JPH06286494A - 自動変速機の変速操作装置 - Google Patents

自動変速機の変速操作装置

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Publication number
JPH06286494A
JPH06286494A JP7309993A JP7309993A JPH06286494A JP H06286494 A JPH06286494 A JP H06286494A JP 7309993 A JP7309993 A JP 7309993A JP 7309993 A JP7309993 A JP 7309993A JP H06286494 A JPH06286494 A JP H06286494A
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JP
Japan
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speed
steering
vehicle
shift
traveling speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7309993A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Suzuki
俊史 鈴木
Naomune Moriyama
尚宗 森山
Takahito Yokouchi
敬人 横打
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の走行速度及び操舵速度が、自動変速機に
おける変速レンジを切換選択すべく操作されるシフトレ
バーの誤操作が防止されるべき状況にあるとき、ステア
リングホイールの近傍に配されたシフトレバーを適切に
位置固定する。 【構成】ステアリングホイール(2)の近傍に配され、
車両に搭載された自動変速機における複数の変速レンジ
を切換選択すべく操作されるシフトレバー(10)を位
置固定するアクチュエータ(35)と、実際の車両の走
行速度と操舵速度とが、予め設定された車両の走行速度
と操舵速度とに関するデータマップ上における所定の範
囲内にあるとき、アクチュエータ(35)を作動状態と
なす制御ユニット(50)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載された自動
変速機における複数の変速レンジを切換選択すべく操作
されるシフトレバーを、ステアリングホイールの近傍に
備えた、自動変速機の変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される自動変速機における複
数の変速レンジ、例えば、パーキングレンジ,リバース
レンジ,ニュートラルレンジ,ドライブレンジ等は、通
常、例えば、特開平3-157230号公報にも開示されている
如くに、運転席と助手席との間におけるフロア構成部に
配されたシフトレバー、あるいは、ステアリングホイー
ルを支持してステアリングホイールに伴って回動する軸
部材が貫通する環状部材に取り付けられて、ステアリン
グホイールの近傍に配されたシフトレバーが操作される
ことにより、切換選択される。このような自動変速機が
搭載された車両において、特に、運転席を含む前部座席
が3人掛け用のものとされる場合には、その前部座席に
着座する乗員の着座スペースを確保する観点から、ステ
アリングホイールの近傍に配されたシフトレバーが備え
られることが望ましい。
【0003】斯かるステアリングホイールの近傍に配さ
れたシフトレバーにあっては、ステアリングホイールを
操作する車両の運転者が、そのステアリングホイールを
操作すべくステアリングホイールに添えた両手のうちの
一方により操作し得る位置をとるものとされることが望
まれ、そのようにされた場合には、運転者は、その両手
によりステアリングホイールを確実に操作しつつ、自動
変速機における複数の変速レンジの切換選択を行うこと
ができる。さらに、このようなステアリングホイールの
近傍に配されたシフトレバーが備えられる場合には、ス
テアリングホイールを操作しつつ車両の周囲環境を常時
目視により確認することが要求される運転者にとって、
その操作位置等の目視確認を視線を大きく動かすことな
く行えるという利点も得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くにステアリ
ングホイールの近傍に配されたシフトレバーを備えた自
動変速機の変速操作装置にあっては、前述の如くの利点
が得られる反面、シフトレバーがステアリングホイール
に両手を添える運転者の一方の手が触れ易い位置をとる
ものとされることに起因して、シフトレバーが誤操作さ
れる事態がまねかれ易いという不都合もある。従って、
ステアリングホイールの近傍に配されたシフトレバーを
備えた自動変速機の変速操作装置が用いられる場合に
は、特に、ステアリングホイールが比較的大なる速度を
もって回動操作され、車両が、ステアリングホイールの
回動操作により行われる操舵の速度、即ち、操舵速度が
比較的大なるものとされる旋回走行状態にあるもとで
は、シフトレバーの誤操作に基づく不所望な変速レンジ
の切換えが確実に防止されることが望まれ、さらに、車
両が比較的大なる走行速度をもって走行しているもとで
は、ステアリングホイールが回動せしめられないとき、
あるいは、ステアリングホイールが比較的小なる速度で
回動せしめられて、車両が操舵速度が比較的小なるもの
とされる旋回走行状態にあるとき以外のとき、シフトレ
バーの誤操作に基づく不所望な変速レンジの切換えが阻
止されることが望まれる。
【0005】しかしながら、従来提案されているステア
リングホイールの近傍に配されたシフトレバーを備えた
自動変速機の変速装置にあっては、このような要望に答
えるべく、シフトレバーの誤操作に対する的確な対策が
図られたものは見当たらない。
【0006】斯かる点に鑑み、本発明は、車両に搭載さ
れた自動変速機における複数の変速レンジを切換選択す
べく操作されるシフトレバーが、ステアリングホイール
の近傍に配されるもとで、ステアリングホイールが比較
的大なる速度で回動せしめられて操舵速度が比較的大と
される状態、あるいは、車両が比較的大なる走行速度を
もって走行している状態のもとにおいて、シフトレバー
の誤操作に基づく変速レンジの不所望な切換えが適切に
阻止されることになる自動変速機の変速操作装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る自動変速機の変速操作装置は、車両の
ステアリングホイールを支持する軸部材が貫通せしめら
れた環状部材に移動可能に係合してステアリングホイー
ルの近傍に配され、車両に搭載された自動変速機におけ
る複数の変速レンジを切換選択すべく操作されるシフト
レバーと、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、さらに、シフ
トレバーを複数の変速レンジのいずれかを選択するレン
ジ位置に位置固定するレバーロック手段と、レバーロッ
ク手段の動作制御を行う動作制御手段とが備えられ、動
作制御手段が、車速検出手段により検出される車両の走
行速度及び操舵速度検出手段により検出される操舵速度
が、予め設定された走行速度と操舵速度とに関するデー
タマップ上における所定の領域内に対応するとき、レバ
ーロック手段に作動状態をとらせるものとされて、構成
される。
【0008】
【作用】上述の如くの構成とされる本発明に係る自動変
速機の変速操作装置においては、車速検出手段及び操舵
速度検出手段によって夫々実際に検出された車両の走行
速度及び操舵速度が、予め設定された走行速度と操舵速
度とに関するデータマップ上における所定の範囲内、例
えば、データマップ上における走行速度が第1の設定走
行速度以下で、かつ、操舵速度が第1の設定操舵速度以
上である領域内、及び、走行速度が第1の設定走行速度
より大なる第2の設定走行速度以上で、かつ、操舵速度
が第1の設定操舵速度より小なる第2の設定操舵速度以
上である領域内に対応する場合には、レバーロック手段
が作動状態に維持されてシフトレバーが位置固定され
る。従って、ステアリングホイールが比較的大なる速度
で回動せしめられて操舵速度が比較的大とされる状態、
あるいは、車両が比較的大なる走行速度をもって走行し
ている状態のもとにおいて、シフトレバーの誤操作に基
づく変速レンジの不所望な切換えが適切に阻止されるこ
とになる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る自動変速機の変速操作
装置の一例を示す。この図1に示される例においては、
車両の車室における運転席前方に配されたステアリング
ホイール2を支持する軸部材3が貫通せしめられた環状
部材1に、そのステアリングホイール2側の端部におい
て、コンビネーションスイッチ機構を収容したスイッチ
ユニット5が配されるとともに、シフトレバー10が係
合せしめられている。コンビネーションスイッチ機構
は、左右方向指示ランプやヘッドランプ等を作動させる
ものとされている。また、シフトレバー10は、ステア
リングホイール2が配された車両に搭載された自動変速
機における複数の変速レンジ、例えば、パーキングレン
ジ(Pレンジ),リバースレンジ(Rレンジ),ニュー
トラルレンジ(Nレンジ)、及び、フォワードレンジを
構成するドライブレンジ(Dレンジ),サードレンジ
(3レンジ),セカンドレンジ(2レンジ)及びローレ
ンジ(1レンジ)についての切換選択を行うべく操作さ
れる。
【0010】スイッチユニット5には、ステアリングホ
イール2を操作する運転者の右手により操作される位置
をとって配されたコンビネーションスイッチ用レバー7
が取り付けられている。このコンビネーションスイッチ
用レバー7は、スイッチユニット5内に収容されたコン
ビネーションスイッチ機構の動作制御を行うべく操作さ
れる。
【0011】シフトレバー10は、連結部12により一
端部が形成された基部13Aと、全体的に“く”字状の
形状にされるとともにグリップ部14により一端部が形
成された本体部13Bとを有し、全体がステアリングホ
イール2の近傍に配されたものとされている。シフトレ
バー10の基部13Aは、連結部12が設けられた一端
部側に球状嵌合部材16が配されており、また、シフト
レバー10の本体部13Bは、その他端部に嵌合する連
結ブラケット17と、連結ブラケット17及び基部13
Aにおける他端部を貫通するピン部材18とによって、
基部13Aに揺動可能とされて連結されている。基部1
3Aと連結ブラケット17との間には、図示が省略され
ているが、本体部13Bをステアリングホイール2から
離隔させる方向に付勢するリターンスプリングが配され
ている。斯かるシフトレバー10は、図2にも示される
如く、環状部材1に嵌合してブラケット8を介して環状
部材1にボルト締結されたベース部材20により支持さ
れている。
【0012】ベース部材20における、車両の前方側か
ら見て、ステアリングホイール2に対して右側部となる
部分には、環状部材1の伸びる方向に略直交する方向に
伸びるピン部材22が設けられている。ピン部材22に
は、それを支軸として回動せしめられる可動板部材25
が取り付けられている。可動板部材25は、先端部が二
股状に分岐して形成された、アーム状部分25A及び2
5Bを有しており、アーム状部分25Aには長孔26が
設けられるとともに、アーム状部分25Bには、ブラケ
ット8に設けられた係合板部8aを挿通して、自動変速
機に連結されたケーブル30が取り付けられている。さ
らに、可動板部材25におけるピン部材22を包囲する
部分には、複数の透孔27が設けられており、ベース部
材20の上部には、それら透孔27の夫々に選択的に係
合せしめられる係合ピン31が設けられたアクチュエー
タ35が配されている。
【0013】また、ベース部材20における可動板部材
25に対向する部分には、環状部材1の外周に沿って伸
びる長孔36が設けられている。そして、シフトレバー
10の基部13Aに設けられた連結部12が、ベース部
材20に設けられた長孔36を通じて、ベース部材20
の外部に突出せしめられており、連結部12は、環状部
材1の長孔36に対向する部分に、環状部材1の外周に
沿う摺動が可能な状態をもって係合保持されている。ま
た、シフトレバー10における基部13Aは、それに配
された球状嵌合部材16を可動板部材25のアーム状部
分25Aに設けられた長孔26内に位置させて、環状部
材1の中心軸線に略直交する方向をもって伸びている。
【0014】斯かる基部13Aに設けられた連結部12
を介して環状部材1に係合せしめられたシフトレバー1
0は、実質的に環状部材1を支軸とする回動操作が行わ
れ、そのグリップ部14がステアリングホイール2に沿
う回動軌跡を描くものとされる。そして、シフトレバー
10は、環状部材1を実質的な支軸とする回動操作が行
われて、複数のレンジ位置、即ち、Pレンジを選択する
Pレンジ位置,Rレンジを選択するRレンジ位置,Nレ
ンジを選択するNレンジ位置,Dレンジを選択するDレ
ンジ位置,3レンジを選択する3レンジ位置,2レンジ
を選択する2レンジ位置、及び、1レンジを選択する1
レンジ位置のいずれかにおかれる。また、このように各
レンジ位置におかれるシフトレバー10の移動に伴っ
て、そのシフトレバー10の基部13Aが挿通せしめら
れた長孔26が設けられるとともに、ケーブル30が取
り付けられた可動板部材25が、ピン部材22を支軸と
して回動せしめられる。
【0015】シフトレバー10の基部13A,スイッチ
ユニット5,ベース部材20、可動板部材25、及び、
アクチュエータ35等は、図1において一点鎖線により
示される如くの、ステアリングコラム40内に収容され
ている。ステアリングコラム40における側面部は、ゲ
ート形成部40Gとされ、切抜部として形成されてシフ
トレバー10の本体部13Bが貫通するものとされたシ
フトゲート41が形成されている。シフトゲート41に
は、シフトレバー10が選択的におかれるPレンジ位
置,Rレンジ位置,Nレンジ位置,Dレンジ位置,3レ
ンジ位置,2レンジ位置及び1レンジ位置の夫々に対応
して設けられた複数の案内凹部が設けられている。それ
ら案内凹部内には、各レンジ位置をとるシフトレバー1
0の本体部13Bが選択的に位置せしめられる。また、
シフトゲート41を貫通するシフトレバー10の本体部
13Bに設けられたグリップ部14は、ステアリングホ
イール2に両手を添える運転者の左手により操作される
位置をとるものとされる。
【0016】斯かるシフトレバー10が、実質的に環状
部材1を支軸とする回動操作が行われるにあたっては、
先ず、シフトレバー10の本体部13Bが、それについ
てのピン部材18を支軸とする揺動操作が行われて、シ
フトゲート41における複数の案内凹部のいずれかに対
応する位置から外される。その後、シフトレバー10
が、ケーブル30が取り付けられた可動板部材25のピ
ン部材22を支軸とする回動を伴って、環状部材1を実
質的な支軸として回動せしめられ、Pレンジ位置,Rレ
ンジ位置,Nレンジ位置,Dレンジ位置,3レンジ位
置,2レンジ位置及び1レンジ位置のうちの新たに選択
されたレンジ位置におかれる。そして、新たに選択され
たレンジ位置におかれたシフトレバー10は、その本体
部13Bのピン部材18を支軸とする揺動操作が停止さ
れ、その本体部13Bが、シフトゲート41における複
数の案内凹部のうちの、新たに選択されたレンジ位置に
対応するものの内に位置せしめられる。そして、斯かる
際におけるケーブル30が取り付けられた可動板部材2
5の回動により、ケーブル30が自動変速機に付設され
た油圧制御部を駆動する状態とされ、それにより、シフ
トレバー10がおかれたレンジ位置に応じた変速レンジ
の切換えが行われる。
【0017】ベース部材20に配されたアクチュエータ
35及びそれに設けられた係合ピン31は、シフトレバ
ー10をそれがおかれたレンジ位置に位置固定して、シ
フトレバー10が誤操作される事態を防止するレバーロ
ック手段を構成している。斯かるアクチュエータ35
は、図1に示される如く、車速センサ45及び操舵速度
センサ46と共に、制御ユニット50に電気的に接続さ
れている。車速センサ45は、ステアリングホイール2
が配された車両の走行速度を検出して、制御ユニット5
0に検出出力信号を送出する。また、操舵速度センサ4
6は、環状部材1に設けられたセンサ収容ユニット47
内に収容されて軸部材3に対向せしめられ、ステアリン
グホイール2の回動に伴って回転する軸部材3の回転速
度、従って、ステアリングホイール2の回動速度に基づ
き、ステアリングホイール2の回動により行われる操舵
についての操舵速度を検出して、制御ユニット50に検
出出力信号を送出する。制御ユニット50においては、
車速センサ45からの検出出力信号があらわす走行速度
と、操舵速度センサ46からの検出出力信号があらわす
操舵速度とが、内蔵メモリに記憶された、図3に示され
る如くの、横軸に走行速度CVがとられ、縦軸に操舵速
度SVがとられてあらわされるデータマップに照合され
る。
【0018】図3に示されるデータマップにおいては、
線Xにより区画されたレバーロック領域LRとレバーロ
ック解除領域LLとが示されている。レバーロック領域
LRは、図3において斜線が付されて示される如く、車
両の走行速度CVが比較的小なる第1の設定走行速度C
1以下で、かつ、操舵速度SVが比較的大なる第1の設
定操舵速度S1以上とされる第1のロック領域(LR
1),走行速度CVが第1の設定走行速度C1より大な
る第2の設定走行速度C2以上で、かつ、操舵速度SV
が第1の設定操舵速度S1より小なる第2の設定操舵速
度S2以上とされる第2のロック領域(LR2)、及
び、走行速度CVが第1の設定走行速度C1と第2の設
定走行速度C2との間にあって、操舵速度SVが、走行
速度CVの第1の設定走行速度C1から第2の設定走行
速度C2への変化に伴って、第1の設定操舵速度S1か
ら第2の設定操舵速度S2へと略直線的に変化する速度
以上とされる第3のロック領域(LR3)から成ってお
り、また、図3において斜線が付されることなく示され
る如くに、第1のロック領域(LR1),第2のロック
領域(LR2)及び第3のロック領域(LR3)以外の
領域が、レバーロック解除領域LLとされている。
【0019】上述の如くのレバーロック領域LRにおい
て、第1のロック領域(LR1)は、通常、車両におけ
る操舵速度が比較的大とされるのは、走行速度が比較的
小とされるもとにおいてであると考えられるので、走行
速度が比較的小(第1の設定走行速度C1以下)とされ
るもとでは、車両が急速操舵されて旋回走行する場合
に、複数の変速レンジを切換選択すべく操作されるシフ
トレバーの誤操作が確実に防止されるようにすべきこと
が考慮されて設定されている。また、第2のロック領域
(LR2)は、走行速度が比較的大とされるもとにあっ
て操舵速度が比較的大とされるのは、突発的に現れた障
害等を回避すべくステアリングホイールが回動操作され
るときと考えられるので、走行速度が比較的大(第2の
設定走行速度C2以上)とされるもとでは、ステアリン
グホイールが中速回動操作あるいは急速回動操作される
場合に、複数の変速レンジを切換選択すべく操作される
シフトレバーの誤操作が確実に防止されるようにすべき
ことが考慮されて設定されている。さらに、第3のロッ
ク領域(LR3)は、第1のロック領域(LR1)及び
第2のロック領域(LR2)の夫々の設定にあたり考慮
された事柄の両立を図るべく設定されている。
【0020】そして、車速センサ45からの検出出力信
号があらわす走行速度と、操舵速度センサ46からの検
出出力信号があらわす操舵速度とが、図3に示されるデ
ータマップにおけるレバーロック領域LR内に対応する
とき、制御ユニット50によりアクチュエータ35が作
動状態におかれ、その作動状態が、車速センサ45から
の検出出力信号があらわす車両の走行速度と操舵速度セ
ンサ46からの検出出力信号があらわす操舵速度とが、
レバーロック領域LR内に対応する状態にある期間継続
的に維持される。アクチュエータ35が作動状態におか
れると、それに設けられた係合ピン31が、可動板部材
25に設けられた複数の透孔27のうち対向するものに
係合する突出状態をとり、可動板部材25のピン部材2
2を支軸とする回動を阻止する。その結果、可動板部材
25によって、シフトレバー10がそれがとるレンジ位
置に位置固定されて、他のレンジ位置への移動が禁止さ
れるロック状態におかれることになり、シフトレバー1
0が誤操作されて変速レンジの不所望な切換えがなされ
る事態が確実に防止される。
【0021】これに対して、車速センサ45からの検出
出力信号があらわす走行速度と、操舵速度センサ46か
らの検出出力信号があらわす操舵速度とが、図3に示さ
れるデータマップにおけるレバーロック領域LR内に対
応するものからレバーロック解除領域LL内に対応する
ものとなったときには、制御ユニット50により、アク
チュエータ35が非作動状態におかれる。アクチュエー
タ35が非作動状態におかれると、それに設けられた係
合ピン31が、可動板部材25に設けられた複数の透孔
27のうちの対応するものとの係合が解除される引込み
状態をとり、可動板部材25が、ピン部材22を支軸と
する回動が可能な状態に戻される。その結果、シフトレ
バー10がそれがとるレンジ位置に位置固定されたロッ
ク状態から解除され、可動板部材25の回動を伴う回動
操作が可能な状態に戻される。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る自動変速機の変速操作装置によれば、車速検出手段
及び操舵速度検出手段によって夫々実際に検出された車
両の走行速度及び操舵速度が、予め設定された走行速度
と操舵速度とに関するデータマップ上における所定の範
囲内、例えば、データマップ上における走行速度が第1
の設定走行速度以下で、かつ、操舵速度が第1の設定操
舵速度以上である領域内、及び、走行速度が第1の設定
走行速度より大なる第2の設定走行速度以上で、かつ、
操舵速度が第1の設定操舵速度より小なる第2の設定操
舵速度以上である領域内に対応する場合には、レバーロ
ック手段が作動状態に維持されてシフトレバーが位置固
定されるので、例えば、ステアリングホイールが比較的
大なる速度で回動せしめられて操舵速度が比較的大とさ
れる状態、あるいは、車両が比較的大なる走行速度をも
って走行している状態のもとにおいて、シフトレバーの
誤操作が行われ、それに基づいて変速レンジの不所望な
切換えがなされる事態が、適切に阻止されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動変速機の変速操作装置の一例
を示す斜視図である。
【図2】図1に示される例におけるシフトレバー及びそ
の周囲の構成の説明に供される斜視図である。
【図3】図1に示される例におけるレバーロック手段の
動作説明に供されるデータマップである。
【符号の説明】
1 環状部材 2 ステアリングホイール 3 軸部材 10 シフトレバー 13A 基部 13B 本体部 20 ベース部材 22 ピン部材 25 可動板部材 30 ケーブル 31 係合ピン 35 アクチュエータ 45 車速センサ 46 操舵速度センサ 50 制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のステアリングホイールを支持する軸
    部材が貫通せしめられた環状部材に移動可能に係合して
    上記ステアリングホイールの近傍に配され、上記車両に
    搭載された自動変速機における複数の変速レンジを切換
    選択すべく操作されるシフトレバーと、 上記シフトレバーを上記複数の変速レンジのいずれかを
    選択するレンジ位置に位置固定するレバーロック手段
    と、 上記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 上記ステアリングホイールの回動操作により行われる操
    舵についての操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、 上記車速検出手段により検出された車両の走行速度及び
    上記操舵速度検出手段により検出された操舵速度が、予
    め設定された走行速度と操舵速度とに関するデータマッ
    プ上における所定の領域内に対応するとき、上記レバー
    ロック手段に作動状態をとらせる動作制御手段と、を備
    えて構成される自動変速機の変速操作装置。
  2. 【請求項2】動作制御手段が、車速検出手段により検出
    された車両の走行速度及び操舵速度検出手段により検出
    された操舵速度が、データマップ上における走行速度が
    第1の設定走行速度以下で、かつ、操舵速度が第1の設
    定操舵速度以上である領域内、及び、データマップ上に
    おける走行速度が上記第1の設定走行速度より大なる第
    2の設定走行速度以上で、かつ、操舵速度が上記第1の
    設定操舵速度より小なる第2の設定操舵速度以上である
    領域内に対応するとき、レバーロック手段を作動状態に
    維持するものとされたことを特徴とする請求項1記載の
    自動変速機の変速操作装置。
  3. 【請求項3】レバーロック手段が、動作制御手段により
    作動せしめられて、シフトレバーの移動に伴って回動を
    行うとともに該回動が阻止されるとき上記シフトレバー
    の移動を禁止する可動板部材の回動を阻止するものとさ
    れることを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速
    操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527260A (ja) * 2005-01-12 2008-07-24 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 車両変速機に用いられるシフト装置

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JP4746633B2 (ja) * 2005-01-12 2011-08-10 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 車両変速機に用いられるシフト装置

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