JPH062806A - 給水加熱装置 - Google Patents
給水加熱装置Info
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- JPH062806A JPH062806A JP16299992A JP16299992A JPH062806A JP H062806 A JPH062806 A JP H062806A JP 16299992 A JP16299992 A JP 16299992A JP 16299992 A JP16299992 A JP 16299992A JP H062806 A JPH062806 A JP H062806A
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- water supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部分負荷時においても排ガスクーラへの給水
量を減少させることなく、給水加熱器および給水管内の
クリーンアップおよびウオーミングを行なうことができ
る給水加熱装置を得ること。 【構成】 蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱器
とガスタービン排ガスを加熱源とする排ガスクーラとを
並列に接続した給水加熱装置において、給水加熱器15
aと給水入口止弁27間の給水管26aから再循環管路
32を分岐導出し、その再循環管路32の先端を脱気器
13に接続するとともに、その再循環管路32に脱気器
13へ流入する給水量を制御する流量調整弁34を設け
た。
量を減少させることなく、給水加熱器および給水管内の
クリーンアップおよびウオーミングを行なうことができ
る給水加熱装置を得ること。 【構成】 蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱器
とガスタービン排ガスを加熱源とする排ガスクーラとを
並列に接続した給水加熱装置において、給水加熱器15
aと給水入口止弁27間の給水管26aから再循環管路
32を分岐導出し、その再循環管路32の先端を脱気器
13に接続するとともに、その再循環管路32に脱気器
13へ流入する給水量を制御する流量調整弁34を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービン発電プラ
ントにガスタービン発電プラントを追設した排気再燃方
式のコンバインドサイクルプラントにおける給水加熱装
置に関する。
ントにガスタービン発電プラントを追設した排気再燃方
式のコンバインドサイクルプラントにおける給水加熱装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電力需要の伸び、老朽発電所の増
加、燃料の高騰、排出物の環境規制の強化のために、経
年化した既設ボイラ、蒸気タービン発電設備にガスター
ビン発電設備を追設して、プラントの出力増大、効率向
上、寿命延長、環境影響量の低減などを目的とし、プラ
ントの再生化を図ったリパワリングシステムの採用が電
力事業にとって重要な課題の一つになっている。
加、燃料の高騰、排出物の環境規制の強化のために、経
年化した既設ボイラ、蒸気タービン発電設備にガスター
ビン発電設備を追設して、プラントの出力増大、効率向
上、寿命延長、環境影響量の低減などを目的とし、プラ
ントの再生化を図ったリパワリングシステムの採用が電
力事業にとって重要な課題の一つになっている。
【0003】図8は、排気再燃方式を採用したコンバイ
ンドサイクルの従来のシステム構成図であって、ボイラ
1で発生した蒸気は主蒸気管2を経て高圧蒸気タービン
3に供給され、そこで膨脹し仕事を行なった蒸気は低温
再熱管4を経てボイラ1に戻され再熱される。この再熱
された再熱蒸気は高温再熱管5を経て中圧蒸気タービン
6および低圧蒸気タービン7に送られ、そこで膨脹仕事
を行なった後復水器8で復水される。そして各タービン
で行われた仕事は蒸気タービン用発電機9で電気エネル
ギーとして取り出される。
ンドサイクルの従来のシステム構成図であって、ボイラ
1で発生した蒸気は主蒸気管2を経て高圧蒸気タービン
3に供給され、そこで膨脹し仕事を行なった蒸気は低温
再熱管4を経てボイラ1に戻され再熱される。この再熱
された再熱蒸気は高温再熱管5を経て中圧蒸気タービン
6および低圧蒸気タービン7に送られ、そこで膨脹仕事
を行なった後復水器8で復水される。そして各タービン
で行われた仕事は蒸気タービン用発電機9で電気エネル
ギーとして取り出される。
【0004】上記復水器8で復水された復水は、復水ポ
ンプ10によって低圧給水加熱器11a,11b,11
cおよびこれと並列に接続された低圧排ガスクーラ12
aを通って脱気器13に送られ、更に給水ポンプ14に
よって高圧給水加熱器15a,15b,15cおよびこ
れと並列に接続された高圧排ガスクーラ12bを経てボ
イラ1に還流される。
ンプ10によって低圧給水加熱器11a,11b,11
cおよびこれと並列に接続された低圧排ガスクーラ12
aを通って脱気器13に送られ、更に給水ポンプ14に
よって高圧給水加熱器15a,15b,15cおよびこ
れと並列に接続された高圧排ガスクーラ12bを経てボ
イラ1に還流される。
【0005】一方、コンプレッサ15で加圧された圧縮
空気は燃焼器17に送られ、その燃焼器17に供給され
た燃料の燃焼により高圧の混合ガスとなりガスタービン
18に供給され、そこで膨脹し仕事を行ない、ガスター
ビン用発電機19で電気エネルギーとし取り出される。
また、上記ガスタービン17で仕事を行なった排ガスは
ボイラ1に送られ、そこで燃焼用空気として使用され
る。
空気は燃焼器17に送られ、その燃焼器17に供給され
た燃料の燃焼により高圧の混合ガスとなりガスタービン
18に供給され、そこで膨脹し仕事を行ない、ガスター
ビン用発電機19で電気エネルギーとし取り出される。
また、上記ガスタービン17で仕事を行なった排ガスは
ボイラ1に送られ、そこで燃焼用空気として使用され
る。
【0006】上記ボイラ1からの排ガスは高圧排ガスク
ーラ12bおよび低圧排ガスクーラ12aを通り給水お
よび復水と熱交換した後煙突20から排出される。
ーラ12bおよび低圧排ガスクーラ12aを通り給水お
よび復水と熱交換した後煙突20から排出される。
【0007】ところで、高圧給水加熱器15cには抽気
管21cを介して高圧タービン3の途中段落から抽気が
供給され、高圧給水加熱器15bには抽気管21bを介
して低温再熱管4から抽気が供給され、高圧給水加熱器
15aには抽気管21aを介して中圧タービン6の途中
段落から抽気が供給されるようになっており、さらに各
低圧給水加熱器11a,11b,11cにはそれぞれ低
圧タービン7の途中段落から抽気管22a,22b,2
2cを介して抽気が供給されるようにしてある。そし
て、各抽気管21a,21b,21cおよび22a,2
2b,22cにはそれぞれ抽気を全閉できる抽気止弁2
3および抽気の逆流による蒸気タービンのオーバースピ
ードを防止する抽気逆弁24が設けられている(抽気管
22a,22b,22cについては図示を一部省略す
る)。
管21cを介して高圧タービン3の途中段落から抽気が
供給され、高圧給水加熱器15bには抽気管21bを介
して低温再熱管4から抽気が供給され、高圧給水加熱器
15aには抽気管21aを介して中圧タービン6の途中
段落から抽気が供給されるようになっており、さらに各
低圧給水加熱器11a,11b,11cにはそれぞれ低
圧タービン7の途中段落から抽気管22a,22b,2
2cを介して抽気が供給されるようにしてある。そし
て、各抽気管21a,21b,21cおよび22a,2
2b,22cにはそれぞれ抽気を全閉できる抽気止弁2
3および抽気の逆流による蒸気タービンのオーバースピ
ードを防止する抽気逆弁24が設けられている(抽気管
22a,22b,22cについては図示を一部省略す
る)。
【0008】図9は、上記高圧給水加熱器回りの給水系
統を示す図であって、高圧給水加熱器15cで発生した
ドレンは、ドレン調整弁25aを介してそれより一次側
の高圧給水加熱器15bに流入し、高圧給水加熱器15
bで発生したドレンは同様にドレン調整弁25bを経て
高圧給水加熱器15cに流入し、さらにドレン調整弁2
5cを介して脱気器13に供給される。
統を示す図であって、高圧給水加熱器15cで発生した
ドレンは、ドレン調整弁25aを介してそれより一次側
の高圧給水加熱器15bに流入し、高圧給水加熱器15
bで発生したドレンは同様にドレン調整弁25bを経て
高圧給水加熱器15cに流入し、さらにドレン調整弁2
5cを介して脱気器13に供給される。
【0009】給水ポンプ14の出口側において給水管2
6が2つに分岐されており、その一方に高圧給水加熱器
15a等が接続され、他方に高圧排ガスクーラ12bが
接続されている。そして、上記高圧給水加熱器15aの
入口側に給水入口止弁27が設けられ、高圧給水加熱器
15cの出口側に給水出口止弁28が設けられ、さらに
上記給水入口止弁27の入口側には高圧給水加熱器15
a側と高圧排ガスクーラ12bへの給水の分配を調整す
る給水調整弁29が設けられている。一方、高圧排ガス
クーラ12bの入口側および出口側には、ガスタービン
の停止時等において、高圧排ガスクーラ12bへの通水
量を0として系統から遮断するために入口止弁30およ
び出口止弁31が設けられている。
6が2つに分岐されており、その一方に高圧給水加熱器
15a等が接続され、他方に高圧排ガスクーラ12bが
接続されている。そして、上記高圧給水加熱器15aの
入口側に給水入口止弁27が設けられ、高圧給水加熱器
15cの出口側に給水出口止弁28が設けられ、さらに
上記給水入口止弁27の入口側には高圧給水加熱器15
a側と高圧排ガスクーラ12bへの給水の分配を調整す
る給水調整弁29が設けられている。一方、高圧排ガス
クーラ12bの入口側および出口側には、ガスタービン
の停止時等において、高圧排ガスクーラ12bへの通水
量を0として系統から遮断するために入口止弁30およ
び出口止弁31が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、国内火力発
電プラントは最近昼夜の電力変化に対応するため中間負
荷用として幅広い負荷での運転がしいられているが、こ
のような条件で運用する場合には運転のしやすさから高
圧給水加熱器を全段カットし、ガスタービンの排ガスか
らの回収熱量だけでボイラの必要とする給水温度を確保
できるようなガスタービン/蒸気タービン容量比を見つ
けることが好ましいが、現実的には限られた機種から選
択された組合せのため、図7に示すように蒸気タービン
負荷の75%前後で高圧給水加熱器のサービスイン・ア
ウトの切替が必要となり、75%以上では蒸気タービン
からの抽気量で給水の一部の熱量を補うのが普通であ
る。
電プラントは最近昼夜の電力変化に対応するため中間負
荷用として幅広い負荷での運転がしいられているが、こ
のような条件で運用する場合には運転のしやすさから高
圧給水加熱器を全段カットし、ガスタービンの排ガスか
らの回収熱量だけでボイラの必要とする給水温度を確保
できるようなガスタービン/蒸気タービン容量比を見つ
けることが好ましいが、現実的には限られた機種から選
択された組合せのため、図7に示すように蒸気タービン
負荷の75%前後で高圧給水加熱器のサービスイン・ア
ウトの切替が必要となり、75%以上では蒸気タービン
からの抽気量で給水の一部の熱量を補うのが普通であ
る。
【0011】しかして、このように通常の給水加熱器に
対してガスタービン排ガスを加熱源とするガスクーラを
併設設置するものにおいては、圧縮機で圧縮される空気
量は部分負荷においてもさほど変化せず、高圧排ガスク
ーラ12bへ排出される排ガス量は定格運転時と殆ど変
化はない。一方、蒸気タービンサイクル系では、部分負
荷になるとその負荷に応じて復水管や給水管に流れる水
の量が減少する。この結果、部分負荷では、高圧排ガス
クーラ12bの出口給水温度をボイラ1の節炭器(図示
せず)内でのスチーミングが発生する温度以下におさえ
るために高圧排ガスクーラ12bへの給水量はさほど変
らず、一方高圧給水加熱器への給水量は大幅に減少し、
或負荷になると0になる。
対してガスタービン排ガスを加熱源とするガスクーラを
併設設置するものにおいては、圧縮機で圧縮される空気
量は部分負荷においてもさほど変化せず、高圧排ガスク
ーラ12bへ排出される排ガス量は定格運転時と殆ど変
化はない。一方、蒸気タービンサイクル系では、部分負
荷になるとその負荷に応じて復水管や給水管に流れる水
の量が減少する。この結果、部分負荷では、高圧排ガス
クーラ12bの出口給水温度をボイラ1の節炭器(図示
せず)内でのスチーミングが発生する温度以下におさえ
るために高圧排ガスクーラ12bへの給水量はさほど変
らず、一方高圧給水加熱器への給水量は大幅に減少し、
或負荷になると0になる。
【0012】また、高圧給水加熱器12bへのタービン
抽気量は、給水加熱器のドレンレベルを見てドレン調整
弁25a,25b,25cにより制御されるため、給水
量の減少に伴ないドレン凝縮量が減少すると、ドレン調
整弁25a,…が閉じ、高圧給水加熱器への給水が0に
なるとドレン調整弁25a,…が全閉となりタービン抽
気量は0になる。
抽気量は、給水加熱器のドレンレベルを見てドレン調整
弁25a,25b,25cにより制御されるため、給水
量の減少に伴ないドレン凝縮量が減少すると、ドレン調
整弁25a,…が閉じ、高圧給水加熱器への給水が0に
なるとドレン調整弁25a,…が全閉となりタービン抽
気量は0になる。
【0013】さらに負荷を下げたまま運転する場合は抽
気弁23、給水入口止弁27および給水出口止弁28を
全閉した状態で運転される。
気弁23、給水入口止弁27および給水出口止弁28を
全閉した状態で運転される。
【0014】ところが、一旦負荷を下げたまま長時間運
転してから負荷を上げ、給水加熱器に通水すると次のよ
うな問題が生ずる。 (a) 長時間給水加熱器および給水管に滞留して汚れ
た給水がボイラ1へ送られる。 (b) 給水加熱器での熱交換は時間遅れがあるため、
通水してからしばらくの間は脱気器の出口温度の冷水が
送られ、高温となった高圧排ガスクーラ出口の給水と混
合される。ここでの温度差は100℃を超える場合もあ
り、給水管の熱応力が過大となり、負荷変化の頻度によ
っては給水管の寿命を大幅に縮めることがある。
転してから負荷を上げ、給水加熱器に通水すると次のよ
うな問題が生ずる。 (a) 長時間給水加熱器および給水管に滞留して汚れ
た給水がボイラ1へ送られる。 (b) 給水加熱器での熱交換は時間遅れがあるため、
通水してからしばらくの間は脱気器の出口温度の冷水が
送られ、高温となった高圧排ガスクーラ出口の給水と混
合される。ここでの温度差は100℃を超える場合もあ
り、給水管の熱応力が過大となり、負荷変化の頻度によ
っては給水管の寿命を大幅に縮めることがある。
【0015】なお、部分負荷においては、給水加熱器に
常時少流量の給水を通水して給水加熱する方法もある
が、高圧排ガスクーラへの給水量が減るため、ボイラへ
の給水温度が上がり過ぎて、節炭器内でスチーミングを
起したり、或は微少流量を通水した場合は、抽気量も微
少となるため、ドレン調整弁25a,…の制御性が悪く
なったり、抽気逆止弁24がハンチングを起して運用性
が悪くなる等の問題がある。
常時少流量の給水を通水して給水加熱する方法もある
が、高圧排ガスクーラへの給水量が減るため、ボイラへ
の給水温度が上がり過ぎて、節炭器内でスチーミングを
起したり、或は微少流量を通水した場合は、抽気量も微
少となるため、ドレン調整弁25a,…の制御性が悪く
なったり、抽気逆止弁24がハンチングを起して運用性
が悪くなる等の問題がある。
【0016】本発明はこのような点に鑑み、部分負荷時
においても、排ガスクーラへの給水量を減少させること
なく、給水加熱器および給水管内のクリーンアップおよ
びウオーミングを行なうことができる給水加熱装置を得
ることを目的とする。
においても、排ガスクーラへの給水量を減少させること
なく、給水加熱器および給水管内のクリーンアップおよ
びウオーミングを行なうことができる給水加熱装置を得
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱器とガスター
ビン排ガスを加熱源とする排ガスクーラとを並列に接続
した給水加熱装置において、給水加熱器と給水入口止弁
間の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管
路の先端を脱気器に接続するとともに、その再循環管路
に脱気器へ流入する給水量を制御する流量調整弁を設け
たことを特徴とする。
蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱器とガスター
ビン排ガスを加熱源とする排ガスクーラとを並列に接続
した給水加熱装置において、給水加熱器と給水入口止弁
間の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管
路の先端を脱気器に接続するとともに、その再循環管路
に脱気器へ流入する給水量を制御する流量調整弁を設け
たことを特徴とする。
【0018】また、第2の発明は、ガスタービンからの
排ガスをボイラに供給する前に給水と熱交換させて温度
を低下させる第1の排ガスクーラと、上記ボイラからの
排ガスで給水を加熱する第2の排ガスクーラとを直列に
接続し、上記両排ガスクーラ間の給水管を止弁を有する
ガスクーラ給水バイパス管によって給水加熱器間に接続
するとともに、最終段給水加熱器の出口部に設けられて
いる給水出口止弁と並列に流量調整弁を設けたことを特
徴とする。
排ガスをボイラに供給する前に給水と熱交換させて温度
を低下させる第1の排ガスクーラと、上記ボイラからの
排ガスで給水を加熱する第2の排ガスクーラとを直列に
接続し、上記両排ガスクーラ間の給水管を止弁を有する
ガスクーラ給水バイパス管によって給水加熱器間に接続
するとともに、最終段給水加熱器の出口部に設けられて
いる給水出口止弁と並列に流量調整弁を設けたことを特
徴とする。
【0019】第3の発明は、給水加熱器と給水出口弁間
の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管路
を流量調整弁を介して脱気器に接続するとともに、抽気
管に微少の加熱蒸気を制御する制御弁を設けたことを特
徴とする。
の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管路
を流量調整弁を介して脱気器に接続するとともに、抽気
管に微少の加熱蒸気を制御する制御弁を設けたことを特
徴とする。
【0020】さらに第4の発明は、給水ポンプ、給水調
整弁および給水入口止弁をバイパスし、給水ブスータポ
ンプの出口側と給水加熱器入口側とを連通する給水ポン
プバイパス管を設け、その給水ポンプバイパス管に給水
止弁および逆止弁を設けたことを特徴とする。
整弁および給水入口止弁をバイパスし、給水ブスータポ
ンプの出口側と給水加熱器入口側とを連通する給水ポン
プバイパス管を設け、その給水ポンプバイパス管に給水
止弁および逆止弁を設けたことを特徴とする。
【0021】また、第5の発明は、上記排ガスクーラの
給水入口部と給水加熱器出口側とを流量調整弁を介して
互いに連通させたことを特徴とする。
給水入口部と給水加熱器出口側とを流量調整弁を介して
互いに連通させたことを特徴とする。
【0022】第6の発明は、給水加熱器と給水出口止弁
間の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管
路を流量制御弁および減圧装置を介して復水器に接続し
たことを特徴とする。
間の給水管から再循環管路を分岐導出し、その再循環管
路を流量制御弁および減圧装置を介して復水器に接続し
たことを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の発明に係る給水加熱装置においては、部
分負荷になって給水量が減り、全給水量を高圧排ガスク
ーラへ通水して排熱回収し、かつそのまま長時間運転す
る場合は、まず給水出口止弁を開けた状態で給水入口止
弁が閉じられ、高圧給水加熱器への抽気弁が全閉され
る。そこで、高圧排ガスクーラ出口と給水加熱器との合
流点から少流量の給水が高圧給水加熱器を逆流し、再循
環管を通って圧力の低い脱気器へ回収される。
分負荷になって給水量が減り、全給水量を高圧排ガスク
ーラへ通水して排熱回収し、かつそのまま長時間運転す
る場合は、まず給水出口止弁を開けた状態で給水入口止
弁が閉じられ、高圧給水加熱器への抽気弁が全閉され
る。そこで、高圧排ガスクーラ出口と給水加熱器との合
流点から少流量の給水が高圧給水加熱器を逆流し、再循
環管を通って圧力の低い脱気器へ回収される。
【0024】しかして、高圧排ガスクーラ出口側の高温
となった給水の一部が給水管および高圧給水加熱器を通
って脱気器へ回収され、常時高温の給水が高圧給水加熱
器内を循環する。
となった給水の一部が給水管および高圧給水加熱器を通
って脱気器へ回収され、常時高温の給水が高圧給水加熱
器内を循環する。
【0025】一方、再度負荷を上げ高圧給水加熱器へ給
水ポンプ出口の給水を通水して加熱する場合は、脱気器
への再循環管路に設けた止弁を全閉とし、給水入口止弁
を開け給水調整弁で給水流量を制御しながら高圧給水加
熱器へ通水し、その後抽気弁を開けて高圧給水加熱器へ
の抽気を行なう。この場合、抽気量は高圧給水加熱器へ
の給水量の増大に応じた増加することによって高圧給水
加熱器出口からの給水温度を適度な温度に保つことがで
きる。
水ポンプ出口の給水を通水して加熱する場合は、脱気器
への再循環管路に設けた止弁を全閉とし、給水入口止弁
を開け給水調整弁で給水流量を制御しながら高圧給水加
熱器へ通水し、その後抽気弁を開けて高圧給水加熱器へ
の抽気を行なう。この場合、抽気量は高圧給水加熱器へ
の給水量の増大に応じた増加することによって高圧給水
加熱器出口からの給水温度を適度な温度に保つことがで
きる。
【0026】また、第2の発明においては、部分負荷運
転時に第1および第2の排ガスクーラ間の給水が高圧給
水加熱器側に流入し、その一部が高圧給水加熱器の一部
を通り、第2の排ガスクーラから流出する給水と混合
し、残りの給水は他の高圧給水加熱器を経て脱気器に回
収される。しかして、高圧給水加熱器には適当な温度の
給水が流入し最高使用温度以下に保たれ、一方、高圧給
水加熱器および排ガスクーラの出口給水温度の差が小さ
くなり、合流点における熱応力を小さくすることができ
る。
転時に第1および第2の排ガスクーラ間の給水が高圧給
水加熱器側に流入し、その一部が高圧給水加熱器の一部
を通り、第2の排ガスクーラから流出する給水と混合
し、残りの給水は他の高圧給水加熱器を経て脱気器に回
収される。しかして、高圧給水加熱器には適当な温度の
給水が流入し最高使用温度以下に保たれ、一方、高圧給
水加熱器および排ガスクーラの出口給水温度の差が小さ
くなり、合流点における熱応力を小さくすることができ
る。
【0027】第3の発明においては、部分負荷時に高圧
給水加熱器を経た給水が流量調整弁で制御されて脱気器
に回収される。したがって、常時給水の一部が給水管お
よび高圧給水加熱器内を循環し、かつ高圧給水加熱器出
口の給水温度が適度な温度に保たれる。
給水加熱器を経た給水が流量調整弁で制御されて脱気器
に回収される。したがって、常時給水の一部が給水管お
よび高圧給水加熱器内を循環し、かつ高圧給水加熱器出
口の給水温度が適度な温度に保たれる。
【0028】さらに第4の発明は、第3の発明と同様に
部分負荷時にも給水加熱器に給水の一部が流通される
が、この場合ブースタポンプから吐出された給水が上記
給水ポンプをバイパスして給水加熱器に供給される。し
たがってポンプの動力を減少させることができる。
部分負荷時にも給水加熱器に給水の一部が流通される
が、この場合ブースタポンプから吐出された給水が上記
給水ポンプをバイパスして給水加熱器に供給される。し
たがってポンプの動力を減少させることができる。
【0029】第5の発明においては、部分負荷時に給水
加熱器を通った給水が排ガスクーラに供給される給水と
合流され、全給水量が排ガスクーラを経てボイラに供給
される。したがって、給水加熱器内で給水を滞留させる
ことなく、また、給水加熱器の温度を高温に保つことが
でき、負荷上昇を急激に行なっても給水加熱器および給
水管に対して熱応力等の影響を最小限にすることができ
る。
加熱器を通った給水が排ガスクーラに供給される給水と
合流され、全給水量が排ガスクーラを経てボイラに供給
される。したがって、給水加熱器内で給水を滞留させる
ことなく、また、給水加熱器の温度を高温に保つことが
でき、負荷上昇を急激に行なっても給水加熱器および給
水管に対して熱応力等の影響を最小限にすることができ
る。
【0030】さらに、第6の発明においては、負荷が減
少し、給水加熱器への給水量が給水加熱器の必要最低給
水量以下になる場合には、その給水が再循環管路を経て
復水器に回収され、給水加熱器を流れる給水量が常に所
定以上に保たれる。
少し、給水加熱器への給水量が給水加熱器の必要最低給
水量以下になる場合には、その給水が再循環管路を経て
復水器に回収され、給水加熱器を流れる給水量が常に所
定以上に保たれる。
【0031】
【実施例】以下、図1乃至図7を参照して本発明につい
て説明する。なお、図中図8および図9と同一部分につ
いては同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
て説明する。なお、図中図8および図9と同一部分につ
いては同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0032】図1は本発明の第1実施例を示す系統図で
あって、給水ポンプ14の出口側において分岐された給
水加熱器側給水管26aには、給水調整弁29、給水入
口止弁27が設けられ、その給水入口止弁27の下流側
に3個の高圧給水加熱器15a,15b,15cが設け
られており、その給水加熱器側給水管26aの上記給水
入口止弁27と第1の高圧給水加熱器15aとの間から
再循環管路32が分岐導出されている。この再循環管路
32にはその途中に止弁33、流量調整弁34、および
オリフィス35が設けられ、その先端が脱気器13に接
続されている。
あって、給水ポンプ14の出口側において分岐された給
水加熱器側給水管26aには、給水調整弁29、給水入
口止弁27が設けられ、その給水入口止弁27の下流側
に3個の高圧給水加熱器15a,15b,15cが設け
られており、その給水加熱器側給水管26aの上記給水
入口止弁27と第1の高圧給水加熱器15aとの間から
再循環管路32が分岐導出されている。この再循環管路
32にはその途中に止弁33、流量調整弁34、および
オリフィス35が設けられ、その先端が脱気器13に接
続されている。
【0033】しかして、この装置においては、定格負荷
運転時には止弁33が全閉されており、給水調整弁29
によって高圧給水加熱器15aと高圧排ガスクーラ12
bへの給水配分が制御され、給水加熱器ドレン調整弁2
5a,25b,25cによって各高圧給水加熱器15
a,…のドレンレベルが制御され、またそれに対応して
各高圧給水加熱器への抽気量が制御されている。
運転時には止弁33が全閉されており、給水調整弁29
によって高圧給水加熱器15aと高圧排ガスクーラ12
bへの給水配分が制御され、給水加熱器ドレン調整弁2
5a,25b,25cによって各高圧給水加熱器15
a,…のドレンレベルが制御され、またそれに対応して
各高圧給水加熱器への抽気量が制御されている。
【0034】そこで、プラントが部分負荷運転に入り、
高圧給水加熱器15aへの給水量が或設定流量以下にな
ると、給水入口止弁27が全閉され、全給水量が高圧ガ
スクーラ12bへ通水される。そのため、高圧給水加熱
器15a,15b,15cへの給水が0になり、抽気加
熱蒸気の凝縮が行なわれず、給水加熱器内のドレンレベ
ルが下がり始め、ドレン調整弁25a,25b,25c
の全閉となり、続いて抽気弁23が全閉される。そして
その後止弁33が全開され、流量調整弁34が微開され
る。
高圧給水加熱器15aへの給水量が或設定流量以下にな
ると、給水入口止弁27が全閉され、全給水量が高圧ガ
スクーラ12bへ通水される。そのため、高圧給水加熱
器15a,15b,15cへの給水が0になり、抽気加
熱蒸気の凝縮が行なわれず、給水加熱器内のドレンレベ
ルが下がり始め、ドレン調整弁25a,25b,25c
の全閉となり、続いて抽気弁23が全閉される。そして
その後止弁33が全開され、流量調整弁34が微開され
る。
【0035】しかして、温度および圧力が高い高圧排ガ
スクーラ12bの出口側における給水合流点から、高圧
排ガスクーラ12bで加熱された給水の一部が高圧給水
加熱器15c側に逆流し、流量調整弁34によって制御
された微少量の給水が、高圧給水加熱器15c,15
b,15aを順次通り、再循環管路32を経て脱気器1
3に回収される。そして、脱気器13に流入した給水は
脱気器13内で混合・脱気され、再び給水ポンプ14で
昇圧されて高圧排ガスクーラ12bへ送られ加熱され
る。このようにして、部分負荷時においても給水管26
aおよび高圧給水加熱器15a,15b,15cに常に
高温の給水が循環される。
スクーラ12bの出口側における給水合流点から、高圧
排ガスクーラ12bで加熱された給水の一部が高圧給水
加熱器15c側に逆流し、流量調整弁34によって制御
された微少量の給水が、高圧給水加熱器15c,15
b,15aを順次通り、再循環管路32を経て脱気器1
3に回収される。そして、脱気器13に流入した給水は
脱気器13内で混合・脱気され、再び給水ポンプ14で
昇圧されて高圧排ガスクーラ12bへ送られ加熱され
る。このようにして、部分負荷時においても給水管26
aおよび高圧給水加熱器15a,15b,15cに常に
高温の給水が循環される。
【0036】そこで、再び負荷を上げて給水ポンプ14
の出口から給水を分岐させて高圧給水加熱器15a,1
5b,15cにも流入させる場合には、まず止弁33を
全閉とした後、給水入口止弁27、並びに抽気弁23を
全開とし、給水調整弁29で高圧給水加熱器15aへの
給水量を制御しながら徐々に増加させ、目標の流量にな
るまで給水調整弁29の開度を調整する。この時高圧給
水加熱器15cの出口の給水温度は、各高圧給水加熱器
への抽気により加熱され適度な温度に保持される。
の出口から給水を分岐させて高圧給水加熱器15a,1
5b,15cにも流入させる場合には、まず止弁33を
全閉とした後、給水入口止弁27、並びに抽気弁23を
全開とし、給水調整弁29で高圧給水加熱器15aへの
給水量を制御しながら徐々に増加させ、目標の流量にな
るまで給水調整弁29の開度を調整する。この時高圧給
水加熱器15cの出口の給水温度は、各高圧給水加熱器
への抽気により加熱され適度な温度に保持される。
【0037】図2は、上記部分負荷から高負荷への移行
時における給水管26a内の給水温度分布およびその時
間変化を示した図である。縦軸は温度、横軸は給水配管
の位置を示し、Aは高圧排ガスクーラ出口給水との合流
点、Bは給水出口弁、C〜Eは高圧給水加熱器、Fは給
水入口止弁の位置に対応している(なお、図中矢印は給
水の流れ方向を示す)。
時における給水管26a内の給水温度分布およびその時
間変化を示した図である。縦軸は温度、横軸は給水配管
の位置を示し、Aは高圧排ガスクーラ出口給水との合流
点、Bは給水出口弁、C〜Eは高圧給水加熱器、Fは給
水入口止弁の位置に対応している(なお、図中矢印は給
水の流れ方向を示す)。
【0038】図2の(a)は従来の装置における給水温
度分布およびその時間変化を示しており、(イ)は部分
負荷運転中で、給水が全量高圧排ガスクーラへ流入して
いる状態である。給水管のBからF間の給水温度は高圧
給水加熱器15a,15b,15cへの給水量が0でそ
こでの熱交換が行なわれないため、給水ポンプ14出口
の温度(例えば170℃)となっている。一方、給水出
口止弁28は全閉で、合流点Aでは高圧排ガスクーラ出
口の温度(例えば270℃)となり、給水出口止弁位置
Bではそれより若干低い温度となっている。
度分布およびその時間変化を示しており、(イ)は部分
負荷運転中で、給水が全量高圧排ガスクーラへ流入して
いる状態である。給水管のBからF間の給水温度は高圧
給水加熱器15a,15b,15cへの給水量が0でそ
こでの熱交換が行なわれないため、給水ポンプ14出口
の温度(例えば170℃)となっている。一方、給水出
口止弁28は全閉で、合流点Aでは高圧排ガスクーラ出
口の温度(例えば270℃)となり、給水出口止弁位置
Bではそれより若干低い温度となっている。
【0039】(ロ)は給水出口止弁28および給水入口
止弁27を開けた状態で、170℃の給水が高圧排ガス
クーラ12bから流出した給水と合流点Aで混合され
る。したがって、ここでの出入口温度差は約100℃と
なり、給水管に大きな熱応力が発生する。また、同時に
A〜F間の給水管内に長時間滞留して汚れた給水がボイ
ラに供給される給水中に合流する。
止弁27を開けた状態で、170℃の給水が高圧排ガス
クーラ12bから流出した給水と合流点Aで混合され
る。したがって、ここでの出入口温度差は約100℃と
なり、給水管に大きな熱応力が発生する。また、同時に
A〜F間の給水管内に長時間滞留して汚れた給水がボイ
ラに供給される給水中に合流する。
【0040】(ハ)は、その後高圧給水加熱器への抽気
が開始され、給水加熱器出口の給水温度が上昇している
状態である。また、(ニ)は、高圧給水加熱器への給水
量が目標値に達し、同時に第3の高圧給水加熱器15c
出口の給水温度も適切な温度(例えば270℃)に達し
た状態である。
が開始され、給水加熱器出口の給水温度が上昇している
状態である。また、(ニ)は、高圧給水加熱器への給水
量が目標値に達し、同時に第3の高圧給水加熱器15c
出口の給水温度も適切な温度(例えば270℃)に達し
た状態である。
【0041】これに対し、本発明装置では図2(b)に
示すように、部分負荷運転中である(イ)では、合流点
Aから給水の一部が給水管内を逆流しているので、給水
管内の温度分布はその放熱を考慮して高圧排ガスクーラ
出口温度から漸次減少していく。なお、この時給水入口
止弁は全閉となっており、その入口側は給水ポンプ出口
の給水温度(170℃)で出口側は合流点Aの温度(2
70℃)から給水管の放熱分を差し引いた値となる。
示すように、部分負荷運転中である(イ)では、合流点
Aから給水の一部が給水管内を逆流しているので、給水
管内の温度分布はその放熱を考慮して高圧排ガスクーラ
出口温度から漸次減少していく。なお、この時給水入口
止弁は全閉となっており、その入口側は給水ポンプ出口
の給水温度(170℃)で出口側は合流点Aの温度(2
70℃)から給水管の放熱分を差し引いた値となる。
【0042】また、給水入口止弁を全開とした状態で
は、高圧給水加熱器15a,15b,15cに給水ポン
プ14出口の給水が供給され、この給水量は給水調整弁
29で微少となるように制御され、(ロ)に示すよう
に、その温度分布は給水管の残留熱を考慮して給水ポン
プ出口温度から下流側へ漸次増加する。このため合流点
Aでは従来の装置より温度差が少なく、給水管の熱応力
が小さい。また、給水管中の給水は常時循環しているの
で、汚れた給水が混合することもない。
は、高圧給水加熱器15a,15b,15cに給水ポン
プ14出口の給水が供給され、この給水量は給水調整弁
29で微少となるように制御され、(ロ)に示すよう
に、その温度分布は給水管の残留熱を考慮して給水ポン
プ出口温度から下流側へ漸次増加する。このため合流点
Aでは従来の装置より温度差が少なく、給水管の熱応力
が小さい。また、給水管中の給水は常時循環しているの
で、汚れた給水が混合することもない。
【0043】(ハ)は高圧給水加熱器への抽気が開始さ
れ、給水加熱器出口の給水温度が上昇している状態で、
(ニ)は高圧給水加熱器への給水量が目標値に達し、同
時に第3の高圧給水加熱器15c出口の給水温度も適切
な温度(約270℃)に達した状態である。
れ、給水加熱器出口の給水温度が上昇している状態で、
(ニ)は高圧給水加熱器への給水量が目標値に達し、同
時に第3の高圧給水加熱器15c出口の給水温度も適切
な温度(約270℃)に達した状態である。
【0044】このように、部分負荷運転中に、微少の給
水を給水配管内を逆流させ脱気器へ回収することによ
り、部分負荷から高負荷へ移行する場合に滞留して汚れ
た給水が混合することがなく、かつ給水管の合流点にお
ける温度差を小さくでき、給水管の熱応力を小さくする
ことができる。しかも、追加設備が、給水入口止弁の出
口から分岐され脱気器に接続された再循環管路32、止
弁33、流量調整弁34、およびオリフィス35だけで
よく、追加改造範囲が少なくてよく、また高温の給水の
一部を脱気器へ再循環して回収することにより、高圧排
ガスクーラ12bへの給水量を増加させ、そこでの熱回
収を多くして、その分脱気器へのタービン抽気量を減少
させることができ、タービンでの仕事すなわち発電端出
力又は発電端効率を向上させることができる。
水を給水配管内を逆流させ脱気器へ回収することによ
り、部分負荷から高負荷へ移行する場合に滞留して汚れ
た給水が混合することがなく、かつ給水管の合流点にお
ける温度差を小さくでき、給水管の熱応力を小さくする
ことができる。しかも、追加設備が、給水入口止弁の出
口から分岐され脱気器に接続された再循環管路32、止
弁33、流量調整弁34、およびオリフィス35だけで
よく、追加改造範囲が少なくてよく、また高温の給水の
一部を脱気器へ再循環して回収することにより、高圧排
ガスクーラ12bへの給水量を増加させ、そこでの熱回
収を多くして、その分脱気器へのタービン抽気量を減少
させることができ、タービンでの仕事すなわち発電端出
力又は発電端効率を向上させることができる。
【0045】図3は、本発明の他の実施例であり、高圧
排ガスクーラが図1に示す第1の高圧排ガスクーラ12
bとは別にガスタービン排ガスの温度を下げて熱回収を
行なう第2の高圧排ガスクーラ36が設けられている。
排ガスクーラが図1に示す第1の高圧排ガスクーラ12
bとは別にガスタービン排ガスの温度を下げて熱回収を
行なう第2の高圧排ガスクーラ36が設けられている。
【0046】しかして、ガスタービンからの排ガスが上
記第2の高圧排ガスクーラ36に供給され、そこで給水
との熱交換によって温度が低下された後ボイラ1に供給
される。そして、このボイラ1からの排ガスが前記第1
の高圧排ガスクーラ12bに供給されるようにしてあ
る。
記第2の高圧排ガスクーラ36に供給され、そこで給水
との熱交換によって温度が低下された後ボイラ1に供給
される。そして、このボイラ1からの排ガスが前記第1
の高圧排ガスクーラ12bに供給されるようにしてあ
る。
【0047】上記第1の高圧排ガスクーラ12bと第2
の高圧排ガスクーラ36間の給水管からガスクーラ給水
バイパス管37が分岐導出され、その先端が高圧給水加
熱器15bと15c間の給水管に接続されており、その
ガスクーラ給水バイパス管37には止弁38が設けられ
ている。また、高圧給水加熱器15cに加熱蒸気を供給
する抽気管22bには、抽気止弁23および抽逆止弁2
4と並列に微少の抽気量を制御する抽気第2弁39およ
び抽気第2逆止弁40が設けられ、さらに上記高圧給水
加熱器15cにはそのドレンを復水器8に回収するドレ
ン管41が設けられ、そのドレン管41には止弁42お
よび減圧用のオリフィス43が設けられている。さら
に、給水出口止弁28にはこれと並列に微少の給水量を
調節する流量調節弁44も設けられている。
の高圧排ガスクーラ36間の給水管からガスクーラ給水
バイパス管37が分岐導出され、その先端が高圧給水加
熱器15bと15c間の給水管に接続されており、その
ガスクーラ給水バイパス管37には止弁38が設けられ
ている。また、高圧給水加熱器15cに加熱蒸気を供給
する抽気管22bには、抽気止弁23および抽逆止弁2
4と並列に微少の抽気量を制御する抽気第2弁39およ
び抽気第2逆止弁40が設けられ、さらに上記高圧給水
加熱器15cにはそのドレンを復水器8に回収するドレ
ン管41が設けられ、そのドレン管41には止弁42お
よび減圧用のオリフィス43が設けられている。さら
に、給水出口止弁28にはこれと並列に微少の給水量を
調節する流量調節弁44も設けられている。
【0048】しかして、定格負荷運転時においては、止
弁33,38,42、抽気第2弁39および流量調整弁
44を全閉とし、その他の弁は図1に示したものと同様
な操作を行なうことによって、図1に示すものと同一の
流れとなる。
弁33,38,42、抽気第2弁39および流量調整弁
44を全閉とし、その他の弁は図1に示したものと同様
な操作を行なうことによって、図1に示すものと同一の
流れとなる。
【0049】一方、部分負荷になり高圧給水加熱器15
aへの給水量が或設定流量以下になると、給水入口止弁
27が全閉され、全給水量が第1の高圧排ガスクーラ1
2bへ通水され、高圧給水加熱器ドレン調整弁25a,
25b,25cが全閉となった後、抽気弁23が全閉さ
れる。そこで、止弁33を全開、流量調整弁34を微開
することにより図1と同様な流れとなる。
aへの給水量が或設定流量以下になると、給水入口止弁
27が全閉され、全給水量が第1の高圧排ガスクーラ1
2bへ通水され、高圧給水加熱器ドレン調整弁25a,
25b,25cが全閉となった後、抽気弁23が全閉さ
れる。そこで、止弁33を全開、流量調整弁34を微開
することにより図1と同様な流れとなる。
【0050】その後さらに止弁38が全開、給水出口止
弁28が全閉、流量調整弁44が微開され、それにより
第1の高圧排ガスクーラ12bの出口から給水の一部が
ガスクーラ給水バイパス管37を通って給水管26aへ
流入し、一部が給水管26aを逆流し、高圧給水加熱器
15b,15aおよび再循環管路32を経て脱気器13
に回収され、他方は高圧給水加熱器15c、流量調整弁
44を経て、第2の高圧排ガスクーラ36の出口給水と
混合した後ボイラ1へ送られる。
弁28が全閉、流量調整弁44が微開され、それにより
第1の高圧排ガスクーラ12bの出口から給水の一部が
ガスクーラ給水バイパス管37を通って給水管26aへ
流入し、一部が給水管26aを逆流し、高圧給水加熱器
15b,15aおよび再循環管路32を経て脱気器13
に回収され、他方は高圧給水加熱器15c、流量調整弁
44を経て、第2の高圧排ガスクーラ36の出口給水と
混合した後ボイラ1へ送られる。
【0051】この場合、流量調整弁44を経てガスクー
ラ出口給水と合流する給水は、抽気第2弁39および止
弁42を開けることによって加熱制御され、適切な温度
に保たれる。
ラ出口給水と合流する給水は、抽気第2弁39および止
弁42を開けることによって加熱制御され、適切な温度
に保たれる。
【0052】このようにして、高圧給水加熱器15b,
15aおよび脱気器13へは、第1の高圧排ガスクーラ
12b出口の中間温度の給水が流入し、各機器の最高使
用温度以下におさえることができる。また、高圧給水加
熱器15c出口の給水温度は抽気により加熱制御されて
いるので、第2の高圧排ガスクーラ36出口の給水との
温度差を極力小さくすることができる。
15aおよび脱気器13へは、第1の高圧排ガスクーラ
12b出口の中間温度の給水が流入し、各機器の最高使
用温度以下におさえることができる。また、高圧給水加
熱器15c出口の給水温度は抽気により加熱制御されて
いるので、第2の高圧排ガスクーラ36出口の給水との
温度差を極力小さくすることができる。
【0053】一方、再び負荷を上げボイラへの給水量を
増加させる場合には、上述とほぼ逆の操作によって行な
うことができる。
増加させる場合には、上述とほぼ逆の操作によって行な
うことができる。
【0054】しかして、本実施例においても図1記載の
ものと同様に、部分負荷運転中は常に給水管および高圧
給水加熱器へ給水が流れ、かつ高圧給水加熱器15a,
15bおよび脱気器13へは中間の温度の給水が流入
し、最高使用温度以下に保たれる。また、部分負荷から
高負荷へ移行する間は常に高圧給水加熱器15c出口の
給水温度が適切に保たれ、高圧排ガスクーラ12bの出
口給水温度との差を極力小さくして、給水管の熱応力を
小さくすることができる。
ものと同様に、部分負荷運転中は常に給水管および高圧
給水加熱器へ給水が流れ、かつ高圧給水加熱器15a,
15bおよび脱気器13へは中間の温度の給水が流入
し、最高使用温度以下に保たれる。また、部分負荷から
高負荷へ移行する間は常に高圧給水加熱器15c出口の
給水温度が適切に保たれ、高圧排ガスクーラ12bの出
口給水温度との差を極力小さくして、給水管の熱応力を
小さくすることができる。
【0055】図4は本発明のさらに他の実施例を示す図
であり、給水管26aには高圧排ガスクーラ出口給水管
26bとの合流点の直前に給水出口第2止弁45が設け
られており、その給水出口第2止弁45の入口側の給水
管から再循環管路46が分岐導出されており、その先端
が脱気器13に接続されている。そして、その再循環管
路46には第1実施例と同様に止弁33、流量調整弁3
4、オリフィス35が設けられている。
であり、給水管26aには高圧排ガスクーラ出口給水管
26bとの合流点の直前に給水出口第2止弁45が設け
られており、その給水出口第2止弁45の入口側の給水
管から再循環管路46が分岐導出されており、その先端
が脱気器13に接続されている。そして、その再循環管
路46には第1実施例と同様に止弁33、流量調整弁3
4、オリフィス35が設けられている。
【0056】一方、高圧給水加熱器15aへの抽気管2
1aには、抽気弁23および抽気逆止弁24と並列に微
少抽気を制御するための口径が小さい抽気第2弁47お
よび抽気第2逆止弁48が設けられ、上記高圧給水加熱
器15aのドレン管に設けられた給水加熱器ドレン調整
弁25cと並列に給水加熱器第2ドレン調整弁49が設
けられている。
1aには、抽気弁23および抽気逆止弁24と並列に微
少抽気を制御するための口径が小さい抽気第2弁47お
よび抽気第2逆止弁48が設けられ、上記高圧給水加熱
器15aのドレン管に設けられた給水加熱器ドレン調整
弁25cと並列に給水加熱器第2ドレン調整弁49が設
けられている。
【0057】しかして、定格負荷運転時においては、止
弁33、抽気第2弁47および給水加熱器第2ドレン調
整弁49を全閉とし、その他の止弁を全開とすることに
よって、第1実施例等と同様に作動する。
弁33、抽気第2弁47および給水加熱器第2ドレン調
整弁49を全閉とし、その他の止弁を全開とすることに
よって、第1実施例等と同様に作動する。
【0058】そこで、部分負荷運転に入り、高圧給水加
熱器15a,15b,15cへの給水量が給水調整弁2
9によって制御される或設定流量以下になると、止弁3
3が全開されるとともに給水出口第2止弁45が全閉さ
れる。したがって、流量調整弁34によって調整された
流量の給水が、高圧給水加熱器15a,15b,15c
を通り、再循環管路46を経て脱気器13に循環され
る。また、同時に各高圧給水加熱器15a,15b,1
5cへの抽気弁23、および給水加熱器ドレン調整弁2
5a,25b,25cを全閉にし、抽気第2弁47およ
び給水加熱器第2ドレン調整弁49が開けられる。した
がって、高圧給水加熱器15aに流入する給水は、口径
の小さい抽気第2弁47から流入する微少量の抽気によ
って加熱制御され、適当な温度に保持される。
熱器15a,15b,15cへの給水量が給水調整弁2
9によって制御される或設定流量以下になると、止弁3
3が全開されるとともに給水出口第2止弁45が全閉さ
れる。したがって、流量調整弁34によって調整された
流量の給水が、高圧給水加熱器15a,15b,15c
を通り、再循環管路46を経て脱気器13に循環され
る。また、同時に各高圧給水加熱器15a,15b,1
5cへの抽気弁23、および給水加熱器ドレン調整弁2
5a,25b,25cを全閉にし、抽気第2弁47およ
び給水加熱器第2ドレン調整弁49が開けられる。した
がって、高圧給水加熱器15aに流入する給水は、口径
の小さい抽気第2弁47から流入する微少量の抽気によ
って加熱制御され、適当な温度に保持される。
【0059】しかして、この実施例においても、部分負
荷運転時に給水管26a、高圧給水加熱器15a,15
b,15cへ常に微少の給水が流れ、高圧給水加熱器出
口の給水温度は適当な温度に保たれる。
荷運転時に給水管26a、高圧給水加熱器15a,15
b,15cへ常に微少の給水が流れ、高圧給水加熱器出
口の給水温度は適当な温度に保たれる。
【0060】また、部分負荷運転から負荷を上げてボイ
ラへの給水量を増加させる場合には、まず流量調整弁3
4で再循環流量を或流量まで増加させ、高圧給水加熱器
15a,15b,15cへの各抽気弁23を開けるとと
もに抽気第2弁47を閉じ、さらに各ドレン調整弁25
a,25b,25cを開け、給水加熱器第2ドレン調整
弁49が全閉される。
ラへの給水量を増加させる場合には、まず流量調整弁3
4で再循環流量を或流量まで増加させ、高圧給水加熱器
15a,15b,15cへの各抽気弁23を開けるとと
もに抽気第2弁47を閉じ、さらに各ドレン調整弁25
a,25b,25cを開け、給水加熱器第2ドレン調整
弁49が全閉される。
【0061】したがって、高圧給水加熱器15cの出口
の給水温度は、抽気量の増加により所定温度まで上昇さ
せられ、高圧排ガスクーラ出口給水との温度差が小さく
なる。そこので給水出口第2止弁45を開け、止弁33
を全閉すると、脱気器への再循環給水はボイラへの給水
に切換わり、高圧排ガスクーラ12bの出口給水と混合
し、ボイラへの給水量が増加する。
の給水温度は、抽気量の増加により所定温度まで上昇さ
せられ、高圧排ガスクーラ出口給水との温度差が小さく
なる。そこので給水出口第2止弁45を開け、止弁33
を全閉すると、脱気器への再循環給水はボイラへの給水
に切換わり、高圧排ガスクーラ12bの出口給水と混合
し、ボイラへの給水量が増加する。
【0062】このように、部分負荷運転中には微少の給
水を給水管および高圧給水加熱器を通して再循環管路か
ら脱気器に回収し、高圧給水加熱器出口の給水温度は、
微少量の抽気量の制御により適当な温度に保たれ、性能
への影響を極力小さくして給水管および高圧給水加熱器
への連続通水を行なうことができる。
水を給水管および高圧給水加熱器を通して再循環管路か
ら脱気器に回収し、高圧給水加熱器出口の給水温度は、
微少量の抽気量の制御により適当な温度に保たれ、性能
への影響を極力小さくして給水管および高圧給水加熱器
への連続通水を行なうことができる。
【0063】また、部分負荷から高負荷へ移行する場合
には、高圧給水加熱器15c出口の給水温度を適当な温
度まで上昇させてから高圧排ガスクーラ出口の高温給水
と混合させることができ、給水管の温度差による熱応力
を小さくすることができる。
には、高圧給水加熱器15c出口の給水温度を適当な温
度まで上昇させてから高圧排ガスクーラ出口の高温給水
と混合させることができ、給水管の温度差による熱応力
を小さくすることができる。
【0064】図5は、図4の変形例であり、脱気器13
に給水を再循環させる再循環管路46が、高圧給水加熱
器15cと給水出口止弁28との間の給水管26aから
分岐導出されており、上記給水出口止弁28と並列に流
量調整弁50および減圧用オリフィス51が設けられて
いる。また、給水管26には、給水ポンプ14とその上
流側に設けられている給水ブースタポンプ14aとの間
から、給水ポンプ14、給水調整弁29および給水入口
止弁27をバイパスするバイパス管52が分岐されてい
る。このバイパス管52には止弁53および逆止弁54
が設けられており、先端が高圧給水加熱器15aの入口
側の給水管26aに接続されている。その他の点は図4
と同一である。
に給水を再循環させる再循環管路46が、高圧給水加熱
器15cと給水出口止弁28との間の給水管26aから
分岐導出されており、上記給水出口止弁28と並列に流
量調整弁50および減圧用オリフィス51が設けられて
いる。また、給水管26には、給水ポンプ14とその上
流側に設けられている給水ブースタポンプ14aとの間
から、給水ポンプ14、給水調整弁29および給水入口
止弁27をバイパスするバイパス管52が分岐されてい
る。このバイパス管52には止弁53および逆止弁54
が設けられており、先端が高圧給水加熱器15aの入口
側の給水管26aに接続されている。その他の点は図4
と同一である。
【0065】しかして、定格負荷運転時においては、止
弁53および流量調整弁50を全閉し、その他の弁を図
4のものと同様の操作を行なうことにより、それと同一
の作動を行なわせることができる。
弁53および流量調整弁50を全閉し、その他の弁を図
4のものと同様の操作を行なうことにより、それと同一
の作動を行なわせることができる。
【0066】次に部分負荷運転時には、給水入口止弁2
7が全閉され、止弁53および流量調整弁50が微開さ
れる。したがって、給水ブースタポンプ14aの出口の
圧力の低い給水が高圧給水加熱器15a,15b,15
c内を流れ、再循環管路46を通って脱気器13に回収
されるとともに、圧力・温度の高い排ガスクーラ12b
の出口側の給水の一部がオリフィス51で減圧された
後、高圧給水加熱器15c出口の給水と合流して脱気器
13に回収される。
7が全閉され、止弁53および流量調整弁50が微開さ
れる。したがって、給水ブースタポンプ14aの出口の
圧力の低い給水が高圧給水加熱器15a,15b,15
c内を流れ、再循環管路46を通って脱気器13に回収
されるとともに、圧力・温度の高い排ガスクーラ12b
の出口側の給水の一部がオリフィス51で減圧された
後、高圧給水加熱器15c出口の給水と合流して脱気器
13に回収される。
【0067】しかして、この実施例においては、給水管
および高圧給水加熱器15a,15b,15c内には常
に給水が流れるとともに、その高圧給水加熱器への給水
は給水ポンプ14をバイパスして供給するので、ポンプ
動力を節減することができる。しかも、再循環管路46
を高圧給水加熱器15cと給水出口止弁28の間の配管
から分岐させたので、タービン建屋内で分岐させること
ができ、比較的距離の短い配管の追設で済み、第3実施
例(図4)のようにタービン建屋の外にある給水合流点
付近から配管を引き回す必要がない。
および高圧給水加熱器15a,15b,15c内には常
に給水が流れるとともに、その高圧給水加熱器への給水
は給水ポンプ14をバイパスして供給するので、ポンプ
動力を節減することができる。しかも、再循環管路46
を高圧給水加熱器15cと給水出口止弁28の間の配管
から分岐させたので、タービン建屋内で分岐させること
ができ、比較的距離の短い配管の追設で済み、第3実施
例(図4)のようにタービン建屋の外にある給水合流点
付近から配管を引き回す必要がない。
【0068】図6は、本発明のさらに他の実施例を示す
図であって、高圧給水加熱器15cの給水出口部と給水
出口止弁28間の給水管26aが流量制御弁55を有す
るバイパス管56によって高圧排ガスクーラ12bの入
口側に接続されている。
図であって、高圧給水加熱器15cの給水出口部と給水
出口止弁28間の給水管26aが流量制御弁55を有す
るバイパス管56によって高圧排ガスクーラ12bの入
口側に接続されている。
【0069】一方、給水ポンプ14の出口側で分岐され
ている排ガスクーラ給水管26bには、入口止弁30を
バイパスするようにこれと並列に止弁57、減圧用オリ
フィス58および止弁59を有する管路60が設けられ
ている。
ている排ガスクーラ給水管26bには、入口止弁30を
バイパスするようにこれと並列に止弁57、減圧用オリ
フィス58および止弁59を有する管路60が設けられ
ている。
【0070】しかして、定格負荷運転時には止弁57,
59、流量制御弁55を全閉することによって第1実施
例等と同じ作用を行なわせることができる。
59、流量制御弁55を全閉することによって第1実施
例等と同じ作用を行なわせることができる。
【0071】そこで、部分負荷運転時においては、給水
出口止弁28、入口止弁30および抽気弁23が閉鎖さ
れるとともに、止弁57,59および流量制御弁55が
開方向に制御される。したがって、高圧給水加熱器15
a,15b,15cを通過した給水がバイパス管56を
経て高圧排ガスクーラ12bの入口に導かれ、止弁57
等を経た給水と合流して高圧排ガスクーラ12bに導入
される。この場合バイパス管56から高圧排ガスクーラ
12b入口部に流入する給水の圧力は高圧給水加熱器1
5a,15b,15cを通過中に低くなるか、排ガスク
ーラ給水管26bを流れる給水もオリフィス58によっ
て減圧され、上記合流が支障なく行なわれる。
出口止弁28、入口止弁30および抽気弁23が閉鎖さ
れるとともに、止弁57,59および流量制御弁55が
開方向に制御される。したがって、高圧給水加熱器15
a,15b,15cを通過した給水がバイパス管56を
経て高圧排ガスクーラ12bの入口に導かれ、止弁57
等を経た給水と合流して高圧排ガスクーラ12bに導入
される。この場合バイパス管56から高圧排ガスクーラ
12b入口部に流入する給水の圧力は高圧給水加熱器1
5a,15b,15cを通過中に低くなるか、排ガスク
ーラ給水管26bを流れる給水もオリフィス58によっ
て減圧され、上記合流が支障なく行なわれる。
【0072】また、上記実施例では抽気弁23を全閉
し、高圧給水加熱器15a,15b,15cでの加熱を
行なわないようにしたものを示したが、部分負荷運転か
ら通常負荷運転に移行する場合に高圧給水加熱器15c
の出口給水温度と高圧排ガスクーラ12bの出口給水温
度との差が小さくなるように、抽気弁23のいずれかを
開き又は部分開放し、給水管26aを流れる給水温度を
高めるような運転を行なってもよい。また、上記実施例
では、給水出口止弁28を閉じ高圧給水加熱器15cか
ら流出する給水を全量バイパス管56に送っていたが、
給水出口止弁28と流量制御弁55を同時に開き、バイ
パス管56を流れる給水と給水出口止弁28を流れる流
量を制御してもよい。
し、高圧給水加熱器15a,15b,15cでの加熱を
行なわないようにしたものを示したが、部分負荷運転か
ら通常負荷運転に移行する場合に高圧給水加熱器15c
の出口給水温度と高圧排ガスクーラ12bの出口給水温
度との差が小さくなるように、抽気弁23のいずれかを
開き又は部分開放し、給水管26aを流れる給水温度を
高めるような運転を行なってもよい。また、上記実施例
では、給水出口止弁28を閉じ高圧給水加熱器15cか
ら流出する給水を全量バイパス管56に送っていたが、
給水出口止弁28と流量制御弁55を同時に開き、バイ
パス管56を流れる給水と給水出口止弁28を流れる流
量を制御してもよい。
【0073】また、図7は図6に示す実施例にさらに再
循環管路46を設けたものである。すなわち、最終段の
高圧給水加熱器15cと給水出口止弁28を結ぶ給水管
から再循環管路46が分岐導出されており、その先端が
復水器8に接続されるとともに、その再循環管路46に
も流量調整弁34および減圧用のオリフィス35が設け
られている。
循環管路46を設けたものである。すなわち、最終段の
高圧給水加熱器15cと給水出口止弁28を結ぶ給水管
から再循環管路46が分岐導出されており、その先端が
復水器8に接続されるとともに、その再循環管路46に
も流量調整弁34および減圧用のオリフィス35が設け
られている。
【0074】しかして、負荷が低下し、高圧給水加熱器
内を流れる給水量が減少し、給水加熱器15c出口の最
低流量と最低温度を確保するのに必要な流量以下となる
と、流量調整弁34が徐々に開かれ、給水加熱器15c
から流出した給水が再循環管路46を経て復水器8に還
流され、高圧給水加熱器内に必要最低量の給水量が確保
される。
内を流れる給水量が減少し、給水加熱器15c出口の最
低流量と最低温度を確保するのに必要な流量以下となる
と、流量調整弁34が徐々に開かれ、給水加熱器15c
から流出した給水が再循環管路46を経て復水器8に還
流され、高圧給水加熱器内に必要最低量の給水量が確保
される。
【0075】なお、高圧給水加熱器15cの給水出口部
および高圧排ガスクーラ12bの給水出口部の各給水管
26a,26bにはそれぞれ給水流量・温度センサ6
1,62が設けられ、高圧排ガスクーラ12bの排ガス
管には排ガス温度センサ63が設けられており、各セン
サからの検出信号が制御装置64に入力されている。そ
してその制御装置64からの出力信号によって各弁の制
御が行なわれる。また、各実施例については高圧給水加
熱器回りについて説明したが、低圧給水加熱器回りにつ
いても同様に適用することができる。
および高圧排ガスクーラ12bの給水出口部の各給水管
26a,26bにはそれぞれ給水流量・温度センサ6
1,62が設けられ、高圧排ガスクーラ12bの排ガス
管には排ガス温度センサ63が設けられており、各セン
サからの検出信号が制御装置64に入力されている。そ
してその制御装置64からの出力信号によって各弁の制
御が行なわれる。また、各実施例については高圧給水加
熱器回りについて説明したが、低圧給水加熱器回りにつ
いても同様に適用することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
部分負荷時においても給水加熱器給水管および給水加熱
器内に給水を流通させることができ、高圧排ガスクーラ
への給水量を減少させずに上記給水管および給水加熱器
のクリーンアップを行なうことができ、低負荷運転から
高負荷運転移行時に給水中に汚れた給水が混合すること
を防止することができ、また、給水加熱器出口給水温度
と排ガスクーラ出口給水温度との温度差を極力小さくし
て給水管内の熱応力を小さくすることができる。
部分負荷時においても給水加熱器給水管および給水加熱
器内に給水を流通させることができ、高圧排ガスクーラ
への給水量を減少させずに上記給水管および給水加熱器
のクリーンアップを行なうことができ、低負荷運転から
高負荷運転移行時に給水中に汚れた給水が混合すること
を防止することができ、また、給水加熱器出口給水温度
と排ガスクーラ出口給水温度との温度差を極力小さくし
て給水管内の熱応力を小さくすることができる。
【図1】本発明の給水加熱装置の一実施例の概略系統
図。
図。
【図2】従来装置と本発明装置の給水管の温度分布とそ
の時間変化との関係説明図。
の時間変化との関係説明図。
【図3】本発明の他の実施例の概略系統図。
【図4】本発明のさらに他の実施例の概略系統図。
【図5】本発明の他の実施例の概略系統図。
【図6】本発明のさらに他の実施例の概略系統図。
【図7】本発明の他の実施例の概略系統図。
【図8】従来のコンバインドサイクルタービンプラント
の系統図。
の系統図。
【図9】従来の高圧給水加熱器回りの系統図。
1 ボイラ 3 高圧蒸気タービン 8 復水器 10 復水ポンプ 11a,11b,11c 低圧給水加熱器 12a 低圧排ガスクーラ 12b 高圧排ガスクーラ 13 脱気器 14 給水ポンプ 14a 給水ブースタポンプ 15a,15b,15c 高圧給水加熱器 17 ガスタービン 21a,21b,21c,22a,22b,22c 抽
気管 23 抽気弁 24 抽気逆止弁 26 給水管 27 給水入口止弁 28 給水出口止弁 29 給水調整弁 30 入口止弁 31 出口止弁 32,46 再循環管路 33,38,42 止弁 34,44,50 流量調整弁 36 第2の高圧排ガスクーラ 37 ガスクーラ給水バイパス管 39 抽気第2弁 41 ドレン管 45 給水出口第2止弁 47 抽気第2弁 52,56 バイパス管 55 流量制御弁
気管 23 抽気弁 24 抽気逆止弁 26 給水管 27 給水入口止弁 28 給水出口止弁 29 給水調整弁 30 入口止弁 31 出口止弁 32,46 再循環管路 33,38,42 止弁 34,44,50 流量調整弁 36 第2の高圧排ガスクーラ 37 ガスクーラ給水バイパス管 39 抽気第2弁 41 ドレン管 45 給水出口第2止弁 47 抽気第2弁 52,56 バイパス管 55 流量制御弁
Claims (6)
- 【請求項1】蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱
器とガスタービン排ガスを加熱源とする排ガスクーラと
を並列に接続した給水加熱装置において、給水加熱器と
給水入口止弁間の給水管から再循環管路を分岐導出し、
その再循環管路の先端を脱気器に接続するとともに、そ
の再循環管路に脱気器へ流入する給水量を制御する流量
調整弁を設けたことを特徴とする給水加熱装置。 - 【請求項2】ガスタービンからの排ガスをボイラに供給
する前に給水と熱交換させて温度を低下させる第1の排
ガスクーラと、上記ボイラからの排ガスで給水を加熱す
る第2の排ガスクーラとを直列に接続し、上記両排ガス
クーラ間の給水管を止弁を有するガスクーラ給水バイパ
ス管によって給水加熱器間に接続するとともに、最終段
給水加熱器の出口部に設けられている給水出口止弁と並
列に流量調整弁を設けたことを特徴とする、請求項1記
載の給水加熱装置。 - 【請求項3】蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱
器とガスタービン排ガスを加熱源とする排ガスクーラと
を並列に接続した給水加熱装置において、給水加熱器と
給水出口弁間の給水管から再循環管路を分岐導出し、そ
の再循環管路を流量調整弁を介して脱気器に接続すると
ともに、抽気管に微少の加熱蒸気を制御する制御弁を設
けたことを特徴とする給水加熱装置。 - 【請求項4】給水ポンプ、給水調整弁および給水入口止
弁をバイパスし、給水ブスータポンプの出口側と給水加
熱器入口側とを連通する給水ポンプバイパス管を設け、
その給水ポンプバイパス管に給水止弁および逆止弁を設
けたことを特徴とする、請求項3記載の給水加熱装置。 - 【請求項5】蒸気タービン抽気を加熱源とする給水加熱
器とガスタービン排ガスを加熱源とする排ガスクーラと
を並列に接続した給水加熱装置において、上記排ガスク
ーラの給水入口部と給水加熱器出口側とを流量調整弁を
介して互いに連通させたことを特徴とする、給水加熱装
置。 - 【請求項6】給水加熱器と給水出口止弁間の給水管から
再循環管路を分岐導出し、その再循環管路を流量制御弁
および減圧装置を介して復水器に接続したことを特徴と
する、請求項5記載の給水加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16299992A JPH062806A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 給水加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16299992A JPH062806A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 給水加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062806A true JPH062806A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15765279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16299992A Pending JPH062806A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 給水加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062806A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011111450A1 (ja) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 株式会社日立製作所 | 石炭火力発電プラント及び石炭火力発電プラントの運転方法 |
| US20150323180A1 (en) * | 2014-05-08 | 2015-11-12 | Alstom Technology Ltd | Coal fired oxy plant with heat integration |
| US20150369483A1 (en) * | 2014-05-08 | 2015-12-24 | Alstom Technology Ltd | Coal fired oxy plant with heat integration |
| US10001279B2 (en) | 2014-05-08 | 2018-06-19 | General Electric Technology Gmbh | Oxy boiler power plant with a heat integrated air separation unit |
| US10203112B2 (en) | 2014-05-08 | 2019-02-12 | General Electric Technology Gmbh | Oxy boiler power plant oxygen feed system heat integration |
| CN115095853A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-09-23 | 华电电力科学研究院有限公司 | 一种提高燃煤锅炉烟气余热利用装置性能的系统及方法 |
| KR20250013018A (ko) * | 2023-07-18 | 2025-01-31 | 한국전력기술 주식회사 | 발전소의 고압급수가열기 시스템 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP16299992A patent/JPH062806A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011111450A1 (ja) | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 株式会社日立製作所 | 石炭火力発電プラント及び石炭火力発電プラントの運転方法 |
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| US10006634B2 (en) * | 2014-05-08 | 2018-06-26 | General Electric Technology Gmbh | Coal fired oxy plant with air separation unit including parallel coupled heat exchanger |
| US10203112B2 (en) | 2014-05-08 | 2019-02-12 | General Electric Technology Gmbh | Oxy boiler power plant oxygen feed system heat integration |
| CN115095853A (zh) * | 2022-05-20 | 2022-09-23 | 华电电力科学研究院有限公司 | 一种提高燃煤锅炉烟气余热利用装置性能的系统及方法 |
| KR20250013018A (ko) * | 2023-07-18 | 2025-01-31 | 한국전력기술 주식회사 | 발전소의 고압급수가열기 시스템 |
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