JPH06278B2 - 積層板の抵抗溶接方法と積層板の抵抗溶接装置 - Google Patents
積層板の抵抗溶接方法と積層板の抵抗溶接装置Info
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- JPH06278B2 JPH06278B2 JP60159167A JP15916785A JPH06278B2 JP H06278 B2 JPH06278 B2 JP H06278B2 JP 60159167 A JP60159167 A JP 60159167A JP 15916785 A JP15916785 A JP 15916785A JP H06278 B2 JPH06278 B2 JP H06278B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非導電性材料を含む積層板同志、あるいは積
層板と金属材を2枚以上重ねてスポット溶接などで溶接
する積層板の抵抗溶接方法およびそのための溶接装置に
関する。
層板と金属材を2枚以上重ねてスポット溶接などで溶接
する積層板の抵抗溶接方法およびそのための溶接装置に
関する。
一般に、積層板は、非導電性材料が板厚方向の中間に挟
持されているため、板厚方向への通電が不可能で、その
ままではスポット溶接などの抵抗溶接はできない。その
ため従来は特開昭59−113988号公報によって開
示された第6図に示すような方法で抵抗溶接を行ってい
た。すなわち、金属材1を2枚の鋼板2a,2cの間に
樹脂などの非導電性材料2bが挟持されてなる積層板2
にスポット溶接する場合に、一対の溶接電極3a,3b
の他に一対の補助電極4a,4bを設けてそれぞれ前記
鋼板2a,2cに当接させ、これらの補助電極4a,4
bを導電部材5で接続して、鋼板2a,2c間に導電さ
せたものである。
持されているため、板厚方向への通電が不可能で、その
ままではスポット溶接などの抵抗溶接はできない。その
ため従来は特開昭59−113988号公報によって開
示された第6図に示すような方法で抵抗溶接を行ってい
た。すなわち、金属材1を2枚の鋼板2a,2cの間に
樹脂などの非導電性材料2bが挟持されてなる積層板2
にスポット溶接する場合に、一対の溶接電極3a,3b
の他に一対の補助電極4a,4bを設けてそれぞれ前記
鋼板2a,2cに当接させ、これらの補助電極4a,4
bを導電部材5で接続して、鋼板2a,2c間に導電さ
せたものである。
また特開昭59−42189号公報によって開示された
ように、上記の提案をさらに自動化し溶接の安定性を向
上させた提案もなされている。
ように、上記の提案をさらに自動化し溶接の安定性を向
上させた提案もなされている。
上記のいずれの提案によっても、鋼板2a,2cの少く
とも一方に電流が流れ、金属材1と鋼板2aの接触部分
にジュール熱が発生してこの部分の非導電性材料が溶融
する。このとき溶接電極3a,3b間に圧力を加えると
鋼板2a,2cが接触して導通状態となりスポット溶接
が行なわれる。
とも一方に電流が流れ、金属材1と鋼板2aの接触部分
にジュール熱が発生してこの部分の非導電性材料が溶融
する。このとき溶接電極3a,3b間に圧力を加えると
鋼板2a,2cが接触して導通状態となりスポット溶接
が行なわれる。
しかしながら前記積層板製造過程において、切断などの
プレス加工時に破断材が混入するなどして上下の鋼板2
a,2c間に微少な短絡部が発生することがある。この
ような場合は溶接時の電流がこの短絡部に集中し、鋼板
2a,2c間に爆飛などが発生して穴があく結果とな
る。このことは通電初期時に鋼板2a,2c間に10V
程度の電圧差が生じ、短絡部があると電流が導電部材5
には流れずこの微少導電部に集中して10000A以上
流れることがあるためである。一般に積層板を自動車部
品に用いる場合にはオイルパンやヘッドカバーなど気密
性を必要とする部品に用いられることが多く、穴があい
ていると油もれなどの品質不良が発生するという問題が
あった。特に積層板中にちりや鉄粉などが混入すると、
その量、大きさ、位置などが特定できないのみならず、
平板では絶縁状態にあってもプレス加工などによって変
形させると導通状態になる場合があり、全数目視検査を
したり、高価な電流波形監視装置を取付けたりしなけれ
ばならず、工数や設備費が増大するという問題があっ
た。
プレス加工時に破断材が混入するなどして上下の鋼板2
a,2c間に微少な短絡部が発生することがある。この
ような場合は溶接時の電流がこの短絡部に集中し、鋼板
2a,2c間に爆飛などが発生して穴があく結果とな
る。このことは通電初期時に鋼板2a,2c間に10V
程度の電圧差が生じ、短絡部があると電流が導電部材5
には流れずこの微少導電部に集中して10000A以上
流れることがあるためである。一般に積層板を自動車部
品に用いる場合にはオイルパンやヘッドカバーなど気密
性を必要とする部品に用いられることが多く、穴があい
ていると油もれなどの品質不良が発生するという問題が
あった。特に積層板中にちりや鉄粉などが混入すると、
その量、大きさ、位置などが特定できないのみならず、
平板では絶縁状態にあってもプレス加工などによって変
形させると導通状態になる場合があり、全数目視検査を
したり、高価な電流波形監視装置を取付けたりしなけれ
ばならず、工数や設備費が増大するという問題があっ
た。
本発明は、前述のとおり、従来の積層板の抵抗溶接にお
いて問題となっていた積層板の製造工程中に異物が混入
することにより、抵抗溶接時に爆飛が発生して積層板に
穴があくという問題を解決し、積層板の両側の鋼板が部
分的に短絡しても爆飛が発生することなく、安価な装置
で溶接強度の大きい抵抗溶接を行うことのできる積層板
の抵抗溶接方法およびそのための溶接装置を提供するこ
とを目的としている。
いて問題となっていた積層板の製造工程中に異物が混入
することにより、抵抗溶接時に爆飛が発生して積層板に
穴があくという問題を解決し、積層板の両側の鋼板が部
分的に短絡しても爆飛が発生することなく、安価な装置
で溶接強度の大きい抵抗溶接を行うことのできる積層板
の抵抗溶接方法およびそのための溶接装置を提供するこ
とを目的としている。
本発明者等は、前述の問題点を解決する手段を鋭意研究
した結果、本溶接を行うに際し、予め積層板の表皮金属
材に電流を流し、そのジュール熱により積層板の非導電
性材料層を溶融除去したのちに、本抵抗溶接を行うこと
により、前記のとおりの爆飛の発生もなく円滑に積層板
の抵抗溶接が可能になることを知見して本発明を完成し
たものである。
した結果、本溶接を行うに際し、予め積層板の表皮金属
材に電流を流し、そのジュール熱により積層板の非導電
性材料層を溶融除去したのちに、本抵抗溶接を行うこと
により、前記のとおりの爆飛の発生もなく円滑に積層板
の抵抗溶接が可能になることを知見して本発明を完成し
たものである。
すなわち、本発明の積層板の抵抗溶接方法は、金属表皮
材間に非導電性材料層を有する積層板を一対の溶接電極
間に加圧挟持し、通電することにより抵抗溶接する方法
において、前記溶接電極とは別個に積層板を当接自在に
挟持する補助電極を設け、補助電極および前記溶接電極
の一方とにより、予め積層板の金属表皮材に溶接電流よ
り小なる電流を通電し、前記積層板の溶接部における非
導電性材料層を溶融して積層板の加圧部を導通状態にし
たのち、前記溶接電極間に溶接電流を通電して抵抗溶接
を行う方法であり、 また、本発明の積層板の抵抗溶接装置は、金属表皮材間
に非導電性材層を有する積層板を加圧挟持し溶接電流を
通電する一対の溶接電極と該溶接電極間の通電回路を開
閉するためのスイッチ機構とを有する溶接電流通電回路
と、積層板を当接自在に挟持する補助電極とを有し、補
助電極と溶接電極の一方との間の積層板の金属表皮材に
溶接電流より小なる電流を通電して前記積層板間の非導
電性材料層を溶融するための補助通電回路を具備するこ
とを特徴とする抵抗溶接装置である。
材間に非導電性材料層を有する積層板を一対の溶接電極
間に加圧挟持し、通電することにより抵抗溶接する方法
において、前記溶接電極とは別個に積層板を当接自在に
挟持する補助電極を設け、補助電極および前記溶接電極
の一方とにより、予め積層板の金属表皮材に溶接電流よ
り小なる電流を通電し、前記積層板の溶接部における非
導電性材料層を溶融して積層板の加圧部を導通状態にし
たのち、前記溶接電極間に溶接電流を通電して抵抗溶接
を行う方法であり、 また、本発明の積層板の抵抗溶接装置は、金属表皮材間
に非導電性材層を有する積層板を加圧挟持し溶接電流を
通電する一対の溶接電極と該溶接電極間の通電回路を開
閉するためのスイッチ機構とを有する溶接電流通電回路
と、積層板を当接自在に挟持する補助電極とを有し、補
助電極と溶接電極の一方との間の積層板の金属表皮材に
溶接電流より小なる電流を通電して前記積層板間の非導
電性材料層を溶融するための補助通電回路を具備するこ
とを特徴とする抵抗溶接装置である。
上記の構成によると、第1の工程で金属表皮材が通電加
熱され、溶接電極による加圧で両面の金属表皮材が当接
して電気的に導通状態となり、その後第2の工程で主電
極間に通電加圧して抵抗溶接を行なうので、積層板に異
物が介在して両面の金属表皮材間に短絡部が形成されて
いても、この短絡部にほとんど電流が流れず、大部分の
電流は溶接電極間に流れるため、短絡部における爆飛が
発生することはない。従って穴があいて被溶接材の品質
を落すことを防ぐことができ、しかも確実な溶接を行な
うことができる。
熱され、溶接電極による加圧で両面の金属表皮材が当接
して電気的に導通状態となり、その後第2の工程で主電
極間に通電加圧して抵抗溶接を行なうので、積層板に異
物が介在して両面の金属表皮材間に短絡部が形成されて
いても、この短絡部にほとんど電流が流れず、大部分の
電流は溶接電極間に流れるため、短絡部における爆飛が
発生することはない。従って穴があいて被溶接材の品質
を落すことを防ぐことができ、しかも確実な溶接を行な
うことができる。
以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
する。
〔第1の実施例〕 第1図は本発明に係る積層板の抵抗溶接装置の第1の実
施例を示す構成図である。該図において第6図に示す従
来例と同一または同等部分には同一符号を付して示し、
説明を省略する。電源トランス6の十側の出力端子6a
は回路7を介し溶接電極3aに接続されている。また電
源トランス6の一側の出力端子6bは接触子8を介して
回路9により溶接電極3bに接続されている。溶接電極
3aと同一金属表皮材、すなわち同一鋼板2aに対向し
ている補助電極4aは、前記電源トランス6の一側の出
力端子6bに回路10により接続されている。この場合
補助電極4bは積層板2を前記補助電極2aとともに挟
持するのみで、電源トランス6とは接続されていない。
11,12はそれぞれ補助電極4及びスイッチである接
触子8を作動させるコンタクトガンである。また13は
被溶接材の位置を決める位置決めピンである。
施例を示す構成図である。該図において第6図に示す従
来例と同一または同等部分には同一符号を付して示し、
説明を省略する。電源トランス6の十側の出力端子6a
は回路7を介し溶接電極3aに接続されている。また電
源トランス6の一側の出力端子6bは接触子8を介して
回路9により溶接電極3bに接続されている。溶接電極
3aと同一金属表皮材、すなわち同一鋼板2aに対向し
ている補助電極4aは、前記電源トランス6の一側の出
力端子6bに回路10により接続されている。この場合
補助電極4bは積層板2を前記補助電極2aとともに挟
持するのみで、電源トランス6とは接続されていない。
11,12はそれぞれ補助電極4及びスイッチである接
触子8を作動させるコンタクトガンである。また13は
被溶接材の位置を決める位置決めピンである。
上述したように構成された本実施例に用いられる溶接装
置による溶接方法につき以下に説明する。
置による溶接方法につき以下に説明する。
第1の工程はコンタクトガンが11を動作させて補助電
極4aを鋼板2aに圧接させ、回路7及び回路10を閉
じる。このとき接触子8は開いている。このことにより
電流は実線の矢印で示すように溶接電極3a、金属材
1、鋼板2a補助電極4aを流れ、それぞれの接触部1
4,15がジュール熱により発熱する。この熱は通常摂
氏600度から800度に達し、図示せぬ加圧部材によ
って溶接電極3a,3b間に加圧力を約300Kg乃至6
00Kg加えることにより、積層板2の非導電性材料2b
が溶融排除され、鋼板2aと2cとの間が電気的に導通
状態になる。このときに、仮に鋼板2a,2c間に異物
が介在し短絡点2dが発生しても、溶接電極3a,3b
間及び補助電極4a,4b間にはそれぞれ電圧がかから
ないため、鋼板2a,2c間にも電圧がかからず、短絡
点2dを通しての溶融電流は流れない。従って鋼板2
a,2dに穴をあけることはない。
極4aを鋼板2aに圧接させ、回路7及び回路10を閉
じる。このとき接触子8は開いている。このことにより
電流は実線の矢印で示すように溶接電極3a、金属材
1、鋼板2a補助電極4aを流れ、それぞれの接触部1
4,15がジュール熱により発熱する。この熱は通常摂
氏600度から800度に達し、図示せぬ加圧部材によ
って溶接電極3a,3b間に加圧力を約300Kg乃至6
00Kg加えることにより、積層板2の非導電性材料2b
が溶融排除され、鋼板2aと2cとの間が電気的に導通
状態になる。このときに、仮に鋼板2a,2c間に異物
が介在し短絡点2dが発生しても、溶接電極3a,3b
間及び補助電極4a,4b間にはそれぞれ電圧がかから
ないため、鋼板2a,2c間にも電圧がかからず、短絡
点2dを通しての溶融電流は流れない。従って鋼板2
a,2dに穴をあけることはない。
第2の工程は前記コンタクトガン11を動作させて補助
電極4aを鋼板2aから離間させ、同時にコンタクトガ
ン12を動作させて接触子8を閉じる。このとき前述の
第1の工程で鋼板2a,2c間は導通状態になっている
ので、電流は破線の矢印で示すように回路7及び9を介
して溶接電極3a、金属材1、積層板2、溶接電極3b
を通り、第2図に示すように接解部14には完全なナゲ
ットが形成され、金属板1と積層板2とを完全に溶着さ
せることができる。このとき前述の短絡点2dが存在し
ても、溶接電極3aの直下に電流の流れ易い導通部分1
4があるため、溶接電極3a,3b間に電圧がかかって
も短絡点2dに大電流が集中することはない。従って爆
飛などにより穴が発生することもない。なお第1の工程
の溶接電流は第3図に示すように第2の工程の溶接電流
よりはるかに小さくしておく。
電極4aを鋼板2aから離間させ、同時にコンタクトガ
ン12を動作させて接触子8を閉じる。このとき前述の
第1の工程で鋼板2a,2c間は導通状態になっている
ので、電流は破線の矢印で示すように回路7及び9を介
して溶接電極3a、金属材1、積層板2、溶接電極3b
を通り、第2図に示すように接解部14には完全なナゲ
ットが形成され、金属板1と積層板2とを完全に溶着さ
せることができる。このとき前述の短絡点2dが存在し
ても、溶接電極3aの直下に電流の流れ易い導通部分1
4があるため、溶接電極3a,3b間に電圧がかかって
も短絡点2dに大電流が集中することはない。従って爆
飛などにより穴が発生することもない。なお第1の工程
の溶接電流は第3図に示すように第2の工程の溶接電流
よりはるかに小さくしておく。
本実施例によれば、同一溶接点に対し異った経路により
2工程に分けて通電させるようにしたので、積層板中に
微小の異物が混入して短絡回路が存在しても、爆飛を発
生することなく、安定したスポット溶接が行えて、溶接
強度の大きい安定した製品を得ることができる。
2工程に分けて通電させるようにしたので、積層板中に
微小の異物が混入して短絡回路が存在しても、爆飛を発
生することなく、安定したスポット溶接が行えて、溶接
強度の大きい安定した製品を得ることができる。
(第2の実施例) 第4図は本発明に係る積層板の抵抗溶接装置の第2の実
施例を示す構成図である。該図において第1図に示す第
1の実施例と同一または同等部分には同一符号を付して
示し、説明を省略する。第1の実施例と異なる点は補助
電極4a,4bによっても溶着ナゲット15を得るよう
にした点である。このため電極トランス6と補助電極4
aとを連結する回路10中に、コンタクトガン16によ
って動作する第2の接触子17を設け、別に補助電極4
a,4bに接続された出力端子18a,18bを有する
第2の電源トランス18を設けた。
施例を示す構成図である。該図において第1図に示す第
1の実施例と同一または同等部分には同一符号を付して
示し、説明を省略する。第1の実施例と異なる点は補助
電極4a,4bによっても溶着ナゲット15を得るよう
にした点である。このため電極トランス6と補助電極4
aとを連結する回路10中に、コンタクトガン16によ
って動作する第2の接触子17を設け、別に補助電極4
a,4bに接続された出力端子18a,18bを有する
第2の電源トランス18を設けた。
本実施例における第1の工程は、コンタクトガン11,
16を動作させて補助電極4aと鋼板2aとを当接さ
せ、同時に第2の接触子17を閉じる。このことにより
実線矢印で示す回路7,10が形成されて、第1の実施
例の場合と同様に溶接電極3a、金属材1、鋼板2a、
補助電極4aに電流が流れる。そして溶接電極3a,3
b間及び補助電極4a,4b間に加圧力を加えて鋼板2
a,2c間を電気的に導通状態にする。
16を動作させて補助電極4aと鋼板2aとを当接さ
せ、同時に第2の接触子17を閉じる。このことにより
実線矢印で示す回路7,10が形成されて、第1の実施
例の場合と同様に溶接電極3a、金属材1、鋼板2a、
補助電極4aに電流が流れる。そして溶接電極3a,3
b間及び補助電極4a,4b間に加圧力を加えて鋼板2
a,2c間を電気的に導通状態にする。
第2の工程でコンタクトガン11,16のうち少なくと
もいずれか一方を動作させて、補助電極4a及び接触子
17のうち少なくともいずれか一方を開放し、回路7,
10を開く。同時にコンタクトガン12を動作させて接
触子8を閉じ、第1の実施例の場合と同様に破線矢印で
示す回路7,9を閉じ、溶接電極3a、金属材1、積層
板2、溶接電極3bに電流を流してナゲット14を得
る。
もいずれか一方を動作させて、補助電極4a及び接触子
17のうち少なくともいずれか一方を開放し、回路7,
10を開く。同時にコンタクトガン12を動作させて接
触子8を閉じ、第1の実施例の場合と同様に破線矢印で
示す回路7,9を閉じ、溶接電極3a、金属材1、積層
板2、溶接電極3bに電流を流してナゲット14を得
る。
第3の工程でコンタクトガン12,16を動作させて接
触子12,16を開き、同時に溶接電極3a,3bの加
圧を解除する。そして第2の電源トランス18の出力端
子18a,18bとそれぞれ接続されている補助電極4
a,4bをコンタクトガン11を動作させて鋼板2a,
2bに当接加圧させる。このことにより回路19,1
0,20を介して補助電極4a,4b及び積層板2に電
流が流れ、溶着ナゲット15を得る。
触子12,16を開き、同時に溶接電極3a,3bの加
圧を解除する。そして第2の電源トランス18の出力端
子18a,18bとそれぞれ接続されている補助電極4
a,4bをコンタクトガン11を動作させて鋼板2a,
2bに当接加圧させる。このことにより回路19,1
0,20を介して補助電極4a,4b及び積層板2に電
流が流れ、溶着ナゲット15を得る。
この場合、前記各工程における溶接電極は第5図に示す
ように、第1の工程で最も少く、第2、第3の工程で多
く流れるようにする。
ように、第1の工程で最も少く、第2、第3の工程で多
く流れるようにする。
本実施例によれば第1の工程で補助極4a,4bの位置
における鋼板2a,2cはすでに導電状態になっている
ので、異物が混入して短絡点2dが形成されていても爆
飛は発生せず、積層板2に穴をあけることなく安定した
ナゲット15が得られる。このようにして形成されたナ
ゲット15は、他の工程でアース点として活用できる。
における鋼板2a,2cはすでに導電状態になっている
ので、異物が混入して短絡点2dが形成されていても爆
飛は発生せず、積層板2に穴をあけることなく安定した
ナゲット15が得られる。このようにして形成されたナ
ゲット15は、他の工程でアース点として活用できる。
上述したいずれの実施例においても、爆飛による穴の発
生などを完全に防止できるので、スポット溶接後の全数
目視検査の必要がなくなり、また高価な電流波形監視装
置を設ける必要もない。さらにまた全属材1と鋼板2a
とを溶接するのみならず、鋼板2cも一体に溶接する完
全なナゲットを形成できるので、溶着強度を大きく向上
させることができる。
生などを完全に防止できるので、スポット溶接後の全数
目視検査の必要がなくなり、また高価な電流波形監視装
置を設ける必要もない。さらにまた全属材1と鋼板2a
とを溶接するのみならず、鋼板2cも一体に溶接する完
全なナゲットを形成できるので、溶着強度を大きく向上
させることができる。
また上述した実施例では金属材1と積層板2とをスポッ
ト溶接する場合について説明したが、溶接する材料は3
層以上であっても同様に溶接することができ、またスポ
ット溶接以外の抵抗溶接の場合にも応用できる。
ト溶接する場合について説明したが、溶接する材料は3
層以上であっても同様に溶接することができ、またスポ
ット溶接以外の抵抗溶接の場合にも応用できる。
上述したとおり、本発明によれば、中間に非導電性材料
を含む積層板同志、あるいは積層板と金属材を2枚以上
重ねて抵抗溶接するときに、第1の工程で金属表皮材の
片側に通電し、溶接部の非導電性材料を溶融排除して両
側の金属表皮材を電気的に導通させ、第2の工程で溶接
電極間に大電流を流して溶接部に溶着ナゲットを形成さ
せるようにしたので、積層板に異物が介在しても爆飛が
発生することなく、安価な装置で溶着強度の大きい抵抗
溶接を行うことができる。
を含む積層板同志、あるいは積層板と金属材を2枚以上
重ねて抵抗溶接するときに、第1の工程で金属表皮材の
片側に通電し、溶接部の非導電性材料を溶融排除して両
側の金属表皮材を電気的に導通させ、第2の工程で溶接
電極間に大電流を流して溶接部に溶着ナゲットを形成さ
せるようにしたので、積層板に異物が介在しても爆飛が
発生することなく、安価な装置で溶着強度の大きい抵抗
溶接を行うことができる。
第1図は本発明に係る積層板の抵抗溶接装置の第1の実
施例を示す構成図、第2図は第1図の溶着部を示す拡大
断面図、第3図は第1の実施例における溶接時間と溶接
電流の関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2の実施
例を示す構成図、第5図は第2の実施例における溶接時
間と溶接電流の関係を示すグラフ、第6図は従来の積層
板の抵抗溶接方法を示す構成図である。 1…金属材、 2…積層板、 2a,2c…鋼板(金属表皮材1)、 2b…非導電性材料、 3a,3b…溶接電極、 4a,4b…補助電極、 6,18…電源トランス、 6a,6b,18a,18b…出力端子、 8,17…接触子。
施例を示す構成図、第2図は第1図の溶着部を示す拡大
断面図、第3図は第1の実施例における溶接時間と溶接
電流の関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2の実施
例を示す構成図、第5図は第2の実施例における溶接時
間と溶接電流の関係を示すグラフ、第6図は従来の積層
板の抵抗溶接方法を示す構成図である。 1…金属材、 2…積層板、 2a,2c…鋼板(金属表皮材1)、 2b…非導電性材料、 3a,3b…溶接電極、 4a,4b…補助電極、 6,18…電源トランス、 6a,6b,18a,18b…出力端子、 8,17…接触子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−55548(JP,A) 特開 昭49−9447(JP,A) 特公 昭38−14465(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】金属表皮材間に非導電性材料層を有する積
層板を一対の溶接電極間に加圧挟持し通電することによ
り抵抗溶接する方法において、前記溶接電極とは別個に
前記積層板を当接自在に挟持する補助電極を設け、先ず
前記溶接電極間の通電回路を開閉するための接触子を開
き、前記補助電極および前記溶接電極の一方とにより、
予め前記積層板の金属表皮材に溶接電流より小なる電流
を通電し、各電極接触部における非導電性材料層を溶融
して積層板の加圧部を導通状態にし、次に前記補助電極
を積層板から離隔したのち、前記接触子を閉じて前記溶
接電極間に溶接電流を通電して抵抗溶接を行うことを特
徴とする積層板の抵抗溶接方法。 - 【請求項2】金属表皮材間に非導電性材料層を有する積
層板を加圧挟持し溶接電流を通電する一対の溶接電極
と、該溶接電極間の通電回路を開閉するための接触子と
を有する溶接電流通電回路と、前記積層板を当接自在に
挟持する補助電極とを有し、該補助電極と前記溶接電極
の一方との間の積層板の金属表皮材に溶接電流より小な
る電流を通電して前記積層板の金属表皮材間の非導電性
材料層を溶融するための補助通電回路を具備することを
特徴とする積層板の抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159167A JPH06278B2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 積層板の抵抗溶接方法と積層板の抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60159167A JPH06278B2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 積層板の抵抗溶接方法と積層板の抵抗溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221473A JPS6221473A (ja) | 1987-01-29 |
| JPH06278B2 true JPH06278B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15687736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60159167A Expired - Fee Related JPH06278B2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 積層板の抵抗溶接方法と積層板の抵抗溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06278B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01218775A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-08-31 | Nkk Corp | 樹脂ラミネート金属板のスポット溶接装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499447A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-28 | ||
| JPS5625354B2 (ja) * | 1972-10-02 | 1981-06-11 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP60159167A patent/JPH06278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6221473A (ja) | 1987-01-29 |
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Legal Events
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