JPH06290917A - 溶射発熱体の製造法 - Google Patents
溶射発熱体の製造法Info
- Publication number
- JPH06290917A JPH06290917A JP5077092A JP7709293A JPH06290917A JP H06290917 A JPH06290917 A JP H06290917A JP 5077092 A JP5077092 A JP 5077092A JP 7709293 A JP7709293 A JP 7709293A JP H06290917 A JPH06290917 A JP H06290917A
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- groove
- heating element
- heater
- sprayed
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- Pending
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- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抵抗値の管理を容易にし、精度を向上する。
【構成】 基材(アルミニューム板1)の表面に、パタ
ーンPに対応した溝2を刻設して下地皮膜10、絶縁体
皮膜11及び発熱体皮膜12を溶射し、溝2の内部に発
熱体皮膜12が残るように研磨する。
ーンPに対応した溝2を刻設して下地皮膜10、絶縁体
皮膜11及び発熱体皮膜12を溶射し、溝2の内部に発
熱体皮膜12が残るように研磨する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電することに発熱さ
せる溶射発熱体の製造法に関する。
せる溶射発熱体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気抵抗発熱体の抵抗値は設計上、最も
重要な要素であり、この抵抗値は、抵抗体の断面積に反
比例するため、溶射により発熱体を製造する場合にも、
設計値どおりの膜厚と幅とを溶射することが非常に重要
になる。
重要な要素であり、この抵抗値は、抵抗体の断面積に反
比例するため、溶射により発熱体を製造する場合にも、
設計値どおりの膜厚と幅とを溶射することが非常に重要
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から任意の幅に溶
射するために、マスキングが用いられている(例えば、
実開昭58−120597号公報による電気調理器具や
特公平2−56425号公報による天然砂鉄を用いた面
発熱皮膜の形成方法など)。しかし、マスキングにより
任意の幅に溶射された皮膜では、マスク自体の厚さによ
り、被溶射材の表面に生じるガスの乱流、被溶射物体の
形状に起因する局所的な溶射条件の変化などが原因とな
って溶射粒子の堆積が不均一となり、皮膜の幅と特に膜
厚の管理に限界が生じる。特に皮膜の幅が狭くなるほ
ど、膜厚の管理が困難になる。
射するために、マスキングが用いられている(例えば、
実開昭58−120597号公報による電気調理器具や
特公平2−56425号公報による天然砂鉄を用いた面
発熱皮膜の形成方法など)。しかし、マスキングにより
任意の幅に溶射された皮膜では、マスク自体の厚さによ
り、被溶射材の表面に生じるガスの乱流、被溶射物体の
形状に起因する局所的な溶射条件の変化などが原因とな
って溶射粒子の堆積が不均一となり、皮膜の幅と特に膜
厚の管理に限界が生じる。特に皮膜の幅が狭くなるほ
ど、膜厚の管理が困難になる。
【0004】したがって、従来のマスキングを利用する
と、皮膜の抵抗値を一定にすることが困難になる。ま
た、マスクの材質も、耐熱性で剛性をもつ材料に限定さ
れるので、使い捨てにすると材料コストがかかり、再利
用すると付着した皮膜を剥離するための加工コストがか
かり、溶射加工全体がコストアップする原因となる。
と、皮膜の抵抗値を一定にすることが困難になる。ま
た、マスクの材質も、耐熱性で剛性をもつ材料に限定さ
れるので、使い捨てにすると材料コストがかかり、再利
用すると付着した皮膜を剥離するための加工コストがか
かり、溶射加工全体がコストアップする原因となる。
【0005】本発明は、従来技術では困難である数μm
オーダでの発熱体皮膜の膜厚管理による抵抗値の管理を
容易にし、溶射加工全体に要するコストを低減した溶射
発熱体の製造法を提供することを目的としている。
オーダでの発熱体皮膜の膜厚管理による抵抗値の管理を
容易にし、溶射加工全体に要するコストを低減した溶射
発熱体の製造法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による製造法は、
導電性基材の表面にあらかじめ任意の深さと任意の幅の
溝を刻設しておき、この溝に対し導電性材料を溶射した
のち、その溶射した導電性材料の皮膜表面を研磨加工
し、溝の内部にだけ前記皮膜を残し膜厚を任意に決定し
た導電性皮膜で前記基材に抵抗体を形成することを特徴
としている。
導電性基材の表面にあらかじめ任意の深さと任意の幅の
溝を刻設しておき、この溝に対し導電性材料を溶射した
のち、その溶射した導電性材料の皮膜表面を研磨加工
し、溝の内部にだけ前記皮膜を残し膜厚を任意に決定し
た導電性皮膜で前記基材に抵抗体を形成することを特徴
としている。
【0007】なお、基材及び溶射発熱体の各層の熱膨張
率の差は層間に傾斜組成を行うことにより剥離防止とな
る。
率の差は層間に傾斜組成を行うことにより剥離防止とな
る。
【0008】
【作用】本発明の溶射発熱体の製造法において、基材が
導電性である場合には、発熱体の幅で深さが発熱体の厚
さより数割大きい(この深さは製品の使用により決定す
る)溝を切削、エッチング、レーザ、放電等により刻設
し、この溝に、下地皮膜(必要な場合)、絶縁体皮膜、
発熱体皮膜の順に、発熱体皮膜が設計の膜厚以上になる
まで溶射したのちに、不必要な皮膜を研磨加工で除去す
ることにより、発熱体皮膜を数μm単位で管理し、抵抗
値を再現性良く高精度で管理する。又、発熱の時その層
が基材内部であるため放熱が小さくなる。なお、必要に
応じ、発熱体皮膜の上に絶縁皮膜を溶射又はテフロン等
で加工する。
導電性である場合には、発熱体の幅で深さが発熱体の厚
さより数割大きい(この深さは製品の使用により決定す
る)溝を切削、エッチング、レーザ、放電等により刻設
し、この溝に、下地皮膜(必要な場合)、絶縁体皮膜、
発熱体皮膜の順に、発熱体皮膜が設計の膜厚以上になる
まで溶射したのちに、不必要な皮膜を研磨加工で除去す
ることにより、発熱体皮膜を数μm単位で管理し、抵抗
値を再現性良く高精度で管理する。又、発熱の時その層
が基材内部であるため放熱が小さくなる。なお、必要に
応じ、発熱体皮膜の上に絶縁皮膜を溶射又はテフロン等
で加工する。
【0009】また、基材の表面が絶縁体である場合に
は、刻設した溝に、導電性材料を満たされるまで溶射し
たのち、溝の中以外の不必要な被膜を研磨加工で除去す
る。
は、刻設した溝に、導電性材料を満たされるまで溶射し
たのち、溝の中以外の不必要な被膜を研磨加工で除去す
る。
【0010】これらの加工により、抵抗値の管理が容易
になり、精度も向上する。また、マスクによらないの
で、コストダウンとなる。
になり、精度も向上する。また、マスクによらないの
で、コストダウンとなる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0012】図1及び図2に示すように、基材であるア
ルミニューム板1に、発熱体皮膜のパターンPを残し
て、図示しない有機系の塗料を塗る。次いで、この塗料
を塗ったアルミニューム板1を塩酸中で均一に腐食さ
せ、パターンPに対応した溝2を例えば約200μmの
深さにエッチングする。
ルミニューム板1に、発熱体皮膜のパターンPを残し
て、図示しない有機系の塗料を塗る。次いで、この塗料
を塗ったアルミニューム板1を塩酸中で均一に腐食さ
せ、パターンPに対応した溝2を例えば約200μmの
深さにエッチングする。
【0013】次いで、基材1の表面にアルミナグリッド
によりブラストし、例えは厚さ50μmのNi+Cr合
金の下地皮膜10、例えば厚さ300μmのAl2 O3
の絶縁体皮膜11及び例えば厚さ200μmのNi+C
rの発熱体皮膜12を順にプラズマ溶射する。
によりブラストし、例えは厚さ50μmのNi+Cr合
金の下地皮膜10、例えば厚さ300μmのAl2 O3
の絶縁体皮膜11及び例えば厚さ200μmのNi+C
rの発熱体皮膜12を順にプラズマ溶射する。
【0014】最後に表面を研磨加工し、発熱体皮膜12
のパターンPが完全に現れるまで、すなわち、図2にお
いて厚さtを研磨して完了する。この状態で、発熱体皮
膜12のパターンPは、絶縁体皮膜11の中に保持され
ている。
のパターンPが完全に現れるまで、すなわち、図2にお
いて厚さtを研磨して完了する。この状態で、発熱体皮
膜12のパターンPは、絶縁体皮膜11の中に保持され
ている。
【0015】この発熱体皮膜12の両端に端子13、1
4を取付け、抵抗器15により、両端子13、14間の
抵抗値を測定したところ、10枚の基板1の抵抗値の変
動は、プラス・マイナス5%の高精度の結果が得られ
た。
4を取付け、抵抗器15により、両端子13、14間の
抵抗値を測定したところ、10枚の基板1の抵抗値の変
動は、プラス・マイナス5%の高精度の結果が得られ
た。
【0016】図3ないし図5には本発明により得られた
溶射発熱体の別の実施例が示されている。この発熱体
は、例えば外径Dが34mm、長さLが1mのステレン
ス管3に、例えば深さ0.3mm、幅10mmの溝4
を、両端部に、間隔D(例えば5cm)で3条、中央部
に、間隔D1(例えば10cm)で3条を刻設する。次
いで前記と同様にして図4に示すように、例えば厚さ5
0μmのNi+Cr合金の下地皮膜10、例えば厚さ3
00μmのAl2 O3 の絶縁体皮膜11及び例えば厚さ
120μmのNi+Crの発熱体皮膜12を順次溶射す
る。最後に図5に示すように、発熱体皮膜12の膜厚が
例えば100μmになるように、厚さt1を研磨した例
である。
溶射発熱体の別の実施例が示されている。この発熱体
は、例えば外径Dが34mm、長さLが1mのステレン
ス管3に、例えば深さ0.3mm、幅10mmの溝4
を、両端部に、間隔D(例えば5cm)で3条、中央部
に、間隔D1(例えば10cm)で3条を刻設する。次
いで前記と同様にして図4に示すように、例えば厚さ5
0μmのNi+Cr合金の下地皮膜10、例えば厚さ3
00μmのAl2 O3 の絶縁体皮膜11及び例えば厚さ
120μmのNi+Crの発熱体皮膜12を順次溶射す
る。最後に図5に示すように、発熱体皮膜12の膜厚が
例えば100μmになるように、厚さt1を研磨した例
である。
【0017】この発熱体に電力1KWを印加し、熱電対
でステンレス管3の表面温度の測定結果を図6に示す。
図から、溝4を等間隔で設けた場合の温度特性Bに対
し、温度特性Aのように温度均一帯が拡大していること
が判る。
でステンレス管3の表面温度の測定結果を図6に示す。
図から、溝4を等間隔で設けた場合の温度特性Bに対
し、温度特性Aのように温度均一帯が拡大していること
が判る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
材に溝を設けたことにより、抵抗値の管理及び精度を向
上することができる。
材に溝を設けたことにより、抵抗値の管理及び精度を向
上することができる。
【0019】また、マスキングによらないで、一品製
品、大量製品向けにも容易に対応し、かつコストダウン
を図ることかできる。
品、大量製品向けにも容易に対応し、かつコストダウン
を図ることかできる。
【図1】本発明を実施した溶射発熱体の一例を示す斜視
図。
図。
【図2】図1のA−A´線矢視断面図。
【図3】本発明を実施した溶射発熱体の他の例を示す斜
視図。
視図。
【図4】溝の研磨前の状態を示す断面図。
【図5】溝の研磨後の状態を示す断面図。
【図6】溝間隔の温度依存性を説明する測定結果図。
D・・・溝の間隔 P・・・発熱体のパターン t、t1・・・研磨厚さ 1・・・アルミニューム板 2、4・・・溝 3・・・ステンレス管 10・・・下地皮膜 11・・・絶縁体皮膜 12・・・発熱体皮膜 13、14・・・端子 15・・・抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小屋 敏行 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 小林 和也 千葉県船橋市行田1丁目1番1号 トーカ ロ株式会社内 (72)発明者 竹内 純一 千葉県船橋市行田1丁目1番1号 トーカ ロ株式会社内 (72)発明者 熊川 雅也 千葉県船橋市行田1丁目1番1号 トーカ ロ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁性材料の基材の表面にあらかじめ任
意の深さと任意の幅の溝を刻設しておき、この溝に対し
導電性材料を溶射したのち、その溶射した導電性材料の
皮膜表面を研磨加工し、溝の内部にだけ前記皮膜を残し
膜厚を任意に決定した導電性皮膜で前記基材に抵抗体を
形成することを特徴とする溶射発熱体の製造法。 - 【請求項2】 導電性材料の基材の表面にあらかじめ任
意の深さと任意の幅の溝を刻設しておき、この溝に対し
順次絶縁性材料、導電性材料を溶射したのち、その溶射
した導電性材料の皮膜表面を研磨加工し、溝の内部にだ
け前記皮膜を残し膜厚を任意に決定した導電性皮膜で前
記基材に抵抗体を形成することを特徴とする溶射発熱体
の製造法。 - 【請求項3】 溝の間隔は任意の間隔であることを特徴
とする請求項1記載の溶射発熱体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077092A JPH06290917A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 溶射発熱体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077092A JPH06290917A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 溶射発熱体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290917A true JPH06290917A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13624144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077092A Pending JPH06290917A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 溶射発熱体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06290917A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009218242A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置の製造方法 |
| US8092637B2 (en) | 2008-02-28 | 2012-01-10 | Hitachi High-Technologies Corporation | Manufacturing method in plasma processing apparatus |
| DE10162276C5 (de) * | 2001-12-19 | 2019-03-14 | Watlow Electric Manufacturing Co. | Rohrförmiger Durchlauferhitzer und Heizplatte sowie Verfahren zu deren Herstellung |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP5077092A patent/JPH06290917A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10162276C5 (de) * | 2001-12-19 | 2019-03-14 | Watlow Electric Manufacturing Co. | Rohrförmiger Durchlauferhitzer und Heizplatte sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| US8092637B2 (en) | 2008-02-28 | 2012-01-10 | Hitachi High-Technologies Corporation | Manufacturing method in plasma processing apparatus |
| JP2009218242A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理装置の製造方法 |
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