JPH0628266Y2 - 吸音体 - Google Patents
吸音体Info
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- JPH0628266Y2 JPH0628266Y2 JP1989148830U JP14883089U JPH0628266Y2 JP H0628266 Y2 JPH0628266 Y2 JP H0628266Y2 JP 1989148830 U JP1989148830 U JP 1989148830U JP 14883089 U JP14883089 U JP 14883089U JP H0628266 Y2 JPH0628266 Y2 JP H0628266Y2
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- absorbing body
- sound
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は吸音体に関する。詳しくは、良好な吸音特性を
有する上に、軽量で装飾性に優れ、かつ安価で製造も容
易な吸音体に関する。
有する上に、軽量で装飾性に優れ、かつ安価で製造も容
易な吸音体に関する。
〈従来の技術〉 高速道路、鉄道、工事現場の防音壁、コンサートホー
ル、ダンスホール、バー・スナックのカラオケ用等、各
種の場所で様々な吸音体が適用されている。
ル、ダンスホール、バー・スナックのカラオケ用等、各
種の場所で様々な吸音体が適用されている。
このような吸音体には、良好な吸音特性を有することは
もちろんであるが、軽量で施工性に優れ、しかも施工の
自由度が高いこと、製造が容易で、用途に応じたサイズ
のものを得ることが可能であること、安価であること等
の各種の特性が要求される。
もちろんであるが、軽量で施工性に優れ、しかも施工の
自由度が高いこと、製造が容易で、用途に応じたサイズ
のものを得ることが可能であること、安価であること等
の各種の特性が要求される。
また、屋外での用途はもちろん、特にコンサートホー
ル、ダンスホール等の室内の用途においては、室内の装
飾等にマッチし、美観や商業スペースの妨げにならず、
好ましくは自らが良好な装飾性を有することが強く望ま
れる。
ル、ダンスホール等の室内の用途においては、室内の装
飾等にマッチし、美観や商業スペースの妨げにならず、
好ましくは自らが良好な装飾性を有することが強く望ま
れる。
さらに、各種の音楽用の用途においては、単に音を吸収
するのみならず、場合によっては心地よい残響を残すこ
とによって、より良く音楽を楽しむことができることが
望まれる。
するのみならず、場合によっては心地よい残響を残すこ
とによって、より良く音楽を楽しむことができることが
望まれる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の吸音体では上述の各種の特性を良
好に満たすことはできなかった。
好に満たすことはできなかった。
つまり、グラスファイバーやロックウールを適用する従
来の吸音体は総じて重量が重く、施工に手間がかかると
いう問題点がある。このような重量の問題は、高速道
路、体育館等の大きなスケールの用途においても問題と
なっているが、スナック・バー、ダンスホール等の小さ
な室内の用途のように、施工性に自由度の低い小さなス
ケールの用途においては特に大きな問題となる。
来の吸音体は総じて重量が重く、施工に手間がかかると
いう問題点がある。このような重量の問題は、高速道
路、体育館等の大きなスケールの用途においても問題と
なっているが、スナック・バー、ダンスホール等の小さ
な室内の用途のように、施工性に自由度の低い小さなス
ケールの用途においては特に大きな問題となる。
また、このような従来の吸音体は、好適な吸音特性を有
するものは高価なものが多く、この点においても、使用
の自由度が制限されている。
するものは高価なものが多く、この点においても、使用
の自由度が制限されている。
一方、装飾性の点でも満足の行くものは少なく、多くの
ものは、装飾品としての用途を持たせることはおろか、
室内の美観の妨げになってしまうことも多い。
ものは、装飾品としての用途を持たせることはおろか、
室内の美観の妨げになってしまうことも多い。
さらに、前述のように、用途によっては単に音を吸音す
るのみならず、心地よい残響を残しつつ吸音を行うこと
が望まれるが、従来の吸音体ではこのような用途に応じ
た各種の特性を持たせることはできず、単なる吸音材で
しかなかった。
るのみならず、心地よい残響を残しつつ吸音を行うこと
が望まれるが、従来の吸音体ではこのような用途に応じ
た各種の特性を持たせることはできず、単なる吸音材で
しかなかった。
本考案の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、良好な吸音特性を有することはもちろん、生産
性が高く、軽量かつ安価で、施工・使用の自由度が高
く、フロアーの商業スペースや美観を妨げないばかりか
装飾品としての適用も可能であり、また、目的に応じて
好適な吸音特性を実現することができる吸音体を提供す
ることにある。
にあり、良好な吸音特性を有することはもちろん、生産
性が高く、軽量かつ安価で、施工・使用の自由度が高
く、フロアーの商業スペースや美観を妨げないばかりか
装飾品としての適用も可能であり、また、目的に応じて
好適な吸音特性を実現することができる吸音体を提供す
ることにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本考案は、アルミニウムエ
クスパンドメタルによってアルミニウム繊維不織布を挟
み、両者を圧着した構成を有する板状積層体を筒状に形
成してなることを特徴とする吸音体を提供する。
クスパンドメタルによってアルミニウム繊維不織布を挟
み、両者を圧着した構成を有する板状積層体を筒状に形
成してなることを特徴とする吸音体を提供する。
また、前記筒状体の少なくとも一部に蓋体を有するのが
好ましい。
好ましい。
また、前記筒状体が円筒形状であるのが好ましい。
また、少なくとも前記筒状体の外周部を構成する前記ア
ルミニウムエクスパンドメタルが着色されているのが好
ましい。
ルミニウムエクスパンドメタルが着色されているのが好
ましい。
また、少なくとも一部に取り付け具および/または連結
具を有するのが好ましい。
具を有するのが好ましい。
また、前記筒状体の内部に吸音材を有していても良い。
以下、本考案の吸音体について詳細に説明する。
本考案の吸音体は、アルミニウム繊維不織布をアルミニ
ウムエクスパンドメタルで挟んで、これを圧着した板状
積層体を筒状に形成してなるものである。このような板
状積層体を適用することにより、良好な吸音特性はもち
ろんのこと、軽量でしかも生産性に優れ、装飾性も良好
な吸音体を作成することができる。また、加工性にも優
れるので、吸音体形状の自由度も高い。
ウムエクスパンドメタルで挟んで、これを圧着した板状
積層体を筒状に形成してなるものである。このような板
状積層体を適用することにより、良好な吸音特性はもち
ろんのこと、軽量でしかも生産性に優れ、装飾性も良好
な吸音体を作成することができる。また、加工性にも優
れるので、吸音体形状の自由度も高い。
板状積層体に適用されるアルミニウム繊維不織布(以
下、A繊維不織布とする。)とは、A繊維を層状に
形成した布状体である。
下、A繊維不織布とする。)とは、A繊維を層状に
形成した布状体である。
A繊維とは、AまたはA系合金を繊維状としたも
ので、断面は三角形、円形等の任意の形で有効直径が約
20〜25μm、好ましくは約80〜150μm、長さ
1cm以上よりなるA細片の総称をいう。
ので、断面は三角形、円形等の任意の形で有効直径が約
20〜25μm、好ましくは約80〜150μm、長さ
1cm以上よりなるA細片の総称をいう。
A線維の製造方法としては、例えば、 線引きによる機械加工法 溶融Aから紡糸する方法 等がある。
特にA繊維として、金属Aを主体とする溶融A系
金属から紡糸されたA繊維を用いると、繊維が細く柔
軟で、後述のAエクスパンドメタルとのかみ合いが良
く、曲げ加工等を行う際に細かいAが欠け落ちること
なく環境衛生上も安全である。
金属から紡糸されたA繊維を用いると、繊維が細く柔
軟で、後述のAエクスパンドメタルとのかみ合いが良
く、曲げ加工等を行う際に細かいAが欠け落ちること
なく環境衛生上も安全である。
A繊維不織布は、このようなA繊維を層状に成形す
ることにより布状体とされる。
ることにより布状体とされる。
本考案に適用されるA繊維不織布に特には限定はな
く、切削またはグラインダ等により削り取られた金属繊
維により製造された不織布やその他公知の方法で成形さ
れたものはいずれも適用可能である。なかでも現在一般
に使用されている溶融紡糸法によって製造されたA繊
維不織布が、現在のところ価格等の点で好適に適用され
る。
く、切削またはグラインダ等により削り取られた金属繊
維により製造された不織布やその他公知の方法で成形さ
れたものはいずれも適用可能である。なかでも現在一般
に使用されている溶融紡糸法によって製造されたA繊
維不織布が、現在のところ価格等の点で好適に適用され
る。
本考案に適用されるA繊維不織布の厚さには特に限定
はなく、目的とする吸音体の特性に応じて適宜決定すれ
ばよい。
はなく、目的とする吸音体の特性に応じて適宜決定すれ
ばよい。
エクスパンドメタルとは、金属薄板に多数の切込みを入
れ、この切込みに対して略直角方向に引張って全体を網
状にしたものをいい、本考案においては、このエクスパ
ンドメタルとしてAまたはA合金を材料としたA
エクスパンドメタルを用いる。
れ、この切込みに対して略直角方向に引張って全体を網
状にしたものをいい、本考案においては、このエクスパ
ンドメタルとしてAまたはA合金を材料としたA
エクスパンドメタルを用いる。
原料として適用されるA薄板の板厚は特に制限はない
が、通常0.4mm〜1.5mmのものが用いられる。
が、通常0.4mm〜1.5mmのものが用いられる。
切込み、引張り等の加工程度にも特に限定はなく、複合
材の用途に応じて、エクスパンドメタルとA繊維不織
布との圧接状態が良好となるように、適用するA繊維
不織布の形状と種類に応じて適切な加工程度を選択すれ
ばよい。
材の用途に応じて、エクスパンドメタルとA繊維不織
布との圧接状態が良好となるように、適用するA繊維
不織布の形状と種類に応じて適切な加工程度を選択すれ
ばよい。
第1図にこのような積層材の概略斜視図が、第2図にそ
のII-II線断面図が示される。
のII-II線断面図が示される。
図示例の積層材10は、A繊維不織布12の両面をA
エクスパンドメタル14で挟んだ状態で、好ましい態
様としてこれらを互いに圧着させた構成を有するもので
ある。
エクスパンドメタル14で挟んだ状態で、好ましい態
様としてこれらを互いに圧着させた構成を有するもので
ある。
積層材10を圧着して製造する際の圧力としては、特に
限定はないが、好ましくは300〜2000kg/cm2程度であ
る。
限定はないが、好ましくは300〜2000kg/cm2程度であ
る。
また、A繊維不織布12を調整することにより積層材
10の厚さを調整することが可能であるが、本考案の吸
音に適用される積層材10の厚さは通常1.5〜1.7
mm程度である。なお、適用される積層材料10の厚さ
は、吸音体の用途に応じて適宜決定すればよいのはもち
ろんのことであり、特に限定はない。
10の厚さを調整することが可能であるが、本考案の吸
音に適用される積層材10の厚さは通常1.5〜1.7
mm程度である。なお、適用される積層材料10の厚さ
は、吸音体の用途に応じて適宜決定すればよいのはもち
ろんのことであり、特に限定はない。
積層材の圧着方法としては特に限定はないが、好ましく
はロール圧着を適用することにより、所望のサイズの積
層材10を容易に、かつ高い生産性で得ることができ
る。
はロール圧着を適用することにより、所望のサイズの積
層材10を容易に、かつ高い生産性で得ることができ
る。
なお、図示例の積層材10はA繊維不織布12の両面
をAエクスパンドメタル14で挟んだのみの構成を有
するものであるが、本考案に適用される積層材はこれに
限定されるのではなく、例えば、A繊維不織布12
と、Aエクスパンドメタル14との間に、さらにA
のメッシュ等を有する構成としてもよい。
をAエクスパンドメタル14で挟んだのみの構成を有
するものであるが、本考案に適用される積層材はこれに
限定されるのではなく、例えば、A繊維不織布12
と、Aエクスパンドメタル14との間に、さらにA
のメッシュ等を有する構成としてもよい。
本考案の吸音体は、基本的に、このような積層材10を
筒状に形成してなるものである。
筒状に形成してなるものである。
第3a図に本考案の吸音体の概略正面図が、第3b図に
そのIII-III線断面図が、さらに第3c図には正面断面
図が示される。
そのIII-III線断面図が、さらに第3c図には正面断面
図が示される。
図示例の吸音体20は、前述の積層材10を円筒状に形
成して、突き合わされた端面を係止部材22によって係
止したものである。また、上端部付近には上部蓋体24
が、下端部には下部蓋体26が、それぞれ前記円筒に嵌
入されて配され(以下、両蓋体が配される方向を上下方
向とする)、両蓋体と積層材10はリベット28によっ
て固定される。さらに上部蓋体24には、この吸音体2
0を懸吊するための金具30が設けられる。
成して、突き合わされた端面を係止部材22によって係
止したものである。また、上端部付近には上部蓋体24
が、下端部には下部蓋体26が、それぞれ前記円筒に嵌
入されて配され(以下、両蓋体が配される方向を上下方
向とする)、両蓋体と積層材10はリベット28によっ
て固定される。さらに上部蓋体24には、この吸音体2
0を懸吊するための金具30が設けられる。
本考案の吸音体は、基本的に積層材10を筒状に形成し
てなる構成を有するものである。筒状の形状としては、
図示例の円筒状に限定されるものではなく、三角筒、四
角筒、もしくはそれ以上の多角形の断面形状を筒状体
や、楕円形、星形の断面形状を有する筒状体等、各種の
断面形状を有する筒状体がいずれも適用可能であり特に
限定はない。
てなる構成を有するものである。筒状の形状としては、
図示例の円筒状に限定されるものではなく、三角筒、四
角筒、もしくはそれ以上の多角形の断面形状を筒状体
や、楕円形、星形の断面形状を有する筒状体等、各種の
断面形状を有する筒状体がいずれも適用可能であり特に
限定はない。
例えば、図示例のような円筒状の形状とすることによ
り、吸音特性に方向性のない吸音体20を得ることがで
きる点で好ましい結果を得ることができ、また、吸音体
を適用する場所の景観やインテリアに合わせて多角形形
状や各種の特殊な断面形状を有する筒状体として、より
良好な装飾性を有するものとしても良い。
り、吸音特性に方向性のない吸音体20を得ることがで
きる点で好ましい結果を得ることができ、また、吸音体
を適用する場所の景観やインテリアに合わせて多角形形
状や各種の特殊な断面形状を有する筒状体として、より
良好な装飾性を有するものとしても良い。
なお、筒状体を形成する方法としては、図示例に限定さ
れるものではなく、例えば係止部材22を用いずに、蓋
体と積層材10とをリベット28、あるいは接着剤、接
着テープ等で固定することによる方法、積層材を嵌入す
ることのできる凹部を有する蓋体を形成し、これによっ
て積層材10を固定する方法、さらには係止部材22の
みで形成する方法等、公知の各種の方法がいずれも適用
可能である。
れるものではなく、例えば係止部材22を用いずに、蓋
体と積層材10とをリベット28、あるいは接着剤、接
着テープ等で固定することによる方法、積層材を嵌入す
ることのできる凹部を有する蓋体を形成し、これによっ
て積層材10を固定する方法、さらには係止部材22の
みで形成する方法等、公知の各種の方法がいずれも適用
可能である。
なお、リベット28、係止部材22の材質としては特に
限定はないが、軽量化、外観等の点でA製であるのが
好ましい。
限定はないが、軽量化、外観等の点でA製であるのが
好ましい。
また、本考案の吸音体20の断面や長さ等のサイズにも
特に限定はなく、用途や施工場所に応じて所望のサイズ
とすればよい。
特に限定はなく、用途や施工場所に応じて所望のサイズ
とすればよい。
図示例の吸音体20は、好ましい態様として、筒状体の
上端部および下端部に、それぞれ上部蓋体24および下
部蓋体26を有するものである。
上端部および下端部に、それぞれ上部蓋体24および下
部蓋体26を有するものである。
このような蓋体を有する構成とすることにより、この蓋
体と積層材10とで形成する空間内において、好適な反
響および吸音空間を得ることができ、吸音特性、残響特
性等の点でより好ましい結果を得ることができる。
体と積層材10とで形成する空間内において、好適な反
響および吸音空間を得ることができ、吸音特性、残響特
性等の点でより好ましい結果を得ることができる。
図示例の吸音体20においては、蓋体は積層材10によ
って形成される筒状体の上端部付近および下端部に配さ
れるものであるが、本考案においてはこれに限定される
ものではなく、筒状体の中間部付近等、用途や所望する
吸音体の外観や特性に応じて適宜決定すればよい。ま
た、蓋体を設ける際には、2枚設けるのものに限定はさ
れず、1枚、さらには仕切り板のように3枚以上設けた
もの等、用途に応じて適宜決定すればよい。
って形成される筒状体の上端部付近および下端部に配さ
れるものであるが、本考案においてはこれに限定される
ものではなく、筒状体の中間部付近等、用途や所望する
吸音体の外観や特性に応じて適宜決定すればよい。ま
た、蓋体を設ける際には、2枚設けるのものに限定はさ
れず、1枚、さらには仕切り板のように3枚以上設けた
もの等、用途に応じて適宜決定すればよい。
図示例においては、両蓋体は積層材10によって形成さ
れた円筒に嵌入される形状となっていたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、蓋体が前記円筒体を被嵌
する形状としても良いのはもちろんのことである。
れた円筒に嵌入される形状となっていたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、蓋体が前記円筒体を被嵌
する形状としても良いのはもちろんのことである。
なお、このような蓋体の材質としては特に限定はなく、
各種の金属、プラスチック等がいずれも適用可能である
が、軽量、装飾性等の点でアルミニウム等によって構成
されるのが好ましい。
各種の金属、プラスチック等がいずれも適用可能である
が、軽量、装飾性等の点でアルミニウム等によって構成
されるのが好ましい。
吸音体20の上部蓋体24には、吸音体20を懸吊する
ための金具30が配される。
ための金具30が配される。
前述のように、本考案の吸音体は、基本的に所定の積層
材10を筒状に形成した構成を有するものであり、従来
の吸音体に比べて軽量である特性を有する。従って、特
に室内の用途においては天井等に懸吊することによる施
行が可能であり、施行の自由度が非常に高い。
材10を筒状に形成した構成を有するものであり、従来
の吸音体に比べて軽量である特性を有する。従って、特
に室内の用途においては天井等に懸吊することによる施
行が可能であり、施行の自由度が非常に高い。
金具30の形状としては特に限定はなく、施行場所、用
途に応じて各種のものが適用可能である。
途に応じて各種のものが適用可能である。
なお、本考案の吸音体20の施行方法はこのような懸吊
による方法に限定されるものではなく、各種の支持部材
を用いる方法等、公知の方法で所望の場所に支持、支承
する各種の方法がいずれも適用可能である。吸音体20
の施行状態も筒状体を立てたものに限定されるわけでは
なく、これを寝かせた状態等、所望の状態での施行が可
能である。
による方法に限定されるものではなく、各種の支持部材
を用いる方法等、公知の方法で所望の場所に支持、支承
する各種の方法がいずれも適用可能である。吸音体20
の施行状態も筒状体を立てたものに限定されるわけでは
なく、これを寝かせた状態等、所望の状態での施行が可
能である。
また、本考案の吸音体20は、筒状体を上下方向に連結
して長尺な状態とし、例えば高速道路の防音壁の上部に
横方向に配して施行する等の用途も可能である。この際
の吸音体20の連結方法には特に限定はなく、各種の連
結具を用いた公知の筒状体、柱状体の連結方法がいずれ
も適用可能である。また、筒状体の上下に配される蓋体
に連結機能を持たせたものであっても良い。
して長尺な状態とし、例えば高速道路の防音壁の上部に
横方向に配して施行する等の用途も可能である。この際
の吸音体20の連結方法には特に限定はなく、各種の連
結具を用いた公知の筒状体、柱状体の連結方法がいずれ
も適用可能である。また、筒状体の上下に配される蓋体
に連結機能を持たせたものであっても良い。
本考案の吸音体20は、その外観の大部分がアルミニウ
ムによって構成されるため、良好な光沢を有し、施行場
所の美観を損ねることなく、そればかりか装飾品として
の適用も可能であるが、ここで、より優れた装飾性を持
たせるために、所望の色に着色しても良い。
ムによって構成されるため、良好な光沢を有し、施行場
所の美観を損ねることなく、そればかりか装飾品として
の適用も可能であるが、ここで、より優れた装飾性を持
たせるために、所望の色に着色しても良い。
着色は、Aエクスパンドメタル14のみであっても、
A繊維不織布12のみであっても良く、また全体を着
色したものであってもよいが、良好な装飾性を得るため
には、少なくともAエクスパンドメタル14は着色さ
れるのが好ましい。
A繊維不織布12のみであっても良く、また全体を着
色したものであってもよいが、良好な装飾性を得るため
には、少なくともAエクスパンドメタル14は着色さ
れるのが好ましい。
着色した吸音体を製作する際には、積層材10を製造す
る際に各部材を着色する方法、適用する積層材10を着
色する方法、吸音体20を作成した後に所望の色に着色
する方法等、各種の方法がいずれも適用可能である。ま
た、あらかじめ着色されたAエクスパンドメタル1
4、A繊維不織布12、蓋体等を適用して吸音体20
を作成しても良いのはもちろんのことである。
る際に各部材を着色する方法、適用する積層材10を着
色する方法、吸音体20を作成した後に所望の色に着色
する方法等、各種の方法がいずれも適用可能である。ま
た、あらかじめ着色されたAエクスパンドメタル1
4、A繊維不織布12、蓋体等を適用して吸音体20
を作成しても良いのはもちろんのことである。
なお、このような各部材の着色方法には特に限定はな
く、塗料による方法、各種のめっきによる方法等、各種
の方法がいずれも適用可能である。
く、塗料による方法、各種のめっきによる方法等、各種
の方法がいずれも適用可能である。
本考案の吸音体は、このように着色することにより、積
層材10の材質であるAの有する光沢性や、筒状体形
状の自由度と相俟って非常に良好な装飾性を持たせるこ
とができ、特にダンスホール、スナック・バー等の各種
の室内用途においてはインテリアを兼ねた吸音体として
の適用が可能である。
層材10の材質であるAの有する光沢性や、筒状体形
状の自由度と相俟って非常に良好な装飾性を持たせるこ
とができ、特にダンスホール、スナック・バー等の各種
の室内用途においてはインテリアを兼ねた吸音体として
の適用が可能である。
このような本考案の吸音体20においては、内部に各種
の公知の吸音材を有するものであっても良い。
の公知の吸音材を有するものであっても良い。
本考案の吸音体は、内部に吸音材を有さない通常の状態
では吸音体内部の反響によって良好な残響特性を得、心
地よい残響を残しつつ吸音を行うことが可能であるの
で、ダンスホール、スナック・バー等のカラオケなど
で、より心地よく音楽を楽しむことができる。一方、上
記のように内部に吸音材を配することにより、絶対的な
吸音性能を向上させることができ、例えば各種の防音壁
等に適用する際にも高い吸音特性を得ることができる。
では吸音体内部の反響によって良好な残響特性を得、心
地よい残響を残しつつ吸音を行うことが可能であるの
で、ダンスホール、スナック・バー等のカラオケなど
で、より心地よく音楽を楽しむことができる。一方、上
記のように内部に吸音材を配することにより、絶対的な
吸音性能を向上させることができ、例えば各種の防音壁
等に適用する際にも高い吸音特性を得ることができる。
適用可能な吸音材には特に限定はなく、吸音体20の内
部に配することが可能なものであれば、グラスウール、
各種の金属性不織布等、公知の各種の吸音材がすべて適
用可能である。
部に配することが可能なものであれば、グラスウール、
各種の金属性不織布等、公知の各種の吸音材がすべて適
用可能である。
このような吸音材は内部に充填するものであっても良
く、また、所望の厚さの可撓性を有する有する板状の吸
音材を筒状体の内壁に貼着したものであってもよく、用
途、吸音特性等に応じて適宜決定すればよい。
く、また、所望の厚さの可撓性を有する有する板状の吸
音材を筒状体の内壁に貼着したものであってもよく、用
途、吸音特性等に応じて適宜決定すればよい。
以上、本考案に係る吸音体について添付の図面に示され
る好適実施例を基に詳細に説明したが、本考案はこれに
限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範
囲において種々の改良、変更等を行ってもよいのはもち
ろんのことである。
る好適実施例を基に詳細に説明したが、本考案はこれに
限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範
囲において種々の改良、変更等を行ってもよいのはもち
ろんのことである。
また、本考案の吸音体は、上述のような吸音体としての
用途のほかに、適用される積層体の特性を生かしてクリ
ーンルーム用等のフィルタとしても好適に適用可能であ
る。
用途のほかに、適用される積層体の特性を生かしてクリ
ーンルーム用等のフィルタとしても好適に適用可能であ
る。
〈実施例〉 以下、実施例を用いて本考案を具体的に説明する。
本考案の吸音体20を作成するために、下記の材料を用
意した。
意した。
i)厚さ0.4mmのAエクスパンドメタル14(短目
方向の中心距離3mm、長目方向の中心距離4mm)。
方向の中心距離3mm、長目方向の中心距離4mm)。
ii)面密度1650g/m2を有するA繊維不織布1
2(A繊維径100μm)。
2(A繊維径100μm)。
各材料共、面積は約0.5m×0.5mである。
上記の材料をi)+ii)+i)の順で積層し(板厚1
0mm)1ton/cm2の圧力で圧着することにより、板厚
1.6mmの積層材10を得た。
0mm)1ton/cm2の圧力で圧着することにより、板厚
1.6mmの積層材10を得た。
このような積層材10を用い、断面直径0.16m、上
下方向(高さ)0.5mの、第3図に示されるような円
筒状の吸音体20を作成した。なお、係止部材22、上
部蓋体24、下部蓋体26およびリベット28はアルミ
ニウムによって作成した。また重量は約750gであっ
た。
下方向(高さ)0.5mの、第3図に示されるような円
筒状の吸音体20を作成した。なお、係止部材22、上
部蓋体24、下部蓋体26およびリベット28はアルミ
ニウムによって作成した。また重量は約750gであっ
た。
このようにして得られた吸音体20、およびこの吸音体
20の内壁に厚さ25mm、密度24kg/m3のグラスウー
ル(G.W)製の吸音材を内周壁に貼り付けた吸音体を
用い、残響室法吸音率(JIS A1409−196
7)を測定した。なお、測定は床に、作成した吸音体2
0を40個ランダムにおいて行った。
20の内壁に厚さ25mm、密度24kg/m3のグラスウー
ル(G.W)製の吸音材を内周壁に貼り付けた吸音体を
用い、残響室法吸音率(JIS A1409−196
7)を測定した。なお、測定は床に、作成した吸音体2
0を40個ランダムにおいて行った。
結果を第4図に示す。
第4図に示されるように、本考案の吸音体は良好な吸音
特性を有することが分かる。また、人間の耳に最も不快
である、周波数50〜1000Hzの音も良好に吸音して
いる。
特性を有することが分かる。また、人間の耳に最も不快
である、周波数50〜1000Hzの音も良好に吸音して
いる。
また、吸音体20を40個等間隔に配列して同じ実験を
行ったところ、同様に良好な結果を得ることができた。
行ったところ、同様に良好な結果を得ることができた。
以上の結果より、本考案の効果は明らかである。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案の吸音体は、良好な
吸音特性を有することはもちろん、生産性が高く、計量
かつ安価で、施工・使用の自由度が高く、商業スペース
および美観を妨げないばかりか装飾品としての適用も可
能である。しかも、目的に応じて、様々な吸音特性を実
現することができるので、各種の用途に広範囲に適用可
能である。
吸音特性を有することはもちろん、生産性が高く、計量
かつ安価で、施工・使用の自由度が高く、商業スペース
および美観を妨げないばかりか装飾品としての適用も可
能である。しかも、目的に応じて、様々な吸音特性を実
現することができるので、各種の用途に広範囲に適用可
能である。
第1図は、本考案の吸音体に適用される積層材を示す概
略斜視図である。 第2図は、第1図に示される積層材のII-II線断面図で
ある。 第3a図は、本考案の吸音体の一例の概略正面図であ
る。 第3b図は、第3a図に示される吸音体のIII-III線断
面図である。 第3c図は、第3a図に示される吸音体の正面断面図で
ある。 第4図は、本考案の吸音体の残響室法吸音率を示すグラ
フである。 符号の説明 10……積層材、 12……アルミニウム繊維不織布、 14……アルミニウムエクスパンドメタル、 20……吸音体、 22……係止部材、 24……上部蓋体、 26……下部蓋体、 28……リベット、 30……金具
略斜視図である。 第2図は、第1図に示される積層材のII-II線断面図で
ある。 第3a図は、本考案の吸音体の一例の概略正面図であ
る。 第3b図は、第3a図に示される吸音体のIII-III線断
面図である。 第3c図は、第3a図に示される吸音体の正面断面図で
ある。 第4図は、本考案の吸音体の残響室法吸音率を示すグラ
フである。 符号の説明 10……積層材、 12……アルミニウム繊維不織布、 14……アルミニウムエクスパンドメタル、 20……吸音体、 22……係止部材、 24……上部蓋体、 26……下部蓋体、 28……リベット、 30……金具
Claims (6)
- 【請求項1】アルミニウムエクスパンドメタルによって
アルミニウム繊維不織布を挟み、両者を圧着した構成を
有する板状積層体を筒状に形成してなることを特徴とす
る吸音体。 - 【請求項2】前記筒状体の少なくとも一部に蓋体を有す
る請求項1に記載の吸音体。 - 【請求項3】前記筒状体が円筒形状である請求項1また
は2に記載に吸音体。 - 【請求項4】少なくとも前記筒状体の外周部を構成する
前記アルミニウムエクスパンドメタルが着色されている
請求項1ないし3のいずれかに記載の吸音体。 - 【請求項5】少なくとも一部に取り付け具および/また
は連結具を有する請求項1ないし4のいずれかに記載の
吸音体。 - 【請求項6】前記筒状体の内部に吸音材を有する請求項
1ないし5のいずれかに記載の吸音体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989148830U JPH0628266Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 吸音体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989148830U JPH0628266Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 吸音体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0387220U JPH0387220U (ja) | 1991-09-04 |
| JPH0628266Y2 true JPH0628266Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31695264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989148830U Expired - Lifetime JPH0628266Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 吸音体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628266Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030095484A (ko) * | 2002-06-10 | 2003-12-24 | 화인알루테크 주식회사 | 알루미늄을 이용한 흡음판 및 그 제조 방법 |
| KR100458507B1 (ko) * | 2002-06-17 | 2004-12-03 | 보 영 허 | 초경량 고강도 발포금속 패널, 그 패널의 제조방법 및 장치 |
| JP5617232B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2014-11-05 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 空調装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217273Y2 (ja) * | 1972-12-28 | 1977-04-19 | ||
| JPS5688300U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-15 | ||
| JPS6138699U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | エヌデ−シ−株式会社 | 吸音構造体 |
| JPS62282922A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-12-08 | 株式会社ユニツクス | 金属多孔質材およびその製造方法 |
| JPS63103299A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-07 | 日本碍子株式会社 | 金属吸音材 |
| JPH0617200U (ja) * | 1992-08-14 | 1994-03-04 | 石川島播磨重工業株式会社 | 粒子加速器における真空チェンバー |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1989148830U patent/JPH0628266Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0387220U (ja) | 1991-09-04 |
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