JPH0628363B2 - 搬送波同期検出方式 - Google Patents

搬送波同期検出方式

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JPH0628363B2
JPH0628363B2 JP59257887A JP25788784A JPH0628363B2 JP H0628363 B2 JPH0628363 B2 JP H0628363B2 JP 59257887 A JP59257887 A JP 59257887A JP 25788784 A JP25788784 A JP 25788784A JP H0628363 B2 JPH0628363 B2 JP H0628363B2
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映治 鈴木
健造 小林
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば16値直交振幅変調波用無線装置の復調器
に使用する搬送波同期検出方式の改良に関するものであ
る。
デイジタルマイクロ波方式は周波数利用効率を向上させ
る為、例えば16値直交振幅変調方式(以下16値QAM方式
と省略する)が用いられている。
この変調波を復調する為には、送信側の変調器用搬送波
と同相の復調用基準搬送波をを受信側で作り(同期状態
にあると云う)、この基準搬送波と受信した変調波とを
直交検波器で乗算して同期検波する事により復調してい
る。
そこで、受信側では上記の復調用基準搬送波が変調器用
搬送波と同期しているかどうかを常時監視しているが、
これを実施する為の回路が高価であった。
そこで、より安価な搬送波同期検出方式が要望されてい
る。
〔従来の技術〕
第4図は16値QAM波のアイパターンを示す。
図に示す様に、16値QAM波が直交検波器(図示せず)で
同期検波されている時は1チャンネル当たり識別点が4
つある為、3つのアイオープニング1を持つアイパター
ンが観測される。しかし、同期検波されない時(基準搬
送波は送信側搬送波に非同期)はアイオープニング1が
なくなる。
そこで、アイオープニングの状態を観測して搬送波の同
期/非同期状態を検出する事ができる。
検出方法の1例として、第4図に示す様に少し時間をず
らしたa及びb点でアイオープニングの信号レベルを検
出し、そのレベルが各スレッショルドレベルPath-1又は
Path-2より高いか,低いかを見る事によって搬送波の同
期状態をを識別する事が出来る。
第5図は従来例のブロック図で、上記の方法を用いたも
のである。
図において、直交検波器(図示せず)で検波された直交
する(例えばIch及びQch)ベースバンド信号がIch用
及びQch用識別器にそれぞれ加えられる。
例えば、スレッショルドレベルPath-1又はPath-2(第4
図参照)を持つ識別器2又は1,3,4に加えられたベ
ースバンド信号は、識別器1,4と排他的論理和回路
(以下EX-OR回路と省略する)6及び識別器2をそれぞ
れ通って2つの識別結果データが得られると共に、遅延
回路5によって時間τだけ異なるクロックで2点の信号
レベルがスレッショルドレベルPath-2より高いか低いか
が求められる。
即ち、搬送波の同期状態の時は、両方共ハイの状態(例
えば1)が、非同期状態の時は、ハイとロウ又はロウと
ハイの状態(例えば1,0又は0,1)が識別器3,4
から出力される。そこで、この出力をEX-OR回路7を通
すと同期状態の時は例えば全て0の状態が,非同期状態
の時は全て0の状態に1の状態が混ざった状態が積分回
路8に出力される。
積分回路8でこれを積分すると同期状態は0が、非同期
状態は0と異なるレベルが警報として外部に送出され
る。
第6図は別の従来例のブロック図を示す。
この例は第5図の場合と異なり、それぞれ異なるスレッ
ショルドレベル(例えばVとV+ΔV)を持つ識別器
9,10を用いて信号レベルを識別し、識別結果をEX-OR
回路11を介して積分回路12で積分し、前記と同じく搬送
波の同期/非同期の状態を検出している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明した様に、搬送波の同期状態を検出する為には
識別器とEX-OR回路が1つ余分に必要となる。
この為、価格が高くなると共に、電力消費が増加すると
云う問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点は、該識別器(3)と識別器(1)の出力の排他
的論理和を取って、該同相成分に対するパス1よりも所
定量だけ離れた2つのパス2の間の領域に、同相成分の
識別結果データが入った時に“1”を送出する排他的論
理和部分(16)と、該識別器(13)と識別器(15)の出力の排
他的論理和を取って、該直交成分に対するパス1よりも
該所定量だけ離れた2つのパス2の間の領域に直交成分
の識別結果データが入った時に“1”を送出する排他的
論理和部分(17)と、該排他的論理和部分(16)と排他的論
理和部分(17)の出力の論理和を取って、直交するパス1
よりも該所定量だけ離れた直交する2つのパス2の間の
領域から重複領域部分を除いた領域に、識別結果データ
が入り込んだ時に“1”を送出する排他的論理和部分(1
8)と、該排他的論理和部分(18)の出力電圧を積分する積
分部分(19)とを設け、該積分部分の出力電圧を利用して
警報を送出する様にした事を特徴とする搬送波同期検出
方式により解決される。
〔作用〕
本発明は、識別器を用いて特定領域を観測すると、非同
期時と、同期時において信号点の存在確率が異なる事が
判った。そこで、これを積分して搬送波の同期又は非同
期状態を検出する様にした。
これにより、搬送波同期検出用の識別器が不要となるの
で、コストダウンになる。
〔実施例〕
以下図示実施例により、本発明の要旨を具体的に説明す
る。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
先ず、第2図及び第3図の信号点配列図を用いて本発明
の概念を説明する。尚、第3図は第2図の第1象限のみ
を示す。第2図は同期状態にある16値QAM波の信号点の
分布を示すが、斜線の部分とそれ以外の部分にある信号
点の存在確率は丁度50%になっている。
しかし、非同期状態では第3図に示す様に各信号点は円
周上を回転する。この時、斜線部の領域を観測すればA
の信号点がこの領域に入り込む確率が増え、且つ、この
確率はBの信号点、或いはCの信号点が斜線部の領域か
ら出る確率よりも大きくなる(後述する)。
このことは斜線部とそれ以外の部分の信号点の存在確率
が50%よりずれることを意味する。即ち、斜線部と斜線
部以外の部分での信号点の存在確率の変化を監視すれ
ば、同期,非同期の判別が可能である。
以下、第3図を利用して非同期時の信号点の存在確率を
求める。ここで、A,B,C,Dの各信号点クロックタ
イミング毎に1点ずつランダムに識別されるが、非同期
時、信号点が存在すると識別される領域(斜線部内と斜
線部外)を各信号点について示したものである。
先ず、第3図でAの信号点の回転を見ると、Aの信号点
がa0からa1まで回転すると、回転角は線分0a0と線分0a1
のなす角(以下、角a00a1と省略する)となって斜線部
外から斜線部内に入り、Qch軸まで回転すると第2象限
に入る。
そして、第2象限では第2図に示す様にQch軸に対して
a1点と対称な点(図示しないが、例えばa1′点)で斜線
部外になり、Qch軸に対してa0と対称な点(図示しない
が、例えばa0′とする)で角a00a0′が90度となる。こ
れは0a0とQch軸とのなす角が45度の為である。
斜線部外に出るが、この時の角b00b1は角I40b1から角I3
0b0を引いたものであるが、sin(I30b0)=1/(1
01/2)から、角I30b0は18.4度となる。
一方、角I40b1が第3図に示す様に、39.2度だから角b00
b1は20.8度となり、第7図のBの信号点の左側の値にな
る。そして、回転角11.6度の間、斜線部外にあり、再び
斜線部に入って57.6度回転すると90度回転するが、これ
を繰り返す。
Cの信号点も上記と同様に回転角が求められるが、Dの
信号点は常に斜線部外にあるので“0”の状態にある。
即ち、第7図は非同期時における信号点の存在領域を示
す図で、信号点の検波軸に対する回転角θが0〜360度
の時の各信号点の存在する領域を示している。なお、図
中の○の中の数字は信号点の存在する象限を示す。
さて、第7図より、非同期時、A,B,C,Dの信号点
が斜線領域に入り込む確率は、 Aの信号点:56.2×4/360≒0.624 (1) Bの信号点:78.4×4/360≒0.871 (2) Cの信号点:78.4×4/360≒0.871 (3) Dの信号点: 0 (4) これらの信号点のうち1つの信号点が、ランダムに識別
されるとすると、非同期時、信号点が斜線部内に入る確
率は(1)〜(4)の平均になるので、 (0.624+0.871+0.571+0)/4=0.59 (5) となる。
一方、斜線部分から出る確率は上記と同様に、 Aの信号点:33.8×4/360≒0.38 (6) Bの信号点:11.6×4/360≒0.13 (7) Cの信号点:11.6×4/360≒0.13 (8) Dの信号点: 1 (9) これらの信号点のうちの1つの信号点が、ランダムに識
別されるとすると、非同期時、信号点が斜線部内に入る
確率は(6)〜(9)の平均になるので、0.41となる。
即ち、同期時には、A,Dの信号点、常に斜線部外にあ
るので“0”、B,Cの信号点は常に斜線部にあるので
“1”となり、第1図に示した、EX-0R 18の出力は
“0”と“1”の確率(第2図の斜線部外と斜線部内)
が50%ずつのパルス列となる。
しかし、非同期時は上記の様に0.59、または0.41とな
り、同期時と異なる値となる。
以上は第1象限の信号点にのみ着目したが、2〜4象限
の信号点も第1象限の信号点と回転対称に配列されてい
ることから(5)式の値は変わらない。
非同期時には“1”の確率即ち、第2図の斜線部内に信
号点が存在する確率が増える事が判る。
そこで、この確率の変化を検出して同期、非同期を区別
する事ができる。
第1図は本発明の1実施例のブロック図を示すが、上記
の概念を具体化したものである。
図において、識別器1〜3はIch用,13〜15はQch用の
識別器をそれぞれ示し、識別器2と14の識別結果データ
は直接,識別器1と3及び13と15はEX-OR回路16及び17
を介して識別結果データが外部に送出される。
一方、EX-OR回路16と17によりそれぞれ第2図に示した
信号点が2本の1点鎖線c,dの間の部分とc,dの外
側の部分と、2本の点線e,fの間の部分とe,fの外
側の部分に分類される。
そして、EX-OR回路18により第2図に示した信号点は斜
線の部分とそれ以外の部分とに分類される。
そして、搬送波が同期状態の時はEX-OR回路18よりマー
ク率50%の出力が、非同期状態の時はマーク率が50%よ
りも偏った出力が得られるので、これを積分回路19で積
分すると前者の場合は電圧V1が、後者の場合は電圧V
2が得られるので、電圧V1をしきい値にして電圧V2
と比較して電圧V2が電圧V1よりも高くなった時、非
同期状態を示す警報を外部に送出する事ができる。尚、
選択制御型搬送波再生回路の場合は上記の論理が取られ
ているので、検出器としては積分回路のみを備えればよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に、非同期時と同期時とで特定領
域の信号点の存在確率が異なるので、これを利用して搬
送波の同期状態を識別している。
この為、同期状態検出する為の識別器が不要となるので
コストダウンの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブロック図、 第2図は16値QAM波の信号点配置図、 第3図は第2図の第1象限の配置図、 第4図は16値QAM波のアイパターン図、 第5図は従来例のブロック図、 第6図は別の従来例のブロック図、 第7図は非同期時における信号点の存在領域を示す図で
ある。 図において、 1〜3,13〜15は識別器、 5は遅延回路、 6,7,16〜18はEX-OR回路、 8,19は積分回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同相成分に対するパス1をしきい値とする
    識別器(2)と、該同相成分に対するパス1よりも所定量
    だけ高いパス2をしきい値とする識別器(1)と、該同相
    成分に対するパス1よりも所定量だけ低いパス2をしき
    い値とする識別器(3)と、直交成分に対するパス1をし
    きい値とする識別器(14)と、該直交成分に対するパス1
    よりも所定量だけ高いパス2をしきい値とする識別器(1
    3)と、該直交成分に対するパス1よりも所定量だけ低い
    パス2をしきい値とする識別器(15)とを設け、入力する
    直交ベースバンド信号を識別して識別結果データを取出
    す符号再生部において、 該識別器(3)と識別器(1)の出力の排他的論理和を取っ
    て、該同相成分に対するパス1よりも所定量だけ離れた
    2つのパス2の間の領域に、同相成分の識別結果データ
    が入った時に“1”を送出する排他的論理和部分(16)
    と、 該識別器(13)と識別器(15)の出力の排他的論理和を取っ
    て、該直交成分に対するパス1よりも該所定量だけ離れ
    た2つのパス2の間の領域に、直交成分の識別結果デー
    タが入った時に“1”を送出する排他的論理和部分(17)
    と、 該排他的論理和部分(16)と排他的論理和部分(17)の出力
    の論理和を取って、直交するパス1よりも該所定量だけ
    離れた直交する2つのパス2の間の領域から重複領域部
    分を除いた領域に、識別結果データが入り込んだ時に
    “1”を送出する排他的論理和部分(18)と、該排他的論
    理和部分(18)の出力電圧を積分する積分部分(19)とを設
    け、 該積分部分の出力電圧を利用して警報を送出する様にし
    た事を特徴とする搬送波同期検出方式。
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JP2550041B2 (ja) * 1986-12-26 1996-10-30 株式会社東芝 クロック再生方式
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JPS61135262A (ja) 1986-06-23

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