JPH06284860A - ネギ類の鮮度保持方法 - Google Patents

ネギ類の鮮度保持方法

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JPH06284860A
JPH06284860A JP9888393A JP9888393A JPH06284860A JP H06284860 A JPH06284860 A JP H06284860A JP 9888393 A JP9888393 A JP 9888393A JP 9888393 A JP9888393 A JP 9888393A JP H06284860 A JPH06284860 A JP H06284860A
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oxygen
carbon dioxide
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freshness
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JP9888393A
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Inventor
Naoichi Sakota
直一 迫田
Takatoshi Koyakumaru
孝俊 小役丸
Kenji Adachi
憲司 安達
和宏 ▲さこ▼田
Kazuhiro Sakota
Yoshinori Ono
嘉則 小野
Motonaga Shimizu
基修 志水
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネギ類の鮮度保持手段としての新しい環境を求
め、ネギ類に適した優れた鮮度保持方法を開発しようと
すること。 【構成】ネギ類を密閉あるいは半密閉容器に入れ、二酸
化炭素発生剤及び酸素発生剤の少なくとも1種を内包せ
しめて、ネギ類を、酸素濃度2%以上、二酸化炭素濃度
4%以上(いずれもバランスガスは窒素)の環境下に保
持すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネギ類の鮮度保持方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】我々が食品として利用している青果物
は、その利用部位が根、茎、葉、花、実及び種と多岐に
亙っているだけでなく、同じ部位の利用であってもその
利用熱度の段階も大きく異なっている。例えば、果菜類
ではキヌサヤエンドウやキュウリは幼果を利用している
し、トマトは完熟果を利用している。また、これら果菜
類とネギ類等の葉菜類とは、当然生理が異なり、野菜は
個々にその生理が異なるといっても過言ではない。従っ
て、青果物の鮮度保持を考える際には、個々の青果物の
生理を掌握し、個々の青果物の生理に合った鮮度保持方
法を見いださなければならない。
【0003】近年、食卓が豊かになるに従って、薬味と
してのネギ類の消費量が増大してきており、栽培地も年
々増大し、施設栽培も増えてきて、ほぼ周年出荷が行わ
れるようになってきている。しかしながらネギ類は生長
が盛んであることから、代謝活性が高く、品質低下が激
しいために、輸送及び貯蔵に際しては極めて取扱いにく
い部類の野菜である。
【0004】ネギ類の品質低下は外観的な黄化や萎れや
腐れとして現れ易く、このため、特に気温の高い春から
秋までの時期の輸送や貯蔵が極めて難しくなっており、
効果の高い鮮度保持方法の開発が待たれている。
【0005】またネギ類を予冷した後、保冷容器に詰め
て行う従来の保冷輸送に於いては、ネギ類は葉部が中空
であるため、品温が容易に上昇するため、効果にばらつ
きが多く、安定した品質の保持は大変難しくなってい
る。
【0006】一方、ネギ類の輸送数量は年毎に多くなっ
てきており、大量輸送に適した包装形態でしかも鮮度保
持効果の高い鮮度保持方法の開発が待たれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ネギ類の従来の鮮度保持における上記難点
を解決することである。即ち従来のネギ類の鮮度保持は
他の青果物と同様に一般的な青果物の鮮度保持対策に則
って行われてきたものである。
【0008】本発明はネギ類の鮮度保持に関する挙動就
中酸素−二酸化炭素の濃度(窒素バランス下:バランス
ガスに窒素ガスを使用する)関係を基本とし、ネギ類の
鮮度保持手段としての新しい環境を求め、惹いては従来
の欠点を解消しうるネギ類に適した優れた鮮度保持方法
を開発しようとするものである。ここで言うネギ類と
は、大ネギ、小ネギ、ワケギ、アサツキ、ニラ及び根深
ネギ等ネギ類一般を意味する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題はネギ類を密閉
或いは半密閉容器に入れ、二酸化炭素発生剤又は、(及
び)酸素発生剤を内包せしめ、迅速に酸素濃度を2%以
上、二酸化炭素濃度を4%以上のガス環境下(窒素バラ
ンス下)に、更に好ましくは夏場の30℃を超す高温期
に於いては酸素濃度を6%以上、二酸化炭素濃度を9%
以上のガス環境下に保持することにより解決される。
【0010】本発明者は上記の問題点を克服し、より良
い鮮度保持方法を見いだすためにネギ類を窒素バランス
の種々の酸素濃度並びに二酸化炭素濃度のガス環境下に
貯蔵して検討を重ねた。
【0011】その結果、酸素濃度を2%以上に保持する
と共に、二酸化炭素濃度を4%以上に高くした環境下に
ネギ類を保存することにより、極めて良好な鮮度保持で
きることをみいだした。
【0012】特に、夏場の30℃を超す高温期に輸送を
行う場合には、好ましくは酸素濃度を6%以上に保持す
ると共に、二酸化炭素濃度を9%以上に高くしたガス環
境下にネギ類を保存することにより、ネギ類の変質を防
ぎ良好に鮮度を保持出来ることをみいだした。
【0013】この高二酸化炭素の効果は、空気中の酸素
濃度とほぼ等しい20〜22%程度の高酸素濃度下でも
認められる。しかし、酸素濃度が2%より低い場合に
は、特に逆に高い二酸化炭素濃度は、アセトアルデヒド
やエチルアルコールの発生を促進したり萎凋や腐敗や異
臭を発生し、鮮度保持とは逆行する。この減少は特に夏
場の高温期の如く30℃をこえる場合に著しく、酸素濃
度を更に6%以上とすることが、この減少の防止に特に
有効であることも判明した。
【0014】これら種々検討の結果、ネギ類は低酸素濃
度のみの環境下では、呼吸量は抑制されるが葉の黄化の
抑制作用は少ないこと。一方、二酸化炭素濃度を高くす
ると黄化の抑制作用が顕著となり、呼吸量も抑制される
こと。しかし、酸素濃度が2%を下回るような低酸素濃
度条件下で、二酸化炭素濃度を高くすると、酸素の取り
込み量が過剰に抑制され、嫌気呼吸が激しくなり組織が
変質することがわかった。
【0015】従って、従来行われてきた小ネギやニラの
窒素ガス置換包装等で効果を求めるのは極めて難しいと
考えれらる。また同じ、酸素濃度2%以上、二酸化炭素
濃度4%以上、更に好ましくは夏場の30℃を超える高
温期に於いては酸素濃度6%以上、二酸化炭素濃度9%
以上のガス環境を、プラスチックフィルムだけを用いる
単純なMA(Modified Atmosphere)包装で達成できたと
しても、MA包装ではプラスチックフィルムで青果物を
包装し、内部の青果物の呼吸消耗により発生する二酸化
炭素と酸素の消費とを利用してガス環境を構築するた
め、構築に時間を要することと、青果物含有栄養分の消
耗があり、青果物を包装した最初から、二酸化炭素発生
剤を内包或いは更に酸素発生剤を内包させて、迅速に上
記ガス環境を構築する本発明の方法とでは、鮮度保持効
果に当然ながら差異が生じる。
【0016】
【発明の作用並びに構成】本発明法の基本は、上記の通
りネギ類を密閉或いは半密閉容器に入れ、二酸化炭素発
生剤又は、(及び)酸素発生剤を内包せしめ、酸素濃度
2%以上で二酸化炭素濃度4%以上のガス環境下に、特
に好ましくは夏場の高温期には酸素濃度6%以上、二酸
化炭素濃度9%以上のガス環境下にネギ類を保持するこ
とである。その代表的具体例としての態様を示せば以下
の通りである。即ち、
【0017】ネギ類を密閉乃至半密閉容器に入れ、二
酸化炭素発生剤を内包させるか、或いは更に酸素発生剤
を内包させる。
【0018】ネギ類をプラスチックフィルムからなる
ルーズな半密閉容器、或いはパーフォレーション加工プ
ラスチックフィルムパックからなる半密閉容器、或いは
酸素ガス透過度が8000ml/m2・1atm・24h以上
のプラスチックフィルムからなる密閉容器に入れ、二酸
化炭素発生剤を内包させるか、或いは更に酸素発生剤を
内包させる。
【0019】ネギ類を発泡スチロールからなる半密閉
容器、或いは等圧下での酸素ガス透過度が3000ml/
m2・24h以上の発泡スチロールからなる密閉容器に入
れ、二酸化炭素発生剤を内包させるか、或いは更に酸素
発生剤を内包させる。
【0020】ネギ類をプラスチックフィルムを複合す
る段ボールケースに入れ、二酸化炭素発生剤を内包させ
るか、或いは更に酸素発生剤を内包させる。
【0021】ネギ類を二酸化炭素ガス透過度が100
000ml/m2・1atm・24h以下、好ましくは100
000〜10000ml/m2・1atm・24hのプラスチ
ックフィルムからなる密閉包装に入れ、酸素発生剤を内
包する。
【0022】上記の態様は、ネギ類を密閉容器或いは
半密閉容器に入れ、二酸化炭素発生剤或いは酸素発生剤
を単独に内包させるか、或いは更に二酸化炭素発生剤と
酸素発生剤の両方を内包させる。本態様の基本は、種々
のガス透過度のプラスチックの単独或いは複合容器(フ
ィルム包装を含む)にネギ類を入れ、容器のガス透過度
或いはガスの流通程度に合わせて、二酸化炭素の発生す
る能力の異なる成分を内包せしめるか、或いは酸素を発
生する能力の異なる成分を内包せしめるか、更には二酸
化炭素を発生する成分と酸素を発生する成分との両方を
内包せしめて、酸素及び二酸化炭素を所定濃度に調節し
ようとするものである。
【0023】この際容器に使用するプラスチックとして
は通常高密度ポリエチレン(密度0.93以上、HDP
E)、低密度ポリエチレン(密度0.93未満、LDP
E)、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PET)、
ブタジエンラバー(BR)、エチレン酢酸ビニル共重合
体(PVAc)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレ
ン(PS)等であり、成型単独容器或いは複合容器、成
型発泡容器、場合によっては袋状容器として使用しても
よい。更にはパーフォレーション加工等を施しても良
い。
【0024】なお半密閉容器とは主に容器の構造乃至形
状を表し、ガスの透過性をいうものではない。更に詳し
くは容器素材のガスの透過性に加味して容器の構造乃至
形状として一部が空いている構造乃至形状を示し、容器
ばかりでなく、フィルム、シート等による包装も含まれ
る。
【0025】酸素発生剤としては酸素を発生しうるもの
であればよく、たとえば過炭酸ソーダ、過硫酸ソーダ、
過酸化ソーダ、過酸化カリ等の具体例として例示でき
る。内包の手段としても特に限定されず、所望する酸素
量を発生しうる手段であればよい。
【0026】また二酸化炭素発生剤としては、二酸化炭
素を発生しうるものであればよく、その具体例としては
たとえば炭酸カルシウムと有機酸或いは重炭酸ソーダと
有機酸、無機酸との組合わせ或いは更に無機塩類や無機
フィラー等を加えたもの等を挙げることができ、その内
包手段も酸素発生剤の場合と同様である。有機酸及び無
機酸としては、たとえばクエン酸、フマル酸、メタ燐酸
等を例示出来る。また無機酸塩としてはたとえば硫酸バ
リウム、硫酸ナトリウムを例示出来る。無機フィラーと
してはたとえばクレー、ゼオライトを例示出来る。これ
等無機酸塩や無機フィラーは発生速度を制御する。
【0027】の態様は、の態様の具体的な形の一つ
であり、その基本は空気の透過や流通により酸素濃度を
所定の値となし、空気では不足する二酸化炭素を別途発
生せしめて、二酸化炭素濃度を所定の値に調節しようと
するものである。
【0028】或いは更に流入する空気だけでは酸素が不
足する場合には、酸素発生剤をも使用して二酸化炭素濃
度並びに酸素濃度を所定の値に調節しようとするもので
ある。
【0029】このため空気が流通しうるパーフォレーシ
ョン加工プラスチックフィルムを使用するか、ルーズな
封緘とするものである。また酸素ガス透過度が8000
ml/m2・1atm・24h以上のフィルムからなる密閉容
器であれば、ほぼ必要量の酸素が容器内に外気より透過
してくることとなるので、これも本発明の態様の一つと
いうことができる。もちろん不足する場合には酸素発生
剤を内包させれば良い。
【0030】この方法でのルーズなシールの容器或いは
パーフォレーション加工を施した容器のプラスチックと
してはLDPE、PVAc、HDPE、PP、PET、
PA、PS、BR等が使用できる。
【0031】密閉容器に用いる酸素ガス透過度が800
0ml/m2・1atm・24h以上のプラスチックフィルム
とはLDPE、EVAc、HDPE、BR等を素材とす
るものが例示出来、その容器、各種ガス発生剤はの態
様の場合と同じである。
【0032】の態様もの態様の具体的な形の一つで
あり、の態様と基本は同じであるが、半密閉容器或い
は密閉容器として発泡性ポリスチレンビーズを発泡成型
して作成した容器や、発泡ポリスチレンシートを熱成型
或いは貼り併せて作成した容器を用い、二酸化炭素発生
剤或いは更に酸素発生剤を内包する。発泡ポリスチレン
を初めとして、樹脂の発泡体も気泡を形成する樹脂薄膜
の癒着したフィルムの一形態であり、の態様の具体的
な形の一つである。
【0033】ここでの密閉容器の具体例としては蓋との
間に間隙がなく、きっちりと蓋が出来る容器を例示で
き、容器内に酸素ガスを封入した時の酸素の透過量が3
000ml/m2・24h以上の容器であれば良い。
【0034】一方、半密閉容器の具体例としては、蓋と
の間に間隙を設けたものか、或いは容器の一部に開口部
を設けたもの、更には両者が複合するものであれば良
い。本来、その素材としては、ポリスチレンの他に上記
条件に合致するものであれば、何でも良く、発泡ポリウ
レタンを初めとして、にあげたプラスチックの発泡体
が適宜選択して使用できる。本態様の容器自体は従来か
ら流通によく用いられてきた容器であり、大量輸送に用
いられている。また、内包する各種ガス発生剤はの態
様の場合と同じである。
【0035】の態様もの態様の具体的な形の一つで
あり、段ボールケースにプラスチックフィルムを複合し
たものを容器として用い、二酸化炭素発生剤或いは更に
酸素発生剤を内包する。複合するプラスチックフィルム
としては、にあげたものを適宜選択して使用できる。
また、複合段ボールケースの形態としてはJIS−Z−
1507に規定されている最も一般的な0201型や0
206、0212、0303、0309型等比較的密閉
し易い型や或いは規定の無い一枚の段ボールシートから
組み上げた箱等、基本的にはあらゆる形式から適宜選択
して使用できる。また封緘方法もテープ貼り、糊付け、
ワイヤーステッチャー等適宜選択して使用できる。この
態様は取扱、作業の容易な包装形態であり、大量輸送容
器として優れた利点を持っている。この場合にもで挙
げた二酸化炭素発生剤や酸素発生剤が利用出来る。
【0036】の態様は容器内に二酸化炭素を内包せし
めておき、酸素を発生剤より発生せしめて夫々を所定の
濃度に調節しようとするものである。プラスチックとし
てはHDPE、EVAc、LDPE、BR、PP、PS
等である。発生剤はの場合と同様である。
【0037】本発明においてはネギ類の黄化と密接な関
係があるエチレンに対する除去剤等を併用すると、更に
高い効果が期待できることは言うまでもない。この際使
用されるエチレン除去剤としては、従来から知られてい
るものが広く使用され、その他別途本出願者が新たに開
発したエチレン除去剤を使用してもよい。この新しいエ
チレン除去剤はたとえば特開平4−84865号、及び
特開平4−141073号更には特願平2−86688
号に開示されたものである。
【0038】
【実験例】以下に実験例を挙げて本発明を説明する。
【0039】
【実験例1】表1に示す各種ガス環境下で小ネギを貯蔵
(20℃及び30℃、30日間)した時の酸素取り込み
量と貯蔵終了時の葉の状況等を調査した。この結果を表
1に示す。但し各処理区ともバランスガスとして窒素を
用いた。表中の酸素取り込み量の単位はl/kgFW・3da
ysである。
【0040】
【表1】
【0041】表1中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:やや悪い(商品価値限界) ×:悪い
【0042】
【実験例2】15μm厚の高密度(密度:0.935)
ポリエチレン(HDPE)フィルム、25μm厚の低密
度(密度:0.915)ポリエチレン(LDPE)、5
5μm厚のLDPEフィルム、25μm厚のエチレン酢
酸ビニル共重合(EVAc)フィルム(エチレン:83
%)、15μm厚のブタジエンラバー(BR)フィル
ム、及びパーフォレーション加工55μm厚のLDPE
フィルムの6種のフィルムと二酸化炭素発生剤や酸素発
生剤を用いて小ネギを貯蔵(30℃、3日間)した時の
フィルム内ガス組成及び貯蔵終了時の葉の状況等を表2
に示す。また使用したフィルムのガス透過度を以下に示
す。
【0043】 HDPE 15μm O2 13000ml/m2・1atm・24h CO2 45000ml/m2・1atm・24h LDPE 25μm O2 7100ml/m2・1atm・24h CO2 28700ml/m2・1atm・24h LDPE 55μm O2 4200ml/m2・1atm・24h CO2 14200ml/m2・1atm・24h EVAc 25μm O2 13500ml/m2・1atm・24h CO2 79000ml/m2・1atm・24h BR 15μm O2 30000ml/m2・1atm・24h CO2 130000ml/m2・1atm・24h
【0044】パーフォレーション加工55μmLDPE
フィルム:0.5mmφの細孔を平米当たり30個開けた
フィルム
【0045】
【表2】
【0046】表2中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:ややい(商品価値限界) ×:悪い
【0047】
【実験例3】20μm厚の延伸ポリプロピレン(OP
P)フィルムと二酸化炭素発生剤を用いて小ネギを貯蔵
(0℃、7日間)した時のフィルム内ガス組成及び貯蔵
終了時の葉の状況等を表3に示す。また使用したフィル
ムのガス透過度を以下に示す。
【0048】 OPP 20μm O2 2400ml/m2・1atm・24h CO2 7700ml/m2・1atm・24h
【0049】
【表3】
【0050】表3中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:やや悪い(商品価値限界) ×:悪い
【0051】
【実験例4】0201型普通段ボールケース、30μm
厚さのLDPEフィルムを表ライナにラミネート加工し
た0201型フィルムラミネート段ボールケース、及び
発泡スチロールケースにワケギを詰め、二酸化炭素発生
剤を適宜用いて貯蔵(15℃、4日間)した時のケース
内ガス組成と貯蔵終了時の葉の状況等を表4に示す。ま
た段ボールケースの封緘はテープI字貼りを用いた。
【0052】ここで上記の段ボールケースは普通段ボー
ルケース、フィルムラミネート段ボールケースともにA
−220×SCP−125×A−220の原紙構成のA
Fを用いた。尚、フィルムのラミネートは段ボール表ラ
イナ層間にサンドイッチ状にラミネートした(A−18
0+30μmLDPE+クラフト40)。
【0053】
【表4】
【0054】表4中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:やや悪い(商品価値限界) ×:悪い
【0055】
【実験例5】表5に示す各種ガス環境下でニラを貯蔵
(20℃及び30℃、3日間)した時の酸素取り込み量
と貯蔵終了時の葉の状況等を調査した。この結果を表5
に示す。但し各処理区ともバランスガスとして窒素を用
いた。表中の酸素取り込み量の単位はl/kgFW・3days
である。
【0056】
【表5】
【0057】表5中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:やや悪い(商品価値限界) ×:悪い
【0058】
【実験例6】20μm厚の低密度(密度:0.915)
ポリエチレン(LDPE)、20μm厚の延伸ポリプロ
ピレン(OPP)フィルムの2種のフィルムと二酸化炭
素発生剤や酸素発生剤を用いてニラを貯蔵(25℃、3
日間)した時のフィルム内ガス組成及び貯蔵終了時の葉
の状況等を表6に示す。また使用したフィルムのガス透
過度を以下に示す。
【0059】 LDPE 20μm O2 8500ml/m2・1atm・24h CO2 38000ml/m2・1atm・24h OPP 20μm O2 2400ml/m2・1atm・24h CO2 7700ml/m2・1atm・24h
【0060】
【表6】
【0061】表6中の評価は以下の基準に従う。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:普通 □:やや悪い(商品価値限界) ×:悪い
【0062】
【発明の効果】上記で説明した通り本発明法によればネ
ギ類の鮮度を極めて良好に保持でき、貯蔵或いは常温で
の流通過程においても極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲さこ▼田 和宏 茨木市桑田町8−28 レンゴー株式会社茨 木寮 (72)発明者 小野 嘉則 茨木市桑田町8−28 レンゴー株式会社茨 木寮 (72)発明者 志水 基修 寝屋川市高柳5−39−24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネギ類を密閉あるいは半密閉容器に入れ、
    二酸化炭素発生剤及び酸素発生剤の少なくとも1種を内
    包せしめて、ネギ類を、酸素濃度2%以上、二酸化炭素
    濃度4%以上(いずれもバランスガスは窒素)の環境下
    に保持することを特徴とするネギ類の鮮度保持方法。
  2. 【請求項2】上記環境が30℃以上の場合に酸素濃度を
    6%以上、二酸化炭素濃度を9%以上とする請求項1に
    記載のネギ類の鮮度保持方法。
  3. 【請求項3】ネギ類をプラスチックフィルムからなるル
    ーズな半密閉容器、或いはパーフォレーション加工プラ
    スチックフィルムパックからなる半密閉容器、或いは酸
    素ガス透過度が8000ml/m2・1atm・24h以上の
    プラスチックフィルムからなる密閉容器に入れ、二酸化
    炭素発生剤を内包せしめるか、或いは更に酸素発生剤を
    内包せしめることを特徴とする請求項1に記載のネギ類
    の鮮度保持方法。
  4. 【請求項4】ネギ類を発泡スチロールからなる半密閉容
    器、或いは酸素ガス透過度が3000ml/m2・24h以
    上の発泡スチロールからなる密閉容器に入れ、二酸化炭
    素発生剤を内包せしめるか、或いは更に酸素発生剤を内
    包せしめることを特徴とする請求項1に記載のネギ類の
    鮮度保持方法。
  5. 【請求項5】ネギ類をプラスチックフィルム複合段ボー
    ルケースに入れ、二酸化炭素発生剤を内包せしめるか、
    或いは更に酸素発生剤を内包せしめた後、封緘を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載のネギ類の鮮度保持方
    法。
  6. 【請求項6】ネギ類を二酸化炭素ガス透過度が1000
    00ml/m2・1atm・24h以下の密閉容器に入れ、酸
    素発生剤を内包せしめ、容器内の酸素濃度を6%以上、
    二酸化炭素濃度を9%以上に保つことを特徴とする請求
    項1に記載のネギ類の鮮度保持方法。
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Cited By (1)

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