JPH0628483B2 - 電線管用管継手のロックナット - Google Patents

電線管用管継手のロックナット

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JPH0628483B2
JPH0628483B2 JP63008994A JP899488A JPH0628483B2 JP H0628483 B2 JPH0628483 B2 JP H0628483B2 JP 63008994 A JP63008994 A JP 63008994A JP 899488 A JP899488 A JP 899488A JP H0628483 B2 JPH0628483 B2 JP H0628483B2
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lock nut
piping
pipe
connector
diameter
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英一 中沢
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電線管用管継手のロックナットに関し、詳
しくは電線管を配管ボックス等に連結するための管継手
において、オネジ付コネクタと組み合わせて用いるロッ
クナットに関するものである。
〔従来の技術〕
各種建築物等での電線管の配管施工において、いわゆる
アウトレットボックス、コンクリートボックス等の配管
ボックスに電線管を連結するための管継手は、配管を嵌
合接続するコネクタと、このコネクタをボックスに取付
固定するロックナットから構成されている。
従来の管継手および配管ボックスの構造を第5図に例示
しており、配管ボックス1の側面には管継手を連結する
ためのノックアウト10が設けてある。ノックアウト1
0は、配管ボックス1の壁面にほぼC字形の切り込みを
形成したものである。そして、配管ボックス1の側壁に
形成された多数のノックアウト10のうち、必要な部分
のノックアウト10を突き破って配管孔11を貫通さ
せ、この配管孔11に管継手2を連結する。
管継手2はコネクタ20とロックナット21からなり、
概略円筒状をなすコネクタ20は、配管3を嵌合接続す
るための接続部22とオネジ部23を備えており、この
オネジ部23を配管ボックス1の配管孔11に通した
後、メネジを有する円環状のロックナット21をオネジ
部23にねじ込み、配管ボックス1の側壁を締めつけて
固定するようになっている。したがって、ロックナット
21の外径は、配管ボックス1の側壁に当接して確実に
締めつけることができるとともに、ロックナット21の
ねじ込み操作ができるように、配管孔11の内径に比べ
てかなり大きく形成されている。なお、コネクタ20に
ついても、配管孔11の内径よりは大きく形成する必要
があるが、ロックナット21のように締めつけ動作をす
る必要がないので、ロックナット21に比べれば小さく
てもよい。
ノックアウト10、すなわち配管孔11の内径は、取り
付ける配管3および管継手2の呼称サイズ(呼び径とも
称する)に合わせて作られており、配管孔11と管継手
2とは、同サイズのものを組み合わせて使用するよう
に、規格化されている(例えばJIS等の製造規格)。
ところが、近年、管継手2を本来の呼称サイズよりひと
つ上の呼称サイズの大きな配管孔11と組み合わせて使
用することもできるように、管継手2のロックナット2
1の外径を大き目に形成しておくことが考えられ、この
ようなロックナット21は、本来の呼称サイズとひとつ
上の呼称サイズとの異径サイズ兼用型となっている。
配管ボックス1には、第6図に示すように、ひとつの側
面に2個のノックアウト10、すなわち配管孔11を備
えたもの〔第6図(a)〕、あるいは3個の配管孔11を
備えたもの〔第6図(b)〕等が規格化されている。
例えば、第6図(a)では内径d1と内径d2の大小2種
の配管孔11が設けてある。通常の配管ボックス1に
は、このように大小の呼称サイズの配管孔11(内径d
1およびd2)が並べて設けられることが多い。この配
管ボックス1に、前記した異径サイズ兼用型のロックナ
ット21を取りつけるには、ロックナット21の外径D
を、配管孔11の最大内径d2よりも大きく形成してお
けば、両方の配管孔11に兼用できることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図(a)に示すような2個の配管孔11を設けた配管
ボックス1の場合、配管孔11の配管ピッチP1が充分
に広いので、上記のような、異径サイズ兼用型の大きな
ロックナット21を取り付けることができるが、第6図
(b)に示す3個の配管孔11を設けた、いわゆる三つ孔
配管ボックス1の場合には、配管孔11の配設ピッチP
2が狭くなっているため、異径サイズ兼用型の大きなロ
ックナット21を取り付けることができないという問題
があった。すなわち、上記ロックナット21の外径Dが
配設ピッチP2よりも大きいので、取り付け不可能にな
るのである。そのため、三つ孔配管ボックス1の場合に
は、配管孔11の呼称サイズ毎に専用のロックナット2
1を使用しなければならず、極めて面倒で手間のかかる
欠点があった。
そこで、この発明の課題は、上記のような配管孔の配設
ピッチが狭い配管ボックスに対しても使用することがで
きる、異径サイズ兼用型のロックナットを提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明のロックナット
は、その内面には、前記コネクタの呼称サイズに合わせ
た規格寸法どおりのメネジが形成され、片面側の外径
が、前記コネクタの呼称サイズよりも大きい呼称サイズ
のロックナットの外径の規格寸法と同じか、それよりも
大きく形成されているとともに、反対面側の外径が、前
記コネクタの呼称サイズと同じ呼称サイズのロックナッ
トの外径の規格寸法に形成されていて、片面側および反
対面側の何れの側からでも、コネクタのオネジにロック
ナットのメネジをねじ込んで締め付け可能になってい
る。
〔作 用〕
このようなロックナットを使用すれば、管継手を取り付
ける配管孔の配設ピッチが前記片面側の外径よりも狭い
場合に、隣り合うロックナットの表裏を交互に変えて取
り付ければ、隣り合うロックナット同士は、外径の大き
な側と小さな側とが向かい合い、外径の大きな側同士は
前後に食い違って取り付けられることになるので、従来
のように、全体が同じ大きな外径のロックナット同士を
隣合わせるのに比べ、はるかに狭い配設ピッチしか必要
とせず、従来使用できなかったような、配設ピッチの狭
い配管孔にも取り付けることが可能になる。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、実施例を示す図面を参照しなが
ら、以下に詳しく説明する。
第1図はロックナットおよびコネクタの斜視図を示して
おり、概略円筒状のコネクタ4には、配管を連結するた
めの接続部40とオネジ部43とが設けられてあり、こ
のコネクタ4の形状や構造は通常の管継手に使用されて
いるものと同様のものであり、詳細な説明は省略する。
なお、コネクタ4の外径D3は、兼用する配管孔の呼称
サイズのうち、大きい方の配管孔の内径よりは大きいと
ともに、三つ孔配管ボックスの配管孔の配設ピッチより
は小さいものを使用する。但し、従来の異径サイズ兼用
型のロックナットと組み合わせて使用されていた、コネ
クタの規格寸法が上記のような条件を満たせば、従来と
同様のコネクタを使用できる。
ロックナット5は、概略円環状をなし、中央内面に、上
記コネクタ4のオネジ部43にねじ込むためのメネジ5
0が形成されている。このメネジ50および前記オネジ
部43のネジ径は、配管または配管孔の呼称サイズによ
って決まる規格寸法になっている。ロックナット5の片
面側には比較的大きな大径部51が形成され、反対面側
には比較的小さな小径部52が形成されており、両者の
間に段差がついている。
大径部51の外径D1は、本来の呼称サイズの規格寸法
よりも大きい、ひとつ上の呼称サイズの規格寸法、すな
わち、ひとつ上の呼称サイズの配管孔の内径よりも大き
く形成されている。反対面側の小径部52の外径D
2は、本来の呼称サイズの規格寸法、すなわち呼称サイ
ズの配管孔の内径よりも大きな程度に形成されている。
大径部51の幅は、ロックナット5の全幅の1/2以下
になっており、後述する配管孔への取り付けの際に、隣
り合うロックナット5の表裏を交互に変えて隣合わせた
ときに、大径部51が前後に食い違って取り付けられる
ようになっている。
なお、ロックナット5の外周には、通常のロックナット
と同様に、ねじ込み操作を行い易くするために、歯車状
の凹凸が設けられたり、外径が六角形等の非円形に形成
されたりする場合もある。この場合には、前記した外径
D1およびD2は、周方向の最大外径を示すものとす
る。
このようなロックナット5およびコネクタ4の使用状態
を第2図に示しており、配管ボックス1は通常の三つ孔
配管ボックスであり、側壁に設けられた3個の配管孔1
1の配設ピッチP2や内径d1およびd2は、第6図
(b)に示す従来例の場合と同じである。
この配管ボックス1に対して、コネクタ4とロックナッ
ト5からなる管継手を取り付ける。コネクタ4のオネジ
部43を配管孔11に通した後、オネジ部43にロック
ナット5をねじ込んで締めつけるが、このとき、3個の
配管孔11に対するロックナット5の表裏を交互に変え
ている。すなわち、図中上下端の2個の配管孔11で
は、ロックナット5の小径部52(外径D2)が配管ボ
ックス1の側壁に当接し、図中真中の1個の配管孔11
では、ロックナット5の大径部51(外径D1)が配管
ボックス1の側壁に当接するように取り付けるのであ
る。
したがって、隣り合うロックナット5同士では、小径部
52と大径部51とが互いに隣り合い、大径部51同士
は表裏で食い違った状態で取り付けられる。そのため、
ロックナック5を取り付けるために必要な最小ピッチP
0は、大径部51同士が隣り合った場合に比べて小さく
てなり、第6図(b)に示す従来例では取り付けられなか
った、狭い配管孔11の配設ピッチP2に対しても、充
分に取り付けられることになる。
上記取り付け可能な最小ピッチP0は、 P0=(D1+D2)/2 で計算されるので、このP0よりも大きな配設ピッチP
2を有する配管孔11であれば取り付け可能である。逆
にいえば、配管孔11の配設ピッチP2に合わせて、P
0がP2よりも小さくなるように、P0すなわちロック
ナット5の大小の外径D1およびD2を設定すればよ
い。
呼称サイズがひとつ上の配管孔11には、ロックナット
5の大径部52が側壁側に当接するようにして取り付け
るが、上記のような三つ孔配管ボックス1の場合、第6
図(b)にも示すように、大きな呼称サイズの配管孔11
(内径d2)と小さな呼称サイズの配管孔11(内径d
1)とが並んでいるので、この大径の配管孔11にロッ
クナット5の大径部51が当接するように、ロックナッ
ト5の配置を行う。
ロックナット5の形状としては、上記に説明したよう
に、両面の外径D1とD2とが異なっていて、大きい方
の外径D1よりも狭い配設ピッチの配管孔に表裏を交互
に変えて取り付けたときに、、大きい方の外径D1部分
が前後に食い違って取り付けられる形状であればよく、
図示した段差状のもの以外の形状でも実施でき、例え
ば、第3図に示すように、外径D1からD2へとテーパ
ー状に変化させた形状のものでもよい。
上記実施例では、本来の呼称サイズとひとつ上の呼称サ
イズに兼用させるとともに、三つ孔配管ボックスに取り
付け可能にされることを条件にして、ロックナット5の
外径D1とD2の寸法を設定していたが、用途や目的に
よっては、ロックナット5の外径D1とD2の設定条件
を変えることもできる。例えば、本来の呼称サイズとふ
たつ上の呼称サイズまでを兼用できるようにしたり、異
なった規格の配管ボックスに兼用できるようにしたり、
上記した通常の三つ孔配管ボックスよりもさらに狭い配
設ピッチの配管孔に使用できるようにすることもでき
る。
なお、コネクタ4については、従来の異径サイズ兼用型
のロックナットと組み合わせて使用されていたものが使
用できる場合もあるが、第4図に示すように、大きな円
形の左右を切り落とした形状のコネクタ4を使用し、配
管孔11の配設ピッチが狭い場合には、切り落とした側
が隣り合うようにして取り付けると、円弧部の外径D4
よりも狭い、切り落とし部の外径D3が最小取り付けピ
ッチP0になるので、取り付け可能な配管孔11の配設
ピッチ範囲が拡がる。この場合、大きな内径の配管孔1
1に取り付ける場合には、幅の広い円弧部の側面で、配
管ボックス1の側壁に当接して良好に締め付けることが
できる。
コネクタ4に配管3を接続するための接続部40の詳細
な構造は、図示を省略しているが、通常の管継手と同様
の、適宜の接続機構や手段が設けられたものを使用す
る。
この発明のロックナット5を設けた管継手は、図示した
アウトレットボックスのほか、コンクリートボックスや
スイッチボックス等の各種配管ボックス、その他適宜の
壁面部分に配管を連結するための管継手として使用する
場合にも、適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上に説明した、この発明にかかるロックナットは、外
径の大きな側を配管孔の側壁に当接するようにすれば、
本来の呼称サイズよりも大きな配管孔に対しても、管継
手を取り付けることができるとともに、狭い配設ピッチ
で隣り合う配管孔に対しては、配管孔の壁面に、外径の
大きな側と小さな側とが交互に当接するように、表裏を
変えて取り付けることによって、取り付け可能な配管孔
の配設ピッチを、従来よりも狭くすることができる。
したがって、異径サイズ兼用型のロックナットとして使
用できると同時に、従来の異径サイズ兼用型のロックナ
ットでは不可能であった、ロックナットの最大外径より
も狭い配設ピッチの配管孔に対しても、管継手を取り付
けることが可能になる。
すなわち、従来のように、配設ピッチの狭い配管孔に対
してだけ、専用型のロックナットを用いていた手間と面
倒がなくなり、配管施工の能率化および施工コストの低
減に大きく貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のロックナットおよびこれと組み合わ
せて使用するコネクタの斜視図、第2図は使用状態の半
断面図、第3図はロックナットの別の実施例を示す斜視
図、第4図はコネクタの別例を示す斜視図、第5図は従
来例の使用状態の斜視図、第6図は配管ボックスの側面
図である。 5……ロックナット、50……メネジ、51……大径
部、52……小径部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線管用管継手として、オネジ付コネクタ
    と組み合わせて使用されるロックナットであって、内面
    には、前記コネクタの呼称サイズに合わせた規格寸法ど
    おりのメネジが形成され、片面側の外径が、前記コネク
    タの呼称サイズよりも大きい呼称サイズのロックナット
    の外径の規格寸法と同じか、それよりも大きく形成され
    ているとともに、反対面側の外径が、前記コネクタの呼
    称サイズと同じ呼称サイズのロックナットの外径の規格
    寸法に形成されていて、片面側および反対面側の何れの
    側からでも、コネクタのオネジにロックナットのメネジ
    をねじ込んで締め付け可能になっていることを特徴とす
    る電線管用管継手のロックナット。
JP63008994A 1988-01-18 1988-01-18 電線管用管継手のロックナット Expired - Lifetime JPH0628483B2 (ja)

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