JPH06289144A - 放射線検出器 - Google Patents

放射線検出器

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JPH06289144A
JPH06289144A JP9654293A JP9654293A JPH06289144A JP H06289144 A JPH06289144 A JP H06289144A JP 9654293 A JP9654293 A JP 9654293A JP 9654293 A JP9654293 A JP 9654293A JP H06289144 A JPH06289144 A JP H06289144A
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light
scintillator
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photomultiplier tube
light guide
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JP9654293A
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Junichi Hoshi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライトパルサおよびシンチレータからの各光
量を調整可能にして、これによりライトパルサからの基
準信号の上記シンチレータからの信号に対する相対的波
高値を容易に変更可能にし、シンチレーションのドリフ
ト補正を可能にする。 【構成】 ライトパルサ3Aの光学窓3aに光量調節用
遮光膜15を設け、ライトガイド2Aの光電子増倍管4
との接合面に上記光量調節用遮光膜15を臨ませるよう
に上記ライトパルサ3Aを設け、かつライトガイド2A
の上記光電子増倍管4の接合面にも遮光膜14を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部から入射する放
射線を光および電子に変換して検出する放射線検出器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の放射線検出器を示す断面図
であり、図において、1はシンチレータ、2はシンチレ
ータ1に接合されたライトガイド、3はシンチレータ1
に装着されたライトパルサ、4は光を電子に変換増幅す
る光電子増倍管、5は光電子増倍管4に接続されたソケ
ットである。
【0003】また、6は電子を増幅およびインピーダン
ス変換する前置増幅器としての前置増幅器カード、7は
信号を取り出すコネクタ、8はシンチレータ1,ライト
ガイド2,光電子増倍管4,ソケット5および前置増幅
器カード6を収納するケースである。
【0004】図6は上記ライトパルサ3の詳細を示す断
面図であり、図において、3aは光学窓、3bはシンチ
レータ、3cはAm−241の線源である。
【0005】次に動作について説明する。まず、外部か
ら入射した放射線9は、シンチレータ1に吸収されて、
光10に変換される。光10はシンチレータ1に接合さ
れたライトガイド2に導かれて、光電子増倍管4に入射
し、ここで電子に増幅変換される。
【0006】光電子増倍管4内で増幅された電子は、ソ
ケット5を経由して電流パルスとして前置増幅器カード
6に入力され、ここでさらに増幅およびインピーダンス
変換されて、コネクタ7から図示しない信号処理部へパ
ルス信号として送られる。
【0007】また、シンチレータ1に組み込まれたライ
トパルサ3では、半減期の極めて長い(440年)Am
−241の線源3cからのα線を、シンチレータ3bが
吸収して発光する。そして、この発光による光は光学窓
3aを介して、ライトガイド2を通り光電子増倍管4に
入射し、電子に変換される。
【0008】ここで、Am−241の線源3cからの放
射線は長期に亘り一定量を保ち、かつシンチレータ3b
内で一定の光量を発光する。このため、光電子増倍管4
からは波高値がほぼ均一の一定計数率のパルス信号が出
力され、これを放射線検出のための基準信号とすること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線検出器は
以上のように構成されているので、測定対象となるエネ
ルギー領域を妨害しないような基準信号を得るために
は、ライトパルサ3からの信号と母体側の上記シンチレ
ータ1からの信号の波高値を変えなければならず、製造
の過程でシンチレータ1の周囲の反射材の量を変えるな
どして光量を試行錯誤的に調整することが必要で、この
結果、基準信号のシンチレータ1の信号に対する相対的
な波高値のバラツキが製品毎に大きくなったり、製作に
時間がかかるなどの問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ライトパルサおよび母体の
シンチレータからの光量を容易に調節でき、これにより
基準信号のシンチレータからの信号に対する任意の相対
的な波高値を容易に変更でき、測定対象となるエネルギ
ー範囲に影響しないエネルギー位置の基準信号を利用し
て、シンチレーションのドリフト補正をし、高精度に放
射線検出を実施できる放射線検出器を得ることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線検
出器は、外部から入射した放射線を吸収して光に変換す
るシンチレータと、該シンチレータに接合されて、上記
光を直進または反射させて導出するライトガイドと、該
ライトガイドに連設されて光を電子に変換増幅する光電
子増倍管と、上記ライトガイドに設けられ、上記光電子
増倍管との接合面に光学窓が配置されて光を発生するラ
イトパルサと、該ライトパルサおよび上記シンチレータ
からの光を上記光電子増倍管に通して得た電子を増幅
し、かつインピーダンス変換してパルス出力する前置増
幅器とを備えて、遮光膜を上記ライトガイドの上記光電
子増倍管との接合面に配置し、光調整用遮光膜を上記ラ
イトパルサの上記光学窓に設けたものである。
【0012】
【作用】この発明における放射線検出器は、ライトパル
サに設けた遮光膜によりこのライトパルサからの発光量
を調節するとともに、ライトガイドに設けた遮光膜で母
体側のシンチレータからの光量を調節し、また、上記ラ
イトパルサの光学窓をライトガイドの光電子増倍管との
接合面に位置させることで、ライトガイド側の光調節の
影響を受けないようにする。
【0013】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1Aはシンチレータとしてのプラ
スチックシンチレータ、2Aはプラスチックシンチレー
タ1Aに接合されたライトガイド、3Aはライトガイド
2Aにおいて光電子増倍管との接合面に配置されたライ
トパルサ、4は上記光電子増倍管、5はソケット、6は
前置増幅器としての前置増幅器カード、7はコネクタ、
8はケースである。
【0014】また、図2はプラスチックシンチレータ1
Aおよびライトガイド2Aの詳細を示す断面図であり、
図において、12はプラスチックシンチレータ1Aの入
射面に付けられた反射膜、13はライトガイド2Aの側
面に付けられた反射膜、14はライトガイド2Aの光電
子増倍管4との接合面に配置されたリング状の遮光膜で
ある。
【0015】さらに、図3はライトパルサ3Aの詳細を
示し、15はライトパルサ3Aの光学窓3aに付けられ
た光調整用遮光膜であり、これが光電子増倍管4との接
合面に、図1に示すように臨んでいる。
【0016】次に動作について説明する。まず、外部か
ら入射した放射線9は、プラスチックシンチレータ1A
で吸収されて、光10に変換される。この光10はライ
トガイド2Aに入り、ライトガイド2A内を直進しまた
はライトガイド2A側面の反射膜13で反射されて、光
電子増倍管4との接合面に達する。
【0017】そして、その光の一部は接合面に設けられ
た、例えば光学的に不透明なシリコンラバーで作られた
上記リング状の遮光膜14で吸収され、別の一部はその
まま光電子増倍管4に入射する。また、この光電子増倍
管4に入射した光は電子に変換されて増幅された後、電
流パルスとして前置増幅器カード6に入力され、増幅お
よびインピーダンス変換されて、コネクタ7から上記信
号処理部へ出力される。
【0018】また、ライトパルサ3Aでは、Am−24
1の線源3cからのα線をシンチレータ3bが吸収して
発光する。この光は光学窓3aに達し、その一部はリン
グ状の光調整用遮光膜15の周縁部で吸収されて遮光さ
れる。そして、その光の他の一部はリングの中心部から
光電子増倍管4に入射する。
【0019】図4(a)は測定対象となる放射線を照射
したとき、シンチレータ1Aで測定されるスペクトル例
を示す。図中、実線Oはプラスチックシンチレータ1A
の光学窓に接続したライトガイド2Aの遮光面積が小さ
い場合のスペクトルを示し、破線Pは遮光面積が大きい
場合のスペクトルを示している。
【0020】そして、図4(b)はライトパルサ3Aに
よるスペクトルを示す。図中、実線Qはライトパルサ3
Aの遮光面積が小さい場合のスペクトルを示し、破線R
は遮光面積が大きい場合のスペクトルを示している。ま
た、一点鎖線Sは検出器後段のアンプのダイナミックレ
ンジを示している。
【0021】いま、プラスチックシンチレータ1Aおよ
びライトパルサ3Aの光学出力面の遮光面積を小さくし
た場合には、測定対象となる放射線による光のピークは
ダイナミックレンジ内で計測できるが、基準信号となる
ライトパルサ3Aの出力ピークはダイナミックレンジの
外になり、計測できない。
【0022】このような状態でプラスチックシンチレー
タ1Aとライトパルサ3Aを組み合わせた場合には、図
4(c)の実線Tに示したスペクトルとなり、プラスチ
ックシンチレータ1Aのドリフトを補償するための基準
信号となるライトパルサ3Aのピークは計測できないの
で、ドリフト補償ができない。
【0023】そこで、プラスチックシンチレータ1Aの
ライトガイド2Aについた遮光膜14の開口面積を小さ
くし、かつライトパルサ3Aの光学窓3aの光調整用の
遮光膜15の開口面積を小さくすることで、図4(c)
の破線Uのようなスペクトルを得ることができる。この
ようにしてすれば、測定対象(放射線)のピークを計測
できると同時に、基準信号ピークも計測可能となり、ド
リフト補償ができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
から入射した放射線を吸収して光に変換するシンチレー
タと、該シンチレータに接合されて、上記光を直進また
は反射させて導出するライトガイドと、該ライトガイド
に連設されて光を電子に変換増幅する光電子増倍管と、
上記ライトガイドに設けられ、上記光電子増倍管との接
合面に光学窓が配置されて光を発生するライトパルサ
と、該ライトパルサおよび上記シンチレータからの光を
上記光電子増倍管に通して得た電子を増幅し、かつイン
ピーダンス変換してパルス出力する前置増幅器とを備え
て、遮光膜を上記ライトガイドの上記光電子増倍管との
接合面に配置し、光調整用遮光膜を上記ライトパルサの
上記光学窓に設けるように構成したので、ライトパルサ
からのパルス光量と母体側のシンチレータからの信号パ
ルス光量を容易に変更でき、これによって、ライトパル
サの出力のパルスの波高値と放射線による信号パルスの
波高値との相対値を容易に変更でき、測定対象となるエ
ネルギー範囲に影響しないエネルギー位置に基準となる
信号ピークを出力させることができる。この結果、この
基準信号を利用して、プラスチックシンチレータのドリ
フト補正ができ、安定した精度よい放射線計測を実現で
きるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による放射線検出器を示す
断面図である。
【図2】図1におけるライトガイド付近の詳細を示す断
面図である。
【図3】図1におけるライトパルサの詳細を示す断面図
である。
【図4】この発明におけるシンチレータおよびライトパ
ルサで測定される信号のスペクトルを示す特性図であ
る。
【図5】従来の放射線検出器を示す断面図である。
【図6】図5におけるライトパルサの詳細を示す断面図
である。
【符号の説明】 1A プラスチックシンチレータ(シンチレータ) 2A ライトガイド 3A ライトパルサ 3a 光学窓 4 光電子増倍管 6 前置増幅器カード(前置増幅器) 14 遮光膜 15 光調整用遮光膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入射した放射線を吸収して光に
    変換するシンチレータと、該シンチレータに接合され
    て、上記光を直進または反射させて導出するライトガイ
    ドと、該ライトガイドに連設されて光を電子に変換増幅
    する光電子増倍管と、上記ライトガイドに設けられ、上
    記光電子増倍管との接合面に光学窓が配置されて光を発
    生するライトパルサと、該ライトパルサおよび上記シン
    チレータからの光を上記光電子増倍管に通して得た電子
    を増幅し、かつインピーダンス変換してパルス出力する
    前置増幅器と、上記ライトガイドの上記光電子増倍管と
    の接合面に配置された遮光膜と、上記ライトパルサの上
    記光学窓に設けられた光調整用遮光膜とを備えた放射線
    検出器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122111A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 放射線検出器
JP2009020046A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Mitsubishi Electric Corp 放射線検出器
JP2009047599A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 放射線検出器
CN111596338A (zh) * 2020-05-26 2020-08-28 上海仁机仪器仪表有限公司 一种小窗口表面污染探测器

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