
基づく、第1トナーでの第2潜像周縁への付着、第2ト
ナーでの第1潜像周縁への付着をさけかつ均一性の良い
トナー像をうるために、その動的現像剤電気抵抗は10
6〜1011Ωcm、好ましくは108〜1010Ωcmであ
って、その現像ギャップを0.5〜2mm好ましくは
0.7〜1.5mmとすると良い。さらにバイアスVb1
もしくはVb2に周波数が200〜5,000Hzであっ
て、その実効値が│V0−V1R│もしくは│V1R−V2R
│の約1/2以下の交流電圧を重畳するのが好ましい。
このようにすることで、黒色とカラートナー像とは混色
がなく、像の周辺部への異トナーの付着が少ない高濃度
画像を得ることができる。
【0015】以上の現像により感光体上に形成された2
種のトナー像は互いに帯電極性が異るものである。従っ
て、転写前に両者の帯電極性を揃えるために帯電器16
を用いてコロナ帯電する。その帯電極性は正又は負のど
ちらでも良いが、ここでは、負の高圧電源17による負
帯電の場合で示してある。このようにして帯電極性が揃
えられたトナー像を、まず第2の記録媒体である誘電体
ベルト19に転移せしめて第1面トナー像25とする。
続いて同様にして感光体上に第2面トナー像18を作
る。第1面トナー像25は転写器20にて転写用の高圧
電源21の作用の下で誘電体ベルト19に転移された
後、帯電器22にて帯電極性を正に反転される。このと
き、帯電器22にはスイッチ23にて高圧電源24が接
続される。このようにして第1面トナー25が得られ
る。次に記録紙26がイメージセンサ27の下を通過し
た後レジストローラ28にて整姿、搬送され転写部に繰
り出される。転写部では、記録紙26は感光体2を巻回
したドラムと誘電体ベルト19に挾まれた形で3者は同
期速度で移動する。感光体2上には第2面トナー像18
が形成されており、その帯電極性は負であり、一方誘電
体ベルト19上には第1面トナー像25が形成されてお
り、その帯電極性は正である。また転写器20のコロナ
帯電の極性は正である。従って転写部においては、第1
面トナー像25と第2面トナー像18とは各々記録紙2
6表裏に同時に転移する。このようにして最終記録体の
両面に第1、第2のトナー像が転写された転写後記録紙
29はヒートロール30、ヒートロール31にて両面に
熱が加えられ同時に定着される。
【0016】記録紙26の両面への転写後、誘電体ベル
ト19に残留する電荷ならびにトナーは除電器32にス
イッチ33を動作せしめ、交流電源34を印加して電荷
を除電、中和した後、クリーナ35を接触させ残留トナ
ーを除去する。かくして誘電体ベルト19は、次の第1
面トナー像25を転移形成のために備えられる。また感
光体2に残留する電荷ならびにトナーはイレーザ36
(ACコロナもしくは一様露光の単独または両者の組合
せ)を作用させた後クリーナ37にて除去され、次の作
像に供される。
【0017】以上のようにして、連続的に記録紙26に
2種類のトナー像を両面に記録することが可能となる。
本装置によれば、記録紙の任意の片面に記録することも
可能である。すなわち、上述した第1面トナー像25も
しくは第2面トナー像18の一方を形成し、記録紙26
に転写すれば良いのである。さらに、記録紙26の一方
に既に他の情報もしくは不要のプリントがあるとき(例
えば裏紙にプリントする場合)にはイメージセンサ27
にてその有無を検出し、必要な面にのみ記録させること
もできる。
【0018】感光体2の表面電圧を制御するために電位
センサ10を用いることを述べたが、センサの感度の経
時変化の影響を防ぐには、基準電圧にて随時比較調整す
るのが好ましい。本実施例においては、感光体2の縦目
をふさぐドラムキャップを導体でつくり、これを一定の
電圧に保つことで達成できる。この電圧を電位センサ1
0で検出し、比較するのである。ドラムキャップ38に
は定電圧素子39、コンデンサ40が接続され、一定の
電圧を得る。リーク抵抗41は、プリント停止後ドラム
メンテナンス等を行う際電荷を放電するための安全抵抗
である。
【0019】なお、図1で転写器20はコロナ帯電器を
用いているが、この代りに電圧を印加したロールを用い
ることもできる。この場合、感光体2のドラムと接する
誘電体ベルト19の曲率半径を小さく出来るので、記録
紙26の転写部からの分離が円滑にできる利点、高圧電
源21の電圧が低くても良いこと、感光体2と記録紙2
6との密着性が良いことなどの利点がある。また本実施
例では2種(色)のトナー像の作成を感光体2の表面帯
電電圧を略2等分し、トナーとして正および負の2種の
トナーを用いて正規現像、反転現像を行ない現像して形
成する方式であるが、露光現像を複数回くり返し感光体
2上に多重現像により複数種(色)のトナーをつくるも
のであっても無論良い。この場合正規現像もしくは反転
現像だけのくり返しでも良くその場合には転写前に帯電
極性を揃えるための帯電器16の系は省略できるが、複
数種のトナーの帯電極性が同一であっても、その絶対値
や分布が異るときには転写前の再帯電を行うことが好ま
しい。さらに感光体2上に2種以上のトナー像を多重現
像で作る場合、本実施例ではドラム1回転で作成してい
るが、複数回転により作成しても無論良く、例えば黒
色、マゼンタ色、シアン色、イエロ色の4色を用いてマ
ルチ及び至フルカラー像を作成するときには4回転で作
像するのが良い。この場合、クリーナ37は退避させて
おくことは無論である。さらにまた、本実施例で2種の
トナー像を作成するに際し、2ヶの現像器を用いている
が現像剤として正極性トナーと負極性トナーとを混合し
たものを用い、バイアス電圧として直流電圧に交流電圧
を重畳したものを用いると1ヶの現像器とすることも可
能である(図6参照)。また、本実施例では第1の記録
媒体である感光体2はドラム状、第2の記録媒体である
誘電体ベルト19はベルト状であるとしたが、これらは
ドラム状−ドラム状、ベルト状−ベルト状、ベルト状−
ドラム状のいずれの組合せであっても良く、さらに第2
の記録媒体は誘電体の他、半導電体、導体であっても良
い。導体の場合には、転写時のバイアス電源をこれに直
接接続する。
【0020】図2は図1の実施例で述べた2種の電荷潜
像を感光体に形成したときの様子を説明するものであ
る。横軸xは位置を縦軸−vは表面電圧であるが、図1
では負に帯電するので、負電圧である。V0は非露光
部、V1Rは中間露光レベル、V2Rは最大露光量時の電圧
レベルである。中間露光によって形成される電位差V0
−V1Rで第1の情報、最大露光レベルで形成できるV1R
−V2Rで第2の情報の電荷潜像をつくる。第1の現像器
のバイアス電圧Vb1は│Vb1│>│V1R│、第2の現像
器のバイアス電圧は│V1R│>│Vb2│となる様に設定
する。従って、中間露光レベルはVb1とVb2の間に常に
入るように光量は制御されなければならない。さもない
と画像の背景部にかぶりが発生する。このためには、V
1RをV0−V1 Rの略1/2になる用に設定し、少なくと
もV1Rの電圧を電位センサ10にて検出し、中間露光量
を制御するのが良く、好ましくはV0、V1R、V2Rを検
出し、これらが所定の値になるように帯電器3の帯電能
力、露光光源の中間露光量、最大露光量を制御するのが
良い。電位センサ10(いずれも図1参照)での検出
は、カット紙では用紙間、連続紙では記録領域外を利用
して連続的もしくは、所定間隔をおいて行うことができ
る。
【0021】〔実施例 2〕図3には本発明の他の実施
例が示されている。同図は、図1の実施例の現像に適し
た具体的な現像器の構造を示すものである。現像方式と
して粉体トナーを用いる現像器の問題のひとつに、現像
器外に飛散するトナーが周辺を汚すために定期的に清掃
や保守を行ったり、飛散するトナーを吸引捕収する装置
を設ける必要があった。また一定期間の使用で現像器を
交換する等の方法をとるためにプリントコストが高くな
る問題もあった。さらに、図1の如く2種の現像を行な
う場合、現像器内に他のトナーが混入してしまう欠点が
あった。図3の構成をもつ現像器ではこれらの欠点を解
消し半永久的に使用できる。本実施例の現像器42は現
像剤として磁性キャリアと非磁性もしくは磁性トナーと
からなる2成分磁性現像剤を用いるもので、現像ロール
43内にはマグネットロール44が設けられ、マグネッ
トを固定し、磁力で現像剤を現像ロール43上に吸着し
つつ、回転により現像部に搬送する。スクリュウ45、
46は現像剤中のトナー濃度を均一にするための撹拌混
合部材である。本実施例の現像器では現像ロールの前後
に回転するトナーシールロール47、48を有する。こ
の二つのシールロールは、感光体2の表面と0.5〜2
mmのギャップで近接しているためトナーの流出を防ぐ
とともに、このロールでトナーを静電的、物理的に吸着
し、これを現像器内に戻し再び現像に使用するものであ
る。静電的な吸着を促進するためにそれぞれバイアス電
源50a、50bから直流又は直流に交流を重畳した電
圧を印加するのが良い。このバイアス電源は現像ロール
に印加するものと共通にすることも可能である。本実施
例の如く、磁性キャリアを使用する場合感光体に付着し
たキャリアや現像器外に、飛び出すキャリアを捕獲する
ためにトナーシールロール48内にマグネット49を設
置するのが好ましい。またトナーとして磁性トナーを用
いるときには、トナーシールロール47内にもマグネッ
トを設置するのが良い。さらに、マグネット44の磁極
位置とトナーシールロール47、48との位置関係は同
図の如く、マグネット44の磁極に近接せしめる。それ
により、トナーシールロール47、48に付着したトナ
ーを磁極で形成された磁気ブラシで除去できるとともに
現像器内からのトナーの吹き出しを防ぐ。トナーシール
ロール47、48に付着したトナー又はキャリアはブレ
ードのような部材にて剥き落すことで完全に除去でき
る。トナーシールロール47、48内に設置するマグネ
ット49の磁極配置は同図に示すごとく、現像ロール4
3内のマグネット44の対向する磁極と同極で、磁束密
度はそれより低いことが望ましく、このようにすると磁
性体粒子を効率よく現像器内にもどすことができる。本
実施例ではトナーシールロール48内マグネット49を
設けているが、永久磁石の代りに、磁極を有せぬ磁性体
をマグネット49の磁極位置に配し、誘導磁気作用によ
り、磁性体粒子を吸引するようにしても良い。現像剤と
して磁性を有しないものである場合には同図で示したマ
グネット44、49は不用であるが、本実施例のように
現像ロール43の前後にトナーシールロール47、48
を設けることでトナーが飛散するのを同様に防止できる
のである。なお同図において50cはバイアス電源であ
る。
【0022】〔実施例 3〕図4には本発明の更に他の
実施例が示されている。同図は両面にプリントする例を
示すものである。感光体2上に第1面トナー像25、第
2面トナー像18を作る方法は図1の場合と同様である
が、記録紙26に各々の像を転写する工程が異なる。ま
ず第1面トナー像25を誘電体ベルト19へ転写する
が、これは感光体2へ誘電体ベルト19を接触させ、転
写ローラ51に転写電源53の電圧をスイッチ52を介
して印加して行われる。その後、このトナーの極性を帯
電器22の作用で正に逆転させる。次に感光体2上に第
2面トナー像18をつくるが、このとき誘電体ベルト1
9を感光体2から離しておく。記録紙26は、レジスト
ローラ28で整姿、搬送され、第2面トナー像18をも
つ感光体2に接し転写器54、スイッチ55、高圧電源
56の作用下で記録紙26の上面に第2面トナー像18
が転写される。続けて、第1面トナー像25をもつ誘電
体ベルト19に記録紙26の下面を接し転写器57、ス
イッチ58、高圧電源59の作用下で第1面トナー像2
5を記録紙26の下面に転写する。このようにして、記
録紙の上下両面にトナー像を形成できる。以下、トナー
像の定着、誘電体ベルト19、感光体2上に残留するト
ナーおよび電荷の除去は図1の実施例と同様の方法で行
う。なお、上述においては、第1面トナー像25の帯電
極性を帯電器22で反転させたが、これは必ずしも反転
させる必要はなく、省略するか、同極性に再帯電しても
良い。この場合、高圧電源59の極性は逆になる(この
例では正になる)。
【0023】〔実施例 4〕図5には本発明の更に他の
実施例が示されている。同図は、記録体の両面にフルカ
ラー像を形成するものである。感光体2としてベルト状
の感光体を用い、感光体上に形成された電荷潜像をイエ
ロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像器からな
るカラー現像器群60から1色づつ選択し現像し、これ
を転写ドラム62に順次位置合せをして転写しフルカラ
ーの第1面トナー像25をつくり、さらにこれを転写ド
ラム64に転写する。転写ドラム62、64は例えばア
ルミ基体上に弾性誘電体をコートしたものを用いる。感
光体2上に各色のトナー像を選択形成するには同図のよ
うに、現像器は固定し、感光体2の背面から現像選択構
体群61から各色現像器に対向する現像選択構体を移動
させ、現像する。このようにすると従来のごとく現像器
を移動させる必要がなく、高速化、装置の低コスト化が
可能である。転写ドラム62への転写は転写電源63に
より、転写ドラム64への転写は転写電源66をスイッ
チ65にて選定して行う。この際、転写電源63の電圧
より転写電源66の電圧は大きくしておく。なお、この
実施例では現像時のトナーの極性は負の場合としてい
る。
【0024】次にフルカラーの第2面トナー像18を転
写ドラムA62に残留するトナーおよび電荷をクリーナ
71、除電器72を作用させ除去した後、同様にして転
写ドラム62上につくる。このとき転写電源66はスイ
ッチ65にて非転写電源67側とし転写電源の極性を反
対にしておく。一方、帯電器68をスイッチ69、高圧
電源70の作用下で動作させ第1面トナー像25のトナ
ーの帯電極性を反転(負→正)させる。これによれば、
第1、2面トナー像25、18は転写ドラム62、64
上に各々保持される。続いて、レジストローラ28にて
整姿、搬送された記録紙26を、転写ドラム62、64
間に移送し、転写ドラム64へ印加する転写電源を転写
電源66側にスイッチ65にて変更する。これにより、
フルカラーの第1、2面トナー像25、18は同時に記
録紙26の両面に各々転写される。両面像にトナー像を
もつ転写後記録紙29は、ヒートロール30、31にて
同時に定着され、両面プリントが得られる。転写ドラム
62、64に残留しているトナー、ならびに電荷は、ク
リーナ71、除電器72、クリーナ73、除電器74を
動作させ除去し、次の両面プリントに備える。これらト
ナー及び電荷を除去する部材71、72、73、74
は、転写ドラム62、64上に正常の第1、2面トナー
像25、18が存在しないときには動作させないでおく
ことは無論である。上述においては、転写ドラム62、
64は常時接触する場合で述べたが、第2面トナー像1
8を転写ドラム62上に形成している際には、転写ドラ
ム64は転写ドラム62から離しておくことが望まし
い。この場合非転写電源67は省略しても良い。この実
施例では第1、第2の記録媒体である転写ドラム62、
64は共に誘電体としたが、半導体であっても或はどち
らか一方は金属のような導体であっても良い。またドラ
ム状である必要はなく共にベルト状或いはドラム状とベ
ルト状の組合せであっても良い。
【0025】本実施例のフルカラープリント速度は、転
写ドラム62を4回転してフルカラートナー像を形成し
ているために現像プロセス速度の1/4に低下している
が、電荷潜像形性、現像系を4式用意し、ドラム状もし
くはベルト状の転写記録媒体(転写ドラム62に相当)
の周りに配置し転写媒体上に次々の各色トナー像を重ね
る所謂タンデム型とすればプリント速度を落すことなく
フルカラー像を形成でき、これを記録紙の両面にプリン
トできる。
【0026】以上のようにして、図1、図4で説明した
実施例と同様に記録体の両面に1回の通紙で両面プリン
トができる。説明は省略したが図1、図4、図5いずれ
の場合にも各々の面に正しく印字されるように、感光体
2をレーザビーム等で露光して潜像を形成する際に、露
光開始位置の変更、右書き、左書きが各々行える様にメ
モリ、読み出し回路等からなる情報処理機構を光変調回
路に付加されている。
【0027】〔実施例 5〕図6には本発明の更に他の
実施例が示されている。本実施例は、図1の実施例で2
種のトナー像の現像を2ヶの現像器で行ったのに対し、
1ヶの現像器で現像するものである。2色現像器75に
は、正極性に帯電したカラートナーと負極性に帯電した
黒トナーとをもつ現像剤(トナーのみもしくはキャリア
とトナーとから成る)が使用され、直流と交流を重畳し
た現像バイアス電圧が印加されている。バイアス電源
は、直流バイアス電源76と交流電源77とから成って
いる。直流バイアスは図2で示したV1Rに略等しくな
く、交流電圧(パルス状含)は200〜5,000Hz
で実効値が│V0−V1R│もしくは│V1R−V2R│の略
1/2以下とするのが良い。このようにすると背景部に
かぶりやエッジ効果による不要なトナー付着が生ずるの
を防ぐことができる。現像剤として磁性キャリアとトナ
ーとからなる2成分現像剤を用いるときには、その動的
電気抵抗(現像剤が動いているときの抵抗)が106
1011Ωcm好ましくは108〜1010Ωcm、その現
像ギャップを0.5〜2mm好ましくは0.7〜1.5
mmとすると、かぶりが少なく高濃度画像が得られる好
結果が得られる。このように、正負両極性の2つのトナ
ーを混合させて2色(2種)のトナー像を形成させた場
合、感光体2もしくは誘電体ベルトに残留したトナー像
をクリーナで回収したものを現像器75に戻して使用で
きる。これに対し2ヶの現像器を使用する場合、2種の
トナーを分離して戻すのはむつかしい。
【0028】上述の実施例では、第1、第2記録媒体へ
の転写ならびに最終記録体(例えば記録紙)の転写は静
電的に転写し、最終記録体への定着をヒートロールで行
っている。しかし転写は静電的転写に限定されることは
なく、粘着転写、熱融着転写、機械的摺動もしくは圧力
転写、磁気転写(磁性トナーの場合)等でも良い。熱融
着転写の場合は定着工程を同時に行うことも可能であ
る。例えば、図5の転写ドラム62、64をベルト状と
なし、記録紙への転写部に相当する各ベルトの一方もし
くは両方の背面に発熱体(ヒータ)を配し押圧すれば記
録紙の両面へ熱転写、定着できる。この熱転写定着でも
第1、第2記録媒体は共に転写媒体である必要はなく、
一方は感光体のごとき潜像形成記録体であっても良い。
例えば、図1の感光体をドラム基体に周回せしめない
で、ベルト状となし誘電体ベルトと感光体ベルトとの組
合せで、第1面、第2面トナー像を形成し、これを記録
紙に熱転写定着するのである。
【0029】また、以上の実施例でのトナー像形成手段
として粉体トナー現像剤を用いているが、液体現像剤を
用いて両面プリントする場合にも適用できる。
【0030】上述のように本実施例によれば、第1の記
録体上に第1のトナー像を形成した後、これを第2の記
録体に転写し、さらに第2のトナー像を第1の記録体上
につくり、これら2つのトナー像を他の記録体(記録
紙)の表裏両面に転写するようにしたので、1回の通紙
で両面へプリントができる。
【0031】
【発明の効果】上述のように本発明は、第1の記録媒体
上に第1のトナー像を形成し、これを第2の記録媒体上
に転移させ、第1の記録媒体上に第2のトナー像を形成
し、これら第1、第2のトナー像を記録体の表裏に転移
させたので、1回の通紙で両面へプリントができるよう
になって、プリント記録体の表裏にトナー像を高速、確
実に形成することを可能としたトナー像形成装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー像形成装置の一実施例の両面プ
リント装置の構成を示す説明図である。
【図2】図1での電荷潜像を説明するもので位置と表面
電圧との関係を示す特性図である。
【図3】本発明のトナー像形成装置の他の実施例の説明
図である。
【図4】本発明のトナー像形成装置の更に他の実施例の
両面プリントの説明図である。
【図5】本発明のトナー像形成装置の更に他の実施例の
フルカラー両面プリントの説明図である。
【図6】本発明のトナー像形成装置の更に他の実施例の
2色現像方式を示す説明図である。
【符号の説明】
2…感光体、18…第2面トナー像、19…誘電体ベル
ト、25…第1面トナー像、26…記録紙、30、31
…ヒートロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/02 102

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2の記録媒体上に形成されたト
    ナー像が記録体上に転写され、トナー像が形成されるト
    ナー像形成装置において、前記第1の記録媒体上に第1
    のトナー像を形成し、これを前記第2の記録媒体上に転
    写させ、前記第1の記録媒体上に第2のトナー像を形成
    し、これら第1、第2のトナー像を前記記録体の表裏に
    転移するようにしたことを特徴とするトナー像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録体の表裏に転写されるトナー像
    が、その電荷が異極性であり、かつ同時に静電転写され
    るものである請求項1記載のトナー像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のトナー像が、それぞれ
    第1、第2の中間転写媒体に転移されたカラートナー像
    である請求項1記載のトナー像形成装置。
  4. 【請求項4】 光導電感光体上に2つの異なる情報群に
    基づく電荷潜像が形成されるトナー像形成装置におい
    て、前記感光体の非露光部と露光部の表面電圧を測定
    し、前記感光体を帯電する帯電器の帯電能力と露光光源
    の光量とを制御し、第1の情報源で露光した部位の表面
    電圧を、非露光部の表面電圧と第2の情報源で露光した
    部位の表面電圧との間の値に略一定になるようにしたこ
    とを特徴とするトナー像形成装置。
  5. 【請求項5】 現像ロール、記録媒体、現像機を備え、
    電荷潜像もしくは磁気潜像をトナーを用いて顕像化する
    トナー像形成装置において、前記現像ロールの上流なら
    びに下流に回転する部材を設け、前記記録媒体表面に沿
    って前記現像機外に流出する現像剤を捕獲し、捕獲した
    現像剤を前記現像機に戻すようにしたことを特徴とする
    トナー像形成装置。
  6. 【請求項6】 現像ロールを備え、光導電感光体上に2
    つの異なる情報群に基づき形成された電荷潜像が、正も
    しくは負に帯電された2種類のトナーを有する現像剤で
    同時に現像されるトナー像形成装置において、前記現像
    ロールに印加するバイアス電圧が前記感光体の非露光部
    の表面電圧と露光部の表面電圧との間にある値の直流電
    圧と200〜5,000Hzの交番電圧とが重畳された
    ものであることを特徴とするトナー像形成装置。
  7. 【請求項7】 現像機を備え、無端ベルト状の記録体を
    用いて、2種類以上のトナー像が形成されるトナー像形
    成装置において、複数個の前記現像機の位置を固定し、
    ベルト状の背面に前記現像機の現像ロールと対向して設
    置した現像選択構体群の特定構体を駆動することにより
    現像、非現像状態を選択するようにしたことを特徴とす
    るトナー像形成装置。
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