JPH06286158A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH06286158A
JPH06286158A JP7371393A JP7371393A JPH06286158A JP H06286158 A JPH06286158 A JP H06286158A JP 7371393 A JP7371393 A JP 7371393A JP 7371393 A JP7371393 A JP 7371393A JP H06286158 A JPH06286158 A JP H06286158A
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roller
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pressing
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Masahiro Nakamura
正弘 中村
Kazuhisa Kawakami
和久 川上
Shigenori Fukazawa
茂則 深澤
Nobuhito Takahashi
宣仁 高橋
Shigehiro Oki
成弘 隠岐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、姿勢によることなく、インク
を確実に吸引することのできるチューブポンプを備えた
信頼性の高いインクジェット記録装置を提供する。 【構成】 インクジェット記録装置の吐出回復手段は、
少なくとも1つのローラ4と、弾性を有するチューブ2
と、チューブ2の予め定めた部分を載置したガイド部材
1と、中心軸7の周囲にローラ4を回転させるとともに
ローラ4が予め定めた方向に回転したときにはガイド部
材1に載置されたチューブ2を押圧し、ローラ4が逆方
向に回転したときにはチューブ2の押圧を緩和するよう
にローラ4の回転半径を回転方向に応じて変化させる回
転半径可変手段3から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上にインクを
吐出し記録を行うインクジェット記録装置に関し、より
詳しくは記録ヘッドのインク吐出回復手段に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は電気信号に応
じてインクをノズルより吐出し記録媒体上に記録を行
う。このノズルに機械的な衝撃、急激な温度変化を与え
るとノズルの正常なメニスカスが破壊され、ノズル内に
空気が侵入する。空気が侵入すると電気信号に応じてイ
ンク滴がノズルから吐出しない状態になる。このインク
不吐出状態を回復させるために、ノズル先端から吸引手
段によりインクを吸引し正常なメニスカスに回復させる
動作を行っていた。この吸引手段のひとつとしてチュー
ブポンプが多く用いられている。
【0003】従来、チューブポンプの構成は実開昭53
−106802号公報に開示されたものが知られてい
る。この考案のチューブポンプは図6に示す如く、円弧
状のガイド部材101と、このガイド部材101の内周
に沿って配置されたチューブ102と、このチューブ1
02を押圧するローラ104とを備え、そしてローラ1
04を支持するための回転円板103を備えている。
【0004】この回転円板103には、ローラ104の
軸105がはめ込まれる長穴106が設けられており、
この長穴106は、回転円板103の回転軸107を通
る法線に対して傾斜している。そして回転円板103が
矢印a方向に回転すると、図6に示すように、ローラ1
04が長穴106の回転軸107より遠い側の端部10
8に達し、チューブ102を押圧しながら回転し、イン
クを吸引することができる。このようにインクを吸引し
ているときに、回転円板103が矢印b方向に回転する
と、図7に示すように、ローラ104が長穴106の回
転軸107に近い側の端部109に達し、チューブ10
2の押圧を完全に解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術のチューブポンプでは、回転円板103が矢印a方向
に回転したときに、ガイド部材101のチューブ102
が載置されていないところで、ローラ104が端部10
8に保持されないうちにガイド部材101に載置された
チューブ102の押圧を開始した場合、ローラ104は
チューブ102が有する弾性により弾かれ、端部108
へ達せずに回転することがある。このときチューブ10
2はローラ104に押圧されないため、インクを吸引す
ることができないという問題点を有する。
【0006】前述の問題点を解決する手段として、図8
に示すように、ガイド部材201の開放側の、ローラ2
04がチューブ202の押圧を開始する位置に長穴20
6があるとき、回転軸207から遠い側の長穴206の
端部208が長穴206の下方にくるように配置する構
成が知られている。この構成により、ローラ204は、
回転円板103が矢印c方向に回転し、チューブ202
の押圧を開始する前に自重により長穴206の下方に落
ち、端部208に達してからチューブ202の押圧を開
始するため、チューブ202はローラ204に押圧さ
れ、インクを吸引する。
【0007】しかし、この構成のチューブポンプではチ
ューブ202の引き回し、チューブポンプの姿勢、記録
装置内のレイアウト、さらに記録装置の姿勢が制限され
るという問題点を有する。また、ローラ204が自重に
より長穴206の端部208に落下するとき、ローラ2
06と回転円板203の衝突音が発生するという問題点
を有する。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ものであり、その目的とするところは、簡単な構成で、
チューブポンプおよび記録装置の姿勢によることなく、
確実にインクを吸引することのできるチューブポンプを
備えた信頼性の高いインクジェット記録装置を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体上に
インクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドの吐出回
復手段を有するインクジェット記録装置において、前記
吐出回復手段は、少なくとも1つのローラと、弾性を有
するチューブと、該チューブの予め定めた部分を載置す
るガイド部材と、中心軸の周囲に前記ローラを回転させ
るとともに該ローラが予め定めた方向に回転したときに
は前記ガイド部材に載置された前記チューブを押圧し、
前記ローラが逆方向に回転したときには該チューブの押
圧を緩和するように該ローラの回転半径を回転方向に応
じて変化させる回転半径可変手段から構成されているこ
とを特徴とする。
【0010】また記録媒体上にインクを吐出する記録ヘ
ッドと、該記録ヘッドの吐出回復手段を有するインクジ
ェット記録装置において、前記吐出回復手段は、少なく
とも1つのローラと、弾性を有するチューブと、該チュ
ーブの予め定めた部分を載置したガイド部材と、中心軸
の周囲に前記ローラを回転させるとともに該ローラが予
め定めた方向に回転したときには前記ガイド部材に載置
された前記チューブを押圧し、該ローラが逆方向に回転
したときには該チューブの押圧を解除するように該ロー
ラの回転半径を回転方向に応じて変化させる回転半径可
変手段とを備え、前記ガイド部材の前記チューブが載置
されていない、前記ローラが前記チューブの押圧を開始
する位置に、前記ローラの回転行路と干渉するように弾
性部材を該ガイド部材に設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の上記の構成によれば、ローラはチュー
ブと長穴とで挟まれながら回転するため、チューブが有
する弾性により弾かれることなく、確実にチューブを押
しインクを吸引することができる。
【0012】また、ローラはチューブの押圧を開始する
前にガイド部材に設けた弾性部材により、チューブを押
圧する位置に達してからチューブの押圧を開始するた
め、確実にインクを吸引することができる。
【0013】
【実施例】以下本実施例の図面に基づき本発明の詳細な
説明を行う。
【0014】本実施例の第1のチューブポンプは図1に
示すように内周が円弧状のガイド部材1と、このガイド
部材1の内周に沿って載置された弾性を有するチューブ
2と、このチューブ2を押圧するローラ4とを備え、そ
してローラ4を支持するための回転円板3を設けてい
る。この回転円板3には、ローラ4の軸5がはめ込まれ
る長穴6が設けられており、この長穴6は回転円板3の
周方向に対しその半径が変化している。そしてこの長穴
6の一端8は回転軸7より遠い位置にあってローラ4の
軸5がこの位置にあるときには、チューブ2を押圧して
おり、また、長穴6の他端9は回転軸7に近い位置にあ
って、図2に示すように、ローラ4の軸5がこの位置に
あるときには、チューブ2への押圧は緩められる。ここ
でローラ4が長穴6の端部9の位置にあるときの回転軸
7からローラ4のチューブ2側までの距離xは、回転軸
7からチューブ2の回転軸7側までの距離yに対して、 (距離x)>(距離y)‥‥‥(1) なる条件を満たすように設計されており、ローラ4が端
部9にあるときもチューブ2の押圧は完全に解除され
ず、チューブ2と接触している。
【0015】次に本実施例のチューブポンプの動作につ
いて説明する。回転円板3が矢印A方向に回転(以後、
正転)すると、図1に示すように、ローラ4の軸5が長
穴6の端部8に達し、ローラ4はガイド部材1の内周面
とでチューブ2を押圧しながら回転してインクを吸引す
る。
【0016】また回転円板3が正転したときにガイド部
材1のチューブ2が載置されていないところでローラ4
が端部8に保持されないうちにチューブ2の押圧を開始
した場合、条件(1)によりローラ4はチューブ2と接
触するため、長穴6とチューブ2とで挟まれ保持され、
チューブ2が有する弾性により弾かれることなく回転円
板3の回転により端部8に達し、チューブ2を十分に押
圧しながら回転してインクを吸引する。
【0017】このようにしてインクを吸引しているとき
に、回転円板3が矢印B方向に回転すると、チューブ2
の有する弾性によりローラ4は押し出されるようにし
て、図2に示すように、長穴6の端部9に達してチュー
ブ2に対する押圧が緩む。
【0018】このときローラ4のチューブ2への押圧は
完全に解除されていないが、本発明者が評価した結果、
長穴6の端部9に保持されたローラ4が逆転してもイン
クが逆流することがなく、またチューブ2の変形、永久
歪による耐久性に問題がないことは確認されている。
【0019】以上に述べた構成によるチューブポンプで
は、回転円板3が正転したときのローラ4の長穴6の端
部8への移動が、チューブ2が有する弾性に妨げられる
ことなく容易に行われるため、確実にインクを吸引する
ことができる。
【0020】本実施例の第2のチューブポンプは図3に
示すように内周が円弧状のガイド部材51と、このガイ
ド部材51の内周に沿って配置された弾性を有するチュ
ーブ52と、このチューブ52を押圧するローラ54と
を備え、そしてローラ54を支持するための回転円板5
3を設けている。この回転円板53には、ローラ54の
軸55がはめ込まれる長穴56が設けられており、この
長穴56は回転円板53の周方向に対しその半径が変化
している。そしてこの長穴56の一端58は回転軸57
より遠い位置にあってローラ54の軸55がこの位置に
あるときには、チューブ52を押圧しており、また、長
穴56の多端59は回転軸57に近い位置にあって、図
4に示すように、ローラ54の軸55がこの位置59に
あるときには、チューブ52への押圧は解除される。な
お、ガイド部材51のチューブ52が載置されている部
分のローラ54がチューブ52を押圧開始する位置にゴ
ム板60が円周方向に対して略垂直に設けられている。
【0021】次に本実施例のチューブポンプの動作につ
いて説明する。回転円板53が矢印C方向に回転(以
後、正転)すると、図3に示すように、ガイド部材51
のチューブ52が載置されていない、ローラ54がチュ
ーブ52の押圧を開始する位置で、ローラ54はガイド
部材51に設けられたゴム板60が障壁となり長穴56
の回転軸57に遠い側の端部58に達する。ローラ54
は端部58に保持されたまま、図5に示すように、ゴム
板60を押し倒しながら進み、チューブ52の押圧を開
始してインクを吸引する。なお、押し倒されたゴム板6
0はローラ54の通過後に自身が持つ弾性により元の状
態に戻る。
【0022】このようにしてインクを吸引しているとき
に、回転円板53が矢印D方向に回転すると、チューブ
52の有する弾性によりローラ54は押し出されるよう
にして、図4に示すように、長穴56の端部59に達し
てチューブ52の押圧が解除される。
【0023】以上に述べた構成によるチューブポンプで
は、回転円板53が正転したとき、ローラ54がゴム板
60により長穴56の端部58に達してから、チューブ
52の押圧を開始するため、確実かつ速やかにインクを
吸引することができる。
【0024】ここで第1の実施例で述べた半径可変手段
と第2の実施例で述べた弾性部材を同時に備えても同様
な効果が得られることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、チューブポンプのイン
ク吸引時において、チューブポンプの姿勢によらず、容
易かつ確実にローラがチューブを押圧することができる
ため、インクを確実かつ速やか吸引することができる。
よって、記録ヘッドの吐出回復を確実に行うことができ
る信頼性の高い、またチューブポンプの姿勢、配置によ
らないため、小型化および低コスト化が実現したインク
ジェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1のチューブポンプの実施例を
示す説明図。
【図2】本発明による第1のチューブポンプの実施例を
示す説明図。
【図3】本発明による第2のチューブポンプの他の実施
例を示す説明図。
【図4】本発明による第2のチューブポンプの実施例を
示す説明図。
【図5】本発明による第2のチューブポンプの実施例を
示す説明図。
【図6】従来例のチューブポンプの説明図。
【図7】従来例のチューブポンプの説明図。
【図8】他の従来例のチューブポンプの説明図。
【符号の説明】
1、51 ガイド部材 2、52 チューブ 3、53 回転円板 4、54 ローラ 5、55 軸 6、56 長穴 7、57 回転軸 8、58 長穴6の回転軸7から遠い側の端部 9、59 長穴6の回転軸7から近い側の端部 60 ゴム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 宣仁 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 隠岐 成弘 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上にインクを吐出する記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドの吐出回復手段を有するインクジェ
    ット記録装置において、前記吐出回復手段は、少なくと
    も1つのローラと、弾性を有するチューブと、該チュー
    ブの予め定めた部分を載置するガイド部材と、中心軸の
    周囲に前記ローラを回転させるとともに該ローラが予め
    定めた方向に回転したときには前記ガイド部材に載置さ
    れた前記チューブを押圧し、前記ローラが逆方向に回転
    したときには該チューブの押圧を緩和するように該ロー
    ラの回転半径を回転方向に応じて変化させる回転半径可
    変手段から構成されていることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上にインクを吐出する記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドの吐出回復手段を有するインクジェ
    ット記録装置において、前記吐出回復手段は、少なくと
    も1つのローラと、弾性を有するチューブと、該チュー
    ブの予め定めた部分を載置したガイド部材と、中心軸の
    周囲に前記ローラを回転させるとともに該ローラが予め
    定めた方向に回転したときには前記ガイド部材に載置さ
    れた前記チューブを押圧し、該ローラが逆方向に回転し
    たときには該チューブの押圧を解除するように該ローラ
    の回転半径を回転方向に応じて変化させる回転半径可変
    手段とを備え、前記ガイド部材の前記チューブが載置さ
    れていない、前記ローラが前記チューブの押圧を開始す
    る位置に、前記ローラの回転行路と干渉するように弾性
    部材を設けたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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