JPH06280706A - 内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置Info
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- JPH06280706A JPH06280706A JP7148293A JP7148293A JPH06280706A JP H06280706 A JPH06280706 A JP H06280706A JP 7148293 A JP7148293 A JP 7148293A JP 7148293 A JP7148293 A JP 7148293A JP H06280706 A JPH06280706 A JP H06280706A
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- fuel
- supply pump
- air
- fuel supply
- internal combustion
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸発燃料の発生を抑え蒸発燃料の供給時の空
燃比の急激な変化を防止し走行性の改善をはかる。 【構成】 燃料タンク21内に発生する蒸発燃料を内燃
機関10の吸気系に供給する蒸発燃料供給手段と、該内
燃機関の空燃比を所定の空燃比にフィードバック補正す
る空燃比制御手段と、燃料噴射弁20に燃料を供給する
電動の燃料供給ポンプ22と、該燃料供給ポンプ22の
駆動電圧を制御することにより燃料噴射弁20に供給す
る燃料を制御する制御手段とを備える内燃機関におい
て、該燃料供給ポンプ22の駆動電圧を燃料温度が高い
程低く制御する制御手段と、回転及び負荷が高い程高く
設定される前記燃料供給ポンプ22の駆動電圧の下限値
と、蒸発燃料供給時に前記空燃比制御手段の制御値を学
習するとともに該学習値を前記空燃比制御手段の次回の
フィードバック補正時に用いる学習制御手段とを設け
た。
燃比の急激な変化を防止し走行性の改善をはかる。 【構成】 燃料タンク21内に発生する蒸発燃料を内燃
機関10の吸気系に供給する蒸発燃料供給手段と、該内
燃機関の空燃比を所定の空燃比にフィードバック補正す
る空燃比制御手段と、燃料噴射弁20に燃料を供給する
電動の燃料供給ポンプ22と、該燃料供給ポンプ22の
駆動電圧を制御することにより燃料噴射弁20に供給す
る燃料を制御する制御手段とを備える内燃機関におい
て、該燃料供給ポンプ22の駆動電圧を燃料温度が高い
程低く制御する制御手段と、回転及び負荷が高い程高く
設定される前記燃料供給ポンプ22の駆動電圧の下限値
と、蒸発燃料供給時に前記空燃比制御手段の制御値を学
習するとともに該学習値を前記空燃比制御手段の次回の
フィードバック補正時に用いる学習制御手段とを設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、内燃機関等に燃料を
供給する燃料供給ポンプの制御装置に関するものであ
る。
供給する燃料供給ポンプの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、蒸発燃料を内燃機関の吸気系に供
給するものにおいて、空燃比を制御する場合のパージバ
ルブオン時、つまり蒸発燃料の吸気系への供給時に内燃
機関への燃料供給量を減量側に制限するものがある(特
開平4ー284150号公報参照)。この場合、燃料供
給ポンプの電圧は、一定電圧あるいは内燃機関の負荷状
態に応じた燃料流量によってのみ制御されている。これ
は、燃料噴射弁から燃料を内燃機関の吸気系に供給する
場合、燃料には燃料供給ポンプにより一定の圧力が掛け
られており、この一定圧力下で燃料噴射弁の開弁時間を
制御することで燃料噴射弁からの燃料噴射量を制御して
いるためである。
給するものにおいて、空燃比を制御する場合のパージバ
ルブオン時、つまり蒸発燃料の吸気系への供給時に内燃
機関への燃料供給量を減量側に制限するものがある(特
開平4ー284150号公報参照)。この場合、燃料供
給ポンプの電圧は、一定電圧あるいは内燃機関の負荷状
態に応じた燃料流量によってのみ制御されている。これ
は、燃料噴射弁から燃料を内燃機関の吸気系に供給する
場合、燃料には燃料供給ポンプにより一定の圧力が掛け
られており、この一定圧力下で燃料噴射弁の開弁時間を
制御することで燃料噴射弁からの燃料噴射量を制御して
いるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき、噴射されず
に残った燃料は燃料タンク内にリターン燃料として戻っ
てくる。この場合、従来のように燃料供給ポンプを制御
すると燃料タンク内に流入してくるリターン燃料の量が
多く、燃料温度が低いときには、燃料タンク内に流入し
てくるリターン燃料が多くても蒸発燃料の量はリターン
燃料のない場合に比べてほとんど変化がないが、燃料温
度が高くなると、このリターン燃料による燃料タンク内
の燃料のかき混ぜ効果によって燃料タンク内の蒸発燃料
の量が大幅に増大する。
に残った燃料は燃料タンク内にリターン燃料として戻っ
てくる。この場合、従来のように燃料供給ポンプを制御
すると燃料タンク内に流入してくるリターン燃料の量が
多く、燃料温度が低いときには、燃料タンク内に流入し
てくるリターン燃料が多くても蒸発燃料の量はリターン
燃料のない場合に比べてほとんど変化がないが、燃料温
度が高くなると、このリターン燃料による燃料タンク内
の燃料のかき混ぜ効果によって燃料タンク内の蒸発燃料
の量が大幅に増大する。
【0004】このかき混ぜ効果による蒸発燃料の増大
で、蒸発燃料供給手段内に蓄積される蒸発燃料の量が燃
料温度の高低によって大きく異なる。そのため、例え
ば、燃料温度が低い時にパージバルブ開度、つまり蒸発
燃料供給量を設定した場合、燃料温度が高い時にパージ
バルブを開くと、蒸発燃料供給手段内から供給される蒸
発燃料供給量が多く、パージ過多となり、これによる空
燃比の急激な変動によって走行性不良の原因となる。
で、蒸発燃料供給手段内に蓄積される蒸発燃料の量が燃
料温度の高低によって大きく異なる。そのため、例え
ば、燃料温度が低い時にパージバルブ開度、つまり蒸発
燃料供給量を設定した場合、燃料温度が高い時にパージ
バルブを開くと、蒸発燃料供給手段内から供給される蒸
発燃料供給量が多く、パージ過多となり、これによる空
燃比の急激な変動によって走行性不良の原因となる。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために鑑み
なされたものであり、燃料温度の上昇にともなう蒸発燃
料量の急激な増加を招くことなく、また、これに伴う蒸
発燃料供給時の空燃比の急激な変動を招くことなく走行
性を改善することを目的とする。
なされたものであり、燃料温度の上昇にともなう蒸発燃
料量の急激な増加を招くことなく、また、これに伴う蒸
発燃料供給時の空燃比の急激な変動を招くことなく走行
性を改善することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は以下の様になる。
め、本発明は以下の様になる。
【0007】請求項1の記載によれば、燃料タンク内に
発生する蒸発燃料を内燃機関の吸気系に供給する蒸発燃
料供給手段と、該内燃機関の空燃比を所定の空燃比にフ
ィードバック補正する空燃比制御手段と、燃料噴射弁に
燃料を供給する電動の燃料供給ポンプと、該燃料供給ポ
ンプの駆動電圧を制御することにより燃料噴射弁に供給
する燃料を制御する制御手段とを備える内燃機関におい
て、該燃料供給ポンプの駆動電圧を燃料温度が高い程低
く制御する制御手段を設けるている。請求項2の記載に
よれば、前記請求項1において、前記燃料供給ポンプの
駆動電圧に下限値を設けている。請求項3の記載によれ
ば、前記請求項2において、下限値を回転及び負荷が高
い程高く設定している。
発生する蒸発燃料を内燃機関の吸気系に供給する蒸発燃
料供給手段と、該内燃機関の空燃比を所定の空燃比にフ
ィードバック補正する空燃比制御手段と、燃料噴射弁に
燃料を供給する電動の燃料供給ポンプと、該燃料供給ポ
ンプの駆動電圧を制御することにより燃料噴射弁に供給
する燃料を制御する制御手段とを備える内燃機関におい
て、該燃料供給ポンプの駆動電圧を燃料温度が高い程低
く制御する制御手段を設けるている。請求項2の記載に
よれば、前記請求項1において、前記燃料供給ポンプの
駆動電圧に下限値を設けている。請求項3の記載によれ
ば、前記請求項2において、下限値を回転及び負荷が高
い程高く設定している。
【0008】請求項4の記載によれば、前記請求項1及
び2及び3において、蒸発燃料供給時の前記空燃比制御
手段の制御値を学習するとともに該学習値を前記空燃比
制御手段の次回のフィードバック補正時に用いる学習制
御手段を設けている。
び2及び3において、蒸発燃料供給時の前記空燃比制御
手段の制御値を学習するとともに該学習値を前記空燃比
制御手段の次回のフィードバック補正時に用いる学習制
御手段を設けている。
【0009】
【作用・効果】請求項1の記載の発明によれば、燃料供
給ポンプの駆動電圧を燃料温度が高い程低くしたこと
で、燃料温度が高くてもリターン燃料のかき混ぜ効果に
よる蒸発燃料の増大が防止でき、蒸発燃料供給手段内に
蓄積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大きく異
ならず、燃料温度の上昇にともなう蒸発燃料量の急激な
増加を招くことなく、またこれに伴う蒸発燃料供給時の
空燃比の急激な変動を招くことなく走行性を改善するこ
とができる。また、燃料温度が低い時にパージバルブ開
度、つまり蒸発燃料供給量を設定した場合でも、燃料温
度が高い時にパージ過多とならずに走行性を改善するこ
とができる。請求項2の記載によれば、燃料供給ポンプ
の駆動電圧に下限値を設けていることで、燃料供給ポン
プは燃料を安定的に燃料噴射弁に供給することができ
る。
給ポンプの駆動電圧を燃料温度が高い程低くしたこと
で、燃料温度が高くてもリターン燃料のかき混ぜ効果に
よる蒸発燃料の増大が防止でき、蒸発燃料供給手段内に
蓄積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大きく異
ならず、燃料温度の上昇にともなう蒸発燃料量の急激な
増加を招くことなく、またこれに伴う蒸発燃料供給時の
空燃比の急激な変動を招くことなく走行性を改善するこ
とができる。また、燃料温度が低い時にパージバルブ開
度、つまり蒸発燃料供給量を設定した場合でも、燃料温
度が高い時にパージ過多とならずに走行性を改善するこ
とができる。請求項2の記載によれば、燃料供給ポンプ
の駆動電圧に下限値を設けていることで、燃料供給ポン
プは燃料を安定的に燃料噴射弁に供給することができ
る。
【0010】請求項3の記載によれば、前記燃料供給ポ
ンプの駆動電圧の下限値を、回転及び負荷が高い程高く
設定することにより、燃料供給ポンプは燃料を内燃機関
の運転状態に応じて安定的に燃料噴射弁に供給すること
ができる。
ンプの駆動電圧の下限値を、回転及び負荷が高い程高く
設定することにより、燃料供給ポンプは燃料を内燃機関
の運転状態に応じて安定的に燃料噴射弁に供給すること
ができる。
【0011】請求項4の記載によれば、蒸発燃料供給手
段内に蓄積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大
きく異ならないため、蒸発燃料供給時の前記空燃比制御
手段の制御値を学習するとともに該学習値を前記空燃比
制御手段の次回のフィードバック補正時に用いる学習制
御手段を設けていることにより、蒸発燃料の吸気系への
供給が安定的に行え、空燃比の急激な変化による走行性
の悪化を防止できる。
段内に蓄積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大
きく異ならないため、蒸発燃料供給時の前記空燃比制御
手段の制御値を学習するとともに該学習値を前記空燃比
制御手段の次回のフィードバック補正時に用いる学習制
御手段を設けていることにより、蒸発燃料の吸気系への
供給が安定的に行え、空燃比の急激な変化による走行性
の悪化を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に沿って
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の構成を示す平面図、図2
は、従来の燃料供給ポンプ制御時の蒸発燃料の発生量と
燃料温度との関係を示した図、図3は、本発明の燃料供
給ポンプ制御時の蒸発燃料の発生量と燃料温度との関係
を示した図、図4は、本発明の燃料供給ポンプ制御電圧
と燃料温度との関係の一例を示した図、図5は最終下限
電圧の内燃機関の回転数と負荷状態との関係の一例を示
した図、図6は、燃料供給ポンプ制御電圧を決定するフ
ローチャート、図7は、内燃機関の燃料供給制御の基本
フローチャートである。
は、従来の燃料供給ポンプ制御時の蒸発燃料の発生量と
燃料温度との関係を示した図、図3は、本発明の燃料供
給ポンプ制御時の蒸発燃料の発生量と燃料温度との関係
を示した図、図4は、本発明の燃料供給ポンプ制御電圧
と燃料温度との関係の一例を示した図、図5は最終下限
電圧の内燃機関の回転数と負荷状態との関係の一例を示
した図、図6は、燃料供給ポンプ制御電圧を決定するフ
ローチャート、図7は、内燃機関の燃料供給制御の基本
フローチャートである。
【0014】図1において、10は蒸発燃料供給装置を
備えた内燃機関本体であり、吸気はエアクリーナ11を
介して外部より導入される。その後、吸気はエアフロメ
ータ12、スロットルチャンバ13、過給器14を経て
各気筒に供給される。吸気はスロットルチャンバ13内
に設けられているスロットル弁15によって吸気量を制
御されている。スロットル弁15は、アクセルペダル
(図示せず)に連動して操作され減速走行状態及びアイ
ドル運転状態においては最小開度に維持される。そして
最小開度状態ではアイドルスイッチがONになる。ま
た、過給器14をバイパスするエアバイパス通路16が
設けられており、エアバイパス通路16にはアイドル時
及び低負荷時における内燃機関制御のための吸気量調整
手段となるエアバイパスバルブ17が設けられている。
また、内燃機関運転時の空燃比は、エンジンコントロー
ルユニット18(以下ECUと略称する)における電子
燃料噴射制御装置側の空燃比制御システムにおいて、例
えばエアフロメータ12等の出力値と内燃機関回転数検
出センサー29より検出される内燃機関の回転数検出信
号とに基づいて、まず基本燃料噴射量を決定する。さら
に排気通路中に排気ガス中の酸素濃度を検出するための
O2 センサー19を設け、O2 センサー19より未燃焼
酸素の濃度を検出することで実際の内燃機関の空燃比を
検出し、検出値と設定された目標空燃比との偏差におい
て基本燃料噴射量をフィードバック補正することによっ
て常に設定空燃比に維持するようなシステムが採用され
ている。したがって、空燃比のコントロールシステムに
おける最終燃料噴射量の一般的な算出システムは図7に
示されるように、まず、ステップS2-1 で内燃機関の冷
却水水温、吸気量、吸気温、大気圧、内燃機関の回転数
検出信号等を読み込む。そして次にステップS2-2 で、
上記吸気量と内燃機関の回転数検出信号とにも基づいて
基本となる基本燃料噴射量を演算する。その後ステップ
S2-3 〜ステップS2-7 で、吸気温補正、大気圧補正、
暖気増量、加減速補正、高負荷増量等の運転状態に対応
した個別の燃料補正を行った後、さらにステップS2-8
で上述したO2センサー19出力に基づく空燃比のフィ
ードバック補正を、またその後ステップS2-9 で同空燃
比制御の補正値に基づき学習制御を行う。このとき、蒸
発燃料供給時と蒸発燃料非供給時とで各々学習制御を行
う。そして、その後ステップS2-10,S2-11で燃料噴射
のための無効噴射時間、燃料カット気筒を各々設定し
て、ステップS2-12最終燃料噴射量を設定する。そして
設定された最終燃料噴射量に対応した駆動パルスで燃料
噴射弁20を駆動して内燃機関に燃料を噴射する。燃料
噴射弁20に供給される燃料は燃料タンク21内に設け
られた燃料供給ポンプ22により燃料タンク21から燃
料供給通路23を通じて内燃機関側に供給され、燃料噴
射弁20より各気筒ごとに噴射されるようになってい
る。また、24は該燃料噴射弁20から噴射されなかっ
た燃料を燃料タンク21内に戻すリターン燃料通路であ
る。さらに、該燃料タンク21内には燃料温度を検出す
る燃料温度検出センサー25が設けられており、燃料温
度検出センサー25からの信号はECU18に入力され
る。また、燃料タンク21内に発生する蒸発燃料は蒸発
燃料通路を通りキャニスタ27に捕集される。このキャ
ニスタ27は、例えばその内部にチャコールフィルタ
(図示せず)を備えており、燃料タンク21内の蒸発燃
料を、蒸発燃料通路26を通りフィルター部(図示せ
ず)に導入し吸着させることによって補修する。そして
キャニスタ27内部の蒸発燃料はパージバルブ28が開
かれたときに蒸発燃料供給通路を介して内燃機関の吸気
通路内に供給される。パージバルブ28の開閉状態の制
御は、空燃比制御手段の制御を学習するとともに、該学
習値を前記空燃比制御手段の次回のフィードバック補正
時に用いる学習制御手段により制御されている。また、
燃料噴射弁20に燃料を送る燃料供給ポンプ22は過給
器下流の吸気圧力を検出する過給圧センサー30よりの
過給圧検出信号、内燃機関の回転数検出信号、スロット
ル開度等によって基本燃料供給ポンプ制御電圧を決定す
る。基本燃料供給ポンプ制御電圧に燃料温度を係数とし
て乗じたものを最終燃料供給ポンプ制御電圧とする。ま
た、燃料供給ポンプ制御電圧の基本下限電圧に内燃機関
の回転数検出信号、スロットル開度、過給圧検出信号等
を係数として用いたものを最終下限電圧と決定する(図
5参照)。最終下限電圧は、内燃機関に燃料噴射弁20
から燃料を供給する際に燃料圧力の不足から燃料噴射弁
20より噴射される燃料の量が充分ではなく空燃比の急
激な変動を招くというようなことがないように決定され
る。そして、最終燃料供給ポンプ制御電圧と最終下限電
圧と比較し、最終燃料供給ポンプ制御電圧が最終下限電
圧よりも低い場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧を無
視し最終下限電圧で燃料供給ポンプ22を駆動し、最終
燃料供給ポンプ制御電圧が該最終下限電圧よりも高い場
合には最終燃料供給ポンプ制御電圧で燃料供給ポンプ2
2を駆動する。したがって、燃料供給ポンプのコントロ
ールシステムにおける最終燃料供給ポンプ駆動電圧の一
般的な算出システムは図6に示されるように、まず、ス
テップS1-1 で回転数検出信号、過給圧検出信号、スロ
ットル開度検出信号等を読み込む。そして次にステップ
S1-2 で上記回転数検出信号、過給圧検出信号、スロッ
トル開度検出信号等に基づいて基本燃料供給ポンプ制御
電圧を決定する。その後、ステップS1-3 で燃料温度を
読み込み、ステップS1-4 で該燃料温度をもとに燃料温
度補正係数を決定する。そして、ステップS1-5 で基本
燃料供給ポンプ制御電圧に燃料温度補正係数を乗じたも
のを最終燃料供給ポンプ制御電圧とする。そしてステッ
プS1-6 〜ステップS1-8 にかけて、この最終燃料供給
ポンプ制御電圧と、燃料供給ポンプ制御電圧の基本下限
電圧に内燃機関の回転数検出信号、スロットル開度、過
給圧検出信号等を係数として用い決定された最終下限電
圧とを比較し、最終燃料供給ポンプ制御電圧が最終下限
電圧よりも低い場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧を
無視し最終下限電圧で燃料供給ポンプ22を駆動し、最
終燃料供給ポンプ制御電圧が該最終下限電圧よりも高い
場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧で燃料供給ポンプ
22を駆動する。なお、上記では基本燃料供給ポンプ制
御電圧に燃料温度を係数として乗じたものを最終燃料供
給ポンプ制御電圧としているが、燃料温度のほかに外気
温、リターン燃料量、燃料タンク内の圧力等を係数とし
て用いてもよい。
備えた内燃機関本体であり、吸気はエアクリーナ11を
介して外部より導入される。その後、吸気はエアフロメ
ータ12、スロットルチャンバ13、過給器14を経て
各気筒に供給される。吸気はスロットルチャンバ13内
に設けられているスロットル弁15によって吸気量を制
御されている。スロットル弁15は、アクセルペダル
(図示せず)に連動して操作され減速走行状態及びアイ
ドル運転状態においては最小開度に維持される。そして
最小開度状態ではアイドルスイッチがONになる。ま
た、過給器14をバイパスするエアバイパス通路16が
設けられており、エアバイパス通路16にはアイドル時
及び低負荷時における内燃機関制御のための吸気量調整
手段となるエアバイパスバルブ17が設けられている。
また、内燃機関運転時の空燃比は、エンジンコントロー
ルユニット18(以下ECUと略称する)における電子
燃料噴射制御装置側の空燃比制御システムにおいて、例
えばエアフロメータ12等の出力値と内燃機関回転数検
出センサー29より検出される内燃機関の回転数検出信
号とに基づいて、まず基本燃料噴射量を決定する。さら
に排気通路中に排気ガス中の酸素濃度を検出するための
O2 センサー19を設け、O2 センサー19より未燃焼
酸素の濃度を検出することで実際の内燃機関の空燃比を
検出し、検出値と設定された目標空燃比との偏差におい
て基本燃料噴射量をフィードバック補正することによっ
て常に設定空燃比に維持するようなシステムが採用され
ている。したがって、空燃比のコントロールシステムに
おける最終燃料噴射量の一般的な算出システムは図7に
示されるように、まず、ステップS2-1 で内燃機関の冷
却水水温、吸気量、吸気温、大気圧、内燃機関の回転数
検出信号等を読み込む。そして次にステップS2-2 で、
上記吸気量と内燃機関の回転数検出信号とにも基づいて
基本となる基本燃料噴射量を演算する。その後ステップ
S2-3 〜ステップS2-7 で、吸気温補正、大気圧補正、
暖気増量、加減速補正、高負荷増量等の運転状態に対応
した個別の燃料補正を行った後、さらにステップS2-8
で上述したO2センサー19出力に基づく空燃比のフィ
ードバック補正を、またその後ステップS2-9 で同空燃
比制御の補正値に基づき学習制御を行う。このとき、蒸
発燃料供給時と蒸発燃料非供給時とで各々学習制御を行
う。そして、その後ステップS2-10,S2-11で燃料噴射
のための無効噴射時間、燃料カット気筒を各々設定し
て、ステップS2-12最終燃料噴射量を設定する。そして
設定された最終燃料噴射量に対応した駆動パルスで燃料
噴射弁20を駆動して内燃機関に燃料を噴射する。燃料
噴射弁20に供給される燃料は燃料タンク21内に設け
られた燃料供給ポンプ22により燃料タンク21から燃
料供給通路23を通じて内燃機関側に供給され、燃料噴
射弁20より各気筒ごとに噴射されるようになってい
る。また、24は該燃料噴射弁20から噴射されなかっ
た燃料を燃料タンク21内に戻すリターン燃料通路であ
る。さらに、該燃料タンク21内には燃料温度を検出す
る燃料温度検出センサー25が設けられており、燃料温
度検出センサー25からの信号はECU18に入力され
る。また、燃料タンク21内に発生する蒸発燃料は蒸発
燃料通路を通りキャニスタ27に捕集される。このキャ
ニスタ27は、例えばその内部にチャコールフィルタ
(図示せず)を備えており、燃料タンク21内の蒸発燃
料を、蒸発燃料通路26を通りフィルター部(図示せ
ず)に導入し吸着させることによって補修する。そして
キャニスタ27内部の蒸発燃料はパージバルブ28が開
かれたときに蒸発燃料供給通路を介して内燃機関の吸気
通路内に供給される。パージバルブ28の開閉状態の制
御は、空燃比制御手段の制御を学習するとともに、該学
習値を前記空燃比制御手段の次回のフィードバック補正
時に用いる学習制御手段により制御されている。また、
燃料噴射弁20に燃料を送る燃料供給ポンプ22は過給
器下流の吸気圧力を検出する過給圧センサー30よりの
過給圧検出信号、内燃機関の回転数検出信号、スロット
ル開度等によって基本燃料供給ポンプ制御電圧を決定す
る。基本燃料供給ポンプ制御電圧に燃料温度を係数とし
て乗じたものを最終燃料供給ポンプ制御電圧とする。ま
た、燃料供給ポンプ制御電圧の基本下限電圧に内燃機関
の回転数検出信号、スロットル開度、過給圧検出信号等
を係数として用いたものを最終下限電圧と決定する(図
5参照)。最終下限電圧は、内燃機関に燃料噴射弁20
から燃料を供給する際に燃料圧力の不足から燃料噴射弁
20より噴射される燃料の量が充分ではなく空燃比の急
激な変動を招くというようなことがないように決定され
る。そして、最終燃料供給ポンプ制御電圧と最終下限電
圧と比較し、最終燃料供給ポンプ制御電圧が最終下限電
圧よりも低い場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧を無
視し最終下限電圧で燃料供給ポンプ22を駆動し、最終
燃料供給ポンプ制御電圧が該最終下限電圧よりも高い場
合には最終燃料供給ポンプ制御電圧で燃料供給ポンプ2
2を駆動する。したがって、燃料供給ポンプのコントロ
ールシステムにおける最終燃料供給ポンプ駆動電圧の一
般的な算出システムは図6に示されるように、まず、ス
テップS1-1 で回転数検出信号、過給圧検出信号、スロ
ットル開度検出信号等を読み込む。そして次にステップ
S1-2 で上記回転数検出信号、過給圧検出信号、スロッ
トル開度検出信号等に基づいて基本燃料供給ポンプ制御
電圧を決定する。その後、ステップS1-3 で燃料温度を
読み込み、ステップS1-4 で該燃料温度をもとに燃料温
度補正係数を決定する。そして、ステップS1-5 で基本
燃料供給ポンプ制御電圧に燃料温度補正係数を乗じたも
のを最終燃料供給ポンプ制御電圧とする。そしてステッ
プS1-6 〜ステップS1-8 にかけて、この最終燃料供給
ポンプ制御電圧と、燃料供給ポンプ制御電圧の基本下限
電圧に内燃機関の回転数検出信号、スロットル開度、過
給圧検出信号等を係数として用い決定された最終下限電
圧とを比較し、最終燃料供給ポンプ制御電圧が最終下限
電圧よりも低い場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧を
無視し最終下限電圧で燃料供給ポンプ22を駆動し、最
終燃料供給ポンプ制御電圧が該最終下限電圧よりも高い
場合には最終燃料供給ポンプ制御電圧で燃料供給ポンプ
22を駆動する。なお、上記では基本燃料供給ポンプ制
御電圧に燃料温度を係数として乗じたものを最終燃料供
給ポンプ制御電圧としているが、燃料温度のほかに外気
温、リターン燃料量、燃料タンク内の圧力等を係数とし
て用いてもよい。
【0015】また、図2は本願発明の燃料供給ポンプ2
2の駆動電圧の制御を用いていない場合の蒸発燃料の発
生量と燃料温度との関係を示した図であるが、明らかに
55゜C付近で蒸発燃料の発生量の変曲点が存在し、5
5゜C付近以上では燃料温度の上昇に伴い発生する蒸発
燃料の量も上昇している。それに比べ図3は燃料供給ポ
ンプ22の駆動電圧の本願発明の制御を用いた場合の蒸
発燃料の発生量と燃料温度との関係を示した図である
が、図2に比べ蒸発燃料の発生量の変曲点らしきものは
存在せず、55゜C付近以上でも燃料温度上昇に伴う図
2に見られるような急激な蒸発燃料の発生量の変化は見
られない。
2の駆動電圧の制御を用いていない場合の蒸発燃料の発
生量と燃料温度との関係を示した図であるが、明らかに
55゜C付近で蒸発燃料の発生量の変曲点が存在し、5
5゜C付近以上では燃料温度の上昇に伴い発生する蒸発
燃料の量も上昇している。それに比べ図3は燃料供給ポ
ンプ22の駆動電圧の本願発明の制御を用いた場合の蒸
発燃料の発生量と燃料温度との関係を示した図である
が、図2に比べ蒸発燃料の発生量の変曲点らしきものは
存在せず、55゜C付近以上でも燃料温度上昇に伴う図
2に見られるような急激な蒸発燃料の発生量の変化は見
られない。
【0016】以上のように制御される燃料供給ポンプ2
2により、燃料温度が高くてもリターン燃料の量が少な
いためかき混ぜ効果による蒸発燃料の増大が防止でき
る。また、燃料供給ポンプ22の駆動電圧に下限電圧を
内燃機関の運転状態に応じて設けたことにより、燃料を
内燃機関の運転状態に応じて安定的に燃料噴射弁20に
供給することができる。また、蒸発燃料供給手段内に蓄
積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大きく異な
らないため、蒸発燃料供給時の上記学習制御による該学
習値を次回の蒸発燃料供給時の空燃比フィードバック時
に用いる手段を備えることにより、空燃比が急激に変化
することがなく、走行性の悪化を招くことはない。
2により、燃料温度が高くてもリターン燃料の量が少な
いためかき混ぜ効果による蒸発燃料の増大が防止でき
る。また、燃料供給ポンプ22の駆動電圧に下限電圧を
内燃機関の運転状態に応じて設けたことにより、燃料を
内燃機関の運転状態に応じて安定的に燃料噴射弁20に
供給することができる。また、蒸発燃料供給手段内に蓄
積される蒸発燃料の量が燃料の温度によって大きく異な
らないため、蒸発燃料供給時の上記学習制御による該学
習値を次回の蒸発燃料供給時の空燃比フィードバック時
に用いる手段を備えることにより、空燃比が急激に変化
することがなく、走行性の悪化を招くことはない。
【図1】図1は本発明の構成を示す平面図である。
【図2】図2は、従来の燃料供給ポンプ制御時の蒸発燃
料の発生量と燃料温度との関係を示した図である。
料の発生量と燃料温度との関係を示した図である。
【図3】図3は、本発明の燃料供給ポンプ制御時の蒸発
燃料の発生量と燃料温度との関係を示した図である。
燃料の発生量と燃料温度との関係を示した図である。
【図4】図4は、本発明の燃料供給ポンプ制御電圧と燃
料温度との関係を示した図である。
料温度との関係を示した図である。
【図5】図5は最終下限電圧の内燃機関の回転数と負荷
状態との関係の一例を示した図である。
状態との関係の一例を示した図である。
【図6】図6は燃料供給ポンプ制御電圧を決定するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】図7は、内燃機関の燃料供給制御の基本フロー
チャートである。
チャートである。
10は内燃機関本体、11はエアクリーナ、12はエア
フロメータ、13はスロットルチャンバ、14は過給
器、15はスロットル弁、16はエアバイパス通路、1
7はエアバイパスバルブ、18はECU、19はO2 セ
ンサー、20は燃料噴射弁、21は燃料タンク、22は
燃料供給ポンプ、23は燃料供給通路、24はリターン
燃料通路、25は燃料温度検出センサー、26は蒸発燃
料通路、27はキャニスタ、28はパージバルブ、29
は内燃機関回転数検出センサー、30は過給圧センサー
である。
フロメータ、13はスロットルチャンバ、14は過給
器、15はスロットル弁、16はエアバイパス通路、1
7はエアバイパスバルブ、18はECU、19はO2 セ
ンサー、20は燃料噴射弁、21は燃料タンク、22は
燃料供給ポンプ、23は燃料供給通路、24はリターン
燃料通路、25は燃料温度検出センサー、26は蒸発燃
料通路、27はキャニスタ、28はパージバルブ、29
は内燃機関回転数検出センサー、30は過給圧センサー
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 25/08 301 J 7314−3G
Claims (4)
- 【請求項1】燃料タンク内に発生する蒸発燃料を内燃機
関の吸気系に供給する蒸発燃料供給手段と、該内燃機関
の空燃比を所定の空燃比にフィードバック補正する空燃
比制御手段と、燃料噴射弁に燃料を供給する電動の燃料
供給ポンプと、該燃料供給ポンプの駆動電圧を制御する
ことにより燃料噴射弁に供給する燃料を制御する制御手
段とを備える内燃機関において、該燃料供給ポンプの駆
動電圧を燃料温度が高い程低く制御する制御手段を設け
ることを特徴とする内燃機関の燃料供給ポンプの制御装
置。 - 【請求項2】前記請求項1において、前記燃料供給ポン
プの駆動電圧に下限値を設けることを特徴とする内燃機
関の燃料供給ポンプの制御装置。 - 【請求項3】前記請求項2においての下限値を、回転及
び負荷が高い程高く設定することを特徴とする内燃機関
の燃料供給ポンプの制御装置。 - 【請求項4】前記請求項1及び2及び3において、蒸発
燃料供給時に前記空燃比制御手段の制御値を学習すると
ともに該学習値を前記空燃比制御手段の次回のフィード
バック補正時に用いる学習制御手段を設けることを特徴
とする内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7148293A JPH06280706A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7148293A JPH06280706A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280706A true JPH06280706A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13461911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7148293A Pending JPH06280706A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 内燃機関の燃料供給ポンプの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280706A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003102405A3 (en) * | 2002-05-29 | 2004-04-08 | Nartron Corp | Vehicle fuel management system |
| JP2013231373A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Toyota Motor Corp | 燃料圧力制御装置 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP7148293A patent/JPH06280706A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003102405A3 (en) * | 2002-05-29 | 2004-04-08 | Nartron Corp | Vehicle fuel management system |
| US6877488B2 (en) | 2002-05-29 | 2005-04-12 | Nartron Corporation | Vehicle fuel management system |
| US7055505B2 (en) | 2002-05-29 | 2006-06-06 | Nartron Corporation | Vehicle fuel management system |
| US7377253B2 (en) | 2002-05-29 | 2008-05-27 | Nartron Corporation | Vehicle fuel management system |
| JP2013231373A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Toyota Motor Corp | 燃料圧力制御装置 |
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