JPH0628093U - 型 枠 - Google Patents
型 枠Info
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- JPH0628093U JPH0628093U JP6380392U JP6380392U JPH0628093U JP H0628093 U JPH0628093 U JP H0628093U JP 6380392 U JP6380392 U JP 6380392U JP 6380392 U JP6380392 U JP 6380392U JP H0628093 U JPH0628093 U JP H0628093U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリート製の壁面や方柱などを構築する
際に用いる型枠の構成を改良して、組立,解体が容易
で、施工にかかる工数,時間を低減可能な型枠を提供す
ること。 【構成】 鉄製の型枠10は長方形の主面11と、その
辺縁に溶接固着された側面12,13が角形環状に連設
してなる無蓋箱形を呈し、側面12,13には相互に対
向する側面同士で対称の貫通孔16が形成されている。
このような型枠10は、その側面12,13が幅広に形
成されているため、側面12,13を下面として設置し
た状態での自立性が高く、設置状態を保持する支持部材
などは必要ないので、型枠10の組立,解体が容易であ
る。
際に用いる型枠の構成を改良して、組立,解体が容易
で、施工にかかる工数,時間を低減可能な型枠を提供す
ること。 【構成】 鉄製の型枠10は長方形の主面11と、その
辺縁に溶接固着された側面12,13が角形環状に連設
してなる無蓋箱形を呈し、側面12,13には相互に対
向する側面同士で対称の貫通孔16が形成されている。
このような型枠10は、その側面12,13が幅広に形
成されているため、側面12,13を下面として設置し
た状態での自立性が高く、設置状態を保持する支持部材
などは必要ないので、型枠10の組立,解体が容易であ
る。
Description
【0001】
本考案は、建築現場においてコンクリート製の壁面、および方柱を構築する際 に用いる型枠の構成に関するものである。
【0002】
図4に、マンション,ビルなどのコンクリート製の壁面を構築する際に用いる 型枠の一例を示してある。本図において、60はラワン合板であり、コンクリー ト壁の構築時に、その両側方に設置されてコンクリート壁の壁面を規定するもの である。ラワン合板60は、鋼管からなる縦バタ材66、および横バタ材65を 縦横に組み合わせた支持部材に対し、固定具67によって固定されている。ラワ ン合板60には固定具67の取り付け位置に貫通孔が形成されており、固定具6 7はコンクリート打込空間70を挟んで対峙する型枠の一方側から他方側へかけ て設置され、設定されたラワン合板60の位置関係を保持可能になっている。そ して、このように構成される型枠によって規定されたコンクリート打込空間70 に、コンクリート73を打ち込んで壁面を施工する。また、上記構成のコンクリ ート壁用型枠としては、ラワン合板60に代えて無蓋箱形に形成された鉄製のパ レットを利用したものも多く見られる。
【0003】 上記コンクリート壁用型枠に対し、コンクリート製の方柱を構築する際に用い られる型枠の一例を図5に示してある。本図において、63は鉄製のパレットで あり、方柱構築時のコンクリート打込空間71を規定する主面と、その辺縁に角 形環状に連設する側面とを有してなる無蓋箱形に形成されている。本図において は、このようなパレット63を方柱の長辺方向に5つ、また、短辺方向に4つ、 隣接するパレット63の側面同士を当接状態として組み合わせ、横バタ材65を 介して固定具67を用いて固定してある。そして、このようにして構成されたコ ンクリート打込空間71に、コンクリート73を打ち込んで方柱を施工する。こ のような方柱用型枠においては、パレット63の代わりにラワン合板を用いるこ とができる。
【0004】
しかしながら、上記構成の型枠は、コンクリート打込空間を規定する主面がラ ワン合板、あるいはパレットのいずれであっても、主面を構成する型枠部材と、 バタ材の組み合わせによる支持部材と、この支持部材に型枠部材を固定する固定 具の多くの施工部品を必要とするため、型枠の組み立てには熟練した技術が要求 されると共に、その組立,解体には非常に時間がかかるという問題がある。加え て、多くの施工部品を用いることから、施工部品が散乱して乱雑な現場となるこ とが多く、事故が誘発され易い現場状況になるという問題がある。さらに、近年 においては、地球環境の保全などの面からラワン材の伐採が制限されており、ラ ワン合板のような熱帯樹林から伐採された板材を用いずにコンクリート壁、およ び方柱を施工する新しい工法の開発が望まれている。
【0005】 そこで、本考案においては、上記の問題点に鑑みて、型枠の組立,解体が容易 で、コンクリート壁、および方柱の施工にかかる工数および時間を低減可能な型 枠を提供することを目的としている。
【0006】
上記課題を解決するために、本考案においては、四角形状の主面と、その辺縁 には角形環状に連設する側面とを有してなる型枠において、側面は高い自立性を 発揮可能な幅広に形成されていることを特徴とする。
【0007】 この型枠において、相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方には、 相互に対応する位置に貫通孔を有していることが好ましい。
【0008】 また、相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方には、一方側側面か ら他方側側面へかけて配設された補強材を有していることが好ましい。
【0009】
斯かる手段を講じた本考案に係る型枠においては、側面が高い自立性を発揮可 能な幅広に形成されているため、側面を下面(接地面)として設置した状態での 型枠の自立性があり、バタ材および固定具などの支持部材を用いなくても設定さ れた位置関係を保持可能である。従って、本考案によれば、型枠を用いてのコン クリート壁、および方柱のコンクリート打込空間を規定する作業において、型枠 をコンクリート打込空間を規定する所定位置に設置すると、型枠がその自立性に よって設置状態を維持するため、型枠を所定位置に設置するだけで目的が達成さ れる。それ故、型枠の組立,解体が容易で、施工にかかる工数および時間を低減 することができるので、工期の短縮も可能となる。また、施工部品も少なくて済 むので、現場が乱雑化することもなく、作業面での安全性が増す。
【0010】 また、型枠の相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方に、相互に対 応する位置に貫通孔を有している場合には、複数の型枠を組み合わせて使用する 際に、相互に隣接して設置された型枠において、側面の貫通孔が双方で合致する ため、これらの貫通孔を利用した型枠同士の連結が可能であり、型枠組みが容易 である。
【0011】 また、相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方に、一方側側面から 他方側側面へかけて配設された補強材を有している場合には、型枠の構造強度が 確保されるので、型枠サイズを大きくすることができ、長大なコンクリート壁、 および方柱を構築する際に必要な型枠数が少なくて済むので、施工工数を実質的 に削減できる。
【0012】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0013】 〔実施例1〕 図1は、本考案の実施例1に係る型枠を示す斜視図である。
【0014】 図において、本例の型枠10は鉄製で、長方形の主面11と、その辺縁に溶接 固着された側面12,13が角形環状に連設してなる無蓋箱形を呈している。こ の型枠10において、長辺側の側面12には4つの貫通孔16が、また、短辺側 の側面13には2つの貫通孔16がそれぞれ形成されており、これら貫通孔16 は、相互に対向する一方側、他方側の側面同士で対応する位置に形成されている 。また、側面12,13に囲まれた型枠10の内側には、長辺側の側面12同士 を連結する縦補強板19と、短辺側の側面13同士を連結する横補強板18とを 有しており、これら横補強板18および縦補強板19はいずれも主面11の裏面 側にも溶接固着されている。そして、これら横補強板18と縦補強板19との交 差部近傍には、主面11を貫通して設けられた連結用孔17を有している。この ような型枠10の外形寸法は、90cm×180cm×30cmであり、側面1 2,13は幅寸法が30cmの幅広に形成されているため、側面12を下面とし て設置した状態での自立性が高く、支持部材などの介助なしで設置状態を維持可 能である。
【0015】 図2に、本例の型枠10を用いたコンクリート壁構築の様子を示してある。図 において、構築すべきコンクリート壁40は型枠10の長手方向寸法よりも長い ため、複数の型枠10を組み合わせて集合型枠を構成しており、それら型枠群に よって形成されたコンクリート打込空間42にコンクリートが打ち込まれてコン クリート壁40は施工される。このような複数の型枠10からなる集合型枠にお いて、隣接して設置された型枠10同士は、短辺側の側面13に形成されている 貫通孔16が双方で合致した状態にあり、ボルト30およびナット31によって 連結されている。また、コンクリート打込空間42を挟んで対峙する一方側型枠 群と他方側型枠群とは、主面11に形成された連結用孔17および最端部に位置 する側面13の貫通孔16を利用して連結されている。すなわち、相互に対峙す る1対の主面11には、連結用孔17に対応する位置に、施工されるコンクリー ト壁40の厚みと同等の長さを有する塩ビ製のパイプ32が配置されており、こ の塩ビパイプ32が連結ねじ部材とナットによって固定されている。また、最端 部に位置する側面13には、貫通孔16に対応する位置に連結材25が配置され ており、これら連結材25は貫通孔16を介して螺着され、一方側型枠群と他方 側型枠群とを連結する。なお、塩ビパイプ32はコンクリートの打ち込みによっ て、コンクリート壁40に埋設され、通気孔や排水鋼孔などに利用される。さら に、集合型枠の上方部には両端部にフックを有する固定具24が配置されており 、コンクリート打ち込み時の圧力による型枠10の開きを防止している。ここで 、型枠10は高さ方向にも連結可能であり、その場合には長辺側の側面12に形 成された貫通孔16を利用して隣接する型枠10同士を連結する。
【0016】 このように、本例の型枠10は、幅広に形成された側面12を有しているため 、側面12を下面として設置した状態での自立性が高く、自身の自立性によって 設定された設置状態を維持可能であり、設置状態を保持する目的の支持部材など は不要である。また、コンクリート打込空間42を挟んで対峙する1対の型枠の 設定位置を保持する連結部材としても、固定具24,連結材25および塩ビパイ プ32などの数点の部品で良く、取付け,取外しが用意である。従って、型枠1 0を所定位置に設置するだけで壁面を規定するコンクリート打込空間42を形成 することができるため、その組立,解体が極めて容易に、且つ、短時間で行なう ことができる。また、型枠10同士を連結させる場合には、側面12,13に形 成された貫通孔16を利用して容易に連結することができる。そして、本例の型 枠10においては、主面11の裏面側には横補強板18および縦補強板19が配 設されているため、主面11の平坦面状態を保持することができるので、型枠1 0の外形サイズを大きくしても、コンクリート打ち込み時の圧力によって主面1 1が窪んだりすることがなく、綺麗に壁面を仕上げることができる。
【0017】 〔実施例2〕 図3は、本考案の実施例2に係る型枠を説明する使用態様図である。なお、図 3において、図1および図2に示す部分と対応する部分には同一符号を付してあ る。
【0018】 図において、本例の型枠20は鉄製で、長方形の主面21と、その辺縁に溶接 固着された側面22,23が角形環状に連設する無蓋箱形を呈しており、このよ うな型枠20が4つ、それらの長辺側で連結されてコンクリート製の方柱を構築 する際の集合型枠として用いられている。この型枠20において、長辺側の側面 22、および短辺側の側面23には共に貫通孔16が2つ形成されており、これ ら貫通孔16は、相互に対向する一方側、他方側の側面同士で対応する位置に形 成されている。このような構成の型枠20は、方柱の四面を規定するように設置 された状態で、連結アングル26を介して側面22の貫通孔16にボルト30を 挿入し、ナット31で固定する。そして、このようにして形成されたコンクリー ト打込空間42にコンクリート43を打ち込んで、方柱を施工する。なお、本例 の型枠20の外形寸法は、60cm×90cm×20cmとなっている。
【0019】 このような構成の型枠20においては、側面22,23の幅寸法が20cmと 幅広に形成されているので、側面22,23を下面として設置した状態での自立 性が高く、実施例1の型枠10と同様な効果を得ることができる。
【0020】 以上のように、実施例1および実施例2に係る型枠においては、幅広に形成さ れた側面を有しているため、側面を下面として設置した状態での型枠の自立性が 高く、設置状態を保持するための支持部材などは必要ないので、その組立,解体 が容易である。従って、経験の浅い作業員でも充分に型枠の組み立てが行なえる ので、現場における稼働効率が向上し、また、型枠の組立,解体にかかる工数や 時間を大幅に低減することができる。また、型枠の施工部品が少ないため、型枠 の解体時に部品が周囲に散乱することがないので、事故の誘発を防止することが できる。そして、複数の型枠を連結する場合には、側面に形成された貫通孔を利 用して連結でき、この連結作業においても型枠の自立性が高いので作業が容易に 行なえる。さらに、複数の型枠の連結において、隣接する型枠は幅広に形成され た側面同士を当接状態としているため、連結部が安定し、また、複数の型枠を直 線的に配置することができるので、型枠の位置出しが容易である。また、相互に 対向する側面同士を連結し、主面の裏面側に配設された補強板を有する場合には 、型枠の構造強度が確保されるため、外形サイズを大きくしても型枠が損壊する ことがないので、型枠サイズを大きくしてコンクリート壁などの施工に要する型 枠数を削減することができ、実質的な工数削減となる。また、補強板によって主 面の窪みが防止されるので、主面の平坦面状態が保持され、壁面を綺麗に仕上げ ることができる。
【0021】
以上のとおり、本考案に係る型枠においては、側面が高い自立性を発揮可能な 幅広に形成されているため、側面を下面として設置した状態での型枠の自立性が あり、バタ材および固定具などの支持部材を用いなくても設定された位置関係を 保持可能である。従って、本考案によれば、型枠をコンクリート壁、および方柱 を規定する所定位置に設置すれば、型枠自身が自立性を発揮して設定された位置 関係を保持するので、その組立,解体が容易で、施工にかかる工数および時間を 低減することができる。また、施工部品も少なくて済むので、現場が乱雑化する こともなく、作業面での安全性が増す。
【0022】 また、型枠の相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方に、相互に対 応する位置に貫通孔を有している場合には、複数の型枠を組み合わせて使用する 際に、相互に隣接して設置された型枠において、側面の貫通孔が双方で合致する ため、これらの貫通孔を利用した型枠同士の連結が可能であり、型枠組みが容易 である。
【0023】 また、相互に対向する2対の側面のうちの少なくとも一方に、一方側側面から 他方側側面へかけて配設された補強材を有している場合には、型枠の構造強度が 確保されるので、型枠サイズを大きくすることができ、長大なコンクリート壁、 および方柱を構築する際に必要な型枠数が少なくて済むので、施工工数を実質的 に削減できる。
【図1】本考案の実施例1に係る型枠を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同型枠の使用態様を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施例2に係る型枠の使用態様を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】従来の壁面用型枠を示す斜視図である。
【図5】従来の方柱用型枠を示す斜視図である。
【符号の説明】 10,20・・・型枠 11,21・・・主面 12,13,22,23・・・側面 16・・・貫通孔 17・・・連結用孔 18・・・横補強板 19・・・縦補強板 24・・・固定具 25・・・連結材 26・・・連結アングル 30・・・ボルト 31・・・ナット 32・・・塩ビパイプ 40・・・コンクリート壁 43・・・コンクリート 60・・・ラワン材 63・・・パレット 65,66・・・バタ材 67・・・固定具 70,71・・・コンクリート打込空間 73・・・躯体コンクリート
Claims (3)
- 【請求項1】 四角形状の主面と、その辺縁には角形環
状に連設する側面とを有してなる型枠において、前記側
面は高い自立性を発揮可能な幅広に形成されていること
を特徴とする型枠。 - 【請求項2】 請求項1において、相互に対向する2対
の前記側面のうちの少なくとも一方には、相互に対応す
る位置に貫通孔を有していることを特徴とする型枠。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、相互
に対向する2対の前記側面のうちの少なくとも一方に
は、一方側側面から他方側側面へかけて配設された補強
材を有していることを特徴とする型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6380392U JPH0628093U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 型 枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6380392U JPH0628093U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 型 枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628093U true JPH0628093U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13239902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6380392U Pending JPH0628093U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 型 枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628093U (ja) |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP6380392U patent/JPH0628093U/ja active Pending
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