JPH06286123A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH06286123A
JPH06286123A JP10036193A JP10036193A JPH06286123A JP H06286123 A JPH06286123 A JP H06286123A JP 10036193 A JP10036193 A JP 10036193A JP 10036193 A JP10036193 A JP 10036193A JP H06286123 A JPH06286123 A JP H06286123A
Authority
JP
Japan
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wheel
cam
printing
type wheel
holding plate
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Pending
Application number
JP10036193A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shinoda
章 篠田
Motohito Muraki
基人 村木
Mutsuo Fukuoka
睦生 福岡
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP10036193A priority Critical patent/JPH06286123A/ja
Publication of JPH06286123A publication Critical patent/JPH06286123A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活字ホイールをホイール保持板で前方から押
圧挟持するようにして、ホイール保持板を揺動させるだ
けで容易に且つ簡単に着脱し得る印字装置を提供するこ
と。 【構成】 ホイール保持板69を巻きバネのばね力に抗
して前方に回動させた状態で活字ホイール72をホイー
ル収納部64内で受け部上に配置し、その後ホイール保
持板69を巻きバネ71の付勢力で後方に揺動させる。
このとき、活字ホイール72の中央部に形成された係合
孔72bにスピンドル部66aが内嵌すると共に、活字
ホイール72の中央部分がホイール駆動ギヤ66の前端
面に押圧され、活字ホイール72にスピンドル部66a
に係合して位置決めされた状態で、ホイール駆動ギヤ6
6とホイール保持板69間に弾性挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活字ホイール式印字装
置に関し、特に活字ホイールの駆動に関連するホイール
モータやギヤ部材を、キャリッジ本体の後端部に設けた
ホイール収容部の後側に設け、ホイール保持板の前後揺
動だけで活字ホイールを簡単に着脱するようにしたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字ハンマーや活字ホイールや印
字リボンや消去リボン及びこれらの駆動機構をキャリッ
ジ本体に設け、文字の印字及び消去が可能な活字ホイー
ル式電子タイプライタは周知のものである。ところで、
本願出願人は、特開平4−235082号公報におい
て、印字リボンを載置したホルダ部材の位置切換え機構
や印字ハンマー駆動機構や印字リボン巻取り機構及び消
去リボン巻取り機構を、左右1対のメインフレームから
なるキャリッジ本体に設けた1台の駆動モータで回転駆
動されるカム体に作動的に連動して夫々駆動するように
し、製作コストを低減でき且つキャリッジをコンパクト
化し得る電子タイプライタを提案した。
【0003】即ち、この電子タイプライタにおいては、
前記駆動モータの駆動軸に、印字ハンマー駆動用の印字
用カムと、複数のスリットが等間隔に形成されたエンコ
ーダディスクと、印字リボンをステップ送りするリボン
供給用カムと、ホルダ部材を印字位置から消去位置に上
昇させる為の上昇用カムとからなるカム体が固着され、
この駆動モータの所定回転方向への駆動でカム体を回転
駆動することにより、印字用カムで印字ハンマーをプラ
テンに押圧打撃する印字作動が実行される一方、リボン
供給用カムで印字リボンのステップ送り作動などの一連
の作動が実行される。
【0004】一方、活字ホイールを回転駆動するホイー
ル駆動モータは、キャリッジ本体の後部に駆動軸を後方
に向けてに取付けられ、このホイール駆動モータの駆動
軸に固着したピニオンにホイール駆動ギヤが噛合され、
このホイール駆動ギヤの中心部に設けた係合突起部でホ
イール駆動ギヤの直ぐ後側に配置された活字ホイールの
中心穴に係合するようになっている。活字ホイールをリ
リースするときには、先ずリリースレバーを前方に傾動
させることにより、キャリッジ本体を前方のガイド部材
に対して所定位置に保持している当接部材が下方に揺動
して、キャリッジ本体が後方のガイド軸を回動中心とし
て下方に大きく揺動して、同時にホイール駆動モータ及
びホイール駆動ギヤがプラテンから離間する前方のリリ
ース位置に揺動し、前記係合突起部との係合が解除され
た活字ホイールをリリースできるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
出願人が提案した前記電子タイプライタにおいては、活
字ホイールを駆動する為のホイール駆動モータやホイー
ル駆動ギヤを活字ホイールの前側に配設し、ホイール駆
動ギヤの係合突起部を活字ホイールに対して前方から係
合するように構成されているので、活字ホイールをリリ
ースする為には、キャリッジ本体の前側を下方に大きく
揺動させて、ホイール駆動モータ及びホイール駆動ギヤ
をプラテンから離間する前方のリリース位置に揺動させ
て活字ホイールを着脱しなければならず、活字ホイール
のリリース機構が複雑化して、部品点数が増加するこ
と、係合突起部が十分に前方に退避できないことから、
活字ホイールのリリースが容易でないこと、更にホイー
ル駆動モータをキャリッジ本体の後部に設けることか
ら、印字ハンマーを含む印字機構が前方に配置されてキ
ャリッジ本体の前後方向寸法が大きくなり、キャリッジ
本体が前方に延びて大型化するのに伴って、キャリッジ
の前側に配設する電子制御用の電子基板の為のスペース
が十分に設けられないことなどの問題がある。
【0006】本発明の目的は、活字ホイールをホイール
保持板で前方から押圧挟持するようにして、ホイール保
持板を揺動させるだけで活字ホイールを容易に且つ簡単
に着脱し得るような印字装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の印字装置は、
少なくとも、左右方向に延びるプラテンと、プラテンの
前側に沿って印字方向に移動自在に案内されたキャリッ
ジ本体と、活字ホイールおよび活字ホイールを駆動する
ホイールモータと、印字ハンマーを含む印字機構とを備
えた印字装置において、キャリッジ本体の後端近傍部に
活字ホイールを収容するホイール収容部を設け、ホイー
ル収容部の後壁部の中央部に、活字ホイールの中心穴に
内嵌するスピンドル部を有するギヤ部材を枢着し、ギヤ
部材を駆動する為のホイールモータを、プラテンの下方
の位置に配設して、ホイール収容部の後壁部に固定的に
装着し、ホイール収容部の前面側に、活字ホイールをギ
ヤ部材に押圧する為の、下端部を回動中心として前後揺
動自在のホイール保持板を設け、ホイール保持板を後方
へ付勢するバネ部材を設け、活字ホイールを、ギヤ部材
とホイール保持板間に、バネ部材の弾性力で挟持するよ
うに構成したしたものである。
【0008】
【作用】請求項1の印字装置においては、左右方向に延
びるプラテンの前側に沿って印字方向に移動自在に案内
されたキャリッジ本体の後端近傍部に、活字ホイールを
収容するホイール収容部が設けられ、このホイール収容
部の後壁部の中央部に、活字ホイールの中心穴に内嵌す
るスピンドル部を有するギヤ部材が枢着され、更にこの
ギヤ部材を駆動する為のホイールモータがプラテンの下
方の位置に配設して、ホイール収容部の後壁部に固定的
に装着される一方、ホイール収容部の前面側に、下端部
を回動中心として前後揺動自在のホイール保持板が、ホ
イール収容部に収容された活字ホイールを、その中心穴
にスピンドル部を内嵌させて後方へ弾性付勢するバネ部
材の弾性力で挟持されているので、活字ホイールをリリ
ースするときには、ホイール保持板をバネ部材の弾性力
に抗して前方に揺動させるだけで、ホイール保持板とギ
ヤ部材との間に十分な着脱スペースが確保できる上、ス
ピンドル部が活字ホイールの中心穴から容易に外れて活
字ホイールを簡単にリリースできる。また、活字ホイー
ルを装着するときには、活字ホイールをホイール収容部
に収容してホイール保持板をバネ部材の弾性力で後方に
揺動させるだけで活字ホイールを簡単に装着できる。更
に、ホイールモータをプラテンの下方の位置に配設し
て、ホイール収容部の後壁部に固定的に装着したので、
このホイールモータの分だけキャリッジ本体の前後方向
の寸法を小さくできることから、キャリッジの前側に配
設する電子制御用の電子基板の為のスペースを十分に確
保できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、直流モータからなるカム体駆動
モータで、印字動作とこれに伴う印字リボンの巻取り動
作、消去動作とこれに伴う消去リボン(コレクションリ
ボン)の巻取り動作を行なうようにした電子タイプライ
タに本発明を適用した場合のものである。図1に示すよ
うに、タイプライタ1のケーシングの内部の左右両端に
は夫々側壁板(機枠)2が前後方向向きに設けられ、そ
の1対の側壁板2間に配設されたプラテン3は、そのプ
ラテン軸4の両端部近傍において両側壁板2に回転可能
に支持されるとともに、プラテン軸4の左端部に固着し
た従動ギヤ(図示略)を介して図示外のラインフィード
モータにより回転駆動される。
【0010】前記1対の側壁板2間には、更にラック7
と前後1対のガイド軸8・9とがプラテン3と平行に配
設されており、これらガイド軸8・9に左右方向移動可
能に支持されたキャリッジ10について説明する。先
ず、キャリッジ本体11について、図1〜図3に基いて
説明する。キャリッジ本体11は、前側のガイド軸8に
左右方向摺動自在に外嵌された円筒状の第2脚部11a
と、後側のガイド軸9に左右方向摺動自在に外嵌された
円筒状の第1脚部11bと、これら第1・第2脚部11
b・11aを連結する前後方向向きで且つ立設された第
1主壁11c及び第2主壁11dを含み補強の為のリブ
を複数設けた連結フレーム11eとを合成樹脂材料で一
体的に成形されたものである。ここで、断面略U字状の
第1主壁11cはキャリッジ本体11の左右方向の略中
央部に形成され、また断面略U字状の第2主壁11dは
その右端部に形成されている。
【0011】このように、キャリッジ本体11は、キャ
リッジ本体11の後部の下部を案内支持するガイド軸9
に左右方向に摺動自在に外嵌された円筒状の第1脚部1
1bと、キャリッジ本体11の前部を案内支持するガイ
ド軸8に左右方向に摺動自在に係合された第2脚部11
aと、これら第1脚部11bと第2脚部11aとを連結
する連結フレーム11eとからなる簡単な構造で、これ
ら第1脚部11bと第2脚部11aと連結フレーム11
eとは、合成樹脂材料で一体形成して構成されるので、
キャリッジ本体11の部品数を1つにでき、しかも組付
け作業が一切不要となり、結局キャリッジ本体11を格
段に安価にできる。
【0012】次に、印字機構15について、図1〜図6
に基いて説明する。ラック7の直ぐ前側の第1主壁11
cにはその左側にカム体駆動モータ16が取付けられ、
このカム体駆動モータ16の駆動軸16aは第1主壁1
1cを挿通して右方へ延び、その先端部には小径のピニ
オン17が固着されている。一方、カム体駆動モータ1
6の後方斜め上側において、プラテン3と平行な枢支軸
18の左右両端部が両主壁11c・11dに夫々回転可
能に枢支され、この枢支軸18には、図4・図7に示す
ようにカム体駆動モータ16側から印字用カム21、従
動ギヤ22、回転位置検出用ディスク23、リボン送り
カム24、リボンリフトカム25とが一体的に形成され
た合成樹脂製のカム体20が左右方向移動不能に固着さ
れている。そして、この従動ギヤ22は前記ピニオン1
7に噛合されている。尚、ピニオン17と従動ギヤ22
とで減速機構が構成されており、ピニオン17と従動ギ
ヤ22とのギヤ比は1:2.5 である。このように、印字
用カム21、従動ギヤ22、回転位置検出用ディスク2
3、リボン送りカム24、リボンリフトカム25とが一
体的に形成されているので、これらのカムの各々の位相
を合わせる位相調整作業を不要にできる上、カム体20
を簡単にしかも安価に製作できる。
【0013】一方、側面視略逆く字状の回動レバー27
の下端部は、第1脚部11b近傍位置に対応する両主壁
11c・11dに回転可能に支持された枢支軸28に固
着され、その高さ方向中段部には、前記印字用カム21
のカム面に当接するカムフォロワ29が回転可能に枢着
され、更にその上端部は後方に屈曲されて印字ハンマー
27aが形成されている。そして、このカムフォロワ2
9が印字用カム21のカム面に常に当接するように、引
っ張りバネ30が回動レバー27と枢支軸18とに亙っ
て張架されている。ここで、符号31は印字リボンPR
を収納したリボンカセットであり、符号35はこのリボ
ンカセット31を載置するとともに、図1に示す印字位
置と図13に示す上昇した消去位置とに亙って揺動可能
なホルダ部材である。
【0014】前記印字用カム21は、図5・図14に示
すように、側面視略巴形状で、この印字用カム21の外
側の湾曲状カム面は、印字開始時におけるカム体20つ
まり印字用カム21の設定された正規の印字開始の位相
角を0°とし、この位相角0°から約60°までの印字
待機範囲においては、半径が等しい等半径になってお
り、この位相角約60°から位相角約140°に亙って
半径拡大率が大きくなっており、この位相角約140°
以降においては半径拡大率が微少になっている。しか
も、印字ハンマー27aの打撃後においてもカムフォロ
ワ29が外周カム面から外れないように、印字用カム2
1には湾曲状カムが延長して形成されている。
【0015】ここで、図14に示すように、印字開始時
におけるカムフォロワ29はこの印字待機範囲の何れか
の位置に位置していることになる。そして、カム体駆動
モータ16の所定回転方向への駆動により、ピニオン1
7と従動ギヤ22とを介してカム体20つまり印字用カ
ム21が図6にて時計回転方向に、例えば約180°分
高速で回転されると、カムフォロワ29が印字用カム2
1の湾曲状カム面に沿って後方に約10mm移動するの
で、回動レバー27が枢支軸28を回動中心として反時
計回転方向に急速に回動され、印字ハンマー27aは、
回動レバー27の後方への回動により、活字ホイール7
2の活字72a及び印字リボンPRを介してプラテン3
を強力に押圧打撃する。
【0016】ここで、カム体20は、このカム体20に
形成された従動ギヤ22とカム体駆動モータ16の駆動
軸16aに固着されたピニオン17とからなる減速ギヤ
機構を介して駆動されるので、カム体20に作用する負
荷変動に対するカム体駆動モータ16の回転速度の変動
は、この減速ギヤ比に対応して減少するだけでなく、逆
にカム駆動モータ16の回転速度の変動に対するカム体
20の回転速度の変動も同様にこの減速ギヤ比に対応し
て減少するので、印字ハンマー27aによる印字動作が
安定する。また、複数の駆動機構を駆動する為のカム体
20とこれを駆動するカム体駆動モータとの配置に自由
度が生じ、キャリッジ本体11の前後方向の寸法をより
小さくできる。更に、印字ハンマー27aの移動速度
と、これらピニオン17と従動ギヤ22との減速ギヤ比
から生じるカム体駆動モータ16の大きな慣性力とによ
り、印字ハンマー27aをプラテン3に対して強力に押
圧打撃でき、カム体駆動モータ16の駆動制御を簡単化
できる上、良好な印字品質を得ることができる。
【0017】ところで、図6に示すように、回動レバー
27の回動中心位置を、印字ハンマー27aがプラテン
3を打撃する打撃点における接線S1近傍で且つ第1脚
部11bの近傍に設け、しかもこの回動中心位置をカム
フォロワ29より下側に設けた上、回動中心位置から印
字ハンマー27aまでの距離を長くしたので、印字ハン
マー27aの打撃方向は、前記打撃点から接線S1と直
交してプラテン3の中心に向かう直交方向S2となり、
活字72aを均等に押圧することから印字品質が良くな
る上、印字時の反力を受ける回動中心位置の強度を十分
に得ることができる。更に、前記回動レバー27の回動
中心からカムフォロワ29までの距離を短くしたので、
印字ハンマー27aの移動ストロークが大幅(例えば、
約16mm)に増大した。
【0018】ここで、前記検出用ディスク23について
簡単に説明すると、図9・図14に示すように、正規の
印字開始の位相角を0°とすると、この検出用ディスク
23の外周部には、位相角65°から位相角160°に
亙って第1切欠き23aが形成されるとともに、0°か
ら−35°に亙って第2切欠き23bが形成されてい
る。そして、図17に示すようにこの検出用ディスク2
3の下端部には、これら第1・第2切欠き23a・23
bを検出する為のフォトセンサ36がキャリッジ本体1
1に固着されている。そして、フォトセンサ36から
は、図14に示すように、これら第1・第2切欠き23
a・23bに対応して「L」レベルの位置検出信号が出
力されるとともに、第1・第2切欠き23a・23b以
外のときに「H」レベルの位置検出信号が出力される。
【0019】次に、前記ホルダ部材35について説明す
ると、図1・図2・図7に示すように、リボンカセット
31を載置支持する為の板状の支持板35aと、支持板
35aの外周部で下側に延びる外周壁部35bと、リボ
ンカセット31の前端部を保持する為に支持板35aの
略前端部に立設された前壁部35cと、支持板35aの
前端近傍部に設けられた側面視略b字状の1対のヒンジ
部35dとが一体的に形成された合成樹脂製のものであ
る。そして、このホルダ部材35を前記キャリッジ本体
11に揺動可能に取付けるときには、図7・図8に示す
ように、ホルダ部材35の後端部を上方に大きく揺動さ
せた姿勢で、先ずホルダ部材35を下方に移動させた後
右方に移動させて、両ヒンジ部35dを第2脚部11a
に形成されたピン取付け部11gの1対のピン部11h
に対応させて係合させ、その後ホルダ部材35を印字位
置の姿勢となるまでその後端を降下させる。このとき、
ホルダ部材35は、1対のピン部11hとヒンジ部35
dとを介してキャリッジ本体11に揺動可能に枢支され
るとともに、ホルダ部材35の右側の外周壁部35bに
形成された当接部35eが、右側のピン取付け部11g
に右方から当接しているので、印字動作や消去動作の実
行時に、これらピン部11hとヒンジ部35dとの係合
が外れることはない。
【0020】次に、印字動作毎に印字リボンPRを所定
量だけ巻取りスプールに巻取る印字リボン巻取り機構4
0について、図4・図7・図9に基いて説明する。ホル
ダ部材35の下側の左端部には、複数の歯を有するラチ
ェットホイール41がピン42で回転可能に枢支され、
このピン42に回転可能に支持され且つ送り爪43aを
設けた第3揺動部材43はホルダ部材35に回動自在に
枢着された第2揺動部材44に連結ピン45を介して連
結され、この第2揺動部材44は引っ張りバネ46によ
り、図7において反時計回転方向に弾性付勢されてい
る。尚、巻取りスプール47は前記ピン42に固着され
ている。
【0021】一方、前記リボン送りカム24は、図9に
示すように、側面視略楕円形状の偏心カムであり、キャ
リッジ本体11に前後揺動可能に下端部が枢支された第
1揺動部材48の上端近傍部の後側面がこのリボン送り
カム24に当接している。更に、この第1揺動部材48
の上端部の前側面には、前記第2揺動部材44の右端部
が当接している。従って、リボン送りカム24がカム体
駆動モータ16により印字方向Pに回転すると、第1揺
動部材48はリボン送りカム24のカム形状により前方
に移動するときに、第2揺動部材44の右端部も同時に
前方に移動し、第2揺動部材44が図7にて二点鎖線で
示すように時計回転方向に回動され且つ第3揺動部材4
3が反時計回転方向に回動して送り爪43aによりラチ
ェットホイール41が1歯分だけ回動され、印字リボン
PRが印字直前に巻取りスプール47によ所定量だけス
テップ送りされる。
【0022】次に、文字消去時に消去リボンCRを印字
ハンマー27aに対向させる為に、ホルダ部材35を印
字位置から消去位置に上昇させる消去機構50につい
て、図10・図11に基いて説明する。前記リボンリフ
トカム25には、このカム25の回転中心から等半径を
有する基準カム25aと、この基準カム25aから連続
して半径拡大方向に延びる第1傾斜カム面25bと、こ
の第1傾斜カム面25bに途中部において連なり且つ外
周カム面25dに連なる第2傾斜カム面25cとが形成
されるとともに、外周カム面25dの右端部から外周壁
25eが半径拡大方向に延びている。
【0023】前記外周壁25eの一部には、外周壁25
eと第1傾斜カム面25bの右端面の右方突出部21p
との左右方向の差分つまり従動ピン51が左右方向に移
動する総移動量(約5mm)の約1/3だけ外周壁25e
から浅い浅底面21hが形成され、更にこの浅底面21
hからこの右端面25gに連なる傾斜面25iが形成さ
れている。尚、この傾斜面25iの内周側の深さは外周
側の深さに対して前記総移動量の約1/3だけ浅くなっ
ている。また、浅底面21hの進角側部分及び遅角側部
分は傾斜面で外周壁25eに夫々連結されている。
【0024】次に、このリボンリフトカム25に右方か
ら当接する従動ピン51は、ホルダ部材35の右側の外
周壁部35bに取付けられた支持部材52の下端部に左
右方向移動可能に支持され、コイルバネ(図示略)によ
り常に左方へ弾性付勢されている。この従動ピン51
は、印字開始時には、図10に示すように、ホルダ部材
35の自重により、そのピン先部を基準カム25aに上
方から当接させてホルダ部材35を図10に示す印字位
置に支持するとともに、前記右端面25gに右方から弾
性付勢されている。即ち、ホルダ部材35の上下揺動量
はこの従動ピン51の上下方向の移動量により決定され
る。
【0025】従って、リボンリフトカム25が図14に
示す印字開始の位相角からカム体駆動モータ16により
印字方向Pと反対方向(反印字方向という)に所定角度
だけ回転したとき、従動ピン51は第1傾斜カム面25
bにより上方へ移動するので、ホルダ部材35もその上
方への移動距離に応じて上方に揺動し、その後リボンリ
フトカム25が印字方向Pに回転されると、従動ピン5
1は第2傾斜カム面25cを経て外周カム面25dに到
達するので、ホルダ部材35は更に上方に揺動して、図
12に示す消去位置に切換えられる。このとき、消去リ
ボンCRは印字ハンマー27aに対向した位置となる。
【0026】次に、文字消去時に消去リボンCRを所定
量だけ巻取りスプールに巻取る消去リボン巻取り機構5
5について、図7・図13に基いて説明する。前記ホル
ダ部材35の後端部の左側の外周壁部35bには、消去
リボンCRの供給スプール56が回転可能に枢着され、
対応する右側の外周壁部35bには、消去リボンCRの
巻取りスプール57が回転自在に枢着されている。この
巻取りスプール57には、複数の歯を有するラチェット
ホイール58が設けられ、このラチェットホイール58
の前側には、ラチェットホイール58に当接して1歯分
ずつ回動させる為の送り爪59がキャリッジ本体11に
取付けられている。
【0027】即ち、消去機構50で説明したように、印
字開始時の設定された正規のカム体20の位相角を0°
とし、リボンリフトカム25を反印字方向に約45°
(以下−45°という)回転させたとき、従動ピン51
は第1傾斜カム面25bに沿って上昇した後、第2傾斜
カム面25c上に位置する。このとき、従動ピン51は
基準カム25aの位置に対して約2mm上昇した位置であ
る。そして、ここでリボンリフトカム25が印字方向P
に回転したとき、従動ピン51は第2傾斜カム面25c
上を移動した後、外周カム面25dに到達する。このと
き、従動ピン51は基準カム25aに対して約5.5 mm上
昇した位置となり、ホルダ部材35は、消去リボンCR
が印字ハンマー27aに対向する消去位置に切換えられ
る。ここで、この上昇途中において、送り爪59でラチ
ェットホイール58の現在係合中の歯を下側に1歯分だ
け回動させるので、消去リボンCRが所定量だけ巻取り
スプール57に巻取られてステップ送りされる。
【0028】ところで、前述したように、ホルダ部材3
5の上昇時に消去リボンCRを巻取る構成なので、ホル
ダ部材35には、リボンリフトカム25に連結した従動
ピン51と支持部材52とを介して上昇力が作用する一
方、消去リボンCRの巻取りの為に下方向の負荷が作用
する。これら上昇力と負荷の作用力が大きい場合でも、
上昇力が作用するホルダ部材35の部位と負荷の作用力
が作用するホルダ部材35の後端部の右端部とは、非常
に接近した位置関係なので、ホルダ部材35が合成樹脂
製でも、十分な強度が得られる。
【0029】次に、前記活字ホイール72を駆動するホ
イール駆動機構61について、図3・図15に基いて説
明する。ステッピングモータからなるホイール駆動モー
タ62はモータホルダ63にビス止めにて取付けられ、
このモータホルダ63はキャリッジ本体11の後端壁部
11fに後方からビス止めされ、ホイール駆動モータ6
2の駆動軸62aは後端壁部11fを挿通して前方に延
び、後端壁部11fの前側に形成されたホイール収容部
64において駆動ギヤ65が固着されている。つまり、
ホイール駆動モータ62はプラテン3の下側に位置して
いる。前記駆動ギヤ65に噛合される大径のホイール駆
動ギヤ(ギヤ部材に相当する)66は、その回転中心位
置を印字ハンマー27aに対向する位置でキャリッジ本
体11にスピンドル部66aを介して回転可能に枢支さ
れている。尚、符号67は、ホイール駆動ギヤ66の原
点位置を設定する為の原点レバーであり、符号68はペ
ーパーメータである。
【0030】一方、ホイール収容部64の前面側には、
図3に示すように、上端部に操作部69aを有する平板
状のホイール保持板69が、ホイール収容部64にセッ
トされた活字ホイール72を前方から押圧可能に、その
下端部においてキャリッジ本体11に設けた枢支軸70
を介して前後揺動自在に枢支されている。更に、この枢
支軸70には、ホイール保持板69を後方へ弾性付勢す
る巻きバネ71が設けられている。尚、ホイール保持板
69の下端部は後方に曲げられて活字ホイール72を受
ける受け部69bが形成されている。
【0031】そして、活字ホイール72を装着するとき
には、図16に示すように、先ずホイール保持板69を
巻きバネ71のバネ力に抗して前方に回動させた状態で
活字ホイール72をホイール収容部64内で受け部69
b上に配置し、その後ホイール保持板69を巻きバネ7
1の付勢力で後方に揺動させる。このとき、活字ホイー
ル72の中央部に形成された係合孔72bにスピンドル
部66aが内嵌するとともに、活字ホイール72の中央
部分がホイール駆動ギヤ66の前端面に押圧され、活字
ホイール72はスピンドル部66aに係合して位置決め
された状態で、ホイール駆動ギヤ66とホイール保持板
69間に弾性挟持される。
【0032】このように、活字ホイール72を装着する
ときには、活字ホイール72をホイール収容部64に収
容してホイール保持板69を巻きバネ71の付勢力で後
方に揺動させるだけで活字ホイール72を簡単に装着で
きる。一方、活字ホイール72を取出すときには、先ず
ホイール保持板69を巻きバネ71のバネ力に抗して前
方に回動させる。ここで、活字ホイール72は、その中
央部の係合孔72bにスピンドル部66aが内嵌してい
るだけなので、活字ホイール72を前方に傾けるだけ
で、これら係合孔72bとスピンドル部66aとの係合
が解除され、活字ホイール72を上方に簡単に取出せ
る。ここで、ホイール駆動モータ62をプラテン3の下
方の位置に配設して、ホイール収容部64の後端壁部1
1fに固定的に装着したので、このホイール駆動モータ
62の分だけキャリッジ本体11の前後方向の寸法を小
さくできることから、キャリッジ10の前側に配設する
電子制御用の電子基板の為のスペースを十分に確保でき
る。
【0033】次に、前記キャリッジ本体11を左右方向
に移動駆動させるキャリッジ駆動機構75について、図
1・図3・図17に基いて説明する。ここで、キャリッ
ジ本体11には、前述したように、カム体駆動モータ1
6、カム体20、回動レバー27、印字リボン巻取り機
構40、消去機構50、消去リボン巻取り機構55、ホ
ルダ部材35、ホイール駆動機構61、ホイール駆動モ
ータ62など多数の部材や機構が設けられており、キャ
リッジ10の重心Gは、図3に示すように、第1主壁1
1cの直ぐ左側で且つラック7の直ぐ後側に位置してい
る。キャリッジ駆動モータ76は、キャリッジ10の重
心Gの直ぐ後側で前向きに配設され、つまり重心Gの近
くにおいて、印字ハンマー27aに対応するキャリッジ
中心線Lに対して、カム体20と左右対象位置に配設さ
れ、ギヤ機構を介してラック7との係合によりキャリッ
ジ本体11を左右方向に移動駆動するように構成されて
いる。
【0034】このギヤ機構について、図1・図3・図1
7に基いて説明すると、キャリッジ駆動モータ76は、
平面視略コ字状のモータホルダ77に取付けられ、この
モータホルダ77はその下端部においてピン78でキャ
リッジ本体11に回動可能に枢支されている。キャリッ
ジ駆動モータ76の駆動軸76aはモータホルダ77を
挿通して前方に延びてピニオン79が固着され、このピ
ニオン79に噛合する大径の従動ギヤ80はそのモータ
ホルダ77に回転可能に枢支され、この従動ギヤ80に
一体的に形成された小径の当接ギヤ80aがラック7の
上面の歯に噛合されている。
【0035】更に、ラック7の下側とその前後両側に当
接する補助ローラ81がキャリッジ本体11の下部に回
転可能に枢支され、しかもモータホルダ77の上端部と
第1主壁11cとに亙って張架された引っ張りバネ82
の弾性付勢により、当接ギヤ80aとラック7の歯との
バックラッシュを解消するように構成されている。そし
て、キャリッジ駆動モータ76が回転駆動されると、ピ
ニオン79と従動ギヤ80とを介して当接ギヤ80aと
ラック7の歯との噛合によりキャリッジ本体11が左方
或いは右方へ移動駆動される。このとき、キャリッジ駆
動モータ76は、キャリッジ10の重心の近くにおい
て、印字ハンマー27aに対応するキャリッジ中心線L
に対して、主にカム体駆動モータ16とカム体20とか
らなる印字機構16と略左右対象位置に配設されている
ので、キャリッジ本体11を重量バランスの良い位置で
移動駆動できることから、キャリッジ本体11をスムー
ズに移動できる。しかも、重量バランスの良いキャリッ
ジ中心線Lに対応する位置で印字ハンマー27aが駆動
されるので、印字ハンマー27aによる印字品質を良好
にできる。
【0036】尚、前記ホイール保持板69を後方に弾性
付勢する巻きバネ71に代えて、引っ張りバネや圧縮バ
ネを用いてもよい。
【0037】尚、前記ガイド軸に代えて断面矩形状のガ
イド部材で構成し、第2脚部11aをこのガイド部材に
摺動自在に係合するように構成してもよい。尚、連結フ
レーム11eを複数の連結壁部で構成してもよい。
【0038】尚、前記ピニオン17と従動ギヤ22とか
らなる減速ギヤ機構の減速ギヤ比は、印字用カム21の
形状やカム体駆動モータ16の性能に応じて適宜変更す
ることが可能である。また、この減速ギヤ機構において
は、従動ギヤを複数枚設けて構成することも可能であ
る。尚、前記印字機構15において、キャリッジ中心線
Lに対して、左右反対に構成することもあり得る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の印字装
置によれば、ホイール収容部をキャリッジ本体の後端近
傍部に設け、ホイール収容部の後壁部の中央部にギヤ部
材を枢着し、このギヤ部材を駆動する為のホイールモー
タをプラテンの下方に位置するホイール収容部の後壁部
に装着し、ホイール収容部の前面側に、バネ部材で付勢
されたホイール保持板を前後揺動自在に設け、このバネ
部材の弾性力でギヤ部材とホイール保持板間に活字ホイ
ールを挟持するように構成したしたので、ホイール保持
板をバネ部材の弾性力に抗して前方に揺動させるだけ
で、ホイール保持板とギヤ部材との間に十分な着脱スペ
ースが確保できる上、スピンドル部が活字ホイールの中
心穴から容易に外れて活字ホイールを簡単にリリースで
きる。また、活字ホイールを装着するときには、活字ホ
イールをホイール収容部に収容してホイール保持板をバ
ネ部材の弾性力で後方に揺動させるだけで活字ホイール
を簡単に装着できる。しかも、活字ホイールの着脱の為
の部品点数を少なくできる。更に、ホイールモータをプ
ラテンの下方の位置に配設して、ホイール収容部の後壁
部に固定的に装着したので、このホイールモータの分だ
けキャリッジ本体の前後方向の寸法を小さくできること
から、キャリッジの前側に配設する電子制御用の電子基
板の為のスペースを十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】ホルダ部材の平面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】電子タイプライタの内部機構の部分正面図であ
る。
【図5】電子タイプライタの内部機構の要部縦断側面図
である。
【図6】印字作動時における図5相当図である。
【図7】図1のB矢視図である。
【図8】ホルダ部材のキャリッジ本体への取付け時のホ
ルダ部材及びキャリッジ本体の部分斜視図である。
【図9】電子タイプライタの内部機構の部分側面図であ
る。
【図10】消去機構を説明する図9相当図である。
【図11】リボンリフトカム及び従動ピンの分解斜視図
である。
【図12】消去位置における図9相当図である。
【図13】消去リボン巻取り機構を説明する図9相当図
である。
【図14】従動ピン及びカムフォロワの運動曲線を示す
線図である。
【図15】内部機構の要部背面図である。
【図16】活字ホイールを着脱するときの図5相当図で
ある。
【図17】図3C−C線縦断正面図である。
【符号の説明】
1 電子タイプライタ 3 プラテン 8 ガイド軸 9 ガイド軸 11 キャリッジ本体 11f 後端壁部 15 印字機構 16 カム体駆動モータ 17 ピニオン 20 カム体 21 印字用カム 22 従動ギヤ 27 回動レバー 27a 印字ハンマー 29 カムフォロワ 61 ホイール駆動機構 62 ホイール駆動モータ 64 ホイール収容部 65 駆動ギヤ 66 ホイール駆動ギヤ 66a スピンドル部 69 ホイール保持板 71 巻きバネ 72 活字ホイール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、左右方向に延びるプラテン
    と、プラテンの前側に沿って印字方向に移動自在に案内
    されたキャリッジ本体と、活字ホイールおよび活字ホイ
    ールを駆動するホイールモータと、印字ハンマーを含む
    印字機構とを備えた印字装置において、 前記キャリッジ本体の後端近傍部に活字ホイールを収容
    するホイール収容部を設け、 前記ホイール収容部の後壁部の中央部に、活字ホイール
    の中心穴に内嵌するスピンドル部を有するギヤ部材を枢
    着し、 前記ギヤ部材を駆動する為のホイールモータを、プラテ
    ンの下方の位置に配設して、ホイール収容部の後壁部に
    固定的に装着し、 前記ホイール収容部の前面側に、活字ホイールをギヤ部
    材に押圧する為の、下端部を回動中心として前後揺動自
    在のホイール保持板を設け、 前記ホイール保持板を後方へ付勢するバネ部材を設け、 前記活字ホイールを、ギヤ部材とホイール保持板間に、
    前記バネ部材の弾性力で挟持するように構成したことを
    特徴とする印字装置。
JP10036193A 1993-04-01 1993-04-01 印字装置 Pending JPH06286123A (ja)

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