JPH06280835A - カシメ締結具 - Google Patents

カシメ締結具

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JPH06280835A
JPH06280835A JP8665993A JP8665993A JPH06280835A JP H06280835 A JPH06280835 A JP H06280835A JP 8665993 A JP8665993 A JP 8665993A JP 8665993 A JP8665993 A JP 8665993A JP H06280835 A JPH06280835 A JP H06280835A
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JP
Japan
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shaft
shaft hole
engaging
hole
rod
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JP8665993A
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English (en)
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Toshiyuki Fukaya
俊行 深谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リベットのように結合のために特殊な工具を
必要とせず、且つ、結合後に高い剪断強度が得られるカ
シメ締結具を提供すること。 【構成】 一端に係合頭部を設け他端に軸孔を設けた一
方の軸杆と、同じく一端に係合頭部を設け他端に前記一
方の軸杆の軸孔へ挿入される他方の軸杆とからなり、前
記一方の軸杆に形成した軸孔に対する他方の軸杆の形状
を、やゝ細く且つ長く形成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば、薄い金属板を
結合して電機制御箱の箱体を作る場合に好適な比較的小
径のカシメ締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の薄板を重ねて孔を明け、
その孔に半球状の頭部を備えた軸杆からなる丸頭リベッ
トを挿通し、他端に突き出させた軸杆の端部を押し潰し
て両端を丸頭にして止める方法は周知である。それらの
用に供されるリベットは日本工業規格B1213に記さ
れ、大略図6(a)で示す形状をしている。
【0003】また、上記した軸杆の端部を押し潰して丸
める方法に代え、軸杆の端部に設けた孔を押し広げて鍔
を作る取付法も周知である。これらの用に供されるセミ
チューブラリベットは日本工業規格B1215に記さ
れ、大略図6(b)で示す形状をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者は
リベットの軸杆を塑性変形させて丸頭を作る過程を含む
ため、その成形のための特殊工具を必要とし、且つ、か
なり大きなカシメ力を必要とした。後者は比較的小さい
力や簡単の道具によっで連結できる長所がある反面、孔
部分の断面積が小さいため剪断強度が高くとれず、その
結合が外れ易い。また、材料がステンレス材のような粘
性の高くない材料では孔部分に亀裂を生じ易いなどの不
具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の課題を
解消するため、一端に係合頭部を設け他端に軸孔を設け
た一方の軸杆と、同じく一端に係合頭部を設け他端に前
記一方の軸杆の軸孔へ挿入される係合軸を設けた他方の
軸杆とからなり、前記一方の軸杆に形成した軸孔へ挿入
する係合軸をその軸孔よりやゝ細く且つ長く形成した点
に特徴がある。
【0006】
【作用】重合された被固着物に設けられた透孔へ一側か
ら一方の軸杆を挿入し、他側から前記一方の軸杆の軸孔
へ他方の軸杆を挿入し、両軸杆を軸方向へ押圧すると、
他方の軸杆の先端部が軸孔の底部に押し付けられて変形
し、長さが短縮して外径が増し、軸孔の内面を強圧して
抜けなくなる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1〜3において、10はこの発明に係るカシメ
締結具であり、金属板からなる2枚の被固着板A、Aを
互いに重ね合わせ、それらの間を不動に連結する用に供
される。被固着板A、Aには互いに連通する一連の透孔
C、Cが穿設され、そこには前記カシメ締結具10が挿
通されており、抜けないようにカシメられている。その
結果、2枚の被固着板A、Aは不動に連結される。カシ
メ締結具10は軟鉄、あるいはアルミニウム合金などで
作られた一方の軸杆20と他方の軸杆30とからなって
いる。
【0008】こゝで、一方の軸杆20には、一端に、従
来のリベットに設けられるものと略同形の半球状の係合
頭部21が設けられ、他端に軸孔22が同軸状に形成さ
れている。軸孔22は後述する他方の軸杆30の係合軸
32が挿入されるもので、その内面に抜止め手段23が
形成されている。抜止め手段23は軸孔22の口元22
aを内部に比して小径に作り、そこに挿入される後述す
る他方の軸杆30が一旦係止され抜け止めされるように
したものである。
【0009】抜止め手段23は前期したように軸孔22
の内部22bを口元22aより大径に形成して構成され
ている。このような内部が大径である形状は比較的生産
が難しく、生産性が劣るので、その形態は、生産性や生
産設備の大小など、種々の基準に応じて効率よく生産で
きるように選択される。まず、形態の基本は図2で示す
ように、バイトや特殊ドリルを用いて軸孔22を口元2
2aに比して中側の径が増す、いわゆる逆テーパ形に穿
孔して得られる。又は、図2で示すように、軸孔22の
内部22bをストレート孔とし、且つその口元22aの
部分を縮径加工、いわゆる、スピニング加工したり、あ
るいは金型を用いてプレス成形してその外形を絞り、縮
径部25を形成することによっても得られる。なお、軸
孔22の内部を大径に形成するには、以上の方法や形状
に限定されず、例えば、削加工や塑性加工によって図1
中に仮想線Gで示すように、環状の円周溝を削り出して
もよいことは勿論である。
【0010】図5は、前記一方の軸杆20を塑性加工す
るための製造方法を示す。すなわち、素材Mとして、図
中に(a)で示す有底の軸孔22を穿設した円管状の鋼
材を用いる。そして、その外周を図示してない金型によ
って支持し、底部近傍Bを据え込み加工して(b)で示
す丸頭からなる係合頭部21を成形する。この工程にお
いて、前記軸孔22の底部近傍Bの肉が係合頭部21を
形成すべく外方へ膨出してしまい、内側が環状に引けて
円周溝24が形成される。そして、(c)で示すよう
に、縮径加工して軸孔22を所定の形状に成形する。な
お、前記(a)で示す軸孔22のように底部に予め山形
の突部26を形成しておけば、前記円周溝24は一層深
い円錐形に形成され、他方の軸杆30を結合する際に、
後述する係合軸32がそこへ流入し一層強固な結合が得
られる。
【0011】図4はこれらの工程を一時に行うための金
型Dの例を示す。すなわち、金型Dは下型Zと上型Yと
からなり、上型Yには素材Mを受け入れる型孔Pと、前
記軸孔22より細く形成したピンXが設けられている。
また、下型Zには前記係合頭部21を成形するための凹
部Qが形成され、それら型孔PとピンX、および凹部Q
によってキャビティが形成される。かくて、(a)で示
すように、下型Z上に素材Mを置いて上型Yを下降さ
せ、強圧すれば、図中、底部近傍Bの肉が凹部Qによっ
て形成されるキャビティ内へ流動し、係合頭部21を形
成する一方、素材Mの軸孔の入り口付近がピンX側へ流
動し、その軸孔22を縮径する。その結果、図(b)で
示す一方の軸杆20が効率よく得られる。
【0012】他方の軸杆30は一端に予め半球状の係合
頭部31が設けられている。係合頭部31は従来のリベ
ットに形成されるものと大略同様の形態をなしている。
他方の軸杆30の他端には前記一方の軸杆20の軸孔2
2へ嵌合することのできる係合軸32が形成されてい
る。係合軸32はその長さを前記軸孔22の深さより長
く、且つ、その径をやゝ細く作ってある。なお、図3で
示すように、係合軸32の軸端に細孔33を設け、前記
軸孔22の底部へ形成する突起26をそれよりやゝ太く
作っておけば、両軸杆20、30を結合するとき、係合
軸23の部分が外方へ膨出し易くなり、それらの軸孔2
2と係合軸23との摩擦結合が一層強固になされる。
【0013】次に、このカシメ締結具10を用いて、被
固着板A、Aを結合する過程を説明する。まず、被固着
板A、Aの透孔C、Cへ一方の軸杆20を一側から他側
へ向けて挿通する。そして、他側から他方の軸杆30の
係合軸32を前記一方の軸杆20の軸孔22に挿入す
る。係合軸32は軸孔22によりやゝ細く、且つ長いの
で、その先端部が軸孔22の底部へ突き当たる。そこ
で、両軸管20、30の係止頭部21、31間を工具に
よって挟圧し、係合軸32を軸孔22内へ一層押し込む
と、その先端部が圧縮され軸部が膨大して軸孔22の内
面へ強く押し付けられる。ことに軸孔22の口元22a
を内部より細く形成すれば、その抜け止めが一層確実に
なる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のように、互いに重合さ
れた被固着板A、Aを結合するためのカシメ締結具10
を、一方の軸杆20と他方の軸杆30とで構成し、それ
らに設けた軸孔22と係合軸32とによって結合したも
ので、その結合のためには両者に対して単に軸方向の押
圧力を与えるだけで足り、従来のリベットのように結合
に際して頭部を作る必要がなく、そのためのの型を要し
ない。よって、単純な工具によって結合作業を行うこと
ができる。また、カシメ締結具10の透孔Cに挿通され
る一方の軸杆20の軸孔22には他方の軸杆30の係合
軸32が嵌合され、その断面積が十分に確保されるの
で、剪断強度の低下がなく、強い結合が得られるなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるカシメ締結具の一使用状
態を示す断面図であり、(a)はカシメ加工の直前の状
態、(B)は締結終了状態をそれぞれ示すものである。
【図2】他の形態を示す図1相当の断面図である。
【図3】更に他の形態を示す図1相当の断面図である。
【図4】一方の軸杆20の成形するための金型の断面図
であり、(a)は成形前の状態、(b)は係合終了後の
状態をそれぞれ示す。
【図5】一方の軸杆20の成形工程を示す工程図であ
り、(a)は素材Mの断面形状、(b)は係合頭部21
を成形した段階での断面形状、(c)は出来上がった状
態を示す断面形状を示す。
【図6】従来のリベットの各種を示すもので、日本工業
規格の一部を抜粋して示す外形図である。
【符号の説明】
10 カシメ締結具 20 一方の軸杆 21 係合頭部 22 軸孔 23 抜止め手段 24 円周溝 25 縮径部 26 突部 30 他方の軸杆 31 係合頭部 32 係合軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に係合頭部を設け他端に軸孔を設け
    た一方の軸杆と、同じく一端に係合頭部を設け他端に前
    記一方の軸杆の軸孔へ挿入される係合軸を設けた他方の
    軸杆とからなり、前記一方の軸杆に形成した軸孔へ挿入
    する係合軸をその軸孔よりやゝ細く且つ長く形成してな
    るカシメ締結具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記一方の軸杆には
    抜止め手段が形成されているカシメ締結具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記一方の軸杆に設
    けた軸孔は口元が細く絞られているカシメ締結具。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記一方の軸杆に設
    けた軸孔は内面に環状の周溝が形成されているカシメ締
    結具。
JP8665993A 1993-03-08 1993-03-08 カシメ締結具 Pending JPH06280835A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8665993A JPH06280835A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 カシメ締結具

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JP8665993A JPH06280835A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 カシメ締結具

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JPH06280835A true JPH06280835A (ja) 1994-10-07

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ID=13893168

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JP8665993A Pending JPH06280835A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 カシメ締結具

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JP (1) JPH06280835A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987787B1 (ko) * 2010-04-28 2010-10-13 기가트론 주식회사 고다중층 인쇄회로기판의 리벳방법과 이의 리벳

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