JPH062858Y2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
電動式パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH062858Y2 JPH062858Y2 JP17427887U JP17427887U JPH062858Y2 JP H062858 Y2 JPH062858 Y2 JP H062858Y2 JP 17427887 U JP17427887 U JP 17427887U JP 17427887 U JP17427887 U JP 17427887U JP H062858 Y2 JPH062858 Y2 JP H062858Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- slider
- input shaft
- steering
- driven gear
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、操舵トルクの検出精度を高めて装置の信頼性
の向上をはかった電動式パワーステアリング装置に関す
る。
の向上をはかった電動式パワーステアリング装置に関す
る。
[従来の技術] 車両の走行条件に応じたきめ細かな制御が可能である電
動式のパワーステアリング装置は、一般に普及している
油圧式パワーステアリング装置に代わるものとして開発
が進められている。
動式のパワーステアリング装置は、一般に普及している
油圧式パワーステアリング装置に代わるものとして開発
が進められている。
この従来開発されている電動式パワーステアリング装置
としては、実開昭60−137339号公報に開示され
たものがあり、第6,7図に示すように、入力軸102
は筒状に形成され、その上端部をスプライン101を介
して図示しないステアリングハンドル軸に結合されてい
る。この入力軸102の下部には、ピニオンケース10
3に対して回転自在に支持されたステアリング歯車軸1
04の上部筒部105が相対回転可能に嵌合されてい
る。この上部筒部105の下端部と入力軸102の上端
部とには、それぞれ連結ピン106を介してねじり棒ば
ね107の上下両端部が連結されており、上部筒部10
5に対して、従動歯車108が一体的に嵌着されてい
る。この従動歯車108には、図示しない電動機に接続
する減速歯車が噛合している。
としては、実開昭60−137339号公報に開示され
たものがあり、第6,7図に示すように、入力軸102
は筒状に形成され、その上端部をスプライン101を介
して図示しないステアリングハンドル軸に結合されてい
る。この入力軸102の下部には、ピニオンケース10
3に対して回転自在に支持されたステアリング歯車軸1
04の上部筒部105が相対回転可能に嵌合されてい
る。この上部筒部105の下端部と入力軸102の上端
部とには、それぞれ連結ピン106を介してねじり棒ば
ね107の上下両端部が連結されており、上部筒部10
5に対して、従動歯車108が一体的に嵌着されてい
る。この従動歯車108には、図示しない電動機に接続
する減速歯車が噛合している。
また、入力軸102に対して回転自在且つ上下方向(第
6図中の上下方向)に摺動自在に環状のスライダ110
が嵌合されており、このスライダ110の内周面には、
環状のV溝113が形成されている。このV溝113に
は、入力軸102に形成された螺旋状のねじれ溝孔11
1に対して摺動可能に且つ緊密に保持された複数の鋼球
112が転動可能に当接している。また、上記筒部10
5の上端外周面にも、これら鋼球112が転動可能に当
接する直線状のV溝114が、入力軸102の軸方向と
平行に形成されている。これにより鋼球112は、それ
ぞれV溝113,114に挾まれた状態でねじれ溝孔1
11内に保持され、入力軸102と上部筒部105との
間に相対回転が生じるとV溝114により鋼球112が
ねじれ溝孔111に沿つて第6図中を上下方向に変位す
る。この結果、スライダ110が入力軸102に対して
上下に摺動するようになっている。
6図中の上下方向)に摺動自在に環状のスライダ110
が嵌合されており、このスライダ110の内周面には、
環状のV溝113が形成されている。このV溝113に
は、入力軸102に形成された螺旋状のねじれ溝孔11
1に対して摺動可能に且つ緊密に保持された複数の鋼球
112が転動可能に当接している。また、上記筒部10
5の上端外周面にも、これら鋼球112が転動可能に当
接する直線状のV溝114が、入力軸102の軸方向と
平行に形成されている。これにより鋼球112は、それ
ぞれV溝113,114に挾まれた状態でねじれ溝孔1
11内に保持され、入力軸102と上部筒部105との
間に相対回転が生じるとV溝114により鋼球112が
ねじれ溝孔111に沿つて第6図中を上下方向に変位す
る。この結果、スライダ110が入力軸102に対して
上下に摺動するようになっている。
このスライダ110の外周面には、環状溝118が形成
されており、この環状溝118は、入力軸102と直角
な揺動軸115を介して揺動自在にハウジング116に
枢支された検出レバー117の一端と摺動自在に且つ緊
密に係合している。ハウジング116には、スライダ1
10の変位量を検出する変位検出器119が取り付けら
れており、この変位検出器119の検出子120は、検
出レバー117の他端に押し付けられている。この変位
検出器119は、検出レバー117によって拡大される
スライダ110の変位量に基づいて電動機の作動電流を
増減させるためのものである。
されており、この環状溝118は、入力軸102と直角
な揺動軸115を介して揺動自在にハウジング116に
枢支された検出レバー117の一端と摺動自在に且つ緊
密に係合している。ハウジング116には、スライダ1
10の変位量を検出する変位検出器119が取り付けら
れており、この変位検出器119の検出子120は、検
出レバー117の他端に押し付けられている。この変位
検出器119は、検出レバー117によって拡大される
スライダ110の変位量に基づいて電動機の作動電流を
増減させるためのものである。
このような構成で、ステアリングハンドル軸を操作し
て、ステアリング歯車軸104と入力軸102との間に
ねじり棒ばね107のねじれを伴う相対回転が発生する
と、スライダ110が入力軸102に沿って摺動し、こ
の摺動量が検出レバー117を介して変位検出器119
によって検出される。そして、この検出信号に基づいて
電動機が作動してステアリング歯車軸104を駆動す
る。この結果、運転者は、常にねじり棒ばね107の一
定ねじりトルク以下で操舵できるようになる。
て、ステアリング歯車軸104と入力軸102との間に
ねじり棒ばね107のねじれを伴う相対回転が発生する
と、スライダ110が入力軸102に沿って摺動し、こ
の摺動量が検出レバー117を介して変位検出器119
によって検出される。そして、この検出信号に基づいて
電動機が作動してステアリング歯車軸104を駆動す
る。この結果、運転者は、常にねじり棒ばね107の一
定ねじりトルク以下で操舵できるようになる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上述の実開昭60−137339号公報に開
示された従来の電動式パワーステアリング装置では、鋼
球112とV溝113,114との嵌め合いでスライダ
110に変位を発生させるようにしており、これらの鋼
球112とV溝113,114とが常に隙間なく当接し
ている必要がある。しかし、一対のV溝113,114
によって鋼球112を抱きかかえるような構造では、一
般にV溝113,114の位置精度が非常に微妙なもの
となり、これらをがた付きなく組み付けるためには、V
溝113,114のうちの少なくとも一方の位置調整手
段を設けない限り、実際上は不可能に近い。つまり、V
溝113,114の深さが浅すぎると鋼球112の円滑
な転動が困難となり、運転者に大きな操舵力を要求する
結果となる。逆に、V溝113,114の深さが深すぎ
ると鋼球112とV溝113,114との間に隙間が形
成されてスライダ110に遊びが発生し、運転者に大き
な操舵力を要求するばかりか、ねじり棒ばね107が破
損してしまうおそれもある。
示された従来の電動式パワーステアリング装置では、鋼
球112とV溝113,114との嵌め合いでスライダ
110に変位を発生させるようにしており、これらの鋼
球112とV溝113,114とが常に隙間なく当接し
ている必要がある。しかし、一対のV溝113,114
によって鋼球112を抱きかかえるような構造では、一
般にV溝113,114の位置精度が非常に微妙なもの
となり、これらをがた付きなく組み付けるためには、V
溝113,114のうちの少なくとも一方の位置調整手
段を設けない限り、実際上は不可能に近い。つまり、V
溝113,114の深さが浅すぎると鋼球112の円滑
な転動が困難となり、運転者に大きな操舵力を要求する
結果となる。逆に、V溝113,114の深さが深すぎ
ると鋼球112とV溝113,114との間に隙間が形
成されてスライダ110に遊びが発生し、運転者に大き
な操舵力を要求するばかりか、ねじり棒ばね107が破
損してしまうおそれもある。
このように、従来のものでは上部筒部105の外径寸法
と入力軸102の内径寸法との他に入力軸102とスラ
イダ110との嵌め合い隙間の関係もあり、実質的にス
ライダ110に比較的大きな遊びが発生することを避け
られず、トルクの検出精度が悪くて信頼性に乏しいとい
う問題点があった。
と入力軸102の内径寸法との他に入力軸102とスラ
イダ110との嵌め合い隙間の関係もあり、実質的にス
ライダ110に比較的大きな遊びが発生することを避け
られず、トルクの検出精度が悪くて信頼性に乏しいとい
う問題点があった。
本考案は、上述のような問題点を解決しようとするもの
で、容易な設定によりがた付きをなくしてトルクの検出
精度を高め装置の信頼性を向上できるようにした電動式
パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
で、容易な設定によりがた付きをなくしてトルクの検出
精度を高め装置の信頼性を向上できるようにした電動式
パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、本考案の電動式パワーステアリング装置は、
一端部にステアリングハンドル軸が連結されるとともに
他端部にステアリング歯車軸が上記ステアリングハンド
ル軸と同軸状態で回転自在に嵌合された筒状の入力軸
と、この入力軸の中央部に同軸状態で設けられ且つ一端
部が上記入力軸に固定されるとともに他端部が上記ステ
アリング歯車軸に固定されたねじり棒ばねと、上記入力
軸を囲むように上記ステアリング歯車軸と同軸状態で一
体に設けられた従動歯車と、この従動歯車の筒部に相対
回転可能で且つこの筒部の軸方向に沿って摺動自在に嵌
合された筒状のスライダと、このスライダの内周面に一
体に突設され且つ上記従動歯車の筒部に形成された螺旋
状のねじれ溝孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が
上記入力軸の外周面に形成された係合溝へ緊密に係止す
る駆動ピンと、上記スライダに連結され且つ上記ステア
リング歯車軸に対する上記ステアリングハンドル軸の相
対回転により上記ねじれ溝孔に沿つて移動する上記駆動
ピンと一体の上記スライダの軸方向移動を検知するトル
クセンサと、一端部が上記スライダの外周面に形成され
た環状溝内に摺動自在に嵌入し他端部が上記トルクセン
サに連結されるとともに中間部で回転可能に枢支された
検出レバーと、上記従動歯車に接続して上記ステアリン
グ歯車軸に駆動力を伝達しうる駆動歯車を有するととも
に上記トルクセンサからの検出信号に基づいて作動する
電動機とをそなえ、上記駆動ピンの上記ねじれ溝孔への
貫通部,上記係合溝に係止する先端部または上記検出レ
バーの一端部の外周にコロが装着されたことを特徴とし
ている。
一端部にステアリングハンドル軸が連結されるとともに
他端部にステアリング歯車軸が上記ステアリングハンド
ル軸と同軸状態で回転自在に嵌合された筒状の入力軸
と、この入力軸の中央部に同軸状態で設けられ且つ一端
部が上記入力軸に固定されるとともに他端部が上記ステ
アリング歯車軸に固定されたねじり棒ばねと、上記入力
軸を囲むように上記ステアリング歯車軸と同軸状態で一
体に設けられた従動歯車と、この従動歯車の筒部に相対
回転可能で且つこの筒部の軸方向に沿って摺動自在に嵌
合された筒状のスライダと、このスライダの内周面に一
体に突設され且つ上記従動歯車の筒部に形成された螺旋
状のねじれ溝孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が
上記入力軸の外周面に形成された係合溝へ緊密に係止す
る駆動ピンと、上記スライダに連結され且つ上記ステア
リング歯車軸に対する上記ステアリングハンドル軸の相
対回転により上記ねじれ溝孔に沿つて移動する上記駆動
ピンと一体の上記スライダの軸方向移動を検知するトル
クセンサと、一端部が上記スライダの外周面に形成され
た環状溝内に摺動自在に嵌入し他端部が上記トルクセン
サに連結されるとともに中間部で回転可能に枢支された
検出レバーと、上記従動歯車に接続して上記ステアリン
グ歯車軸に駆動力を伝達しうる駆動歯車を有するととも
に上記トルクセンサからの検出信号に基づいて作動する
電動機とをそなえ、上記駆動ピンの上記ねじれ溝孔への
貫通部,上記係合溝に係止する先端部または上記検出レ
バーの一端部の外周にコロが装着されたことを特徴とし
ている。
[作用] 上述の本考案の電動式パワーステアリング装置では、ス
テアリングハンドル軸を操作すると、入力軸が、ステア
リング歯車軸に対して、ねじり棒ばねのねじれを伴う相
対回転を起こし、この入力軸の係合溝に係止する駆動ピ
ンを介して、スライダが上記入力軸と一体的に回転す
る。このとき、上記駆動ピンは、従動歯車の筒部に形成
されたねじれ溝孔に沿って上記スライダとともに上記入
力軸の軸方向にも摺動するため、上記の入力軸とステア
リング歯車軸との相対回転量に応じて摺動する上記スラ
イダの摺動量がトルクセンサによって検出される。そし
て、このトルクセンサからの検出信号に基づいて電動機
が作動し、この電動機の駆動歯車と噛み合う上記従動歯
車と一体の上記ステアリング歯車軸が回転駆動される。
この結果、運転者の操舵力は常に上記の入力軸とステア
リング歯車軸との一定以下の相対回転を許容する程度に
留まる。なお、上記スライダの摺動に伴って、上記駆動
ピンの先端部が、上記入力軸の係合溝および上記ねじれ
溝孔を摺動し、検出レバーが上記スライダの環状溝内を
摺動するが、これらの摺動部に装着されたコロがこの摺
動を容易にする。
テアリングハンドル軸を操作すると、入力軸が、ステア
リング歯車軸に対して、ねじり棒ばねのねじれを伴う相
対回転を起こし、この入力軸の係合溝に係止する駆動ピ
ンを介して、スライダが上記入力軸と一体的に回転す
る。このとき、上記駆動ピンは、従動歯車の筒部に形成
されたねじれ溝孔に沿って上記スライダとともに上記入
力軸の軸方向にも摺動するため、上記の入力軸とステア
リング歯車軸との相対回転量に応じて摺動する上記スラ
イダの摺動量がトルクセンサによって検出される。そし
て、このトルクセンサからの検出信号に基づいて電動機
が作動し、この電動機の駆動歯車と噛み合う上記従動歯
車と一体の上記ステアリング歯車軸が回転駆動される。
この結果、運転者の操舵力は常に上記の入力軸とステア
リング歯車軸との一定以下の相対回転を許容する程度に
留まる。なお、上記スライダの摺動に伴って、上記駆動
ピンの先端部が、上記入力軸の係合溝および上記ねじれ
溝孔を摺動し、検出レバーが上記スライダの環状溝内を
摺動するが、これらの摺動部に装着されたコロがこの摺
動を容易にする。
[実施例] 以下、図面により本考案の一実施例としての電動式パワ
ーステアリング装置を説明すると、第1図はその全体構
成を示す断面図、第2図はその従動歯車の外形を示す斜
視図、第3図は第1のIII−III矢視断面図、第4図はそ
のスプールの外形を示す斜視図、第5図はその駆動ピン
および検出レバーに装着されたコロを示す断面図であ
る。
ーステアリング装置を説明すると、第1図はその全体構
成を示す断面図、第2図はその従動歯車の外形を示す斜
視図、第3図は第1のIII−III矢視断面図、第4図はそ
のスプールの外形を示す斜視図、第5図はその駆動ピン
および検出レバーに装着されたコロを示す断面図であ
る。
本実施例の電動式パワーステアリング装置では、第1図
に示すように、筒状(ほぼ円筒状)に形成された入力軸
(インプットシャフト)13が、その上端部を上カバー
11から突出させてそなえられ、スプライン26を介し
てステアリングハンド軸27と結合されている。また、
この入力軸13の上端部は、軸受12を介して上カバー
11に回転自在に支持されている。
に示すように、筒状(ほぼ円筒状)に形成された入力軸
(インプットシャフト)13が、その上端部を上カバー
11から突出させてそなえられ、スプライン26を介し
てステアリングハンド軸27と結合されている。また、
この入力軸13の上端部は、軸受12を介して上カバー
11に回転自在に支持されている。
この入力軸13の下端部には、ステアリング歯車軸14
の上端部が、入力軸13と同軸をなし且つ入力軸13に
対して相対回転可能となるように、軸受メタル15を介
して嵌合されている。
の上端部が、入力軸13と同軸をなし且つ入力軸13に
対して相対回転可能となるように、軸受メタル15を介
して嵌合されている。
このステアリング歯車軸14の上部は、アンギュラ軸受
16を介してハウジング17に対して回転自在に支持さ
れており、このステアリング歯車軸14の下部は、アン
ギュラ軸受19を介してピニオンケース18に対して回
転自在に支持されている。
16を介してハウジング17に対して回転自在に支持さ
れており、このステアリング歯車軸14の下部は、アン
ギュラ軸受19を介してピニオンケース18に対して回
転自在に支持されている。
また、上カバー11は、固定ボルト20によってハウジ
ング17と一体に連結されるとともに、これらの上カバ
ー11とハウジング17とピニオンケース18とが、貫
通ボルト21によって所定位置に位置決めされて一体結
合されている。
ング17と一体に連結されるとともに、これらの上カバ
ー11とハウジング17とピニオンケース18とが、貫
通ボルト21によって所定位置に位置決めされて一体結
合されている。
なお、一対のアンギュラ軸受16,19の同心度は、ハ
ウジング17およびピニオンケース18に形成された嵌
合部22と座部23とによって所定の公差内に収まるよ
うに設定されている。また、これらのアンギュラ軸受1
6,19に対する予圧は、ステアリング歯車軸14の下
端部に螺合する予圧調整ナット25の操作によって調整
しうるようになっている。この予圧調整ナット25は、
調整後、同じくステアリング歯車軸14の下端部に螺合
するロックナット24によって固定されるようになって
いる。
ウジング17およびピニオンケース18に形成された嵌
合部22と座部23とによって所定の公差内に収まるよ
うに設定されている。また、これらのアンギュラ軸受1
6,19に対する予圧は、ステアリング歯車軸14の下
端部に螺合する予圧調整ナット25の操作によって調整
しうるようになっている。この予圧調整ナット25は、
調整後、同じくステアリング歯車軸14の下端部に螺合
するロックナット24によって固定されるようになって
いる。
入力軸13の内部には、ねじり棒ばね29が配設されて
いる。このねじり棒ばね29は、その上端部をピン28
によって入力軸13へ同軸的に連結され、スプライン3
0を介してその下端部をステアリング歯車軸14に結合
されている。
いる。このねじり棒ばね29は、その上端部をピン28
によって入力軸13へ同軸的に連結され、スプライン3
0を介してその下端部をステアリング歯車軸14に結合
されている。
ステアリング歯車軸14の上端部には、従動歯車(ドリ
ブンギア)31の筒部31aが、入力軸13の下部を囲
むようにして一体的に嵌着されている。また、上カバー
11には、電動機38が、取付ボルト32を介して固定
されている。
ブンギア)31の筒部31aが、入力軸13の下部を囲
むようにして一体的に嵌着されている。また、上カバー
11には、電動機38が、取付ボルト32を介して固定
されている。
そして、この従動歯車31には、駆動歯車(ドライブギ
ア)35が一対の減速歯車36,37を介して噛み合っ
ており、また、駆動歯車35は、電動機33のスピンド
ル33aと電磁クラッチ34を介して接続されている。
これらの駆動歯車35および減速歯車36,37は、上
カバー11およびハウジング17に対して回転自在に支
持されている。
ア)35が一対の減速歯車36,37を介して噛み合っ
ており、また、駆動歯車35は、電動機33のスピンド
ル33aと電磁クラッチ34を介して接続されている。
これらの駆動歯車35および減速歯車36,37は、上
カバー11およびハウジング17に対して回転自在に支
持されている。
一方、ステアリング歯車軸14に形成されたステアリン
グ歯車38には、タイロッド39に連結されたラック4
0が噛合しており、このタイロッド39には、図示しな
い車輪に接続されたナックルアームが連結されている。
グ歯車38には、タイロッド39に連結されたラック4
0が噛合しており、このタイロッド39には、図示しな
い車輪に接続されたナックルアームが連結されている。
また、従動歯車31の筒部31aには、筒状に形成され
たスライダ42が、軸受メタル41を介して回転自在で
且つ筒部31aの軸方向へ摺動自在に嵌合されている。
なお、このスライダ42は、ステアリング歯車軸14と
同軸上に配設されている。そして、このスライダ42に
は、そのラジアル方向内側に向けて駆動ピン(ドライブ
ピン)43が一体的に突設されている。
たスライダ42が、軸受メタル41を介して回転自在で
且つ筒部31aの軸方向へ摺動自在に嵌合されている。
なお、このスライダ42は、ステアリング歯車軸14と
同軸上に配設されている。そして、このスライダ42に
は、そのラジアル方向内側に向けて駆動ピン(ドライブ
ピン)43が一体的に突設されている。
この駆動ピン43は、第2図に示すように筒部31aに
形成された螺旋状のねじれ溝孔(斜孔)31b内を摺動
自在に且つ緊密に貫通し、入力軸13の下端部に形成さ
れた係合溝13aにその先端部を摺動自在に且つ緊密に
係合している。
形成された螺旋状のねじれ溝孔(斜孔)31b内を摺動
自在に且つ緊密に貫通し、入力軸13の下端部に形成さ
れた係合溝13aにその先端部を摺動自在に且つ緊密に
係合している。
また、第1,3図に示すように、スライダ42の外周面
の下部には、環状溝42aが形成されており、この環状
溝42aには検出レバー45の一端が摺動自在で且つ緊
密に係合している。さらに、ハウジング17には、スプ
ール46が入力軸13の軸方向へ摺動自在に組み付けら
れており、このスプール46にも環状溝46aが形成さ
れ、この環状溝46aには検出レバー45の他端が摺動
自在で且つ緊密に係合している。
の下部には、環状溝42aが形成されており、この環状
溝42aには検出レバー45の一端が摺動自在で且つ緊
密に係合している。さらに、ハウジング17には、スプ
ール46が入力軸13の軸方向へ摺動自在に組み付けら
れており、このスプール46にも環状溝46aが形成さ
れ、この環状溝46aには検出レバー45の他端が摺動
自在で且つ緊密に係合している。
そして、スプール46の下端には、スライダ42の回転
に伴って生じるスライダ42の軸方向変位(第1図中の
上下方向変位)を検出しうるトルクセンサとしての変位
検出器47がピン48を介して連結されている。
に伴って生じるスライダ42の軸方向変位(第1図中の
上下方向変位)を検出しうるトルクセンサとしての変位
検出器47がピン48を介して連結されている。
なお、検出レバー45は、入力軸13の軸心と直角に配
設された揺動軸(レバーピン)44を介してハウジング
17に揺動自在に枢支されている。
設された揺動軸(レバーピン)44を介してハウジング
17に揺動自在に枢支されている。
また、スプール46は、第4図に示すように、その外周
面の長手方向中央部および上部には相互に直交する一対
の平面状の切欠46b,46cが形成されている。そし
て、このスプール46は、第3図に示すように、ハウジ
ング17に装着された回り止め用キヤップ51の切欠4
6bへの当接によって、その回転が拘束されるようにな
っている。
面の長手方向中央部および上部には相互に直交する一対
の平面状の切欠46b,46cが形成されている。そし
て、このスプール46は、第3図に示すように、ハウジ
ング17に装着された回り止め用キヤップ51の切欠4
6bへの当接によって、その回転が拘束されるようにな
っている。
スプール46の長手方向に沿って延びるもう一つの切欠
46cは、このスプール46のハウジング17内への装
着にあたってスプール46と検出レバー45との干渉を
避けるために利用するものである。つまり、スプール4
6の装着にあたっては、切欠46cと検出レバー45の
他端とが対抗するようにスプール46の向きを調整しな
がらこのスプール46をハウジング17内に差し込んだ
後、軸回りにこれを90度回転させて、第1,3図に示
すように、環状溝46aに検出レバー45の他端が嵌合
した状態とするのである。
46cは、このスプール46のハウジング17内への装
着にあたってスプール46と検出レバー45との干渉を
避けるために利用するものである。つまり、スプール4
6の装着にあたっては、切欠46cと検出レバー45の
他端とが対抗するようにスプール46の向きを調整しな
がらこのスプール46をハウジング17内に差し込んだ
後、軸回りにこれを90度回転させて、第1,3図に示
すように、環状溝46aに検出レバー45の他端が嵌合
した状態とするのである。
さらに、駆動ピン43とねじれ溝孔31bとの隙間に生
じるガタ付きや、検出レバー45と環状溝42a,46
aとの隙間に生じるガタ付きによる変位検出器47の検
出精度の低下を阻止するために、遊び(ガタ付き)除去
用の圧縮コイルばね49が、従動歯車31とスライダ4
2との間に介装されている。そして、スライダ42の変
位が、検出レバー45によって拡大され、スプール46
を介して変位検出器47に伝達されるようになってい
る。
じるガタ付きや、検出レバー45と環状溝42a,46
aとの隙間に生じるガタ付きによる変位検出器47の検
出精度の低下を阻止するために、遊び(ガタ付き)除去
用の圧縮コイルばね49が、従動歯車31とスライダ4
2との間に介装されている。そして、スライダ42の変
位が、検出レバー45によって拡大され、スプール46
を介して変位検出器47に伝達されるようになってい
る。
そして、変位検出器47の検出信号は図示しないコント
ローラに送られて、このコントローラでは、電動機33
および電磁クラッチ46に検出信号に基づいた制御信号
を出力するようになっている。
ローラに送られて、このコントローラでは、電動機33
および電磁クラッチ46に検出信号に基づいた制御信号
を出力するようになっている。
コントローラによる制御で、電動機33は、変位検出器
47からの検出信号に応じて電磁クラッチ46とともに
作動するよう構成され、この電動機33では、入力軸1
3とステアリング歯車軸14との相対回転量が大きいほ
ど、すなわち、スライダ42の軸方向変位(上下方向変
位)が大きいほど、大電力が供給されて大きな駆動トル
クを発生しステアリング歯車軸14へ大トルクが伝達さ
れるようになっている。
47からの検出信号に応じて電磁クラッチ46とともに
作動するよう構成され、この電動機33では、入力軸1
3とステアリング歯車軸14との相対回転量が大きいほ
ど、すなわち、スライダ42の軸方向変位(上下方向変
位)が大きいほど、大電力が供給されて大きな駆動トル
クを発生しステアリング歯車軸14へ大トルクが伝達さ
れるようになっている。
つまり、変位検出器47がスライダ42の変位を検出し
ない中立状態にある時には、電磁クラッチ34が非通電
状態となって、駆動歯車35とスピンドル33aとの連
結が断たれるともにスピンドル33aがその回転を停止
され、変位検出器47がスライダ42の変位を検出した
場合には、スピンドル33aを回転させるとともに電磁
クラッチ34を通電状態として、駆動歯車35とスピン
ドル33aとを連結するようになっている。
ない中立状態にある時には、電磁クラッチ34が非通電
状態となって、駆動歯車35とスピンドル33aとの連
結が断たれるともにスピンドル33aがその回転を停止
され、変位検出器47がスライダ42の変位を検出した
場合には、スピンドル33aを回転させるとともに電磁
クラッチ34を通電状態として、駆動歯車35とスピン
ドル33aとを連結するようになっている。
例えば変位検出器47がスライダ42の上昇変位を検出
した場合には、スピンドル33aを正転させ電磁クラッ
チ34を介して駆動歯車35にスピンドル33aの正転
力を伝達し、変位検出器47がスライダ42の下降変位
を検出した場合には、スピンドル33aを逆転させ電磁
クラッチ34を介して駆動歯車35にスピンドル33a
の逆転力を伝達するようになっている。
した場合には、スピンドル33aを正転させ電磁クラッ
チ34を介して駆動歯車35にスピンドル33aの正転
力を伝達し、変位検出器47がスライダ42の下降変位
を検出した場合には、スピンドル33aを逆転させ電磁
クラッチ34を介して駆動歯車35にスピンドル33a
の逆転力を伝達するようになっている。
さらに、電動機33が何らかの理由で作動不能となった
場合でも、入力軸13からの回転をステアリング歯車軸
14に伝達できるように、入力軸13の下端部とステア
リング歯車軸14の上端部とにこれらの相対回転量を所
定角度(例えば10度程度)以下に拘束する相対回転拘
束部50が形成されている。なお、通常時には、この相
対回転拘束部50が作動する前に、電動機33が作動し
て、入力軸13とステアリング歯車軸14との相対回転
量が所定角度未満に抑えられるようになっている。
場合でも、入力軸13からの回転をステアリング歯車軸
14に伝達できるように、入力軸13の下端部とステア
リング歯車軸14の上端部とにこれらの相対回転量を所
定角度(例えば10度程度)以下に拘束する相対回転拘
束部50が形成されている。なお、通常時には、この相
対回転拘束部50が作動する前に、電動機33が作動し
て、入力軸13とステアリング歯車軸14との相対回転
量が所定角度未満に抑えられるようになっている。
そして、本実施例の電動式パワーステアリング装置で
は、駆動ピン43のねじれ溝孔31bへの貫通部と係合
溝13aとに係止する駆動ピン43の先端部およびスラ
イダ42の環状溝42aに係合する検出レバー45の一
端部の各外周に、コロ52a,52b,52cが装着さ
れている。
は、駆動ピン43のねじれ溝孔31bへの貫通部と係合
溝13aとに係止する駆動ピン43の先端部およびスラ
イダ42の環状溝42aに係合する検出レバー45の一
端部の各外周に、コロ52a,52b,52cが装着さ
れている。
このコロ52a,52b,52cは、第5図に示すよう
に、いずれも駆動ピン43および検出レバー45の外周
面との間に僅かな大きさt(t≒10μ)を有する隙間
53が形成されるようにその内径を設定され、この隙間
53内には潤滑油が供給され、駆動ピン43および検出
レバー45の外周面と摺動自在となっている。
に、いずれも駆動ピン43および検出レバー45の外周
面との間に僅かな大きさt(t≒10μ)を有する隙間
53が形成されるようにその内径を設定され、この隙間
53内には潤滑油が供給され、駆動ピン43および検出
レバー45の外周面と摺動自在となっている。
また、これらのコロ52a,52b,52cは、いずれ
もその外周面をほぼ円弧状断面を有する曲面状に形成さ
れており、それぞれ、ねじれ溝孔31b,係合溝13a
および環状溝42aとはほぼ点接触のごとき微小面積で
接触している。
もその外周面をほぼ円弧状断面を有する曲面状に形成さ
れており、それぞれ、ねじれ溝孔31b,係合溝13a
および環状溝42aとはほぼ点接触のごとき微小面積で
接触している。
なお、コロ52a,52b,52cの材質には、焼入れ
をした硬質の鋼材や硬質セラミツク等のこじりに強い硬
質で高強度のものを用いる。
をした硬質の鋼材や硬質セラミツク等のこじりに強い硬
質で高強度のものを用いる。
本考案の一実施例としての電動式パワーステアリング装
置は上述のごとく構成されているので、図示しないステ
アリングハンドルを操作して、ステアリングハンドル軸
27を回転させると、入力軸13が、ステアリング歯車
軸14に対して、ねじり棒ばね29のねじれを伴う相対
回転を起こす。
置は上述のごとく構成されているので、図示しないステ
アリングハンドルを操作して、ステアリングハンドル軸
27を回転させると、入力軸13が、ステアリング歯車
軸14に対して、ねじり棒ばね29のねじれを伴う相対
回転を起こす。
これとともに、入力軸13の係合溝13aに係止する駆
動ピン43を介して、スライダ42が入力軸13と一体
的に回転するが、この時、駆動ピン43は、従動歯車3
1の筒部31aに形成されたねじれ溝孔31bに沿っ
て、スライダ42も駆動ピン43とともに入力軸13の
軸方向にも摺動することになる。このため、スライダ4
2および駆動ピン43は、筒部31aの周囲を螺旋状に
旋回することとなる。
動ピン43を介して、スライダ42が入力軸13と一体
的に回転するが、この時、駆動ピン43は、従動歯車3
1の筒部31aに形成されたねじれ溝孔31bに沿っ
て、スライダ42も駆動ピン43とともに入力軸13の
軸方向にも摺動することになる。このため、スライダ4
2および駆動ピン43は、筒部31aの周囲を螺旋状に
旋回することとなる。
このスライダ42の環状溝42aには、検出レバー45
の一端部が係合しているので、検出レバー45は、スラ
イダ42の軸方向移動に伴ってその揺動軸44回りに揺
動する。
の一端部が係合しているので、検出レバー45は、スラ
イダ42の軸方向移動に伴ってその揺動軸44回りに揺
動する。
すると、スライダ42の変位が、検出レバー45によっ
て拡大され、スプール46を介して変位検出器47に伝
達される。変位検出器47では、スライダ42の摺動量
(変位量)を検出し、この変位量の検出信号、つまり、
ステアリンクトルクの検出信号を図示しないコントロー
ラに送る。そして、コントローラから、電動機33およ
び電磁クラッチ46に検出信号に基づいた制御信号が出
力される。
て拡大され、スプール46を介して変位検出器47に伝
達される。変位検出器47では、スライダ42の摺動量
(変位量)を検出し、この変位量の検出信号、つまり、
ステアリンクトルクの検出信号を図示しないコントロー
ラに送る。そして、コントローラから、電動機33およ
び電磁クラッチ46に検出信号に基づいた制御信号が出
力される。
このコントローラによる制御信号で、電動機33は、変
位検出器47からの検出信号に応じて電磁クラッチ46
とともに作動する。例えば電動機33では、入力軸13
とステアリング歯車軸14との相対回転量が大きいほ
ど、つまり、スライダ42の軸方向変位(上下方向変
位)が大きいぼど、大電力が供給されて大きな駆動トル
クを発生しステアリング歯車軸14へ大トルクが伝達さ
れる。
位検出器47からの検出信号に応じて電磁クラッチ46
とともに作動する。例えば電動機33では、入力軸13
とステアリング歯車軸14との相対回転量が大きいほ
ど、つまり、スライダ42の軸方向変位(上下方向変
位)が大きいぼど、大電力が供給されて大きな駆動トル
クを発生しステアリング歯車軸14へ大トルクが伝達さ
れる。
具体的には、変位検出器47がスライダ42の変位を検
出しない中立状態にある時には、電磁クラッチ34が非
通電状態となって、駆動歯車35とスピンドル33aと
の連結が断たれるともにスピンドル33aがその回転を
停止される。
出しない中立状態にある時には、電磁クラッチ34が非
通電状態となって、駆動歯車35とスピンドル33aと
の連結が断たれるともにスピンドル33aがその回転を
停止される。
また、変位検出器47がスライダ42の変位を検出した
場合には、スピンドル33aを回転させるとともに電磁
クラッチ34を通電状態として、駆動歯車35とスピン
ドル33aとを連結する。この場合、例えば変位検出器
47がスライダ42の上昇変位を検出した場合には、ス
ピンドル33aをその上昇変位量に応じて正転させて電
磁クラッチ34を介して駆動歯車35にスピンドル33
aの正転力を伝達する。また、変位検出器47がスライ
ダ42の下降変位を検出した場合には、スピンドル33
aをその下降変位量に応じて逆転させ電磁クラッチ34
を介して駆動歯車35にスピンドル33aの逆転力を伝
達する。
場合には、スピンドル33aを回転させるとともに電磁
クラッチ34を通電状態として、駆動歯車35とスピン
ドル33aとを連結する。この場合、例えば変位検出器
47がスライダ42の上昇変位を検出した場合には、ス
ピンドル33aをその上昇変位量に応じて正転させて電
磁クラッチ34を介して駆動歯車35にスピンドル33
aの正転力を伝達する。また、変位検出器47がスライ
ダ42の下降変位を検出した場合には、スピンドル33
aをその下降変位量に応じて逆転させ電磁クラッチ34
を介して駆動歯車35にスピンドル33aの逆転力を伝
達する。
したがって、これらの電動機33および電磁クラッチ3
4の作動により、スピンドル33aから駆動歯車35に
伝達された回転力は、この駆動歯車35から減速歯車を
介して従動歯車31および従動歯車31と一体となった
ステアリング歯車軸14に伝達されて、このステアリン
グ歯車軸14に形成されたステアリング歯車38からラ
ック40を介してタイロッド39さらには図示しないナ
ックルアームが駆動され図示しない車輪が所定量転蛇さ
れる。
4の作動により、スピンドル33aから駆動歯車35に
伝達された回転力は、この駆動歯車35から減速歯車を
介して従動歯車31および従動歯車31と一体となった
ステアリング歯車軸14に伝達されて、このステアリン
グ歯車軸14に形成されたステアリング歯車38からラ
ック40を介してタイロッド39さらには図示しないナ
ックルアームが駆動され図示しない車輪が所定量転蛇さ
れる。
この結果、運転者の操舵力は、常に入力軸13とステア
リング歯車軸14との一定角度(10度程度)以下の相
対回転を許容する程度に留まる。
リング歯車軸14との一定角度(10度程度)以下の相
対回転を許容する程度に留まる。
そして、スライダ42の変位に伴って変位する駆動ピン
43の先端部が入力軸13の係合溝13aおよび従動歯
車31のねじれ溝孔31bに沿って摺動し、検出レバー
45がスライダ42の環状溝42a内を摺動するが、本
電動式パワーステアリング装置では、これらの摺動部に
それぞれコロ52a,52b,52cが装着されている
ため、その摺動が極めて滑らかなものとなる。
43の先端部が入力軸13の係合溝13aおよび従動歯
車31のねじれ溝孔31bに沿って摺動し、検出レバー
45がスライダ42の環状溝42a内を摺動するが、本
電動式パワーステアリング装置では、これらの摺動部に
それぞれコロ52a,52b,52cが装着されている
ため、その摺動が極めて滑らかなものとなる。
つまり、駆動ピン43は、その摺動時に、従動歯車31
のねじれ溝孔31bおよび入力軸13の係合溝13aか
ら受ける摩擦力に加えるが、特に、遊び除去用の圧縮コ
イルばね49からスライダ42を介して受ける付勢力も
手伝って、駆動ピン43が受ける摩擦力は大きなものと
なる。このため、駆動ピン43は大きなこじり(ねじれ
力)を受けることになるが、従動歯車31のねじれ溝孔
31bからのこじりに対してはコロ52aが、入力軸1
3の係合溝13aとからこじりに対してはコロ52b
が、それぞれ回転しながら吸収するので、各こじりの駆
動ピン43への伝達を防止する。
のねじれ溝孔31bおよび入力軸13の係合溝13aか
ら受ける摩擦力に加えるが、特に、遊び除去用の圧縮コ
イルばね49からスライダ42を介して受ける付勢力も
手伝って、駆動ピン43が受ける摩擦力は大きなものと
なる。このため、駆動ピン43は大きなこじり(ねじれ
力)を受けることになるが、従動歯車31のねじれ溝孔
31bからのこじりに対してはコロ52aが、入力軸1
3の係合溝13aとからこじりに対してはコロ52b
が、それぞれ回転しながら吸収するので、各こじりの駆
動ピン43への伝達を防止する。
また、検出レバー45は、変位検出器47内の図示しな
いないリターンスプリングの不付勢力も手伝って、スラ
イダ42の環状溝42aから摩擦力を受ける。このた
め、検出レバー45も大きなこじりを受けることになる
が、このこじりをコロ52cが回転しながら吸収するの
で、こじりの検出レバー45への伝達が防止される。
いないリターンスプリングの不付勢力も手伝って、スラ
イダ42の環状溝42aから摩擦力を受ける。このた
め、検出レバー45も大きなこじりを受けることになる
が、このこじりをコロ52cが回転しながら吸収するの
で、こじりの検出レバー45への伝達が防止される。
即ち、これらのコロ52a,52b,52cは、いずれ
も、駆動ピン43および検出レバー45の外周面と僅か
な大きさの隙間53を有し、駆動ピン43および検出レ
バー45の外周面と摺動自在となっている上に、外周面
をほぼ円弧状断面を有する曲面状に形成され、それぞ
れ、ねじれ溝孔31b,係合溝13aおよび環状溝42
aと微小面積で接触しているので、それぞれのコロ52
a,52b,52cがこじりを受けても、このこじりの
駆動ピン43および検出レバー45への伝達が防止され
るのである。
も、駆動ピン43および検出レバー45の外周面と僅か
な大きさの隙間53を有し、駆動ピン43および検出レ
バー45の外周面と摺動自在となっている上に、外周面
をほぼ円弧状断面を有する曲面状に形成され、それぞ
れ、ねじれ溝孔31b,係合溝13aおよび環状溝42
aと微小面積で接触しているので、それぞれのコロ52
a,52b,52cがこじりを受けても、このこじりの
駆動ピン43および検出レバー45への伝達が防止され
るのである。
そして、各コロ52a,52b,52cの外径を、ねじ
れ溝孔31b,係合溝13aおよび環状溝42aの各内
径に対応して設定することにより、摺動部のガタ付きを
解消することができ、容易にトルク検出精度を向上で
き、装置を信頼性の高いものにできる効果がある。
れ溝孔31b,係合溝13aおよび環状溝42aの各内
径に対応して設定することにより、摺動部のガタ付きを
解消することができ、容易にトルク検出精度を向上で
き、装置を信頼性の高いものにできる効果がある。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の電動式パワーステアリン
グ装置によれば、スライダの内周面に、従動歯車の筒部
のねじれ溝孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が入
力軸の係合溝へ緊密に係止する駆動ピン体を突設し、一
端部が上記スライダの外周面の環状溝内に摺動自在に嵌
入した検出レバーを設けて、上記駆動ピンの上記ねじれ
溝孔への貫通部,上記係合溝に係止する先端部または上
記検出レバーの一端部の外周にコロが装着されるという
構成によって、コロの外径を、ねじれ溝孔,係合溝また
は環状溝の各内径に対応して設定することにより、摺動
部のガタ付きを解消し滑らかな摺動を実現することがで
きる。この結果、部品の寸法管理や組立精度従来のよう
に厳しくする必要がなくなる上、容易にトルク検出精度
を向上でき、装置を信頼性の高いものにできる効果があ
る。
グ装置によれば、スライダの内周面に、従動歯車の筒部
のねじれ溝孔を摺動自在に貫通するとともに先端部が入
力軸の係合溝へ緊密に係止する駆動ピン体を突設し、一
端部が上記スライダの外周面の環状溝内に摺動自在に嵌
入した検出レバーを設けて、上記駆動ピンの上記ねじれ
溝孔への貫通部,上記係合溝に係止する先端部または上
記検出レバーの一端部の外周にコロが装着されるという
構成によって、コロの外径を、ねじれ溝孔,係合溝また
は環状溝の各内径に対応して設定することにより、摺動
部のガタ付きを解消し滑らかな摺動を実現することがで
きる。この結果、部品の寸法管理や組立精度従来のよう
に厳しくする必要がなくなる上、容易にトルク検出精度
を向上でき、装置を信頼性の高いものにできる効果があ
る。
第1〜5図は本考案の一実施例としての電動式パワース
テアリング装置を示すもので、第1図はその全体構成を
示す断面図、第2図はその従動歯車の外形を示す斜視
図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図はそ
のスプールの外形を示す斜視図、第5図はその駆動ピン
および検出レバーに装着されたコロを示す断面図であ
り、第6,7図は従来の電動式パワーステアリング装置
を示すもので、第6図はその要部構造を示す断面図、第
7図は第6図のVII−VII矢視断面図である。 11…上カバー、12…軸受、13…入力軸(インプッ
トシャフト)、13a…係合溝、14…ステアリング歯
車軸、15…軸受メタル、16…アンギュラ軸受、17
…ハウジング、18…ピニオンケース、19…アンギュ
ラ軸受、20…固定ボルト、21…貫通ボルト、22…
ピニオンケースの嵌合部、23…ピニオンケースの座
部、24…ロックナット、25…予圧調整ナット、26
…スプライン、27…ステアリングハンドル軸、28…
ピン、29…ねじり棒ばね、30…スプライン、31…
従動歯車(ドリブンギア)、31a…従動歯車の筒部、
31b…螺旋状のねじれ溝孔(斜孔)、32…取付ボル
ト、33…電動機、33a…電動機のスピンドル、34
…電磁クラッチ、35…駆動歯車(ドライブギア)、3
6,37…減速歯車、38…ステアリング歯車、39…
タイロッド、40…ラック、41…軸受メタル、42…
スライダ、42a…環状溝、43…駆動ピン(ドライブ
ピン)、44…揺動軸(レバーピン)、45…検出レバ
ー、46…スプール、46a…環状溝、46b,46c
…平面状の切欠、47…トルクセンサとしての変位検出
器、48…ピン、49…遊び(がたつき)除去用の圧縮
コイルばね、50…相対回転拘束部、51…回り止め用
キャップ、52a,52b,52c…コロ、53…コロ
の内周と駆動ピンまたは検出レバーの外周との隙間。
テアリング装置を示すもので、第1図はその全体構成を
示す断面図、第2図はその従動歯車の外形を示す斜視
図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図はそ
のスプールの外形を示す斜視図、第5図はその駆動ピン
および検出レバーに装着されたコロを示す断面図であ
り、第6,7図は従来の電動式パワーステアリング装置
を示すもので、第6図はその要部構造を示す断面図、第
7図は第6図のVII−VII矢視断面図である。 11…上カバー、12…軸受、13…入力軸(インプッ
トシャフト)、13a…係合溝、14…ステアリング歯
車軸、15…軸受メタル、16…アンギュラ軸受、17
…ハウジング、18…ピニオンケース、19…アンギュ
ラ軸受、20…固定ボルト、21…貫通ボルト、22…
ピニオンケースの嵌合部、23…ピニオンケースの座
部、24…ロックナット、25…予圧調整ナット、26
…スプライン、27…ステアリングハンドル軸、28…
ピン、29…ねじり棒ばね、30…スプライン、31…
従動歯車(ドリブンギア)、31a…従動歯車の筒部、
31b…螺旋状のねじれ溝孔(斜孔)、32…取付ボル
ト、33…電動機、33a…電動機のスピンドル、34
…電磁クラッチ、35…駆動歯車(ドライブギア)、3
6,37…減速歯車、38…ステアリング歯車、39…
タイロッド、40…ラック、41…軸受メタル、42…
スライダ、42a…環状溝、43…駆動ピン(ドライブ
ピン)、44…揺動軸(レバーピン)、45…検出レバ
ー、46…スプール、46a…環状溝、46b,46c
…平面状の切欠、47…トルクセンサとしての変位検出
器、48…ピン、49…遊び(がたつき)除去用の圧縮
コイルばね、50…相対回転拘束部、51…回り止め用
キャップ、52a,52b,52c…コロ、53…コロ
の内周と駆動ピンまたは検出レバーの外周との隙間。
Claims (1)
- 【請求項1】一端部にステアリングハンドル軸が連結さ
れるとともに他端部にステアリング歯車軸が上記ステア
リングハンドル軸と同軸状態で回転自在に嵌合された筒
状の入力軸と、この入力軸の中央部に同軸状態で設けら
れ且つ一端部が上記入力軸に固定されるとともに他端部
が上記ステアリング歯車軸に固定されたねじり棒ばね
と、上記入力軸を囲むように上記ステアリング歯車軸と
同軸状態で一体に設けられた従動歯車と、この従動歯車
の筒部に相対回転可能で且つこの筒部の軸方向に沿って
摺動自在に嵌合された筒状のスライダと、このスライダ
の内周面に一体に突設され且つ上記従動歯車の筒部に形
成された螺旋状のねじれ溝孔を摺動自在に貫通するとと
もに先端部が上記入力軸の外周面に形成された係合溝へ
緊密に係止する駆動ピンと、上記スライダに連結され且
つ上記ステアリング歯車軸に対する上記ステアリングハ
ンドル軸の相対回転により上記ねじれ溝孔に沿って移動
する上記駆動ピンと一体の上記スライダの軸方向移動を
検知するトルクセンサと、一端部が上記スライダの外周
面に形成された環状溝内に摺動自在に嵌入し他端部が上
記トルクセンサに連結されるとともに中間部で回転可能
に枢支された検出レバーと、上記従動歯車に接続して上
記ステアリング歯車軸に駆動力を伝達しうる駆動歯車を
有するとともに上記トルクセンサからの検出信号に基づ
いて作動する電動機とをそなえ、上記駆動ピンの上記ね
じれ溝孔への貫通部,上記係合溝に係止する先端部また
は上記検出レバーの一端部の外周にコロが装着されたこ
とを特徴とする、電動式パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17427887U JPH062858Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 電動式パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17427887U JPH062858Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 電動式パワーステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0177574U JPH0177574U (ja) | 1989-05-25 |
| JPH062858Y2 true JPH062858Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31466145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17427887U Expired - Lifetime JPH062858Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 | 電動式パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062858Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-14 JP JP17427887U patent/JPH062858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0177574U (ja) | 1989-05-25 |
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