JPH0628539U - 天井構造 - Google Patents
天井構造Info
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- JPH0628539U JPH0628539U JP6300492U JP6300492U JPH0628539U JP H0628539 U JPH0628539 U JP H0628539U JP 6300492 U JP6300492 U JP 6300492U JP 6300492 U JP6300492 U JP 6300492U JP H0628539 U JPH0628539 U JP H0628539U
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調設備とケーブル配線設備とを複合化し、
単純な構造で施工工事が容易であり、同一階高に対して
天井高を高くとれ、保守点検作業が容易であり、しかも
ケーブルの配線レイアウトの自由度を高くする。 【構成】 下面が開放した偏平な構造の下面開放型ダク
ト8bを上階スラブ1のデッキプレート40下に当該デ
ッキプレート40の溝41方向と直交方向に適宜間隔を
おいて平行に配設し、下面開放型ダクト8bの下面を塞
ぐように通気性天井パネル8aを配設し、通気性天井パ
ネル8aと面一になるように下面開放型ダクト8bの間
隔部分に天井パネル7を配設する。下面開放型ダクト8
bの内部空間を空調システムの給気経路として前記通気
性天井パネルを通して室内に空調空気を吹出す構成と
し、デッキプレート40の溝41空間および下面開放型
ダクト8bの間隔部分の空間をケーブル類50の配線ス
ペースとする。
単純な構造で施工工事が容易であり、同一階高に対して
天井高を高くとれ、保守点検作業が容易であり、しかも
ケーブルの配線レイアウトの自由度を高くする。 【構成】 下面が開放した偏平な構造の下面開放型ダク
ト8bを上階スラブ1のデッキプレート40下に当該デ
ッキプレート40の溝41方向と直交方向に適宜間隔を
おいて平行に配設し、下面開放型ダクト8bの下面を塞
ぐように通気性天井パネル8aを配設し、通気性天井パ
ネル8aと面一になるように下面開放型ダクト8bの間
隔部分に天井パネル7を配設する。下面開放型ダクト8
bの内部空間を空調システムの給気経路として前記通気
性天井パネルを通して室内に空調空気を吹出す構成と
し、デッキプレート40の溝41空間および下面開放型
ダクト8bの間隔部分の空間をケーブル類50の配線ス
ペースとする。
Description
【0001】
この考案は一般的なビルなどの室内の天井構造に関し、特に、ケーブル類の配 線設備と空調設備を複合した天井構造に関する。
【0002】
空調装置の給気用ダクトや吹出口を天井裏に組込む天井構造は、独立ダクト方 式と天井チャンバー給気方式とに大別される。独立ダクト方式とは、コンクリー トスラブと天井パネル(仕上げ材)との間の空間に天井パネルとは別体の独立し たダクトを配管する構造である。天井チャンバ給気方式とは、天井ふところ全体 を空調装置の給気チャンバとして利用するもので、独立した給気ダクトはなく、 天井ふところ全体がダクトスペースとなり、天井パネル面の適宜位置に設けた吹 出口から室内に空調空気を吹出す構造である。
【0003】 いずれの方式の天井構造においても、前記の空調設備とは別途に電力ケーブル や通信ケーブルなどの配線設備を天井裏あるいは床下に配設している。
【0004】 オフィスオートメーションのための床配線方式としてセルラーダクトと呼ばれ る構造が知られている。これはスラブ下面のデッキプレートの凹溝を配線スペー スとして利用する方式であり、デッキプレートの下面に特殊カバーを取り付けて 、デッキプレートの凹溝に直交する溝空間を形成する。このように形成されたマ トリクス状の溝空間を配線スペースとし、オフィスオートメーション機器の電力 ケーブルや通信ケーブルなどを配線する。
【0005】 従来、前記のようなセルラーダクトを組み込んだ天井配線構造に対して、前述 の独立ダクト方式あるいは天井チャンバ給気方式の空調設備はまったく独立した 構造となっていた。
【0006】
前述の独立ダクト方式の天井構造では、複雑な曲り箇所を含むダクトの事前製 作が面倒なだけでなく、スラブ下面にダクトを取り付けたり相互に接続する作業 は現場合わせ的な手作業となり、全体として非常に大規模で面倒な工事となる。 また、ダクトの設置スペースの高さ寸法が大きく、同じ階高であっても天井高が 低くなるので、所定の天井高を実現するには階高を高く設定しなければならない 。さらに独立ダクト方式では、いったん空調ダクトを天井裏に組み込んだ状態で 修理またはメンテナンスを行なう場合に、天井パネルをいちいち剥がすか、ある いは点検口を予め要所につくっておき、そこから狭い天井裏に入って作業を行わ なければならず、非常に不便であった。
【0007】 一方、前記天井チャンバ給気方式は独立ダクト方式に比べてはるかに簡単な構 造となり、同一階高での天井高を高くできるし、保守点検の作業も容易である。 しかし、天井ふところ全体が給気チャンバとなるので、意図しない隙間が存在す ることが多く、隙間から室外へ空気が漏れて熱の損失を生じるという問題がある 。また、コンクリートスラブや梁あるいは壁によって空調空気の熱が吸収されて しまうので、ここでも熱の損失を生じる。さらに給気チャンバとしての容積が必 要以上に大きくなり、空調装置の運転開始時から室内に冷気や暖気が行き渡るま での立上がり時間が長くなる。
【0008】 また、前記のいずれの構造の天井空調システムにおいても、広い天井面に対し て小さな開口の複数の吹出口を適宜に散在させて配設しており、いわゆる局部吹 出式となっている。局部的な吹出口だと、天井全体に複数の吹出口をどのような レイアウトで配置するかが、効率の良い快適な空調環境を実現する上で重要なポ イントとなる。吹出口の適切なレイアウトとは、室内の間仕切りの仕方や机やO A機器などの発熱源の配置状態と密接に関連している。
【0009】 一般に、従来の天井空調システムの吹出口レイアウトは個別の室内利用形態に 合せて設計される訳ではなく、標準的なレイアウトとして適当な無難な間隔をお いて吹出口を配設している。したがって、室内の利用形態によっては吹出口レイ アウトがはなはだ不適切で、空調効果が利き過ぎる部分や効果のない部分が生じ る。特に、吹出口が局部的で開口が小さいと、そこから吹出す風の速度が大きく なるので、冷房時の冷たい風が直接人に当たるといった不都合が生じやすい。
【0010】 また従来は、室内天井における空調設備とケーブル類の配線設備とは別個に設 計・施工されていたので、全体としての設備部品数が多くて工事も面倒であり、 コスト高になっていた。
【0011】 この考案は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、空調設 備と配線設備とを複合化し、低コストで施工が簡単で、かつ階高に与える影響の 少ない構造で、熱の損失のない効率的な空調を実現することができ、室内全体を 弱い送風でむらなく空調することができ、部分的な風量の増減などレイアウトの 変更も容易な天井空調システムを実現するとともに、ケーブル類の配線レイアウ トの自由度が高い天井構造を提供することにある。
【0012】
そこでこの考案では、下面が開放した偏平な構造の下面開放型ダクトを上階ス ラブのデッキプレート下に当該デッキプレートの溝方向と直交方向に適宜間隔を おいて平行に配設し、前記下面開放型ダクトの下面を塞ぐように通気性天井パネ ルを配設し、この通気性天井パネルと面一になるように前記下面開放型ダクトの 間隔部分に天井パネルを配設し、前記下面開放型ダクトの内部空間を空調システ ムの給気経路として前記通気性天井パネルを通して室内に空調空気を吹出す構成 とし、前記デッキプレートの溝空間および前記下面開放型ダクトの間隔部分の空 間をケーブル類の配線スペースとする天井構造とした。
【0013】
前記デッキプレートの直下に前記下面開放型ダクトが配設され、このダクトの 下面の高さ位置に天井パネルが配設される。そして前記ダクトが空調システムの 給気経路となり、その下面の通気性天井パネルが空調空気の吹出面となる。また 同時に、前記ダクトとダクトの間の空間がデッキプレートの凹溝と直交する溝状 空間となり、従来のセルラーダクトと同様なマトリクス状のケーブル配線スペー スが形成される。
【0014】
この考案の一実施例による天井構造を図1と図2に示している。両図に示すよ うに、スラブ1はデッキプレート40の上にコンクリートを打設したもので、ス ラブ1の下部には梁はない。デッキプレート40の下面に、その凹溝41と直交 方向に多数のTバー6を所定間隔で取り付け、このTバー6間に通気性天井パネ ル7とダクト兼用天井パネル8とを交互に配設している。
【0015】 通気性天井パネル7は、パンチングメタルあるいはエキスパンデッドメタルの ような多孔性の金属パネル材や、プラスチック製の多孔性成形パネル材や、これ らと目の粗い布地などを組み合わせたパネル材により構成された通気性のある天 井パネルである。この天井パネル7の幅はTバー6の設置間隔にほぼ等しく、こ れをTバー6間に差し入れ、その両側部をTバー6の水平張出部の上に載せるよ うにして設置している。
【0016】 ダクト兼用天井パネル8とは、前記通気性天井パネル7と同様な通気性天井パ ネル8aと、下面が開放した偏平な構造の下面開放型ダクト8bとを予め一体化 したものである。下面開放型ダクト8bはグラスウールや発泡樹脂などの断熱材 により断面コ字形に形成された部材で、これの開放された下面を塞ぐように通気 性天井パネル8aを組み合わせて予め一体的に接合している。従ってダクト兼用 天井パネル8は偏平な中空筒体となっており、後述のように空調システムのダク トとして機能する。しかも、そのダクトの下面が通気性天井パネル8aであり、 これがダクトから室内への空気の吹出面となる。
【0017】 ダクト兼用天井パネル8も2本のTバー6の間隔部分に配置され、Tバー6の 水平張出部の上に載せて設置されている。図から明らかなように、ダクト兼用天 井パネル8の通気性天井パネル8aは他の通気性天井パネル7と面一になり、天 井パネル7とともに天井仕上げ材となる。
【0018】 通気性天井パネル7及びダクト兼用天井パネル8はTバー6の長手方向に適当 な長さに分割されており、Tバー6間に設置した状態で相互に連結される。ダク ト兼用天井パネル8の中空部は以下のように空調用の給気経路となるが、相互に 連通するダクト兼用天井パネル8のつなぎ目部分から空気漏れを起こさないよう な連結構造とする。
【0019】 また図示していないが、空調装置の本体部分は室外に設置されており、ダクト 兼用天井パネル8のダクト空間が空調装置の送風口に連結されているとともに、 通気性天井パネル7とデッキプレート40との間の天井裏空間が空調装置の空気 吸込側に結合されている。つまり、空調装置から圧送される空調空気をダクト兼 用天井パネル8の内部に送り込み、通気性天井パネル8aを通して空調空気を室 内に吹出す構成とする。また、通気性天井パネル7とデッキプレート40との間 の天井裏空間を排気経路(リターンエアスペース)とし、室内の空気を通気性天 井パネル7を通して天井裏に吸込み、空調装置へ還流させる。
【0020】 以上のように、ダクト兼用天井パネル8の内部空間が空調システムの給気ダク トとなると同時に、通気性天井パネル8a全体が空調空気の吹出面となる。また 、通気性天井パネル7全体が空調システムの吸込面となり、天井裏の空間がリタ ーンエアスペースとなる。
【0021】 ここで、前記の天井裏空間は、デッキプレート40の凹溝41内空間と、これ の下にあって凹溝41と直交する方向に延びるダクト兼用天井パネル8間の空間 とからなる。つまり、従来のセルラーダクト配線構造と同様なマトリクス状の配 線スペースがスラブ1の直下に形成される。そこで図2に示すように、電力用や 通信用などのケーブル50を前記マトリクス状配線スペースに自由に布線するこ とができる。
【0022】
以上詳細に説明したように、この考案では、上階スラブのデッキプレート下に その凹溝と直交方向に適宜間隔をおいて下面開放型ダクトを設置するとともに、 このダクトの開放下面を塞ぐように通気性天井パネルを配設し、またその天井パ ネルと面一に他の部分にも天井パネルを配設する構造とした。そして、下面開放 型ダクトの内部空間を空調システムの給気経路として前記通気性パネルを通して 室内に空調空気を吹出す構成とし、また天井裏のマトリクス状スペースをケーブ ル類の配線スペースとする。
【0023】 したがって、下面開放型ダクトの配置によって空調システムの吹出面を非常に 簡単かつ自由に設定することができる。したがって天井面の広い領域を吹出面に することができ、強すぎない送風で室内全体をむらなく良好に空調することがで きる。空調空気の吹出口が局部的でなくなり、和やかな送風で室内全体をむらな く空調することができれば、室内の利用形態が変更になっても良好な空調環境が 保たれる。
【0024】 また、下面開放型ダクトは通気性パネルの上に載置された形で設置され、天井 パネルと空調ダクトシステムが一体的に融合した構造になるので、従来の独立ダ クト方式に比べて構造および工事がはるかに簡単になり、従来の天井チャンバ給 気方式に近いシンプルな構造で、保守点検の作業も極めて簡単である。また天井 チャンバ給気方式の構造に比べ、構造物の意図しない隙間部分から空調空気が室 外に漏れたり、コンクリートスラブに空調空気の多大な熱が吸収されることがな く、空調システムとしての熱損失が極めて小さくなる。また天井チャンバの容量 が大きすぎるという問題もなくなり、空調装置の運転開始時から室内に有効な空 調空気が行きわたるまでの立上がり時間が短縮される。さらに、天井仕上げ面は デッキプレート下面より下面開放型ダクトの厚み寸法分だけ低くなる程度であり 、従来の独立ダクト方式の天井構造に比べて同一階高であれば天井高を高くでき 、同一天井高であれば階高を低くすることができる。
【0025】 さらに、このような空調設備と完全に融合した形で天井裏にマトリクス状の配 線スペースが形成され、従来のセルラーダクト配線構造と同様な自由度の高い配 線設備を特別な部材や空間を用いることなく実現することができる。
【図1】この考案の一実施例による天井構造の概略構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同上実施例の構造の断面図である。
1 スラブ 6 Tバー 8 ダクト兼用天井パネル 8a 通気性天井パネル 8b 下面開放型ダクト 40 デッキプレート 41 凹溝 50 ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 下面が開放した偏平な構造の下面開放型
ダクトを上階スラブのデッキプレート下に当該デッキプ
レートの溝方向と直交方向に適宜間隔をおいて平行に配
設し、前記下面開放型ダクトの下面を塞ぐように通気性
天井パネルを配設し、この通気性天井パネルと面一にな
るように前記下面開放型ダクトの間隔部分に天井パネル
を配設し、前記下面開放型ダクトの内部空間を空調シス
テムの給気経路として前記通気性天井パネルを通して室
内に空調空気を吹出す構成とし、前記デッキプレートの
溝空間および前記下面開放型ダクトの間隔部分の空間を
ケーブル類の配線スペースとすることを特徴とする天井
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6300492U JPH0628539U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6300492U JPH0628539U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 天井構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628539U true JPH0628539U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13216747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6300492U Pending JPH0628539U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 天井構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628539U (ja) |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP6300492U patent/JPH0628539U/ja active Pending
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