JPH06285481A - 湿式酸化処理装置 - Google Patents
湿式酸化処理装置Info
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- JPH06285481A JPH06285481A JP5075620A JP7562093A JPH06285481A JP H06285481 A JPH06285481 A JP H06285481A JP 5075620 A JP5075620 A JP 5075620A JP 7562093 A JP7562093 A JP 7562093A JP H06285481 A JPH06285481 A JP H06285481A
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- wet oxidation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 湿式酸化塔と、この湿式酸化塔の流出液が導
入される湿式触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置に
おいて、湿式酸化塔からのSSの流出を阻止して湿式触
媒酸化塔内へのSSの蓄積による反応効率の低下を防止
し、長期にわたり、安定かつ効率的な処理を行なって、
高水質処理水を得る。 【構成】 湿式酸化塔1の上部に耐熱性濾材層1A又は
傾斜板式分離装置のSS分離手段を設けて、湿式触媒酸
化塔2に導入される液からSSを分離する。 【効果】 湿式触媒酸化塔へのSSの導入、蓄積が防止
される。このため、SSによる触媒性能の低下、接触酸
化反応効率の低下は有効に防止され、長期にわたり、安
定かつ効率的な処理を行なって、高水質の処理水を得る
ことが可能とされる。
入される湿式触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置に
おいて、湿式酸化塔からのSSの流出を阻止して湿式触
媒酸化塔内へのSSの蓄積による反応効率の低下を防止
し、長期にわたり、安定かつ効率的な処理を行なって、
高水質処理水を得る。 【構成】 湿式酸化塔1の上部に耐熱性濾材層1A又は
傾斜板式分離装置のSS分離手段を設けて、湿式触媒酸
化塔2に導入される液からSSを分離する。 【効果】 湿式触媒酸化塔へのSSの導入、蓄積が防止
される。このため、SSによる触媒性能の低下、接触酸
化反応効率の低下は有効に防止され、長期にわたり、安
定かつ効率的な処理を行なって、高水質の処理水を得る
ことが可能とされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湿式酸化処理装置に係
り、特に、触媒を充填しない空塔の湿式酸化塔と、この
湿式酸化塔の流出液が導入される、触媒を充填した湿式
触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置において、前段
の湿式酸化塔内に蓄積する無機性SS(懸濁固形物)の
塔外流出を防止して、後段の湿式触媒酸化塔における接
触酸化反応を長期にわたり安定に行なうことを可能とす
る湿式酸化処理装置に関する。
り、特に、触媒を充填しない空塔の湿式酸化塔と、この
湿式酸化塔の流出液が導入される、触媒を充填した湿式
触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置において、前段
の湿式酸化塔内に蓄積する無機性SS(懸濁固形物)の
塔外流出を防止して、後段の湿式触媒酸化塔における接
触酸化反応を長期にわたり安定に行なうことを可能とす
る湿式酸化処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】し尿等のSSを含有する高濃度有機性廃
水を処理する方法として、従来、湿式触媒酸化法が提案
されている。特に高濃度に有機物を含有する廃水の湿式
触媒酸化にあたっては、廃水中のSSの可溶化のため
に、触媒を充填した湿式触媒酸化塔の前段に、触媒を充
填しない空塔の湿式酸化塔を設置して、SS可溶化処理
した後、湿式触媒酸化する方法が採用されている。
水を処理する方法として、従来、湿式触媒酸化法が提案
されている。特に高濃度に有機物を含有する廃水の湿式
触媒酸化にあたっては、廃水中のSSの可溶化のため
に、触媒を充填した湿式触媒酸化塔の前段に、触媒を充
填しない空塔の湿式酸化塔を設置して、SS可溶化処理
した後、湿式触媒酸化する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように湿式触媒酸
化塔の前段に湿式酸化塔を設置した場合、原水である高
濃度有機性廃水中の有機態のSSはほぼ完全に可溶化さ
れるが、不燃性の無機態のSSはそのまま残留する。こ
の無機態のSSの一部は湿式酸化塔内で沈降分離される
が、大部分は湿式酸化塔から流出し、後段の湿式触媒酸
化塔で捕捉される。そして、湿式触媒酸化塔内で捕捉さ
れた無機態のSSは、湿式触媒酸化塔内の触媒表面を被
覆して触媒有効面積、即ち、原水との接触面積を低減さ
せることにより、湿式触媒酸化塔における接触酸化反応
を著しく阻害する。
化塔の前段に湿式酸化塔を設置した場合、原水である高
濃度有機性廃水中の有機態のSSはほぼ完全に可溶化さ
れるが、不燃性の無機態のSSはそのまま残留する。こ
の無機態のSSの一部は湿式酸化塔内で沈降分離される
が、大部分は湿式酸化塔から流出し、後段の湿式触媒酸
化塔で捕捉される。そして、湿式触媒酸化塔内で捕捉さ
れた無機態のSSは、湿式触媒酸化塔内の触媒表面を被
覆して触媒有効面積、即ち、原水との接触面積を低減さ
せることにより、湿式触媒酸化塔における接触酸化反応
を著しく阻害する。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決し、湿式
酸化塔と、この湿式酸化塔の流出液が導入される湿式触
媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置において、湿式酸
化塔からのSSの流出を阻止して湿式触媒酸化塔内への
SSの蓄積による反応効率の低下を防止し、長期にわた
り、安定かつ効率的な処理を行なって、高水質処理水を
得ることができる湿式酸化処理装置を提供することを目
的とする。
酸化塔と、この湿式酸化塔の流出液が導入される湿式触
媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置において、湿式酸
化塔からのSSの流出を阻止して湿式触媒酸化塔内への
SSの蓄積による反応効率の低下を防止し、長期にわた
り、安定かつ効率的な処理を行なって、高水質処理水を
得ることができる湿式酸化処理装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の湿式酸化処理
装置は、湿式酸化塔と、該湿式酸化塔の流出液が導入さ
れる湿式触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置におい
て、前記湿式触媒酸化塔に導入される液から懸濁固形物
を分離する懸濁固形物分離手段が設けられていることを
特徴とする。
装置は、湿式酸化塔と、該湿式酸化塔の流出液が導入さ
れる湿式触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置におい
て、前記湿式触媒酸化塔に導入される液から懸濁固形物
を分離する懸濁固形物分離手段が設けられていることを
特徴とする。
【0006】請求項2の湿式酸化処理装置は、請求項1
に記載の湿式酸化処理装置において、前記湿式酸化塔は
上向流又は下向流にて通水処理するものであり、前記懸
濁固形物分離手段は、該湿式酸化塔の出口部に設けられ
た耐熱性濾材層であることを特徴とする。
に記載の湿式酸化処理装置において、前記湿式酸化塔は
上向流又は下向流にて通水処理するものであり、前記懸
濁固形物分離手段は、該湿式酸化塔の出口部に設けられ
た耐熱性濾材層であることを特徴とする。
【0007】請求項3の湿式酸化処理装置は、請求項1
に記載の湿式酸化処理装置において、前記湿式酸化塔は
上向流にて通水処理するものであり、前記懸濁固形物分
離手段は、該湿式酸化塔の上部に設けられた傾斜板式分
離装置であることを特徴とする。
に記載の湿式酸化処理装置において、前記湿式酸化塔は
上向流にて通水処理するものであり、前記懸濁固形物分
離手段は、該湿式酸化塔の上部に設けられた傾斜板式分
離装置であることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の湿式酸化処理装置においては、湿式触
媒酸化塔に導入される液からSSを分離するSS分離手
段が設けられているため、湿式触媒酸化塔へのSSの導
入、蓄積が防止される。このため、SSによる触媒性能
の低下、接触酸化反応効率の低下は有効に防止され、長
期にわたり、安定かつ効率的な処理を行なって、高水質
の処理水を得ることが可能とされる。
媒酸化塔に導入される液からSSを分離するSS分離手
段が設けられているため、湿式触媒酸化塔へのSSの導
入、蓄積が防止される。このため、SSによる触媒性能
の低下、接触酸化反応効率の低下は有効に防止され、長
期にわたり、安定かつ効率的な処理を行なって、高水質
の処理水を得ることが可能とされる。
【0009】なお、湿式酸化塔は、通常の場合、上向流
にて通水処理する構成とされており、従って、懸濁固形
物分離手段としては、湿式酸化塔の上部に耐熱性濾材層
又は傾斜板式分離装置を設けるのが好ましい。
にて通水処理する構成とされており、従って、懸濁固形
物分離手段としては、湿式酸化塔の上部に耐熱性濾材層
又は傾斜板式分離装置を設けるのが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0011】図1,図2は本発明の湿式酸化処理装置の
一実施例を示す系統図である。図1,2において、同一
機能を奏する部材には同一符号を付してある。
一実施例を示す系統図である。図1,2において、同一
機能を奏する部材には同一符号を付してある。
【0012】図1に示す湿式酸化処理装置は、触媒が充
填されていない湿式酸化塔1と、触媒層2Aが形成され
た湿式触媒酸化塔2とを備え、これらが配管12で接続
されているものである。11は原水の導入配管、13は
処理水の排出配管、10は空気等の酸素含有ガスの供給
配管である。
填されていない湿式酸化塔1と、触媒層2Aが形成され
た湿式触媒酸化塔2とを備え、これらが配管12で接続
されているものである。11は原水の導入配管、13は
処理水の排出配管、10は空気等の酸素含有ガスの供給
配管である。
【0013】本実施例の湿式酸化処理装置では、湿式酸
化塔1,湿式触媒酸化塔2共に上向流にて通水処理する
ものであり、原水は湿式酸化塔1で可溶化処理された
後、湿式触媒酸化塔2に導入されて湿式触媒酸化処理さ
れる。
化塔1,湿式触媒酸化塔2共に上向流にて通水処理する
ものであり、原水は湿式酸化塔1で可溶化処理された
後、湿式触媒酸化塔2に導入されて湿式触媒酸化処理さ
れる。
【0014】原水の導入用配管11には、コンプレッサ
を備える空気等の酸素含有ガスの供給用配管10が接続
されており、原水中に空気等の酸素含有ガスが吹き込ま
れた後、図示しない熱交換器で湿式触媒酸化塔2の処理
水と熱交換された後、湿式酸化塔1を経て湿式触媒酸化
塔2に導入され、触媒の存在下、酸化処理される。湿式
触媒酸化塔2の処理水及び処理ガスは、配管13より取
り出され、前述の熱交換器にて常温近くまで冷却された
後、減圧後、気液分離され、更に後工程に送給されて処
理される。
を備える空気等の酸素含有ガスの供給用配管10が接続
されており、原水中に空気等の酸素含有ガスが吹き込ま
れた後、図示しない熱交換器で湿式触媒酸化塔2の処理
水と熱交換された後、湿式酸化塔1を経て湿式触媒酸化
塔2に導入され、触媒の存在下、酸化処理される。湿式
触媒酸化塔2の処理水及び処理ガスは、配管13より取
り出され、前述の熱交換器にて常温近くまで冷却された
後、減圧後、気液分離され、更に後工程に送給されて処
理される。
【0015】図1に示す実施例においては、湿式酸化塔
1の上部(可溶化処理水出口部)に耐熱性濾材層1Aが
設けられており、この耐熱性濾材層1Aにおいて、湿式
酸化塔1からのSSの流出が阻止される構成とされてい
る。
1の上部(可溶化処理水出口部)に耐熱性濾材層1Aが
設けられており、この耐熱性濾材層1Aにおいて、湿式
酸化塔1からのSSの流出が阻止される構成とされてい
る。
【0016】なお、耐熱性濾材層1Aを構成する濾過材
としては、湿式酸化塔1の高温、高圧及び酸化雰囲気条
件で安定なものであれば良く、具体的にはAl2 O3 ,
MgO,SiO2 ,TiO2 ,Nb2 O5 等の濾過材が
挙げられる。濾過材の粒径は小さいほどSSの除去率が
高くなるが、過度に小さいと圧力損失が高くなり、通水
が困難となるため、SSの除去率と圧力損失とを考慮し
て適宜決定するのが好ましい。具体的には、球形の濾過
材の場合、その直径が0.5〜15mmの範囲であるこ
とが好ましい。なお、濾過材の形状は球形に何ら限定さ
れるものではないことは言うまでもない。
としては、湿式酸化塔1の高温、高圧及び酸化雰囲気条
件で安定なものであれば良く、具体的にはAl2 O3 ,
MgO,SiO2 ,TiO2 ,Nb2 O5 等の濾過材が
挙げられる。濾過材の粒径は小さいほどSSの除去率が
高くなるが、過度に小さいと圧力損失が高くなり、通水
が困難となるため、SSの除去率と圧力損失とを考慮し
て適宜決定するのが好ましい。具体的には、球形の濾過
材の場合、その直径が0.5〜15mmの範囲であるこ
とが好ましい。なお、濾過材の形状は球形に何ら限定さ
れるものではないことは言うまでもない。
【0017】また、濾過材の充填量は、可溶化処理水の
SS濃度やSSの粒径、濾過材の粒径や濾材層の空隙率
等に応じて、連続処理においてSSが十分に捕捉できる
程度とし、実験ないし計算により求めることができる。
通常の場合、濾過材充填量は空塔に対して10〜50%
程度とするのが好ましい。
SS濃度やSSの粒径、濾過材の粒径や濾材層の空隙率
等に応じて、連続処理においてSSが十分に捕捉できる
程度とし、実験ないし計算により求めることができる。
通常の場合、濾過材充填量は空塔に対して10〜50%
程度とするのが好ましい。
【0018】図1の湿式酸化処理装置であれば、湿式酸
化塔1の上部の耐熱性濾材層1AによりSSの流出が阻
止される一方、湿式酸化塔1の下部は空塔としてのSS
の増粒沈降部となり、SSは効率的に沈降分離される。
化塔1の上部の耐熱性濾材層1AによりSSの流出が阻
止される一方、湿式酸化塔1の下部は空塔としてのSS
の増粒沈降部となり、SSは効率的に沈降分離される。
【0019】図2に示す湿式酸化処理装置は、湿式酸化
塔1の上部に耐熱性濾材層の代りに傾斜板式分離装置1
Bを設けた点のみが図1の湿式酸化処理装置と異なり、
その他の構成は同様である。
塔1の上部に耐熱性濾材層の代りに傾斜板式分離装置1
Bを設けた点のみが図1の湿式酸化処理装置と異なり、
その他の構成は同様である。
【0020】この傾斜板式分離装置1Bとしては、例え
ば図3(a)(湿式酸化塔1上部の横断面の端面図)、
(b)(湿式酸化塔1上部の縦断面の端面図)に示す如
く、所定角度に傾斜した分離板4を複数枚平行に設置し
たものなどを採用することができる。
ば図3(a)(湿式酸化塔1上部の横断面の端面図)、
(b)(湿式酸化塔1上部の縦断面の端面図)に示す如
く、所定角度に傾斜した分離板4を複数枚平行に設置し
たものなどを採用することができる。
【0021】なお、この傾斜板式分離装置の構成は、何
ら図3に示すものに限定されず、傾斜配置された分離板
により、SSが十分に分離されるものであれば良く、分
離板の枚数、設置形態(例えば平行配置,放射状配
置)、傾斜角度、設置間隔、分離板の形状(例えば、平
板状又は波板状)、大きさ、その他の構成において特に
制限はなく、SSの密度や粒子径等を考慮して実験等に
より適宜決定されるが、通常の場合、分離板の傾斜角度
(図3に示すθ)は30〜80°、特に60°程度、分
離板の設置間隔は50〜200mm程度とするのが好ま
しい。
ら図3に示すものに限定されず、傾斜配置された分離板
により、SSが十分に分離されるものであれば良く、分
離板の枚数、設置形態(例えば平行配置,放射状配
置)、傾斜角度、設置間隔、分離板の形状(例えば、平
板状又は波板状)、大きさ、その他の構成において特に
制限はなく、SSの密度や粒子径等を考慮して実験等に
より適宜決定されるが、通常の場合、分離板の傾斜角度
(図3に示すθ)は30〜80°、特に60°程度、分
離板の設置間隔は50〜200mm程度とするのが好ま
しい。
【0022】なお、この分離板の材質としては、前記濾
過材と同様、湿式酸化塔の高温,高圧,酸化条件下で十
分に安定なAl2 O3 ,MgO,SiO2 ,TiO2 ,
Nb2 O5 等を用いるのが好ましい。
過材と同様、湿式酸化塔の高温,高圧,酸化条件下で十
分に安定なAl2 O3 ,MgO,SiO2 ,TiO2 ,
Nb2 O5 等を用いるのが好ましい。
【0023】前記濾過材についても、上記分離板につい
ても、湿式触媒酸化塔内の触媒と同材質のものとするこ
とにより、湿式酸化塔内で触媒酸化作用を得ることも可
能とされ、好ましい。
ても、湿式触媒酸化塔内の触媒と同材質のものとするこ
とにより、湿式酸化塔内で触媒酸化作用を得ることも可
能とされ、好ましい。
【0024】図2の湿式酸化処理装置においても、湿式
酸化塔1の上部の傾斜板式分離装置1Bにより、SSの
流出が阻止される一方、湿式酸化塔1の下部は空塔とし
ての造粒沈降部となり、SSは効率的に沈降分離され
る。
酸化塔1の上部の傾斜板式分離装置1Bにより、SSの
流出が阻止される一方、湿式酸化塔1の下部は空塔とし
ての造粒沈降部となり、SSは効率的に沈降分離され
る。
【0025】なお、湿式触媒酸化塔2は、高圧容器に後
述の触媒を充填して触媒層2Aを形成したものであっ
て、可溶化処理水は、この触媒層2Aに上向流(又は下
向流であっても良い。)に通液され、高温高圧下にて酸
化処理される。この湿式触媒酸化塔に充填される触媒の
好適なものとしては、鉄、マンガン、コバルト、ニッケ
ル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、
白金、銅、金及びタングステン、並びにこれらの酸化
物、二塩化ルテニウム、二塩化白金等の塩化物、硫化ル
テニウム、硫化ロジウム等の硫化物など、水に対し不溶
性又は難溶性の化合物等が挙げられ、これらは1種を単
独で或いは2種以上を併用して使用することができる。
述の触媒を充填して触媒層2Aを形成したものであっ
て、可溶化処理水は、この触媒層2Aに上向流(又は下
向流であっても良い。)に通液され、高温高圧下にて酸
化処理される。この湿式触媒酸化塔に充填される触媒の
好適なものとしては、鉄、マンガン、コバルト、ニッケ
ル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、
白金、銅、金及びタングステン、並びにこれらの酸化
物、二塩化ルテニウム、二塩化白金等の塩化物、硫化ル
テニウム、硫化ロジウム等の硫化物など、水に対し不溶
性又は難溶性の化合物等が挙げられ、これらは1種を単
独で或いは2種以上を併用して使用することができる。
【0026】これら金属又は化合物よりなる触媒は、常
法に従ってチタニア(酸化チタン)、ジルコニア(酸化
ジルコニア)、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、
活性炭、或いは、ニッケル、ニッケル−クロム、ニッケ
ル−クロム−アルミニウム、ニッケル−クロム−鉄等の
金属多孔体等の担体に担持して使用するのが好ましく、
その担持量としては、通常、担体重量に対して0.05
〜25%、好ましくは0.5〜3%とするのが適当であ
る。
法に従ってチタニア(酸化チタン)、ジルコニア(酸化
ジルコニア)、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、
活性炭、或いは、ニッケル、ニッケル−クロム、ニッケ
ル−クロム−アルミニウム、ニッケル−クロム−鉄等の
金属多孔体等の担体に担持して使用するのが好ましく、
その担持量としては、通常、担体重量に対して0.05
〜25%、好ましくは0.5〜3%とするのが適当であ
る。
【0027】触媒形状としては、粒状、ペレット状、円
柱状、破砕片状、ハニカム状又は粉末状等の種々の形態
で使用することができる。
柱状、破砕片状、ハニカム状又は粉末状等の種々の形態
で使用することができる。
【0028】図1,2に示す湿式酸化処理装置は、本発
明の湿式酸化処理装置の一実施例であって、本発明はそ
の要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるも
のではない。
明の湿式酸化処理装置の一実施例であって、本発明はそ
の要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるも
のではない。
【0029】例えば、図2の湿式酸化処理装置におい
て、傾斜設置された分離板は、湿式酸化塔1の上部から
下部にいたる全体にわたって設けることもできる。
て、傾斜設置された分離板は、湿式酸化塔1の上部から
下部にいたる全体にわたって設けることもできる。
【0030】また、SSの分離手段は湿式酸化塔内に設
けるものに限らず、湿式酸化塔から湿式触媒酸化塔に至
る配管系に設けても良い。
けるものに限らず、湿式酸化塔から湿式触媒酸化塔に至
る配管系に設けても良い。
【0031】以下に、具体的な実験例及び比較実験例を
挙げて本発明をより詳細に説明する。
挙げて本発明をより詳細に説明する。
【0032】実験例1 直径600mm,高さ9500mmの湿式酸化塔の上部
高さ2500mmにわたる部分に、濾過材として球形の
TiO2 担体を、直径2mmのもの:113リットル,
直径4mmのもの:488リットル,直径15mmのも
の:120リットル充填し、無機態SS1590mg/
lを含むし尿を0.85m3 /hrで上向流にて通水し
たところ、2週間にわたり、70%以上のSS除去率が
得られた。
高さ2500mmにわたる部分に、濾過材として球形の
TiO2 担体を、直径2mmのもの:113リットル,
直径4mmのもの:488リットル,直径15mmのも
の:120リットル充填し、無機態SS1590mg/
lを含むし尿を0.85m3 /hrで上向流にて通水し
たところ、2週間にわたり、70%以上のSS除去率が
得られた。
【0033】実験例2 実験例1で用いたと同様の湿式酸化塔の上部に、傾斜角
度θ:60°のチタン製分離板10枚を図3に示す如く
50mmの間隔で平行に配置して実験例1と同様に通水
を行なったところ、2週間にわたり、50%以上のSS
除去率が得られた。
度θ:60°のチタン製分離板10枚を図3に示す如く
50mmの間隔で平行に配置して実験例1と同様に通水
を行なったところ、2週間にわたり、50%以上のSS
除去率が得られた。
【0034】比較実験例1 濾過材又は分離板を用いない湿式酸化塔を用いたこと以
外は実験例1と同様にして通水したところ、SS除去率
は10%以下であった。
外は実験例1と同様にして通水したところ、SS除去率
は10%以下であった。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の湿式酸化処
理装置によれば、湿式触媒酸化塔へのSSの流入が防止
され、湿式触媒酸化塔内のSSの蓄積が防止されるた
め、これに起因する湿式触媒酸化塔での接触酸化反応効
率の低下が防止され、長期にわたり高水質の処理水を安
定かつ効率的に得ることが可能とされる。
理装置によれば、湿式触媒酸化塔へのSSの流入が防止
され、湿式触媒酸化塔内のSSの蓄積が防止されるた
め、これに起因する湿式触媒酸化塔での接触酸化反応効
率の低下が防止され、長期にわたり高水質の処理水を安
定かつ効率的に得ることが可能とされる。
【0036】請求項2,3の湿式酸化処理装置によれ
ば、より一層安定かつ効率的な処理を行なうことができ
る。
ば、より一層安定かつ効率的な処理を行なうことができ
る。
【図1】本発明の湿式酸化処理装置の一実施例を示す系
統図である。
統図である。
【図2】本発明の湿式酸化処理装置の他の実施例を示す
系統図である。
系統図である。
【図3】傾斜板式分離装置の具体例を示す端面図であ
る。
る。
1 湿式酸化塔 1A 耐熱性濾材層 1B 傾斜板式分離装置 2 湿式触媒酸化塔 2A 触媒層
フロントページの続き (72)発明者 恵藤 良弘 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (72)発明者 山田 登 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 湿式酸化塔と、該湿式酸化塔の流出液が
導入される湿式触媒酸化塔とを備える湿式酸化処理装置
において、 前記湿式触媒酸化塔に導入される液から懸濁固形物を分
離する懸濁固形物分離手段が設けられていることを特徴
とする湿式酸化処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の湿式酸化処理装置にお
いて、前記湿式酸化塔は上向流又は下向流にて通水処理
するものであり、前記懸濁固形物分離手段は、該湿式酸
化塔の出口部に設けられた耐熱性濾材層であることを特
徴とする湿式酸化処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の湿式酸化処理装置にお
いて、前記湿式酸化塔は上向流にて通水処理するもので
あり、前記懸濁固形物分離手段は、該湿式酸化塔の上部
に設けられた傾斜板式分離装置であることを特徴とする
湿式酸化処理装置。
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|---|---|---|---|
| JP07562093A JP3384020B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 湿式酸化処理装置 |
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| JP07562093A JP3384020B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 湿式酸化処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH06285481A true JPH06285481A (ja) | 1994-10-11 |
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ID=13581441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014018709A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Ricoh Co Ltd | 流体浄化装置 |
| CN107758830A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-06 | 江苏省环境科学研究院 | 可拆卸的湿式氧化处理废水的反应器 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP07562093A patent/JP3384020B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014018709A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Ricoh Co Ltd | 流体浄化装置 |
| CN107758830A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-06 | 江苏省环境科学研究院 | 可拆卸的湿式氧化处理废水的反应器 |
| CN107758830B (zh) * | 2017-11-22 | 2023-09-05 | 江苏省环境科学研究院 | 可拆卸的湿式氧化处理废水的反应器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3384020B2 (ja) | 2003-03-10 |
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