JPH06280375A - 床 材 - Google Patents
床 材Info
- Publication number
- JPH06280375A JPH06280375A JP6678193A JP6678193A JPH06280375A JP H06280375 A JPH06280375 A JP H06280375A JP 6678193 A JP6678193 A JP 6678193A JP 6678193 A JP6678193 A JP 6678193A JP H06280375 A JPH06280375 A JP H06280375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon fiber
- composite material
- fiber reinforced
- wood
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 基板2に炭素繊維強化樹脂複合材1を積層す
る床材。 【効果】 きしみ音等が発生しない高性能の床材を得る
ことができる。
る床材。 【効果】 きしみ音等が発生しない高性能の床材を得る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床材に関するものであ
り、より詳しくは炭素繊維強化樹脂複合材により構成さ
れた遮音床材に関するものである。
り、より詳しくは炭素繊維強化樹脂複合材により構成さ
れた遮音床材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカーペットや長尺発泡塩ビ(ポリ
塩化ビニル)シートに代わって木質系床材が求められる
傾向にあるが、これらの木質系床材は、例えば第2図に
示すように、化粧単板5に合板4を貼合わせた化粧合板
6を表面材として用い、この化粧合板6の下面に制振材
3等を設けた合板基板2を順次構成したものが一般的で
あり、床材に荷重がかかると、床材の剛性不足のため、
きしみ音等が発生する傾向があった。
塩化ビニル)シートに代わって木質系床材が求められる
傾向にあるが、これらの木質系床材は、例えば第2図に
示すように、化粧単板5に合板4を貼合わせた化粧合板
6を表面材として用い、この化粧合板6の下面に制振材
3等を設けた合板基板2を順次構成したものが一般的で
あり、床材に荷重がかかると、床材の剛性不足のため、
きしみ音等が発生する傾向があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
木質系床材はその構成に起因して、床材に高荷重がかか
った場合、床材の剛性不足のため、たわみが大きくな
り、きしみ音の発生が起こり、住人に不快感をあたえ
る。本発明の床材はこの剛性不足を補うため、炭素繊維
強化樹脂複合材板を基板に貼合わせて剛性の向上をはか
った床材を提供するものである。
木質系床材はその構成に起因して、床材に高荷重がかか
った場合、床材の剛性不足のため、たわみが大きくな
り、きしみ音の発生が起こり、住人に不快感をあたえ
る。本発明の床材はこの剛性不足を補うため、炭素繊維
強化樹脂複合材板を基板に貼合わせて剛性の向上をはか
った床材を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等はか
かる従来の課題を解決するべく鋭意検討した結果、特定
の構造からなる床材とすることにより、これらの問題が
解消されることを見いだし本発明に到達した。すなわ
ち、本発明の目的はきしみ音等の発生を抑える床材を提
供することであり、又、かかる床材により天然木材自体
の使用量を低減することが可能となり、森林保護の面に
おいても有用となるような床材を提供することにある。
かる従来の課題を解決するべく鋭意検討した結果、特定
の構造からなる床材とすることにより、これらの問題が
解消されることを見いだし本発明に到達した。すなわ
ち、本発明の目的はきしみ音等の発生を抑える床材を提
供することであり、又、かかる床材により天然木材自体
の使用量を低減することが可能となり、森林保護の面に
おいても有用となるような床材を提供することにある。
【0005】そして、かかる目的は、木質系基板に炭素
繊維強化樹脂複合材板を積層してなる床材により容易に
達成できる。以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる木質系基板の材質としては通常に使用されている
木材であれば特に限定されるものでなく、通常、檜、
杉、ツガ、トウヒ等の木材が用いられる。そして、かか
る木材の2種以上を組み合わせて使用してもよく、また
一枚板であっても、合板であっても特に制限されない
が、本発明の効果であるきしみ音の抑制が顕著であるの
は合板を用いた基板の場合である。本発明の床材は、こ
のような木材を使用した木質系基板に炭素繊維強化樹脂
複合材板を貼り付け、積層したことを特徴とするが、好
ましくは、炭素繊維強化樹脂複合材板を、木質系基板の
最外層に、片面もしくは両面に積層するのが望ましい。
これは曲げ剛性を高めるには、炭素繊維強化樹脂複合材
板をなるべく外側に配置した方が有利であるためであ
る。
繊維強化樹脂複合材板を積層してなる床材により容易に
達成できる。以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる木質系基板の材質としては通常に使用されている
木材であれば特に限定されるものでなく、通常、檜、
杉、ツガ、トウヒ等の木材が用いられる。そして、かか
る木材の2種以上を組み合わせて使用してもよく、また
一枚板であっても、合板であっても特に制限されない
が、本発明の効果であるきしみ音の抑制が顕著であるの
は合板を用いた基板の場合である。本発明の床材は、こ
のような木材を使用した木質系基板に炭素繊維強化樹脂
複合材板を貼り付け、積層したことを特徴とするが、好
ましくは、炭素繊維強化樹脂複合材板を、木質系基板の
最外層に、片面もしくは両面に積層するのが望ましい。
これは曲げ剛性を高めるには、炭素繊維強化樹脂複合材
板をなるべく外側に配置した方が有利であるためであ
る。
【0006】炭素繊維強化樹脂複合材板としては、一般
に積層成形により成形したシート状のものでよく、補強
繊維方向が一方向となった一方向シート、補強繊維方向
が縦横方向となったクロスシート、更には一方向シート
とクロスシートを重ね合わせ両者の長所を兼ね備えたハ
イブリッドシート等いずれでも使用することができる。
又、引抜成形法により成形した上記各種シートも使用で
きる。引抜成形法とは、各種繊維を連続的に引き出し、
マトリックス樹脂に含浸させ、所望の断面形状をした金
型内を通過させ、賦形する成形法であり、均一断面の長
尺成形品を連続的に製造できるFRPの成形法である。
使用する炭素繊維としては、得られる床材の剛性を向上
するために高弾性の補強繊維を用いることが重要であり
具体的には弾性率20t/mm2以上、好ましくは中弾
性以上、すなわち弾性率30t/mm2〜70t/mm2
のものがよい。補強繊維として通常長繊維が使用される
が、本発明の程度を損なわない程度に単繊維を長繊維と
併用してもよい。更に得られる床材の剛性向上を損なわ
ない程度にガラス繊維等の有機、無機、金属の繊維を少
量混入させてもよい。混入される繊維の形態としては特
に制限されないが、例えば炭素繊維の一方向シートに硝
子繊維を混入する例を考えると繊維方向に対して垂直方
向に横糸として混入するかあるいはガラス繊維からなる
ガラススクリムを炭素繊維と併用することにより混入さ
せることが好ましい。また用いられるマトリックス樹脂
としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ジアレルフタレート樹脂、ビスマレイミ
ド樹脂、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリウレタン
樹脂、レゾルシン樹脂、尿素樹脂あるいはメラミン樹脂
等の樹脂があげられ、特に好ましくはエポキシ樹脂であ
る。
に積層成形により成形したシート状のものでよく、補強
繊維方向が一方向となった一方向シート、補強繊維方向
が縦横方向となったクロスシート、更には一方向シート
とクロスシートを重ね合わせ両者の長所を兼ね備えたハ
イブリッドシート等いずれでも使用することができる。
又、引抜成形法により成形した上記各種シートも使用で
きる。引抜成形法とは、各種繊維を連続的に引き出し、
マトリックス樹脂に含浸させ、所望の断面形状をした金
型内を通過させ、賦形する成形法であり、均一断面の長
尺成形品を連続的に製造できるFRPの成形法である。
使用する炭素繊維としては、得られる床材の剛性を向上
するために高弾性の補強繊維を用いることが重要であり
具体的には弾性率20t/mm2以上、好ましくは中弾
性以上、すなわち弾性率30t/mm2〜70t/mm2
のものがよい。補強繊維として通常長繊維が使用される
が、本発明の程度を損なわない程度に単繊維を長繊維と
併用してもよい。更に得られる床材の剛性向上を損なわ
ない程度にガラス繊維等の有機、無機、金属の繊維を少
量混入させてもよい。混入される繊維の形態としては特
に制限されないが、例えば炭素繊維の一方向シートに硝
子繊維を混入する例を考えると繊維方向に対して垂直方
向に横糸として混入するかあるいはガラス繊維からなる
ガラススクリムを炭素繊維と併用することにより混入さ
せることが好ましい。また用いられるマトリックス樹脂
としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ジアレルフタレート樹脂、ビスマレイミ
ド樹脂、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリウレタン
樹脂、レゾルシン樹脂、尿素樹脂あるいはメラミン樹脂
等の樹脂があげられ、特に好ましくはエポキシ樹脂であ
る。
【0007】本発明では、かかる炭素繊維強化樹脂複合
材板を木質系基板に積層させるが、その方法としては、
木質系基板の木材の繊維方向とほぼ同方向に補強繊維を
合わせるように配置して接着させるのが通常であるが、
必要に応じて補強方向が交差するようにシート状の炭素
繊維強化樹脂複合材板を積層したものを使用してもよ
い。又積層の方法としては公知の種々の方法が使用で
き、接着剤のように化学的方法で行ってもよいし、釘や
ホチキスの針のような物理的方法を用いて積層してもよ
い。
材板を木質系基板に積層させるが、その方法としては、
木質系基板の木材の繊維方向とほぼ同方向に補強繊維を
合わせるように配置して接着させるのが通常であるが、
必要に応じて補強方向が交差するようにシート状の炭素
繊維強化樹脂複合材板を積層したものを使用してもよ
い。又積層の方法としては公知の種々の方法が使用で
き、接着剤のように化学的方法で行ってもよいし、釘や
ホチキスの針のような物理的方法を用いて積層してもよ
い。
【0008】そして本発明の床材は、その構成の中ある
いは外側に断熱材層や防音層等を、有していてもかまわ
ない。
いは外側に断熱材層や防音層等を、有していてもかまわ
ない。
【0009】
【作用】本発明の床材は、基板に炭素繊維強化樹脂複合
材板を積層し床材の剛性を向上させた構造のため、負荷
重による床材のたわみが小さくなるため、きしみ音の発
生がなくなり、快適な居住性を得ることができる。又、
本床材はコンクリート系住宅、一般住宅のいずれにも適
用可能である。
材板を積層し床材の剛性を向上させた構造のため、負荷
重による床材のたわみが小さくなるため、きしみ音の発
生がなくなり、快適な居住性を得ることができる。又、
本床材はコンクリート系住宅、一般住宅のいずれにも適
用可能である。
【0010】以下、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り下記の実施例
に限定されるものではない。
するが、本発明はその要旨を越えない限り下記の実施例
に限定されるものではない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、添付
図面を参照にして説明する。図1に炭素繊維強化樹脂複
合材板で補強した床材の概略図を示す。ナラスライス単
板を塩ビシート(制振材)に接着剤(水性ビニルウレタ
ン系樹脂、”鹿印ピーアイボンド”:大鹿振興社製)を
用いて常温で硬化接着させた。次に、この化粧合板を接
着剤(エチレン酢ビエマルジョン系接着剤,”シンコー
ボンド”:大鹿振興社製)をもちいて、合板に常温で硬
化接着させた。次に、引抜成形にて成形した炭素繊維強
化樹脂複合材シートを接着剤(エポキシ系樹脂,”ダイ
ナミックボンド”:大日本色材社製)を用いて常温で硬
化接着させた。
図面を参照にして説明する。図1に炭素繊維強化樹脂複
合材板で補強した床材の概略図を示す。ナラスライス単
板を塩ビシート(制振材)に接着剤(水性ビニルウレタ
ン系樹脂、”鹿印ピーアイボンド”:大鹿振興社製)を
用いて常温で硬化接着させた。次に、この化粧合板を接
着剤(エチレン酢ビエマルジョン系接着剤,”シンコー
ボンド”:大鹿振興社製)をもちいて、合板に常温で硬
化接着させた。次に、引抜成形にて成形した炭素繊維強
化樹脂複合材シートを接着剤(エポキシ系樹脂,”ダイ
ナミックボンド”:大日本色材社製)を用いて常温で硬
化接着させた。
【0012】引抜成形には、炭素繊維として引張弾性率
が70t/mm2の「”ダイアリードK137”:三菱
化成社製」、マトリックスレジンとしてエポキシ樹
脂「”アラルダイトGY−260”:日本チバガイギー
社製」を使用した。製造された床材は、人が上に乗って
も、従来品に比べてほとんどきしみ音を感じさせなかっ
た。
が70t/mm2の「”ダイアリードK137”:三菱
化成社製」、マトリックスレジンとしてエポキシ樹
脂「”アラルダイトGY−260”:日本チバガイギー
社製」を使用した。製造された床材は、人が上に乗って
も、従来品に比べてほとんどきしみ音を感じさせなかっ
た。
【0013】
【発明の効果】本発明による床材を用いることにより、
きしみ音等が発生しない高性能の床材を得ることができ
る。
きしみ音等が発生しない高性能の床材を得ることができ
る。
【図1】図1は本発明の床材の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図2】図2は従来の木質系床材の一例を示す説明図で
ある。
ある。
1:炭素繊維強化樹脂複合材板 2:合板基材 3:制
振材 4:合板 5:化粧単板 6:化粧合板
振材 4:合板 5:化粧単板 6:化粧合板
Claims (2)
- 【請求項1】木質系基板に炭素繊維強化樹脂複合材を積
層して構成された床材。 - 【請求項2】当該炭素繊維強化樹脂複合材に使用される
炭素繊維の引張弾性率が20t/mm2以上であること
を特徴とする請求項第1項記載の床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678193A JPH06280375A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 床 材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678193A JPH06280375A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 床 材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280375A true JPH06280375A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13325759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6678193A Pending JPH06280375A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 床 材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280375A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5928735A (en) * | 1995-06-07 | 1999-07-27 | Havco Wood Products, Inc. | Composite wood flooring |
| US6183824B1 (en) | 1995-06-07 | 2001-02-06 | Havco Wood Products, Inc. | Composite wood flooring |
| US7972707B2 (en) | 2003-09-04 | 2011-07-05 | Havco Wood Products, LLC. | Trailer flooring with hotmelt coating |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP6678193A patent/JPH06280375A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5928735A (en) * | 1995-06-07 | 1999-07-27 | Havco Wood Products, Inc. | Composite wood flooring |
| US6183824B1 (en) | 1995-06-07 | 2001-02-06 | Havco Wood Products, Inc. | Composite wood flooring |
| US6558766B2 (en) | 1995-06-07 | 2003-05-06 | Havco Wood Products L.L.C. | Composite wood flooring |
| US6558765B2 (en) | 1995-06-07 | 2003-05-06 | Havco Wood Products L.L.C. | Method of manufacturing composite wood flooring |
| US7972707B2 (en) | 2003-09-04 | 2011-07-05 | Havco Wood Products, LLC. | Trailer flooring with hotmelt coating |
| US8337994B2 (en) | 2003-09-04 | 2012-12-25 | Havco Wood Products, Llc | Trailer flooring with hotmelt coating |
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