JPH06278508A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH06278508A
JPH06278508A JP8917093A JP8917093A JPH06278508A JP H06278508 A JPH06278508 A JP H06278508A JP 8917093 A JP8917093 A JP 8917093A JP 8917093 A JP8917093 A JP 8917093A JP H06278508 A JPH06278508 A JP H06278508A
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JP
Japan
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lower rail
rail
upper rail
ball receiving
receiving surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP8917093A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Hoshino
野 昭 彦 星
Yuichi Kato
藤 裕 一 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd, Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP8917093A priority Critical patent/JPH06278508A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートスライド装置に剥離荷重が作用した時
に、一次的に剥離防止機能を発揮させる。また油やグリ
ス等の液体潤滑剤が不要で床面を汚損させる虞れがな
く、然も軟質の材料であっても磨耗しにくく、摩擦抵抗
を少なくする。 【構成】 ロアーレール12に係止部15を形成し、ア
ッパーレール13に被係止部17を形成する。ロアーレ
ール12のボール受け面12cとアッパーレール13の
ボール受け面13cとの間にボール19を挿入する。ロ
アーレール12及びアッパーレール13との当接面、ボ
ール受け面12c,13c及び前記ボール19の何れか
に二硫化モリブデン潤滑皮膜等の固体潤滑皮膜21を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シート等におい
てシート本体を前後方向に移動調整可能に支持する為に
用いて好適なシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シートは、シートクッシ
ョン及びその後方で回動調整自在に立設されたシートバ
ック等からなるシート本体を備えてなり、且つこのシー
ト本体を構成するシートクッション等を車体床面上で前
後スライド機構を介して支持することにより、車体の前
後方向にスライド移動調整し得るように構成され、着座
者の体型や好み等に対処できるようになっている。そし
て、このようなシートの前後スライド機構として、車体
床面側に固定されるロアーレールとシート本体側に取付
け固定されるアッパーレールからなるシートスライド装
置が用いられている。
【0003】即ち、従来この種のシートスライド装置1
において、ロアーレール2とアッパーレール3とは、図
6から明らかな通り、金属板材を略コ字状を呈する中央
部とその開放両端から外方又は内側に延設されたフラン
ジ部4,5とからなる断面形状を持つように折曲げ形成
することで形成されている。そして、これら両レール
2,3を、フランジ部4,5間にボール6(又はローラ
ー等の転動子)を介在させた状態で組合わせることによ
り、摩擦抵抗を少なくし、操作性を向上させ、ロアーレ
ール2上でアッパーレール3を長手方向に簡易に摺動動
作可能に案内支持させている構成であった。
【0004】このようにロアーレール2とアッパーレー
ル3との間にボール6を介在させて摺動自在に支持する
と、従来の単純な金属面同士の摺動に依ってスライド機
能を得ているものに比べ、各レール2,3の折曲げ加工
時や取付け状態による曲がりや捻れ等によって、スライ
ド抵抗が急激に増大したり減少したりし、又作動時に異
音や負荷による摺動抵抗の変動による動作不良等が生じ
たりする等の問題を、ある程度防止し得るものである。
更に、ロアーレール2とアッパーレール3との当接面及
びボール6とロアーレール2及びアッパーレール3との
当接面に油またはグリス等の潤滑剤を塗布して円滑な作
動を得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述したよ
うな従来のシートスライド装置1では、ロアーレール
2、アッパーレール3及びボール6間に塗布した油また
はグリス等が、熱や圧力によりロアーレール2よりシー
トを載置した床面上にこぼれ、またはしみ出し、床面を
汚損させる虞れを有していた。
【0006】又、この種のシートスライド装置1として
必要とされることは、各部の加工等が簡単で、しかも各
部の寸法誤差等によるがた付き問題も解消でき、機械的
強度面でも優れ、円滑で安定した摺動動作を行なえるス
ライドレールを得ることができ、また着座者の重量等を
も適切に支持し得る構造で、しかも簡単に形成できコス
ト的にも安価であることが必要で、これらの点を考慮し
なければならない。
【0007】本発明の目的は、ロアーレール及びアッパ
ーレールによるシートスライド装置において、剥離荷重
が作用した時に、一次的に剥離防止機能を発揮でき、し
かも構造が簡単で、新たな部品点数の増加や付設作業が
不要で、コスト的にも安価であり、また油やグリス等の
液体潤滑剤が不要で床面を汚損させる虞れがなく、然も
摩擦抵抗を少なくして操作性を向上させることのできる
シートスライド装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置は、シート載置用床面上に固定されるロ
アーレールと、このロアーレール上で長手方向に摺動自
在に案内支持されると共にシート本体側に取付け固定さ
れるアッパーレールからなるシートスライド装置におい
て、前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体
部と、該本体部の両側部先端に形成されたボール受け面
と、前記本体部の両側部先端側から外方に突設されると
共に下方に夫々垂下された係止部とを有し、前記アッパ
ーレールは、前記ロアーレールに被冠して組付けられる
ような略下向きコ字状を呈する本体部と、該本体部の両
側部先端に形成されたボール受け面と、前記本体部の両
側部先端側から突設されることにより前記ロアーレール
側の係止部に当接可能に組合わせられる被係止部とを有
し、前記ロアーレールのボール受け面とアッパーレール
のボール受け面との間に挿入されたボールを有し、前記
ロアーレール及びアッパーレールとの当接面、ロアーレ
ール及びアッパーレールのボール受け面及び前記ボール
の何れかに固体潤滑皮膜が形成されていることを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置は、前記ロアーレールとアッパーレールとの当接
面、ロアーレール及びアッパーレールのボール受け面及
びボールの何れかに部分的に固体潤滑皮膜が形成され、
前記固体潤滑皮膜が二硫化モリブデン、グラファイト、
二硫化タングステン、四フッ化エチレンの何れかより形
成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載のシートスライド装置
に依れば、ロアーレールとアッパーレールとに、上下方
向から剥離荷重が、例え片寄って作用しても、両レール
間に設けた係止部及び被係止部の存在によって、一次的
に剥離防止が図れ、また前記ロアーレール及びアッパー
レールとの当接面、ロアーレール及びアッパーレールの
ボール受け面及び前記ボールの何れかに固体潤滑皮膜が
形成されているので、ロアーレール、アッパーレール及
びボールが異なる材質、硬度のものから形成されている
場合にも、表面硬度が均一となり、アルミ、樹脂材料等
から形成された軟質の材料であっても磨耗しにくく、摩
擦抵抗を少なくして操作性を向上させることができる。
【0011】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置に依れば、前記ロアーレールとアッパーレールとの
当接面、ロアーレール及びアッパーレールのボール受け
面及びボールの何れかに部分的に固体潤滑皮膜が形成さ
れ、前記固体潤滑皮膜が二硫化モリブデン、グラファイ
ト、二硫化タングステン、四フッ化エチレンの何れかよ
り形成されているので、シートスライド装置の構成部品
が異なる材質、硬度のものから形成されている場合に
も、表面硬度が均一となり、アルミ、樹脂材料等から形
成された軟質の材料であっても磨耗しにくく、摩擦抵抗
を少なくして操作性を向上させることができ、然も部分
的に固体潤滑皮膜が形成されているので、経済性を向上
させることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明に係わるシートスライド装置を図
面を参照して詳述する。図1〜図5は本発明の一実施例
を夫々示すもので、図1においてその要部とするスライ
ドレール機構部の断面形状のみを示している。シートス
ライド装置11は、図示は省略したが、車体床面上にシ
ートクッション、シートバック等により構成されるシー
ト本体と車体床面との間に介在して設けられ、該シート
本体をシート前後方向に摺動自在に支持するために用い
られることは周知の通りである。
【0013】本発明に依れば、シート載置用床面上に固
定されるロアーレール12と、このロアーレール12上
で長手方向に摺動自在に案内支持されると共にシート本
体側に取付け固定されるアッパーレール13を備えてい
る。このシートスライド装置11はアルミダイキャス
ト,マグネシュウム合金等の軽合金から押し出し成形し
て形成されている。
【0014】前記ロアーレール12は、略上向きコ字状
を呈する本体部12aと、この本体部12aの両側部1
2b,12bの外側先端に形成されたボール受け面12
c,12cと、前記両側部12b,12bの先端側から
外方に突設されると共に下方に垂下される第1の係止部
15,15とからなる断面形状を持って形成されてい
る。
【0015】アッパーレール13は、ロアーレール12
に被冠して組付けられるような略下向きコ字状を呈する
本体部13aと、この本体部13aの両側部13b,1
3bの内側上部に形成されたボール受け面13c,13
cと、その両側部13b,13bの先端側から内側に屈
折して形成され、ロアーレール12側の係止部15,1
5に当接可能に組合わせられる断面略U字状の被係止部
17,17とからなる断面形状を有している。
【0016】また、前記係止部15,15の先端と、被
係止部17,17との間には断面略U字状の樹脂レール
18,18か嵌合されている。この樹脂レール18,1
8の外側下端及び両外側には断面略半円弧状の突条18
aが長手方向に沿って形成されている。
【0017】前記ロアーレール12のボール受け面12
c,12cと、アッパーレール13のボール受け面13
c,13cとの間にボール19が挿入され、両レール1
2,13をスライド自在に支持している。尚、前記ボー
ル19に代えてローラを用いることができ、また樹脂レ
ール18,18の形状は図示のものに限定されるもので
はなく、この樹脂レール18,18を省略することもで
きる。
【0018】前記ロアーレール12とアッパーレール1
3との当接面、前記ロアーレール12の本体部12aの
ボール受け面12c,12c及びアッパーレール13の
本体部13aのボール受け面13c,13c、樹脂レー
ル18,18の外側面、及びボール19の外周には、固
体潤滑皮膜21が形成されている。
【0019】前記固体潤滑皮膜21は二硫化モリブデ
ン、グラファイト、二硫化タングステン、四フッ化エチ
レンの何れかより形成されている。前記固体潤滑皮膜2
1はロアーレール12の本体部12aのボール受け面1
2c,12c及びアッパーレール13の本体部13aの
ボール受け面13c,13c、樹脂レール18,18の
外側面の全面に形成するものの他、図3〜図5に夫々示
す如く、部分的に塗布することもできる。
【0020】また、前記固体潤滑皮膜21は色彩を付加
することができ、このため、車両用フロアカーペットの
色彩と同色、または異なる色でロアーレール12及びア
ッパーレール13全体に固体潤滑皮膜21を塗布し、車
室内の色彩を種々調整することもできる。
【0021】前記固体潤滑皮膜21は、例えば二硫化モ
リブデン潤滑皮膜21はロアーレール12、アッパーレ
ール13、ボール19等を予め40〜60℃/5分加熱
した状態で、二硫化モリブデンをスプレーで吹き付け塗
布し、180℃/60分で乾燥硬化させる。二硫化モリ
ブデン潤滑皮膜21の膜厚は10〜15ミクロンに形成
する。
【0022】このような構成に依れば、ロアーレール1
2とアッパーレール13とに、上下方向から剥離荷重
が、例え片寄って作用しても、両レール12,13間に
設けた係止部15,15;及び被係止部17,17の存
在によって、一次的に剥離防止機能を得ることが可能
で、これにより剥離負荷が大きく働いても剥離防止を所
要の状態で簡単且つ確実に得られるものである。
【0023】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、シートスライド装置の各部の形状、構造等を、必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レールの形状や材質を始め、種々の変形例
が考えられよう。
【0024】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートスライド装置
の一実施例の構成であるが、請求項1記載の構成に依れ
ば、ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体部
と、該本体部の両側部先端に形成されたボール受け面
と、前記本体部の両側部先端側から外方に突設されると
共に下方に夫々垂下された係止部とを有し、アッパーレ
ールは、前記ロアーレールに被冠して組付けられるよう
な略下向きコ字状を呈する本体部と、該本体部の両側部
先端に形成されたボール受け面と、前記本体部の両側部
先端側から突設されることにより前記ロアーレール側の
係止部に当接可能に組合わせられる被係止部とを有し、
前記ロアーレールのボール受け面とアッパーレールのボ
ール受け面との間にボールが挿入され、前記ロアーレー
ル及びアッパーレールとの当接面、ロアーレール及びア
ッパーレールのボール受け面及び前記ボールの何れかに
固体潤滑皮膜が形成されているので、簡単な構造である
にもかかわらず、ロアーレールとアッパーレールとに、
上下方向から剥離荷重が、例え片寄って作用しても、両
レール間に設けた係止部の存在によって、一次的に剥離
防止を図れ、また前記ロアーレール及びアッパーレール
との当接面、ロアーレール及びアッパーレールのボール
受け面及び前記ボールの何れかに固体潤滑皮膜が形成さ
れているので、ロアーレール、アッパーレール及びボー
ルが異なる材質、硬度のものから形成されている場合に
も、表面硬度が均一となり、アルミ、樹脂材料等から形
成された軟質の材料であっても磨耗しにくく、摩擦抵抗
を少なくして操作性を向上させることができる。
【0025】また、本発明の請求項2に記載のシートス
ライド装置に依れば、ロアーレールとアッパーレールと
の当接面、ロアーレール及びアッパーレールのボール受
け面及びボールの何れかに部分的に固体潤滑皮膜が形成
され、前記固体潤滑皮膜が二硫化モリブデン、グラファ
イト、二硫化タングステン、四フッ化エチレンの何れか
より形成されているので、シートスライド装置の構成部
品が異なる材質、硬度のものから形成されている場合に
も、表面硬度が均一となり、アルミ、樹脂材料等から形
成された軟質の材料であっても磨耗しにくく、摩擦抵抗
を少なくして操作性を向上させることができ、然も部分
的に固体潤滑皮膜が形成されているので、経済性を向上
させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置の一実施例を
示す要部断面図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置の分解状態の
正面図。
【図3】本発明のアッパーレールの異なる実施例を示す
斜視図。
【図4】本発明のロアーレールの異なる実施例を示す斜
視図。
【図5】本発明の樹脂レールの異なる実施例を示す斜視
図。
【図6】従来のシートスライド装置の概略断面図。
【符号の説明】
11 シートスライド装置 12 ロアーレール 12a 本体部 12b 両側部 12c ボール受け面 13 アッパーレール 13a 本体部 13b 両側部 13c ボール受け面 15 係止部 17 被係止部 18 樹脂レール 19 ボール 21 固体潤滑皮膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート載置用床面上に固定されるロアー
    レールと、このロアーレール上で長手方向に摺動自在に
    案内支持されると共にシート本体側に取付け固定される
    アッパーレールからなるシートスライド装置において、 前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体部
    と、該本体部の両側部先端に形成されたボール受け面
    と、前記本体部の両側部先端側から外方に突設されると
    共に下方に夫々垂下された係止部とを有し、 前記アッパーレールは、前記ロアーレールに被冠して組
    付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部と、該
    本体部の両側部先端に形成されたボール受け面と、前記
    本体部の両側部先端側から突設されることにより前記ロ
    アーレール側の係止部に当接可能に組合わせられる被係
    止部とを有し、 前記ロアーレールのボール受け面とアッパーレールのボ
    ール受け面との間に挿入されたボールを有し、 前記ロアーレール及びアッパーレールとの当接面、ロア
    ーレール及びアッパーレールのボール受け面及び前記ボ
    ールの何れかに固体潤滑皮膜が形成されていることを特
    徴とするシートスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記ロアーレールとアッパーレールとの
    当接面、ロアーレール及びアッパーレールのボール受け
    面及びボールの何れかに部分的に固体潤滑皮膜が形成さ
    れ、前記固体潤滑皮膜が二硫化モリブデン、グラファイ
    ト、二硫化タングステン、四フッ化エチレンの何れかよ
    り形成されていることを特徴とする請求項第1項記載の
    シートスライド装置。
JP8917093A 1993-03-24 1993-03-24 シートスライド装置 Pending JPH06278508A (ja)

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