JPH06290889A - コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 - Google Patents
コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置Info
- Publication number
- JPH06290889A JPH06290889A JP7348693A JP7348693A JPH06290889A JP H06290889 A JPH06290889 A JP H06290889A JP 7348693 A JP7348693 A JP 7348693A JP 7348693 A JP7348693 A JP 7348693A JP H06290889 A JPH06290889 A JP H06290889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- capacitor
- discharge lamp
- capacitance
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】無電極放電灯に設けられコイルに並列に接続さ
れたコンデンサの温度変化が発生しても、安定した点灯
を維持できるようにする。 【構成】コンデンサC2 を構成する2枚の金属板15
a、15bの間に、絶縁物としてアルミナ板21を挟み
込むことで、温度変化に伴う静電容量変化を±200p
pm/℃以下におさえる。
れたコンデンサの温度変化が発生しても、安定した点灯
を維持できるようにする。 【構成】コンデンサC2 を構成する2枚の金属板15
a、15bの間に、絶縁物としてアルミナ板21を挟み
込むことで、温度変化に伴う静電容量変化を±200p
pm/℃以下におさえる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波励起コイルと、
該コイルによりバルブ内にプラズマ放電を発生させ、こ
の放電によりバルブ内の発光物質を発光させるようにし
た無電極放電灯と、該無電極放電灯を備えた照明器具及
び照明装置に関する。
該コイルによりバルブ内にプラズマ放電を発生させ、こ
の放電によりバルブ内の発光物質を発光させるようにし
た無電極放電灯と、該無電極放電灯を備えた照明器具及
び照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に良く知られている高圧金属蒸気放
電灯、つまりHID放電灯は、発光管バルブの両端部に
高融点金属の構体からなる電極をそれぞれ封装し、これ
ら電極間でアーク放電を発生させ、バルブ内に封入した
発光金属を電離および励起させて発光させるようになっ
ている。
電灯、つまりHID放電灯は、発光管バルブの両端部に
高融点金属の構体からなる電極をそれぞれ封装し、これ
ら電極間でアーク放電を発生させ、バルブ内に封入した
発光金属を電離および励起させて発光させるようになっ
ている。
【0003】しかしながら、このような構造のランプ
は、バルブ内に電極を配置するので、電極の封止構造が
複雑になり、電極封止部からのリークを防止するための
格別な工夫が必要となり、かつ電極が放電空間に露出し
ているので電極が侵蝕されるなど、種々の不具合が生じ
る。
は、バルブ内に電極を配置するので、電極の封止構造が
複雑になり、電極封止部からのリークを防止するための
格別な工夫が必要となり、かつ電極が放電空間に露出し
ているので電極が侵蝕されるなど、種々の不具合が生じ
る。
【0004】このような有電極形の放電灯の不具合を解
消するランプとして、ソレノイド磁界式放電灯が注目さ
れている。ソレノイド磁界式放電灯およびその点灯装置
の基本的原理を図10に示し、これについて説明する。
消するランプとして、ソレノイド磁界式放電灯が注目さ
れている。ソレノイド磁界式放電灯およびその点灯装置
の基本的原理を図10に示し、これについて説明する。
【0005】図10において、1は透明なバルブであ
り、金属ハロゲン化物のような発光物質を封入してあ
る。このバルブ1はこれを取り巻くようにして配置され
た高周波励起コイル2によって包囲されており、この励
起コイル2は高周波発振回路3に接続されている。高周
波発振回路3は、例えば水晶発振器4にて高周波電力を
発振し、この高周波電力は増幅器5で増幅され、この高
周波電力はコンデンサC1、C2 を介して上記高周波励
起コイル2に送られるようになっている。ここで、高周
波励起コイル2とコンデンサC2 は並列に接続され、タ
ンク回路を構成しているものである。
り、金属ハロゲン化物のような発光物質を封入してあ
る。このバルブ1はこれを取り巻くようにして配置され
た高周波励起コイル2によって包囲されており、この励
起コイル2は高周波発振回路3に接続されている。高周
波発振回路3は、例えば水晶発振器4にて高周波電力を
発振し、この高周波電力は増幅器5で増幅され、この高
周波電力はコンデンサC1、C2 を介して上記高周波励
起コイル2に送られるようになっている。ここで、高周
波励起コイル2とコンデンサC2 は並列に接続され、タ
ンク回路を構成しているものである。
【0006】また、上記バルブ1の一端には始動用細管
(ガスプローブとも称する)6が連結されている。始動
用細管6は、バルブと同材料であり、この細管6はバル
ブ1の内部に対して隔壁7を介して隔離されている。そ
して、この細管6内には始動用希ガスとして例えばアル
ゴンまたはクリプトンの少なくとも1種が封入されてい
る。
(ガスプローブとも称する)6が連結されている。始動
用細管6は、バルブと同材料であり、この細管6はバル
ブ1の内部に対して隔壁7を介して隔離されている。そ
して、この細管6内には始動用希ガスとして例えばアル
ゴンまたはクリプトンの少なくとも1種が封入されてい
る。
【0007】上記始動用細管6には始動用電極8が取着
されており、この始動用電極8は始動回路9に接続され
ている。始動回路9は、コンデンサC3 と、インダクタ
ンスLと、抵抗Rとを並列に接続した共振回路10と、
この共振回路10に直列の接続されたコンデンサC4 と
で構成されており、このような始動回路9は前記タンク
回路に対して並列に接続されている。なお、11は始動
回路9をオン・オフするスイッチである。
されており、この始動用電極8は始動回路9に接続され
ている。始動回路9は、コンデンサC3 と、インダクタ
ンスLと、抵抗Rとを並列に接続した共振回路10と、
この共振回路10に直列の接続されたコンデンサC4 と
で構成されており、このような始動回路9は前記タンク
回路に対して並列に接続されている。なお、11は始動
回路9をオン・オフするスイッチである。
【0008】このような構成のソレノイド磁界式放電灯
の点灯装置においては、高周波発振回路3から始動回路
9を通じて始動用電極8に高周波電圧を印加すると同時
に、高周波発振回路3から高周波励起コイル2に高周波
電力を供給すると、始動用電極8とバルブ1内部との間
で電位差が発生し、始動用細管6内に始動用希ガスによ
るグロー放電が発生する。また、同時に高周波励起コイ
ル2に高周波電流が流れるためバルブ1の内部に高周波
磁界が発生する。このため、始動用細管6内のグロー放
電とバルブ1内との間で電界勾配を発生し、したがっ
て、バルブ1内にリング形のプラズマ放電が誘起され
る。このプラズマ放電は高周波磁界によりグロー、アー
ク放電へ移行する。このようにしてバルブ1内に発生す
るドーナツ形状の放電により発光物質が発光し、この光
はバルブ1を透過して外部に放射されるものである。
の点灯装置においては、高周波発振回路3から始動回路
9を通じて始動用電極8に高周波電圧を印加すると同時
に、高周波発振回路3から高周波励起コイル2に高周波
電力を供給すると、始動用電極8とバルブ1内部との間
で電位差が発生し、始動用細管6内に始動用希ガスによ
るグロー放電が発生する。また、同時に高周波励起コイ
ル2に高周波電流が流れるためバルブ1の内部に高周波
磁界が発生する。このため、始動用細管6内のグロー放
電とバルブ1内との間で電界勾配を発生し、したがっ
て、バルブ1内にリング形のプラズマ放電が誘起され
る。このプラズマ放電は高周波磁界によりグロー、アー
ク放電へ移行する。このようにしてバルブ1内に発生す
るドーナツ形状の放電により発光物質が発光し、この光
はバルブ1を透過して外部に放射されるものである。
【0009】このようなソレノイド電界式放電灯は、バ
ルブ1内に電極が無いことから無電極放電灯とも称され
ており、上記有電極形ランプの不具合を解消することが
できるなどの利点がある。
ルブ1内に電極が無いことから無電極放電灯とも称され
ており、上記有電極形ランプの不具合を解消することが
できるなどの利点がある。
【0010】ところで、この種のソレノイド磁界式放電
灯は、バルブ1内にプラズマ放電を発生させるために、
バルブ1内に非常に高い電界勾配をつくって放電を起こ
させる必要がある。このための対策の1つとして、高周
波励起コイル2を、図11に示すように、断面が偏平な
形状とし、いわゆる平板形コイルとしてある。このよう
な平板形コイルによると、円形ワイヤに比べて表面積が
増し、高周波電流は導体の表面を流れる性質があること
から表皮効果が大きくなり、電流に対する抵抗が小さく
なり、また表面積が大きいので放熱効果が大きくなり、
よって上記抵抗が小さくなることと相俟って自己発熱が
軽減され、コイル効率が向上するものである。このよう
な平板形コイルは、複数の導電性ドーナツ板をつないで
螺旋形電流経路を形成するようにすれば製造することが
できる。
灯は、バルブ1内にプラズマ放電を発生させるために、
バルブ1内に非常に高い電界勾配をつくって放電を起こ
させる必要がある。このための対策の1つとして、高周
波励起コイル2を、図11に示すように、断面が偏平な
形状とし、いわゆる平板形コイルとしてある。このよう
な平板形コイルによると、円形ワイヤに比べて表面積が
増し、高周波電流は導体の表面を流れる性質があること
から表皮効果が大きくなり、電流に対する抵抗が小さく
なり、また表面積が大きいので放熱効果が大きくなり、
よって上記抵抗が小さくなることと相俟って自己発熱が
軽減され、コイル効率が向上するものである。このよう
な平板形コイルは、複数の導電性ドーナツ板をつないで
螺旋形電流経路を形成するようにすれば製造することが
できる。
【0011】ところで、高周波励起コイル2とコンデン
サC2 は、図10に示す点灯回路から理解できる通り、
相互に並列に接続されてタンク回路を構成している。ま
た、通常コンデンサはよく知られている通り、一対の導
電板や導電箔を、所定の静電容量を確保すべく絶縁して
対向させて構成してある。
サC2 は、図10に示す点灯回路から理解できる通り、
相互に並列に接続されてタンク回路を構成している。ま
た、通常コンデンサはよく知られている通り、一対の導
電板や導電箔を、所定の静電容量を確保すべく絶縁して
対向させて構成してある。
【0012】このような条件を考慮すると、上記高周波
励起コイル2を構成している平板形コイルと、コンデン
サC2 を一体に形成することが考えられる。すなわち、
平板形コイルの両端を延長し、これら延長部をそれぞれ
所定の面積を有する平面部に形成し、これら一対の平面
部を互いに絶縁して向かい合わせ積層すれば、これら一
対の平面部によってコンデンサC2 を構成することがで
きる。図11は、コイル部2とコンデンサC2 部を一体
に形成した場合の例を示し、平板形コイル2を構成する
コイル構成円板2a、2bと、これに一体に連続してコ
ンデンサC2 を構成する延長平板部(金属板)15a、
15bからなり、金属板15a、15bは相互に絶縁積
層されている。
励起コイル2を構成している平板形コイルと、コンデン
サC2 を一体に形成することが考えられる。すなわち、
平板形コイルの両端を延長し、これら延長部をそれぞれ
所定の面積を有する平面部に形成し、これら一対の平面
部を互いに絶縁して向かい合わせ積層すれば、これら一
対の平面部によってコンデンサC2 を構成することがで
きる。図11は、コイル部2とコンデンサC2 部を一体
に形成した場合の例を示し、平板形コイル2を構成する
コイル構成円板2a、2bと、これに一体に連続してコ
ンデンサC2 を構成する延長平板部(金属板)15a、
15bからなり、金属板15a、15bは相互に絶縁積
層されている。
【0013】コンデンサC2 は従来は図12に示すよう
に構成されていた。図12において、金属板15a、1
5b間には有機物質絶縁フィルム16を挟持した2枚の
銅などで構成された極板17a、17bが挿入されてお
り、金属板15a、15bは外側から押え板18a、1
8bで押えられ、複数本のネジ19により締め付けて一
体に固定密着されている。
に構成されていた。図12において、金属板15a、1
5b間には有機物質絶縁フィルム16を挟持した2枚の
銅などで構成された極板17a、17bが挿入されてお
り、金属板15a、15bは外側から押え板18a、1
8bで押えられ、複数本のネジ19により締め付けて一
体に固定密着されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成において、
コイル2のリーケージインダクタンスを補正する目的を
持つ共振コンデンサC2 は、自己損失とバルブ1からコ
イル2を伝わってくる熱により動作中は高温となる。ま
た周囲温度及び消灯状態と点灯状態での温度差により、
有機物質絶縁フィルム16の特性でコンデンサC2 の静
電容量が変化し、この変化量は−600ppm/℃以上
になることがある。この結果、コイル2の共振周波数が
変化して始動不能や不安定点灯を引きおこすという問題
があった。
コイル2のリーケージインダクタンスを補正する目的を
持つ共振コンデンサC2 は、自己損失とバルブ1からコ
イル2を伝わってくる熱により動作中は高温となる。ま
た周囲温度及び消灯状態と点灯状態での温度差により、
有機物質絶縁フィルム16の特性でコンデンサC2 の静
電容量が変化し、この変化量は−600ppm/℃以上
になることがある。この結果、コイル2の共振周波数が
変化して始動不能や不安定点灯を引きおこすという問題
があった。
【0015】またコンデンサC2 は1対の押え板18
a、18bで挟持固定された構造となっているので、部
品点数が多くなり、しかも組立て時の極板17a、17
bと絶縁フィルム16との位置がコンデンサC2 の静電
容量に関係するため、高い組立精度が要求されるという
問題もあった。さらに押え板18a、18bのネジ19
による押圧力もコンデンサC2 の静電容量に影響するた
め、ネジ19の締付力も管理する必要があった。これら
の結果、照明器具としての信頼性が低下し、しかもコス
ト高になるという欠点があった。
a、18bで挟持固定された構造となっているので、部
品点数が多くなり、しかも組立て時の極板17a、17
bと絶縁フィルム16との位置がコンデンサC2 の静電
容量に関係するため、高い組立精度が要求されるという
問題もあった。さらに押え板18a、18bのネジ19
による押圧力もコンデンサC2 の静電容量に影響するた
め、ネジ19の締付力も管理する必要があった。これら
の結果、照明器具としての信頼性が低下し、しかもコス
ト高になるという欠点があった。
【0016】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、コンデンサの温度変化が発生しても安定した点灯を
維持することができるコイル、無電極放電灯、照明器具
及び照明装置を提供することを目的とする。
で、コンデンサの温度変化が発生しても安定した点灯を
維持することができるコイル、無電極放電灯、照明器具
及び照明装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のコイルは、発光物質が封入された
透光性バルブの外周に巻回され、両端が絶縁物を挟持し
た1対の金属板を介して高周波発振回路に接続されたコ
イルであって、前記絶縁物が静電容量の温度係数が+2
00ppm/℃乃至−200ppm/℃である無機物質
で構成されることを特徴とする。
に、請求項1に記載のコイルは、発光物質が封入された
透光性バルブの外周に巻回され、両端が絶縁物を挟持し
た1対の金属板を介して高周波発振回路に接続されたコ
イルであって、前記絶縁物が静電容量の温度係数が+2
00ppm/℃乃至−200ppm/℃である無機物質
で構成されることを特徴とする。
【0018】請求項2に記載のコイルは、前記無機物質
がアルミナであることを特徴とする。
がアルミナであることを特徴とする。
【0019】請求項3に記載のコイルは、前記無機物質
が両面に銅板を接合したアルミナ板で構成され、該アル
ミナ板を前記銅板を介して前記金属板に接合したことを
特徴とする。
が両面に銅板を接合したアルミナ板で構成され、該アル
ミナ板を前記銅板を介して前記金属板に接合したことを
特徴とする。
【0020】請求項4に記載のコイルは、前記無機物質
が互いに、コンデンサ容量の温度係数を逆方向に偏移さ
せる複数の材料の積層により構成されることを特徴とす
る。
が互いに、コンデンサ容量の温度係数を逆方向に偏移さ
せる複数の材料の積層により構成されることを特徴とす
る。
【0021】請求項5に記載のコイルは、前記複数の材
料がフッ素樹脂フィルム及びマイカフィルムであり、前
記フッ素樹脂フィルムの厚さと前記マイカフィルムの厚
さとの比が、−30℃乃至+120℃の温度範囲におけ
る前記コンデンサ容量の温度係数がほぼ等しくなるよう
な比で構成されることを特徴とする。
料がフッ素樹脂フィルム及びマイカフィルムであり、前
記フッ素樹脂フィルムの厚さと前記マイカフィルムの厚
さとの比が、−30℃乃至+120℃の温度範囲におけ
る前記コンデンサ容量の温度係数がほぼ等しくなるよう
な比で構成されることを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の無電極放電灯は、請求項
1乃至5のうちいずれか記載のコイルを備えたことを特
徴とする。
1乃至5のうちいずれか記載のコイルを備えたことを特
徴とする。
【0023】請求項7に記載の照明器具は、請求項6記
載の無電極放電灯と反射板とを備えたことを特徴とす
る。
載の無電極放電灯と反射板とを備えたことを特徴とす
る。
【0024】請求項8に記載の照明装置は、請求項7記
載の照明器具と点灯装置とを備えたことを特徴とする。
載の照明器具と点灯装置とを備えたことを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1乃至3に記載のコイルにおいては、コ
ンデンサの絶縁材として無機物質としてのアルミナを用
いたので、温度変化に伴う静電容量変化を低くおさえる
ことができ、共振周波数変化を小さくして、放電灯の始
動特性と点灯安定性を使用温度にかかわらず良好に保つ
ことができる。
ンデンサの絶縁材として無機物質としてのアルミナを用
いたので、温度変化に伴う静電容量変化を低くおさえる
ことができ、共振周波数変化を小さくして、放電灯の始
動特性と点灯安定性を使用温度にかかわらず良好に保つ
ことができる。
【0026】また電極としての銅板とアルミナとが一体
化しているので、部品組立精度が向上し、静電容量が安
定する。さらに部品点数が少くなり組立てが容易とな
り、しかも器具本体への取付けや調整も容易となる。
化しているので、部品組立精度が向上し、静電容量が安
定する。さらに部品点数が少くなり組立てが容易とな
り、しかも器具本体への取付けや調整も容易となる。
【0027】また請求項1,4,5に記載のコイルにお
いては、絶縁材であるフッ素樹脂フィルムの誘電率温度
係数は負であり、マイカフィルムの誘電率温度係数は正
であって、絶縁材としての無機材料全体での温度係数が
最小になるように構成されているため、コンデンサ容量
の温度変化による変動が低減され、放電灯の始動特性と
点灯安定性を良好に保つことができる。
いては、絶縁材であるフッ素樹脂フィルムの誘電率温度
係数は負であり、マイカフィルムの誘電率温度係数は正
であって、絶縁材としての無機材料全体での温度係数が
最小になるように構成されているため、コンデンサ容量
の温度変化による変動が低減され、放電灯の始動特性と
点灯安定性を良好に保つことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、各実施例に示す各部分の図12に示す従来
例の部分と対応する部分には同一の符号を付しており、
その説明は適宜省略する。
する。なお、各実施例に示す各部分の図12に示す従来
例の部分と対応する部分には同一の符号を付しており、
その説明は適宜省略する。
【0029】図1及び図2に本発明の第1の実施例によ
るコンデンサC2 の構成を示す。図1,2において、絶
縁材である無機質材として矩形状のアルミナ板21を用
い、アルミナ板21の両面にそれぞれ銅板で構成された
極板17a、17bが、ダイレクトボンディングされて
いる。また矩形状の極板17a、17bは長辺方向が直
角の方向となっており、短辺側から長辺側が突出してい
る。極板17a、17bは圧着、リベット、ネジ止めな
どの手段で、コイル2と一体となった金属板15a、1
5bと接合されており、一方の金属板15aと極板17
aとの接合部22が、他方の金属板15bと極板17b
との接合部23に干渉しないようになっている。
るコンデンサC2 の構成を示す。図1,2において、絶
縁材である無機質材として矩形状のアルミナ板21を用
い、アルミナ板21の両面にそれぞれ銅板で構成された
極板17a、17bが、ダイレクトボンディングされて
いる。また矩形状の極板17a、17bは長辺方向が直
角の方向となっており、短辺側から長辺側が突出してい
る。極板17a、17bは圧着、リベット、ネジ止めな
どの手段で、コイル2と一体となった金属板15a、1
5bと接合されており、一方の金属板15aと極板17
aとの接合部22が、他方の金属板15bと極板17b
との接合部23に干渉しないようになっている。
【0030】次に第1の実施例の作用を説明する。コン
デンサC2 の絶縁材としてアルミナ板21を用いたの
で、温度変化に伴なう静電容量変化を±200ppm/
℃以下におさえることができ、共振周波数の変化を小さ
くすることができる。この結果、放電灯の始動特性、点
灯安定性を使用温度にかかわらず良好に保つことができ
る。また極板17a、17bとアルミナ板21とが一体
化されているので、静電容量が安定しており、部品組立
精度を向上することができ、組立ても容易となる。
デンサC2 の絶縁材としてアルミナ板21を用いたの
で、温度変化に伴なう静電容量変化を±200ppm/
℃以下におさえることができ、共振周波数の変化を小さ
くすることができる。この結果、放電灯の始動特性、点
灯安定性を使用温度にかかわらず良好に保つことができ
る。また極板17a、17bとアルミナ板21とが一体
化されているので、静電容量が安定しており、部品組立
精度を向上することができ、組立ても容易となる。
【0031】また図12に示す従来例のように押え板1
8a、18bを用いないため、構造が簡単となり部品点
数を減少させることができる。さらに応力に弱いアルミ
ナ板21を破損させることなく金属板15a、15bに
固定することができ、接合後はコンデンサC2 とコイル
2とが一体化し、照明器具本体への取り付けや調整が容
易となる。さらに押え板18a、18bにより圧力をか
けなくても、金属板15a、15b、極板17a、17
b及びアルミナ板21は十分に広い面積で接触している
ので、コンデンサC2 の放熱を妨げることはない。
8a、18bを用いないため、構造が簡単となり部品点
数を減少させることができる。さらに応力に弱いアルミ
ナ板21を破損させることなく金属板15a、15bに
固定することができ、接合後はコンデンサC2 とコイル
2とが一体化し、照明器具本体への取り付けや調整が容
易となる。さらに押え板18a、18bにより圧力をか
けなくても、金属板15a、15b、極板17a、17
b及びアルミナ板21は十分に広い面積で接触している
ので、コンデンサC2 の放熱を妨げることはない。
【0032】本実施例によれば、温度変化にかかわらず
放電灯の始動特性と点灯安定性を良好に保つことができ
る。またコンデンサC2 は容易に高精度に組立てること
ができ、部品点数を少くすることができる。しかもコン
デンサC2 の放熱をそこなうことなく器具本体に容易に
取り付けることができる。
放電灯の始動特性と点灯安定性を良好に保つことができ
る。またコンデンサC2 は容易に高精度に組立てること
ができ、部品点数を少くすることができる。しかもコン
デンサC2 の放熱をそこなうことなく器具本体に容易に
取り付けることができる。
【0033】図3及び図4に本発明の第2の実施例によ
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は極板17
a、17bの長手方向の中間部を内側に膨出させ、金属
板15a、15bと極板17a、17bの膨出部との間
に金属のスペーサ24a、24bを挿入したものであ
る。そして極板17a、17bをそれぞれ金属板15
a、15bに、四隅においてネジ25で固定した。
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は極板17
a、17bの長手方向の中間部を内側に膨出させ、金属
板15a、15bと極板17a、17bの膨出部との間
に金属のスペーサ24a、24bを挿入したものであ
る。そして極板17a、17bをそれぞれ金属板15
a、15bに、四隅においてネジ25で固定した。
【0034】本実施例によれば、金属板15a、15b
間の距離を適当に保つことができ、金属板15a、15
bと極板17a、17bとの接合を容易にすることがで
きる。
間の距離を適当に保つことができ、金属板15a、15
bと極板17a、17bとの接合を容易にすることがで
きる。
【0035】図5及び図6に本発明の第3の実施例によ
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は図1に示す
第1の実施例におけるアルミナ板21の両面の面積より
極板17a、17bの面積を小さいかまたは等しくした
ものである。
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は図1に示す
第1の実施例におけるアルミナ板21の両面の面積より
極板17a、17bの面積を小さいかまたは等しくした
ものである。
【0036】本実施例によっても第1の実施例と同様の
作用及び効果を得ることができる。
作用及び効果を得ることができる。
【0037】図7及び図8に本発明の第4の実施例によ
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は絶縁物とし
ての無機物質をフッ素樹脂フィルム31とマイカフィル
ム32とを積層して構成し、この二層を極板17a、1
7b及び金属板15a、15bで挟持し、さらに金属板
15a、15bを外側から放熱板33と押え板34とに
より押圧密着させたものである。各層の接合は圧着、リ
ベット、ネジ止めなどで行われる。また、フッ素樹脂フ
ィルム31の厚さとマイカフィルム32の厚さとの比
は、−30℃乃至+120℃の温度範囲におけるコンデ
ンサC2 の誘電率の温度係数が最小となるような比で構
成されている。なお図8に示す符号35は交流電源、符
号36は整流器である。
るコンデンサC2 の構成を示す。本実施例は絶縁物とし
ての無機物質をフッ素樹脂フィルム31とマイカフィル
ム32とを積層して構成し、この二層を極板17a、1
7b及び金属板15a、15bで挟持し、さらに金属板
15a、15bを外側から放熱板33と押え板34とに
より押圧密着させたものである。各層の接合は圧着、リ
ベット、ネジ止めなどで行われる。また、フッ素樹脂フ
ィルム31の厚さとマイカフィルム32の厚さとの比
は、−30℃乃至+120℃の温度範囲におけるコンデ
ンサC2 の誘電率の温度係数が最小となるような比で構
成されている。なお図8に示す符号35は交流電源、符
号36は整流器である。
【0038】上記実施例において、フッ素樹脂フィルム
31の誘電率温度係数は負で数百ppm/℃であり、マ
イカフィルム32の誘電率温度係数は正であって、絶縁
材全体としての温度係数は最小になる。図9にコンデン
サC2 の温度と容量変化率との関係を示す。すなわち、
本実施例によるコンデンサC2 では曲線Aで示すように
容量変化率はほぼ一定である。これに対して従来のコン
デンサでは曲線Bで示すように、容量変化率は温度によ
って大きく変化する。
31の誘電率温度係数は負で数百ppm/℃であり、マ
イカフィルム32の誘電率温度係数は正であって、絶縁
材全体としての温度係数は最小になる。図9にコンデン
サC2 の温度と容量変化率との関係を示す。すなわち、
本実施例によるコンデンサC2 では曲線Aで示すように
容量変化率はほぼ一定である。これに対して従来のコン
デンサでは曲線Bで示すように、容量変化率は温度によ
って大きく変化する。
【0039】本実施例によると、周囲温度変化や点灯消
灯時の温度変化によるコンデンサC2 の容量変化を最小
限とすることができる。この結果、共振周波数のずれか
ら生ずるマッチングの不整合による不点灯や点灯不安定
化をなくすことができ、良好な始動特性を保持すること
ができる。
灯時の温度変化によるコンデンサC2 の容量変化を最小
限とすることができる。この結果、共振周波数のずれか
ら生ずるマッチングの不整合による不点灯や点灯不安定
化をなくすことができ、良好な始動特性を保持すること
ができる。
【0040】上記実施例では1個のコンデンサC2 にフ
ッ素樹脂フィルム31とマイカフィルム32とを積層し
て設けた場合について説明したが、それぞれを別のコン
デンサの絶縁フィルムとして用い、これらのコンデンサ
を並列に接続してもよい。また容量の温度係数が互いに
反対方向の絶縁フィルムであれば、フッ素樹脂フィルム
31及びマイカフィルム32以外の無機物質材料であっ
てもよい。
ッ素樹脂フィルム31とマイカフィルム32とを積層し
て設けた場合について説明したが、それぞれを別のコン
デンサの絶縁フィルムとして用い、これらのコンデンサ
を並列に接続してもよい。また容量の温度係数が互いに
反対方向の絶縁フィルムであれば、フッ素樹脂フィルム
31及びマイカフィルム32以外の無機物質材料であっ
てもよい。
【0041】なお、上記各実施例では説明の容易にする
ためにコイル2を1ターンコイルで示したが、通常は2
ターンコイルが用いられる。
ためにコイル2を1ターンコイルで示したが、通常は2
ターンコイルが用いられる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無電極放電灯のコイルに接続され、コンデンサを形成す
る1対の金属板に挟持された絶縁物を、静電容量の温度
係数の小さい無機物質で構成したので、温度変化に影響
されずに始動特性と点灯安定性を良好に保つことができ
る。
無電極放電灯のコイルに接続され、コンデンサを形成す
る1対の金属板に挟持された絶縁物を、静電容量の温度
係数の小さい無機物質で構成したので、温度変化に影響
されずに始動特性と点灯安定性を良好に保つことができ
る。
【図1】本発明のコイルの第1の実施例の構成を示す平
面図。
面図。
【図2】図1のA方向から縦に見た側面図。
【図3】本発明のコイルの第2の実施例の構成を示す平
面図。
面図。
【図4】図3のA方向から縦に見た側面図。
【図5】本発明のコイルの第3の実施例の構成を示す平
面図。
面図。
【図6】図5のA方向から見た側面図。
【図7】本発明のコイルの第4の実施例の構成を示す平
面図。
面図。
【図8】図7に示すコイルを電源側に接続した状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図9】コンデンサの温度と容量変化率との関係を示す
線図。
線図。
【図10】ソレノイド磁界式放電灯の基本構成を示す回
路図。
路図。
【図11】従来のソレノイド磁界式放電灯及び高周波励
起コイルならびにコンデンサの構成図。
起コイルならびにコンデンサの構成図。
【図12】従来のコイルの一例の構成を示す平面図。
1 透光性バルブ 2 コイル 3 高周波発振回路 9 始動回路(点
灯装置) 15 金属板 17 極板(銅
板) 21 アルミナ板 31 フッ素樹脂
フィルム 32 マイカフィルム
灯装置) 15 金属板 17 極板(銅
板) 21 アルミナ板 31 フッ素樹脂
フィルム 32 マイカフィルム
Claims (8)
- 【請求項1】 発光物質が封入された透光性バルブの外
周に巻回され、両端が絶縁物を挟持した1対の金属板を
介して高周波発振回路に接続されたコイルであって、前
記絶縁物が静電容量の温度係数が+200ppm/℃乃
至−200ppm/℃である無機物質で構成されること
を特徴とするコイル。 - 【請求項2】 前記無機物質がアルミナであることを特
徴とする請求項1記載のコイル。 - 【請求項3】 前記無機物質が両面に銅板を接合したア
ルミナ板で構成され、該アルミナ板を前記銅板を介して
前記金属板に接合したことを特徴とする請求項2記載の
コイル。 - 【請求項4】 前記無機物質が互いにコンデンサ容量の
温度係数を逆方向に偏移させる複数の材料の積層により
構成されることを特徴とする請求項1記載のコイル。 - 【請求項5】 前記複数の材料がフッ素樹脂フィルム及
びマイカフィルムであり、前記フッ素樹脂フィルムの厚
さと前記マイカフィルムの厚さとの比が、−30℃乃至
+120℃の温度範囲における前記コンデンサ容量の温
度係数がほぼ等しくなるような比で構成されることを特
徴とする請求項4記載のコイル。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のうちいずれか記載のコ
イルを備えたことを特徴とする無電極放電灯。 - 【請求項7】 請求項6記載の無電極放電灯と反射板と
を備えたことを特徴とする照明器具。 - 【請求項8】 請求項7記載の照明器具と点灯装置とを
備えたことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348693A JPH06290889A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348693A JPH06290889A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290889A true JPH06290889A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13519660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348693A Withdrawn JPH06290889A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06290889A (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7348693A patent/JPH06290889A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5300860A (en) | Capacitively coupled RF fluorescent lamp with RF magnetic enhancement | |
| US5952792A (en) | Compact electrodeless fluorescent A-line lamp | |
| KR940008049B1 (ko) | 무전극 고광도 방전 램프 시스템 및 그 점등 회로 | |
| JPH01265448A (ja) | 無電極低圧放電灯 | |
| US5057750A (en) | Two-stage resonant starting circuit for an electrodeless high intensity discharge lamp | |
| WO2003009649A1 (en) | Dielectric barrier discharge lamp operating device | |
| JP2008135194A (ja) | 光源装置 | |
| JP3462306B2 (ja) | 冷陰極放電ランプおよびランプの点灯装置ならびに照明装置 | |
| JPH07105274B2 (ja) | 無電極高光度放電ランプ用の磁気同調式起動回路 | |
| CN100409400C (zh) | 低压气体放电灯 | |
| EP0540191A2 (en) | Electrodeless high intensity discharge lamps | |
| JPH06290889A (ja) | コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 | |
| WO2001067489A1 (en) | Electrodeless discharge lamp | |
| US6157129A (en) | Discharge lamp | |
| JP2007281357A (ja) | 圧電セラミックトランスユニット | |
| JPH0645082A (ja) | 無電極放電灯点灯装置 | |
| JPH06302205A (ja) | コイル、無電極放電灯、照明器具及び照明装置 | |
| US20070132355A1 (en) | Low profile, low loss closed-loop electrodeless fluorescent lamp | |
| JPH03225745A (ja) | 希ガス放電灯 | |
| JPH0684593A (ja) | ソレノイド磁界式放電灯の点灯装置 | |
| JPH05275060A (ja) | 冷陰極けい光ランプ | |
| JP3436062B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
| JPH0745384A (ja) | 無電極ランプ点灯装置 | |
| JPH0660989A (ja) | 無電極放電ランプ点灯装置 | |
| JPH06187945A (ja) | 希ガス放電灯 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |