JPH0628960A - 熱動形過負荷継電器 - Google Patents

熱動形過負荷継電器

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Publication number
JPH0628960A
JPH0628960A JP20300592A JP20300592A JPH0628960A JP H0628960 A JPH0628960 A JP H0628960A JP 20300592 A JP20300592 A JP 20300592A JP 20300592 A JP20300592 A JP 20300592A JP H0628960 A JPH0628960 A JP H0628960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
thermal
heater
heat
thermal conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20300592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Akiike
勝美 秋池
Yukio Furuhata
幸生 古畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP20300592A priority Critical patent/JPH0628960A/ja
Publication of JPH0628960A publication Critical patent/JPH0628960A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱動形過負荷継電器の動作時間を長くする。 【構成】サーマルリレーのヒートエレメントを構成する
ヒータ4とバイメタル5との間に適宜の熱容量を持つ熱
的導体6を挟み込む。これにより、ヒータ4が熱的導体
6を加熱してからバイメタル5を加熱するようになるの
で、バイメタル5が所要の動作温度に達するまでの時間
が遅れ、サーマルリレーの動作時間が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電流により発熱する
ヒータで加熱されるバイメタルの変形を利用して接点を
開閉し、電動機の過負荷保護を行う熱動形過負荷継電器
(以下、サーマルリレーという)に関し、特にその動作
時間を遅らせるための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルリレーにより保護すべき電動機
には起動時間の長短や耐熱温度の高低などにおいて種々
の特性があり、サーマルリレーもこれらの特性に応じて
動作時間の長いものや短いもの、あるいは平均的なもの
など種々の特性が要求される。その場合、従来はサーマ
ルリレーの動作時間を長くするのに、図4に示すように
サーマルリレー1のヒートエレメントと並列に可飽和リ
アクトル2を接続している。なお、3はサーマルリレー
1が装着された電磁接触器である。
【0003】上記可飽和リアクトル2は定格電流が流れ
た時の端子間電圧では飽和せず、インピーダンスが大き
いためにリアクトル部への分流がほとんど生じないのに
対し、過電流が流れると飽和してインピーダンスが低下
し、リアクトル部への分流が増大する。そのため、例え
ば回路上に定格電流の6倍の電流が流れてもサーマルリ
レー1のヒータには定格電流の3〜4倍程度しか流れ
ず、結果としてサーマルリレー1の動作時間が遅れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ヒートエレ
メントと並列に可飽和リアクトルを設ける従来構成は、
図4からも分かるように可飽和リアクトルが外部に突出
するために外形寸法が大きく、またコストも高い。そこ
で、この発明は、動作時間を長くしながら外形寸法が小
さくかつ安価なサーマルリレーを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ヒートエレ
メントの熱容量を増やすことによりバイメタルの温度上
昇に時間的遅れを生じさせようとするもので、そのため
に適宜の熱容量を持つ熱的導体をバイメタルに接触させ
て設けるものとする。熱的導体は可撓性のある板材とし
てヒータとバイメタルとの間に挟み込むことができる。
また、熱的導体は可撓性のある板材としてバイメタルの
ヒータと反対側の面に重ね合わせることができる。
【0006】
【作用】サーマルリレーの動作時間はバイメタルの温度
上昇のスピードで決定されるが、ヒートエレメントの熱
容量が増えると以下に述べるようにバイメタルが動作温
度に達するまでの時間が長くなる。いま、i:電流、
R:ヒータ抵抗、t:時間、θ1 :バイメタルの動作温
度、θ0 :周囲温度、q:ヒートエレメントの熱容量、
H:熱放散係数とすると、
【0007】
【数1】i2 Rdt=q dθ+H(θ1 −θ0 )dt となる。なお、式中のi2 Rdtはヒータの発生熱量、q
dθはヒートエレメントに蓄積される熱量、H(θ1
θ0 )dtはヒートエレメントの放散熱量を意味する。上
記数1の解は、
【0008】
【数2】θ1 −θ0 =i2 R/H・(1−e-H/q・ t ) となり、この数2で熱容量qを増大させると動作温度θ
1 に達する時間tが増大することが分かる。具体的に
は、熱的導体をヒータとバイメタルとの間に挟み込む
と、ヒータは熱的導体を加熱した後にバイメタルを加熱
するので動作時間が遅れることになる。また、熱的導体
をバイメタルのヒータと反対側の面に重ね合わせると、
ヒータの熱は直接バイメタルに伝達するが、その熱を熱
的導体が奪うために動作時間が遅れることになる。
【0009】
【実施例】図1及び図2はこの発明の実施例を示し、図
1はヒートエレメントの側面図、図2はその右正面図で
ある。図において、4はヒータ、5はこれに加熱される
バイメタル、6はこれらの間に挟み込まれた板状の熱的
導体で、これらは絶縁材7を介して巻き付けられた止め
金8により図示の通り一体に締結されている。ヒータ4
は帯状の抵抗体9がW字状に折り重ねられて構成され、
両端に端子10及び11がそれぞれ取り付けられてい
る。抵抗体9の互いに相対する面の間には絶縁物からな
る間隔片12が介挿されている。
【0010】バイメタル5は短冊状で、上端部に取付板
13が固着されている。図示ヒートエレメントはこの取
付板13を介して図示しないケースにねじで固定され
る。熱的導体6は所要の熱容量を有し、かつバイメタル
5の湾曲を阻害しないものであればよく、例えば銅や黄
銅などの薄板を適宜枚数積層して構成し、その枚数を加
減して熱容量を調整するのがよい。
【0011】上記ヒートエレメントは周知の通り2ない
し3素子がケース内に納められ、バイメタル5の先端は
連動板を介して接点の切換え機構を有する操作部に連結
される。そして、端子10からヒータ4を通り端子11
に至る発熱回路を電流が流れることによりヒータ4が発
熱し、その熱で温度上昇したバイメタル5の湾曲が規定
量に達すると接点が切り換えられて電磁接触器の励磁電
流の遮断や警報が行われる。その場合、図示構成によれ
ばヒータ4は一定の熱容量を持つ熱的導体6を介してバ
イメタル5を加熱するので、バイメタル5が動作温度に
達するまでの時間が遅れ、その分、サーマルリレーの動
作時間が長くなる。一例として、厚さ0.1mmの銅板を
数枚挟み込むことにより動作時間は約2倍に遅延した。
【0012】図3はこの発明の別の実施例を示すヒート
エレメントの側面図である。この実施例では、板状の熱
的導体6はバイメタル5のヒータ4と反対側の面に重ね
合わされ、止め金8で締結されている。このような構成
においても、ヒータ4で加熱されたバイメタル5の熱を
熱的導体6が奪うためバイメタル5の温度上昇が遅れ、
それに伴ってサーマルリレーの動作時間が長くなる。た
だし、この実施例ではヒータ4の熱がバイメタル5に直
接伝達するので、図1の実施例に比べて動作時間の遅延
の程度は小さい。したがって、必要な動作特性によって
図1あるいは図3のいずれかの構成を選択するとよい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、適宜の熱容量を持つ
熱的導体を標準的なサーマルリレーのバイメタルに接触
させて設けるだけで動作時間を遅らせることができるの
で、追加部品が外部に突出して外形寸法が大きくなるこ
とがなく、またそのためのコストもきわめて安価であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すヒートエレメントの側
面図である。
【図2】図1の右正面図である。
【図3】この発明の別の実施例を示すヒートエレメント
の側面図である。
【図4】電磁接触器に装着された従来のサーマルリレー
を示す正面図である。
【符号の説明】
4 ヒータ 5 バイメタル 6 熱的導体 7 絶縁材 8 止め金 9 抵抗体 10 端子 11 端子 12 間隔片 13 取付板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流により発熱するヒータで加熱されるバ
    イメタルの変形を利用して接点を開閉する熱動形過負荷
    継電器において、 適宜の熱容量を持つ熱的導体をバイメタルに接触させて
    設けたことを特徴とする熱動形過負荷継電器。
  2. 【請求項2】可撓性のある板状の熱的導体をヒータとバ
    イメタルとの間に挟み込んだことを特徴とする請求項1
    記載の熱動形過負荷継電器。
  3. 【請求項3】可撓性のある板状の熱的導体をバイメタル
    のヒータと反対側の面に重ね合わせたことを特徴とする
    請求項1記載の熱動形過負荷継電器。
JP20300592A 1992-07-07 1992-07-07 熱動形過負荷継電器 Pending JPH0628960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20300592A JPH0628960A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 熱動形過負荷継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20300592A JPH0628960A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 熱動形過負荷継電器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0628960A true JPH0628960A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16466759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20300592A Pending JPH0628960A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 熱動形過負荷継電器

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JP (1) JPH0628960A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207536A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 三菱電機株式会社 回路遮断器の熱動引外し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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