JPH06288301A - 多段加速方法及び装置 - Google Patents

多段加速方法及び装置

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JPH06288301A
JPH06288301A JP7580193A JP7580193A JPH06288301A JP H06288301 A JPH06288301 A JP H06288301A JP 7580193 A JP7580193 A JP 7580193A JP 7580193 A JP7580193 A JP 7580193A JP H06288301 A JPH06288301 A JP H06288301A
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JP
Japan
Prior art keywords
stage
projectile
acceleration
accelerating
ramjet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7580193A
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English (en)
Inventor
Kazunari Ikuta
一成 生田
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は多段加速方法及び装置に関し、特
に、1段目として電気的加速手段により飛翔体を加速し
た後、飛翔体内のラムジェット部及びロケットエンジン
で2段目及び3段目の加速をすることにより、飛翔体へ
の搭載荷重を少なくして超高速を得ることを特徴とす
る。 【構成】 本発明による多段加速方法及び装置は、電気
的加速手段(10)によりペイロード(1)を先端に有する飛
翔体(1A)を発射した後、前記飛翔体(1A)のラムジェット
部(5)を点火し、終段として前記飛翔体(1A)のロケット
エンジン(2)を点火して多段加速することにより、飛翔
体(1A)の重量を従来より軽くして超高速を容易に達成す
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段加速方法及び装置
に関し、特に、1段目として電気的加速手段により飛翔
体を加速した後、飛翔体内のラムジェット部及びロケッ
トエンジンで2段目及び3段目の加速をすることによ
り、飛翔体への搭載荷重を少なくして超高速を得るため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の多段加速
方法としては、例えば、ペイロードが10kgから100
トン程度の場合、飛翔体に設けられたロケットエンジン
のみによって打ち上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多段加速方法
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、月面探査のNASAアポロ
計画に使用されたサターンVロケットは、全長約111
m、総重量2940トンもあり、大量の液体水素及び酸
化剤を必要とするため、その危険性は極めて高く、発射
準備が大変な作業となっていた。また、日本のH−1ロ
ケットにおいても全長約40m、総重量約140トン
で、0.5トン位のペイロードを静止軌道へ打ち上げて
いたため、ペイロードの大きさにしては飛翔体の大きさ
が異常であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、1段目として電気的加速手
段により飛翔体を加速した後、飛翔体内のラムジェット
部及びロケットエンジンで2段目及び3段目の加速をす
ることにより、飛翔体への搭載荷重を少なくして超高速
を得るようにした多段加速方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による多段加速方
法は、電気的加速手段によりペイロードを先端に有する
飛翔体を発射した後、前記飛翔体のラムジェット部を点
火し、終段として前記飛翔体のロケットエンジンを点火
して多段加速する方法である。
【0006】本発明による多段加速装置は、ペイロード
の後方にロケットエンジン及びラムジェット部を有する
飛翔体を、固定配置の電気的加速手段に装填し、前記飛
翔体を前記電気的加速手段にて初期加速する構成であ
る。
【0007】さらに詳細には、前記電気的加速手段は電
熱化学反応手段よりなる構成である。
【0008】
【作用】本発明による多段加速方法及び装置において
は、まず、1段目として電熱化学反応等の電気的加速手
段によりペイロードを先端に有する飛翔体を発射した
後、飛翔体の飛行中にラムジェット部を点火することに
よって2段目となると共に搭載燃料を可能な限り軽減で
き、終段として機体速がジェット噴射速約5km/sに近
づいた時点でラムジェット部を切り離すか又は空気吸入
口を閉めてロケットエンジンを点火することにより3段
点火による多段発射を達成することができる。従って、
1段目を電気的加速手段によって飛翔体を初期加速する
ため、飛翔体自体はラムジェット部とロケットエンジン
で済むことになり、小型軽量で超高速を容易に達成する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明による多段加速方法
及び装置の好適な実施例について詳細に説明する。図1
から図4迄は本発明による多段加速方法に適用した装置
を示すもので、図1は飛翔体を示す断面図、図2は装置
を示す断面構成図、図3は図2の矢視A方向からの構成
図、図4は図2の加速開始状態を示す断面図である。
【0010】図1において符号1で示されるものは飛翔
体1Aの先端に設けられたペイロードであり、このペイ
ロード1はロケットエンジン2の先端に位置し、このロ
ケットエンジン2は、サボ4に装着されたラムジェット
部5の空気取入口5aに装着されている。このラムジェ
ット部5の機体3内には、固体燃料3a及びノズル3b
が設けられ、前述のペイロード1、ロケットエンジン
2、ラムジェット部5及びサボ4により前記飛翔体1A
を構成している。
【0011】図2及び図3は前記飛翔体1Aを加速する
時の1段目の加速を受け持つ周知の電熱化学反応手段を
用いた電気的加速手段10を示しており、この電気的加
速手段10は、この電熱化学反応手段のみに限ることな
く、周知の電熱加速等の他の手段を用いることもでき
る。なお、前述のロケットエンジン2とラムジェット部
5の結合は、周知の爆発ボルトを用いれば達成できる。
【0012】図2及び図3において符号11a,11
b,11cで示されるものは、例えば水とアルミニウム
(他の材料も可)による電熱化学反応を用いて得られた
高温高圧の水素ガスを用いる複数の電熱化学反応手段と
しての電熱化学反応部であり、この各電熱化学反応部1
1a,11b,11cは、全体形状がL型をなす電熱化
学反応管12の各装填孔13a,13b,13cに装填
されていると共に、各々電熱導火線18a,18b,1
8cが接続されている。
【0013】この電熱化学反応管12と前記電熱化学反
応部11cの電熱導火線18c間には、スイッチ14と
電源15が直列接続されている。前記電熱化学反応管1
2に形成された高圧気体導入管部16には、この高圧気
体導入管部16とは直交する方向に形成された加速管1
7が形成され、この加速管17は長さが例えば100m
から400mに形成されている。この加速管17の底部
には、突起部17aが形成されている。
【0014】次に加速方法について述べる。まず、図4
で示すように、加速管17内に飛翔体1Aを装填した
後、スイッチ14をオンとすると、装填孔13cの電熱
化学反応部11cが反応を開始し、この反応開始後の爆
発エネルギーが次の装填孔13bの壁を破り、電熱化学
反応を誘発する。その後、残りの各電熱化学部11b,
11aが次々に誘爆し、図3に示すような渦巻状の高圧
気体導入管部16は高温高圧水素ガス等からなる反応生
成気体で満され、この高圧気体導入管部16内で回転し
遠心分離された水素等の軽いガスは突起部17aの回り
を旋回しつつ飛翔体1Aを押すことになり、飛翔体1A
は電気的加速手段10を介して1段目の加速を経て効率
的に発射される。この発射された飛翔体1Aは、地上か
らの指令により、適当な位置でサボ4を切り離し、同時
に、ラムジェット部5を始動して最初の追加速(2段
目)を行うと共に、その終了後は、ロケットエンジン2
を点火して3段目の加速を経て最終到達速へ到る。な
お、前述の実施例は飛翔体1Aを上空に上げる場合につ
いて述べたが、地上で行う場合には、ロケット推進が終
了した時点でコイルガン、電磁ガン等によって追加速す
ることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明による多段加速方法及び装置は以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、飛翔体を電気的加速手段によ
り1段目の初期加速をした後、ラムジェット部及びロケ
ットエンジンによって2段の追加速を行うため、従来よ
りも1段分軽減された重量の飛翔体で超高速(10km/
s)を達成することができる。また、従来のロケットに
おける1段目の燃料の質量(これらはロケット全体の約
50%以上の質量を有する)及び2段目の燃料の酸化剤
に相当する質量が必要でなくなるため、地上から発射さ
せる時のロケットの質量が約60〜70%少なくて済む
ことになる。また、逆に最終的な打上質量(例えば静止
衛星など)は60〜70%大きいものが打ち上げ可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飛翔体を示す断面図である。
【図2】本発明による多段加速装置を示す断面図であ
る。
【図3】図2の矢視A側からの構成図である。
【図4】図2の加速状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ペイロード 1A 飛翔体 2 ロケットエンジン 5 ラムジェット部 10 電気的加速手段 11a〜11c 電熱化学反応部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的加速手段(10)により、ペイロード
    (1)を先端に有する飛翔体(1A)を発射した後、前記飛翔
    体(1A)のラムジェット部(5)を点火し、終段として前記
    飛翔体(1A)のロケットエンジン(2)を点火して多段加速
    することを特徴とする多段加速方法。
  2. 【請求項2】 ペイロード(1)の後方にロケットエンジ
    ン(2)及びラムジェット部(5)を有する飛翔体(1A)を、固
    定配置の電気的加速手段(10)に装填し、前記飛翔体(1A)
    を前記電気的加速手段(10)にて初期加速する構成とした
    ことを特徴とする多段加速装置。
  3. 【請求項3】 前記電気的加速手段(10)は電熱化学反応
    部(11a〜11c)よりなることを特徴とする請求項2記載の
    多段加速装置。
JP7580193A 1993-04-01 1993-04-01 多段加速方法及び装置 Pending JPH06288301A (ja)

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JP7580193A JPH06288301A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 多段加速方法及び装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112666032A (zh) * 2020-12-14 2021-04-16 中国科学院力学研究所 一种多级驱动高速冲击磨损试验台
CN113628527A (zh) * 2021-09-15 2021-11-09 西南石油大学 一种新型可回收式两级模型固体火箭

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112666032A (zh) * 2020-12-14 2021-04-16 中国科学院力学研究所 一种多级驱动高速冲击磨损试验台
CN112666032B (zh) * 2020-12-14 2022-06-10 中国科学院力学研究所 一种多级驱动高速冲击磨损试验台
CN113628527A (zh) * 2021-09-15 2021-11-09 西南石油大学 一种新型可回收式两级模型固体火箭

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