JPH0628777Y2 - 閃光放電管用電極 - Google Patents
閃光放電管用電極Info
- Publication number
- JPH0628777Y2 JPH0628777Y2 JP143489U JP143489U JPH0628777Y2 JP H0628777 Y2 JPH0628777 Y2 JP H0628777Y2 JP 143489 U JP143489 U JP 143489U JP 143489 U JP143489 U JP 143489U JP H0628777 Y2 JPH0628777 Y2 JP H0628777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- core wire
- discharge tube
- flash discharge
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharge Lamp (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、写真撮影等に使用される閃光放電管の電極に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 まず、写真撮影等に使用される閃光放電管について第2
図を用いて説明する。第2図において、タングステン芯
線5の先端には、電子放射性物質を含有する焼結体1が
固定されている。タングステン芯線5は封着用ガラス4
の部分でガラス管6と気密に封着されている。ガラス管
6内にはキセノン等の希ガス7が封入されており、さら
にその外壁面にはトリガ電極8が密着して付設されてい
る。
図を用いて説明する。第2図において、タングステン芯
線5の先端には、電子放射性物質を含有する焼結体1が
固定されている。タングステン芯線5は封着用ガラス4
の部分でガラス管6と気密に封着されている。ガラス管
6内にはキセノン等の希ガス7が封入されており、さら
にその外壁面にはトリガ電極8が密着して付設されてい
る。
次に、このような構造の閃光放電管用電極における焼結
体と芯線の固定方法について第3図A〜Cを用いて証明
する。第3図Aにおいて、焼結体1は筒状になってお
り、穴2はテーパを有している。第3図Bにおいて、還
元雰囲気中でガスバーナ加熱により芯線5に封着用ガラ
ス4をガラス巻きする。そして、第3図Cに示すよう
に、筒状の焼結体1の穴2に芯線5を圧入して固定して
いた。
体と芯線の固定方法について第3図A〜Cを用いて証明
する。第3図Aにおいて、焼結体1は筒状になってお
り、穴2はテーパを有している。第3図Bにおいて、還
元雰囲気中でガスバーナ加熱により芯線5に封着用ガラ
ス4をガラス巻きする。そして、第3図Cに示すよう
に、筒状の焼結体1の穴2に芯線5を圧入して固定して
いた。
考案が解決しようとする課題 このような、焼結体と芯線の従来の固定方法では、次の
ような問題点があった。すなわち、還元雰囲気中でガス
バーナ加熱により芯線5に封着用ガラス4をガラス巻き
する作業において、ガスバーナで芯線5を加熱すると、
芯線5の一部が還元されて外径が痩せ細る。ガスバーナ
の火力が強く加熱時間を長くすると、還元される量も多
くなり芯線の外径は、より細くなる。ガスバーナの火力
と加熱時間は、芯線の素材の外径、封着用ガラスの材質
および肉厚によって調整しなければならないため、ガラ
ス巻きされた後の芯線の外径を事前に正確に予知するこ
とは非常に困難である。また、焼結体の穴径も焼結温度
や時間によってばらついている。したがって、焼結体に
芯線を圧入して固定する際、芯線外径が大きいものは、
芯線先端が焼結体の途中までしか圧入できなかったり、
無理に圧入すると焼結体の割れが発生していた。また、
芯線の外径が焼結体の穴径より小さいものは固定できな
かった。
ような問題点があった。すなわち、還元雰囲気中でガス
バーナ加熱により芯線5に封着用ガラス4をガラス巻き
する作業において、ガスバーナで芯線5を加熱すると、
芯線5の一部が還元されて外径が痩せ細る。ガスバーナ
の火力が強く加熱時間を長くすると、還元される量も多
くなり芯線の外径は、より細くなる。ガスバーナの火力
と加熱時間は、芯線の素材の外径、封着用ガラスの材質
および肉厚によって調整しなければならないため、ガラ
ス巻きされた後の芯線の外径を事前に正確に予知するこ
とは非常に困難である。また、焼結体の穴径も焼結温度
や時間によってばらついている。したがって、焼結体に
芯線を圧入して固定する際、芯線外径が大きいものは、
芯線先端が焼結体の途中までしか圧入できなかったり、
無理に圧入すると焼結体の割れが発生していた。また、
芯線の外径が焼結体の穴径より小さいものは固定できな
かった。
本考案は、ガラス巻きされた芯線の外径を事前に正確に
予知することなしに、焼結体に芯線を正しい位置に確実
に圧入して保持することのできる閃光放電管用電極を提
供するものである。
予知することなしに、焼結体に芯線を正しい位置に確実
に圧入して保持することのできる閃光放電管用電極を提
供するものである。
課題を解決するための手段 本考案の閃光放電管用電極は、電子放射性物質を含有す
る筒状の焼結体に、前記焼結体の基体金属と同一材質よ
りなる金属箔とともに芯線を圧入したものである。
る筒状の焼結体に、前記焼結体の基体金属と同一材質よ
りなる金属箔とともに芯線を圧入したものである。
作用 本考案における芯線の外径は、金属箔の箔厚を考慮し
て、焼結体の穴径よりも小さくしている。すなわち、金
属箔の介在がない場合は、芯線は、焼結体の穴に自由に
挿入可能な寸法とし、金属箔を介在したとき、圧入によ
って確実に固定される構成をとる。焼結体の穴径のばら
つきや芯線の外径のばらつきにより、一枚の金属箔では
固定の強度が弱い場合は、二枚またはそれ以上の金属箔
を介在させて固定を確実なものとすることができる。こ
の構成により、芯線を焼結体の充分な深さまで圧入が可
能となり、また金属箔の緩衝効果により、無理な圧入に
よって焼結体が割れるなどの不具合が発生せず、焼結体
と芯線の固定が合理的におこなえるようになった。ま
た、焼結体の基体金属と同一の材質の金属箔を用いてい
るため、閃光放電管の点灯中、電極の温度上昇によっ
て、焼結体が芯線から抜け出ることもない。
て、焼結体の穴径よりも小さくしている。すなわち、金
属箔の介在がない場合は、芯線は、焼結体の穴に自由に
挿入可能な寸法とし、金属箔を介在したとき、圧入によ
って確実に固定される構成をとる。焼結体の穴径のばら
つきや芯線の外径のばらつきにより、一枚の金属箔では
固定の強度が弱い場合は、二枚またはそれ以上の金属箔
を介在させて固定を確実なものとすることができる。こ
の構成により、芯線を焼結体の充分な深さまで圧入が可
能となり、また金属箔の緩衝効果により、無理な圧入に
よって焼結体が割れるなどの不具合が発生せず、焼結体
と芯線の固定が合理的におこなえるようになった。ま
た、焼結体の基体金属と同一の材質の金属箔を用いてい
るため、閃光放電管の点灯中、電極の温度上昇によっ
て、焼結体が芯線から抜け出ることもない。
実施例 第1図は、本考案の一実施例である閃光放電管用電極の
一部断面図である。第1図において、モリブデン粉末
と、ThO2−BaO−CaO−A2O3等を組成と
する電子放射性物質の混合粉末を加工して筒状をなす焼
結体1のテーパを有する穴2に、モリブデン箔3を介在
させ、封着用ガラス4をガラス巻きしたタングステンよ
りなる芯線5を圧入する。実施例においてはガラス巻き
後の芯線の外径は2.09〜2.11mm、モリブデン箔は厚みが
0.035±0.005mm、幅が0.35±0.01mmである。焼結体1の
穴径と芯線5の外径とのすき間の大きさの違いによっ
て、穴2にモリブデン箔3を1枚またはそれ以上介在さ
せて、芯線5を圧入する。
一部断面図である。第1図において、モリブデン粉末
と、ThO2−BaO−CaO−A2O3等を組成と
する電子放射性物質の混合粉末を加工して筒状をなす焼
結体1のテーパを有する穴2に、モリブデン箔3を介在
させ、封着用ガラス4をガラス巻きしたタングステンよ
りなる芯線5を圧入する。実施例においてはガラス巻き
後の芯線の外径は2.09〜2.11mm、モリブデン箔は厚みが
0.035±0.005mm、幅が0.35±0.01mmである。焼結体1の
穴径と芯線5の外径とのすき間の大きさの違いによっ
て、穴2にモリブデン箔3を1枚またはそれ以上介在さ
せて、芯線5を圧入する。
考案の効果 以上説明したように、本考案は焼結体の穴径のばらつき
や、芯線の外径のばらつきが発生しても、芯線を焼結体
の穴に充分な深さまで確実に圧入でき、強固な固定が可
能である。また、金属箔の緩衝効果により、無理な圧入
によって焼結体が割れるという不具合が発生せず、焼結
体と芯線の固定が合理的におこなえる。また、焼結体の
基体金属と同一の材質の金属箔を用いているため、閃光
放電管の点灯中、電極の温度上昇によって焼結体が芯線
から抜け出ることがなく、また点灯電圧の上昇や、電極
の消耗などもなく、長期間を通じてきわめて安定した特
性を有する閃光放電管を提供することができるものであ
る。
や、芯線の外径のばらつきが発生しても、芯線を焼結体
の穴に充分な深さまで確実に圧入でき、強固な固定が可
能である。また、金属箔の緩衝効果により、無理な圧入
によって焼結体が割れるという不具合が発生せず、焼結
体と芯線の固定が合理的におこなえる。また、焼結体の
基体金属と同一の材質の金属箔を用いているため、閃光
放電管の点灯中、電極の温度上昇によって焼結体が芯線
から抜け出ることがなく、また点灯電圧の上昇や、電極
の消耗などもなく、長期間を通じてきわめて安定した特
性を有する閃光放電管を提供することができるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例である閃光放電管用電極の要
部断面図、第2図は写真撮影等に使用される一般的な閃
光放電管の一部切欠正面図、第3図A,B,Cは閃光放
電管用電極における焼結体と芯線の従来の固定方法を説
明するための図である。 1……焼結体、2……穴、3……金属箔、4……封着用
ガラス、5……芯線。
部断面図、第2図は写真撮影等に使用される一般的な閃
光放電管の一部切欠正面図、第3図A,B,Cは閃光放
電管用電極における焼結体と芯線の従来の固定方法を説
明するための図である。 1……焼結体、2……穴、3……金属箔、4……封着用
ガラス、5……芯線。
Claims (1)
- 【請求項1】電子放射性物質を含有する筒状の焼結体の
穴に、前記焼結体の基体金属と同一材質よりなる金属箔
とともに芯線を圧入したことを特徴とする閃光放電管用
電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143489U JPH0628777Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 閃光放電管用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143489U JPH0628777Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 閃光放電管用電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292659U JPH0292659U (ja) | 1990-07-23 |
| JPH0628777Y2 true JPH0628777Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31201316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP143489U Expired - Lifetime JPH0628777Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 閃光放電管用電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628777Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4797790B2 (ja) * | 2006-05-22 | 2011-10-19 | ウシオ電機株式会社 | 放電ランプ |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP143489U patent/JPH0628777Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292659U (ja) | 1990-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |