JPH06287985A - 水回収装置 - Google Patents
水回収装置Info
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- JPH06287985A JPH06287985A JP9679593A JP9679593A JPH06287985A JP H06287985 A JPH06287985 A JP H06287985A JP 9679593 A JP9679593 A JP 9679593A JP 9679593 A JP9679593 A JP 9679593A JP H06287985 A JPH06287985 A JP H06287985A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】容易且つ迅速に構築し得る水回収装置を提供す
る 【構成】湿った地表1aに環状の水受け容器2を設置
し、水受け容器2の外周面2bに、ドーム状に形成され
た可撓性を有するビニールシート3の下部の開口部3a
を接着し、ビニールシート3に空気注入口5を設け、ビ
ニールシート3の内部に、第一乃至第三水受け皿9、1
2、16を、その各水受け面9b、12e、16eが上
方に向いた形でビニールシート3から釣支し、水受け容
器2と各水受け皿9、12、16とをそれぞれ通水させ
得る排水チューブ11、15、19で接続する。
る 【構成】湿った地表1aに環状の水受け容器2を設置
し、水受け容器2の外周面2bに、ドーム状に形成され
た可撓性を有するビニールシート3の下部の開口部3a
を接着し、ビニールシート3に空気注入口5を設け、ビ
ニールシート3の内部に、第一乃至第三水受け皿9、1
2、16を、その各水受け面9b、12e、16eが上
方に向いた形でビニールシート3から釣支し、水受け容
器2と各水受け皿9、12、16とをそれぞれ通水させ
得る排水チューブ11、15、19で接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深刻な水不足の問題を
抱える乾燥地域等において、塩水や湿った土等から好適
に水を回収し得る水回収装置に関する。
抱える乾燥地域等において、塩水や湿った土等から好適
に水を回収し得る水回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水回収装置は、強い日射を得られ
る場所に基礎を設け、該基礎上に柱部材、梁部材等の骨
材を組み立て、各骨材間にビニールを、該ビニールによ
り密閉室が形成されるように張設し、密閉室の床上に、
水受け容器を、前記ビニールの壁に密着させるようにし
て該壁の内周に周設して形成されていた。よって、密閉
室内には、ビニールを通して強い日射が射し込むので、
密閉室内の気温を密閉室外の気温より高くすることが出
来る。従って、密閉室の床面に塩水を撒いておけば、該
塩水の水分が蒸発し、該蒸気は、密閉室内と室外の気温
差の為に、ビニール一枚の天井及び壁において結露す
る。すると、該結露した水は、前記壁を伝って流れ落ち
るので、該壁に密着させて周設された水受け容器によ
り、水を回収することが出来る。
る場所に基礎を設け、該基礎上に柱部材、梁部材等の骨
材を組み立て、各骨材間にビニールを、該ビニールによ
り密閉室が形成されるように張設し、密閉室の床上に、
水受け容器を、前記ビニールの壁に密着させるようにし
て該壁の内周に周設して形成されていた。よって、密閉
室内には、ビニールを通して強い日射が射し込むので、
密閉室内の気温を密閉室外の気温より高くすることが出
来る。従って、密閉室の床面に塩水を撒いておけば、該
塩水の水分が蒸発し、該蒸気は、密閉室内と室外の気温
差の為に、ビニール一枚の天井及び壁において結露す
る。すると、該結露した水は、前記壁を伝って流れ落ち
るので、該壁に密着させて周設された水受け容器によ
り、水を回収することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水回収
装置は、所定の場所に基礎を設け、該基礎上に固設形成
されるものであるため、その構築に多くの時間と労力を
必要とするという問題を有していた。本発明は、上記事
情に鑑み、容易且つ迅速に構築し得る水回収装置を提供
することを目的としている。
装置は、所定の場所に基礎を設け、該基礎上に固設形成
されるものであるため、その構築に多くの時間と労力を
必要とするという問題を有していた。本発明は、上記事
情に鑑み、容易且つ迅速に構築し得る水回収装置を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下部に蒸発開
口部(3a)が形成された可撓性を有するシート状部材
(3)を、膨張収縮自在に、且つ、該膨張収縮動作によ
り内部に蒸発空間(4)を生成消滅させ得る形に設け、
前記シート状部材(3)の内面に、結露面(3c)を形
成し、前記蒸発空間(4)の、前記蒸発開口部(3a)
と前記結露面(3c)との間に、水回収皿(9、12、
16、29)を、その水回収面(9b、12e、16
e、29b)を前記結露面(3c)に対向させた形で設
置し、前記蒸発空間(4)の前記蒸発開口部(3a)の
周囲に、環状の水回収容器(2)を、前記結露面(3
c)に接続した形で設け、前記水回収皿(9、12、1
6、29)と前記水回収容器(2)とを、通水手段(1
1、15、19、31)で接続して構成される。なお、
( )内の番号等は、図面における対応する要素を示
す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「作用」欄に
ついても同様である。
口部(3a)が形成された可撓性を有するシート状部材
(3)を、膨張収縮自在に、且つ、該膨張収縮動作によ
り内部に蒸発空間(4)を生成消滅させ得る形に設け、
前記シート状部材(3)の内面に、結露面(3c)を形
成し、前記蒸発空間(4)の、前記蒸発開口部(3a)
と前記結露面(3c)との間に、水回収皿(9、12、
16、29)を、その水回収面(9b、12e、16
e、29b)を前記結露面(3c)に対向させた形で設
置し、前記蒸発空間(4)の前記蒸発開口部(3a)の
周囲に、環状の水回収容器(2)を、前記結露面(3
c)に接続した形で設け、前記水回収皿(9、12、1
6、29)と前記水回収容器(2)とを、通水手段(1
1、15、19、31)で接続して構成される。なお、
( )内の番号等は、図面における対応する要素を示
す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「作用」欄に
ついても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、前記シート状部材(3)
を膨張することにより容易に蒸発空間(4)を生成し得
るように作用する。
を膨張することにより容易に蒸発空間(4)を生成し得
るように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の水回収装置の一実施例を示す断面
正面図である。図2は、図1の水回収装置を示す部分破
断斜視図である。図3は、本発明の水回収装置の別の実
施例を示す断面正面図である。図4は、図3の水回収装
置を示す部分破断斜視図である。日射の強い乾燥地域に
おいて比較的湿った地盤1の地表1aには、図2に示す
ように、水回収装置100が設置されており、水回収装
置100は、環状の水受け容器2を有している。環状の
水受け容器2は、その孔21を上下方向に向ける形で地
表1aに設置されており、水受け容器2は、環状の底板
2aを有している。底板2aはその底面2eを地表1a
に密着しており、底板2aの内周端には、円筒状の内板
2cが、その内周面を前記内周端に一致させる形で立設
されている。底板2aの外周端には、筒状の外板2b
が、その外周面2fを前記外周端に一致させる形で立設
されている。
る。図1は、本発明の水回収装置の一実施例を示す断面
正面図である。図2は、図1の水回収装置を示す部分破
断斜視図である。図3は、本発明の水回収装置の別の実
施例を示す断面正面図である。図4は、図3の水回収装
置を示す部分破断斜視図である。日射の強い乾燥地域に
おいて比較的湿った地盤1の地表1aには、図2に示す
ように、水回収装置100が設置されており、水回収装
置100は、環状の水受け容器2を有している。環状の
水受け容器2は、その孔21を上下方向に向ける形で地
表1aに設置されており、水受け容器2は、環状の底板
2aを有している。底板2aはその底面2eを地表1a
に密着しており、底板2aの内周端には、円筒状の内板
2cが、その内周面を前記内周端に一致させる形で立設
されている。底板2aの外周端には、筒状の外板2b
が、その外周面2fを前記外周端に一致させる形で立設
されている。
【0007】水受け容器2の上方には、半球形を形作る
ビニールシート3が、図1に示すように、下部に開口部
3a有する形で、即ちドーム状に設けられており、該ビ
ニールシート3は、可撓性と光の透過性を有している。
また、ビニールシート3は、その開口部内周面3aAを
外板2bの外周面2fに接着させる形で密着させてお
り、ビニールシート3には、空気注入孔3bが設けられ
ている。空気注入孔3bには、筒状の孔金具5が嵌着し
ており、孔金具5の孔5aには、孔5aを密閉し得る栓
6が、孔5aを密閉する形で挿入されている。従って、
地表1a、水受け容器2及びビニールシート3は、密閉
空間4を形成しており、又、密閉空間4には、空気20
が充填されている。また、ビニールシート3の内面は、
蒸気41が結露し得る結露面3cを形成している。
ビニールシート3が、図1に示すように、下部に開口部
3a有する形で、即ちドーム状に設けられており、該ビ
ニールシート3は、可撓性と光の透過性を有している。
また、ビニールシート3は、その開口部内周面3aAを
外板2bの外周面2fに接着させる形で密着させてお
り、ビニールシート3には、空気注入孔3bが設けられ
ている。空気注入孔3bには、筒状の孔金具5が嵌着し
ており、孔金具5の孔5aには、孔5aを密閉し得る栓
6が、孔5aを密閉する形で挿入されている。従って、
地表1a、水受け容器2及びビニールシート3は、密閉
空間4を形成しており、又、密閉空間4には、空気20
が充填されている。また、ビニールシート3の内面は、
蒸気41が結露し得る結露面3cを形成している。
【0008】ビニールシート3の開口部3aには、図1
に示すように、スカート部7が、開口部3aを延長する
形で設けられており、スカート部7は、水受け容器2の
底面2eを地表1aに密着させる形で地盤1中に埋設さ
れている。また、スカート部7の端部には、複数の繋止
孔7aが形成されており、各繋止孔7aには、アンカー
杭8が、スカート部7を地盤1中に繋止する形で設けら
れている。
に示すように、スカート部7が、開口部3aを延長する
形で設けられており、スカート部7は、水受け容器2の
底面2eを地表1aに密着させる形で地盤1中に埋設さ
れている。また、スカート部7の端部には、複数の繋止
孔7aが形成されており、各繋止孔7aには、アンカー
杭8が、スカート部7を地盤1中に繋止する形で設けら
れている。
【0009】また、密閉空間4には、第一水受け皿9
が、図1に示すように、ビニールシート3の結露面3c
における頂部から垂設された吊り紐10により、その中
心を水受け容器2の孔21の孔軸CTに一致させる形で
水平に釣支されており、第一水受け皿9は、図2に示す
ように円形の平面形状を有しいる。第一水受け皿9の、
前記結露面3cに対向する上方の面には、中心に向けて
下方に傾斜したすり鉢状の第一水受け面9bが形成され
ており、第一水受け皿9の中心には、排水孔9aが形成
されている。第一水受け皿9の排水孔9aには、下方か
ら排水チューブ11の一端が嵌着しており、排水チュー
ブ11の他端は、水受け容器2内に挿入されている。
が、図1に示すように、ビニールシート3の結露面3c
における頂部から垂設された吊り紐10により、その中
心を水受け容器2の孔21の孔軸CTに一致させる形で
水平に釣支されており、第一水受け皿9は、図2に示す
ように円形の平面形状を有しいる。第一水受け皿9の、
前記結露面3cに対向する上方の面には、中心に向けて
下方に傾斜したすり鉢状の第一水受け面9bが形成され
ており、第一水受け皿9の中心には、排水孔9aが形成
されている。第一水受け皿9の排水孔9aには、下方か
ら排水チューブ11の一端が嵌着しており、排水チュー
ブ11の他端は、水受け容器2内に挿入されている。
【0010】密閉空間4において第一水受け皿9より下
方の位置には、図2に示すように、円環状の第二水受け
皿12が、ビニールシート3の内面3cから垂設された
複数本の吊り紐13により釣支されており、第二水受け
皿12は、水受け容器2の孔軸CTを中心にしている。
第二水受け皿12の中央に空いた円形の孔12dは、円
形の第一水受け皿9より小さく形成されており、従っ
て、上方から見て、第一水受け皿9と第二水受け皿12
の間に間隙はない。また、第二水受け皿12の、前記結
露面3cに対向する上方の面には、図1に示すように、
その内周端12b側と外周端12a側とを共に上方に傾
斜させた形の第二水受け面12eが形成されており、ま
た、第二水受け皿12は、全体として僅かに傾けられて
いる。第二水受け皿12において最も低い位置には、排
水孔12cが形成されており、排水孔12cには、下方
から排水チューブ15の一端が嵌着している。排水チュ
ーブ15の他端は、水受け容器2内に挿入されている。
方の位置には、図2に示すように、円環状の第二水受け
皿12が、ビニールシート3の内面3cから垂設された
複数本の吊り紐13により釣支されており、第二水受け
皿12は、水受け容器2の孔軸CTを中心にしている。
第二水受け皿12の中央に空いた円形の孔12dは、円
形の第一水受け皿9より小さく形成されており、従っ
て、上方から見て、第一水受け皿9と第二水受け皿12
の間に間隙はない。また、第二水受け皿12の、前記結
露面3cに対向する上方の面には、図1に示すように、
その内周端12b側と外周端12a側とを共に上方に傾
斜させた形の第二水受け面12eが形成されており、ま
た、第二水受け皿12は、全体として僅かに傾けられて
いる。第二水受け皿12において最も低い位置には、排
水孔12cが形成されており、排水孔12cには、下方
から排水チューブ15の一端が嵌着している。排水チュ
ーブ15の他端は、水受け容器2内に挿入されている。
【0011】密閉空間4において第二水受け皿12より
下方の位置には、図2に示すように、円環状の第三水受
け皿16が、ビニールシート3の内面3cから垂設され
た複数本の吊り紐17により釣支されており、第三水受
け皿16は、水受け容器2の孔軸CTを中心にしてい
る。第三水受け皿16の中央に空いた円形の孔16d
は、円形の第二水受け皿12の外周より小さく形成され
ており、従って、上方から見て、第二水受け皿12と第
三水受け皿16の間に間隙はない。また、第三水受け皿
16の、前記結露面3cに対向する上方の面には、図1
に示すように、その内周端16b側と外周端16a側と
を共に上方に傾斜させた形の第三水受け面16eが形成
されており、また、第三水受け皿16は、全体として僅
かに傾けられている。第三水受け皿12において最も低
い位置には、排水孔16cが形成されており、排水孔1
6cには、下方から排水チューブ19の一端が嵌着して
いる。排水チューブ19の他端は、水受け容器2内に挿
入されている。
下方の位置には、図2に示すように、円環状の第三水受
け皿16が、ビニールシート3の内面3cから垂設され
た複数本の吊り紐17により釣支されており、第三水受
け皿16は、水受け容器2の孔軸CTを中心にしてい
る。第三水受け皿16の中央に空いた円形の孔16d
は、円形の第二水受け皿12の外周より小さく形成され
ており、従って、上方から見て、第二水受け皿12と第
三水受け皿16の間に間隙はない。また、第三水受け皿
16の、前記結露面3cに対向する上方の面には、図1
に示すように、その内周端16b側と外周端16a側と
を共に上方に傾斜させた形の第三水受け面16eが形成
されており、また、第三水受け皿16は、全体として僅
かに傾けられている。第三水受け皿12において最も低
い位置には、排水孔16cが形成されており、排水孔1
6cには、下方から排水チューブ19の一端が嵌着して
いる。排水チューブ19の他端は、水受け容器2内に挿
入されている。
【0012】また、水受け容器2の外板2bには、図2
に示すように、蛇口22が、水受け容器2内に溜った水
40を外部に排出し得る形で設けられている。
に示すように、蛇口22が、水受け容器2内に溜った水
40を外部に排出し得る形で設けられている。
【0013】水回収装置100等は、以上のような構成
を有するので、図1に示すように、スカート部7をアン
カー杭8により地盤1中に繋止することにより、ドーム
状のビニールシート3が設けられた水受け容器2を、地
表1aに密着させて設けることが出来る。よって、空気
20を、ビニールシート3、水受け容器2及び地表1a
により閉じられた密閉空間4内に閉じ込めることが出来
る。よって、日射がビニールシート3を通じて密閉空間
4内の地表1aに射し込むと、日射により温められた地
表1aにより密閉空間4内の空気20を継続的に温める
ことが出来る。即ち、密閉空間4の外の空気のように、
対流や風等により地表1aで温められた空気が上昇して
冷たい空気と混じり合うことがないので、空気20の温
度を外気の温度より上昇させることが出来る。また、水
回収装置100は、湿った地盤1の地表1aに設置され
ているので、密閉空間4内に面した地表1aは、日射に
より温められると、蒸気41を生じる。そして、該蒸気
41が、ビニールシート3の内面即ち結露面3cに接触
すると、ビニールシート3の外面に接した外気の温度が
密閉空間4内の空気20の温度より低いため、前記蒸気
41は気化熱を奪われ結露する。よって、ビニールシー
ト3の結露面3cにおいて水滴42が生じる。すると、
ビニールシート3が、ドーム状に設けられているので、
ビニールシート3の結露面3cに生じた水滴42は、滑
らかにカーブした該結露面3cに沿って下方に滑り落ち
る。すると、ビニールシート3の結露面3cの下部の開
口部3aに、環状の水受け容器2が、その外板2bの外
周面2fを該開口部3aに接着させる形でビニールシー
ト3に密着して設けられているので、結露面3cに沿っ
て下方に滑り落ちた水滴42は、全て外板2bに沿っ
て、水受け容器2内に導入され、水受け容器2に貯溜さ
れる。また、密閉空間4内には、第一水受け皿9、第二
水受け皿12、第三水受け皿16が、上方から見て、環
状の水受け容器2に囲まれた地表1aを覆う隙間の無い
円領域を形成する形で釣支されているので、ビニールシ
ート3の内面3cの上部において結露した水滴42の
内、前記のように、ビニールシート3の内面3cに沿っ
て滑り落ちずに、該内面3cから直接滴り落ちる水滴4
2は、前記第一水受け皿9の第一水受け面9b、第二水
受け皿12の第二水受け面12e、第三水受け皿16の
第三水受け面16eのいずれかの面で全て受け止めるこ
とが出来る。また、各水受け皿9、12、16には、そ
れぞれ排水孔9a、12c、16cが設けられており、
また、各水受け皿9、12、16の水受け面9b、12
e、16eは、各排水孔9a、12c、16cに向けて
傾斜してしている。よって、各水受け皿9、12、16
に受け止められた水滴42は、各排水孔9a、12c、
16cに向かって流れる。すると、各排水孔9a、12
c、16cには、水受け容器2にその下端を挿入した排
水チューブ11、15、19が接続されているので、前
記水滴42は、排水チューブ11、15、19を介して
水受け容器2内に入り、該水受け容器2に貯溜される。
従って、水回収装置100は、ビニールシート3の内面
3cに結露した水滴42を余すことなく回収することが
出来る。よって、湿った地盤1から水を効率良く回収す
ることが出来る。また、水受け容器2に溜った水40
は、図2に示す蛇口22により取り出すことが出来る。
を有するので、図1に示すように、スカート部7をアン
カー杭8により地盤1中に繋止することにより、ドーム
状のビニールシート3が設けられた水受け容器2を、地
表1aに密着させて設けることが出来る。よって、空気
20を、ビニールシート3、水受け容器2及び地表1a
により閉じられた密閉空間4内に閉じ込めることが出来
る。よって、日射がビニールシート3を通じて密閉空間
4内の地表1aに射し込むと、日射により温められた地
表1aにより密閉空間4内の空気20を継続的に温める
ことが出来る。即ち、密閉空間4の外の空気のように、
対流や風等により地表1aで温められた空気が上昇して
冷たい空気と混じり合うことがないので、空気20の温
度を外気の温度より上昇させることが出来る。また、水
回収装置100は、湿った地盤1の地表1aに設置され
ているので、密閉空間4内に面した地表1aは、日射に
より温められると、蒸気41を生じる。そして、該蒸気
41が、ビニールシート3の内面即ち結露面3cに接触
すると、ビニールシート3の外面に接した外気の温度が
密閉空間4内の空気20の温度より低いため、前記蒸気
41は気化熱を奪われ結露する。よって、ビニールシー
ト3の結露面3cにおいて水滴42が生じる。すると、
ビニールシート3が、ドーム状に設けられているので、
ビニールシート3の結露面3cに生じた水滴42は、滑
らかにカーブした該結露面3cに沿って下方に滑り落ち
る。すると、ビニールシート3の結露面3cの下部の開
口部3aに、環状の水受け容器2が、その外板2bの外
周面2fを該開口部3aに接着させる形でビニールシー
ト3に密着して設けられているので、結露面3cに沿っ
て下方に滑り落ちた水滴42は、全て外板2bに沿っ
て、水受け容器2内に導入され、水受け容器2に貯溜さ
れる。また、密閉空間4内には、第一水受け皿9、第二
水受け皿12、第三水受け皿16が、上方から見て、環
状の水受け容器2に囲まれた地表1aを覆う隙間の無い
円領域を形成する形で釣支されているので、ビニールシ
ート3の内面3cの上部において結露した水滴42の
内、前記のように、ビニールシート3の内面3cに沿っ
て滑り落ちずに、該内面3cから直接滴り落ちる水滴4
2は、前記第一水受け皿9の第一水受け面9b、第二水
受け皿12の第二水受け面12e、第三水受け皿16の
第三水受け面16eのいずれかの面で全て受け止めるこ
とが出来る。また、各水受け皿9、12、16には、そ
れぞれ排水孔9a、12c、16cが設けられており、
また、各水受け皿9、12、16の水受け面9b、12
e、16eは、各排水孔9a、12c、16cに向けて
傾斜してしている。よって、各水受け皿9、12、16
に受け止められた水滴42は、各排水孔9a、12c、
16cに向かって流れる。すると、各排水孔9a、12
c、16cには、水受け容器2にその下端を挿入した排
水チューブ11、15、19が接続されているので、前
記水滴42は、排水チューブ11、15、19を介して
水受け容器2内に入り、該水受け容器2に貯溜される。
従って、水回収装置100は、ビニールシート3の内面
3cに結露した水滴42を余すことなく回収することが
出来る。よって、湿った地盤1から水を効率良く回収す
ることが出来る。また、水受け容器2に溜った水40
は、図2に示す蛇口22により取り出すことが出来る。
【0014】また、水回収装置100は、ドーム状の密
閉空間4、即ちビニールシート3を、空気20の圧力に
より支持しているので、従来のように基礎を設けた上に
骨材の構築を行う必要がない。即ち、環状の水受け容器
2にビニールシート3が、孔21の上部を被覆する形で
密着して設けられているので、水受け容器2を、スカー
ト部7及びアンカー杭8により地表1aに密着させて設
けた後に、ビニールシート3の注入孔3bから、図示し
ない空気ポンプ等の空気注入手段により空気20を注入
するだけでビニールシート3を上方に膨張させることが
出来る。よって、ドーム状の密閉空間4を形成すること
が出来るので、その構築を容易且つ迅速に行うことが出
来る。また、水回収装置100は、密閉空間4に注入さ
れた空気20をビニールシート3の空気注入孔3bから
排出することにより、密閉空間4、即ちビニールシート
3を下方に収縮することが出来る。従って、従来のよう
に基礎及び骨材を解体すること無く、密閉空間4を撤収
することが出来る。また、アンカー杭8及びスカート部
7を地盤1中から取り出すだけで撤去させ得る状態とす
ることが出来る。よって、その撤去を容易に行うことが
出来る。また、小型の水回収装置100であるならば、
その移動をも容易に行うことが出来る。
閉空間4、即ちビニールシート3を、空気20の圧力に
より支持しているので、従来のように基礎を設けた上に
骨材の構築を行う必要がない。即ち、環状の水受け容器
2にビニールシート3が、孔21の上部を被覆する形で
密着して設けられているので、水受け容器2を、スカー
ト部7及びアンカー杭8により地表1aに密着させて設
けた後に、ビニールシート3の注入孔3bから、図示し
ない空気ポンプ等の空気注入手段により空気20を注入
するだけでビニールシート3を上方に膨張させることが
出来る。よって、ドーム状の密閉空間4を形成すること
が出来るので、その構築を容易且つ迅速に行うことが出
来る。また、水回収装置100は、密閉空間4に注入さ
れた空気20をビニールシート3の空気注入孔3bから
排出することにより、密閉空間4、即ちビニールシート
3を下方に収縮することが出来る。従って、従来のよう
に基礎及び骨材を解体すること無く、密閉空間4を撤収
することが出来る。また、アンカー杭8及びスカート部
7を地盤1中から取り出すだけで撤去させ得る状態とす
ることが出来る。よって、その撤去を容易に行うことが
出来る。また、小型の水回収装置100であるならば、
その移動をも容易に行うことが出来る。
【0015】尚、上記実施例においては、水受け皿9、
12、16を第一〜第三水受け皿9、12、16により
構成したが、図3及び図4に示す水回収装置200のよ
うに、一個の水受け皿29を、上方から見て水受け容器
2に囲まれた地表1aを覆う、隙間の無い円領域を形成
する形で釣支してもよい。即ち、ビニールシート3の内
面即ち結露面3cにおける頂部には、吊り紐30が垂設
されており、該吊り紐30の下端には、水受け皿29
が、その中心を水受け容器2の孔21の孔軸CTに一致
させる形で水平に垂設されている。水受け皿29は、円
形の平面形状を有するように形成されており、水受け皿
29の上方の面、即ちビニールシート3の結露面3cに
対向する面には、中心に向けて下方に傾斜したすり鉢状
の水受け面29bが形成されている。水受け皿29の中
心には、排水孔29aが形成されており、水受け皿29
の排水孔29aには、下方から排水チューブ31の一端
を嵌着している。また、排水チューブ31の他端は、水
受け容器2内に挿入されている。
12、16を第一〜第三水受け皿9、12、16により
構成したが、図3及び図4に示す水回収装置200のよ
うに、一個の水受け皿29を、上方から見て水受け容器
2に囲まれた地表1aを覆う、隙間の無い円領域を形成
する形で釣支してもよい。即ち、ビニールシート3の内
面即ち結露面3cにおける頂部には、吊り紐30が垂設
されており、該吊り紐30の下端には、水受け皿29
が、その中心を水受け容器2の孔21の孔軸CTに一致
させる形で水平に垂設されている。水受け皿29は、円
形の平面形状を有するように形成されており、水受け皿
29の上方の面、即ちビニールシート3の結露面3cに
対向する面には、中心に向けて下方に傾斜したすり鉢状
の水受け面29bが形成されている。水受け皿29の中
心には、排水孔29aが形成されており、水受け皿29
の排水孔29aには、下方から排水チューブ31の一端
を嵌着している。また、排水チューブ31の他端は、水
受け容器2内に挿入されている。
【0016】尚、上記実施例においては、湿った地盤1
上に水回収装置100若しくは200を設け、その水を
回収したが、塩水を水回収装置100、200の密閉空
間4内に入れることにより、該塩水の水分を前記同様に
回収することが出来ることは勿論である。
上に水回収装置100若しくは200を設け、その水を
回収したが、塩水を水回収装置100、200の密閉空
間4内に入れることにより、該塩水の水分を前記同様に
回収することが出来ることは勿論である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下部に開口部3a等の蒸発開口部が形成された可撓性を
有するビニールシート3等のシート状部材を、膨張収縮
自在に、且つ、該膨張収縮動作により内部に密閉空間4
等の蒸発空間を生成消滅させ得る形に設け、前記シート
状部材の内面に、結露面3c等の結露面を形成し、前記
蒸発空間の、前記蒸発開口部と前記結露面との間に、第
一水受け皿9、第二水受け皿12、第三水受け皿16、
水受け皿29等の水回収皿を、その第一水受け面9b、
第二水受け面12e、第三水受け面16e、水受け面2
9b等の水回収面を前記結露面に対向させた形で設置
し、前記蒸発空間の前記蒸発開口部の周囲に、環状の水
回収容器2等の水回収容器を、前記結露面に接続した形
で設け、前記水回収皿と前記水回収容器とを、排水チュ
ーブ11、15、19、31等の通水手段で接続して構
成したので、湿った地表1aなどの水分を有する設置面
にシート状部材の蒸発開口部を設置し、前記シート状部
材を膨張すると、前記設置面上に前記シート状部材によ
り包囲された蒸発空間を形成することが出来るので、従
来のように、基礎を設け、基礎上に骨材を組み立て、該
骨材を被覆して、蒸発空間即ち密閉室を形成する従来の
水回収装置よりも、遥かに容易且つ迅速に前記蒸発空間
の形成、従って、水回収装置の構築を行うことが出来
る。また、蒸発空間が形成されると、日射等により、該
蒸発空間内の気温を蒸発空間の外の気温より上昇させる
ことが出来る。従って、前記蒸発開口部の設置面から水
分が蒸発すると、該蒸気は、前記シート状部材の前記結
露面に接触した時に、該シート状部材を介して前記蒸発
空間の気温より低い外気により、蒸発熱を奪われ結露す
る。すると、その結露面に結露した水滴の内のいくらか
は、前記結露面を伝って滑り落ち、前記蒸発開口部の周
囲において前記結露面に接続した形で設けられた環状の
水回収容器の中に入る。又、残りの水滴は、前記結露面
から滴り落ちて、前記水受け面を結露面に対向させた前
記水回収皿により、受け止められ、該水回収皿から通水
手段を介して、やはり、前記水回収容器に入る。よっ
て、最終的に水回収容器において水を回収することが出
来る。また、本発明の水回収装置は、前記シート状部材
を収縮することにより、前記蒸発空間を消滅させること
が出来るので、蒸発空間の撤去、従って、水回収装置の
撤去を容易に行うことが出来る。
下部に開口部3a等の蒸発開口部が形成された可撓性を
有するビニールシート3等のシート状部材を、膨張収縮
自在に、且つ、該膨張収縮動作により内部に密閉空間4
等の蒸発空間を生成消滅させ得る形に設け、前記シート
状部材の内面に、結露面3c等の結露面を形成し、前記
蒸発空間の、前記蒸発開口部と前記結露面との間に、第
一水受け皿9、第二水受け皿12、第三水受け皿16、
水受け皿29等の水回収皿を、その第一水受け面9b、
第二水受け面12e、第三水受け面16e、水受け面2
9b等の水回収面を前記結露面に対向させた形で設置
し、前記蒸発空間の前記蒸発開口部の周囲に、環状の水
回収容器2等の水回収容器を、前記結露面に接続した形
で設け、前記水回収皿と前記水回収容器とを、排水チュ
ーブ11、15、19、31等の通水手段で接続して構
成したので、湿った地表1aなどの水分を有する設置面
にシート状部材の蒸発開口部を設置し、前記シート状部
材を膨張すると、前記設置面上に前記シート状部材によ
り包囲された蒸発空間を形成することが出来るので、従
来のように、基礎を設け、基礎上に骨材を組み立て、該
骨材を被覆して、蒸発空間即ち密閉室を形成する従来の
水回収装置よりも、遥かに容易且つ迅速に前記蒸発空間
の形成、従って、水回収装置の構築を行うことが出来
る。また、蒸発空間が形成されると、日射等により、該
蒸発空間内の気温を蒸発空間の外の気温より上昇させる
ことが出来る。従って、前記蒸発開口部の設置面から水
分が蒸発すると、該蒸気は、前記シート状部材の前記結
露面に接触した時に、該シート状部材を介して前記蒸発
空間の気温より低い外気により、蒸発熱を奪われ結露す
る。すると、その結露面に結露した水滴の内のいくらか
は、前記結露面を伝って滑り落ち、前記蒸発開口部の周
囲において前記結露面に接続した形で設けられた環状の
水回収容器の中に入る。又、残りの水滴は、前記結露面
から滴り落ちて、前記水受け面を結露面に対向させた前
記水回収皿により、受け止められ、該水回収皿から通水
手段を介して、やはり、前記水回収容器に入る。よっ
て、最終的に水回収容器において水を回収することが出
来る。また、本発明の水回収装置は、前記シート状部材
を収縮することにより、前記蒸発空間を消滅させること
が出来るので、蒸発空間の撤去、従って、水回収装置の
撤去を容易に行うことが出来る。
【図1】図1は、本発明の水回収装置の一実施例を示す
断面正面図である。
断面正面図である。
【図2】図2は、図1の水回収装置を示す部分破断斜視
図である。
図である。
【図3】図3は、本発明の水回収装置の別の実施例を示
す断面正面図である。
す断面正面図である。
【図4】図4は、図3の水回収装置を示す部分破断斜視
図である。
図である。
2……水回収容器(水受け容器) 3……シート状部材(ビニールシート) 3a……蒸発開口部(開口部) 3c……結露面(結露面) 4……蒸発空間(密閉空間) 9……水回収皿(第一水受け皿) 9b……水回収面(第一水受け面) 11……通水手段(排水チューブ) 12……水回収皿(第二水受け皿) 12e……水回収面(第二水受け面) 15……通水手段(排水チューブ) 16……水回収皿(第三水受け皿) 16e……水回収面(第三水受け面) 19……通水手段(排水チューブ) 29……水回収皿(水受け皿) 29b……水回収面(水受け面) 31……通水手段(排水チューブ)
Claims (1)
- 【請求項1】下部に蒸発開口部が形成された可撓性を有
するシート状部材を、膨張収縮自在に、且つ、該膨張収
縮動作により内部に蒸発空間を生成消滅させ得る形に設
け、 前記シート状部材の内面に、結露面を形成し、 前記蒸発空間の、前記蒸発開口部と前記結露面との間
に、水回収皿を、その水回収面を前記結露面に対向させ
た形で設置し、 前記蒸発空間の前記蒸発開口部の周囲に、環状の水回収
容器を、前記結露面に接続した形で設け、 前記水回収皿と前記水回収容器とを、通水手段で接続し
て構成した水回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9679593A JPH06287985A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9679593A JPH06287985A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 水回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06287985A true JPH06287985A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14174568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9679593A Pending JPH06287985A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 水回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06287985A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003506212A (ja) * | 1999-08-06 | 2003-02-18 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 浸透気化膜を有する水蒸留器およびその作動方法 |
| JP2011506806A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | ぺー.エム.エム. ホッフ ホールディンク べー.フェー. | 大気中の水分を回収するための装置及び方法 |
| JP2022037822A (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-09 | 合同会社電視工芸 | 熱交換器及び凝縮装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP9679593A patent/JPH06287985A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003506212A (ja) * | 1999-08-06 | 2003-02-18 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 浸透気化膜を有する水蒸留器およびその作動方法 |
| JP2011506806A (ja) * | 2007-12-18 | 2011-03-03 | ぺー.エム.エム. ホッフ ホールディンク べー.フェー. | 大気中の水分を回収するための装置及び方法 |
| JP2022037822A (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-09 | 合同会社電視工芸 | 熱交換器及び凝縮装置 |
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