JPH06290977A - 零相変流器 - Google Patents
零相変流器Info
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- JPH06290977A JPH06290977A JP5078065A JP7806593A JPH06290977A JP H06290977 A JPH06290977 A JP H06290977A JP 5078065 A JP5078065 A JP 5078065A JP 7806593 A JP7806593 A JP 7806593A JP H06290977 A JPH06290977 A JP H06290977A
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- magnetic shield
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase AC
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
- H01F2038/305—Constructions with toroidal magnetic core
Landscapes
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 零相変流器に用いられる磁気シールドの性能
を向上させ、平衡特性を改善し、誤動作を防ぐ。 【構成】 環境鉄心の周囲に一次導体が三相の場合は
(1)式、一次導体が単相の場合は(4)式で満たす厚
さの磁気シールドを配置して、正常時三相平衡電流また
は単相平衡電流が作る磁束を十分にしゃへいし、二次巻
線の出力電圧を低下させる構成とした。
を向上させ、平衡特性を改善し、誤動作を防ぐ。 【構成】 環境鉄心の周囲に一次導体が三相の場合は
(1)式、一次導体が単相の場合は(4)式で満たす厚
さの磁気シールドを配置して、正常時三相平衡電流また
は単相平衡電流が作る磁束を十分にしゃへいし、二次巻
線の出力電圧を低下させる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は零相変流器、特に良好
な平衡特性をうることのできる零相変流器に関するもの
である。
な平衡特性をうることのできる零相変流器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば実公昭57−21303号
公報に示された従来の零相変流器である。図において1
は二次巻線、2は環状鉄心、3は樹脂製ケース、4、
5、6は一次導体、7は環状鉄心を覆う磁気シ−ルドで
ある。
公報に示された従来の零相変流器である。図において1
は二次巻線、2は環状鉄心、3は樹脂製ケース、4、
5、6は一次導体、7は環状鉄心を覆う磁気シ−ルドで
ある。
【0003】一般に零相変流器はパーマロイ等の高透磁
率材料で構成された環状鉄心2に二次巻線1を巻回し、
三相電流が流れる一次導体4、5、6を環状鉄心2の中
空部を貫通するように配置して用いられ、漏電等のない
平衡状態においては二次巻線1に電圧が発生せず、不平
衡状態においてのみ二次巻線1に電圧が発生し、これに
より異常状態の発生を検知するものである。しかし、実
際には平衡状態においても環状鉄心の磁気飽和、鉄心材
質の不均一、一次導体の位置、二次巻線の巻き方等によ
り一次電流による磁束が完全に零とならず、このため二
次側に電圧が発生する。磁気シ−ルド7は平衡時の一次
電流による磁束を遮蔽するため、二次巻線1を巻回した
環状鉄心2を覆ったものである。
率材料で構成された環状鉄心2に二次巻線1を巻回し、
三相電流が流れる一次導体4、5、6を環状鉄心2の中
空部を貫通するように配置して用いられ、漏電等のない
平衡状態においては二次巻線1に電圧が発生せず、不平
衡状態においてのみ二次巻線1に電圧が発生し、これに
より異常状態の発生を検知するものである。しかし、実
際には平衡状態においても環状鉄心の磁気飽和、鉄心材
質の不均一、一次導体の位置、二次巻線の巻き方等によ
り一次電流による磁束が完全に零とならず、このため二
次側に電圧が発生する。磁気シ−ルド7は平衡時の一次
電流による磁束を遮蔽するため、二次巻線1を巻回した
環状鉄心2を覆ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の零相変流器で
は、磁気シ−ルドの性能が十分でないため、一次導体に
大電流が流れた場合、各相の電流が平衡状態であっても
一次導体の電流によって発生する磁束を十分には遮蔽で
きず、二次巻線に電圧が発生し、誤動作するという問題
があった。
は、磁気シ−ルドの性能が十分でないため、一次導体に
大電流が流れた場合、各相の電流が平衡状態であっても
一次導体の電流によって発生する磁束を十分には遮蔽で
きず、二次巻線に電圧が発生し、誤動作するという問題
があった。
【0005】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、零相変流器に用いられる磁気シールド
の性能を向上させ、平衡特性を改善し、誤動作を防ぐこ
とを目的としている。
なされたもので、零相変流器に用いられる磁気シールド
の性能を向上させ、平衡特性を改善し、誤動作を防ぐこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る零相変流
器は、環状鉄心の内周や外周あるいは側面を覆う磁気シ
ールド材の厚みを、磁気シ−ルド内の磁束密度が磁気シ
−ルド材の飽和磁化以下になる厚みとした。さらに環状
鉄心の内側に配置する磁気シ−ルドの厚みを一次導体が
三相の場合は(1)式とし、一次導体が単相の場合は
(4)式としたものである。以下(1)式と(4)式の
導出方法について説明する。
器は、環状鉄心の内周や外周あるいは側面を覆う磁気シ
ールド材の厚みを、磁気シ−ルド内の磁束密度が磁気シ
−ルド材の飽和磁化以下になる厚みとした。さらに環状
鉄心の内側に配置する磁気シ−ルドの厚みを一次導体が
三相の場合は(1)式とし、一次導体が単相の場合は
(4)式としたものである。以下(1)式と(4)式の
導出方法について説明する。
【0007】まず(1)式の導出を行う。図1におい
て、1は二次巻線、2は環状鉄心、4、5、6は三相電
流が流れる一次導体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−
ルド、9は環状鉄心の外周側の磁気シ−ルド、10は環
状鉄心の側面側の磁気シ−ルドである。環状鉄心の磁束
密度が最も高くなるのは、一次導体4、5、6に流れる
三相電流Iu、Iv、Iw が例えば以下の時である。
て、1は二次巻線、2は環状鉄心、4、5、6は三相電
流が流れる一次導体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−
ルド、9は環状鉄心の外周側の磁気シ−ルド、10は環
状鉄心の側面側の磁気シ−ルドである。環状鉄心の磁束
密度が最も高くなるのは、一次導体4、5、6に流れる
三相電流Iu、Iv、Iw が例えば以下の時である。
【0008】
【数5】
【0009】一次導体4を流れる電流Iu と一次導体6
を流れる電流Iw の作る磁束Φ(Wb)が図2のように
通り、磁気抵抗はr1 で決まるので、アンペア周回積分
の法則より環状鉄心内に発生する磁界H3 (A/m)は
(10)式で表せる。
を流れる電流Iw の作る磁束Φ(Wb)が図2のように
通り、磁気抵抗はr1 で決まるので、アンペア周回積分
の法則より環状鉄心内に発生する磁界H3 (A/m)は
(10)式で表せる。
【0010】
【数6】
【0011】一次導体4を流れる電流Iu および一次導
体6を流れる電流Iw がr2 の範囲に磁束を作るから、
Iu は磁束Φの1/2の磁束Φ3 を作る。よってIu の
作る磁束Φ3 は(11)式で表せる。 Φ3 =μ0×H×0.5×r2 ・・・・・(11) ただし、μ0:真空の透磁率 (4×π×10-7(H/
m)) r2:環状鉄心の重心を通る直線が環状鉄心と交わる対
交する二点間の一番長い線分の長さ(m)
体6を流れる電流Iw がr2 の範囲に磁束を作るから、
Iu は磁束Φの1/2の磁束Φ3 を作る。よってIu の
作る磁束Φ3 は(11)式で表せる。 Φ3 =μ0×H×0.5×r2 ・・・・・(11) ただし、μ0:真空の透磁率 (4×π×10-7(H/
m)) r2:環状鉄心の重心を通る直線が環状鉄心と交わる対
交する二点間の一番長い線分の長さ(m)
【0012】よって、(10)式、(11)式よりΦ3
は(12)式で示される。
は(12)式で示される。
【0013】
【数7】
【0014】ここで一次導体を流れる電流と磁気シ−ル
ド内の磁束密度および三相平衡電圧の関係について述べ
る。例えば図3のように、一次導体に流す電流が大きく
なると磁気シ−ルド内の磁束密度は高くなり磁気飽和領
域に達するが、この様な磁気飽和状態になると磁束が磁
気シ−ルドから環状鉄心に渡るので、三相平衡電圧は大
きくなり平衡特性が悪化する。この平衡特性の悪化を防
止するためには磁気シ−ルド材の磁束密度B(T)を飽
和磁化の大きさM(T)以下にする必要がある。したが
って、磁気シ−ルドの厚さをd3 (mm)とすると、磁
束Φ3 が磁気シ−ルドで十分に遮蔽され良好な平衡特性
が得られる条件として(13)式が成り立つ。 d3≧Ф3×M-1×1000 ・・・・・(13)
ド内の磁束密度および三相平衡電圧の関係について述べ
る。例えば図3のように、一次導体に流す電流が大きく
なると磁気シ−ルド内の磁束密度は高くなり磁気飽和領
域に達するが、この様な磁気飽和状態になると磁束が磁
気シ−ルドから環状鉄心に渡るので、三相平衡電圧は大
きくなり平衡特性が悪化する。この平衡特性の悪化を防
止するためには磁気シ−ルド材の磁束密度B(T)を飽
和磁化の大きさM(T)以下にする必要がある。したが
って、磁気シ−ルドの厚さをd3 (mm)とすると、磁
束Φ3 が磁気シ−ルドで十分に遮蔽され良好な平衡特性
が得られる条件として(13)式が成り立つ。 d3≧Ф3×M-1×1000 ・・・・・(13)
【0015】(12)、(13)式より(1)式が成り
立つ。
立つ。
【0016】
【数8】
【0017】以上のように、三相の一次導体が貫通し二
次巻線を巻いた環状鉄心を磁気シールドで内周を覆う三
相零相変流器において、零相変流器を誤動作させない平
衡特性を得るための磁気シールドの厚みd3 は、一次導
体の平衡電流の実効値IN 、環状鉄心の偏平率K、磁気
シールド材の飽和磁化の大きさMから求めることができ
る。
次巻線を巻いた環状鉄心を磁気シールドで内周を覆う三
相零相変流器において、零相変流器を誤動作させない平
衡特性を得るための磁気シールドの厚みd3 は、一次導
体の平衡電流の実効値IN 、環状鉄心の偏平率K、磁気
シールド材の飽和磁化の大きさMから求めることができ
る。
【0018】また、環状鉄心の内周側を厚さd3 の磁気
シールドで覆うだけでなく、環状鉄心の外周側や側面側
を厚さd3 の磁気シールドで覆うことにより、三相平衡
電流が作る磁束をより十分に遮蔽できるので平衡特性を
さらに向上させ誤動作を防止できる。特に、環状鉄心近
傍で一次導体が曲がっている零相変流器では、曲がった
部分の一次導体に流れる三相平衡電流の作る磁束が環状
鉄心の外周部や側面側に影響を及ぼすので、環状鉄心の
外周側や側面側に磁気シールドを設けることが有効であ
る。しかし、環状鉄心の外周側や側面側から環状鉄心に
渡る磁束は、環状鉄心の内周側から環状鉄心に渡る磁束
に比べて少ないので、材料コストの低減および三相零相
変流器の小型化のためには、環状鉄心の外周側を覆う磁
気シールドの厚みd31(mm)と環状鉄心の側面側を覆
う磁気シールドの厚みd32(mm)は、環状鉄心の内周
側を覆う磁気シールドの厚みd3 以下の方がよい。した
がって、d31、d32の条件として(2)、(3)式が得
られる。 d31≦d3 ・・・・・(2) d32≦d3 ・・・・・(3)
シールドで覆うだけでなく、環状鉄心の外周側や側面側
を厚さd3 の磁気シールドで覆うことにより、三相平衡
電流が作る磁束をより十分に遮蔽できるので平衡特性を
さらに向上させ誤動作を防止できる。特に、環状鉄心近
傍で一次導体が曲がっている零相変流器では、曲がった
部分の一次導体に流れる三相平衡電流の作る磁束が環状
鉄心の外周部や側面側に影響を及ぼすので、環状鉄心の
外周側や側面側に磁気シールドを設けることが有効であ
る。しかし、環状鉄心の外周側や側面側から環状鉄心に
渡る磁束は、環状鉄心の内周側から環状鉄心に渡る磁束
に比べて少ないので、材料コストの低減および三相零相
変流器の小型化のためには、環状鉄心の外周側を覆う磁
気シールドの厚みd31(mm)と環状鉄心の側面側を覆
う磁気シールドの厚みd32(mm)は、環状鉄心の内周
側を覆う磁気シールドの厚みd3 以下の方がよい。した
がって、d31、d32の条件として(2)、(3)式が得
られる。 d31≦d3 ・・・・・(2) d32≦d3 ・・・・・(3)
【0019】次に(4)式の導出を行う。図4におい
て、1は二次巻線、2は環状鉄心、11、12は単相電
流が流れる一次導体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−
ルド、9は環状鉄心の外周側の磁気シ−ルド、10は環
状鉄心の側面側の磁気シ−ルドである。環状鉄心の磁束
密度が最も高くなるのは、一次導体11、12に流れる
単相電流Ix 、Iy が例えば以下の時である。
て、1は二次巻線、2は環状鉄心、11、12は単相電
流が流れる一次導体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−
ルド、9は環状鉄心の外周側の磁気シ−ルド、10は環
状鉄心の側面側の磁気シ−ルドである。環状鉄心の磁束
密度が最も高くなるのは、一次導体11、12に流れる
単相電流Ix 、Iy が例えば以下の時である。
【0020】
【数9】
【0021】一次導体11の電流Ix と一次導体12を流
れる電流Iy の作る磁束Φ(Wb)が図5のように通
り、磁気抵抗はr1 で決まるので、アンペア周回積分の
法則より環状鉄心内に発生する磁界H2 (A/m)は
(16)式で表せる。
れる電流Iy の作る磁束Φ(Wb)が図5のように通
り、磁気抵抗はr1 で決まるので、アンペア周回積分の
法則より環状鉄心内に発生する磁界H2 (A/m)は
(16)式で表せる。
【0022】
【数10】
【0023】一次導体11を流れる電流Ix および一次
導体12を流れる電流Iy がr2 の範囲に磁束を作るか
ら、Ix は磁束Φの1/2の磁束Φ2 を作る。よってI
x の作る磁束Φ2 は(17)式で表せる。 Ф2=μ0×H2×0.5×r2 ・・・・・(17) ただし、μ0:真空の透磁率 (4×π×10-7(H/m)) r2:環状鉄心の重心を通る直線が環状鉄心と交わる対
交する二点間の一番長い線分の長さ(m)
導体12を流れる電流Iy がr2 の範囲に磁束を作るか
ら、Ix は磁束Φの1/2の磁束Φ2 を作る。よってI
x の作る磁束Φ2 は(17)式で表せる。 Ф2=μ0×H2×0.5×r2 ・・・・・(17) ただし、μ0:真空の透磁率 (4×π×10-7(H/m)) r2:環状鉄心の重心を通る直線が環状鉄心と交わる対
交する二点間の一番長い線分の長さ(m)
【0024】よって、(16)式、(17)式よりΦ2
は(18)式で示される。
は(18)式で示される。
【0025】
【数11】
【0026】したがって、先に示した三相零相変流器の
場合と同様にして、良好な平衡特性を得るためのシール
ド厚みd2(mm)の条件として、次の(19)式が成り立つ。 d2≧Ф×M-1×1000 ・・・・・(19)
場合と同様にして、良好な平衡特性を得るためのシール
ド厚みd2(mm)の条件として、次の(19)式が成り立つ。 d2≧Ф×M-1×1000 ・・・・・(19)
【0027】(18)式、(19)式より(4)式が成
り立つ。
り立つ。
【0028】
【数12】
【0029】また、環状鉄心の外周側のシールドの厚さ
d21(mm)および側面側のシールドの厚さd22(m
m)についても、先に示した三相零相変流器の場合と同
様にして次の(5)、(6)式が成り立つ。 d21≦d2 ・・・・・(5) d22≦d2 ・・・・・(6)
d21(mm)および側面側のシールドの厚さd22(m
m)についても、先に示した三相零相変流器の場合と同
様にして次の(5)、(6)式が成り立つ。 d21≦d2 ・・・・・(5) d22≦d2 ・・・・・(6)
【0030】電磁鋼板は飽和磁化が大きいので、
(1)、(4)式からわかるように零相変流器を誤動作
させない平衡特性を得るために必要となる磁気シ−ルド
の厚みをより小さくすることができるという長所があ
る。パ−マロイ(Fe−Ni系合金)は、電磁鋼板に比
べ飽和磁化は小さいが、初透磁率が大きいので、一次導
体の電流が小さい、すなわち発生磁界が小さい場合には
(1)、(4)式からわかるように零相変流器を誤動作
させない平衡特性を得るために必要となる磁気シ−ルド
の厚みをより小さくすることができるという長所があ
る。
(1)、(4)式からわかるように零相変流器を誤動作
させない平衡特性を得るために必要となる磁気シ−ルド
の厚みをより小さくすることができるという長所があ
る。パ−マロイ(Fe−Ni系合金)は、電磁鋼板に比
べ飽和磁化は小さいが、初透磁率が大きいので、一次導
体の電流が小さい、すなわち発生磁界が小さい場合には
(1)、(4)式からわかるように零相変流器を誤動作
させない平衡特性を得るために必要となる磁気シ−ルド
の厚みをより小さくすることができるという長所があ
る。
【0031】
【作用】この発明における三相または単相の一次導体が
貫通し二次巻線を巻いた環状鉄心を磁気シールドで覆う
零相変流器は、磁気シールド内の磁束密度を磁気シール
ド材の飽和磁化の大きさ以下とすることにより、さらに
詳しくは環状鉄心の内周側の磁気シールドの厚みが、一
次導体が三相の場合は(1)式の関係を満たす厚さに
し、一次導体が単相の場合は(4)式の関係を満たす厚
さにすることにより、平衡時に一次導体から発生する磁
束を磁気シ−ルドで十分に遮蔽し、環状鉄心に磁束が渡
らないようになるため、平衡特性を向上させることがで
き、誤動作を防止できる。
貫通し二次巻線を巻いた環状鉄心を磁気シールドで覆う
零相変流器は、磁気シールド内の磁束密度を磁気シール
ド材の飽和磁化の大きさ以下とすることにより、さらに
詳しくは環状鉄心の内周側の磁気シールドの厚みが、一
次導体が三相の場合は(1)式の関係を満たす厚さに
し、一次導体が単相の場合は(4)式の関係を満たす厚
さにすることにより、平衡時に一次導体から発生する磁
束を磁気シ−ルドで十分に遮蔽し、環状鉄心に磁束が渡
らないようになるため、平衡特性を向上させることがで
き、誤動作を防止できる。
【0032】
実施例1.図1はこの発明における零相変流器の一実施
例で、図1(a)は零相変流器の断面図、図1(b)は
環境鉄心が長円形のトラック形の三相零相変流器の断面
図である。図1において、1は二次巻線、2は環状鉄
心、4、5、6は三相電流が流れる一次導体、8は環状
鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄心の外周側の
磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁気シ−ルド
である。
例で、図1(a)は零相変流器の断面図、図1(b)は
環境鉄心が長円形のトラック形の三相零相変流器の断面
図である。図1において、1は二次巻線、2は環状鉄
心、4、5、6は三相電流が流れる一次導体、8は環状
鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄心の外周側の
磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁気シ−ルド
である。
【0033】環状鉄心2が長円形のトラック形で偏平率
Kが0.67で、磁気シールド8、9、10に飽和磁化
の大きさMが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、
5、6にIN =2500Aの三相平衡電流が流れた場
合、一次導体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド
8、9、10で十分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作し
ない平衡特性にするために必要な環状鉄心2の内周側の
磁気シ−ルド8の厚みd3は、(1)式より1.5mm
以上となる。
Kが0.67で、磁気シールド8、9、10に飽和磁化
の大きさMが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、
5、6にIN =2500Aの三相平衡電流が流れた場
合、一次導体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド
8、9、10で十分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作し
ない平衡特性にするために必要な環状鉄心2の内周側の
磁気シ−ルド8の厚みd3は、(1)式より1.5mm
以上となる。
【0034】厚さ3.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =2500Aを流したところ、
三相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =2500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =2500Aを流したところ、
三相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =2500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
【0035】実施例2.図1の構成において、環状鉄心
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化Mの大きさが2.0T
の電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN =450
0Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる電
流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より2.6mm以上となる。
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化Mの大きさが2.0T
の電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN =450
0Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる電
流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より2.6mm以上となる。
【0036】厚さ4.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =4500Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =4500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =4500Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =4500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
【0037】実施例2は実施例1と同じ構成で三相平衡
電流IN を4500Aに増した例であるが、電流の大き
さに応じて磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれば、誤
動作が起きない平衡特性が得られる。
電流IN を4500Aに増した例であるが、電流の大き
さに応じて磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれば、誤
動作が起きない平衡特性が得られる。
【0038】実施例3.図1の構成において、環状鉄心
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に焼鈍を行った飽和磁化の大きさ
Mが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6に
IN =8000Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導
体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10
で十分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性
にするために必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド
8の厚みd3 は、(1)式より4.6mm以上となる。
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に焼鈍を行った飽和磁化の大きさ
Mが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6に
IN =8000Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導
体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10
で十分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性
にするために必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド
8の厚みd3 は、(1)式より4.6mm以上となる。
【0039】厚さ6.0mmの焼鈍を行った電磁鋼板を
磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配置し、一次
導体4、5、6に三相平衡電流IN =8000Aを流し
たところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10m
V以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得られた。
また、同じ厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に
配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場
合、環状鉄心2の内周と外周および側面部に配置した場
合においても、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN
=8000Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1
の出力電圧は10mV以下であり、誤動作が起きない平
衡特性が得られた。
磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配置し、一次
導体4、5、6に三相平衡電流IN =8000Aを流し
たところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10m
V以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得られた。
また、同じ厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に
配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場
合、環状鉄心2の内周と外周および側面部に配置した場
合においても、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN
=8000Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1
の出力電圧は10mV以下であり、誤動作が起きない平
衡特性が得られた。
【0040】実施例3は実施例1と同じ構成で三相平衡
電流IN を8000Aにさらに増した例であるが、電流
の大きさに応じて磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれ
ば、誤動作が起きない平衡特性が得られる。
電流IN を8000Aにさらに増した例であるが、電流
の大きさに応じて磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれ
ば、誤動作が起きない平衡特性が得られる。
【0041】実施例4.図1の構成において、環状鉄心
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが0.8T
のパ−マロイを用い、一次導体4、5、6にIN =25
00Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる
電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より3.6mm以上となる。
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.67で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが0.8T
のパ−マロイを用い、一次導体4、5、6にIN =25
00Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる
電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より3.6mm以上となる。
【0042】厚さ5.0mmのパ−マロイ(80%Ni
−Fe)を磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配
置し、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =250
0Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電
圧は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が
得られた。また、同じ厚みのパ−マロイを環状鉄心2の
内周と外周に配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部
に配置した場合、環状鉄心2の内周と外周および側面部
に配置した場合においても、一次導体4、5、6に三相
平衡電流IN =2500Aを流したところ、三相平衡時
の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作
が起きない平衡特性が得られた。
−Fe)を磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配
置し、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =250
0Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電
圧は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が
得られた。また、同じ厚みのパ−マロイを環状鉄心2の
内周と外周に配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部
に配置した場合、環状鉄心2の内周と外周および側面部
に配置した場合においても、一次導体4、5、6に三相
平衡電流IN =2500Aを流したところ、三相平衡時
の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作
が起きない平衡特性が得られた。
【0043】実施例4は実施例1と同じ構成で磁気シ−
ルドをパ−マロイ(80%Ni−Fe)に変えた例であ
るが、磁気シ−ルド材の飽和磁化に応じて磁気シ−ルド
の厚みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡特性
が得られる。
ルドをパ−マロイ(80%Ni−Fe)に変えた例であ
るが、磁気シ−ルド材の飽和磁化に応じて磁気シ−ルド
の厚みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡特性
が得られる。
【0044】実施例5.図1の構成において、環状鉄心
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.25で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが2.0T
の電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN =450
0Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる電
流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より7.0mm以上となる。
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.25で、磁気
シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが2.0T
の電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN =450
0Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる電
流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
3 は、(1)式より7.0mm以上となる。
【0045】厚さ7.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =4500Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =4500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =4500Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =4500
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
【0046】実施例5は実施例1と同じ構成で、トラッ
ク形環状鉄心2の偏平率Kを0.25に電流を4500
Aに変えた例であるが、環状鉄心の偏平率や電流に応じ
て磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれば、誤動作が起
きない平衡特性が得られる。
ク形環状鉄心2の偏平率Kを0.25に電流を4500
Aに変えた例であるが、環状鉄心の偏平率や電流に応じ
て磁気シ−ルドの厚みを適切に選定すれば、誤動作が起
きない平衡特性が得られる。
【0047】実施例6.図6はこの発明における零相変
流器の一実施例である。図6において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、4、5、6は三相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
流器の一実施例である。図6において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、4、5、6は三相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
【0048】環状鉄心2が円形(偏平率K=1.0)
で、磁気シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが
2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN
=8000Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を
流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十
分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にす
るために必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の
厚みd3 は、(1)式より3.1mm以上となる。
で、磁気シールド8、9、10に飽和磁化の大きさMが
2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体4、5、6にIN
=8000Aの三相平衡電流が流れた場合、一次導体を
流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十
分遮蔽し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にす
るために必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の
厚みd3 は、(1)式より3.1mm以上となる。
【0049】厚さ5.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =8000Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =8000
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体4、5、
6に三相平衡電流IN =8000Aを流したところ、三
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体4、5、6に三相平衡電流IN =8000
Aを流したところ、三相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
【0050】実施例6は実施例3と同じ構成で、環状鉄
心2の形状を円形、すなわち偏平率を1.0に変えた例
であるが、環状鉄心の偏平率に応じて磁気シ−ルドの厚
みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡特性が得
られる。
心2の形状を円形、すなわち偏平率を1.0に変えた例
であるが、環状鉄心の偏平率に応じて磁気シ−ルドの厚
みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡特性が得
られる。
【0051】実施例7.図4はこの発明における零相変
流器の一実施例である。図4において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、11、12は単相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
流器の一実施例である。図4において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、11、12は単相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
【0052】環状鉄心2が長円形のトラック形で偏平率
Kが0.67で、磁気シールド11、12に飽和磁化の
大きさMが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体11、
12にIN =8000Aの単相平衡電流が流れた場合、
一次導体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、
9、10で十分遮蔽し、かつ、零相変流器が誤動作しな
い平衡特性にするために必要な環状鉄心2の、内周側の
磁気シ−ルド8の厚みd2 は、(4)式より5.4mm
以上となる。
Kが0.67で、磁気シールド11、12に飽和磁化の
大きさMが2.0Tの電磁鋼板を用い、一次導体11、
12にIN =8000Aの単相平衡電流が流れた場合、
一次導体を流れる電流が作る磁束を磁気シールド8、
9、10で十分遮蔽し、かつ、零相変流器が誤動作しな
い平衡特性にするために必要な環状鉄心2の、内周側の
磁気シ−ルド8の厚みd2 は、(4)式より5.4mm
以上となる。
【0053】厚さ6.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体11、12に
単相平衡電流IN =8000Aを流したところ、単相平
衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作
が起きない平衡特性が得られた。また、同じ厚みの電磁
鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場合、環状鉄
心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄心2の内周
と外周および側面部に配置した場合においても、一次導
体11、12に単相平衡電流IN =8000Aを流した
ところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV
以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体11、12に
単相平衡電流IN =8000Aを流したところ、単相平
衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作
が起きない平衡特性が得られた。また、同じ厚みの電磁
鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場合、環状鉄
心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄心2の内周
と外周および側面部に配置した場合においても、一次導
体11、12に単相平衡電流IN =8000Aを流した
ところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV
以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得られた。
【0054】実施例8.図4の構成において、環状鉄心
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.25で、磁気
シールド11、12として飽和磁化の大きさMが2.0
Tの電磁鋼板を用い、一次導体11、12にIN =25
00Aの単相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる
電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
2 は、(4)式より4.5mm以上となる。
2が長円形のトラック形で偏平率Kが0.25で、磁気
シールド11、12として飽和磁化の大きさMが2.0
Tの電磁鋼板を用い、一次導体11、12にIN =25
00Aの単相平衡電流が流れた場合、一次導体を流れる
電流が作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽
し、かつ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするため
に必要な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd
2 は、(4)式より4.5mm以上となる。
【0055】厚さ6.0mmの電磁鋼板を磁気シ−ルド
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体11、1
2に単相平衡電流IN =2500Aを流したところ、単
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体11、12に単相平衡電流IN =2500
Aを流したところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
8として環状鉄心2の内周に配置し、一次導体11、1
2に単相平衡電流IN =2500Aを流したところ、単
相平衡時の二次巻線1の出力電圧は10mV以下であ
り、誤動作が起きない平衡特性が得られた。また、同じ
厚みの電磁鋼板を環状鉄心2の内周と外周に配置した場
合、環状鉄心2の内周と側面部に配置した場合、環状鉄
心2の内周と外周および側面部に配置した場合において
も、一次導体11、12に単相平衡電流IN =2500
Aを流したところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。
【0056】実施例8は実施例7と同じ構成で、トラッ
ク型環状鉄心2の偏平率Kを0.25に電流を2500
Aに変えた例であるが、偏平率と電流に応じて磁気シ−
ルドの厚みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡
特性が得られる。
ク型環状鉄心2の偏平率Kを0.25に電流を2500
Aに変えた例であるが、偏平率と電流に応じて磁気シ−
ルドの厚みを適切に選定すれば、誤動作が起きない平衡
特性が得られる。
【0057】実施例9.図7はこの発明における零相変
流器の一実施例である。図7において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、11、12は単相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
流器の一実施例である。図7において、1は二次巻線、
2は環状鉄心、11、12は単相電流が流れる一次導
体、8は環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド、9は環状鉄
心の外周側の磁気シ−ルド、10は環状鉄心の側面側の磁
気シ−ルドである。
【0058】環状鉄心2が円形(偏平率K=1.0)
で、磁気シールド11、12に飽和磁化の大きさMが
0.8Tのパ−マロイを用い、一次導体11、12にI
N =500Aの単相平衡電流が流れた場合、一次導体が
作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽し、か
つ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするために必要
な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd2 は、
(4)式より0.6mm以上となる。
で、磁気シールド11、12に飽和磁化の大きさMが
0.8Tのパ−マロイを用い、一次導体11、12にI
N =500Aの単相平衡電流が流れた場合、一次導体が
作る磁束を磁気シールド8、9、10で十分遮蔽し、か
つ零相変流器が誤動作しない平衡特性にするために必要
な環状鉄心2の内周側の磁気シ−ルド8の厚みd2 は、
(4)式より0.6mm以上となる。
【0059】厚さ2.0mmのパ−マロイ(80%Ni
−Fe)を磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配
置し、一次導体11、12に単相平衡電流IN =500
Aを流したところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。また、同じ厚みのパ−マロイを環状鉄心2の内
周と外周に配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部に
配置した場合、環状鉄心2の内周と外周および側面部に
配置した場合においても、一次導体11、12に単相平
衡電流IN =500Aを流したところ、単相平衡時の二
次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作が起
きない平衡特性が得られた。
−Fe)を磁気シ−ルド8として環状鉄心2の内周に配
置し、一次導体11、12に単相平衡電流IN =500
Aを流したところ、単相平衡時の二次巻線1の出力電圧
は10mV以下であり、誤動作が起きない平衡特性が得
られた。また、同じ厚みのパ−マロイを環状鉄心2の内
周と外周に配置した場合、環状鉄心2の内周と側面部に
配置した場合、環状鉄心2の内周と外周および側面部に
配置した場合においても、一次導体11、12に単相平
衡電流IN =500Aを流したところ、単相平衡時の二
次巻線1の出力電圧は10mV以下であり、誤動作が起
きない平衡特性が得られた。
【0060】なお、以上の実施例1〜9では、環状鉄心
2として円形の場合(偏平率K=1.0)および長円形
のトラック形の場合(偏平率K=0.67、0.25)
について説明したが、偏平率Kが異なるトラック形環状
鉄心の場合や鉄心形状が円形やトラック形でない環状鉄
心の場合においても、磁気シ−ルドの厚みを適切に選定
すれば誤動作が起きない平衡特性が得られる。
2として円形の場合(偏平率K=1.0)および長円形
のトラック形の場合(偏平率K=0.67、0.25)
について説明したが、偏平率Kが異なるトラック形環状
鉄心の場合や鉄心形状が円形やトラック形でない環状鉄
心の場合においても、磁気シ−ルドの厚みを適切に選定
すれば誤動作が起きない平衡特性が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の零相変流
器においては、三相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心を磁気シ−ルドで覆う三相零相変流器では、
内周側の磁気シ−ルドの厚さを、磁気シ−ルド内の磁束
密度が磁気シ−ルド材の飽和磁化の大きさ以下になるよ
うな厚さにすることにより、さらに詳しくは環状鉄心の
内周側の磁気シ−ルドの厚みが(1)式の関係を満たす厚
さにすることにより、三相平衡時に一次導体が作る磁束
を磁気シ−ルドで十分に遮蔽し、二次巻線の出力電圧を
低くでき、誤動作を防止できるという効果がある。さら
に、環状鉄心の外周あるいは側面を覆う磁気シ−ルドの
厚みを環状鉄心の内周側の磁気シ−ルドの厚み以下にす
ることにより、零相変流器の小型化やコスト削減ができ
るという効果がある。
器においては、三相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心を磁気シ−ルドで覆う三相零相変流器では、
内周側の磁気シ−ルドの厚さを、磁気シ−ルド内の磁束
密度が磁気シ−ルド材の飽和磁化の大きさ以下になるよ
うな厚さにすることにより、さらに詳しくは環状鉄心の
内周側の磁気シ−ルドの厚みが(1)式の関係を満たす厚
さにすることにより、三相平衡時に一次導体が作る磁束
を磁気シ−ルドで十分に遮蔽し、二次巻線の出力電圧を
低くでき、誤動作を防止できるという効果がある。さら
に、環状鉄心の外周あるいは側面を覆う磁気シ−ルドの
厚みを環状鉄心の内周側の磁気シ−ルドの厚み以下にす
ることにより、零相変流器の小型化やコスト削減ができ
るという効果がある。
【0062】さらに、本発明の零相変流器においては、
単相の一次導体が貫通し二次巻線を巻いた環状鉄心を磁
気シ−ルドで覆う単相零相変流器では、内周側の磁気シ
−ルドの厚さを、磁気シ−ルド内の磁束密度が磁気シ−
ルド材の飽和磁化の大きさ以下になるような厚さにする
ことにより、さらに詳しくは環状鉄心の内周側の磁気シ
−ルドの厚みが(4)式の関係を満たす厚さにすること
により、単相平衡時に一次導体が作る磁束を磁気シ−ル
ドで十分に遮蔽し、二次巻線の出力電圧を低くでき、誤
動作を防止できるという効果がある。さらに、環状鉄心
の外周あるいは側面を覆う磁気シ−ルドの厚みを環状鉄
心の内周側の磁気シ−ルドの厚み以下にすることによ
り、零相変流器の小型化やコスト削減ができるという効
果がある。
単相の一次導体が貫通し二次巻線を巻いた環状鉄心を磁
気シ−ルドで覆う単相零相変流器では、内周側の磁気シ
−ルドの厚さを、磁気シ−ルド内の磁束密度が磁気シ−
ルド材の飽和磁化の大きさ以下になるような厚さにする
ことにより、さらに詳しくは環状鉄心の内周側の磁気シ
−ルドの厚みが(4)式の関係を満たす厚さにすること
により、単相平衡時に一次導体が作る磁束を磁気シ−ル
ドで十分に遮蔽し、二次巻線の出力電圧を低くでき、誤
動作を防止できるという効果がある。さらに、環状鉄心
の外周あるいは側面を覆う磁気シ−ルドの厚みを環状鉄
心の内周側の磁気シ−ルドの厚み以下にすることによ
り、零相変流器の小型化やコスト削減ができるという効
果がある。
【図1】本発明の零相変流器の一実施例を示す断面図で
あり、環状鉄心が長円形のトラック形の三相零相変流器
の断面図である。
あり、環状鉄心が長円形のトラック形の三相零相変流器
の断面図である。
【図2】本発明の零相変流器において、三相零相変流器
に用いる磁気シ−ルドの厚みd3 ((1)式)を導くため
の説明図である。
に用いる磁気シ−ルドの厚みd3 ((1)式)を導くため
の説明図である。
【図3】零相変流器において、三相平衡時に一次導体を
流れる電流と磁気シ−ルド内の磁束密度および三相平衡
電圧の関係を示した図である。
流れる電流と磁気シ−ルド内の磁束密度および三相平衡
電圧の関係を示した図である。
【図4】本発明の零相変流器の一実施例を示す断面図で
あり、環状鉄心が長円形のトラック形の単相零相変流器
の断面図である。
あり、環状鉄心が長円形のトラック形の単相零相変流器
の断面図である。
【図5】本発明の零相変流器において、単相零相変流器
に用いる磁気シ−ルドの厚みd2 ((4)式)を導くため
の説明図である。
に用いる磁気シ−ルドの厚みd2 ((4)式)を導くため
の説明図である。
【図6】本発明の零相変流器の一実施例を示す断面図で
あり、環状鉄心が円形の三相零相変流器の断面図であ
る。
あり、環状鉄心が円形の三相零相変流器の断面図であ
る。
【図7】本発明の零相変流器の一実施例を示す断面図で
あり、環状鉄心が円形の単相零相変流器の断面図であ
る。
あり、環状鉄心が円形の単相零相変流器の断面図であ
る。
【図8】従来の三相零相変流器を示す断面図である。
1 二次巻線 2 環状鉄心 3 樹脂製ケース 4 三相電流が流れる一次導体 5 三相電流が流れる一次導体 6 三相電流が流れる一次導体 7 磁気シ−ルド 8 環状鉄心の内周側の磁気シ−ルド 9 環状鉄心の外周側の磁気シ−ルド 10 環状鉄心の側面側の磁気シ−ルド 11 単相電流が流れる一次導体 12 単相電流が流れる一次導体
フロントページの続き (72)発明者 井上 光基 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内 (72)発明者 曽我部 学 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内 (72)発明者 秋山 俊弘 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内
Claims (8)
- 【請求項1】 三相あるいは単相の一次導体が貫通し二
次巻線を巻いた環状鉄心を磁気シ−ルドで覆う零相変流
器において、磁気シ−ルド内の磁束密度が磁気シ−ルド
材の飽和磁化の大きさ以下であることを特徴とする零相
変流器。 - 【請求項2】 三相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の内周を磁気シ−ルドで覆う三相零相変流器
において、磁気シ−ルドの厚みd3 (mm)が、(1)
式であることを特徴とする三相零相変流器。 【数1】 - 【請求項3】 磁気シールドの厚みd3 (mm)が3m
mであることを特徴とする請求項3記載の三相零相変流
器。 - 【請求項4】 三相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の外周と側面の少なくとも一方と内周を磁気
シ−ルドで覆う三相零相変流器において、磁気シ−ルド
の厚みd3 (mm)が(1)式であることを特徴とする
三相零相変流器。 - 【請求項5】 三相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の外周と側面の少なくとも一方と内周を磁気
シ−ルドで覆う三相零相変流器において、内周側の磁気
シ−ルドの厚みd3 (mm)が(1)式を満たし、かつ
外周側の磁気シ−ルドの厚みd31(mm)が(2)式を
満たし、さらに側面側の磁気シ−ルドの厚みd32(m
m)が(3)式を満たすことを特徴とする三相零相変流
器。 【数2】 - 【請求項6】 単相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の内周を磁気シ−ルドで覆う単相零相変流器
において、磁気シ−ルドの厚みd2 (mm)が、(4)
式であることを特徴とする単相零相変流器。 【数3】 - 【請求項7】 単相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の外周と側面の少なくとも一方と内周を磁気
シ−ルドで覆う単相零相変流器において、磁気シ−ルド
の厚みd2 (mm)が(4)式であることを特徴とする
単相零相変流器。 - 【請求項8】 単相の一次導体が貫通し二次巻線を巻い
た環状鉄心の外周と側面の少なくとも一方と内周を磁気
シ−ルドで覆う単相零相変流器において、内周側の磁気
シ−ルドの厚みd2 (mm)が(4)式を満たし、かつ
外周側の磁気シ−ルドの厚みd21(mm)が(5)式を
満たし、さらに側面側の磁気シ−ルドの厚みd22(m
m)が(6)式を満たすことを特徴とする単相零相変流
器。 【数4】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07806593A JP3364980B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 零相変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07806593A JP3364980B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 零相変流器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290977A true JPH06290977A (ja) | 1994-10-18 |
| JP3364980B2 JP3364980B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=13651451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07806593A Expired - Fee Related JP3364980B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 零相変流器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3364980B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015012070A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | Necトーキン株式会社 | 零相変流器 |
| JP2024009422A (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-23 | 富士電機機器制御株式会社 | 零相変流器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106205989A (zh) * | 2016-09-28 | 2016-12-07 | 江苏靖江互感器股份有限公司 | 一种配电设备用一二次融合三相电流互感器 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP07806593A patent/JP3364980B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015012070A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | Necトーキン株式会社 | 零相変流器 |
| JP2024009422A (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-23 | 富士電機機器制御株式会社 | 零相変流器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3364980B2 (ja) | 2003-01-08 |
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