JPH0628909Y2 - 通信ケーブルの接続部のシール構造 - Google Patents

通信ケーブルの接続部のシール構造

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JPH0628909Y2
JPH0628909Y2 JP7423988U JP7423988U JPH0628909Y2 JP H0628909 Y2 JPH0628909 Y2 JP H0628909Y2 JP 7423988 U JP7423988 U JP 7423988U JP 7423988 U JP7423988 U JP 7423988U JP H0628909 Y2 JPH0628909 Y2 JP H0628909Y2
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邦彦 神保
彰生 林下
洋 横須賀
庸人 日野原
雅人 平田
光義 勝瀬
博 高橋
謙二 小杉
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Fujikura Ltd
NTT Inc
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、通信ケーブルの接続部のシール構造に係わ
り、特に、通信ケーブルの径が変わる場合でも対処でき
る共通部品により構成されるシール構造に関するもので
ある。
「従来技術」 一般に、通信ケーブルを途中で接続する場合には、該通
信ケーブルの接続部を雨水等から保護するために、ケー
シングで気密に覆うことが行なわれている。
第11図はその一例を示す。図に示すように、通信ケー
ブルCの接続部Aは半割り状の部材1A、1Bが突き合
わされて成るケーシング1によって覆われるとともに、
ケーシング1の両端は端面板2によって通信ケーブルC
を貫通させた状態で塞がれている。端面板2の内周部と
通信ケーブルCの外周部との間にはシール部材3が介在
されている。ケーシング1内には通常窒素ガス等の不活
性ガスが封入されるようになっており、該不活性ガスの
圧力によってシール部材3は外方へずれるような力を受
ける。シール部材3の両側には端面板2の内周部に形成
される係止溝4に嵌合するゴム製のシーリングワッシャ
5が配され、このシーリングワッシャ5によってシール
部材3は外方への移動が規制されている(第12図参
照)。
上記シーリングワッシャ5を組み付けるにあたっては、
該ワッシャ5に形成される半径方向に延びるスリットを
利用して通信ケーブルCに取り付け、その後スリツト合
わせ面を接着剤で固定してリング状とし、その外周に端
面板2を嵌め合わせて組み付ける。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、前述した従来のシール構造にあっては、シー
リングワッシャ5を共通部品として利用しようとする
と、ケーブルが所望する径の場合には第13図(a)に示
すようにシーリングワッシャ5の外周突部6が端面板2
の係止溝4に嵌合することとなってなんら支障がない
が、通信ケーブルCの径が所望する径より小さすぎる場
合には、第13図(b)に示すようにシーリングワッシャ
の外周突部6の係止溝4への引っ掛かり量lが少なくな
る傾向になる。このため、一つの部品で共通化すること
はできず、実際には通信ケーブルCの径に応じてシーリ
ングワッシャを何種類か用意する必要がある。
「課題を解決するための手段」 本考案は、ケーブルの径が変わっても共通する部品でケ
ーブル外周に組み付けられるシール部材の移動を規制で
きる通信ケーブルの接続部のシール構造を提供すること
を目的とし、この目的を達成するために、通信ケーブル
の接続部を覆う筒状のケーシングと、該ケーシングの両
端を前記通信ケーブルを貫通させた状態で塞ぐ端面板
と、該端面板の内周部と前記通信ケーブルの外周部との
間に介在されたシール部材と、該シール部材の側面に当
接してシール部材の前記通信ケーブルの軸線方向に沿う
移動を規制するシール部材移動規制材と、前記端面板の
内周部に形成され前記シール部材移動規制材の両端を前
記通信ケーブルの半径方向への移動を許容した状態で係
止する係止溝とを備えてなることを特徴とする。
また、前記シール部材移動規制材をバネ材で構成し、か
つ前記係止溝を端面板の内周部に沿って延びる周溝で構
成してもよい。
さらに、前記シール部材移動規制材を棒状とし、前記端
面板に係止溝に代えて棒状材を貫通させる貫通孔を周方
向に複数形成する構成にしてもよい。
「作用」 本考案によれば、係止溝の範囲内であれば、シール部材
移動規制材をケーブルの半径方向へ移動させた、いかな
る位置でも係止することができ、このためケーブルの径
が変わっても共通する一種類の部品でシール部材の移動
防止が行なえる。
上記係止溝を周溝に形成するとともにシール部材移動規
制材をバネ材で構成すれば、バネ材を湾曲させてセット
したとき、該バネ材自身の弾性作用によってその中央部
がケーブルに常に当接する状態となり、バネ材がケーブ
ルの半径方向外方へずれるのを防止できる。
また、シール部材移動規制材を棒状にしそれを端面板の
貫通孔に挿入する構成にすれば、該棒状材をセットする
に際し、端面板を組み付けた後にセットすることができ
る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。な
お、以下の説明中第12図〜第13図(a)、(b)と共通す
る部分については同一符号を付し説明を簡略化する。
第1実施例 第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示す。図中符号
11は上下方向に設けられる棒材であり、テープ材を巻
回して成るシール部材3の側面に当接して該シール部材
3の通信ケーブルCの軸線方向に沿う移動を規制するも
のである。その長さlはシール部材3の径より大とな
るように設定され、シール部材3の径は接続しようとす
る通信ケーブルCのうち最大のものを基準に設定され
る。
また、12は2つ割構造とされた端面板であり、双方の
部材12a、12bが上下方向から突き合わされてボル
ト止めされる構造となっている。端面板12の内周部に
は、前記棒部材11の両端を係止する係止溝13が、組
付時におけるシール部材3の両側に位置して形成されて
いる。係止溝13は第1図に示すように正面視4角形状
に形成されていて、前記棒部材11の両端を前記通信ケ
ーブルCの半径方向への移動を許容した状態で係止し得
るようになっている。
上記シール構造によれば、上下両端を端面板12の係止
溝13に係止された棒部材11がシール部材3の両側面
に当接し、該シール部材3の通信ケーブルCの軸線方向
に沿う移動を規制するため、ケーシング内に不活性ガス
が封入された場合にも、シール部材3が外方へ移動する
ことはなく、通信ケーブルCと端面板12間の良好なシ
ール性が確保できる。
また、上記実施例の場合、シール部材3は棒部材11に
よってその一部にしか当接されておらず、ケーシング1
内の圧力が非常に高くなった場合には棒部材11に当接
されいない部分が外方へずれるおそれがあるが、第3図
に示すように、シール部材3を構成するテープ材Tを、
ゴム材を基体Tとしその表面に粘着コーティングT
が施されたものを用いれば、積層されたテープ材T同士
が粘着固定されることとなり、棒部材11に当接してい
ない部分が外方へずれるのを規制できる。
また、棒部材11は端面板12に対して固定されておら
ず、組付け後において通信ケーブルCの半径方向へ自由
に移動することが考えられるが、前記シール部材3は弾
性材料からなっており、組付の際、棒部材11は該シー
ル部材3の弾性を利用して常時シール部材3から押圧力
を受ける状態で取り付けられるため、実際にはシール部
材3あるいは端面板12の係止溝13との間に適宜の摩
擦力が生じ、組付後において棒部材11が移動すること
はない。
なお、第1図、第2図に示すものは棒部材11を上下方
向に延在させて配置しているが、第4図に示すように、
棒部材11を左右方向に延在するように取り付けてもよ
い。
第2実施例 第5図および第6図は本考案の第2実施例を示す。この
例では、前記棒部材11の代わりに、一側に円弧状凹面
20aが形成された一対の板材20、20を用いてい
る。板材20、20は円弧状凹面20aが互いに対向す
るようにかつ厚さ方向にオフセットされた状態で、端面
板12の係止溝13に挿入セットされる。また、板材2
0の円弧状凹面20aは、接続しようとするケーブルC
の半径より大きい曲率半径となるように設定されてい
る。この実施例においても前記同様の作用効果が得られ
る。
第3実施例 第7図および第8図は本考案の第3実施例を示す。この
例では、前記シール部材移動規制材をプラスチックある
いはバネ鋼等のバネ材30で構成し、かつ係止溝を端面
板12の内周部に沿って延びる周溝31で構成してい
る。この実施例によれば、ケーブルCの径が変わる場合
でもそれに応じてバネ材30の曲率が変わり、かつバネ
材30の両端が周溝31に沿って自由に移動するから、
該バネ材30が端面板12からはずれることはなくそれ
によってシール部材3の移動を規制できる。また、バネ
材30をセットしたとき、該バネ材自身の弾性作用によ
ってその中央部がケーブルCに常に当接した状態とな
る。このため、バネ材30がケーブルCの半径方向外方
へずれることはなく、ケーブルCに近い位置のシール部
材3の移動も確実に規制できる。
なお、周溝31は全周に形成する必要はなく、例えば上
下あるいは左右に一部分だけ形成されていれば足りる。
第4実施例 第9図は本考案の第4実施例を示す。この例では、前記
シール部材移動規制材をストッパ大径部40aを有する
棒状40とし、端面板12には前記係止溝に代えて棒状
材40を貫通させる貫通孔41を周方向所定間隔置きに
複数形成している。この例の場合、ケーブル径が変わる
際には棒状材40を貫通させる孔41の場所を変えるこ
とによって対処する。
また、棒状材40をセットするにあたり、端面板12を
組み付けた後にセットすることができ、組み付けが容易
になる利点もある。
なお、貫通孔41は第10図に示すように連続して形成
してもよい。
「考案の効果」 本考案によれば、係止溝の範囲内であれば、シール部材
移動規制部材をケーブルの半径方向へ移動させたいかな
る位置においても係止することができ、この結果ケーブ
ルの径に拘わりなく、シール部材移動規制材を共通の一
種類の部品で済ますことができ、かつ他の構成部品も共
通させることができ、部品管理が容易になる。
また、係止溝を周溝に形成するとともにシール部材移動
規制材をバネ材で構成すれば、バネ材を湾曲させてセッ
トしたとき、該バネ材自身の弾性作用によってその中央
部がケーブルに常に当接する状態となり、バネ材がケー
ブルの半径方向外方へずれるのを防止できる。
また、シール部材移動規制材を棒状にしそれを端面板の
貫通孔に挿入する構成にすれば、該棒状材をセットする
に際し、端面板を組み付けた後にセットすることがで
き、組み付けが容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し第1図はシ
ール構造の要部を示す断面図、第2図は第1図のII-II
線に沿う断面図、第3図はシール用テープの詳細図、第
4図は変形例を示す断面図、第5図,第6図は本考案の
第2実施例を示し第5図は要部断面図、第6図は第5図
のVI-VI線に沿う断面図、第7図,第8図は本考案の第
3実施例を示し第7図は正面図、第8図は斜視図、第9
図は本考案の第4実施例を示す斜視図、第10図はその
変形例の斜視図、第11図〜第13図は従来例を示し第
11図は通信ケーブルの接続部のシール構造の斜視図、
第12図はその縦断面図、第13図(a)、(b)はそれぞれ
ケーブル径の異なった場合のシール部分の一部詳細図で
ある。 1……ケーシング、3……シール部材、11……棒部材
(シール部材移動規制材)、12……端面板、13……
係止溝、シール用テープ、20……板材(シール部材移
動規制材)、30……バネ材、31……周溝、40……
棒状材、41……貫通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林下 彰生 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)考案者 横須賀 洋 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)考案者 日野原 庸人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 平田 雅人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 勝瀬 光義 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 高橋 博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 小杉 謙二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの接続部を覆う筒状のケーシング
    と、該ケーシングの両端を前記通信ケーブルを貫通させ
    た状態で塞ぐ端面板と、該端面板の内周部と前記通信ケ
    ーブルの外周部との間に介在されたシール部材と、該シ
    ール部材の側面に当接してシール部材の前記通信ケーブ
    ルの軸線方向に沿う移動を規制するシール部材移動規制
    材と、前記端面板の内周部に形成され前記シール部材移
    動規制材の両端を前記通信ケーブルの半径方向への移動
    を許容した状態で係止する係止溝とを備えてなることを
    特徴とする通信ケーブルの接続部のシール構造。
  2. 【請求項2】前記シール部材移動規制材はバネ材で構成
    され、かつ前記係止溝は端面板の内周部に沿って延びる
    周溝であることを特徴とする請求項1記載の通信ケーブ
    ルの接続部のシール構造。
  3. 【請求項3】前記シール部材移動規制材は棒状とされ、
    前記端面板には前記係止溝に代えて前記棒状材を貫通さ
    せる貫通孔が周方向に複数形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の通信ケーブルの接続部のシール構
    造。
JP7423988U 1988-06-06 1988-06-06 通信ケーブルの接続部のシール構造 Expired - Lifetime JPH0628909Y2 (ja)

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